JPH05284700A - 電動機 - Google Patents

電動機

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Publication number
JPH05284700A
JPH05284700A JP7411192A JP7411192A JPH05284700A JP H05284700 A JPH05284700 A JP H05284700A JP 7411192 A JP7411192 A JP 7411192A JP 7411192 A JP7411192 A JP 7411192A JP H05284700 A JPH05284700 A JP H05284700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
frequency
tap
power supply
switching
Prior art date
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Pending
Application number
JP7411192A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Fujinaka
秀一 藤中
Shuji Hotta
修司 堀田
Toru Aeba
徹 饗場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7411192A priority Critical patent/JPH05284700A/ja
Publication of JPH05284700A publication Critical patent/JPH05284700A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源周波数が変わってもモータの唸り音を防
止することを目的とする。 【構成】 本発明の電動機は、主巻線2とLタップ4を
備える補助巻線3からなるモータ1と、電源周波数を判
別する判別部10と、前記モータ1の結線をLタップ4
に切り換えるリレーコイル11と接点14からなる切換
部と、前記モータ1の回転数を検知する検知部9と、前
記判別部10及び検知部9の出力に基づいて前記切換部
及び前記モータ1を制御する制御部12からなり、電源
周波数が変わってもモータの唸り音を無くすものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電動機は、特公昭63−
35271号に示されている。このものは、通電路に設
けたスイッチング素子を、交流電源の周波数を複数に分
割した単位サイクルごとに開放して、モータへの電源を
通断電してモータ回転数を制御したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、人は時間が経
過しても大きさの変わらない音を聞いていても、その音
の大きさに耳が慣れてそんなに気にならなくなる。しか
し、時間の変化とともに音の大きさが変わると、例え前
述の音より小さくても人の耳がその音に慣れないので、
人にとって大変気にかかり、耳障りな音となってしまう
傾向にある。
【0004】そこで、前記従来例において部品の共通化
を図るため、交流電源の周波数が変わってもモータの回
転数を一定にするよう制御したとき、50Hzではモー
タを連続運転するが、60Hzのときはモータを通断電
している。この時のモータは、通電時所定回転数に上昇
しようとし、断電時惰性回転して回転数を下降するよう
に動作する。このうち、通電時モータに回転トルクが発
生して回転数を上昇するとき駆動音が発生する。この駆
動音が通電毎に発生するため、人に対して断続的に聞こ
え、耳障りな音として聞こえていた。
【0005】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の手段は、主巻線と中間タップを備える補助巻
線からなるモータと、電源周波数を判別する判別部と、
前記モータの結線を中間タップに切り換える切換部と、
前記モータの回転数を検知する検知部と、前記判別部及
び検知部の出力に基づいて前記切換部及び前記モータを
制御する制御部から構成される。
【0007】
【作用】即ち、電源周波数が50Hzか60Hzかを判
別部で判別し、その出力に基づいて制御部は、切換部に
よりモータの結線を中間タップに切り換え、モータの回
転トルクを減少させて、60Hzの回転数を50Hzの
ときと同じになるよう制御する。さらに、この制御でも
回転数が同じにならなければ、制御部は検知部の出力に
基づいて直接モータを制御して回転数を制御するもので
ある。
【0008】
【実施例】図1において、1はモータであり、主巻線
2、補助巻線3を備えている。尚、前記補助巻線3に
は、巻線の中央から中間タップとなるLタップ4が引き
出されている。また、主巻線2と補助巻線3の接続点か
らも同様にHタップ5が引き出されている。
【0009】6はモータ1を駆動するコンデンサ、7は
主巻線2とコンデンサ6の接続点と電源8との間に設け
られ、導通することによりモータ1に電源8から電力を
供給するトライアック、9はモータ1の回転数を検知す
る検知部となる回転数検知部、10は電源8の周波数が
50Hzか60Hzかを検知する判別部となる周波数判
別部、11はリレーコイル、12はレジスタA、Bを備
えた制御部、13は電源8の零電圧を検知して同期信号
を出力するゼロクロス検出部である。
【0010】前記制御部12は、ゼロクロス検出部13
からの同期信号が入力されるたびにオン信号をトライア
ック7に出力したり、停止したりしてモータ1を設定回
転数X(本実施例では1000rpm)で回転するよう
に制御している。また、前記リレーコイル11は、前記
周波数検知部10で50Hzを検知したときに、リレー
コイル11と共に切換部を構成する接点14をHタップ
5と接続し、また60Hzを検知したときに接点14を
Lタップ4と接続するように切り換えている。
【0011】尚、前記周波数判別部10は、前記ゼロク
ロス検出部13の同期信号間隔を計時してその時間によ
り周波数を判別するようにしてもよい。
【0012】図1のようなモータ1の主巻線2と補助巻
線3の切り換え方法のほかに、図5のような切り換え方
法も考えられる。
【0013】これについて以下に説明するが、同じ機能
を有するものには同じ番号を付するので、この点につい
て説明は省く。
【0014】15は補助巻線3とコンデンサ6との間に
接続されたMタップであり、リレーコイル11の接点1
4と接続される。
【0015】16は主巻線2とトライアック7との間に
接続されたYタップ、17は主巻線2と補助巻線3との
間に接続されたZタップ、18は接点14の動作と連動
してYタップ16とZタップ17との接続を選択的に切
り換える接点である。
【0016】即ち、周波数判別部10で50Hzを検知
すると、リレーコイル11は、接点14をHタップ5に
接続し、その動作に連動して接点18をYタップ16に
接続して、モータ1の接続を図6のような接続とする。
また、周波数判別部10で60Hzを検知すると、リレ
ーコイル11は、接点14をMタップ15に、接点18
をZタップ17に接続して、図7のような接続とする。
【0017】このような接続にすることにより、60H
z時、モータ1のトルクを小さくして50Hz時のトル
クと同じにし、50Hzでも60Hzでも回転数が同じ
となるように調節している。
【0018】尚、図5の接続は電源8の周波数が50H
zのときの接続状態である。斯る構成において、電源8
の周波数が60Hzのときの脱水工程時の制御部12の
動作を図3及び図4にも続いて説明する。
【0019】まず、ステップS1でHタップ5に接点1
4を接続した後、ステップS2でトライアック7にオン
信号を出力してモータ1を駆動する。
【0020】次に、ステップS3でフラグがリセット
か、セットかを確認し、リセットされていればステップ
S3に、またセットされていればステップS8に移行す
る。このフラグがリセットされていれば、モータ1の駆
動の立ち上がり時であり、またセットされていればモー
タ1が設定回転数Xに達して一定回転制御中であること
をも示すものである。
【0021】今は、まだ駆動開始して間もないのでステ
ップS4に移行する。ステップS4では周波数判別部1
0により電源8の周波数が50Hzか60Hzかを判別
する。今は周波数が60Hzなので、ステップS5に移
行する。
【0022】ステップS5では回転数検知部9でモータ
1の回転数を検知し、その回転数が設定回転数Xに達し
たかどうか判断する。設定回転数Xに達していなけれ
ば、ステップS2に戻り、今の動作状態を設定回転数X
に達するまで継続する。
【0023】もし、モータ1の回転数が設定回転数Xに
達すれば、ステップS6に移行して接点14をLタップ
4に切り換えると共に、ステップS7でフラグをセット
し、制御部12内のレジスタA、Bに夫々101、9を
記憶させる。
【0024】その後、ステップS8でモータ1の回転数
が設定回転数Xに10rpm加えた値以上に達したかど
うか判断する。もし達していなければ、ステップS9で
同様に設定回転数Xから10rpm減算した値以下に達
したかどうか判断する。この値にも達していなければ、
ステップS2に戻って上述の動作を繰り返す。
【0025】前記ステップS8でモータ1の回転数が設
定回転数に10rpm加えた値以上に達したとき、ステ
ップS10でレジスタAから1を減算するとともにレジ
スタBに1を加える。そして、ステップS11でレジス
タA、Bの値に基づいてパルス運転を実行する。
【0026】前記パルス運転とは、制御部12がゼロク
ロス検出部13からの同期信号に同期してトライアック
7にオン信号を連続してレジスタAに記憶した値だけ出
力した後、同期信号がレジスタBに記憶した値だけ連続
してオン信号を出力しない動作を繰り返えし行う運転で
ある。
【0027】また、ステップS9でモータ1の回転数が
設定回転数Xに10rpm減算した値以下に達したと
き、ステップS12でレジスタAから1を減算すると共
にレジスタBに1を加え、ステップS14でパルス運転
を実行してステップS2に戻す。しかし、ステップS1
2でレジスタBから1を減算していった結果、ステップ
S13でレジスタBの値がマイナスになったと判断され
れば、ステップS15でフラグをリセットし、パルス運
転をせずにステップS2に戻す。
【0028】上述の動作をステップS16で脱水時間が
経過するまで繰り返され、脱水時間が経過すれば脱水工
程を終了し、動作を終了する。
【0029】次に、もし電源8の周波数が50Hz場合
は、モータ1に連続通電したとき設定回転数で回転する
ように設計されているので、ステップS1でHタップ5
に切り換えた後、ステップS2でモータ1を駆動させて
いる。この状態をステップS16で脱水時間が経過する
まで継続し、脱水時間が経過すれば脱水工程を終了する
ようにしている。
【0030】以上の動作により、電源8の周波数が50
Hzの場合図2(a)の特性となるの対し、周波数が6
0Hzの電源をモータ1にそのまま加えると図2(b)
の特性となるので、接点14をLタップ4に切り換える
ことにより図2(c)の特性と変えることができる。即
ち、電源8の周波数が50Hzであっても、60Hzで
あってもモータ1を同様なトルクで回転させることにな
るので、モータの唸り音を解消することができ、ヘルツ
フリーのモータ制御が実現することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、モータを駆動する電源
の周波数が異なっても、モータの唸り音を解消でき、モ
ータの静穏化が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御回路図である。
【図2】モータのトルク−回転数の特性を示す図であ
る。
【図3】本発明の動作フローチャートである。
【図4】図3の続きの動作フローチャートである。
【図5】本発明の他の実施例を示す制御回路図である。
【図6】図5において電源周波数が50Hz時の接続図
である。
【図7】図5において電源周波数が60Hz時の接続図
である。
【符号の説明】
1 モータ 2 主巻線 3 補助巻線 4 Lタップ(中間タップ) 9 回転数検出部(検知部) 10 周波数判別部(判別部) 11 リレーコイル 12 制御部 14 接点(リレーコイルと共に切換部を構成する)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻線と中間タップを備える補助巻線か
    らなるモータと、電源周波数を判別する判別部と、前記
    モータの結線を中間タップに切り換える切換部と、前記
    モータの回転数を検知する検知部と、前記判別部及び検
    知部の出力に基づいて前記切換部及び前記モータを制御
    する制御部からなることを特徴とする電動機。
JP7411192A 1992-03-30 1992-03-30 電動機 Pending JPH05284700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7411192A JPH05284700A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7411192A JPH05284700A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05284700A true JPH05284700A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13537765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7411192A Pending JPH05284700A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電動機

Country Status (1)

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JP (1) JPH05284700A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040021331A (ko) * 2002-09-03 2004-03-10 엘지전자 주식회사 속도 가변형 압축기
US6710571B2 (en) * 2000-04-18 2004-03-23 Bsh Balay S.A. Household electrical appliance operable at more than one A.C. frequency
KR100688185B1 (ko) * 2004-05-28 2007-03-02 엘지전자 주식회사 속도 가변형 모터

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US6710571B2 (en) * 2000-04-18 2004-03-23 Bsh Balay S.A. Household electrical appliance operable at more than one A.C. frequency
KR20040021331A (ko) * 2002-09-03 2004-03-10 엘지전자 주식회사 속도 가변형 압축기
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