JPH05284884A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JPH05284884A
JPH05284884A JP4086921A JP8692192A JPH05284884A JP H05284884 A JPH05284884 A JP H05284884A JP 4086921 A JP4086921 A JP 4086921A JP 8692192 A JP8692192 A JP 8692192A JP H05284884 A JPH05284884 A JP H05284884A
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JP
Japan
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water
rod
recesses
projections
fishing
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Tomoyoshi Tsurufuji
友義 鶴藤
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Daiwa Seiko Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、竿管の表面に釣糸が付着すること
を防止することができる釣竿に関し、竿管表面への釣糸
の付着を確実に防止することを目的とする。 【構成】 竿管の表面の一部あるいは全部に、微細な凹
凸を密に形成するとともに、少なくとも前記凸部の先端
部に撥水性を付与し、さらに、前記凹部の大きさを、前
記凸部の先端部の間に水滴が付着した時に、水滴の表面
張力により凹部内への浸入が阻止される大きさにして構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣竿に係わり、特に、
竿管の表面に釣糸が付着することを防止することができ
る釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、竿管の表面に釣糸が付着すること
を防止するようにした釣竿として、例えば、実開昭58
−146462号公報に開示されるように、竿管の外周
に細い糸を荒いピッチで巻回し、竿管の外周に螺旋状節
目を形成したものが知られており、このような釣竿で
は、細い糸の竿管表面からの突出により、釣糸の竿管表
面への接触面積が低減し、釣糸が竿管の外周に密接する
ことを防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
釣りをしている時には、通常の竿管表面は勿論、上述し
たように螺旋状節目が形成されていても、図5に示すよ
うに、竿管11の表面に、数mmの半球状の水滴13が多
数付着したり、ひどい時には、竿管11の表面に面状に
広範囲にわたって水滴13が広がった状態で付着し、こ
の水滴13に釣糸15が吸着されるため、竿管11に釣
糸15が付着してしまうという問題があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、竿管表面への釣糸の付着を確実に
防止することができる釣竿を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の釣竿は、竿管の
表面の一部あるいは全部に、微細な凹凸を密に形成する
とともに、少なくとも前記凸部の先端部に撥水性を付与
し、さらに、前記凹部の大きさを、前記凸部の先端部の
間に水滴が付着した時に、水滴の表面張力により凹部内
への浸入が阻止される大きさにしてなるものである。
【0006】
【作用】本発明の釣竿では、水の表面張力と撥水性のあ
る微小凹凸面により、凸部の先端部の間に水滴が付着し
ても、水滴が凹部内に浸入することが阻止され、微小凹
凸面の凸部先端部に付着した水滴は、大きな水滴に成長
する前に自重により自然落下する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は、本発明の釣竿の一実施例を示してお
り、この釣竿は、竿管21の軸長方向に所定間隔を置い
て複数の釣糸ガイド23を配置して構成されている。
【0008】そして、釣糸ガイド23には、釣糸25が
挿通されている。図2は、図1の釣竿の表面部の詳細を
示しており、この実施例では、竿管21の表面に、皮膜
層27が形成されている。
【0009】そして、皮膜層27の表面には、多数の毛
細突起により微細な凹凸、すなわち、凸部29と凹部3
1とが、密集状に多数形成されている。ここで、凸部2
9の間隔Lは、100μm以下が好ましく、10〜50
μmの範囲が最適である。
【0010】また、凸部29の高さHは、数百μm以下
が好ましく、凸部29の間隔よりやや大きい値か、同程
度の値が最適である。さらに、凸部29の根元幅W1
よび凹部31の中間幅W2 は、数十μm以下が好まし
い。
【0011】また、凸部29の先端形状は、図2に示し
たような円弧形状あるいは半球形状,先細形状が望まし
い。皮膜層27は、撥水性材料からなり、凸部29およ
び凹部31の表面には、撥水性が付与されている。
【0012】上述した釣竿は、例えば、竿管21の表面
に、微小柱状体を静電植毛により植毛形成して製造され
る。なお、微小柱状体は、撥水性材料を使用するのが好
ましいが、表面に撥水性被膜をコーティングしたものを
使用しても良い。
【0013】しかして、以上のように構成された釣竿で
は、竿管21の表面の全部に、微細な凹凸を密に形成す
るとともに、凸部29の先端部に撥水性を付与し、さら
に、凹部31の大きさを、凸部29の先端部の間に水滴
33が付着した時に、水滴33の表面張力により凹部3
1内への浸入が阻止される大きさにしたので、凸部29
の先端部の間に水滴33が付着しても、水滴33の表面
張力により凹部31内への浸入が阻止される。
【0014】従って、水滴33は、自重により自然落下
することになり、竿管21の表面に大きな水滴33が形
成されることがなくなり、竿管21表面への釣糸25の
付着を確実に防止することができる。
【0015】すなわち、上述した釣竿では、図3の
(a)に示すように、凸部29の先端部の間に水滴33
が付着しても、水滴33の表面張力により凹部31内へ
の浸入が阻止され、凹部31内に水が溜まることがな
く、また、凸部29の先端部に撥水性が付与されている
ため、水滴33は表面張力により小さな球状になり、自
重により自然落下する。
【0016】一方、図3の(b)に示すように、凹部3
1aの高さが小さい時には、水滴33aは、凹部31a
の底面に付着することになり、また、図3の(c)に示
すように、凹部31bの間隔が広い時にも、水滴33b
は、凹部31bの底面に付着することになる。
【0017】なお、本発明者は、実験により竿管21の
表面に釣糸25径の数倍、例えば、3〜10倍以上の大
きさの水滴33が付着していると、釣糸25が水滴33
に吸着されることを確認している。
【0018】そして、竿管21の表面への釣糸25の付
着が問題になるのは、一般的に、釣糸25の太さが4号
(直径約0.33mm)程度の太さより細くなった時であ
るため、水滴33がこの太さの2倍前後以下の大きさに
なるように、凸部29の間隔を、例えば、500μm前
後以下に設定することにより、釣糸25の付着を有効に
なくすことができることを見出している。
【0019】なお、釣竿あるいは釣り方により、例え
ば、太さが0.3号(直径約0.01mm)程度の釣糸2
5を使用することがあるため、凸部29の間隔は、例え
ば、100μm以下に設定することが望ましい。
【0020】図4は、本発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例では、凹凸が不均一に形成されている。
そして、最も大きい凸部29の間隔Lが10〜20μ
m、高さHが10〜30μm、凸部29の根元幅Wが1
0μm前後とされている。
【0021】以上のように構成された釣竿においても図
2に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。なお、以上述べた実施例では、竿管21の表面に、
微小柱状体を静電植毛して凹凸を形成した例について説
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
なく、例えば、竿管21の表面に、撥水性被膜層を所定
厚さ形成した後、表面に微小穴あきシートをマスキング
し、ショットブラストにより凹凸を形成した後、マスキ
ングを取り除き、さらに、必要に応じて先端部を化学研
磨して凹凸を形成するようにしても良い。
【0022】また、竿管21の表面に、微小凹凸を形成
した撥水性シートを接着するようにしても良い。さら
に、竿管21の表面に、例えば、直径0.05〜0.2
mmの横断面略円形状の糸条を、直径の2倍程度のピッチ
で密に巻回して凹凸を形成しても良く、この場合には、
例えば、フッ素樹脂からなる撥水性材料を糸条または糸
条の表面に付与しておくのが望ましい。
【0023】また、以上述べた実施例では、竿管21の
表面の全体に微細な凹凸を形成した例について説明した
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
例えば、釣糸25の付着が著しい部分にのみ微細な凹凸
を形成しても良いことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の釣竿では、
凸部の先端部の間に水滴が付着しても、水滴の表面張力
により凹部内への浸入が阻止されるため、水滴は、自重
により自然落下することになり、この結果、竿管の表面
に大きな水滴が形成されることがなくなり、竿管表面へ
の釣糸の付着を確実に防止することができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の釣竿の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の竿管の表面を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】微細な凹凸の大きさによる水滴の付着状態を示
す説明図である。
【図4】本発明の釣竿の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図5】竿管の表面に付着した水滴に釣糸が吸着された
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
21 竿管 25 釣糸 29 凸部 31 凹部 33 水滴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竿管の表面の一部あるいは全部に、微細
    な凹凸を密に形成するとともに、少なくとも前記凸部の
    先端部に撥水性を付与し、さらに、前記凹部の大きさ
    を、前記凸部の先端部の間に水滴が付着した時に、水滴
    の表面張力により凹部内への浸入が阻止される大きさに
    してなることを特徴とする釣竿。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11286047A (ja) * 1998-01-30 1999-10-19 Creavis G Fuer Technol & Innov Mbh 構造化された表面、その製造法および該表面の使用
US6219954B1 (en) * 1998-11-13 2001-04-24 Fuji Kogyo Co., Ltd. Line guide ring and line guide ring attachment structure
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JP2014126279A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機

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