JPH0528122U - 圧電フイルタ - Google Patents
圧電フイルタInfo
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- JPH0528122U JPH0528122U JP8437491U JP8437491U JPH0528122U JP H0528122 U JPH0528122 U JP H0528122U JP 8437491 U JP8437491 U JP 8437491U JP 8437491 U JP8437491 U JP 8437491U JP H0528122 U JPH0528122 U JP H0528122U
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- Japan
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- metal case
- opening
- resin layer
- insulating resin
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- Pending
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電フィルタにおいて、金属ケース内の気密
性を向上させること。 【構成】 絶縁樹脂層が充填される金属ケースの開口部
内周面に粗面を形成したから、該絶縁樹脂層と金属ケー
スの開口部内周面との密着性が向上する。
性を向上させること。 【構成】 絶縁樹脂層が充填される金属ケースの開口部
内周面に粗面を形成したから、該絶縁樹脂層と金属ケー
スの開口部内周面との密着性が向上する。
Description
【0001】
本考案は、複数の圧電共振子を利用した圧電フィルタに関するものである。
【0002】
圧電フィルタは、複数の圧電共振子と、これら共振子の振動節部に当接して 電気的機械的に挟持する複数の端子板と、絶縁板とを、夫々図4A,Bに示すよ うなラダー型フィルタ回路を構成するように、金属ケース内に収納すると共に入 力端子板及び出力端子板等の脚部を外方に導出するケース開口面をエポキシ樹脂 等の絶縁封着材によって封塞した後、各脚部をクランク状(図1,3参照)に折 曲してサーフェイスマウント型式でプリント基板に実装できるようにした構造と なっている。
【0003】
かかる構成の圧電フィルタにあって、絶縁樹脂層が充填される金属ケースの開 口部内周面は平滑面であるため、該絶縁樹脂層を充填してこれが固結すると、絶 縁樹脂層の収縮により金属ケースの内面と該絶縁樹脂層との間に間隙を生じ易く 、金属ケース内の気密性が損なわれ、該金属ケース内に湿分が侵入して絶縁不良 等を生ずる恐れがある。 本考案は、金属ケースの開口部内周面に沿った間隙の発生を防止し、該金属ケ ース内の気密性を向上させることを目的とするものである。
【0004】
本考案は、絶縁樹脂層が充填される金属ケースの開口部内周面に粗面を形成し たことを特徴とするものである。
【0005】
金属ケースの開口部内周面に粗面を形成することにより絶縁樹脂層との密着性 が向上する。このため、金属ケースの開口部内周面と絶縁樹脂層間の間隙の発生 を防止することができる。
【0006】
本考案を図4Aに示す逆L接続型ラダーフィルタ回路を構成する圧電フィルタ Fを例にとって説明する。 図1において、1はフィルタ回路の直列枝に配される厚肉小容量の圧電共振子 、2は同じく並列枝に配される薄肉大容量の圧電共振子であって、該圧電共振子 1,2の両側には、中央に突設した小突起3a〜6aにより該共振子1,2を電 気的機械的に挟持する方形の端子板3〜6が配設される。このうち、端子板3は 入力用、端子板4は出力用、端子板5は接地用、端子板6は中間連結用として夫 々用いられる。また入力端子板3及び出力端子板4の一辺からは、互いの反対端 より突出する帯状の脚部3b,4bが設けられる。また7はゴム等の絶縁板であ って、前記圧電共振子1,2が図4Aに示すラダー型フィルタ回路を構成し得る ように適宜箇所、ここでは後記するケース内面と入力端子板3との間に介在され る。
【0007】 上記圧電共振子1,2と入力端子板3〜6と、絶縁板7は、金属ケース8内に 縦列に収納され、その開口面8aより入力端子板3の脚部3bと出力端子板4の 脚部4bとが外方に導出される。この金属ケース8は接地用端子板5と当接して 接地端子を兼ねると共に開口面8aの一側縁中央部より入力端子側脚部3bと出 力端子側脚部4bと同方向に突出する帯状の接地脚部8bを備える。また脚部3 bと脚部4bの各長さは図2鎖線から同図実線及び図3のようにクランク状に折 曲した際、接地脚部8bと略同一長さとなるように設定する。
【0008】 前記金属ケース8の開口部内周面8aには、紙等の薄片11(必須ではない) を介して弾性エポキシ樹脂等の弾性充填材からなる絶縁樹脂層9が充填硬化され て、該開口部8aが封塞される。そして前記絶縁樹脂層9の充填後に、脚部3b と脚部4bはクランク状に折曲される。
【0009】 かかる構成にあって、開口部内周面8aにはサンドブラスト処理をあらかじめ 施して、梨地状の粗面xを形成している。このため、前記絶縁樹脂層9が、その 粗面xにより開口部内周面8aとの密着性が向上し、該開口部内周面8aと絶縁 樹脂層9間に間隙を生ずることがなく、金属ケース8内の気密性が向上し、従っ て、湿分の侵入を遮断することができる。
【0010】 而して、上記構成による圧電フィルタFは図3に示す様にプリント配線基板P の上面にサーフェイスマウント型式で実装されることになる。
【0011】 尚、上例は直列枝圧電共振子1と、並列枝圧電共振子2とを各一個用いたもの であるが、図4Bのフィルタ回路のように夫々複数の圧電共振子1、2により構 成した圧電フィルタにおいても適用できる。
【0012】
本考案は絶縁樹脂層が充填される金属ケースの開口部内周面に粗面を形成した から、該絶縁樹脂層と金属ケースの開口部内周面との密着性が向上し、このため 金属ケースの開口部内周面に隙間を生ずることがなく、金属ケース内が気密保持 され、湿分の侵入を確実に防止することができて、耐湿性に優れたサーフェイス マウント方式の圧電フィルタを市場に供し得る優れた効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】図2は同要部を示す縦断側面図である。
【図3】プリント配線基板Pへの実装状態を示す斜視図
である。
である。
【図4A】逆L接続型のラダー型フィルタ回路図であ
る。
る。
【図4B】多段接続型のラダー型フィルタ回路図であ
る。
る。
1 直列枝圧電共振子 2 並列枝圧電共振子 3 入力端子板 4 出力端子板 8 金属ケース 8a 開口面 9 絶縁樹脂層 x 粗面 F 圧電フィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の圧電共振子と、該共振子の振動節
部に当接して電気的機械的に挟持する複数の端子板と、
所定のフィルタ回路を構成するために適宜箇所に介挿さ
れる絶縁板と、これら部品を縦列に収納すると共に開口
面より各端子板の脚部を外部に導出する金属ケースと、
該金属ケースの開口面を略面一状に封塞する絶縁樹脂層
とからなり、各端子板の脚部をクランク状に折曲してサ
ーフェイスマウント型式でプリント基板に実装される圧
電フィルタにおいて、絶縁樹脂層が充填される金属ケー
スの開口部内周面に粗面を形成したことを特徴とする圧
電フィルタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8437491U JPH0528122U (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 圧電フイルタ |
US07/944,989 US5392012A (en) | 1991-09-18 | 1992-09-15 | Piezoelectric filter in a casing sealed by an insulating filler and having cranked connecting legs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8437491U JPH0528122U (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 圧電フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528122U true JPH0528122U (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=13828764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8437491U Pending JPH0528122U (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 圧電フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528122U (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481654A (en) * | 1977-11-23 | 1979-06-29 | Westinghouse Electric Corp | Cabinet base structure for air conditiner |
JPS5843763B2 (ja) * | 1974-07-31 | 1983-09-29 | 株式会社日立製作所 | クリカエシウンドウキコウト サ−ボキコウニヨル フクゴウウンドウキコウ |
JPS59101733A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-12 | 松下電工株式会社 | 継電器等の端子部封止装置 |
JPS625051A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-12 | ダイキン工業株式会社 | 混合冷媒を用いた冷凍機 |
JPH0253634B2 (ja) * | 1978-01-16 | 1990-11-19 | Moog Inc | |
JPH0255732B2 (ja) * | 1985-06-11 | 1990-11-28 | Kogyo Gijutsuin |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP8437491U patent/JPH0528122U/ja active Pending
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