JPH05281855A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05281855A
JPH05281855A JP4158789A JP15878992A JPH05281855A JP H05281855 A JPH05281855 A JP H05281855A JP 4158789 A JP4158789 A JP 4158789A JP 15878992 A JP15878992 A JP 15878992A JP H05281855 A JPH05281855 A JP H05281855A
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公啓 吉野
Yoshihiko Toyoizumi
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構造で、確実に異種の現像剤の補給を
防止するとともに、現像剤収納容器を破損することな
く、取扱が容易である画像形成装置を提供する。 【構成】 画像形成装置は、現像剤を収納する現像剤収
納容器110の蓋112と現像剤の色に対応する識別部
113とを有する供給部111が着脱可能な現像剤貯留
容器10の補給口11と、この補給口11に現像剤収納
容器110の蓋112に係合してスライド可能に設けら
れ現像剤の供給を可能とする蓋12と、現像剤収納容器
110の供給部111の補給口11への挿着で規制が解
除され蓋12をスライド可能にする規制手段Aと、異色
の現像剤が収納された現像剤収納容器110の供給部1
11の補給口11への誤挿着によって識別部113で移
動されて蓋12のスライドを規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電子写真複写
機やレーザプリンタ等の画像形成装置に関し、詳しくは
現像剤収納容器から現像剤が補給される画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やレーザプリンタ
等の画像形成装置には、黒色の現像剤を使用したものが
一般的で広く採用されていた。ところで、近年小型で個
人向けを目的とした画像形成装置が普及するようになっ
て、ユーザーの使用範囲が広がるにあたり、黒色画像の
みならず他の色を使用した画像や異なる色を重ね合わせ
たカラー画像が頻繁に使用されるようになってきた。
【0003】この画像形成装置の使用によって現像剤が
消費されるため、現像剤を補給する必要があるが、この
補給は一般的に現像剤を収容した現像剤収納容器を、装
置本体の現像剤補給部に挿着し、この挿着状態で現像剤
補給部の蓋と現像剤収納容器の蓋を開閉し、現像剤収納
容器の内部の現像剤を現像剤補給部から補給するように
なっている。
【0004】ところが、このような画像形成装置におい
ては、ある色の現像剤を収容している現像部に現像剤収
納容器を用いて同色の現像剤を補給する際誤って、異色
の現像剤を収納している現像剤収納容器を補給するよう
なことがあると、異色の現像剤が混合してしまって、現
像部を分解清掃するまで全く使用不能となってしまうお
それがある。
【0005】このため、例えば、特開平3ー26796
5号公報及び特開平3ー269461号公報に開示され
るように、装置本体の現像剤補給部に特定の現像剤収納
容器のみが挿着でき、異種の現像剤を収納している現像
剤収納容器は挿着できないようにし、同種の現像剤を収
納している現像剤収納容器から補給するようにするもの
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに装置本体の現像剤補給部に特定の現像剤収納容器の
みが挿着できるようにしたものでも、異種の現像剤を収
納している現像剤収納容器が斜めになって、その一部で
も装置本体の現像剤補給部に挿着されると、この状態で
現像剤補給部の蓋が現像剤収納容器の蓋に係合して開く
ことがある。従って、誤って種類の異なる現像剤を装置
本体の現像剤補給部から補給したり、この現像剤を装置
本体の現像剤補給部の周りに付着させてしまうという不
都合が生じる。
【0007】また、一般のユーザーが補給する場合には
現像剤収納容器の挿着方法自体が間違っているのか、現
像剤収納容器が間違っているのかの区別ができない。こ
のため、現像剤の補給に時間がかかるばかりでなく、異
種の現像剤を収納している現像剤収納容器を無理に挿着
しようとして、現像剤収納容器を破損するおそれがあ
る。
【0008】この発明は、係る従来の実状に鑑みてなさ
れたもので、簡単な構造で、確実に異種の現像剤の補給
を防止するとともに、現像剤収納容器を破損することな
く、取扱が容易である画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、現像剤を収納した現像剤収
納容器が装置本体の現像剤補給部に挿着され、この挿着
状態で前記現像剤補給部の蓋と前記現像剤収納容器の蓋
を開閉し、前記現像剤収納容器の内部の現像剤が前記現
像剤補給部から補給される画像形成装置において、前記
挿着された現像剤収納容器が特定のものか否かを判別す
る判別手段を有し、前記挿着された現像剤収納容器が特
定のものである場合にのみ前記現像剤補給部の蓋と前記
特定の現像剤収納容器の蓋とを開閉可能に構成したこと
を特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明の画像形成装置は、前
記現像剤補給部の蓋と前記特定の現像剤収納容器の蓋と
を互いに連動して開閉可能にすることを特徴としてい
る。
【0011】請求項3記載の発明の画像形成装置は、前
記現像剤収納容器の前記現像剤補給部への挿着によって
作動する機械的手段で特定の現像剤収納容器を判別し、
前記現像剤補給部の蓋と前記特定の現像剤収納容器の蓋
とを開閉可能にすることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明の画像形成装置は、前
記現像剤収納容器が特定のものか否かを判別するための
識別部を有し、この識別部を用いた前記判別手段で現像
剤収納容器が特定のものであると判断された時規制が解
除され前記現像剤収納容器の蓋と前記現像剤補給部の蓋
の両方の蓋の開閉を可能にするための規制手段を有する
ことを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明の画像形成装置は、前
記現像剤収納容器の前記現像剤補給部への挿着状態で作
動する電気的手段で特定の現像剤収納容器を判別し、前
記現像剤補給部の蓋と前記特定の現像剤収納容器の蓋と
を開閉可能にすることを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明の画像形成装置は、前
記現像剤収納容器に識別情報部を設けるとともに、前記
現像剤補給部に前記識別情報部の識別情報を読取るセン
サを設けて前記現像剤収納容器を判別し、このセンサの
識別判断で前記現像剤補給部の蓋と前記現像剤収納容器
の蓋とを開閉可能にすることを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、現像剤収納容器を現
像剤補給部に挿着すると、挿着された現像剤収納容器が
特定のものか否かを判別し、この挿着された現像剤収納
容器が特定のものである場合にのみ現像剤補給部の蓋
と、その特定の現像剤収納容器の蓋とが開閉可能であ
る。
【0016】請求項2記載の発明では、挿着状態で、現
像剤補給部の蓋と特定の現像剤収納容器の蓋とが互いに
連動して開閉する。
【0017】請求項3記載の発明では、現像剤収納容器
の現像剤補給部への挿着によって作動する機械的手段で
特定の現像剤収納容器を判別し、現像剤補給部の蓋と特
定の現像剤収納容器の蓋とが開閉可能である。
【0018】請求項4記載の発明では、現像剤収納容器
の識別部を用いた判別手段で現像剤収納容器が特定のも
のか否かを判別し、現像剤収納容器が特定のものである
と判断された時、規制手段の規制が解除され、現像剤収
納容器の蓋と現像剤補給部の蓋の両方の蓋が開閉可能で
ある。
【0019】請求項5記載の発明では、現像剤収納容器
の現像剤補給部への挿着状態で作動する電気的手段で特
定の現像剤収納容器を判別し、現像剤補給部の蓋と特定
の現像剤収納容器の蓋とが開閉可能である。
【0020】請求項6記載の発明では、現像剤補給部に
設けたセンサで現像剤収納容器の識別情報部の識別情報
を読取り、この現像剤収納容器を判別して現像剤補給部
の蓋と特定の現像剤収納容器の蓋とが開閉可能である。
【0021】
【実施例】以下、この発明の画像形成装置の実施例につ
いて、図面を用いて詳細に説明する。図1は画像形成装
置を正面から見た斜視図、図2は画像形成装置を背面か
ら見た斜視図、図3は画像形成装置の概略構成図であ
る。
【0022】画像形成装置1の正面左側には電源スイッ
チ2が、また正面右上側には操作部3と表示部4が、さ
らに正面中央には記録紙を収納した給紙ユニット5をセ
ットする開口部6が形成されている。また、画像形成装
置1の上面中央には記録された記録紙を取出す記録紙取
出部7が設けられ、さらにこの記録紙取出部7の後側に
は現像剤を補給する現像剤補給部8が設けられている。
この現像剤補給部8の蓋9を後方へ開放することで、イ
エロー現像剤貯溜容器10、マゼンタ現像剤貯溜容器2
0、シアン現像剤貯溜容器30、ブラック現像剤貯溜容
器40に、それぞれ同じ色の現像剤を補給可能になって
いる。
【0023】画像形成装置1の内部には、矢印方向に回
転する感光体50が設けられ、この感光体50は回転に
従ってまず帯電露光部51で均一に帯電され、次にデジ
タル画像情報から被複写現像の光学像の露光を受ける。
このようにして、感光体50には現像に対応した静電潜
像が形成される。
【0024】この静電潜像は現像部52で、イエロー現
像、マゼンタ現像、シアン現像、ブラック現像され、ト
ナー像が形成される。この現像部52には、それぞれ補
給管53〜56を介してイエロー現像剤貯溜容器10、
マゼンタ現像剤貯溜容器20、シアン現像剤貯溜容器3
0、ブラック現像剤貯溜容器40が接続され、装置本体
の現像剤補給部8から同じ色の現像剤が補給可能になっ
ている。
【0025】次に、このトナー像は転写帯電器57の作
用下で記録紙に転写される。この記録紙は給紙ユニット
5から一枚づつ送り出されて、転写帯電器57の作用下
でトナー像が転写される。転写後、記録紙は感光体50
から分離され、定着部58に送られ、記録紙にトナーが
溶融され、これによって像は記録紙に定着される。定着
後、ローラ59が矢印方向に回転して記録紙が記録紙取
出部7に排出する。転写後、感光体50に残留したトナ
ーはクリーニング部60によりクリーニングされ、感光
体50は再び前記画像形成プロセスに使用される。
【0026】以下、画像形成装置につき詳細に説明す
る。
【0027】まず、画像形成装置の装置本体の現像剤補
給部に挿着され現像剤を補給する現像剤収納容器につい
て説明する。図4はイエロー現像剤収納容器の斜視図、
図5はイエロー現像剤収納容器の断面図、図6はイエロ
ー現像剤収納容器の一部の斜視図である。
【0028】イエロー現像剤収納容器110には現像剤
が収容され、このイエロー現像剤収納容器110の供給
部111にはスライドする蓋112が設けられ、さらに
供給部111には現像剤の色に対応する識別部113が
形成されている。この識別部113は供給部111の端
部に形成された切欠部113aを有するプレート部11
3bで構成されている。
【0029】図7はマゼンタ現像剤収納容器の一部の斜
視図である。マゼンタ現像剤収納容器120の供給部1
21には同様にスライドする蓋122が設けられ、さら
に供給部121には現像剤の色に対応する識別部123
が形成され、この識別部123を構成するプレート部1
23bには前記と異なる位置に切欠部123aが形成さ
れている。
【0030】図8はシアン現像剤収納容器の一部の斜視
図である。シアン現像剤収納容器130の供給部131
には同様にスライドする蓋132が設けられ、さらに供
給部131には現像剤の色に対応する識別部133が形
成され、この識別部133を構成するプレート部133
bにはさらに前記と異なる位置に切欠部133aが形成
されている。
【0031】図9はブラック現像剤収納容器の一部の斜
視図である。ブラック現像剤収納容器140の供給部1
41には同様にスライドする蓋142が設けられ、さら
に供給部141には現像剤の色に対応する識別部143
が形成され、この識別部143を構成するプレート部1
43bにはさらに前記と異なる位置に切欠部143aが
形成されている。
【0032】このように、イエロー現像剤収納容器11
0、マゼンタ現像剤収納容器120、シアン現像剤収納
容器130及びブラック現像剤収納容器140は、現像
剤の色に対応する識別部113,123,133,14
3の構成が異なるだけで、他は同じ構成となっており、
構成を共通化することで製造コストが軽減されている。
【0033】次に、画像形成装置について説明する。図
10は画像形成装置の現像剤補給部の平面図、図11は
画像形成装置の現像剤補給部への現像剤収納容器の挿着
を示す斜視図、図12は同じ現像剤収納容器を挿着した
状態の断面図、図13は異なる現像剤収納容器を挿着し
た状態の断面図である。
【0034】画像形成装置の装置本体の現像剤補給部8
には、イエロー現像剤貯溜容器10、マゼンタ現像剤貯
溜容器20、シアン現像剤貯溜容器30及びブラック現
像剤貯溜容器40が配置されている。このそれぞれの現
像剤貯留容器10,20,30,40の補給口11,2
1,31,41には、前記したイエロー現像剤収納容器
110、マゼンタ現像剤収納容器120、シアン現像剤
収納容器130及びブラック現像剤収納容器140の供
給部111,121,131,141が挿着可能になっ
ており、このそれぞれの補給口11,21,31,41
には蓋12,22,32,41がスライド可能に設けら
れている。この蓋12,22,32,42にはつまみ部
13,23,33,43が設けられ、このつまみ部1
3,23,33,43を手で持って蓋12,22,3
2,42の開閉操作が行なわれる。
【0035】通常、蓋12,22,32,42は補給口
11,21,31,41を閉塞しており、補給口11,
21,31,41から内部に塵埃が侵入したり、現像剤
の補給時に他の現像剤が侵入することを防止する。イエ
ロー現像剤収納容器110、マゼンタ現像剤収納容器1
20、シアン現像剤収納容器130及びブラック現像剤
収納容器140の供給部111,121,131,14
1が挿着されると、この供給部111,121,13
1,141の蓋112,122,132,142に蓋1
2,22,32,42が係合して連動して開閉可能にな
る。
【0036】それぞれの補給口11,21,31,41
の側部にはボックス14,24,34,44が設けら
れ、このボックス14,24,34,44にロック部材
15,25,35,45が蓋12,22,32,42方
向へ移動可能に設けられ、このロック部材15,25,
35,45は板バネ16,26,36,46で蓋12,
22,32,42の内側に形成された凹部12a,22
a,32a,42aに係合するように付勢されている。
このロック部材15,25,35,45は、補給口1
1,21,31,41にイエロー現像剤収納容器11
0、マゼンタ現像剤収納容器120、シアン現像剤収納
容器130及びブラック現像剤収納容器140の供給部
111,121,131,141が挿着されると、板バ
ネ16,26,36,46に抗して移動し、蓋12,2
2,32,42の凹部12a,22a,32a,42a
との係合が解除され、蓋12,22,32,42はスラ
イド可能になり、このようにして、現像剤収納容器の供
給部の補給口11,21,31,41への装着で規制が
解除され蓋12,22,32,42をスライド可能にす
る規制手段Aが構成されている。
【0037】補給口11,21,31,41には、それ
ぞれ金属製の係止ピン17,27,37,47が設けら
れ、この係止ピン17,27,37,47はイエロー現
像剤収納容器110、マゼンタ現像剤収納容器120、
シアン現像剤収納容器130及びブラック現像剤収納容
器140の現像剤の色に対応する識別部113,12
3,133,143の切欠部113a,123a,13
3a,143aと対向する位置にある。
【0038】この係止ピン17,27,37,47は頭
部17a,27a,37a,47aとツバ部17b,2
7b,37b,47bとを有しており、頭部17a,2
7a,37a,47aと補給口11,21,31,41
の上面との間にスプリング18,28,38,48が設
けられ、係止ピン17,27,37,47を常に上方へ
付勢している。
【0039】従って、図12に示すように、イエロー現
像剤収納容器110、マゼンタ現像剤収納容器120、
シアン現像剤収納容器130及びブラック現像剤収納容
器140が正しく挿着されると、現像剤の色に対応する
識別部113,123,133,143の切欠部113
a,123a,133a,143aが係止ピン17,2
7,37,47と対向する位置にあるため、係止ピン1
7,27,37,47はスプリング18〜48に抗して
下方へ押されない。このため、係止ピン17,27,3
7,47に蓋12〜42の係止壁12b,22b,32
b,42bが当接することがなく、蓋12,22,3
2,42はスライド可能である。
【0040】一方、図13に示すように、イエロー現像
剤収納容器110、マゼンタ現像剤収納容器120、シ
アン現像剤収納容器130及びブラック現像剤収納容器
140が間違って挿着されると、現像剤の色に対応する
識別部113,123,133,143のプレート部1
13b,123b,133b,143bで係止ピン1
7,27,37,47はスプリング18〜48に抗して
下方へ押される。このため、蓋12〜42の係止壁12
b,22b,32b,42bが当接位置になり、蓋1
2,22,32,42のスライドを規制する。
【0041】このようにして、挿着された現像剤収納容
器が特定のものか否かを判別する判別手段Bが構成さ
れ、挿着された現像剤収納容器が特定のものである場合
にのみ現像剤補給部の蓋と特定の現像剤収納容器の蓋と
が開閉可能に構成されている。
【0042】なお、判別手段Bは前記のものに限定され
ず、 現像剤収納容器が現像剤補給部に挿着されること
を許容し、この挿着された現像剤収納容器が特定のもの
か否かを判別することができる構造であれば如何なるも
のも含まれる。
【0043】また、補給口11,21,31,41の上
面には係止ピン17,27,37,47と常時接触して
いる接片19aが設けられ、また補給口11,21,3
1,41の内側には係止ピン17,27,37,47が
押動されると、そのツバ部17b,27b,37b,4
7bと接触する接片19b,29b,39b,49bが
設けられ、この接片19a,29a,39a,49aと
接片19b,29b,39b,49bが導通すると、表
示部4に誤挿着の表示を行なう。
【0044】従って、イエロー現像剤収納容器110、
マゼンタ現像剤収納容器120、シアン現像剤収納容器
130及びブラック現像剤収納容器140の供給部12
1,121,131,141を、それぞれ対応するイエ
ロー現像剤貯溜容器10、マゼンタ現像剤貯溜容器2
0、シアン現像剤貯溜容器30及びブラック現像剤貯溜
容器40の補給口11,21,31,41へ挿着される
が、異種の現像剤を収納した現像剤収納容器が誤って挿
着されると、この誤挿着によって現像剤収納容器の識別
部で係止ピンを押動するため、誤挿着を目視で容易に確
認することができる。しかも、現像剤収納容器の供給部
の現像剤補給部への挿着で、規制手段Aによる現像剤補
給部の蓋の規制が解除されスライド可能になるが現像剤
貯留容器の蓋のスライドを規制するため、異色の現像剤
が現像剤貯留容器へ補給されることが防止される。
【0045】また、同色の現像剤を収納した現像剤収納
容器が挿着されると、この挿着によって現像剤収納容器
の識別部で係止ピンが作動されないため、現像剤貯留容
器の蓋がスライド可能であり、同色の現像剤が現像剤貯
留容器へ補給される。
【0046】また、イエロー現像剤貯溜容器10、マゼ
ンタ現像剤貯溜容器20、シアン現像剤貯溜容器30及
びブラック現像剤貯溜容器40は、プラスチックで一体
形成されるが、この場合後に、係止ピンの位置を変えて
加工すればよく、成型金型の共通化が可能で生産コスト
を削減できる。
【0047】以下、画像形成装置の他の実施例につき詳
細に説明する。
【0048】まず、画像形成装置の装置本体の現像剤補
給部に現像剤を補給する現像剤収納容器について説明す
る。図14はイエロー現像剤収納容器の一部の斜視図、
図15はマゼンタ現像剤収納容器の一部の斜視図、図1
6はシアン現像剤収納容器の一部の斜視図、図17はブ
ラック現像剤収納容器の一部の斜視図である。
【0049】これらイエロー現像剤収納容器210、マ
ゼンタ現像剤収納容器220、シアン現像剤収納容器2
30及びブラック現像剤収納容器240の供給部21
1,221,231,241には現像剤の色に対応する
識別部213,223,233,243が形成されてお
り、この識別部213,223,233,243は異な
る位置に形成された突起213c,223c,233
c,243cで構成されている。
【0050】次に、画像形成装置について説明する。図
18は画像形成装置の装置本体の現像剤補給部の平面
図、図19は同じ現像剤収納容器を挿着した状態の断面
図、図20は異なる現像剤収納容器を挿着した状態の断
面図である。
【0051】画像形成装置の装置本体の現像剤補給部8
には、イエロー現像剤貯溜容器10、マゼンタ現像剤貯
溜容器20、シアン現像剤貯溜容器30及びブラック現
像剤貯溜容器40が配置されている。このそれぞれの現
像剤貯留容器10,20,30,40の補給口11,2
1,31,41には、前記したイエロー現像剤収納容器
210、マゼンタ現像剤収納容器220、シアン現像剤
収納容器230及びブラック現像剤収納容器240の供
給部211,221,232,241が挿着可能になっ
ており、このそれぞれの補給口11,21,31,41
には蓋12,22,32,41がスライド可能に設けら
れている。この蓋12,22,32,42にはつまみ部
13,23,33,43が設けられている。
【0052】それぞれの補給口11,21,31,41
の側部にはスライド方向に長いボックス314,32
4,334,344が設けられ、このボックス314,
324,334,344には現像剤の色に対応する位置
にロック部材315,325,335,345が蓋1
2,22,32,42方向へ移動可能に設けられてい
る。このロック部材315,325,335,345は
板バネ316,326,336,346で蓋12,2
2,32,42の内側に形成された凹部12a,22
a,32a,42aに係合するように付勢されている。
このロック部材315,325,335,345は、補
給口11,21,31,41にイエロー現像剤収納容器
210、マゼンタ現像剤収納容器220、シアン現像剤
収納容器230及びブラック現像剤収納容器240の供
給部211,221,231,241が装着されると、
その突起213a,223a,243a,243aで押
されて板バネ316,326,336,346に抗して
移動し、蓋12,22,32,42の凹部12a,22
a,32a,42aとの係合が解除され、蓋12,2
2,32,42はスライド可能になり、このようにし
て、現像剤の色に対応する位置に設けられ蓋12,2
2,32,42に係合してスライドを規制し、同色の現
像剤が収納された現像剤収納容器の供給部の補給口1
1,21,31,41への挿着で規制が解除され、蓋1
2,22,32,42をスライド可能に構成されてい
る。
【0053】また、ボックス314,324,334,
344には、ロック部材315,325,335,34
5に対応する位置にスリット311,321,331,
341が形成され、このスリット311,321,33
1,341で現像剤収納容器の供給部の補給口11,2
1,31,41への装着時に、ロック部材315,32
5,336,345の移動を目視で容易に確認できるよ
うになっている。
【0054】前記板バネ316,326,336,34
6の固定側端部には接片312a,322a,332
a,342aが設けられ、ロック部材315,325,
335,345と対向する位置には接片312b,32
2b,332b,334bが設けられており、ロック部
材315,325,335,345がイエロー現像剤収
納容器210、マゼンタ現像剤収納容器220、シアン
現像剤収納容器230及びブラック現像剤収納容器24
0が間違いなく挿着されて移動すると、板バネ316,
326,326,346を介して接片312aと接片3
12bが導通して、表示部4に挿着正常の表示を行な
う。
【0055】イエロー現像剤収納容器210、マゼンタ
現像剤収納容器220、シアン現像剤収納容器230及
びブラック現像剤収納容器240が間違って挿着される
と、ロック部材315,325,335,345が移動
しないため、接片312aと接片312bは非導通であ
り、表示部4に表示されない。
【0056】従って、イエロー現像剤収納容器210、
マゼンタ現像剤収納容器220、シアン現像剤収納容器
230及びブラック現像剤収納容器240の供給部を現
像剤貯留容器の補給口11,21,31,41へ挿着す
るが、同色の現像剤を収納した現像剤収納容器が挿着さ
れると、現像剤の色に対応する位置に設けられロック部
材が作動して規制が解除され、蓋12,22,32,4
2がスライド可能になり、同色の現像剤が現像剤貯留容
器へ補給される。
【0057】また、異色の現像剤が現像剤貯留容器が挿
着されると、ロック部材が作動しないため、誤挿着を容
易に確認することができるとともに、現像剤補給部の蓋
12,22,32,42のスライドが規制されるため、
異色の現像剤が現像剤貯留容器へ補給されることが防止
される。
【0058】次に、この発明のさらに他の実施例を説明
する。図21は現像剤収納容器の外観を示す斜視図、図
22は現像剤収納容器のフランジの形状を示す平面図、
図23のXXIII−XXIII断面図、図24は装置本体の現像
剤補給部の構成を示す現像剤収納容器が挿着された状態
を表す断面図、図25は画像形成装置に配設される現像
部の構成を示す概略図である。
【0059】図25に示すように画像形成装置501に
配設される現像部502には、現像器本体502aの右
上方に現像剤収納容器510を挿着するための補給口5
03を備えた現像剤補給部504が設けられ、挿着され
た現像剤収納容器510によって現像部502内に所定
の量の現像剤が供給される。そして、現像部502内の
所定の搬送経路に従って現像剤が搬送され、この現像部
502の左端部に設けられる現像スリーブローラ505
と所定の間隔を設けて隣接する感光体506の周面に形
成された静電潜像に現像スリーブローラ505を介して
現像剤が付与され、感光体506の周面上に現像された
トナー画像が形成される。
【0060】そして、現像部502内の現像剤は連続す
る現像によって随時消費されるので所定の現像回数に達
すると、別に用意された現像剤収納容器510を挿着し
て現像部502内に現像剤を補給して常に均一なトナー
画像が得られるようにしている。
【0061】この画像形成装置は、現像剤収納容器の装
置本体の現像剤補給部への挿着状態で作動する電気的手
段で特定の現像剤収納容器を判別し、現像剤補給部の蓋
と特定の現像剤収納容器の蓋とを開閉可能にする手段を
有している。
【0062】さらに具体的には、現像剤収納容器に識別
情報部を設けるとともに、装置本体の現像剤補給部に識
別情報部の識別情報を読取るセンサを設けて現像剤収納
容器を判別し、このセンサの識別判断で装置本体の現像
剤補給部の蓋と現像剤収納容器の蓋とを開閉可能にして
おり、これは次のように構成されている。
【0063】図21に示すように現像剤収納容器510
は現像剤を収納する容器部511と、この容器部511
と一体的に接合されるフランジ512と、このフランジ
512にスライド可能に取付けられる蓋513と、容器
部511の上面を塞ぐ上蓋514と、収納される現像剤
と現像剤色や仕向先などを識別するバーコード515と
によって構成されている。
【0064】容器部511と、フランジ512と、蓋5
13及び上蓋514のそれぞれはプラスティック材を用
いた成型品で、現像剤色や仕向先とは関係なくその形状
は全て共通である。
【0065】フランジ512は図22及び図23に示す
ように、中央部が大きく矩形状に中抜きされた開口部5
12cと、図23に示す上面512b、開口部512c
の周囲外側には容器部511を接合する長溝512d
と、長手方向両側面にスライド蓋513が嵌め合わされ
てスライドするコの字型のガイド溝512eとが形成さ
れている。そして、フランジ512の長手方向左側端部
の上面512bの延長した位置に突出片512aが設け
られ、この突出片512aの現像剤補給部との対向面に
はバーコード515が現像剤が収納されて、現像剤収納
容器510が作られたのちに取付けられるようになって
いる。そして、フランジ512の下面に取付けられる蓋
513はフランジ512のスライド溝512eと嵌合す
るため長手方向両側端に嵌合用のリブ(図示せず)を備
えた平板の部材で少なくともフランジ512の開口部5
12cの全域を十分に塞ぐ大きさとなっていて、開口部
512cを塞ぐ所定の位置にスライドされたときは互い
のクリックによって容易にずれないようにセットされて
いる。
【0066】そして、フランジ512に容器部511が
接合されて部分組立された容器511はいったん在庫し
保管される。なお、蓋513が取付けられていてもよ
い。また、容器511とフランジ512とは一体として
成型されてもさしつかえない。そして、フランジ512
が取付けられた容器部511に蓋513が取付けられて
開口部512cが塞がれた容器部511内に所定の量の
現像剤が収納され、前記上蓋514を一体的に嵌着した
のち現像剤色や仕向先ごとに指定されたバーコード51
5をフランジ512の突出片512aの所定の位置に取
付けて識別された現像剤収納容器510が作られる。そ
して、図示を省略するが現像剤収納容器510内の現像
剤が不用意にこぼれないように適宜な保護カバーが蓋5
13と、フランジ512とを覆うように嵌着されてい
る。
【0067】従って、現像剤収納容器510の組立工程
では、バーコード515の取付以前は全て共通の部材や
部分組立品が供給されて組立てられるので入、出庫や工
程準備に要する手間が大幅に省かれる。また、前述した
ようにフランジ512は現像剤色や仕向先に関係なく共
通であるため、成型時の金型も共通に使用されるので能
率上大変好都合である。
【0068】このようにして製造された現像剤収納容器
510は現像部502内の現像剤消費に応じて、現像部
502に配設される現像剤補給部503に取付けられて
現像剤が供給されるようになる。現像剤補給部503は
図24に示すように現像剤貯溜容器503aの上部中央
付近に矩形状の補給口503bが設けられ、その上面に
はこの補給口503bを開閉する蓋520が矢印方向に
スライド可能に取付けられている。そして、蓋520の
左側端部は図示のように直角に立上る折曲げ部520a
が設けられ、現像剤収納容器510が挿着れたとき蓋5
13の左側端部と係合するようになっている。
【0069】そして、補給口503bを塞ぐように位置
した蓋520の右端部の下方には、現像剤貯溜容器50
3aのフレームに軸支される支軸523bを中心に回動
可能なフック523が取付けられ、このフック523は
その左端部に一端が取付けられ、他端が現像剤貯溜容器
503aのフレームに固定されるばね524によって常
に反時間方向に付勢され、このフック523の右端に設
けられる爪部523aが蓋520の右側端面に係合して
蓋520を係止している。また、蓋520の右端部上面
にはツマミ521が一体的に取付けられ、このツマミ5
21の上部は現像剤貯溜容器503aの上部を覆う蓋5
22の上方に突出され、このツマミ521は蓋520と
共に手動によって矢印方向に移動可能となっている。な
お、蓋522にはツマミ521の作動範囲と干渉しない
ように長孔522aが設けられている。そして、フック
523に対向する下方にはソレノイド525が現像剤貯
溜容器503aのフレームに取付けられ、このソレイノ
イド525に通電励磁されると、フック523はばね5
24に抗して時計方向に回動して蓋520との係止が外
されるようになっている。
【0070】また、ソレノイド525の励磁が断たれる
と、フック523はばね524の付勢力によって再び、
蓋520の前述した位置に係合する。
【0071】そして、図24に示すように現像剤貯溜容
器503aの補給口503bの左側所定の位置には、現
像剤収納容器510が取付けられたときのバーコード5
15と対向する位置にバーコード515を読取るセンサ
516が設けられ、現像剤収納容器510が挿着されて
いないときは、2点鎖線で示すようにセンサ蓋517に
よって覆われている。
【0072】このように構成される現像剤補給部50の
センサ蓋517を図24の実線に示すごとく開いて、セ
ンサ516の上方を露出したのち指定された現像剤収納
容器510をフランジ512を介して挿着し、図に示す
所定の位置にセットされるセンサ516によって、バー
コーッド515が読取られて適合された現像剤収納容器
510であることが検出されると、ソレノイド525は
通電励磁され、このソレノイド525の磁力によってフ
ック523を時計方向に回動して蓋520との係合が外
される。そして、手動によってツマミ521を矢印方向
に移動することによって、蓋520と共に、これと係合
する現像剤収納容器510の蓋513も同時に移動し、
フランジ512の開口部512cと、現像剤補給部50
3の補給口503bとが開かれて、現像剤収納容器51
0に収納されている現像剤が現像剤補給部503内に落
下して供給される。
【0073】なお、ソレノイド525への通電励磁は蓋
520が所定の位置まで移動すると断たれるようになっ
ているので、フック523はばね524によって反時計
方向に回動し、蓋520の下面にフック爪523aが圧
接されている。
【0074】そして、現像剤補給部503内に現像剤収
納容器510の現像剤が供給し終ったのち、蓋520は
蓋513を伴って補給口503bを塞ぐ所定の位置に戻
されると、再びフック523によって係止される。
【0075】例えば仮に異なるバーコード515が取付
けられた現像剤収納容器510が挿着された場合は、セ
ンサ516によって読取られても予め記憶されたコード
と一致しないためソレノイド525には通電されない。
従って、フック523は蓋520を係止したままの状態
となり、ツマミ521を移動することができないためユ
ーザは現像剤収納容器510の誤挿着であることに気付
くことができる。また、センサ516によって誤挿着が
検出されると、画像形成装置のパネル等に表示して警告
すればユーザは一層明確に誤挿着あることが認識でき
る。
【0076】この実施例では現像剤収納容器510にバ
ーコード515を取付けて識別するようにしたが、バー
コード515に限らず現像剤色や仕向先ごとに異なる磁
気テープを取付けて検出し、前述した方法によって誤挿
着を防止する手段もこの発明の範囲である。
【0077】このように、現像剤色や仕向先ごとに異な
るバーコード又は磁気テープを現像剤収納容器に取付け
るようにしたので、現像剤収納容器を構成する各部材は
全て共通の形状とすることができるため、各部材の部分
組立品の入、出庫管理や組立工程が極めて単純化され能
率が著しく向上する。そして、勿論現像剤補給部に現像
剤収納容器が誤挿着されることが完全に回避されるよう
になる。
【0078】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、現像剤収納容器が現像剤補給部に挿着され、特定の
現像剤収納容器が現像剤補給部に挿着されると、現像剤
補給部の蓋と特定の現像剤収納容器の蓋とが開閉される
から、従来のように異種の現像剤を収納している現像剤
収納容器が斜めになって、その一部が現像剤補給部に挿
着されて、その蓋が現像剤収納容器の蓋に係合して開
き、誤って種類の異なる現像剤を現像剤補給部から補給
したり、現像剤が現像剤補給部の周りに付着する等の不
都合を解消できる。しかも、いずれの現像剤収納容器も
一旦現像剤補給部に挿着されるから、異種の現像剤を収
納している現像剤収納容器を無理に挿着しようとして、
現像剤収納容器を破損することもない。
【0079】請求項2記載の発明は、特定の現像剤収納
容器が現像剤補給部に挿着されると、現像剤補給部の蓋
と特定の現像剤収納容器の蓋とが互いに連動して開閉す
るから、現像剤補給部側からの現像剤の吹き上げ等で現
像剤が現像剤収納容器の蓋やその周辺に付着することが
防止される。
【0080】請求項3記載の発明は、現像剤収納容器の
現像剤補給部への挿着によって作動する機械的手段で特
定の現像剤収納容器を判別し、現像剤補給部の蓋と特定
の現像剤収納容器の蓋とが開閉するから、簡単な構造
で、現像剤収納容器の判別を行ない誤挿着を防止するこ
とができる。
【0081】請求項4記載の発明は、現像剤収納容器の
識別部を用いた判別手段で現像剤収納容器が特定のもの
か否かを判別し、現像剤収納容器が特定のものであると
判断された時、規制手段の規制が解除され、現像剤収納
容器の蓋と現像剤補給部の蓋の両方の蓋が開閉可能であ
るから、簡単な構造で現像剤収納容器の誤挿着を防止す
るとともに、現像剤を補給しないときや誤挿着のときに
は現像剤補給部の蓋が開閉されないため、現像剤が現像
剤補給部から漏れることがない。
【0082】請求項5記載の発明は、現像剤収納容器の
現像剤補給部への挿着状態で作動する電気的手段で特定
の現像剤収納容器を判別し、現像剤補給部の蓋と特定の
現像剤収納容器の蓋とを開閉するから、現像剤収納容器
の現像剤補給部への挿着で自動的に現像剤収納容器を判
別して現像剤の補給を行なうことができる。
【0083】請求項9記載の発明は、現像剤補給部に設
けたセンサで現像剤収納容器の識別情報部の識別情報を
読取り、この現像剤収納容器を判別して現像剤補給部の
蓋と特定の現像剤収納容器の蓋とを開閉可能にするか
ら、簡単な構造で現像剤収納容器の判別を行なって現像
剤を補給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を正面から見た斜視図である。
【図2】画像形成装置を背面から見た斜視図である。
【図3】画像形成装置を示す模式図である。
【図4】イエロー現像剤収納容器の斜視図である。
【図5】イエロー現像剤収納容器の断面図である。
【図6】イエロー現像剤収納容器の一部の斜視図であ
る。
【図7】マゼンタ現像剤収納容器の一部の斜視図であ
る。
【図8】シアン現像剤収納容器の一部の斜視図である。
【図9】ブラック現像剤収納容器の一部の斜視図であ
る。
【図10】現像装置の現像剤現像剤補給部の平面図であ
る。
【図11】現像装置の現像剤現像剤補給部への現像剤収
納容器の装着を示す斜視図である。
【図12】同じ現像剤収納容器を装着した状態の断面図
である。
【図13】異なる現像剤収納容器を装着した状態の断面
図である。
【図14】イエロー現像剤収納容器の一部の斜視図であ
る。
【図15】マゼンタ現像剤収納容器の一部の斜視図であ
る。
【図16】シアン現像剤収納容器の一部の斜視図であ
る。
【図17】ブラック現像剤収納容器の一部の斜視図であ
る。
【図18】現像装置の現像剤現像剤補給部の平面図であ
る。
【図19】同じ現像剤収納容器を装着した状態の断面図
である。
【図20】異なる現像剤収納容器を装着した状態の断面
図である。
【図21】現像剤収納容器の外観を示す斜視図である。
【図22】現像剤収納容器のフランジの形状を示す平面
図である。
【図23】図22のXXIII−XXIII断面図である。
【図24】装置本体の現像剤補給部の構成を示す現像剤
収納容器が挿着された状態を表す断面図である。
【図25】画像形成装置に配設される現像部の構成を示
す概略図である。
【符号の説明】
10,20,30,40 現像剤貯留容器 11,21,31,41 補給口 12,22,32,42 蓋 110,120,130,140 現像剤収納容器 111,121,131,141 供給部 112,122,132,142 蓋 113,123,133,143 識別部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収納した現像剤収納容器が装置
    本体の現像剤補給部に挿着され、この挿着状態で前記現
    像剤補給部の蓋と前記現像剤収納容器の蓋を開閉し、前
    記現像剤収納容器の内部の現像剤が前記現像剤補給部か
    ら補給される画像形成装置において、前記挿着された現
    像剤収納容器が特定のものか否かを判別する判別手段を
    有し、前記挿着された現像剤収納容器が特定のものであ
    る場合にのみ前記現像剤補給部の蓋と前記特定の現像剤
    収納容器の蓋とを開閉可能に構成したことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤補給部の蓋と前記特定の現像
    剤収納容器の蓋とを互いに連動して開閉可能にすること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置において、前記現像剤
    収納容器の前記現像剤補給部への挿着によって作動する
    機械的手段で特定の現像剤収納容器を判別し、前記現像
    剤補給部の蓋と前記特定の現像剤収納容器の蓋とを開閉
    可能にすることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置において、前記現像剤
    収納容器が特定のものか否かを判別するための識別部を
    有し、この識別部を用いた前記判別手段で現像剤収納容
    器が特定のものであると判断された時規制が解除され前
    記現像剤収納容器の蓋と前記現像剤補給部の蓋の両方の
    蓋の開閉を可能にするための規制手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置において、前記現像剤
    収納容器の前記現像剤補給部への挿着状態で作動する電
    気的手段で特定の現像剤収納容器を判別し、前記現像剤
    補給部の蓋と前記特定の現像剤収納容器の蓋とを開閉可
    能にすることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤収納容器に識別情報部を設け
    るとともに、前記現像剤補給部に前記識別情報部の識別
    情報を読取るセンサを設けて前記現像剤収納容器を判別
    し、このセンサの識別判断で前記現像剤補給部の蓋と前
    記現像剤収納容器の蓋とを開閉可能にすることを特徴と
    する請求項5記載の画像形成装置。
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