JPH0528362Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528362Y2 JPH0528362Y2 JP1985083685U JP8368585U JPH0528362Y2 JP H0528362 Y2 JPH0528362 Y2 JP H0528362Y2 JP 1985083685 U JP1985083685 U JP 1985083685U JP 8368585 U JP8368585 U JP 8368585U JP H0528362 Y2 JPH0528362 Y2 JP H0528362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- ignition
- cylinders
- group
- reference position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は電子式点火時期制御装置、特にグル
ープ気筒毎に同時点火を行う電子配電式点火手段
を備えるものに関する。
ープ気筒毎に同時点火を行う電子配電式点火手段
を備えるものに関する。
(従来の技術)
近年排気ガスの低減、燃費向上の要求が高ま
り、点火時期に対しても、これら要求を満足しつ
つ走行性能を維持向上させるため、従来装置では
不可能であつた精密かつ複雑な制御をデジタル的
に行う電子式点火時期制御装置が実用化されてい
る。
り、点火時期に対しても、これら要求を満足しつ
つ走行性能を維持向上させるため、従来装置では
不可能であつた精密かつ複雑な制御をデジタル的
に行う電子式点火時期制御装置が実用化されてい
る。
点火時期はクランク角に同期させる必要があ
り、このため、このような装置ではクランク角の
基準位置と、単位クランク角とを検出する信号発
生装置が設けられる。
り、このため、このような装置ではクランク角の
基準位置と、単位クランク角とを検出する信号発
生装置が設けられる。
この信号発生装置を第10図(特公昭59−
49427号参照)に示すと、同図は4気筒4サイク
ル機関の例で、この信号発生装置はリングギヤの
歯1b、磁性体片1cと電磁ピツクアツプ1,9
とから構成される。すなわち、フライホイル1a
の外周に取り付けられるリングギヤの歯1bと、
同じくフライホイル1aの外周に取り付けた磁性
体片1cとにそれぞれ対向して電磁ピツクアツプ
1,9が設けられる。
49427号参照)に示すと、同図は4気筒4サイク
ル機関の例で、この信号発生装置はリングギヤの
歯1b、磁性体片1cと電磁ピツクアツプ1,9
とから構成される。すなわち、フライホイル1a
の外周に取り付けられるリングギヤの歯1bと、
同じくフライホイル1aの外周に取り付けた磁性
体片1cとにそれぞれ対向して電磁ピツクアツプ
1,9が設けられる。
この電磁ピツクアツプ1,9は磁気を帯びた鉄
心に巻いたコイルであり、フライホイル1aが回
転すると、歯1b、磁性体片1cと電磁ピツクア
ツプ1,9のコイルに形成されるそれぞれの磁束
が急変化するため電磁ピツクアツプ1,9に交流
電流が発生する。この交流電流をON−OFFパル
スに変換した信号がそれぞれ単位クランク角信
号、基準位置信号となる。
心に巻いたコイルであり、フライホイル1aが回
転すると、歯1b、磁性体片1cと電磁ピツクア
ツプ1,9のコイルに形成されるそれぞれの磁束
が急変化するため電磁ピツクアツプ1,9に交流
電流が発生する。この交流電流をON−OFFパル
スに変換した信号がそれぞれ単位クランク角信
号、基準位置信号となる。
なお、2,10は波形整形回路、18は計数回
路3、メモリ(ROM)4、負圧センサ5,A/
D変換器6、メモリ(ROM)7,並列加算器8
から構成される点火角度設定手段、19は比較器
11、乗算回路12、比較器13、パルス幅付加
回路14、電力増幅回路15から構成される点火
時期信号発生手段、17はクロツク回路である。
路3、メモリ(ROM)4、負圧センサ5,A/
D変換器6、メモリ(ROM)7,並列加算器8
から構成される点火角度設定手段、19は比較器
11、乗算回路12、比較器13、パルス幅付加
回路14、電力増幅回路15から構成される点火
時期信号発生手段、17はクロツク回路である。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、機械式配電器ではロータと側方電極
間の空げきに高圧放電が生じることにより摩耗す
るので交換の必要性があること、また高圧放電は
同時に雑音電波の輻射を招き、この雑音電波が微
弱電流にて作動する電子制御に影響を与え、誤動
作を発生させかねないこと等を考慮して機械式配
電器を無くしたデイスビレスタイプの電子配電式
点火手段がある。
間の空げきに高圧放電が生じることにより摩耗す
るので交換の必要性があること、また高圧放電は
同時に雑音電波の輻射を招き、この雑音電波が微
弱電流にて作動する電子制御に影響を与え、誤動
作を発生させかねないこと等を考慮して機械式配
電器を無くしたデイスビレスタイプの電子配電式
点火手段がある。
たとえばハルテイツヒ方式のものでは、4気筒
機関において、2組のパワトランジスタによつて
点火コイルの1次側に交互に逆方向の電流を流
し、2次側に高耐圧ダイオードを逆並列接続して
圧縮、排気の2行程で2気筒づつ同時に点火エネ
ルギーを放出するように構成されている。
機関において、2組のパワトランジスタによつて
点火コイルの1次側に交互に逆方向の電流を流
し、2次側に高耐圧ダイオードを逆並列接続して
圧縮、排気の2行程で2気筒づつ同時に点火エネ
ルギーを放出するように構成されている。
こうした電子配電式点火手段を駆動するには、
同時点火されるグループ気筒を判別するグループ
気筒判別手段を設ける必要があるが、従来装置で
は設けられていないので、そのままでは電子配電
式点火手段を駆動することができない。
同時点火されるグループ気筒を判別するグループ
気筒判別手段を設ける必要があるが、従来装置で
は設けられていないので、そのままでは電子配電
式点火手段を駆動することができない。
このようなグループ気筒の判別にはクランク軸
の基準位置信号が必要であり、このために従来装
置ではフライホイール1a上の基準となる位置に
磁性体片1cを取り付け、機関運転時に磁性体片
1cが移動するときの磁束変化をピツクアツプ9
により取り出すようにしている。
の基準位置信号が必要であり、このために従来装
置ではフライホイール1a上の基準となる位置に
磁性体片1cを取り付け、機関運転時に磁性体片
1cが移動するときの磁束変化をピツクアツプ9
により取り出すようにしている。
しかしながら、このような基準位置信号検出装
置によると、クランク軸の特定位置を検出するこ
とによつて基準位置を判別するようにしているた
め、始動時において気筒判別をしようとすると最
大限約360度クランク軸が回転するまで待たなけ
ればならず、従つて点火までに無駄なクランキン
グが必要になるという不都合が生じる。
置によると、クランク軸の特定位置を検出するこ
とによつて基準位置を判別するようにしているた
め、始動時において気筒判別をしようとすると最
大限約360度クランク軸が回転するまで待たなけ
ればならず、従つて点火までに無駄なクランキン
グが必要になるという不都合が生じる。
これを解決するためには、例えばデイストリビ
ユータ軸に取り付けた回転円盤上に各気筒位置に
対応してスリツトを設け、そのスリツトの位置を
発光ダイオード及びフオトトランジスタを介して
光学的に検出するようにしたセンサにおいて、各
スリツトを互いの幅が異なるように形成して気筒
毎に異なるパルス幅の信号を出力させることが考
えられるが、このようにするとセンサ自体が高価
であるうえに、スリツト毎に出力される信号の比
較処理等が複雑化し、それだけ演算回路としての
能力も高いものが要求されることになるのでコス
トが上昇してしまうという問題が生じる。
ユータ軸に取り付けた回転円盤上に各気筒位置に
対応してスリツトを設け、そのスリツトの位置を
発光ダイオード及びフオトトランジスタを介して
光学的に検出するようにしたセンサにおいて、各
スリツトを互いの幅が異なるように形成して気筒
毎に異なるパルス幅の信号を出力させることが考
えられるが、このようにするとセンサ自体が高価
であるうえに、スリツト毎に出力される信号の比
較処理等が複雑化し、それだけ演算回路としての
能力も高いものが要求されることになるのでコス
トが上昇してしまうという問題が生じる。
また、特開昭57−133311号公報には、気筒数を
n、磁石のN−S極1対を1相とするとき、n
個、2×n個……2k×n個の相を有する回転体を
積層し、それぞれの周囲に配置した都合k個の磁
気抵抗素子を介して得られる信号の組み合わせか
らクランク軸の絶対角度位置情報を得るようにし
たクランク角度検出方法が開示されているが、こ
のようなものにあつては多数の相を正確に配列し
た少なくとも2個の磁石を互いに所定の位相差を
有するように積層する必要があるので軸方向の寸
法が大きくなると共に加工コストの高いものとな
つてしまい、また各磁気抵抗素子からの位相差を
有する信号から論理判断に基づいてクランク位置
を割り出す必要があるので回路が複雑化するとい
う欠点がある。
n、磁石のN−S極1対を1相とするとき、n
個、2×n個……2k×n個の相を有する回転体を
積層し、それぞれの周囲に配置した都合k個の磁
気抵抗素子を介して得られる信号の組み合わせか
らクランク軸の絶対角度位置情報を得るようにし
たクランク角度検出方法が開示されているが、こ
のようなものにあつては多数の相を正確に配列し
た少なくとも2個の磁石を互いに所定の位相差を
有するように積層する必要があるので軸方向の寸
法が大きくなると共に加工コストの高いものとな
つてしまい、また各磁気抵抗素子からの位相差を
有する信号から論理判断に基づいてクランク位置
を割り出す必要があるので回路が複雑化するとい
う欠点がある。
さらに、一般にこのように単に磁石の極性を利
用するだけでは、始動クランキング時のように回
転速度の低い条件下では磁束の時間変化が小さい
ため精度よく気筒判別を行うことはできないとい
う問題も生じる。
用するだけでは、始動クランキング時のように回
転速度の低い条件下では磁束の時間変化が小さい
ため精度よく気筒判別を行うことはできないとい
う問題も生じる。
この考案はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、グループ気筒毎に同時点火を行
う電子配電式点火手段を駆動することができ、な
おかつ機関始動性の改善と精度の向上及び低コス
トとコンパクト化を図つた電子式点火時期制御装
置を提供することを目的としている。
なされたもので、グループ気筒毎に同時点火を行
う電子配電式点火手段を駆動することができ、な
おかつ機関始動性の改善と精度の向上及び低コス
トとコンパクト化を図つた電子式点火時期制御装
置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
第1図はこの考案の構成を明示するための全体
構成図である。
構成図である。
25はグループ気筒毎に同時点火を行う電子配
電式点火手段で、たとえば4気筒機関に対してハ
ルテイツヒ方式、2気筒あたり1コイルを設ける
2コイル方式のものである。
電式点火手段で、たとえば4気筒機関に対してハ
ルテイツヒ方式、2気筒あたり1コイルを設ける
2コイル方式のものである。
20は上記グループ気筒毎に異なる極性でクラ
ンク軸の基準位置信号を発生する磁石回転型の基
準位置信号発生装置であり、機関回転に同期して
回転する回転軸に単一の磁石と共に固定され、か
つ当該回転軸の回転に伴い各グループ気筒の点火
時期の到来に同期してグループ気筒毎に異なる極
性を発生するように所定の角度間隔で前記磁石に
固定さた気筒数分のリラクタと、このリラクタと
相対するように配置される気筒数分のステータコ
ア及び磁石の周囲に設けられるコイルを有する基
準位置センサとで構成される。
ンク軸の基準位置信号を発生する磁石回転型の基
準位置信号発生装置であり、機関回転に同期して
回転する回転軸に単一の磁石と共に固定され、か
つ当該回転軸の回転に伴い各グループ気筒の点火
時期の到来に同期してグループ気筒毎に異なる極
性を発生するように所定の角度間隔で前記磁石に
固定さた気筒数分のリラクタと、このリラクタと
相対するように配置される気筒数分のステータコ
ア及び磁石の周囲に設けられるコイルを有する基
準位置センサとで構成される。
22はグループ気筒判別手段で、上記基準位置
信号をその極性に対応して設定した2つの基準値
と比較することにより同時点火を行うグループ気
筒を判別する。
信号をその極性に対応して設定した2つの基準値
と比較することにより同時点火を行うグループ気
筒を判別する。
23は点火信号発生回路で、運転状態検出手段
21にて検出される運転状態に応じた点火信号を
発生する。
21にて検出される運転状態に応じた点火信号を
発生する。
24はグループ気筒点火回路で、この点火信号
とグループ気筒判別信号に基づいて電子配電式点
火手段25を駆動する。
とグループ気筒判別信号に基づいて電子配電式点
火手段25を駆動する。
(作用)
このように構成すると、基準位置信号発生装置
20を用いて信号処理を行うグループ気筒判別手
段22によりグループ気筒の判別を行うことがで
き、このグループ気筒判別信号を用いると、電子
配電式点火手段25を駆動することが可能とな
る。この場合、気筒数分のリラクタによつて付与
される基準位置信号の極性が各グループ気筒に対
応しているため始動時には最初に入力した信号の
立上がりによつてただちにどのグループ気筒から
高精度で判別可能である。このため、クランキン
グ開始後に最初に点火時期が到来した気筒に対し
て確実に点火を行うことができる。
20を用いて信号処理を行うグループ気筒判別手
段22によりグループ気筒の判別を行うことがで
き、このグループ気筒判別信号を用いると、電子
配電式点火手段25を駆動することが可能とな
る。この場合、気筒数分のリラクタによつて付与
される基準位置信号の極性が各グループ気筒に対
応しているため始動時には最初に入力した信号の
立上がりによつてただちにどのグループ気筒から
高精度で判別可能である。このため、クランキン
グ開始後に最初に点火時期が到来した気筒に対し
て確実に点火を行うことができる。
(実施例)
第2図はこの考案の一実施例の概略構成図、第
3図はセンサの取り付け状態を示す説明図であ
る。図中30は単位クランク角信号を発生する公
知のリングギヤセンサで、リングギヤ32の外周
に対し、所定間隔を隔てて、ハウジング33に設
けられる。
3図はセンサの取り付け状態を示す説明図であ
る。図中30は単位クランク角信号を発生する公
知のリングギヤセンサで、リングギヤ32の外周
に対し、所定間隔を隔てて、ハウジング33に設
けられる。
35は磁石回転型の基準位置信号発生装置の一
部を構成する基準位置センサで、クランク軸の1/
2回転軸であるカム軸34に設けられる。
部を構成する基準位置センサで、クランク軸の1/
2回転軸であるカム軸34に設けられる。
また、この基準位置センサ35には信号処理回
路37を内蔵させており、リングギヤセンサ30
を構成する信号コイル31からの信号はシールド
線38を介してこの処理回路37に移送され、基
準位置センサ35の信号とともに信号処理され
る。この処理された信号は配線39にてコントロ
ールユニツト((C/U)40に移送される。
路37を内蔵させており、リングギヤセンサ30
を構成する信号コイル31からの信号はシールド
線38を介してこの処理回路37に移送され、基
準位置センサ35の信号とともに信号処理され
る。この処理された信号は配線39にてコントロ
ールユニツト((C/U)40に移送される。
第4図A、第4図Bはそれぞれ基準位置信号発
生装置の平面図、断面図である。
生装置の平面図、断面図である。
この装置は、カム軸と一体に回転する磁石回転
子36と、この磁石回転子36の周囲に設けられ
る基準位置センサ35とから構成され、磁石回転
子36は、カム軸の軸端に結合した軸36Aと、
この軸36Aに挿入固定した円盤状磁石36B
と、この磁石36BのN極、S極に接合したリラ
クタ36C,36Dとから構成される。
子36と、この磁石回転子36の周囲に設けられ
る基準位置センサ35とから構成され、磁石回転
子36は、カム軸の軸端に結合した軸36Aと、
この軸36Aに挿入固定した円盤状磁石36B
と、この磁石36BのN極、S極に接合したリラ
クタ36C,36Dとから構成される。
4気筒機関では気筒間の点火時期の相違はクラ
ンク角180°であり、気筒判別のためには同じく
180°毎に得られる信号であればよい。このため、
カム軸は1回転がクランク角720°に相当するの
で、4つのリラクタ36C,36Dを等間隔に設
けている。なお、リラクタ36C,36Dは信号
発生用の回転体であり、第4図Bに示すように、
リラクタ36CはN極、リラクタ36DはS極で
ある。
ンク角180°であり、気筒判別のためには同じく
180°毎に得られる信号であればよい。このため、
カム軸は1回転がクランク角720°に相当するの
で、4つのリラクタ36C,36Dを等間隔に設
けている。なお、リラクタ36C,36Dは信号
発生用の回転体であり、第4図Bに示すように、
リラクタ36CはN極、リラクタ36DはS極で
ある。
基準位置センサ35は磁石回転子36の周囲に
設けられる円盤状の信号コイル35Aと、リラク
タ36C,36Dと同じ数にて設けたステータコ
ア35B,35Cとから構成される。
設けられる円盤状の信号コイル35Aと、リラク
タ36C,36Dと同じ数にて設けたステータコ
ア35B,35Cとから構成される。
このため、磁石回転子36が回転すると、磁束
φはステータコア35B,35C間のギヤツプ3
5D,35Eにおいて、第4図Cの破線に示すよ
うに急変するので、この磁束φの時間変化を微分
したものが出力電圧Vsとして信号コイル35A
に発生する。
φはステータコア35B,35C間のギヤツプ3
5D,35Eにおいて、第4図Cの破線に示すよ
うに急変するので、この磁束φの時間変化を微分
したものが出力電圧Vsとして信号コイル35A
に発生する。
Vsは同図の実線に示すようにプラスパルスと
マイナスパルスとが交互に立ち上がるものとな
り、2つの同じ側のパルス間はクランク角で360°
に相当する。
マイナスパルスとが交互に立ち上がるものとな
り、2つの同じ側のパルス間はクランク角で360°
に相当する。
したがつて、今4気筒機関の点火順序を1−3
−4−2とすると、1,4番気筒、2,3番気筒
が同時点火されるグループ気筒となる。そこで、
1番気筒をプラスパルスに設定すると、プラスパ
ルスは1,4気筒の圧縮行程に立ち上がり、マイ
ナスパルスは2,3気筒の圧縮行程に立ち上がる
こととなるので、このVsを信号処理することに
よりグループ気筒判別用基準信号が得られる。
−4−2とすると、1,4番気筒、2,3番気筒
が同時点火されるグループ気筒となる。そこで、
1番気筒をプラスパルスに設定すると、プラスパ
ルスは1,4気筒の圧縮行程に立ち上がり、マイ
ナスパルスは2,3気筒の圧縮行程に立ち上がる
こととなるので、このVsを信号処理することに
よりグループ気筒判別用基準信号が得られる。
第5図Aはグループ気筒判別用基準信号を得ら
れるための回路構成図で、Vsを第5図Bに示す
ようにグランドレベルGNDよりバイアス電圧
Vbiasだけ浮かすバイアス回路41と、この浮か
されたVsと基準電圧Vf1,Vf2とを比較する比較
器41,42とから構成される。
れるための回路構成図で、Vsを第5図Bに示す
ようにグランドレベルGNDよりバイアス電圧
Vbiasだけ浮かすバイアス回路41と、この浮か
されたVsと基準電圧Vf1,Vf2とを比較する比較
器41,42とから構成される。
ここに、Vf1,Vf2は第5図Bに示すようにVf1
<Vbias<Vf2となる所定値である。このため、
比較器42,43からは基準信号Vref1,Vref2
が同図に示すように出力される。
<Vbias<Vf2となる所定値である。このため、
比較器42,43からは基準信号Vref1,Vref2
が同図に示すように出力される。
第6図はこの実施例の全体の回路構成図、第7
図はこの回路構成図中の各部の信号波形を説明す
る波形図である。50は2つの基準信号Vref1,
Vref2をそれぞれセツト信号、リセツト信号とし
て入力するRSフリツプフロツプで、Vref1,
Vref2の立ち上がりによりそれぞれハイレベル、
ローレベルとなる信号fが第7図に示すように得
られる。この場合、ハイレベルが1,4番気筒、
にローレベルが2,3番気筒に対応するので、信
号fはグループ気筒を判別するグループ気筒判別
信号となる。
図はこの回路構成図中の各部の信号波形を説明す
る波形図である。50は2つの基準信号Vref1,
Vref2をそれぞれセツト信号、リセツト信号とし
て入力するRSフリツプフロツプで、Vref1,
Vref2の立ち上がりによりそれぞれハイレベル、
ローレベルとなる信号fが第7図に示すように得
られる。この場合、ハイレベルが1,4番気筒、
にローレベルが2,3番気筒に対応するので、信
号fはグループ気筒を判別するグループ気筒判別
信号となる。
なお、この信号処理回路37を第2図に示すよ
うに回路ユニツトとして外部に設け、この信号を
マイクロコンピユータで構成されるコントロール
ユニツト40に出力する場合には信号処理回路3
7とコントロールユニツト40との間にインター
フエースを設ける必要があり、このため、オープ
ンコレクタ44,45が、コントロールユニツト
40が要求する電流、電圧値を作り出すインター
フエースとして機能する。
うに回路ユニツトとして外部に設け、この信号を
マイクロコンピユータで構成されるコントロール
ユニツト40に出力する場合には信号処理回路3
7とコントロールユニツト40との間にインター
フエースを設ける必要があり、このため、オープ
ンコレクタ44,45が、コントロールユニツト
40が要求する電流、電圧値を作り出すインター
フエースとして機能する。
リングギヤセンサ30、吸入負圧を検出する負
圧センサ51は機関運転状態を検出する手段とし
て設けられるもので、機関運転状態に応じた点火
信号を発生する点火信号発生回路52に出力され
る。なお、リングギヤセンサ30の信号コイル3
1からの単位クランク角信号(POS信号)はロ
ーバスフイルタ46、波形整形回路47、オープ
ンコレクタ48を介して第7図のようにON−
OFFパルスaに変換されている。
圧センサ51は機関運転状態を検出する手段とし
て設けられるもので、機関運転状態に応じた点火
信号を発生する点火信号発生回路52に出力され
る。なお、リングギヤセンサ30の信号コイル3
1からの単位クランク角信号(POS信号)はロ
ーバスフイルタ46、波形整形回路47、オープ
ンコレクタ48を介して第7図のようにON−
OFFパルスaに変換されている。
点火信号発生回路52のOR回路53はVref1,
Vref2からカウンタ回路54をリセツトする基準
リセツト信号bを第7図のように発生する。カウ
ンタ回路54はこの信号bが立ち上がる毎に計数
を開始し、この計数値をカウンタ出力dとして第
7図のように出力する。
Vref2からカウンタ回路54をリセツトする基準
リセツト信号bを第7図のように発生する。カウ
ンタ回路54はこの信号bが立ち上がる毎に計数
を開始し、この計数値をカウンタ出力dとして第
7図のように出力する。
一方、中央演算ユニツト(CPU)57では、
回転数算出回路55、負荷算出回路56にて算出
された機関回転数と機関負荷とに応じた所定の点
火時期をメモリ58からテーブルルツクアツプに
より読み出し、この点火時期に相当する出力Vig
を信号発生回路59に出力する。信号発生回路5
9は、このVigとカウンタ出力dとを比較しカウ
ンタ出力dがVigに達すると、1次コイルへの通
電開始を行う通電開始信号eを第7図のように出
力する。
回転数算出回路55、負荷算出回路56にて算出
された機関回転数と機関負荷とに応じた所定の点
火時期をメモリ58からテーブルルツクアツプに
より読み出し、この点火時期に相当する出力Vig
を信号発生回路59に出力する。信号発生回路5
9は、このVigとカウンタ出力dとを比較しカウ
ンタ出力dがVigに達すると、1次コイルへの通
電開始を行う通電開始信号eを第7図のように出
力する。
61はグループ気筒点火回路で、ADN回路6
2,NAND回路63、モノマルチバイブレータ
64、65から構成される。このため、信号fが
ハイレベルにあるときは信号eが一方のモノマル
チバイブレータ64に出力され、信号fが逆にロ
ーレベルにあるときは信号eが他方のモノマルチ
バイブレータ65に出力される。
2,NAND回路63、モノマルチバイブレータ
64、65から構成される。このため、信号fが
ハイレベルにあるときは信号eが一方のモノマル
チバイブレータ64に出力され、信号fが逆にロ
ーレベルにあるときは信号eが他方のモノマルチ
バイブレータ65に出力される。
モノマルチバイブレータ64,65はそれぞれ
信号eの立ち上がりから所定時間だけハイレベル
となる信号g,hを第7図に示すように出力する
ものである。このため、信号g,hがハイレベル
となる時間が1次コイル71Aへの通電時間を与
え、信号g,hがハイレベルからローレベルにな
るときが点火時期を与える。
信号eの立ち上がりから所定時間だけハイレベル
となる信号g,hを第7図に示すように出力する
ものである。このため、信号g,hがハイレベル
となる時間が1次コイル71Aへの通電時間を与
え、信号g,hがハイレベルからローレベルにな
るときが点火時期を与える。
70は公知の電子配電式点火手段で、ハルテイ
ツヒ方式のものを示している。
ツヒ方式のものを示している。
すなわち、点火コイル71の1次コイル71A
は3端子であり、中央の端子には電源電圧が供給
され、両端はそれぞれパワトランジスタ72,7
3のコレクタに接続される。一方、2次コイル7
1Bの両端には逆並列接続された高耐圧ダイオー
ド74,75と76,77を接続し、高耐圧ダイ
オード74〜77にそれぞれ点火栓78〜81を
直列接続する。なお、点火栓78〜81は順に1
〜4番気筒に対応する。
は3端子であり、中央の端子には電源電圧が供給
され、両端はそれぞれパワトランジスタ72,7
3のコレクタに接続される。一方、2次コイル7
1Bの両端には逆並列接続された高耐圧ダイオー
ド74,75と76,77を接続し、高耐圧ダイ
オード74〜77にそれぞれ点火栓78〜81を
直列接続する。なお、点火栓78〜81は順に1
〜4番気筒に対応する。
たとえば、一方のパワトランジスタ72の1次
電流の遮断により2次側に発生する高圧の電流は
4番気筒用点火栓81、ダイオード77、2次コ
イル71B、ダイオード74、1番気筒用点火栓
78で構成されるループを流れ、1,4番気筒の
同時点火が行なわれる。
電流の遮断により2次側に発生する高圧の電流は
4番気筒用点火栓81、ダイオード77、2次コ
イル71B、ダイオード74、1番気筒用点火栓
78で構成されるループを流れ、1,4番気筒の
同時点火が行なわれる。
また、他方のパワトランジスタ73の1次電流
の遮断により2次側に発生する高圧の電流は2番
気筒用点火栓79、ダイオード75、2次コイル
71B、ダイオード76、3番気筒用点火栓80
で構成されるループを流れ、2,3番気筒の同時
点火が行なわれる。
の遮断により2次側に発生する高圧の電流は2番
気筒用点火栓79、ダイオード75、2次コイル
71B、ダイオード76、3番気筒用点火栓80
で構成されるループを流れ、2,3番気筒の同時
点火が行なわれる。
すなわち、信号gが1,4番気筒を同時点火す
るグループ気筒点火信号となり、信号hが2,3
番気筒を同時点火するグループ気筒点火信号とな
る。
るグループ気筒点火信号となり、信号hが2,3
番気筒を同時点火するグループ気筒点火信号とな
る。
以上のように構成すると、第7図に示すよう
に、基準位置センサ35の信号コイル35Aにて
発生するVsの信号処理によりグループ気筒判別
信号fが得られ、この信号fを用いると、グルー
プ気筒を同時点火するグループ気筒点火信号g,
hが得られ、信号g,hを用いて電子配電式点火
手段70を駆動することができる。
に、基準位置センサ35の信号コイル35Aにて
発生するVsの信号処理によりグループ気筒判別
信号fが得られ、この信号fを用いると、グルー
プ気筒を同時点火するグループ気筒点火信号g,
hが得られ、信号g,hを用いて電子配電式点火
手段70を駆動することができる。
この場合、4気筒機関の各グループ気筒毎にク
ランク軸角度にして180度間隔で極性の異なる気
筒判別信号を発生するので、始動時にはクランキ
ング開始後に最初に点火時期が到来した気筒に対
して点火信号を発することができ、従つて最小限
のクランキングにて機関を始動することができ
る。
ランク軸角度にして180度間隔で極性の異なる気
筒判別信号を発生するので、始動時にはクランキ
ング開始後に最初に点火時期が到来した気筒に対
して点火信号を発することができ、従つて最小限
のクランキングにて機関を始動することができ
る。
また、機械的配電器が不要となるので、装置の
単純化を図ることができるとともに、放電時の雑
音電波に原因する制御の誤動作を防止することが
できる。
単純化を図ることができるとともに、放電時の雑
音電波に原因する制御の誤動作を防止することが
できる。
また、基準位置信号発生装置はクランク軸に同
期して回転する回転軸であれば容易に取り付ける
ことができるので、自動変速機付き機関に対して
特に有効である。すなわち、大幅な設計変更をす
ることなくコスト上昇を小さなものに抑えること
できる。また光電式のものよりも大幅なコスト低
減を図ることができる。
期して回転する回転軸であれば容易に取り付ける
ことができるので、自動変速機付き機関に対して
特に有効である。すなわち、大幅な設計変更をす
ることなくコスト上昇を小さなものに抑えること
できる。また光電式のものよりも大幅なコスト低
減を図ることができる。
なお、電子配電式点火手段には、グループ気筒
毎にパワトランジスタと点火コイルを並列に設け
た、いわゆる2コイル方式のものがあるが、この
2コイル方式のものに対してもこの考案は適用さ
れる。
毎にパワトランジスタと点火コイルを並列に設け
た、いわゆる2コイル方式のものがあるが、この
2コイル方式のものに対してもこの考案は適用さ
れる。
第8図、第9図はこの考案の第2実施例、第3
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
第2実施例では基準位置センサ30に信号処理
回路13のバイアス回路41(あるいはバイアス
回路41、比較器42,43)のみを内蔵させ、
第3実施例では基準位置センサ30には信号処理
回路はなにも内蔵することなく、通常の2本の線
をよじつていわゆるツイストペアにした配線8
0、82にて信号をコントロールユニツト40に
移送するものである。同様にリングギヤセンサ3
0の信号もツイストペアにした配線81,83に
てコントロールユニツト40に移送する。
回路13のバイアス回路41(あるいはバイアス
回路41、比較器42,43)のみを内蔵させ、
第3実施例では基準位置センサ30には信号処理
回路はなにも内蔵することなく、通常の2本の線
をよじつていわゆるツイストペアにした配線8
0、82にて信号をコントロールユニツト40に
移送するものである。同様にリングギヤセンサ3
0の信号もツイストペアにした配線81,83に
てコントロールユニツト40に移送する。
これらの例でも、第1実施例と同様の作用効果
を得ることができるとともに、ツイストペアにし
た配線によれば、シールド線と同じく外部から侵
入する雑音を防止することができるので、高価な
シールド線を廃することによる配線単価のコスト
を低減することができる。
を得ることができるとともに、ツイストペアにし
た配線によれば、シールド線と同じく外部から侵
入する雑音を防止することができるので、高価な
シールド線を廃することによる配線単価のコスト
を低減することができる。
(考案の効果)
以上説明したとおりこの考案によれば、基準位
置信号発生装置を各グループ気筒毎に極性の異な
る信号を発して気筒判別を行いうるように構成し
たことから、当該気筒判別信号を用いることによ
り、誤動作の原因となる電波雑音を生じない電子
配電式の点火手段を駆動できるとともに、始動ク
ランキング時に最初に検出した基準位置信号にて
グループ判別を行うことができるので、クランキ
ング後に最初に点火時期が到来した気筒に対して
着火を行うことができ、従つて最小限のクランキ
ングにて機関を始動できるという優れた始動性が
得られる。
置信号発生装置を各グループ気筒毎に極性の異な
る信号を発して気筒判別を行いうるように構成し
たことから、当該気筒判別信号を用いることによ
り、誤動作の原因となる電波雑音を生じない電子
配電式の点火手段を駆動できるとともに、始動ク
ランキング時に最初に検出した基準位置信号にて
グループ判別を行うことができるので、クランキ
ング後に最初に点火時期が到来した気筒に対して
着火を行うことができ、従つて最小限のクランキ
ングにて機関を始動できるという優れた始動性が
得られる。
また、本願考案では気筒グループ毎に極性(正
負)が反転する信号を取り出すようにしたので、
始動クランキング時のような低速回転時であつて
も精度よくグループ気筒判別を行うことができ
る。
負)が反転する信号を取り出すようにしたので、
始動クランキング時のような低速回転時であつて
も精度よくグループ気筒判別を行うことができ
る。
加えて、本願考案によれば基準位置信号発生装
置から出力される極性に対応した正負の信号を2
つの基準値と比較することによりグループ気筒の
判別を行うことができるので、そのための回路構
成を簡潔にでき、一方基準位置信号発生装置自体
も、単一の磁石の1対の磁極をリラクタを介して
グループ気筒毎に分割するものとしたので、安価
かつコンパクトに構成でき、点火配電器も不要と
なるので、全体として大幅な低コスト化が図れ
る。
置から出力される極性に対応した正負の信号を2
つの基準値と比較することによりグループ気筒の
判別を行うことができるので、そのための回路構
成を簡潔にでき、一方基準位置信号発生装置自体
も、単一の磁石の1対の磁極をリラクタを介して
グループ気筒毎に分割するものとしたので、安価
かつコンパクトに構成でき、点火配電器も不要と
なるので、全体として大幅な低コスト化が図れ
る。
第1図はこの考案の構成を明示するための全体
構成図である。第2図はこの考案の一実施例の概
略構成図、第3図はセンサの取り付け状態を示す
説明図である。第4図A、第4図Bはそれぞれ基
準位置信号発生装置の平面図、断面図、第4図C
は基準位置センサに発生する出力電圧を説明する
波形図である。第5図Aはグループ気筒判別用基
準信号を得るための回路構成図、第5図Bは比較
器の出力信号を説明する波形図である。第6図は
この実施例の全体の回路構成図、第7図はこの回
路構成図中の各部の信号波形を説明する波形図で
ある。第8図、第9図はこの考案の第2実施例、
第3実施例の概略構成図である。第10図は従来
例の回路構成図である。 20……磁石回転型基準位置信号発生装置、2
1……運転状態検出手段、22……グループ気筒
判別手段、23……点火信号発生回路、24……
グループ気筒点火回路、25……電子配電式点火
手段、30……リングギヤセンサ、31……信号
コイル、32……リングギヤ、34……カム軸、
35……基準位置センサ、36……磁石回転子、
37……信号処理回路、40……コントロールユ
ニツト、41……バイアス回路、42,43……
比較器、44,45……オープンコレクタ、50
……RSフリツプフロツプ、51……負圧センサ、
52……点火信号発生回路、61……グループ気
筒点火回路、70……電子配電式点火手段、80
〜83……ツイストペアにした配線。
構成図である。第2図はこの考案の一実施例の概
略構成図、第3図はセンサの取り付け状態を示す
説明図である。第4図A、第4図Bはそれぞれ基
準位置信号発生装置の平面図、断面図、第4図C
は基準位置センサに発生する出力電圧を説明する
波形図である。第5図Aはグループ気筒判別用基
準信号を得るための回路構成図、第5図Bは比較
器の出力信号を説明する波形図である。第6図は
この実施例の全体の回路構成図、第7図はこの回
路構成図中の各部の信号波形を説明する波形図で
ある。第8図、第9図はこの考案の第2実施例、
第3実施例の概略構成図である。第10図は従来
例の回路構成図である。 20……磁石回転型基準位置信号発生装置、2
1……運転状態検出手段、22……グループ気筒
判別手段、23……点火信号発生回路、24……
グループ気筒点火回路、25……電子配電式点火
手段、30……リングギヤセンサ、31……信号
コイル、32……リングギヤ、34……カム軸、
35……基準位置センサ、36……磁石回転子、
37……信号処理回路、40……コントロールユ
ニツト、41……バイアス回路、42,43……
比較器、44,45……オープンコレクタ、50
……RSフリツプフロツプ、51……負圧センサ、
52……点火信号発生回路、61……グループ気
筒点火回路、70……電子配電式点火手段、80
〜83……ツイストペアにした配線。
Claims (1)
- グループ気筒毎に同時点火を行う電子配電式点
火手段を備える電子式点火時期制御装置におい
て、前記グループ気筒毎に異なる極性でクランク
軸の基準位置信号を発生する磁石回転型の基準位
置信号発生装置と、この基準位置信号を前記極性
に対応して設定した2つの所定値と比較すること
により同時点火を行うグループ気筒を判別するグ
ループ気筒判別手段と、運転状態に応じた点火信
号を発生する点火信号発生回路と、この点火信号
とグループ気筒判別信号に基づいて前記電子配電
式点火手段を駆動するグループ気筒点火回路とを
備え、前記基準位置信号発生装置は、機関回転に
同期して回転する回転軸に単一の磁石と共に固定
され、かつ当該回転軸の回転に伴い各グループ気
筒の点火時期の到来に同期してグループ気筒毎に
異なる極性を発生するように所定の角度間隔で前
記磁石に固定された気筒数分のリラクタと、この
リラクタと相対するように配置される気筒数分の
ステータコア及び磁石の周囲に設けられるコイル
を有する基準位置センサとで構成したことを特徴
とする電子式点火時期制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083685U JPH0528362Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083685U JPH0528362Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61198578U JPS61198578U (ja) | 1986-12-11 |
| JPH0528362Y2 true JPH0528362Y2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=30632535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985083685U Expired - Lifetime JPH0528362Y2 (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528362Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57133311A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-18 | Nippon Denso Co Ltd | Detecting method for crank angle in internal combustion engine |
| JPS5828551A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-19 | Toyota Motor Corp | 副吸気通路を備えた多気筒内燃機関の電子制御式燃料噴射装置 |
| JPS5892426U (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-22 | 株式会社日立製作所 | 燃料噴射装置 |
| JPS59162333A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-13 | Toyota Motor Corp | 多気筒内燃機関の燃料噴射制御方法 |
-
1985
- 1985-06-03 JP JP1985083685U patent/JPH0528362Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61198578U (ja) | 1986-12-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4924831A (en) | Capacitor discharge ignition system with microprocessor timing control | |
| GB2024322A (en) | Apparatus for detecting angular position of engine crankshaft | |
| US4325350A (en) | Alternator-powered breakerless capacitor discharge ignition system having improved low-speed timing characteristics | |
| US4213436A (en) | Capacitor discharge ignition and alternator auxiliary power system | |
| ATE211526T1 (de) | Hochspannungskondensatorzündsystem für innere brennkraftmaschinen | |
| US3673490A (en) | Combined alternator and ignition trigger signal generator with arrangement for suppressing spurious trigger signals | |
| JPH0528362Y2 (ja) | ||
| CN209948890U (zh) | 发动机曲轴位置的测量系统 | |
| US4345553A (en) | Multiple step advance with magnetic trigger rotor | |
| US4170206A (en) | Ignition system for an internal combustion engine | |
| ITTO940419A1 (it) | Dispositivo per impedire la rotazione in senso contrario di un motore a combustione interna. | |
| JPS6067769A (ja) | エンジン用点火装置 | |
| JPS585091Y2 (ja) | 内燃機関点火装置 | |
| JPS62126845A (ja) | 磁石発電機 | |
| JPS5823984Y2 (ja) | 内燃機関用磁石発電機 | |
| JPH0324586B2 (ja) | ||
| JPS585088Y2 (ja) | 無接点点火装置用磁石発電機 | |
| JPH0640435Y2 (ja) | 内燃機関用多極磁石発電機 | |
| JPH0646218Y2 (ja) | 磁石発電機 | |
| SU587266A1 (ru) | Бесконтактный датчик дл электронной системы зажигани двухтактного двигател внутреннего сгорани | |
| JPH072001B2 (ja) | 内燃機関用磁石発電機 | |
| JP3060859B2 (ja) | 内燃機関点火装置用信号発生装置 | |
| JPH0717818Y2 (ja) | 多気筒内燃機関用点火装置 | |
| JPS609425Y2 (ja) | 無接点点火装置の点火時期制御用発電機 | |
| JPH0545825Y2 (ja) |