JPH05281616A - 机側収納型スクリーン - Google Patents

机側収納型スクリーン

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JPH05281616A
JPH05281616A JP4074906A JP7490692A JPH05281616A JP H05281616 A JPH05281616 A JP H05281616A JP 4074906 A JP4074906 A JP 4074906A JP 7490692 A JP7490692 A JP 7490692A JP H05281616 A JPH05281616 A JP H05281616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
desk
girder
height
screens
Prior art date
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Pending
Application number
JP4074906A
Other languages
English (en)
Inventor
Bunji Matsumoto
文治 松元
Hiroyoshi Takada
浩義 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Kogyo KK
Original Assignee
Nissei Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Kogyo KK filed Critical Nissei Kogyo KK
Priority to JP4074906A priority Critical patent/JPH05281616A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の図面、資料などを貼附するスクリーン
で、椅座姿勢のまま楽に大きさの選定、方向、高さ、傾
斜の調整ができ、しかも、机側に収納できる多用途、省
スペースのスクリーンを得る。 【構成】 中央桁1と両側の左右桁2、3を交差ロッド
5、6と伸縮棒4で連結し、この間にスクリーン8、9
を張る。左右桁2、3を伸縮するのにともなって、スク
リーン8、9は拡大、縮小する。このスクリーン中央桁
下部には、高さの調整具26、27、方向、傾斜の調整
具31、32や机側収納時の機構24、29などを備え
た机側締結具を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は机上における詳細設
計、図面分解、図面照合、CAD/CAMにおけるコン
ピュータ入力、大帳票類の照合、グループ活動等の利用
に便利であり、常時は机側収納もできる簡便なスクリー
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来このようなスクリーン、大型図面立
て、譜面立て、資料台の類は、原寸大の板材か、帯、布
などの折り畳みまたは巻き取りを解いて所定の大きさに
するものが大部分であり、その準備、組立はもとより、
収納まで含めると多大の手間やスペースなどを必要とす
る上、単機能のため使用が限られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の産業界の動向を
考え、本発明は、各種机上作業で共通に必要とされるス
クリーン、例えば、組立図面からの詳細設計、細部分解
やコンピュータへの入力、照合、各種会合における映写
または掛図用スクリーンなどに便利で、使い勝手がよ
く、人間工学的に作業の高さ、傾斜の調節がきき、か
つ、収納スペースをとらないスクリーンの提供を目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、縮小したスクリーン本体を机上作業では殆ど
使用されない机側に収納状態で取り付ける。ここから上
方回転で起こしたスクリーンは、左右両端の把持棒を持
って所用の大きさまで伸張する。次に、使用し易い位置
まで水平回転し、高さの調節、傾斜の調節を行って、ス
クリーンに図面、資料などを貼附したり、映写したり使
用目的にあった随意の利用が図れるようにしている。
【0005】その構造は、横方向に伸縮自在なスクリー
ン部分とスクリーンの上下移動と傾斜機構とを具備する
机への締結部分の二つの部分からなっている。
【0006】スクリーン部は、図1の通り、中央桁1と
その両側に左右桁2、3があり、これらは伸縮棒4と交
差リンク5、6で連結されている。左右桁の外側にはス
クリーンを伸縮するときの把持棒がある。
【0007】中央桁の中央には、図2の通り、左右のス
クリーン8、9を巻き付けたボビン7があり、左右スク
リーンの一端が中央桁表面の両端13、14で固定され
ているので、ボビン後方のローラ10、11と左右のロ
ーラ12(左側は省略)を介したスクリーンは表裏一様
に張られる。
【0008】図3の通り、ボビン7内にはスプリングが
装填されていて、常時スクリーンに張力を与えている。
【0009】机への締結部は、図4の通り、型材17を
机19に喰い込ませ下方の対抗楔で締め付ける。
【0010】型材17の裏面には、図5及び図6の通
り、スクリーン中央桁下部に装着されているスクリーン
上下移動機構、傾斜機構、収納時の回転機構などを併備
している。
【0011】スクリーン上下機構は、図5及び図6の通
り、スクリーン中央桁1は摺動片32、球座31、格納
時の回転ブロック24で支持され、上下スライダー25
上端に固定されている。上下スライダー25はラック付
きガイド26で上下移動がガイドされる。また、このラ
ックには駒27の裏側にある歯が噛み合い上下位置を固
定する。
【0012】傾斜機構は、スクリーン中央桁内のボビン
下部心棒16に螺合したボール心棒33の他端に固着さ
れているボール30を中心に、球座31上を摺動してス
クリーンを傾斜せしめる。この時スクリーン中央桁下部
に接合する摺動片32は、球座上の任意位置でスクリー
ンを停止する。
【0013】収納時は上下スライダーを最下位置まで下
げ、スクリーンを最小にし、机側面と平行にする。収納
時の回転軸受け24の切込み方向にゆっくり回転させる
と収納回転軸29を中心に回転して、下向きの状態で停
止し、収納が完了する。
【0014】
【作用】机側にあるスクリーン本体を上方に回転し立ち
上げた後、両側の把持棒をもって所用の幅まで広げる
と、把持棒と一体の左右桁は中央桁と連結する交差リン
クの作用で中央桁と平行に広がる。
【0015】中央桁内のボビンの内側には、コイルスプ
リングが装着されていて、スクリーンに適度な張力を与
えているが、スクリーンの伸張でこの張力は増加する。
しかし、中央桁と左右桁との間にはそれぞれ上下に伸縮
棒があり、この棒の持つ摩擦力より張力を小さく設定し
て、任意の位置で伸張固定を可能にしている。
【0016】スクリーンの高さ設定は、先の把持棒の操
作で同時に行えばよいが、随時調整することも可能であ
り、スクリーンの引き上げ操作では、ラック歯形に接す
る爪が滑る方向になっており、引き下げ時には逆に噛み
合うので降下しない。引き下げて下方へ移動したいとき
は、爪の下端の取っ手を用いて、この噛み合いを解除す
ればよい。
【0017】スクリーンの水平回転及び傾斜調整は、高
さ調節と同様に随時行えるが、スクリーン中央桁下部が
乗る球座上で自由であるが、任意位置で随時固定できる
ように、中央桁と球座との間に摺動片を設け、その適度
な締め付けによる。
【0018】収納時にはスクリーンを最下位置まで下げ
ると、収納回転軸の固定ピンが押し込まれ、ロックが解
除されるので、スクリーンを最小状態まで縮小してから
回転収納する。
【0019】スクリーンに図面または資料などを貼附し
て使用する場合、常磁性粉末を塗布または含有するスク
リーンを利用すると永久磁石片が利用できる。
【0020】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1において、スクリーンはA1サイズとした。中央桁1
とこの両側の左右桁2、3は上下にアンテナ用の伸縮棒
4、その間にそれぞれ交差するロッド5、6でリンクを
作り、連結する。
【0021】図3のように、予めボビン7内部にはコイ
ルスプリング15をボビン上部と下部心棒16との間に
伸張状態で装填しておく。
【0022】図2の通り、中央桁の中心に左右のスクリ
ーン8、9を重ねて巻き付けたボビン7を取り付ける。
ボビン内コイルスプリングはスクリーン引出しと同方向
に適度の予捻りを与えた後、左右のスクリーン8、9を
同時に引き出し、中央桁後方のローラー10、11と左
右桁にあるローラー12、(左桁省略)を介して中央桁
前面の両端13、14で接着する。
【0023】中央桁の支持部は図6の通り、スクリーン
本体収納時の上下回転軸29内に組み込まれたボール3
0を中心に球状面を作る鋼製球座31と、その上に環状
永久磁石これを外側から保護しかつ摺動摩擦を補完する
環状ゴムパッキングとからなる摺動片32を挟んで、ス
クリーン中央桁ボビン下部心棒16をボール心棒33と
螺合する。この時摺動片は中央桁側に、球座は収納回転
軸受け24側に接合させておく。
【0024】ボール心棒33はスクリーンとともに傾斜
するため、ボール心棒33の周囲孔34は、傾斜許容範
囲まで拡孔しておく。
【0025】収納回転軸受けを固定する上下摺動板25
は、図5、6の通り、裏面に爪を持つ駒27や回転軸固
定ピン用逃げ溝等を予め取り付けておき、半円形歯をも
つラック兼ガイド間に挿入する。
【0026】机への締結は図4の通り、変形みぞ形鋼1
7を作り、みぞの部分18に机側面19を奥一杯に差込
み、机の厚みとみぞ幅との間隙を対向楔20、21で締
め上げる方式である。この場合机に接する上部楔20は
そのまま移動せず、短い下部楔21は軸心に通るねじ2
2をねじ端部の把手23の回転で移動し締結する。
【0027】図6の通り、上記変形みぞ形鋼の背に、先
のスクリーン本体下部の諸機構を固着させて、本発明全
体を組み上げる。
【0028】本発明の利用は、主にCAD/CAMにお
ける組立図から部品図への分解や照合に利用している
が、机側からの引き起こし、スクリーンの伸張、方向、
高さ、傾斜などの位置調整、図面の貼附など殆ど椅座姿
勢で作業状態が容易に完了する。また、終了時にはスク
リーンは図面を剥離後、縮小し、ほぼ垂直に立て、机側
と平行に回転させ、下方に回転収納するが、これも立ち
上がり同様小動作で、すべて分未満の準備作業で十分で
あり利用効果は非常に大きい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成にな
っているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0030】椅座姿勢のままスクリーンの取り出し、使
用状態までの準備、格納まで一貫して短時間で実現でき
便利である。
【0031】スクリーンを使用する作業が、人間工学的
に最適な方向、高さ、傾斜を選択でき、快適で疲労の少
ない状態がえられる。
【0032】スクリーンの両面が使用できるので、2枚
の資料による照合、次作業の準備などに威力を発揮す
る。
【0033】スクリーンを縮小した状態で机側の空間に
収納できるうえ、机との締結機構が簡単であり、机上へ
の突起も少ないので、同机上における他の仕事にも支障
を生じない。
【0034】スクリーンに磁性体粉末を含むものを利用
すると図面、資料等の貼附が非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーン伸張時の正面図である。
【図2】スクリーン縮小時の横断面図である。
【図3】ボビン部の縦断面図である。
【図4】机との締結機構の縦断面図である。
【図5】スクリーンの方向、高さ、傾斜調節部の正面図
である。
【図6】スクリーンの方向、高さ、傾斜調節部の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 スクリーン中央桁 2、3 スクリーン左右桁 4 伸縮棒 5、6 交差ロッド 7 スクリーン巻き付けボビン 8、9 左右スクリーン 10、11、12 ローラー 13、14 スクリーン固定端 15 コイルスプリング 16 ボビン下部心棒 17 机への締結用変形みぞ形鋼 18 みぞ部の間隙 19 机 20 上部楔 21 下部楔 22 ねじ 23 ねじ回転把手 24 収納回転軸受け 25 上下移動摺動板 26 ラック付き摺動ガイド 27 爪つき駒 28 爪解放用取手 29 収納回転軸 30 ボール 31 球座 32 摺動片 33 ボール心棒 34 ボール心棒移動孔 35 収納回転固定ピン 36 ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向の長さが任意に選択でき、縮小
    時には机側収納ができるスクリーン。
  2. 【請求項2】 特許請求範囲第1項によるスクリーンは
    水平回転により表裏同機能が果たせること。
  3. 【請求項3】 特許請求範囲第1項にかかわるスクリー
    ンは上下移動が可能なこと。
  4. 【請求項4】 特許請求範囲第1項にかかわるスクリー
    ンは任意方向の傾斜が可能なこと。
  5. 【請求項5】 特許請求範囲第1項にかかわるスクリー
    ンは磁気を利用してシート類の貼附が可能なこと。
JP4074906A 1992-03-31 1992-03-31 机側収納型スクリーン Pending JPH05281616A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4074906A JPH05281616A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 机側収納型スクリーン

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JP4074906A JPH05281616A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 机側収納型スクリーン

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Publication Number Publication Date
JPH05281616A true JPH05281616A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13560905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4074906A Pending JPH05281616A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 机側収納型スクリーン

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006317796A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Sony Corp スクリーン装置および画像表示システム
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