JPH0528560Y2 - - Google Patents

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JPH0528560Y2
JPH0528560Y2 JP1985116772U JP11677285U JPH0528560Y2 JP H0528560 Y2 JPH0528560 Y2 JP H0528560Y2 JP 1985116772 U JP1985116772 U JP 1985116772U JP 11677285 U JP11677285 U JP 11677285U JP H0528560 Y2 JPH0528560 Y2 JP H0528560Y2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はキヤスク貯蔵庫に関する。
従来の技術 使用済核燃料をキヤスク(核燃料輸送用容器)
に収納して中間貯蔵する案が近年検討されるに到
り、欧米では実証試験が行なわれようとしてい
る。例えば、西独においては高さ20mの大型建屋
がキヤスク貯蔵庫として実験的に作られている。
この場合、放射線が大気で散乱されて再び地上に
戻つて来るスカイシヤイン現象を防ぐため、建屋
の壁および天井を相当な分厚さとし、放射線をこ
れら壁および天井で吸収するよう図られている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このようなキヤスク貯蔵庫によ
ると、建屋の高さが高いので、モービルクレーン
等の使用ができず、内部に専用の天井クレーン
(あるいは移送台車)を設けなければならない。
しかし、キヤスタの搬入頻度は年1回程度と低い
ので、天井クレーンを設けると、初期投資・保守
点検費が高くつき過ぎるという問題がある。ま
た、壁や天井を分厚くするため、建設費が高くつ
くという問題もある。
本考案は、このような問題を解決することので
きるキヤスク貯蔵庫を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案のキヤスク
貯蔵庫は、地上に開口するとともに、放射線の放
出角度を考慮した十分な深さの半地下式ピツトを
設け、この半地下式ピツトの内部を遮蔽壁で複数
のキヤスク貯蔵室と各キヤスク貯蔵室に隣接する
空気流路室に分割し、各キヤスク貯蔵室と隣接す
る空気流路室の底部を連通して設け、前記各キヤ
スク貯蔵室の外気に向けて開口する天井開口部に
着脱自在で遮蔽機能を担わない軽量な天井ハツチ
を設け、前記空気流路室に連通する吸気筒と、前
記キヤスク貯蔵室に連通する排気筒と、排気筒の
上端部に設けた排気モニターとを設ける構成とし
た。
作 用 すなわち、このような構成で、キヤスクの搬出
入は、天井ハツチを取り外し、モービルクレーン
で吊り下げて行なう。貯蔵中のキヤスクの冷却
は、吸気筒から空気流路室、空気流路室からキヤ
スク貯蔵室、キヤスク貯蔵室から排気筒へと外気
を通して行なう。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図〜第4図において、1は本考案に係るキ
ヤスク貯蔵庫で、地上に開口する所要深さの半地
下式ピツト2を設け、その内部を、遮蔽壁3で左
右二列のキヤスク貯蔵室4群と、各キヤスク貯蔵
室に隣接する空気流路室5と、左右二列のキヤス
ク貯蔵室4群間を通る保守点検用の通路6と、こ
れら各部屋4,5,6の下方に位置する地下水溜
め7とに分割することによつて本体が構成されて
いる。そして、第3図に明らかなように、各キヤ
スク貯蔵室4とその前後に位置する空気流路室5
の底部間が連通せしめられるとともに、第4図に
明らかなように、左右のキヤスク貯蔵室4の上部
間が連通せしめられている。8はキヤスク、9は
各キヤスク貯蔵室4の外気に向けて開口する天井
開口部に設けられた着脱自在の軽量天井ハツチ、
10は各空気流路室5の上端開口部に設けられた
吸気ガラリ、11は左右のキヤスク貯蔵室4の連
通部に接続して設けられた排気ドラフト(排気
筒)、12は排気ドラフト11の上端部に接続し
て設けられた排気モニターである。14は本キヤ
スク貯蔵庫1に隣接して設けられた管理用建屋
で、内部に配電盤、治具置場、前記保守・点検用
通路6に続く階段等を備えている。15は本キヤ
スク貯蔵庫1の周囲に形成されたトレーラやモー
ビルクレーン16のアクセス領域、17はネツト
フエンスである。
このような構成で、キヤスク8の搬出入は、第
1図に示すように、天井ハツチ9を取り外し、モ
ービルクレーン16で吊り下げて行なう。貯蔵中
のキヤスク8の冷却は第3図、第4図に矢印で示
すように、吸気ガラリ10から空気流路室5、空
気流路5からキヤスク貯蔵室4、キヤスク貯蔵室
4から排気ドラフト11へと外気を通して行な
う。なお、本実施例において、天井ハツチ9には
放射線遮蔽機能を分担させていない。これは、ピ
ツト2の深さを十分にとり、放射線の放出角度を
調整してスカイシヤインを低減するように図られ
ているからである。このように、天井ハツチ9が
軽量であるため、取外しが容易に行なえる他、万
一ハツチ9がキヤスク8の上に落下しても、安全
性に影響を及ぼさなくて済む。
考案の効果 以上、本考案によれば、半地下式ピツトにキヤ
スク貯蔵室を設け、キヤスク貯蔵室に外気に向け
て開口する天井開口部を設けることにより、キヤ
スクの搬出入に一般に使用されているモービルク
レーンを使用するこができるので、専用クレーン
を常設しなくて済む。したがつて、初期投資・保
守点検費を節約することができる。また、地下を
利用するので、壁の厚さも地上に設ける場合より
薄くでき、結局全体としての建設費を低く抑える
ことができる。さらに、耐震上有利であるととも
に、万一キヤスクが瓦礫に埋設するようなことが
あつてもピツト内に注水することにより、水を媒
体として熱を地中に放散させることができ、非常
時の安全を保つことができる。また、ピツトの深
さを十分にとり、放射線の放出角度を調整してス
カイシヤインを低減したので、天井開口部に設け
る天井ハツチに遮蔽機能を担わせる必要がなく、
軽量化を図ることができ、クレーンに対する負荷
を軽減してクレーンの小型化を図ることができ
る。さらに、天井ハツチを支持する壁にさほどの
強度を要しなくなり、壁の厚みを薄くして建設費
を抑制することができる。
そして、外気を吸気筒から空気流路室へ、空気
流路室からキヤスク貯蔵室へ、キヤスク貯蔵室か
ら排気筒へと自然循環させて無動力で冷却を行う
とともに、排気筒の上端部に設けた排気モニター
による誘引によつて空気循環をより円滑に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本キ
ヤスク貯蔵庫の斜視図、第2図は同全体平面図、
第3図は同一部縦断面図、第4図は同横断面図で
ある。 1……キヤスク貯蔵庫、2……半地下式ピツ
ト、3……遮蔽壁、4……キヤスク貯蔵室、5…
…空気流路室、9……天井ハツチ、10……吸気
ガラリ、11……排気ドラフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地上に開口するとともに、放射線の放出角度を
    考慮した十分な深さの半地下式ピツトを設け、こ
    の半地下式ピツトの内部を遮蔽壁で複数のキヤス
    ク貯蔵室と各キヤスク貯蔵室に隣接する空気流路
    室に分割し、各キヤスク貯蔵室と隣接する空気流
    路室の底部を連通して設け、前記各キヤスク貯蔵
    室の外気に向けて開口する天井開口部に着脱自在
    で遮蔽機能を担わない軽量な天井ハツチを設け、
    前記空気流路室に連通する吸気筒と、前記キヤス
    ク貯蔵室に連通する排気筒と、排気筒の上端部に
    設けた排気モニターとを設けたことを特徴とする
    キヤスク貯蔵庫。
JP1985116772U 1985-07-29 1985-07-29 Expired - Lifetime JPH0528560Y2 (ja)

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JPS6224399U JPS6224399U (ja) 1987-02-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5905790B2 (ja) * 2012-07-27 2016-04-20 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 使用済燃料貯蔵施設

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146900A (ja) * 1982-02-25 1983-09-01 三菱マテリアル株式会社 放射性物質等の密封空気循環冷却式貯蔵法
JPS59225398A (ja) * 1983-06-06 1984-12-18 三井造船株式会社 原子力発電サイトのキヤスク保管設備
JPS61126499A (ja) * 1984-11-26 1986-06-13 財団法人 電力中央研究所 キヤスク貯蔵庫

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