JP2019028135A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナー容器を円滑に安定して容器装着部の装着位置に案内し、装着位置に確実に配置することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーコンテナ3は、トナー排出口67を開閉するシャッター部材68と、コンテナガイド機構80とを有する。コンテナガイド機構80は、スライド部材81を有しており、スライド部材81に、互換係合部82、第1係合部材84、第2係合部材85が設けられている。スライド部材81が第1位置に配置された状態で突起71が互換係合部82に係合し、突起71が互換係合部82に係合した状態でトナーコンテナ3が挿入方向D11へ移動すると、スライド部材81は、トナーコンテナ3とともに前記第1位置から第2位置へ向けてスライドしつつトナーコンテナ3を装着位置側へ案内する。
【選択図】図12
【解決手段】トナーコンテナ3は、トナー排出口67を開閉するシャッター部材68と、コンテナガイド機構80とを有する。コンテナガイド機構80は、スライド部材81を有しており、スライド部材81に、互換係合部82、第1係合部材84、第2係合部材85が設けられている。スライド部材81が第1位置に配置された状態で突起71が互換係合部82に係合し、突起71が互換係合部82に係合した状態でトナーコンテナ3が挿入方向D11へ移動すると、スライド部材81は、トナーコンテナ3とともに前記第1位置から第2位置へ向けてスライドしつつトナーコンテナ3を装着位置側へ案内する。
【選択図】図12
Description
本発明は、装着互換性を有するトナー容器を着脱可能に支持しつつ容器装着部の装着位置に案内することが可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には現像装置が搭載されている。現像装置の内部にはトナーを含む現像剤が収容されている。現像装置は、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像を前記現像剤に含まれるトナーによって現像する。現像が行われることにより現像装置の内部のトナーが減少する。画像形成装置は、トナー容器が装着される容器装着部を有しており、前記トナー容器が前記容器装着部に装着可能に構成されている。トナー容器にはトナーを排出するためのトナー排出口と、トナー排出口を開閉するためのシャッター部材とが設けられている。前記トナー容器が前記容器装着部の装着位置まで装着されると、前記シャッター部材が開位置に移動して、前記トナー排出口が開放されて、前記トナー容器から前記現像装置にトナーが補給可能となる。また、前記トナー容器は、画像形成装置の前記容器装着部に対して着脱可能に構成されており、トナー容器内のトナーが全て消費されると、トナーが充填された新たなトナー容器に交換される。
ところで、容器装着部に対する誤装着によって不適合なトナーが現像装置に補給されないように、装着互換性を有するトナー容器だけが前記容器装着部に装着可能な非互換構造を備える画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この種の画像形成装置においては、トナー容器には、当該トナー容器に対応する容器装着部だけに装着が許容され、他の容器装着部には装着できないようにするための互換キーとしての爪部材が設けられている。また、前記容器装着部には、対応するトナー容器の互換キーと係合可能な互換キーとしての爪係合部が設けられており、対応していないトナー容器の互換キーとの係合を許容しない非互換キーとしての干渉部材が設けられている。
従来のトナー容器は、容器装着部に対する挿入方向の先端部に前記互換キーを有しており、また、容器装着部は、トナー容器の挿入方向の奥側に前記互換キー又は前記非互換キーを有している。そのため、トナー容器が装着位置へ向けて容器装着部に挿入された場合に、トナー容器が容器装着部の奥部まで挿入されなければ、装着互換性の有無を判別することができない。また、この場合、前記トナー容器を前記装着位置に正しく案内するガイド部材がなければ、トナー容器及び容器装着部が装着互換性を有する関係にあったとしても、トナー容器が容器装着部の装着位置に正しく配置することができないおそれがある。
本発明の目的は、トナー容器を円滑に安定して容器装着部の装着位置に案内し、装着位置に確実に配置することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、トナー容器と、容器装着部と、を備える。前記トナー容器は、底部に形成されたトナー排出口を開放する開位置と前記トナー排出口を閉塞する閉位置との間で移動可能なシャッター部材を有する。前記容器装着部は、予め定められた装着位置へ向かう挿入方向に沿って挿入される前記トナー容器を支持可能に構成されている。前記トナー容器は、前記底部から下方へ突出し、前記トナー容器の種別に対応する形状に形成された互換キーを有する。前記容器装着部は、スライド部材と、互換部材とを有する。前記スライド部材は、前記トナー容器の前記底部を支持する支持面に前記挿入方向へスライド可能に支持され、前記装着位置よりもトナー容器の引出方向側に定められた第1位置と前記第1位置よりも前記挿入方向側に定められた第2位置との間でスライド可能に構成されている。前記互換部材は、前記スライド部材に設けられ、前記互換キーと係合可能に構成されている。当該画像形成装置において、前記スライド部材は、前記第1位置に配置された状態で前記互換キーが前記互換部材に係合し、前記互換キーが前記互換部材に係合した状態で前記トナー容器とともに前記第1位置から前記第2位置へ向けてスライドしつつ前記トナー容器を前記装着位置側へ案内するよう構成されている。
本発明によれば、トナー容器を円滑に安定して容器装着部の装着位置に案内し、装着位置に確実に配置することが可能である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置]
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成を示す図である。なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)における鉛直方向を上下方向6と定義する。また、前記設置状態において操作表示部17が設けられた面を正面(前面)として前後方向7を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準にして左右方向8を定義する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成を示す図である。なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)における鉛直方向を上下方向6と定義する。また、前記設置状態において操作表示部17が設けられた面を正面(前面)として前後方向7を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準にして左右方向8を定義する。
図1に示すように、画像形成装置10は複合機であり、プリント機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及びスキャン機能などの各機能を備える。画像形成装置10は複合機に限られず、プリント機能を有するプリンターやFAX装置などであってもよい。
画像形成装置10は、画像読取部12と、画像形成部14とを備える。画像読取部12は、原稿の画像を読み取る処理を行うものであり、画像形成装置10の上部に設けられている。画像形成部14は、電子写真方式に基づいてカラー画像を形成する処理を行うものであり、画像形成装置10の下部に設けられている。また、画像形成部14の右側には、シート排出部15が設けられている。
画像形成部14の上方に排出スペース21が設けられている。シート排出部15は、画像形成部14と画像読取部12との間に排出スペース21を形成しつつ、画像形成部14と画像読取部12とを上下に連結する。図1に示すように、排出スペース21の前方側と左側が開放されている。また、排出スペース21の後方側は開放されておらず背面パネルなどで閉塞されている。また、排出スペース21の右側にシート排出部15が設けられている。
シート排出部15は、画像形成後のシート部材を排出スペース21へ排出する。シート排出部15において排出スペース21に臨む左側面には、シート排出口15A(図2参照)が形成されている。シート排出口15Aからシート部材が排出される。
画像形成部14は、装置本体としての筐体11を備える。筐体11の内部には、画像形成部14を構成する各要素が配置されている。筐体11は、画像形成部14の全体を覆う外装フレームと、画像形成部14を構成する各要素を支持するための内部フレームとにより構成されている。筐体11は、全体として略直方体形状である。
筐体11は、前面カバー11Aと、その上側に設けられたサイドカバー11Bとを有する。前面カバー11A及びサイドカバー11Bによって、筐体11の前面に形成された前側開口(不図示)が覆われている。
図2は、画像形成部14の内部構成を示す図である。図2では、画像読取部12の図示が省略されている。画像形成部14は、所謂タンデム方式に基づいてカラー画像を印刷用紙などのシート部材に形成する。図2に示すように、画像形成部14は、4つの画像形成ユニット4、中間転写ユニット5、光走査装置13、二次転写ローラー20、定着装置16、シートトレイ18、シートカセット27、給送ユニット28、操作表示部17(図1参照)、搬送経路26、コンテナ装着部30、4つのトナーコンテナ3(本発明のトナー容器の一例)、及び制御部(不図示)などを備える。
画像形成ユニット4(4Y,4C,4M,4K)各々は、中間転写ユニット5の下側に設けられている。4つの画像形成ユニット4は、転写ベルト5Aの走行方向(矢印19で示す方向)に沿って並設されている。転写ベルト5Aの左側から右側へ順に、イエロー用の画像形成ユニット4Y、シアン色用の画像形成ユニット4C、マゼンタ色用の画像形成ユニット4M、黒色用の画像形成ユニット4Kがその順番で一列に配置されている。
画像形成ユニット4各々は、感光体ドラム41、帯電装置42、現像装置44、一次転写ローラー45などを備えている。画像形成ユニット4Yは、イエローのトナーで感光体ドラム41の表面にトナー像を形成する。画像形成ユニット4Cは、シアン色のトナーで、画像形成ユニット4Mはマゼンタ色のトナーで、画像形成ユニット4Kは黒色のトナーでトナー像を感光体ドラム41の表面に形成する。感光体ドラム41に対するトナー像の現像処理は現像装置44によって行われる。
図2に示すように、中間転写ユニット5は、転写ベルト5Aと、駆動ローラー5Bと、従動ローラー5Cとを有する。転写ベルト5Aは、画像形成ユニット4各々の感光体ドラム41に形成された各色のトナー像が転写されるベルト部材である。転写ベルト5Aは、左右方向8へ離間して設けられた駆動ローラー5B及び従動ローラー5Cによって回動可能に支持されている。転写ベルト5Aは、駆動ローラー5B及び従動ローラー5Cに架け渡されるようにして支持されている。転写ベルト5Aは、その表面が感光体ドラム41と一次転写ローラー45との間を通過する際に、各感光体ドラム41からトナー像が順に重ね合わせて転写される。
二次転写ローラー20によってトナー像が転写されたシート部材は定着装置16に搬送される。定着装置16は、シート部材に転写されたトナー像を加熱してシート部材に定着させるものであり、加熱ローラー16Aと、加圧ローラー16Bとを有している。シート部材に転写されたトナー像は、定着装置16を通過する際に加熱ローラー16Aから熱を受けることにより加熱される。これにより、トナー像がシート部材に定着する。その後、シート部材はシート排出部15によってシートトレイ18に排出される。
図2に示すように、シートトレイ18は、排出スペース21に設けられている。シートトレイ18は、画像形成部14の上面を構成する外装フレームを兼ねている。図1及び図2に示すように、シートトレイ18は、定着装置16を通過してシート排出部15のシート排出口15Aから外部に排出されたシート部材を保持する。シートトレイ18に排出されたシート部材は、上方向へ積み重ねるようにして積載される。
中間転写ユニット5とシートトレイ18との間に収容スペース22が形成されている。コンテナ装着部30は、収容スペース22に設けられている。つまり、コンテナ装着部30の上側にシートトレイ18が設けられており、コンテナ装着部30の下側に中間転写ユニット5が設けられている。
[コンテナ装着部]
コンテナ装着部30は、筐体11の内部フレームに固定されている。コンテナ装着部30は、4つのトナーコンテナ3(3Y,3C,3M,3K)を着脱可能に装着する。つまり、トナーコンテナ3は、コンテナ装着部30によって画像形成装置10に着脱可能に装着される。なお、4つのトナーコンテナ3のうち、トナーコンテナ3Yはイエローのトナーを収容しており、トナーコンテナ3Cはシアンのトナーを収容しており、トナーコンテナ3Mはマゼンタのトナーを収容しており、トナーコンテナ3Kは黒色のトナーを収容している。
コンテナ装着部30は、筐体11の内部フレームに固定されている。コンテナ装着部30は、4つのトナーコンテナ3(3Y,3C,3M,3K)を着脱可能に装着する。つまり、トナーコンテナ3は、コンテナ装着部30によって画像形成装置10に着脱可能に装着される。なお、4つのトナーコンテナ3のうち、トナーコンテナ3Yはイエローのトナーを収容しており、トナーコンテナ3Cはシアンのトナーを収容しており、トナーコンテナ3Mはマゼンタのトナーを収容しており、トナーコンテナ3Kは黒色のトナーを収容している。
図2及び図3に示すように、コンテナ装着部30は、各色のトナーコンテナ3を装着可能な4つの収容部31(本発明の容器装着部の一例)を有している。各収容部31は、各色のトナーコンテナ3を収容するとともに、その内部に定められた装着位置でトナーコンテナ3を装着可能である。コンテナ装着部30は、4つの収容部31(31Y,31C,31M,31K)それぞれにおいてトナーコンテナ3を前後方向7へスライド可能に支持する。各収容部31は、前方側が開口されており、その開口から後方へ向かう挿入方向D11(図3参照)へ向けて収容部31の内部に挿入されたトナーコンテナ3を前後方向7に沿ってスライド可能に支持する。4つの収容部31は、各色のトナーコンテナ3に対応しており、左右方向8に並設されている。各収容部31は、水平に設けられた板金からなる板状の支持フレーム34と、支持フレーム34の上面に左右方向8に並設された5つの仕切り壁35とによって区画されている。
本実施形態では、コンテナ装着部30の最も右側の収容部31Kの形状と、その他の3つの収容部31Y,31C,31Mの形状とが異なっている。最も右側の収容部31Kは、黒色のトナーコンテナ3Kが収容される。トナーコンテナ3Kは、消費量の最も高い黒色のトナーを収容するものであるため、他のトナーコンテナ3(3Y,3C,3M)に比べて容積が大きく形成されており、黒色用の収容部31Kもトナーコンテナ3Kの形状に合わせて形成されており、その結果、他の収容部31Y,31C,31Mの形状と異なっている。なお、トナーコンテナ3Y,3C,3M及びその収容部31Y,31C,31Mは、一部を除き、概ね同じ形状である。なお、後述するように、各トナーコンテナ3及び各収容部31は、対応する収容部31に対して装着互換性を有するトナーコンテナ3だけを装着可能とする構造(非互換構造)を有しており、この非互換構造がそれぞれ異なっている。
ところで、従来構成では、トナー容器は、容器装着部に対する挿入方向の先端部に互換キーを有しており、容器装着部は、トナー容器の挿入方向の奥側記互換キー又は非互換キーを有している。そのため、トナー容器が容器装着部の装着位置へ向けて容器装着部に挿入された場合に、トナー容器が容器装着部の奥部まで挿入されなければ、装着互換性の有無を判別することができない。また、この場合、前記トナー容器を前記装着位置に正しく案内するガイド部材がなければ、トナー容器及び容器装着部が装着互換性を有する関係にあったとしても、トナー容器が容器装着部の装着位置に正しく配置することができないおそれがある。
上述した従来構成の問題を解消するために、本実施形態では、各収容部31それぞれの後方の奥部には、挿入されたトナーコンテナ3を装着位置まで確実に案内するコンテナガイド機構80が設けられている。つまり、4つのトナーコンテナ3に対応して、4つのコンテナガイド機構80が設けられている。これにより、トナーコンテナ3に対応する収容部31の装着位置にトナーコンテナ3を円滑に安定して案内することができ、トナーコンテナ3を確実に装着位置に装着することが可能となる。その結果、収容部31に対するトナーコンテナ3の装着作業が容易となる。なお、コンテナガイド機構80については後述する。
[トナーコンテナ]
以下、図4乃至図6を参照して、トナーコンテナ3Y,3C,3M,3Kを代表して、マゼンタ色用のトナーコンテナ3Mの構成について説明する。ここで、図4は、トナーコンテナ3Mを斜め下方から見た斜視図である。また、図5は、トナーコンテナ3Mの底部63の後方部分の構成を示す部分拡大斜視図であり、図6は、トナーコンテナ3Mの底部63の後方部分の構成を示す底面図である。なお、各図では、コンテナ装着部30に装着されているときのトナーコンテナ3Mの姿勢(装着姿勢)を基準にして、鉛直方向を上下方向6とし、コンテナ装着部30に対する挿抜方向を前後方向7とし、前記装着姿勢のときの前面から見て水平方向を左右方向8としている。
以下、図4乃至図6を参照して、トナーコンテナ3Y,3C,3M,3Kを代表して、マゼンタ色用のトナーコンテナ3Mの構成について説明する。ここで、図4は、トナーコンテナ3Mを斜め下方から見た斜視図である。また、図5は、トナーコンテナ3Mの底部63の後方部分の構成を示す部分拡大斜視図であり、図6は、トナーコンテナ3Mの底部63の後方部分の構成を示す底面図である。なお、各図では、コンテナ装着部30に装着されているときのトナーコンテナ3Mの姿勢(装着姿勢)を基準にして、鉛直方向を上下方向6とし、コンテナ装着部30に対する挿抜方向を前後方向7とし、前記装着姿勢のときの前面から見て水平方向を左右方向8としている。
トナーコンテナ3Mは、画像形成ユニット4Mの現像装置44に供給するトナーを収容するとともに、現像装置44にトナーを供給するものである。トナーコンテナ3Mは、筐体11に設けられたコンテナ装着部30に対して着脱可能に構成されており、コンテナ装着部30の収容部31Mに対して挿抜可能なように前後方向7へスライド可能に支持されている。
図4に示すように、トナーコンテナ3Mは、前後方向7に長い形状に形成されている。トナーコンテナ3Mは、容器本体61と、蓋体62とを備えている。容器本体61及び蓋体62は、例えばABS樹脂やPET樹脂などの合成樹脂により構成されている。容器本体61の上面に開口部(不図示)が形成されており、蓋体62は、前記開口部を閉塞している。
容器本体61は、トナーを収容するためのものであり、前後方向7に長く形成されており、概ね直方体形状に形成されている。容器本体61に、現像装置44による現像処理に使用されるトナーが収容される。支持フレーム34の上面は、トナーコンテナ3Mが支持される支持面341(図7(A)参照、本発明の支持面の一例)である。容器本体61は、支持面341に支持される底部63を有する。また、容器本体61の前面には、内部にトナーを充填するためのトナー充填口(不図示)が形成されている。このトナー充填口を覆うように、容器本体61の前面にカバー部材65が取り付けられている。
トナーコンテナ3Mの底部63には、内部のトナーを外部に排出するためのトナー排出口67が形成されている。トナー排出口67は、底部63において、後方側に形成されている。より詳細には、トナー排出口67は、底部63の後方端部の近傍に形成されており、その後方端部において右側に寄せて設けられている。トナー排出口67は、トナーコンテナ3Mが収容部31Mの装着位置に装着されたときに、トナーコンテナ3Mに収容されたトナーを現像装置44へ送るための開口部である。
本実施形態では、トナーコンテナ3Mが収容部31Mの装着位置に装着されると、トナー排出口67が収容部31Mの奥部に設けられたトナー受入口66(図7(A)参照)に位置合わせされる。このトナー受入口66は、中継搬送路661(図10(A)参照)などによって現像装置44のトナー補給口(不図示)に接続されている。この状態で、トナーコンテナ3Mの内部に設けられた搬送部材としてのスパイラル軸611(図10(A)参照)に駆動力が伝達されてスパイラル軸611が回転すると、トナー排出口67へ向けてトナーが搬送されて、トナー排出口67からトナー受入口66にトナーが供給される。
図5及び図6に示すように、底部63には、トナー排出口67を開閉するためのシャッター部材68が設けられている。つまり、トナーコンテナ3Mはシャッター部材68を有している。シャッター部材68は、例えば合成樹脂により構成されている。シャッター部材68は、前後方向7に延出する板状の部材であり、その前方側の端部にはフック形状のフック部681が設けられている。このフック部681は、後述する回動片842の突出部844(図8参照)と係合する被係合部である。
シャッター部材68は、前後方向7へスライド可能に底部63に設けられており、トナー排出口67を閉塞する閉位置と、トナー排出口67を開放する開位置(図5、図6に示す位置)との間で移動可能に構成されている。本実施形態では、シャッター部材68は、底部63に設けられたスライド支持部69によって前後方向7へスライド可能に支持されている。スライド支持部69は、底部63に固定されており、底部63との間に形成されたスペースにシャッター部材68を収容するとともに、シャッター部材68が前後方向7へ移動可能なように支持している。スライド支持部69において、トナー排出口67に対応する位置に開口691が形成されている。シャッター部材68が図5に示す前記開位置から後方へスライドされると、トナー排出口67と開口691との間にシャッター部材68が進入して、トナー排出口67を閉塞する。なお、トナー排出口67からのトナー漏れを防止するために、トナー排出口67の周縁にはスポンジなどで構成されたシール部材が取り付けられている。
図5に示すように、底部63には、トナーコンテナ3Mの固有のパターン形状の識別部70が設けられている。識別部70は、底部63において、シャッター部材68の左側に設けられている。識別部70は、収容部31Mへのトナーコンテナ3Mの装着を許容するかどうかを決めるための部材である。言い換えると、識別部70は、トナーコンテナ3Mに対応する収容部31Mだけにトナーコンテナ3Mを装着可能とする装着互換性を実現するための部材であり、トナーコンテナ3Mに対応する位置(互換位置)に設けられている。識別部70が収容部31Mの支持面341に設けられた後述の互換係合部82(図7(A)参照)に邪魔されずにトナーコンテナ3Mが収容部31Mの奥部の装着位置まで挿入された場合は、トナーコンテナ3Mが収容部31Mに対応していると判断できる。この場合、識別部70は、トナーコンテナ3Mの種別(例えばトナー色別)に対応する位置に設けられている。一方、識別部70が互換係合部82に邪魔されてトナーコンテナ3Mが収容部31Mの装着位置まで挿入できない場合は、トナーコンテナ3Mが収容部31Mに対応していないと判断できる。この場合、識別部70は、トナーコンテナ3Mの種別(例えばトナー色別)に対応する位置に設けられていない。
トナーコンテナ3Mの識別部70は、底部63から下方へ突出する矩形板形状の4つの突起71(本発明の互換キーの一例)で構成されている。4つの突起71は、トナーコンテナ3Mの種別に対応して形成されたものであり、具体的には、4つの突起71は、トナーコンテナ3Mの固有の位置に配置されている。つまり、4つの突起71は、トナーコンテナ3Mの種別に対応する位置に設けられている。なお、他のトナーコンテナ3も4つの突起71で構成された識別部70を有するが、これら4つの突起71は、各トナーコンテナ3の種別に応じた固有の位置に配置されている。つまり、識別部70の突起71の配置パターンは、トナーコンテナ3の種別ごとに異なる。
[コンテナガイド機構]
以下、図7乃至図11を参照して、コンテナガイド機構80の構成について説明する。
以下、図7乃至図11を参照して、コンテナガイド機構80の構成について説明する。
図7(A)に示すように、コンテナガイド機構80は、支持フレーム34に設けられており、詳細には、支持フレーム34の支持面341の後方端部の近傍に設けられている。コンテナガイド機構80は、スライド部材81を有する。このスライド部材81に、互換係合部82(本発明の互換部材の一例)、第1係合部材84、第2係合部材85、スライドガイド88(図9参照)などが設けられている。
スライド部材81は、支持フレーム34の支持面341にスライド可能に支持されている。本実施形態では、スライド部材81は、トナーコンテナ3の挿入方向D11(図3参照)に一致する前後方向7へスライド可能に構成されている。スライド部材81は、概ね矩形状に形成された板状部材であり、例えば合成樹脂により構成されている。
図9に示すように、支持面341の後方の奥部には、前後方向7に延びる一対のガイド溝36が形成されている。一対のガイド溝36それぞれは、支持フレーム34を下方に貫通するスリットであり、左右方向8へ所定間隔を隔てられた位置に離間して配置されている。一対のガイド溝36は、前後方向7へスライド部材81をスライド可能に支持するとともに、前後方向7へスライド部材81を案内するためのものであり、前後方向7に沿って直線状に延びている。なお、支持面341において、一対のガイド溝36の間に矩形状の開口37が形成されている。
スライド部材81の裏面には、一対のガイド溝36に対応する位置に、一対のスライドガイド88が設けられている。スライドガイド88は、スライド部材81の裏面から下方へ突出する矩形板状の部材である。スライドガイド88が一対のガイド溝36それぞれに挿入されることによって、スライド部材81は、前後方向7へ水平にスライド可能なように支持フレーム34の支持面341に支持される。
図8及び図9に示すように、スライド部材81には、厚み方向に貫通する開口86が形成されている。開口86は、概ね矩形状に形成されており、スライド部材81において中央よりも右側の位置に形成されている。開口86は、スライド部材81が支持面341上の所定のスライド位置にあるときに、開口37の上方に配置されるような位置に形成されている。
本実施形態では、スライド部材81は、支持面341上に定められた第1位置と第2位置との間でスライド可能である。ここで、前記第1位置は、各収容部31の前記装着位置よりもトナーコンテナ3の引出方向D12(図3参照)側へ所定距離を隔てた位置である。例えば、前記第1位置は、開口86の後縁部861(本発明の当接部の一例)が開口37の概ね中央に配置される位置(図12(A)、図13(D)に示す位置)である。また、前記第2位置は、前記第1位置よりも挿入方向D11側へ所定距離を隔てた位置であり、前記第1位置と前記装着位置との間に定められた位置である。例えば、前記第2位置は、開口86の後縁部861が開口37の後縁部371よりも後方に配置される位置(図12(D)、図13(A)に示す位置)である。
図12(A)に示すように、コンテナガイド機構80は、スライド部材81を前記第2位置から前記第1位置へ向かう方向へ付勢するバネ部材91(本発明の付勢部材の一例)を有する。なお、図12及び図13では、バネ部材91を図示しているが、図10(A)及び図11(A)ではバネ部材91の図示を省略している。支持フレーム34の裏面には、下方へ突出したバネ支持部92が設けられている。バネ支持部92は、開口37の前縁部372よりも前方側に設けられている。バネ部材91は、コイルバネや板バネなどの弾性部材であり、その一端はバネ支持部92に取り付けられ、他端はスライドガイド88に取り付けられている。バネ部材91は、所謂引っ張りバネであり、スライド部材81を前記第1位置から前記第2位置へ向けて弾性的に付勢している。このため、スライド部材81に他の外力が加えられていなければ、バネ部材91の弾性付勢力によって、スライド部材81は、前記第1位置に配置された状態を維持する。なお、バネ部材91は、スライド部材81を前記第1位置へ向けて弾性的に付勢する弾性部材であれば如何なる構成のものであってもよく、例えば、ゴム部材などを適用することも可能である。
図8に示すように、互換係合部82は、スライド部材81の上面に設けられている。互換係合部82は、スライド部材81と一体に形成されている。つまり、スライド部材81は、互換係合部82を有している。
互換係合部82は、装着互換性を有するトナーコンテナ3に対応する形状に形成されている。具体的には、装着互換性を有するトナーコンテナ3が収容部31に挿入されたときに、トナーコンテナ3の識別部70の各突起71それぞれと接触して前後方向7に係合することが可能な部材である。本実施形態では、互換係合部82は、装着互換性を有するトナーコンテナ3の装着を許容し、装着互換性を有しない非互換のトナーコンテナ3の装着を禁止する。
互換係合部82は、装着互換性を有するトナーコンテナ3の4つの突起71に同時に当接する4つの接触部821を有する。4つの接触部821は、それぞれ、前後方向7に異なる位置に設けられている。
トナーコンテナ3の装着が許容される場合は、トナーコンテナ3の挿入過程において予め定められた係合位置(図10(B)に示す位置)にトナーコンテナ3が到達したときに、全ての突起71が4つの接触部821それぞれに当接する(図10(A)、(B)参照)。その後、更に挿入されることによって、突起71と接触部821とが当接した状態で、トナーコンテナ3は、突起71を介してスライド部材81に後方への押圧力を付与して、スライド部材81とともに後方へ移動する。つまり、スライド部材81は、トナーコンテナ3からの押圧力を受けて、前記第1位置から前記第2位置へ向けてスライドする。そして、スライド部材81が前記第2位置に到達すると、スライド部材81によって案内されるようにトナーコンテナ3が収容部31の前記装着位置に到達する(図11(A)、(B)参照)。このようにトナーコンテナ3が前記装着位置に案内されるので、トナーコンテナ3が円滑に安定して前記装着位置に案内され、確実に前記装着位置に配置される。
また、トナーコンテナ3の装着が禁止される場合は、前記係合位置にトナーコンテナ3が到達する前に、いずれかの突起71がいずれかの接触部821に当接する。その後、更に挿入されることによって、トナーコンテナ3は、突起71を介してスライド部材81に後方への押圧力を付与しつつ後方へ移動する。この場合、トナーコンテナ3が前記係合位置に到達する前にスライド部材81が前記第1位置から前記第2位置へ移動し始め、スライド部材81が前記第2位置に到達すると、トナーコンテナ3は、前記装着位置に到達することなく、前記装着位置の手前で停止する。この場合は、トナー排出口67がトナー受入口66の上方に達することができず、トナー排出口67からトナー受入口66へのトナーの供給が禁止される。
なお、トナーコンテナ3に設けられた複数の突起71が折損するなどして失われた場合に、そのトナーコンテナ3が非互換の収容部31に挿入されると、スライド部材81に設けられた互換係合部82がトナーコンテナ3に当接することができず、また、スライド部材81が第2位置へ向けてスライドすることもできなくなる。この場合、トナーコンテナ3が収容部31の前記装着位置まで挿入することが許容される。仮に、異なる色のトナーコンテナ3が収容部31の装着位置まで挿入されて、シャッター部材68が開けられてしまうと、不適合なトナーがトナー受入口66に供給されて、現像装置44に補給されることになり、印刷不良などの問題が生じうる。これに対して、本実施形態の画像形成装置10では、突起71が失われたトナーコンテナ3が非互換の収容部31に挿入された場合でも、シャッター部材68を閉位置に維持することが可能なように構成されている。
図7及び図8に示すように、第1係合部材84は、スライド部材81に設けられている。つまり、スライド部材81は、第1係合部材84を有している。第1係合部材84は、スライド部材81が前記第1位置から前記第2位置へスライドすることに応じて、シャッター部材68と非係合な非係合位置からシャッター部材68と係合可能な係合位置に変位する。
第1係合部材84は、後述するシャッター部材68のフック部681に係合する回動片842と、回動片842の後端部付近から左右方向8へ延のびる回動軸841とを一体に形成された回動部材である。回動軸841は、スライド部材81の開口86を左右方向8に渡すように延出しており、その両端部は、スライド部材81の上面において左右方向8に隔てられた軸受け部843によって回動可能に支持されている。図8に示すように、第1係合部材84は、開口86の後方側に配置されており、外力が加えられていない状態では、その自重によって回動片842が開口86から下方へ垂れ下がるような第1姿勢(図7(A)、図12(A)に示す姿勢)を維持する。この第1係合部材84は、スライド部材81が前記第1位置にあるときに前記第1姿勢となり、開口86及び開口37から下方へ垂れ下がり、回動片842が支持フレーム34の裏面を下方へ突出する。ここで、前記第1姿勢のときの第1係合部材84の位置が前記非係合位置である。
本実施形態では、トナーコンテナ3が装着互換性のある収容部31に挿入された場合に、突起71が互換係合部82の接触部821に当接した状態でトナーコンテナ3が挿入方向D11(図3参照)へ移動すると、その移動過程(挿入過程)で、第1係合部材84は、シャッター部材68のフック部681と係合して、シャッター部材68を前記閉位置から前記開位置に移動させる。
図12は、トナーコンテナ3が挿入されたときのスライド部材81の動作を示す模式図である。なお、図12では、トナーコンテナ3の容器本体61の図示が省略されている。図12に示すように、第1係合部材84が前記第1姿勢にある状態(図12(A)参照)で、トナーコンテナ3が装着互換性のある収容部31に挿入されると、トナーコンテナ3の後方への移動とともにスライド部材81が前記第1位置から後方へスライドする。このとき、スライド部材81のスライド過程において、スライド部材81が前記第2位置に到達するまでに、第1係合部材84の回動片842が開口86の後縁部861に当接する(図12(B)参照)。そして、更にスライド部材81が後方の前記第2位置へスライドされると、後縁部861によって回動片842が前方側へ押圧され、これにより、回動片842が前記第1姿勢から、スライド部材81の上面まで持ち上げられた第2姿勢(図7(B)、図12(C)に示す姿勢)まで回動する。前記第2姿勢において、回動片842は、支持面341の上面によって支持されている。ここで、前記第2姿勢のときの第1係合部材84の位置が前記係合位置である。そして更にスライド部材81が後方へスライドされると、回動片842の先端の突出部844がシャッター部材68のフック部681に係合して、シャッター部材68を前方へ押圧する。これにより、トナーコンテナ3の底部63に対してシャッター部材68が前方側へ移動する(図12(D)参照)。つまり、シャッター部材68が前記閉位置から前記開位置へ移動する。
図7及び図8に示すように、第2係合部材85は、スライド部材81に設けられている。つまり、スライド部材81は、第2係合部材85を有している。
第2係合部材85は、シャッター部材68のフック部681の前面682に係合する板状の係合片852と、係合片852の前方側の端部に設けられた左右方向8へ延びる回動軸851とを一体に形成された回動部材である。回動軸851は、回動軸841と同様に、スライド部材81の開口86を左右方向8に渡すように延出しており、その両端部は、スライド部材81の上面において左右方向8に隔てられた軸受け部853によって回動可能に支持されている。図8に示すように、第2係合部材85は、開口86の前方側に配置されている。また、回動軸851には、係合片852を上方へ付勢する捩りコイルバネ87が設けられている。この捩りコイルバネ87によって、係合片852は、他の外力が加えられていない状態で、開口86から上方へ突出した突出姿勢(図7(A)、図12(A)に示す姿勢)を維持する。
本実施形態では、シャッター部材68が前記開位置にある状態のトナーコンテナ3が前記装着位置から引出方向D12(図3参照)へ向けて引き出されるときに、第2係合部材85は、シャッター部材68と係合して、シャッター部材68を前記開位置から前記閉位置へ移動させる。
図13は、トナーコンテナ3が引き出されたときのスライド部材81の動作を示す模式図である。なお、図13では、トナーコンテナ3の容器本体61の図示が省略されている。図13に示すように、収容部31の前記装着位置にトナーコンテナ3が装着された状態からトナーコンテナ3が引出方向D12へ移動されると、バネ部材91によるバネ力によってスライド部材81が前記第2位置から前記第1位置へ向けて移動し始める(図13(A)参照)。そして、更にトナーコンテナ3が引出方向D12へ移動されて、回動片842が開口86の後縁部861を超えて、前記第1位置まで戻されると、バネ部材91によるバネ力が無くなり、回動片842の突出部844がフック部681から外れる。これにより、回動片842は、自重によって、支持面341に支持されていた前記第2姿勢から、開口86及び開口37を下方へ垂れ下がる前記第1姿勢に戻る(図13(B)参照)。そして更に引出方向D12へ移動されると、フック部681の前面682が係合片852の先端に当接(係合)して、シャッター部材68を後方へ押圧する。これにより、トナーコンテナ3の底部63に対してシャッター部材68が後方へ移動する(図13(C)参照)。つまり、シャッター部材68が前記開位置から前記閉位置へ移動する。シャッター部材68が前記閉位置にされた状態でトナーコンテナ3が引出方向D12へ移動すると、フック部681の前面682の傾斜面が捩りコイルバネ87の付勢力に抗して係合片852の先端を下方へ押し下げつつ、トナーコンテナ3が係合片852を乗り越えて、引出方向D12へ円滑に移動する(図13(D)参照)。
このようにコンテナガイド機構80が構成されているため、トナーコンテナ3が装着互換性を有する収容部31に挿入された場合に、トナーコンテナ3が円滑に安定して収容部31の前記装着位置に案内されて、確実に前記装着位置に配置される。
また、識別部70の突起71が失われたトナーコンテナ3が非互換の収容部31に挿入された場合は、その挿入過程においてスライド部材81が後方へスライドせずに前記第1位置を維持する。そのため、仮にトナーコンテナ3が前記装着位置まで挿入されたとしても、シャッター部材68が前記閉位置を維持する。これにより、不適合なトナーがトナー排出口67からトナー受入口66に供給されることが防止でき、現像装置44に不適合なトナーが補給されることが防止できる。その結果、画像形成装置10における印刷不良が防止できる。
3 :トナーコンテナ
10 :画像形成装置
30 :コンテナ装着部
31 :収容部
34 :支持フレーム
36 :ガイド溝
37 :開口
61 :容器本体
62 :蓋体
63 :底部
66 :トナー受入口
67 :トナー排出口
68 :シャッター部材
69 :スライド支持部
70 :識別部
71 :突起
80 :コンテナガイド機構
81 :スライド部材
82 :互換係合部
84 :第1係合部材
85 :第2係合部材
86 :開口
87 :コイルバネ
88 :スライドガイド
91 :バネ部材
92 :バネ支持部
341 :支持面
371 :後縁部
372 :前縁部
681 :フック部
682 :前面
821 :接触部
861 :後縁部
10 :画像形成装置
30 :コンテナ装着部
31 :収容部
34 :支持フレーム
36 :ガイド溝
37 :開口
61 :容器本体
62 :蓋体
63 :底部
66 :トナー受入口
67 :トナー排出口
68 :シャッター部材
69 :スライド支持部
70 :識別部
71 :突起
80 :コンテナガイド機構
81 :スライド部材
82 :互換係合部
84 :第1係合部材
85 :第2係合部材
86 :開口
87 :コイルバネ
88 :スライドガイド
91 :バネ部材
92 :バネ支持部
341 :支持面
371 :後縁部
372 :前縁部
681 :フック部
682 :前面
821 :接触部
861 :後縁部
Claims (5)
- 底部に形成されたトナー排出口を開放する開位置と前記トナー排出口を閉塞する閉位置との間で移動可能なシャッター部材を有するトナー容器と、
予め定められた装着位置へ向かう挿入方向に沿って挿入される前記トナー容器を支持可能に構成された容器装着部と、を備え
前記トナー容器は、前記底部から下方へ突出し、前記トナー容器の種別に対応して形成された互換キーを有し、
前記容器装着部は、
前記トナー容器の前記底部を支持する支持面に前記挿入方向へスライド可能に支持され、前記装着位置よりも前記トナー容器の引出方向側に定められた第1位置と前記第1位置よりも前記挿入方向側に定められた第2位置との間でスライド可能なスライド部材と、
前記スライド部材に設けられ、前記互換キーと係合可能な互換部材と、を有し、
前記スライド部材は、前記第1位置に配置された状態で前記互換キーが前記互換部材に係合し、前記互換キーが前記互換部材に係合した状態で前記トナー容器とともに前記第1位置から前記第2位置へ向けてスライドしつつ前記トナー容器を前記装着位置側へ案内する画像形成装置。 - 前記スライド部材は、前記第1位置から前記第2位置へのスライドに応じて、前記シャッター部材と非係合な非係合位置から前記シャッター部材と係合可能な係合位置に変位する第1係合部材を有し、
前記第1係合部材は、前記互換キーが前記互換部材に係合した状態で前記トナー容器が前記装着位置まで挿入される挿入過程で、前記シャッター部材と係合して前記閉位置から前記開位置に前記シャッター部材を移動させる請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1係合部材は、前記スライド部材が前記第1位置にあるときに前記非係合位置に配置され、前記スライド部材が前記第2位置へスライドされると、前記支持面に設けられた当接部に当接して前記係合位置に変位される請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記容器装着部は、前記第2位置から前記第1位置へ向けて前記スライド部材を付勢する付勢部材を有する請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記スライド部材は、前記容器装着部の前記装着位置から前記トナー容器が引き出されるときに前記シャッター部材と係合して前記開位置から前記閉位置に前記シャッター部材を移動させる第2係合部材を有する請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017144481A JP2019028135A (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017144481A JP2019028135A (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019028135A true JP2019028135A (ja) | 2019-02-21 |
Family
ID=65478245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017144481A Pending JP2019028135A (ja) | 2017-07-26 | 2017-07-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019028135A (ja) |
-
2017
- 2017-07-26 JP JP2017144481A patent/JP2019028135A/ja active Pending
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