JPH0528358A - 製氷機内蔵カツプ式自動販売機の製氷機制御装置 - Google Patents

製氷機内蔵カツプ式自動販売機の製氷機制御装置

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JPH0528358A
JPH0528358A JP18005591A JP18005591A JPH0528358A JP H0528358 A JPH0528358 A JP H0528358A JP 18005591 A JP18005591 A JP 18005591A JP 18005591 A JP18005591 A JP 18005591A JP H0528358 A JPH0528358 A JP H0528358A
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JP
Japan
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ice
cup
making machine
storage chamber
machine
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JP18005591A
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Inventor
Tadashi Nagasaki
正 長崎
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機体内に備えられた、氷を製造しかつ付属の貯
氷室内に貯える製氷機の貯氷室内から、この貯氷室底部
に形成された氷吐出口を、貯氷室外周面に開口し氷吐出
口を貯氷室の外側から密閉する蓋を開放して通し貯氷室
外に落下排出させカップなどの容器に入れて販売する冷
飲料に添加する、冷飲料一杯分の氷の量の変動を少なく
し安定化する。 【構成】冷飲料一杯分の氷が氷吐出口内に有るか否かを
少なくとも検知する検知装置を具備する。また、この検
知装置が氷吐出口の外周面開口に光軸が平行な氷吐出口
内を縦若しくは横に横断する光を投光する投光部と、こ
の投光部から投光される光を受ける受光部とを構成要素
として持つものとする。さらに、氷吐出口内に冷飲料一
杯分の氷が無いことを検知装置が検出した際、製氷機を
起動する起動指令信号を出力するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒状の氷を添加した
冷飲料をカップなどの容器に入れて販売する製氷機内蔵
カップ式自動販売機の、冷飲料に加える氷を製造し付属
の貯氷室内に貯蔵する製氷機の起動停止を貯氷室内の氷
の量によって制御るとともに、貯氷室底部に形成された
氷吐出口を貯氷室の外側から密閉する蓋の開放時間によ
って氷吐出口を通して貯氷室内から落下吐出させる、冷
飲料一杯分の氷の量を制御する製氷機制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コーヒ,ココア,炭酸飲料などの冷たい
飲料である冷飲料をカップなどの容器に入れて販売する
カップ式自動販売機では、冷飲料に粒状の氷を添加した
氷入の冷飲料を販売するカップ式自動販売機がある。こ
のようなカップ式自動販売機は、機内に飲料水から氷を
製造する製氷機が一般的に備えられており、この製氷機
で製造された氷は製氷機に付属の貯氷室内に貯えられ
る。この貯氷室の底部には、この貯氷室内の氷をその自
重で貯氷室外に落下排出させる、この貯氷室外周面に開
口する氷吐出口が形成されており、この氷吐出口は貯氷
室に開閉自在に支持された蓋で貯氷室の外側から販売時
以外は密閉されている。この貯氷室から氷吐出口を通し
て冷飲料一杯分の氷をその自重で氷入り冷飲料販売時に
落下排出させる際は、蓋を開放している間の時間の長短
で冷飲料一杯分の氷の量を制御し、かつ貯氷室内の氷の
量が上限に達すると製氷機を停止するとともに、この製
氷機が停止してからの氷入り冷飲料の販売数量が設定値
に達すると製氷機を起動する製氷機制御装置が製氷機内
蔵カップ式自動販売機には通常設けられている。そのた
め、販売数量が設定値に達する時間が氷入り冷飲料の販
売量の増減により左右されるので、製氷機の起動と停止
との間の時間間隔は氷入り冷飲料の販売量によって左右
される。販売量が多ければ、製氷機の起動と停止との間
の時間間隔が短くなり、製氷後間もない、透明度が高く
かつ解けて液状化した部分の無い氷が、氷入り冷飲料販
売時に氷吐出口を通し貯氷室から自重で落下排出され
る。また、販売量が少なければ、製氷機の起動と停止と
の間の時間間隔が長くなり、氷入り冷飲料販売時に氷吐
出口を通し貯氷室から自重で落下排出される、貯氷室内
の氷は、製氷後の時間の経過とともに、その粒度は解け
て小さくなり、かつ氷が解けた液状部分が増大して氷質
が変化する。それで、氷入り冷飲料販売時にこの冷飲料
に加えられる、冷飲料一杯分の氷の量は、貯氷室内の氷
の量が同じであれば、この氷が製氷直後の氷かあるいは
製氷後時間が経過した氷かによる氷の摺動抵抗などの差
で違いを生じ、氷が製造直後の氷であれば安定するが、
氷が製氷後時間が経過した氷であれば不安定になり、場
合によっては販売する氷入り冷飲料毎にその中の氷の量
が大きく変化する。つまり、氷入り冷飲料の販売量が増
大し、氷質の変化が少ない間に販売数量が設定値に達し
て製氷機が再起動されば、貯氷室内に良い氷質の氷が常
に貯蔵されるので、冷飲料販売時に氷吐出口を通し貯氷
室から自重で落下排出される、冷飲料一杯分の氷の量は
安定する。しかし、氷入り冷飲料の販売数量が減少し、
販売数量が設定値に達するまでの時間が長くなると、貯
氷室内の氷の氷質は時間の経過とともに変化し、冷飲料
中の氷の量は、製氷機の、停止直後と、再起動直前とで
は大幅に変化するが、この種の製氷機内蔵カップ式自動
販売機の製氷機制御装置を図2ないし図5に示す。図2
はこの発明の対象となる製氷機内蔵カップ式自動販売機
の内部構成を示す正面図、図3は図2の製氷機の構成を
示す正面部分縦断面拡大図、図4は従来の製氷機内蔵カ
ップ式自動販売機の製氷機制御装置の構成を示し、
(A)が要部横断面図,(B)が要部正面縦断面図で、
(A)は図の下側が前面側であり、図5は一定の時間間
隔で氷入り冷飲料が販売された場合の冷飲料販売数に対
する、冷飲料販売毎に製氷機から排出される冷飲料一杯
分の氷の量の推移を示すグラフ。
【0003】図2ないし図5において、1が機体2を構
成する框体であり、この框体1内には、左上に、内部に
収納されたカップなどの容器3を販売の都度一個ずつ下
端から落下排出するカップ供給装置4,このカップ供給
装置4の下に、このカップ供給装置4から排出された容
器3を下方に案内するカップシュータ5,このカップシ
ュータ5の下側に、このカップシュータ5により案内さ
れ下降した容器3を載せるカップ受け台6などがそれぞ
れ配設されている。また、框体1内には、右側中程に配
設された濾過器7を通って機外から供給される飲料水を
貯える貯水槽8が右側上寄りに備えられており、この貯
水槽8の上に、この貯水槽8から供給される飲料水から
角形粒状の氷9を製造する製氷機10が配設されてい
る。この製氷機10には、下端部の減速機11を介して
電動機12で回転駆動される、スクリューフィーダの羽
根状の、螺旋形の回転刃13が外周部に形成された、軸
長方向が鉛直な回転軸14が、上面開口が断熱性を持つ
円盤状の上蓋15で密閉され氷9を貯える円筒形容器状
の貯氷室16の底中央部にこの貯氷室16の底を貫いて
嵌着され上端部が貯氷室16内に突き出した円筒状の筒
状体17内に嵌挿されている。この筒状体17の上端か
ら上方に貯氷室16内に上端が突き出した回転軸14の
上端部には、この上端部に一端を固着された丸棒状の複
数のアジテータ18が放射状にその先端を外周方向斜下
方に向けて突き出しており、このアジテータ18の下側
に逆截頭円錐形のブレーカ19が嵌着されている。この
ブレーカ19と回転刃13との間の回転軸14に回転自
在に支持された、複数の固定刃20を外周方向に歯車状
に突出形成されスリーブ21が筒状体17に固定されて
いる。この筒状体17には、下端部に、貯水槽8の底に
一端が接続されこの貯水槽8内の水を供給する給水管2
2の他端が接続されているとともに、この給水管22
に、一端が貯氷室16の底右端部に接続されこの貯氷室
16内の氷9が解けた氷解水を排水する排水管23の他
端が接続されている。また、筒状体17の外周に管体を
コイル状に巻き付けて、冷凍機24の構成要素であるエ
バポレータ25が形成されており、このエバポレータ2
5を含む筒状体17および貯氷室16の外周面は断熱材
で覆われている。この貯氷室16左端底部には、この貯
氷室16外側面から左方斜下に先端を向けて側方に突き
出した、外側面に開口する氷吐出口26が形成されてお
り、この氷吐出口26の外側面開口は貯氷室16の外側
から、軸長方向が氷吐出口26の外側面開口に平行かつ
水平な回動軸27を介し図示しないコイルばねで閉方向
に付勢されて上端部を貯氷室16に回動自在に支持され
た蓋28で密閉されている。この蓋28は、この蓋28
の上の、貯氷室16の外側面に固定された、T字形の可
動鉄心29を持つ電磁石30の可動鉄心29にピン3
1,32,リンク33を介して連結されており、電磁石
30を励磁することにより、可動鉄心29が吸引されて
上昇し、これに連動して蓋28は開放され、また、電磁
石30を消磁することにより、閉方向に付勢する図示し
ないコイルばねの付勢力で蓋28は閉じる。また、貯氷
室16内上部には、円盤形の中蓋34が、上蓋15を貫
通してこの上蓋15の上面から上方に突き出し当接片3
5を、上端に固着して下方に抜け落ちないよう上蓋15
中央に上下移動自在に支持された、軸長方向が鉛直な軸
36の下端に固着して、吊り下げられている。さらに、
貯氷室16内には、氷吐出口26下面の傾斜に上面の傾
斜が沿う、伏せた漏斗形すのこ状の敷板37が貯水室1
6の底面上に載置されている。また、上蓋15中央上面
には支持片38が取り付けられており、この支持片38
には、当接片35の上方に位置してマイクロスイッチ3
9が支持されており、減速機11,電動機12,回転刃
13,回転軸14,上蓋15,貯氷室16,筒状体1
7,アジテータ18,ブレーカ19,固定刃20,スリ
ーブ21,給水管22,排水管23,氷吐出口26,回
動軸27,蓋28,電磁石30,ピン31,32,リン
ク33,中蓋34,当接片35,軸36,敷板37,支
持片38,エバポレータ25を構成要素とする冷凍機2
4などで製氷機10が構成されるとともに、マイクロス
イッチ39などを構成要素として製氷機10を制御する
製氷機制御装置40が構成されている。なお、氷吐出口
26には、カップ受け台6上の容器3内に一端を向けて
設けられたアイスシュータ41の他端が接続されてい
る。
【0004】このように構成された製氷機10および製
氷機制御装置40の製氷時および氷入り冷飲料販売時の
各部の動作は、製氷機制御装置40で製氷機10は制御
され、貯氷室16内に氷9が一杯あり、この氷9で中蓋
34が上方に押し上げられて当接片35がマイクロスイ
ッチ39を押している間は、製氷機10は少なくとも停
止状態にある。貯氷室16内の氷9が販売の都度冷飲料
に加えられてやがて減り、当接片35がマイクロスイッ
チ39から下がって離れるとともに、製氷機制御装置4
0で積算された、製氷機10が最後に停止してからの氷
入り冷飲料の販売数量が設定値に達すると、製氷機制御
装置40からの起動指令信号により、製氷機10は起動
して製氷を開始する。すると、電動機12および冷凍機
24が起動して、給水管22を通り貯水槽8から筒状体
17内に供給される飲料水が、冷凍機24のエバポレー
タ25内で気化する冷媒により冷却され、筒状体17内
壁面に氷結する。この筒状体17内壁面に氷結した氷
は、減速機11を介して回転駆動される回転軸14外周
部に形成された回転刃13で削り取られながら押し上げ
られ、固定刃20の間を通って圧縮されながら上昇し角
柱状となる。この角柱状の氷がさらに押し上げられて上
端がブレーカ19に当接すると、その上端部が折れて角
形粒状の氷9ができる。この氷9は回転するアジテータ
18で撹拌されて敷板37上を外周方向に移動し、一部
は氷吐出口26内に入るとともに、貯氷室16内に積み
上げられる。この貯氷室16内に積み上げられた氷9の
量がさらに増えると、この氷9で中蓋34が上方に押し
上げて、当接片35がマイクロスイッチ39を押す。す
ると、製氷機制御装置40から出力される停止指令信号
により製氷機10は停止し、同時に電動機12および冷
凍機24も停止する。また、氷入り冷飲料販売時には、
貯氷室16から氷吐出口26を通して落下排出される、
冷飲料一杯分の氷9の量は製氷機制御装置40が蓋28
の開時間を電磁石30の励磁時間で制御することにより
調節されるが、この励磁時間中、蓋28が開き開放され
て氷吐出口26を通り落下排出される氷9の量は図5に
より変化する。図5は、横軸が氷入り冷飲料の販売数
を、また縦軸が製氷機10から落下排出される冷飲料一
杯分の氷9の量をそれぞれ示しており、曲線(A)は、
貯氷室16内の氷9が中蓋34を上方に押し上げ、当接
片35がマイクロスイッチ39を押して製氷機10が停
止してからある時間が経過後の状態から氷入り冷飲料が
販売開始され次に製氷機10が起動するまでの間の、ま
た、曲線(B)は、製氷機10の起動直後から氷入り冷
飲料が販売開始され次に製氷機10が停止するまでの間
の製氷機10から落下排出される冷飲料一杯分の氷9の
量の推移をそれぞれ示している。図5によると、製氷機
10停止後時間が経過した状態から氷入り冷飲料が販売
開始された場合には、製氷機10から落下排出される冷
飲料一杯分の氷9の量は、氷入り冷飲料の販売数が増加
して貯氷室16内の氷9が減るにしたがって、曲線
(A)に沿って製氷機10が再起動するまでは当初は多
いが漸減し、貯氷室16内に氷9が十分あっても安定せ
ず、製氷機10が再起動する直前には著るしく減少す
る。これに対し、製氷機10の起動直後から氷入り冷飲
料が販売開始された場合には、製氷機10から落下排出
される冷飲料一杯分の氷9の量は、製氷機10停止後あ
る時間が経過した状態から氷入り冷飲料が販売開始され
た場合に比べ当初は少ないが、少なくとも製氷機10が
停止するまでは、氷入り冷飲料の販売数に無関係にほぼ
一定で安定している。
【0005】なお、框体1内には、下部に、図示しない
冷凍機により冷却される冷水を蓄える水槽42,この水
槽42の後方に、高圧の炭酸ガスを充填した高圧ガスボ
ンベ43,右下に、各種の濃縮シロップなどの原料をそ
れぞれ収容する複数の耐圧容器44などが備えられてい
る。この耐圧容器44それぞれに一端が接続された一対
の圧送管45の他端は高圧ガスボンベ43に接続されて
おり、この圧送管45の一方の圧送管45から減圧弁4
6を介し減圧供給される炭酸ガスにより濃縮シロップな
どの原料が他方の圧送管45から押し出され、この圧送
管45の他端に図示しないバルブを介して接続されたノ
ズル47から容器3内に販売時一定量供給される。一
方、貯水槽8から給水管22を通して供給される飲料水
は、飲料の種類により、そのまま框体1右側壁内面に取
り付けられたポンプ48で、あるいは図示しない炭酸水
製造装置内で高圧ガスボンベ43から減圧弁46を介し
減圧供給される炭酸ガスを溶解して炭酸水に変えられた
後ち炭酸ガスの圧力で飲料水管路49を通ってこの飲料
水管路49の端に図示しないバルブを介して接続された
ノズル47から容器3内に販売時一定量供給される。圧
送管45および飲料水管路49の一部は、水槽42内を
通って配管されており、圧送管45および飲料水管路4
9内を通る水,炭酸水,濃縮シロップなどの原料は圧送
管45および飲料水管路49内を通過する間に水槽42
内の冷水で冷却される。
【0006】このように構成された製氷機内蔵カップ式
自動販売機の販売動作は、図示しない商品選択釦が押さ
れると、販売指令制御信号によりカップ供給装置4から
カップシュータ4に案内されてカップ受け台6上に容器
3が供給される。同時に、飲料が氷入り冷飲料であれ
ば、蓋28が開き製氷機10の貯氷室16から氷吐出口
26を通して氷9が落下排出され、アイスシュータ41
を通って容器3内に冷飲料一杯分供給される。一方、図
示しないバルブが開き、貯水槽8,耐圧容器44などか
ら水,炭酸水,濃縮シロップなどの原料がそれぞれ飲料
水管路49を通り冷やされて容器3内に一定量供給され
る。この容器3内に供給される水,炭酸水,濃縮シロッ
プなどは、ノズル47から流出する際のその流速により
容器3内で互に撹拌混合し飲料となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の製氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷機制御装置
は、貯氷室16内の氷9が減って、当接片35がマイク
ロスイッチ39から離れ、かつ製氷機制御装置40で積
算された、製氷機10が最後に停止してからの、氷入り
冷飲料の販売数量が設定値に達すると、製氷機制御装置
40からの起動指令信号により、製氷機10は起動する
ように構成されている。そのため、製氷機10の起動か
ら停止までの時間間隔は氷入り冷飲料の販売量により左
右され、貯氷室16内に貯えられる氷9の平均貯蔵時間
も左右される。それで、貯氷室16内に貯えられる氷9
は、氷入り冷飲料の販売量が少なければ、平均貯蔵時間
が長くなり、その粒度も解けて小さくかつ液状の水を多
く含んだ氷となり、かつ滑動抵抗,透明度など氷質が変
化するという欠点がある。また、氷入り冷飲料販売時
に、氷吐出口26から落下排出され氷入り冷飲料に加え
られる、冷飲料一杯分の氷9の量は、蓋28が開いて氷
吐出口26が開放される、電磁石30の励磁時間で製氷
機制御装置40により制御される。それで、落下排出さ
れる氷9が長時間貯氷室16内に貯えられ粒度が小さく
かつ液状の水を多く含んで氷質が変化した氷9であれ
ば、販売毎に冷飲料一杯分の氷9の量は、蓋28が開い
て開放される氷吐出口26の開放時間に比例せず、図5
の曲線(A)に示すように、当初は多いが貯氷室16内
の氷9の量が減るにしたがい漸減し変動する。この変動
は製氷機10停止後から再起動までの氷入り冷飲料販売
数量の設定値により左右され、氷吐出口26内に冷飲料
一杯分の氷9がなくなっても氷入り飲料が販売され、こ
れに伴って氷入り冷飲料の品質は販売毎にばらつくとい
う問題がある。しかし一方では、貯氷室16内の氷9が
製氷後間もない氷9であれば、氷9は粒度が小さくなっ
たり、氷質が変化したりせず、粒度も大いきくかつ液状
の水も含まず、その上透明度も高い。そのため、図5の
曲線(B)に示すように、貯氷室16内の氷9の量に無
関係に、蓋28が開いて開放される氷吐出口26の開放
時間に比例した、ほぼ一定の量の冷飲料一杯分の氷9が
販売毎に氷吐出口26を通して貯氷室16から落下排出
される。
【0008】したがって、この発明は、製氷機の起動か
ら停止までの時間間隔が販売量の増減で左右されず、か
つ氷の粒度および氷質が多少変化しても冷飲料一杯分の
氷の量が安定する製氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷
機制御装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によれば、粒状の氷を添加した冷飲料をカ
ップなどの容器に入れて販売するカップ式自動販売機で
あって、製造した前記氷を付属の貯氷室内に貯える製氷
機を機体内に備え、前記貯氷室内の氷の量によって前記
製氷機を起動停止制御するとともに、前記冷飲料販売の
都度、前記冷飲料に加えるこの冷飲料一杯分の前記氷
を、この氷をその自重で前記貯氷室内から落下排出させ
る、この貯氷室外周面に開口しこの貯氷室底部に形成さ
れた氷吐出口を前記貯氷室の外側から密閉する、前記貯
氷室に開閉自在に支持された蓋を開放して前記氷吐出口
を通し前記貯氷室内から落下排出させる際、前記蓋の開
放時間によって前記冷飲料一杯分の前記氷の量を制御す
るようにした製氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷機制
御装置において、前記冷飲料一杯分の前記氷が前記氷吐
出口内に有るか否かを少なくとも検知する検知装置を具
備するものとする。
【0010】また、上記に加え、検知装置が前記開口面
に光軸が平行な氷吐出口内を縦若しくは横に横断する光
を投光する投光部と、この投光部から投光される光を受
ける受光部とを構成要素として持つものとする。
【0011】さらに、上記に加え、検知装置が氷吐出口
内に冷飲料一杯分の氷が無いことを検出した際、製氷機
を起動する起動指令信号を出力するものとする。
【0012】
【作用】この発明は、カップなどの容器に入れて販売す
る冷飲料に添加する、機体内に備えられた、製造した氷
を付属の貯氷室内に貯える製氷機で製氷された粒状の氷
が、この氷をその自重で前記貯氷室内から落下排出させ
る、この貯氷室外周面に開口しこの貯氷室底部に形成さ
れた氷吐出口内に前記冷飲料一杯分有るか否かを少なく
とも検知する検知装置を具備したので、氷吐出口内に冷
飲料一杯の粒状の氷がないことを検知装置が検出した際
には、冷凍機を起動して製氷を再開でき、製氷機の起動
から停止までの時間間隔は氷入り冷飲料の販売量に左右
されないようにできる。また、検知装置が、氷質をによ
って屈折率,透過率などが異なる電磁波などを利用し
た、氷吐出口内の氷の氷質を検出できる検知装置であれ
ば、貯氷室に開閉自在に支持され氷吐出口を貯氷室の外
側から密閉する蓋の開放時間を氷吐出口内の氷の氷質を
加味して制御でき、これにより、氷吐出口を通して貯氷
室から販売時落下排出される冷飲料一杯分の氷の量を変
動の少ない安定した量にできる。
【0013】また、上記に加え、検知装置が前記開口面
に光軸が平行な氷吐出口内を縦若しくは横に横断する光
を投光する投光部と、この投光部から投光される光を受
ける受光部とを構成要素として持つようにしたので、氷
の粒度の変化および透明度などの氷質の変化を、屈折
率,透過率などが変化する、投光部から投光され氷吐出
口内の氷を横切って受光部で感受され光の量の変化とし
て捉えることができ、この光の量の変化を加味して蓋の
開放時間を制御することにより、氷吐出口を通して貯氷
室から販売時落下排出される冷飲料一杯分の氷の量を変
動の少ない安定した量にできる。
【0014】さらに、上記に加え、上記に加え、検知装
置が氷吐出口内に冷飲料一杯分の氷が無いことを検出し
た際、製氷機を起動する起動指令信号を出力するように
したので、製氷機の起動から停止までの時間間隔を氷入
り冷飲料の販売量により左右されずに、冷凍機を起動し
て製氷を再開できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1および図3に
基づいて説明する。図1はこの発明の一つの実施例の製
氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷機制御装置の構成を
示し、(A)が要部横断面図,(B)が要部正面縦断面
図で、(A)は図の下側が前面側であり、図2はこの発
明の対象となる製氷機内蔵カップ式自動販売機の内部構
成を示す正面図、図3は図2の製氷機の構成を示す正面
部分縦断面拡大図で、図4および図5と共通あるいは同
一の部分は同一符号で示す。
【0016】図1および図3において、1が機体2を構
成する框体であり、この框体1内には、左上に、内部に
収納されたカップなどの容器3を販売の都度一個ずつ下
端から落下排出するカップ供給装置4,このカップ供給
装置4の下に、このカップ供給装置4から排出された容
器3を下方に案内するカップシュータ5,このカップシ
ュータ5の下側に、このカップシュータ5により案内さ
れ下降した容器3を載せるカップ受け台6などを設けて
いる。また、框体1内には、右側中程に配設された濾過
器7を通って機外から供給される飲料水を貯える貯水槽
8を右側上寄りに備えており、この貯水槽8の上に、こ
の貯水槽8から供給される飲料水から角形粒状の氷9を
製造する製氷機10を配設している。この製氷機10に
は、下端部の減速機11を介して電動機12で回転駆動
される、スクリューフィーダの羽根状の、螺旋形の回転
刃13を外周部に形成した、軸長方向が鉛直な回転軸1
4を、上面開口が断熱性を持つ円盤状の上蓋15で密閉
した、氷9を貯える円筒形容器状の貯氷室16の底中央
部にこの貯氷室16の底を貫いて嵌着し上端部を貯氷室
16内に突き出させた円筒状の筒状体17内に嵌挿して
いる。この筒状体17の上端から上方に貯氷室16内に
上端が突き出した回転軸14の上端部には、この上端部
に一端を固着した丸棒状の複数のアジテータ18が放射
状にその先端を外周方向斜下方に向けて突き出している
とともに、このアジテータ18の下側には、逆截頭円錐
形のブレーカ19を嵌着している。このブレーカ19と
回転刃13との間の回転軸14に回転自在に支持した、
複数の固定刃20を外周方向に歯車状に突出形成したス
リーブ21を筒状体17に固定している。この筒状体1
7には、貯水槽8の底に一端を接続しこの貯水槽8内の
水を供給する給水管22の他端を下端部に接続してお
り、この給水管22には、貯氷室16の底右端部に一端
を接続した、この貯氷室16内の氷9が解けた氷解水を
排水する排水管23の他端を接続している。また、筒状
体17の外周に管体をコイル状に巻き付けて、冷凍機2
4の構成要素であるエバポレータ25を形成しており、
このエバポレータ25を含む筒状体17および貯氷室1
6の外周面を断熱材で覆っている。この貯氷室16左端
底部には、この貯氷室16外側面から左方斜下に先端を
向けて側方に突き出した、外側面に開口する氷吐出口2
6を形成しており、この氷吐出口26には、この氷吐出
口26内をこの氷吐出口26の外側面開口面に平行に横
に光軸が横断する光を投光する投光部50と、この投光
部50から投光される光を受ける受光部51とを構成要
素とする検知装置52を配設している。この検知装置5
2は、投光部50が投光し受光部51で感受した光の量
でこの光が氷9を透過した光か否かを判定し、もし光が
氷9を透過しない光であれば、氷吐出口26内に氷9が
氷入り冷飲料一杯分ないと判断して製氷機10を起動す
る起動指令信号を出力するように構成している。また、
氷吐出口26の外側面開口を、貯氷室16の外側から軸
長方向が氷吐出口26の外側面開口に平行かつ水平な回
動軸27を介し図示しないコイルばねで閉方向に付勢し
て上端部を貯氷室16に回動自在に支持した蓋28で密
閉している。この蓋28は、この蓋28の上の、貯氷室
16の外側面に固定した、T字形の可動鉄心29を持つ
電磁石30の可動鉄心29にピン31,32,リンク3
3を介して連結しており、電磁石30を励磁することに
より、可動鉄心29が吸引されて上昇し、これに連動し
て蓋28は開放され、電磁石30を消磁することによ
り、閉方向に付勢する図示しないコイルばねの付勢力で
蓋28は閉鎖じる。また、貯氷室16の内上部には、円
盤形の中蓋34を、上蓋15を貫通してこの上蓋15の
上面から上方に突き出し当接片35を上端に固着して下
方に抜け落ちないよう上蓋15中央に上下移動自在に支
持した、軸長方向が鉛直な軸36の下端に固着して、吊
り下げいる。さらに、貯氷室16内下部に、氷吐出口2
6下面の傾斜に上面の傾斜が沿う、伏せた漏斗形すのこ
状の敷板37を載置している。上蓋15上面中央部に取
り付けた支持片38には、当接片35の上方に位置して
マイクロスイッチ39を支持しており、減速機11,電
動機12,回転刃13,回転軸14,上蓋15,貯氷室
16,筒状体17,アジテータ18,ブレーカ19,固
定刃20,スリーブ21,給水管22,排水管23,氷
吐出口26,回動軸27,蓋28,電磁石30,ピン3
1,32,リンク33,中蓋34,当接片35,軸3
6,敷板37,支持片38,エバポレータ25を構成要
素とする冷凍機24などで製氷機10を構成し、マイク
ロスイッチ39,検知装置52などを構成要素として製
氷機制御装置53を構成している。なお、氷吐出口26
には、カップ受け台6上の容器3内に一端を向けて設け
たアイスシュータ41の他端を接続しており、その他の
框体1内の構成は前記した従来例と同一である。
【0017】前述の構成において、カップ式自動販売機
としての販売動作は前記した従来例と同一であるので、
この発明の製氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷機制御
装置の、製氷機10および製氷機制御装置53の製氷時
および冷飲料販売時の各部の動作について以下説明す
る。製氷機制御装置53で製氷機10は制御され、貯氷
室16内の氷9で中蓋34が上方に押し上げられて当接
片35がマイクロスイッチ39を押している間は、製氷
機10は少なくとも停止状態にある。貯氷室16内の氷
9が販売の都度冷飲料に供給されてやがて減り、当接片
35がマイクロスイッチ39から下がって離れ、かつ検
知装置52が、製氷機10を起動する起動指令信号を出
力すると、製氷機制御装置53からの起動指令信号によ
り、製氷機10は起動して製氷を再開する。すると、て
電動機12および冷凍機24が起動して、給水管22を
通って貯水槽8から供給される、筒状体17内の飲料水
が、エバポレータ25内に供給されて気化する冷媒によ
り冷却され、筒状体17内壁面に氷結する。この筒状体
17内壁面に氷結した氷は、減速機11を介して回転駆
動される回転軸14外周部に形成された回転刃13で削
り取られながら押し上げられ、固定刃20間を圧縮され
ながら通って角柱状となる。この角柱状の氷が、さらに
押し上げられて上端がブレーカ19に当接すると、その
上端部が折れて角形粒状の氷9ができる。この氷9は回
転するアジテータ18で撹拌されて敷板37上を外周方
向に移動し、一部は氷吐出口26内に入るとともに、貯
氷室16内に積み上げられる。この貯氷室16内に積み
上げられる氷9の量がさらに増えると、この氷9で中蓋
34が上方に押し上げて、当接片35がマイクロスイッ
チ39を押す。すると、製氷機制御装置53から出力さ
れる停止指令信号により製氷機10は停止し、同時に電
動機12および冷凍機24も停止する。これにより、製
氷機10の起動から停止までの時間間隔および貯氷室1
6内に貯蔵される氷9の平均貯蔵時間は、従来のように
氷入り冷飲料の販売量により左右されるのではなく、氷
吐出口26内に冷飲料一杯分の氷9が有るか無いかによ
り左右される。そのため、氷吐出口26内に冷飲料一杯
分の氷9がなくなっても製氷機10が起動されず、貯氷
室16内に貯蔵される氷9が、氷入り冷飲料の販売量が
少なくてその平均貯蔵時間が長くなり、解けてその粒度
が小さくかつ液状の水を多く含んだ氷になったり、透明
度などの氷質が変化したりすることが少なくなる。ま
た、氷入り冷飲料販売時には、貯氷室16から氷吐出口
26を通して落下排出される、冷飲料一杯分の氷9の量
を、製氷機制御装置53が蓋28の開時間を電磁石30
の励磁時間で制御することにより調節している。この励
磁時間を、投光部50が投光し受光部51で感受した光
の、粒度が大きく透明度の高い製氷後間もない氷9か若
しくは、粒度が小さく透明度の低い製氷後時間が経った
氷9を透過した光かによって変わはる量により変えるこ
とにより、蓋28が開き開放されて氷吐出口26を通り
落下排出される、冷飲料一杯分の氷9の量を制御してい
る。これにより、冷飲料一杯分の氷9の量を安定させる
ことができ、かつ氷入り冷飲料の品質を安定させること
ができる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、カップなどの容器に
入れて販売する冷飲料に添加する、機体内に備えられ
た、製造した氷を付属の貯氷室内に貯える製氷機で製氷
された粒状の氷が、この氷をその自重で前記貯氷室内か
ら落下排出させる、この貯氷室外周面に開口しこの貯氷
室底部に形成された氷吐出口内に前記冷飲料一杯分有る
か否かを少なくとも検知する検知装置を具備したので、
製氷機の起動から停止までの時間間隔は氷入り冷飲料の
販売量に左右されないようにできる。また、貯氷室に開
閉自在に支持され氷吐出口を貯氷室の外側から密閉する
蓋の開放時間を氷吐出口内の氷の量に氷質を加味して制
御でき、氷吐出口を通して貯氷室から販売時落下排出さ
れる冷飲料一杯分の氷の量を変動の少ない安定した量に
できる。
【0019】また、上記に加え、検知装置が前記開口面
に光軸が平行な氷吐出口内を縦若しくは横に横断する光
を投光する投光部と、この投光部から投光される光を受
ける受光部とを構成要素として持つようにしたので、氷
の粒度の変化および透明度などの氷質の変化を投光部か
ら投光され氷吐出口内の氷を横切って受光部で感受され
光の量の変化として捉えることができ、この光の量の変
化を加味して蓋の開放時間を制御することにより、氷吐
出口を通して貯氷室から販売時落下排出される冷飲料一
杯分の氷の量を変動の少ない安定した量にできる。
【0020】さらに、上記に加え、上記に加え、検知装
置が氷吐出口内に冷飲料一杯分の氷が無いことを検出し
た際、製氷機を起動する起動指令信号を出力するように
したので、製氷機の起動から停止までの時間間隔を氷入
り冷飲料の販売量により左右されずに、冷凍機を起動し
て製氷を再開できる。
【0021】その結果、製氷機の起動から停止までの時
間間隔が販売量の増減に左右されないので、貯氷室内の
氷の氷質の変化は少なくなり、氷入り冷飲料の氷の量を
安定させることができるとともに、氷入り冷飲料を貯氷
室内の氷の粒度,質などの変化の少ない良質の氷を冷飲
料に加えた、販売毎にばらつくことのない安定した高品
質の氷入り冷飲料として販売できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施例の製氷機内蔵カップ式
自動販売機の製氷機制御装置の構成を示し、(A)が要
部横断面図,(B)が要部正面縦断面図
【図2】この発明の対象となる製氷機内蔵カップ式自動
販売機の内部構成を示す正面図
【図3】図2の製氷機の構成を示す正面部分縦断面拡大
【図4】従来の製氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷機
制御装置の構成を示し、(A)が要部横断面図,(B)
が要部正面縦断面図
【図5】一定の時間間隔で氷入り冷飲料が販売された場
合の冷飲料販売数に対する、冷飲料販売毎に製氷機から
排出される冷飲料一杯分の氷の量の推移を示すグラフ
【符号の説明】
1 框体 2 機体 3 容器 4 カップ供給装置 5 カップシュータ 6 カップ受け台 7 濾過器 8 貯水槽 9 氷 10 製氷機 11 減速機 12 電動機 13 回転刃 14 回転軸 15 上蓋 16 貯氷室 17 筒状体 18 アジテータ 19 ブレーカ 20 固定刃 21 スリーブ 22 給水管 23 排水管 24 冷凍機 25 エバポレータ 26 氷吐出口 27 回動軸 28 蓋 29 可動鉄心 30 電磁石 31 ピン 32 ピン 33 リンク 34 中蓋 35 当接片 36 軸 37 敷板 38 支持片 39 マイクロスイッチ 40 製氷機制御装置 41 アイスシュータ 42 水槽 43 高圧ガスボンベ 44 耐圧容器 45 圧送管 46 減圧弁 47 ノズル 48 ポンプ 49 飲料水管路 50 投光部 51 受光部 52 検知装置 53 製氷機制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒状の氷を添加した冷飲料をカップなどの
    容器に入れて販売するカップ式自動販売機であって、製
    造した前記氷を付属の貯氷室内に貯える製氷機を機体内
    に備え、前記貯氷室内の氷の量によって前記製氷機を起
    動停止制御するとともに、前記冷飲料販売の都度、前記
    冷飲料に加えるこの冷飲料一杯分の前記氷を、この氷を
    その自重で前記貯氷室内から落下排出させる、この貯氷
    室外周面に開口しこの貯氷室底部に形成された氷吐出口
    を前記貯氷室の外側から密閉する、前記貯氷室に開閉自
    在に支持された蓋を開放して前記氷吐出口を通し前記貯
    氷室内から落下排出させる際、前記蓋の開放時間によっ
    て前記冷飲料一杯分の前記氷の量を制御するようにした
    製氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷機制御装置におい
    て、前記冷飲料一杯分の前記氷が前記氷吐出口内に有る
    か否かを少なくとも検知する検知装置を具備したことを
    特徴とする製氷機内蔵カップ式自動販売機の製氷機制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製氷機内蔵カップ式自動販
    売機の製氷機制御装置において、検知装置が前記開口面
    に光軸が平行な氷吐出口内を縦若しくは横に横断する光
    を投光する投光部と、この投光部から投光される光を受
    ける受光部とを構成要素として持つ製氷機内蔵カップ式
    自動販売機の製氷機制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1および請求項2記載の製氷機内蔵
    カップ式自動販売機の製氷機制御装置において、検知装
    置が氷吐出口内に冷飲料一杯分の氷が無いことを検出し
    た際、製氷機を起動する起動指令信号を出力する製氷機
    内蔵カップ式自動販売機の製氷機制御装置。
JP18005591A 1991-07-22 1991-07-22 製氷機内蔵カツプ式自動販売機の製氷機制御装置 Pending JPH0528358A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014062787A1 (en) * 2012-10-16 2014-04-24 Ice House America, Llc Ice vending machine

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