JPH05283485A - Tabテープ - Google Patents

Tabテープ

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JPH05283485A
JPH05283485A JP11210692A JP11210692A JPH05283485A JP H05283485 A JPH05283485 A JP H05283485A JP 11210692 A JP11210692 A JP 11210692A JP 11210692 A JP11210692 A JP 11210692A JP H05283485 A JPH05283485 A JP H05283485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
tab tape
hole
leads
semiconductor chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP11210692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyoshi Yamaguchi
龍善 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂封止用金型の製造コストを低く抑えるこ
とが可能であり、樹脂封止した際にTABテープの上型
キャビティまたは下型キャビティ方向への撓みを防止可
能なTABテープを提供する。 【構成】 ベースフィルム12上に金属箔で形成された
インナーリード14とアウターリード16が設けられ、
半導体チップが前記インナーリード14と接続された状
態で該半導体チップと前記インナーリード14が樹脂封
止されるTABテープ10において、上面側と下面側と
の間を溶融樹脂が通過可能な貫通孔24を前記インナー
リード14の間に形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTAB(ape
tomated onding)テープ(またはチッ
プキャリアテープ)に関し、一層詳細にはベースフィル
ム上に金属箔で形成されたインナーリードとアウターリ
ードが設けられ、半導体チップがインナーリードと接続
された状態で半導体チップとインナーリードが樹脂封止
されるTABテープに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、リードフレームの多ピン、ファイ
ン化に伴い、金属板のインナーリードを有するリードフ
レームに代え、ベースフィルム上に金属箔で形成された
インナーリードとアウターリードを設けて成るTABテ
ープが使用されている。半導体チップは、TABテープ
のインナーリードと接続された状態で樹脂封止が行われ
る。樹脂封止の際、半導体チップとインナーリード、お
よびアウターリードの一部が樹脂封止される。半導体チ
ップを接続したTABテープを樹脂封止する場合、ポッ
ティングで樹脂封止を行っていたが、工程時間がかかる
ためトランスファモールドを行うことが提案され、実行
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
TABテープに接続された半導体チップをトランスファ
モールドで樹脂封止する方式には次のような課題があ
る。トランスファモールド用の金型(上型および下型)
には樹脂封止しようとする半導体チップとTABテープ
の両側にキャビティが形成されている。この両キャビテ
ィに溶融樹脂が送り込まれ、樹脂封止が行われる。TA
Bテープの樹脂封止される範囲において、貫通孔といえ
る孔は半導体チップが配設される位置に形成されている
デバイスホールだけであり、当該デバイスホールも半導
体チップにより閉塞されるため、金型が型閉した後は上
型キャビティと下型キャビティ間における溶融樹脂の交
流がない。従って、両キャビティへ溶融樹脂を導入する
ランナ、ゲートを上型および下型に形成しなければなら
ず、金型の製造コストが高くなるという課題がある。ま
た、両キャビティへ導入される溶融樹脂の樹脂圧がアン
バランスであると、薄いベースフィルムで形成されてい
るTABテープは上型キャビティまたは下型キャビティ
方向へ撓んでしまい、インナーリードと半導体チップと
の接続不良が発生するという課題もある。従って、本発
明は樹脂封止用金型の製造コストを低く抑えることが可
能であり、樹脂封止した際にTABテープの上型キャビ
ティまたは下型キャビティ方向への撓みを防止可能なT
ABテープを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、ベースフィ
ルム上に金属箔で形成されたインナーリードとアウター
リードが設けられ、半導体チップが前記インナーリード
と接続された状態で該半導体チップと前記インナーリー
ドが樹脂封止されるTABテープにおいて、上面側と下
面側との間を溶融樹脂が通過可能な貫通孔を前記インナ
ーリードの間に形成したことを特徴とする。例えば、前
記貫通孔は長孔に形成してもよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。TABテープには、上
面側と下面側との間を溶融樹脂が通過可能な貫通孔をイ
ンナーリードの間に形成してあるので、樹脂封止用金型
の上型キャビティまたは下型キャビティの一方へ溶融樹
脂を導入するランナ、ゲートを設けるだけで上型キャビ
ティおよび下型キャビティへ同圧で溶融樹脂を充填可能
となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。第1実施例について図1および図2
と共に説明する。10はTABテープであり、ベースフ
ィルム12上に金属箔(例えば銅箔)で形成された多数
のインナーリード14、アウターリード16が配設され
ている。なお、図1において、インナーリード14は多
数、密に配設されているので斜線区域で表示する。18
はデバイスホールであり、ベースフィルム12を貫設し
ている。デバイスホール18に対応して半導体チップ2
0が配設され、各インナーリード14と半導体チップ2
0はバンブ22を介して熱圧着で接続されている。24
は貫通孔であり、TABテープ10の上面側と下面側と
の間を溶融樹脂が通過可能に穿設されている。貫通孔2
4は4個設けられ、各貫通孔24はインナーリード14
の間に配置されている。なお、26はインデックスホー
ルであり、28はツーリングホールである。どちらもT
ABテープ10に貫設されているが、樹脂封止エリア3
0外である。
【0007】半導体チップ20が配設された上記TAB
テープ10の、半導体チップ20、インナーリード14
およびアウターリード16の内端部を樹脂封止するため
には、当該TABテープ10を金型(不図示)内へ配置
し、溶融樹脂を充填する。その際、上型キャビティまた
は下型キャビティのいずれか一方に溶融樹脂を導入すれ
ばよい。一方のキャビティに導入された溶融樹脂は貫通
孔24を通り、他のキャビティ内へも充填される。両キ
ャビティ間は貫通孔24により連通されているので樹脂
圧は均等になりTABテープ10の撓みが発生しない。
樹脂封止が終了すると、図2に示すように、樹脂封止部
32が形成され、半導体チップ20等が内部に封止され
る。
【0008】次に第2実施例について図3と共に説明す
る。50はTABテープであり、ベースフィルム52上
に金属箔(例えば銅箔)で形成された多数のインナーリ
ード54、アウターリード56が配設されている。な
お、図3において、インナーリード54およびアウター
リード56は多数、密に配設されているので斜線区域5
4、56で表示する。58はデバイスホールであり、ベ
ースフィルム52を貫設している。デバイスホール58
に対応して半導体チップ(不図示)が配設され、各イン
ナーリード54と半導体チップが接続される。60は貫
通孔であり、TABテープ50の上面側と下面側との間
を溶融樹脂が通過可能に穿設されている。貫通孔60は
長円形に8個設けられ、各貫通孔60はインナーリード
54の間に配置されている。従って、各インナーリード
54の配線パターンは貫通孔60を避けるように形成さ
れている。なお、62はインデックスホールであり、6
4はツーリングホールである。どちらもTABテープ5
0に貫設されているが、樹脂封止エリア66外である。
【0009】半導体チップが配設された上記TABテー
プ50の、半導体チップ、インナーリード54およびア
ウターリード56の内端部を樹脂封止するためには、第
1実施例と同様、当該TABテープ50を金型(不図
示)内へ配置し、溶融樹脂を充填する。その際、やはり
上型キャビティまたは下型キャビティのいずれか一方に
溶融樹脂を導入すればよく、一方のキャビティに導入さ
れた溶融樹脂は貫通孔60を通り、他のキャビティ内へ
も充填される。両キャビティ間は貫通孔60により連通
されているので樹脂圧は均等になりTABテープ50の
撓みが発生しない点も第1実施例と同じである。第2実
施例において、インナーリード54の長さ方向に対して
略平行に長孔を設けると、インナーリード54のレイア
ウトがし易く、インナーリード54の長さも短寸化でき
る。以上、本発明の好適な実施例について種々述べてき
たが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るの
はもちろんである。
【0010】
【発明の効果】本発明に係るTABテープを用いると、
TABテープには、上面側と下面側との間を溶融樹脂が
通過可能な貫通孔をインナーリードの間に形成してある
ので、樹脂封止用金型の上型キャビティまたは下型キャ
ビティの一方へ溶融樹脂を導入するランナ、ゲートを設
けるだけで上型キャビティおよび下型キャビティへ溶融
樹脂を充填可能となるので樹脂封止用金型の製造コスト
を低く抑えることが可能となる。また、両キャビティ間
は当該貫通孔により連通されているので両キャビティ内
の樹脂圧は均等になりTABテープの撓みを防止可能と
なる。さらに、貫通孔を介してTABテープの上側と下
側の樹脂が連結されているので、耐剥離性を向上させ得
る等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るTABテープの第1実施例を示し
た平面図。
【図2】第1実施例のTABテープに半導体チップを搭
載し、樹脂封止した状態を示した断面図。
【図3】本発明に係るTABテープの第2実施例を示し
た平面図。
【符号の説明】
10、50 TABテープ 12、52 ベースフィルム 14、54 インナーリード 16、56 アウターリード 18、58 デバイスホール 20 半導体チップ 22 バンブ 24、60 貫通孔 26、62 インデックスホール 28、64 ツーリングホール 30、66 樹脂封止エリア 32 樹脂封止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルム上に金属箔で形成された
    インナーリードとアウターリードが設けられ、半導体チ
    ップが前記インナーリードと接続された状態で該半導体
    チップと前記インナーリードが樹脂封止されるTABテ
    ープにおいて、 上面側と下面側との間を溶融樹脂が通過可能な貫通孔を
    前記インナーリードの間に形成したことを特徴とするT
    ABテープ。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔は長孔であることを特徴とす
    る請求項1記載のTABテープ。
JP11210692A 1992-04-03 1992-04-03 Tabテープ Pending JPH05283485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11210692A JPH05283485A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 Tabテープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11210692A JPH05283485A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 Tabテープ

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Publication Number Publication Date
JPH05283485A true JPH05283485A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14578303

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JP11210692A Pending JPH05283485A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 Tabテープ

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