JP7331432B2 - デスク - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明は、前記トレーに磁石が設けられており、当該トレーが前記磁石の磁力を利用して前記係止手段に接着し得るものである請求項3記載のデスクである。
この使用領域LAは、左右に配置した複数の脚、すなわち、左の脚1Lと中間の脚1Cとの間に形成されたもので、図8に示すように、両脚1L、1Cは2本の横ビーム2、3により連結されており、これら両脚1L、1C間に、天板5と、この天板5の横に配置される天板並設品であるサブ天板6とが設けられている。サブ天板6の天板5側の側端部6aは、図2に示すように、左右の脚1L、1Cにより担持された支持構造体4によって床Fから浮かせた状態で支持されている。支持構造体4は、天板5の支持とサブ天板6の支持を兼ねるものであり、図6~図8、図10及び図11に示すように、横ビーム2、3を介して両脚1L、1Cに支持されている。以下、詳述する。
クするためのチルトロック機構7が設けられている。
この使用領域LBは、左右に配置した複数の脚、すなわち、左の脚1Lと中間の脚1Cとの間に形成されたもので、使用領域LAのすべての構成要素(脚1L、1C以外)が180度向きを変えて配置されている。そのため、第1の使用領域LAのものと同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
この使用領域RAは、左右に配置した複数の脚、すなわち、中間の脚1Cと右の脚1Rとの間に形成されたもので、第1の使用領域LAのものと同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
この使用領域RBは、左右に配置した複数の脚、すなわち、中間の脚1Cと右の脚1Rとの間に形成されたもので、第3の使用領域RAのすべての構成要素(脚1C、1R以外)が180度向きを変えて配置されている。そのため、第3の使用領域RAのものと同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
このような構成のデスクDであれば、トレー54の取っ手545に指をかけて天板5の奥端側を引き上げることによって、天板5を傾斜させることができる。天板5の傾斜角度を増大させる場合には、チルトロック機構7の働きによって一定の単位角度毎に天板5の降下が禁止されるため、所望の傾斜角度に達した時点で手を離せば、その天板5を適切な中間位置β又は最大の傾斜位置αに停止させることができる。そして、この天板5をロック可能な最大の傾斜位置αを若干超える位置までさらに引き上げると、チルトロック機構7によるロック状態が解除され、天板5を一気に最下点である最降下位置γ(水平姿勢h)にまで戻すことができる。
なお、本発明は以上説明した実施形態のものに限られないのは勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
すなわち、図16~18に示されている天板5のトレー54には、底壁部543の下面に磁石Mが取り付けられている。磁石Mは、トレー54の底壁部543における二箇所の受け金具Zaに対面する位置にそれぞれ取り付けられている。
トレー54の磁石Mは、トレー54に対して上向き荷重が作用していない通常の使用姿勢において、離間して設けられた二つの受け金具Zaにそれぞれ磁力により接着し得るようになっている。磁石Mは、矩形板状をなしている。この実施形態の磁石Mは、両面テープにより底壁部543の下面に接着されている。なお、磁石Mのトレー54に対する取付態様は適宜のものを採用し得るものであることは言うまでもない。
このような構成のものであれば、トレー54が二つの受け金具Zaに磁着しているため、使用者等が仮にトレー54における長手方向の一端部54eを下方に押圧してしまった場合でも、当該トレー54は水平姿勢すなわち天板本体53の端縁に沿った姿勢が好適に保持され得るものとなっている。換言すれば、トレー54は、二つの受け金具Zaに接着し得る磁石Mを配することにより、当該トレー54の一端部54eに下向き荷重が作用した場合であっても、他端部54e側が受け金具Zaを支点にして浮き上がってしまったりトレー54全体がねじれ変形してしまったりすることが好適に抑制された構成をなしている。
その一方で、図13に示す例と同様に、トレー54が上向き荷重を受けたときに支点となる箇所に軟質材Yaを配してあるので、天板5が下方に移動中に何らかの障害物G(図18では図示せず)がトレー54と横ビーム3等との間に挟まってもトレー54は軟質材Yaの変形により天板本体53に対して相対的に上動し得るものとなっている。つまり、トレー54と横ビーム3等との間に何らかの障害物Gが挟まりトレー54に対して上向き荷重が作用した場合には、受け金具Zaに対して磁着していたトレー54は当該受け金具Zaから簡単に離脱し得るものとなっている。このため、図16~18に示すトレー54であっても、所期の目的を達成し得るものとなっている。
5…天板
53…天板本体
54…付属品(トレー)
541…奥壁部
542…手前壁部
543…底壁部
544…取付け部
545…取っ手
Y…退避許容手段
Ya…軟質材
Z…係止手段
Claims (4)
- 天板が上下昇降又はチルトする可動天板型のデスクにおいて、
前記天板が、天板本体と、この天板本体に取付けられた付属品であるトレーとを備えたものであり、
少なくとも前記トレーに上向き加重が作用した場合に、当該トレーの前記天板本体に対する上方への相対動作を許容する退避許容手段を備えているものであり、
前記トレーは、天板の奥側に配置されたもので、奥壁部と手前壁部とを備えた凹状をなしており、その手前壁部に取っ手を備えているものであり、
前記トレーが、奥壁部と、手前壁部と、これら壁部の下端間を連続させる底壁部とを備え、前記手前壁部の上下方向中間位置に設けられた取付け部を介して前記天板本体に取り付けられたものであり、前記手前壁部の上半部分に前記取っ手が設けられているとともに、前記手前壁部の下半部分に前記退避許容手段を構成する軟質材が配されているデスク。 - 前記退避許容手段が、前記トレーが上向き加重を受けたときに支点となる箇所に軟質材を配したものである請求項1記載のデスク。
- 前記トレーに下向き加重が作用した場合に、当該トレーの前記天板本体に対する下方への相対動作を禁止する係止手段を備えている請求項1又は2記載のデスク。
- 前記トレーに磁石が設けられており、当該トレーが前記磁石の磁力を利用して前記係止手段に接着し得るものである請求項3記載のデスク。
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2019
- 2019-04-22 JP JP2019080826A patent/JP7331432B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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