JPH0528556A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH0528556A JPH0528556A JP18263891A JP18263891A JPH0528556A JP H0528556 A JPH0528556 A JP H0528556A JP 18263891 A JP18263891 A JP 18263891A JP 18263891 A JP18263891 A JP 18263891A JP H0528556 A JPH0528556 A JP H0528556A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin film
- film
- magneto
- protective film
- optical recording
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐候性の優れた光磁気記録媒体を提供する。
【構成】 吸水性の高い光硬化性樹脂膜２を少なくとも
第１保護膜３と第２保護膜５のうちの一方の保護膜にて
外気とシールドし、光硬化性樹脂膜２が吸水することを
防止する。
第１保護膜３と第２保護膜５のうちの一方の保護膜にて
外気とシールドし、光硬化性樹脂膜２が吸水することを
防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高信頼性を有する光磁
気記録媒体に関する。
気記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の光磁気記録媒体は図２に示すよう
に、基材１上に、凹凸を持つ光硬化性樹脂膜２を有して
おり、光硬化性樹脂膜２上に、第１保護膜３と光磁気記
録膜４と第２保護膜５とを少なくとも順次積層し、これ
らの積層体上に貼り合わせ板７を接着剤６で接着した構
造になっている。
に、基材１上に、凹凸を持つ光硬化性樹脂膜２を有して
おり、光硬化性樹脂膜２上に、第１保護膜３と光磁気記
録膜４と第２保護膜５とを少なくとも順次積層し、これ
らの積層体上に貼り合わせ板７を接着剤６で接着した構
造になっている。
【０００３】従来の光磁気記録媒体では、光硬化性樹脂
膜２上に積層された第１保護膜３或いは第２保護膜５
は、光硬化性樹脂膜２の内周側と外周側との端縁を覆っ
ていなかった。
膜２上に積層された第１保護膜３或いは第２保護膜５
は、光硬化性樹脂膜２の内周側と外周側との端縁を覆っ
ていなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のような光磁気記
録媒体の構造では、光硬化性樹脂膜２の内外周の端縁が
外部に露出しているため、吸水性の高い光硬化性樹脂膜
２は水分を最内周と最外周部位より取り込み、それが原
因となって、光硬化性樹脂膜２と基材１との剥離を引き
起こすという問題点があった。
録媒体の構造では、光硬化性樹脂膜２の内外周の端縁が
外部に露出しているため、吸水性の高い光硬化性樹脂膜
２は水分を最内周と最外周部位より取り込み、それが原
因となって、光硬化性樹脂膜２と基材１との剥離を引き
起こすという問題点があった。
【０００５】又、この傾向は、高温高湿度環境下で特に
顕著であった。
顕著であった。
【０００６】本考案の目的は前記課題を解決した光磁気
記録媒体を提供することにある。
記録媒体を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る光磁気記録媒体においては、基材上
に、凹凸を有する光硬化性樹脂膜、第１保護膜、光磁気
記録膜、第２保護膜を順次積層してなる光磁気記録媒体
であって、光硬化性樹脂膜を第１保護膜で覆い該光硬化
性樹脂膜を外気からシールドしたものである。
め、本発明に係る光磁気記録媒体においては、基材上
に、凹凸を有する光硬化性樹脂膜、第１保護膜、光磁気
記録膜、第２保護膜を順次積層してなる光磁気記録媒体
であって、光硬化性樹脂膜を第１保護膜で覆い該光硬化
性樹脂膜を外気からシールドしたものである。
【０００８】また、前記第１保護膜に代えて、第２の保
護膜で光硬化性樹脂膜を覆い該光硬化性樹脂膜を外気か
らシールドしたものである。
護膜で光硬化性樹脂膜を覆い該光硬化性樹脂膜を外気か
らシールドしたものである。
【０００９】また、前記第１保護膜に加えて第２保護膜
を用い、両保護膜で光硬化性樹脂膜を覆い該光硬化性樹
脂膜を外気からシールドしたものである。
を用い、両保護膜で光硬化性樹脂膜を覆い該光硬化性樹
脂膜を外気からシールドしたものである。
【００１０】
【作用】本発明では、光硬化型樹脂膜を保護膜で完全に
被覆して外気からシールドしたものである。
被覆して外気からシールドしたものである。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。
る。
【００１２】図１は、本発明の一実施例を示す概略断面
図である。
図である。
【００１３】図において、基材１及び貼り合わせ板７は
ディスク状に形成され、その中心に光磁気記録装置の回
転軸に通すための孔が開口されている。
ディスク状に形成され、その中心に光磁気記録装置の回
転軸に通すための孔が開口されている。
【００１４】基材１上には、表面に凹凸を有する光硬化
型樹脂膜２が設けられ、光硬化性樹脂膜２上には第１保
護膜３、光磁気記録膜４、第２保護膜５が順次積層さ
れ、第２保護膜５上に貼り合わせ板７が接着剤６にて接
合されている。
型樹脂膜２が設けられ、光硬化性樹脂膜２上には第１保
護膜３、光磁気記録膜４、第２保護膜５が順次積層さ
れ、第２保護膜５上に貼り合わせ板７が接着剤６にて接
合されている。
【００１５】ここに、本実施例では、光硬化性樹脂膜２
の内周側端縁２ａと外周側端縁２ｂとを少なくとも第１
保護膜３と第２保護膜５とのいづれか一方で被覆し、光
硬化性樹脂膜２を外気からシールドしたものである。
の内周側端縁２ａと外周側端縁２ｂとを少なくとも第１
保護膜３と第２保護膜５とのいづれか一方で被覆し、光
硬化性樹脂膜２を外気からシールドしたものである。
【００１６】したがって、本実施例によれば、吸水性を
有する光硬化性樹脂膜２が保護膜３，５により覆われて
外気から遮断されているため、光硬化性樹脂膜２の吸水
に起因する基材１と光硬化性樹脂２との剥離が防止され
る。
有する光硬化性樹脂膜２が保護膜３，５により覆われて
外気から遮断されているため、光硬化性樹脂膜２の吸水
に起因する基材１と光硬化性樹脂２との剥離が防止され
る。
【００１７】次に、本発明の具体例について説明する。
２ｐ／ガラス基板（基材１）上に２ｐ樹脂膜（光硬化性
樹脂膜２）を覆うように、第１保護膜３、光磁気記録膜
４、第２保護膜５を順次積層した媒体を作成した。
２ｐ／ガラス基板（基材１）上に２ｐ樹脂膜（光硬化性
樹脂膜２）を覆うように、第１保護膜３、光磁気記録膜
４、第２保護膜５を順次積層した媒体を作成した。
【００１８】この媒体は、Ｃ／Ｎが５２ｄＢと良好であ
った。
った。
【００１９】次に、この媒体の寿命予測を行なう目的
で、８０℃，８０％，５００Ｈの環境試験を行ない、そ
の後、再度Ｃ／Ｎの測定を行なったところ、５０〜５１
ｄＢとほぼ同等と思われる値を得た。但し、環境試験後
に膜面と反対側のガラス表面に見られたガラスの焼け
は、きれいに拭き取っている。
で、８０℃，８０％，５００Ｈの環境試験を行ない、そ
の後、再度Ｃ／Ｎの測定を行なったところ、５０〜５１
ｄＢとほぼ同等と思われる値を得た。但し、環境試験後
に膜面と反対側のガラス表面に見られたガラスの焼け
は、きれいに拭き取っている。
【００２０】又、この媒体の光学顕微鏡観察を行なった
ところ、従来の媒体で見られた基材であるガラス板と２
ｐ樹脂膜との剥離は見られなかった。
ところ、従来の媒体で見られた基材であるガラス板と２
ｐ樹脂膜との剥離は見られなかった。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、凹凸を有
する光硬化性樹脂膜を保護膜にて覆い、吸水性の高い光
硬化性樹脂膜と外気とをシールドすることにより、光硬
化性樹脂膜の吸水を防ぎ、基材と光硬化性樹脂膜の剥離
を防止することができる。
する光硬化性樹脂膜を保護膜にて覆い、吸水性の高い光
硬化性樹脂膜と外気とをシールドすることにより、光硬
化性樹脂膜の吸水を防ぎ、基材と光硬化性樹脂膜の剥離
を防止することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図２】従来例を示す概略断面図である。
１ 基材
２ 光硬化性樹脂膜
３ 第１保護膜
４ 光磁気記録膜
５ 第２保護膜
６ 接着剤
７ 貼り合わせ板
Claims (3)
- 【請求項１】 基材上に、凹凸を有する光硬化性樹脂
膜、第１保護膜、光磁気記録膜、第２保護膜を順次積層
してなる光磁気記録媒体であって、 光硬化性樹脂膜を第１保護膜で覆い該光硬化性樹脂膜を
外気からシールドしたことを特徴とする光磁気記録媒
体。 - 【請求項２】 前記第１保護膜に代えて、第２の保護膜
で光硬化性樹脂膜を覆い該光硬化性樹脂膜を外気からシ
ールドしたことを特徴とする請求項１に記載の光磁気記
録媒体。 - 【請求項３】 前記第１保護膜に加えて第２保護膜を用
い、両保護膜で光硬化性樹脂膜を覆い該光硬化性樹脂膜
を外気からシールドしたことを特徴とする請求項１に記
載の光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18263891A JPH0528556A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18263891A JPH0528556A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528556A true JPH0528556A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16121799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18263891A Pending JPH0528556A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528556A (ja) |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP18263891A patent/JPH0528556A/ja active Pending
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