JPH0253634B2 - - Google Patents

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JPH0253634B2
JPH0253634B2 JP54002834A JP283479A JPH0253634B2 JP H0253634 B2 JPH0253634 B2 JP H0253634B2 JP 54002834 A JP54002834 A JP 54002834A JP 283479 A JP283479 A JP 283479A JP H0253634 B2 JPH0253634 B2 JP H0253634B2
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JP
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swash plate
feedback
sleeve
sleeve member
movable sleeve
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JP54002834A
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JPS54128803A (en
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Teii Karuso Jon
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Moog Inc
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Publication date
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Publication of JPH0253634B2 publication Critical patent/JPH0253634B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/435Pump capacity control by electric actuators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/26Control
    • F04B1/30Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks
    • F04B1/32Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
    • F04B1/324Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block by changing the inclination of the swash plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/431Pump capacity control by electro-hydraulic control means, e.g. using solenoid valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油圧伝動装置に使用されるごとき可変
容量形油圧機器用電気油圧制御機構の分野に関
し、特に可変容量形油圧機器と該機器を制御する
サーボ弁との間にフイードバツク機構に関する。
(従来の技術) 可変容量形油圧ポンプおよびモータ等の可変容
量形油圧機器は駆動軸の動力を制御された態様で
伝達するための確実便利な手段としてしばしば使
用されている。可変容量形油圧機器の一種に、そ
の性能を制御する回動自在な斜板を有した機器が
ある。斜板の回動位置は一般に行程調節機構への
流体の流れを制御することによつて行われてい
る。流体流れの制御にはサーボ弁が使用されてお
り、斜板の回動位置は適当なフイードバツク手段
によつてサーボ弁にフイードバツクされている。
フイードバツク手段の機械的なものとしてMoog
社のサーボ弁装置(Moog社カタログNo.625.176の
第4頁、第5頁参照)がある。
このサーボ弁装置においては、フイードバツク
手段として、可変容量形油圧ポンプの斜板とサー
ボ弁のパイロツト部との間にリンク連結された機
械的連結が設けられていて、斜板の回動位置は機
械的連結を介してサーボ弁のパイロツト部にフイ
ードバツクされ、その出力部が調整されている。
このフイードバツク手段はリンク連結部のバツク
ラツシ及び摩擦等の為にフイードバツク性能を阻
害している。さらにフイードバツクはサーボ弁の
パイロツト部に入力され、その結果に応じて出力
部が調整されるので、直接的なフイードバツクで
はないという問題点を有している。
(発明の目的) 本発明の目的は、可変容量油圧機器と、該機器
の性能を調節するための行程調節機構への流体の
流れを制御する電気油圧サーボ弁と、前記油圧機
器と前記サーボ弁との間に設けられたバツクラツ
シや摩擦等が少なく、サーボ弁の出力部に直接フ
イードバツクすることができる機械的フイードバ
ツク機構とを備えた油圧装置を提供することであ
る。
(発明の構成) 本発明による油圧装置は、ポンプハウジング
と、ポンプハウジング内に配置された回動自在な
斜板と、ポンプハウジング内に配置され、斜板の
回動位置を調節する流体操作される機構と、ポン
プハウジング外に配置されたサーボ弁とを有して
いる。サーボ弁が、可動スプール部材と可動スリ
ーブ部材とであつて、両部材の相対位置が前記斜
板の回動位置を調節する機構に対する流体の流れ
を制御するように配置されたスプール部材とスリ
ーブ部材とを有している。さらに油圧装置は、斜
板と可動スリーブ部材との間に、斜板の回動に応
じて可動スリーブ部材の追従移動を生起する機械
的フイードバツク装置を有していて、該機械的フ
イードバツク装置が、斜板と可動スリーブ部材と
の間にただ一つの関節継ぎ手を有している。該関
節継ぎ手は、斜板と共に回転移動自在に連結され
た一端とポンプハウジングの外部に配置された他
端とを有したポンプハウジングを密封的に貫通し
た軸と、可動スリーブ部材に連結された一端と前
記軸の他端の回転軸線から偏心した位置に連結さ
れた他端とを有したアームとを有している。
(実施例) 添付図面には、本発明のフイードバツク機構
が、可変容量形ポンプ10と、電気−油圧制御装
置11の出力部との間に作動関係をなして介在さ
れているとして図示されている。このポンプと制
御装置とは第1図には概略的に図示されている。
ポンプ10は適当な原動機または動力源(図示
されていない)により駆動されている軸14によ
り回転されるようにされた回転自在なシリンダブ
ロツク13を取囲む固定ハウジング12を有して
いる。前記シリンダブロツク13は、外方端部に
回動自在なシユウ18を担持したロツド16を有
している1対のポンプピストン15,15をそれ
ぞれ別個に前記駆動軸の対向両側に配列されてい
る。これ等のシユウ18は駆動軸14の長手軸線
の横断方向に延びた、符号20で示されているピ
ボツト軸線の対向両側にて斜板19に押し当つて
いる。ポンプの出力は油圧モーター(図示されて
いない)に適当に接続されている出力通路を通つ
て流れる。
軸線20の周りにおける斜板19の角度位置を
設定するための装置が配備されている。図示され
ているように、この装置は軸線20に対して一方
の側にてポンプハウジング12内に配備されたシ
リンダ23内の制御ピストン22と、軸線20に
対して他方の側にてポンプハウジング12内に配
備されたシリンダ25内の同様な制御ピストン2
4とを含んでいる。各ピストン22および24は
戻りスプリング26を有している。シリンダ23
および25はそれぞれ導口27,28により油圧
を供給されている。リンク29がピストン22を
前記斜板19の上方部分にそのピボツト軸線20
の上方にて連結し、また同様なリンク30が前記
斜板19の下方部分に上記軸線20の下方にて連
結している。
導口27および28を通る加圧流体の流量を差
別的に制御することで、制御ピストン22と24
とは、それぞれのシリンダ内に位置決めされ、斜
板19の角度を設定し、それによりポンプピスト
ン15の行程の長さの制御はポンプ導口21を通
る流量を調整する。ポンプ自体を含めて、この種
のポンプハウジングの行程の長さを調節する機構
は当業者には周知である。
電気油圧制御装置11は、2重ノズル−フラツ
パ型の油圧増幅器31を有するとともに直線的に
動かされる弁スプール33を含んだ出力部32を
も有し、このスプール33とフラツパ34との間
に機械的フイードバツク装置を有する電気油圧式
流量制御サーボ弁として図示されている。この種
の機械的フイードバツク流量制御サーボ弁は米国
特許第3023782号の明細書にきわめて詳細に開示
されている。
ここにおいて、油圧増幅器31がフラツパ34
と、それぞれ右方と左方のノズル35,36とし
て図示されている1対の固定ノズルとを含んでい
ると云えば十分である。加圧流体が、絞り40を
内部に有する分岐通路39による右方のノズル3
5に接続された第1の供給通路38を介し、また
内部に絞り43を有する分岐通路42により左方
のノズル36に接続された第2の供給通路41を
介して、弁本体37の外部の適当な供給源(図示
されていない)からこの等のノズルに供給され
る。
サーボ弁11はまたそれぞれ上方と下方の極片
45,46を含んだトルクモータ44を有し、上
記両極片は水平のアーマチヤ49の両端部が内部
に配置される空隙48を提供するように互いに分
離されている。これらの極片は永久磁石(図示さ
れていない)と関連している。このアーマチヤは
垂直に配置されたフラツパ34に中央で固定され
ており、剛体のT形部材を形成している。T形部
材は参照数字50で示された軸線を有した摩擦の
ないピボツト上に支持されていて、フラツパ34
を間隔を有して包囲したたわみチユーブ51を備
えている。たわみチユーブ51の下端部は弁本体
37に適当な密封状態に固定され、またこのチユ
ーブ51の上端部は前記アーマチヤ49に適当に
密封的に固定されている。アーマチヤ49の各腕
は、コイル52によつて巻かれており、適当な回
路(図示されていない)を通して付勢された場
合、当業者にはよく理解されるが、電磁的に誘発
された磁束が空隙48内に生成されて、アーマチ
ヤ49を各空隙における極片部分の他方より一方
に近く吸引し、かくしてアーマチヤフラツパ部材
を軸線50の周りに回動することができる。フラ
ツパ34の先端はノズル35と36との間に、運
動自在に配置されている。ノズル35,36はフ
ラツパに対して加圧流体を吐出し、加圧流体は弁
本体37のドレン口(図示されていない)に接続
されている符号53で示された油だめ内に収集さ
れる。
前記ノズルに関するフラツパの差動運動で、こ
れ等のノズルの吐出開口の上流の分岐通路39,
42内に差圧力が生成される。この差圧力は弁ス
プール33の直線運動の制御のため該スプールの
端部に加えられる。この目的で、弁本体37は内
部にシリンダ54を提供するように形成され、上
記シリンダ54内でスリーブ部材55が滑動自在
で且つ回転自在に配置されている。シリンダ54
の各端部にはスリーブ55の対応した端部を収容
するための環状凹所56が設けられている。各凹
所56は前記スリーブ55の対応端内へ突出する
軸部58を形成する。これ等の軸部58と弁スプ
ール33との互いに対向し且つ隔離された端面は
右スプール端部室59と左スプール端部室60と
を形成する。右室59は、スリーブ55の開口6
1と、弁本体37内の通路62とを通して右方の
ノズル35に通じている分岐通路39と常時連通
している。同様に左側において、左室60はスリ
ーブ55の開口63と弁本体37内の通路64と
を通して左ノズル36に通じている分岐通路42
と常時連通している。
スリーブ55は右供給導口65を有し、上記導
口65がその外側で右供給通路38と常時連通
し、またその内側で、弁スプール33の右外方ロ
ーブ68と右内方ローブ69との間の環状の空所
66と常時連通している。前記スリーブ部材55
はまた左供給導口70を有し、この供給導口がそ
の外側において左供給通路41と常時連通し、ま
たその内側において前記弁スプール33の左外方
ローブ72と左内方ローブ73との間の環状空所
71と常時連通している。導口65と70との間
のドレン導口74は、その外側で油だめ53と常
時連通し、またその内側で互いに軸線方向に離隔
された内方ローブ69と73との間の環状の空所
75と常時連通している。
スリーブ55はまた右内方ローブ69にきわめ
て近接した右メータリング導口76と、左内方ロ
ーブ73にきわめて近接した左メータリング導口
78とを有している。この等のメータリング導口
76,78は弁本体37にそれぞれ設けられてい
る右と左の作動導口79と80とに常時連通して
いる。導管81は右作動導口76を上方往復動シ
リンダ導口27に常時連通させており、また導管
82は左作動導口78を下方往復動シリンダ導口
28に常時連通させている。
弁スプール33とフラツパ34との間に機械的
接続を提供するため、ばねワイヤ83が一方の端
部において前記フラツパ34の先端部に片持ち式
に装架され、また他方の端部で弁スプール33と
ともに実質上摩擦なしで運動するようにされてい
る。この目的で、ワイヤ83の下端部に球形状の
ボール84が担持され、このボールが内方ローブ
69と73との間で弁スプール33の軸部に設け
られているみぞ85の壁に転り係合をなしてい
る。
環状の凹所56,56の底部の相互間の軸線方
向の距離はスリーブ55の軸線方向の長さより大
であつて、このスリーブ55がその軸線方向の運
動の全範囲の間、決して環状凹所56,56の底
部に触れることがないようにされている。これ等
の凹所56はスリーブ55の端部を通つて漏洩し
た流体を運び去るように図示はされていないが当
業者にはよく理解される方法でドレンに適当に接
続されている。弁スプール33の内方ローブ6
9,73は、好ましくは、ドレンに対して負重合
されており、圧力に対して正重合にされている。
すなわち、弁スプール33が中立位置にある時、
導口27,28はドレンに連通されており、圧力
側に対して閉止されている。この負重合は、制御
ピストン戻しばね26と共に確実な中立の作動停
止帯域を与える。
本発明にしたがつて、機械的フイードバツク装
置が斜板19とサーボ弁11の出力部32との間
に作動可能に介在されている。この種の装置が第
2図から第6図に図示されている。
第2図において、一方の側において、ポンプハ
ウジング12はたとえば複数の小ねじ90により
このハウジングに固定されたトラニオン部材89
により閉鎖された開口88を有するとして図示さ
れている。ハウジング壁の内部に突出した内方端
部にてトラニオン部材89はテーパーローラーベ
アリング91を支持し、このテーパーローラーベ
アリング91に斜板19の片側が装架されてい
る。この斜板の他方の側は、この斜板が水平の横
軸20の周りに回動自在であるように、トラニオ
ン部材(図示されていない)に同様に装架されて
いる。
サーボ弁11の弁本体37はトラニオン部材8
9の垂直の平坦な外側表面93に係合する垂直の
平坦な内側側面92を有している。適当な緊締具
(図示されていない)がこの弁本体37をトラニ
オン部材89に固定している。
水平のフイードバツク軸94が斜板19に適当
に固定的に連結され且つトラニオン部材89に設
けられた孔95を貫通して軸線20と同心をなし
て前記斜板から側方に延びている。表面93にお
いて、軸94は側面を平坦にされた円柱状の一体
の膨径ヘツド96を有している。この膨径ヘツド
96の肩部のわずか内方に、軸94は環状のみぞ
を有し、このみぞ内にOリング98が配置されて
孔95の壁に密封的に係合している。
第3図に明瞭に図示されているように、弁本体
37の面92は膨径ヘツド96を回転自在に収容
するための円柱状の凹所99を有している。弁本
体37は凹所99の底部から油だめ室53まで延
びた出し入れ開口100を有する。この開口は第
3図に図示されているように水平であり且つ軸線
20に関して偏心している。実質上開口100と
整合した水平の円筒状凹所101は一部をフイー
ドバツク軸94の本体に、一部を膨径ヘツド96
にわたつて設けられている。第5図に符号102
で示されている凹所101の軸線は、てこの腕を
表わす距離Lだけフイードバツク軸軸線20の垂
直上方に偏心している。
スリーブ55は第3図に示されているように半
径方向外方に且つ水平方向に突出した剛固なフイ
ードバツクアーム103を有している。このアー
ムの外方端部はわずかに拡大された球形状表面を
有するボール104を有し、このボール104は
凹所101の直径に対応した直径を有し且つ上記
凹所内に配置されてその壁に係合する。符号10
5で示されているアーム103の内方端部は雄ね
じが切られて、スリーブ55内の雌ねじ孔106
にねじ込められている。このアーム103はまた
雄ねじ105の端部にアームと一体にされたカラ
ー108を有しており、該カラー108はスリー
ブ55に組立られた場合に、スリーブ55に対す
るアーム103の回転を防止するため、符号10
9で示されている2箇所で固定されることが好ま
しい。
第4図に横断面で示されているように、出し入
れ開口100は斜板19の回動、それに伴う膨径
ヘツド96の回動によるアーム103の円弧移動
に対応できるように弓形状にされることが好まし
い。スリーブ55を回動させるフイードバツクア
ーム103の前記円弧移動に起因した第4図の平
面内でのフイードバツクアームの垂直移動はYで
表わされる。この移動は軸線110に沿つた前記
スリーブ55の水平方向の移動Xに対応してい
る。
それぞれこの垂直方向と水平方向の移動Yおよ
びXの間に、球形状の表面を有するボール104
は凹所101の円筒状の壁と、この凹所の円周方
向および軸線方向との両方向において前記凹所1
01の円筒状の壁と転り係合を有しなければなら
ない。この装置は本文において、フイードバツク
アーム13と膨径ヘツド、すなわちフイードバツ
クレバー96とを連結する継手装置と呼ばれる。
第1図、第7図および第8図において、フイー
ドバツクレバー96は破線96′で、フイードバ
ツクアーム103は破線103′で、またこれ等
を連結する継手が点Jで概略図示される。
作動の説明にあたり、初めに各種の部分が第1
図に図示されている状態にあるとする。
次で前記サーボ弁11に対して、トルクモータ
ー44のコイル52に電流の形の入力があつたと
する。この電流の方向と大きさとはT形状のアー
マチヤ−フラツパ部材49,34にトルクが生成
されて、この部材を第7図における時計方向に軸
線50の周りに回動するようなものであるとす
る。この方向は矢印Tで示されている。この回動
運動でフラツパ34の先端が先ず左ノズル36の
出口上につよくおし当てられ、またこの先端は右
ノズル34からますます離れる。かくすること
で、ドレンの右スプール端部室59の接続をます
ます開放しながら流体の流れが左スプール端部室
60へそらされる。その効果は弁スプール33に
作用する圧力差を生成して上記弁スプール33を
右方へ油圧力で駆動することである。このスプー
ル33が上記のごとく運動するにつれて、ワイヤ
83の下端部を引張つてこのワイヤ83を屈曲せ
しめ、前記フラツパ34の先端を左ノズル36か
ら引き離す。前記スプール33は右方へ移動し続
け且つ前記ワイヤ83のたわみが増して遂には上
記ワイヤにより前記フラツパ34に加えられる力
が前記トルクモーター44への電流入力により生
成される電気的に誘発されたトルクを相殺するよ
うになる。その時、フラツパ34の先端は、両ス
プール端部室59,60間に圧力差が存在しない
ようなノズル間のある位置に戻される。スプール
33に作用する駆動力が消滅するので、スプール
33は停止して、右方の移動された位置(第7
図)か、または中心位置(第1図)に留まる。か
くして、スプール33の移動は、サーボ弁への電
流入力の方向と大きさとに関連しているアーマチ
ヤ−フラツパ部材に対するトルクアンバランスの
大きさに比例する。
第7図に示されるごとく、スプール33が弁ス
リーブ55に対して右方へ移動した場合、左内方
ローブ73はより多くの左メータリング導口78
を露出しまた右内方ローブ69はより多くの右メ
ータリング導口76を露出する。左メータリング
導口78のこの開放で、流体の流れの方向は矢印
Pで表されている。右メータリング導口76と中
央の環状の空所75との間の拡大された連通によ
り流体は導管81から右作動導口79と、右メー
タリング導口76とを通つて空所75内へ流入
し、ドレンを流れる。ドレンへのこの流体の流れ
は矢印Dで表されている。
第7図において、弁スリーブ55の追従フイー
ドバツク運動はいまだに生じておらず、したがつ
て弁本体37に対するこのスリーブ55の位置が
第1図に図示されている位置と同じであるとされ
ている。換言すれば、概略図で示されているフイ
ードバツクアーム103′は第1図と第7図の両
方において弁本体37に対し同じ位置にある。
次に、第8図において、スリーブ55が右方に
移動された弁スプール33上の中立状態に戻され
ている点を除いて、サーボ弁は第7図に示されて
いるのと同じ状態にある。このことは、以下に述
べられるように、導管81,82を通る流体の流
れによりもたらされる斜板19の角位置の変化の
結果として得られる。
矢印P,Dの方向におけるメータリング導口7
6,78と導管81,82を通る流れが生じてい
る場合、導管82がドレンに接続されているポン
プハウジング導口27に接続された導管81より
も高い圧力をポンプハウジング導口28に運ぶ。
それにより下方制御ピストン24が左方へ駆動さ
れてリンク30と斜板19の下端部とを左方へ押
し、またこの斜板の上端部がリンク29に制御ピ
ストン22とを右方へ押す。その結果、斜板19
が軸線20の周りを第8図における時計方向に回
動され、かくして、その角度を変え且つポンプピ
ストン15の行程を確立することになる。斜板1
9の角位置を上記のごとく変えることで、この行
程は調節自在であり、したがつて導口21内のポ
ンプの出力も調節自在である。
斜板19が第1図に図示されている位置から第
8図に図示されている位置へその位置を変えるに
したがつてフイードバツクレバー96′もまた軸
線20の周りを時計方向に運動して継手Jを右方
に移動する。この継手は剛固なアーム103′に
より弁スリーブ55に連結されている。それによ
り、弁スリーブ55は右方へ移動され、第8図に
図示されるように、導口27,28は再びドレン
に連通され、圧力側に対しては閉止された状態に
なる。移動された弁スプール33に関する弁スリ
ーブ55の追従運動の途中において、このスリー
ブ55は第4図にXで表されている長手方向に移
動するとともに、第4図にYで表されているよう
に回動もする。実際は、これ等の実際の距離Xお
よびYはきわめて小さい。
斜板19と弁スリーブ55との間の関節結合さ
れた機械的フイードバツク装置96′,J,10
3′が斜板19に関するスリーブ55の追従を生
成する。
トルクモーター44への電流入力の変化によ
り、それに比例して弁スプール33の位置が変化
され、それによりポンプ行程調節機構の制御ピス
トン22,24の位置が変化され、それにより、
軸線20の周りの斜板19の角度が変化される。
前記フイードバツクレバー96は斜板19と同じ
角度だけ運動し且つフイードバツクアーム103
との関節結合された連結によりスリーブ55を弁
スプール33の移動位置へ追従移動させる。これ
により、弁スプール33とスリーブ55との相対
位置が弁スプール33が移動する前の状態と同じ
になり、言い換えると中立の状態と同じになり、
流体がポンプ行程調節機構へ流れなくなる。その
結果、斜板19はトルクモーター44への入力電
流の大きさに対応した回動位置に位置することに
なる。このように、斜板19からのフイードバツ
クがサーボ弁11の出力部に直接に、しかも、斜
板19に連結されたフイードバツク軸94とスリ
ーブ55に連結されたフイードバツクアーム10
3とによつて形成される単一の関節継ぎ手によつ
てなされるので、応答性が極めて良好になる。
この電気−油圧式制御装置の作動がアーマチヤ
−フラツパ部材の初めの時計方向の回動運動とそ
の結果としての弁スプールの右方の移動とを与え
るように作動する方向を有する電流入力に関して
説明されたが、電流の方向が反転された場合に、
反対方向の同じ種類の作用が行われることが理解
されるであろう。その場合、導管81が高圧管路
となりまた導管82がドレンに通じている低圧管
路となる。
以上の説明から、本文開示の実施例が本発明の
前記目的を達成することが理解されるであろう。
例示の構造体の変化と変更とは当業者にとつて本
発明の精神を逸脱することなく容易であるであろ
う。
たとえば、継手104,101は、凹所101
がスリーブ55に設けられ、フイードバツクアー
ム103の端部のボール104がこのスリーブに
隣接させられ、また上記アームの他方の端物がフ
イードバツクレバー96に剛固に連結されるよう
に、逆にされてもよい。かくすることで、例示の
ごとくフイードバツクレバーにおいてではなく、
スリーブにおいて関節結合が提供される。
(発明の効果) 本発明によれば、可変容量形油圧機器と、該機
器の性能を調節するための行程調節機構への流体
の流れを制御する電気油圧サーボ弁と、油圧機器
とサーボ弁との間に設けられたバツクラツシや摩
擦等が少なく、サーボ弁の出力部に直接フイード
バツクすることが出来る機械的フイードバツク機
構とを備えた油圧装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にしたがつて改善された機械的
フイードバツク機構を組込んで、油圧ポンプと関
連された電気−油圧式制御装置の概略断面図で、
この制御装置への電気的入力のない場合のポンプ
の位置を示した図、第2図は第1図の2−2線に
ほぼ沿つた拡大断片垂直断面図で、断片的に断面
で示されている斜板のためのトラニオンを示し、
また上部トラニオンに隣接して装架された電気−
油圧制御装置を主として立面図で示した図、第3
図は第2図に破り取られて示されている区域内
の、制御装置出力部とフイードバツク機構との部
分の断片拡大図、第4図は第3図の4−4線にほ
ぼ沿つた垂直縦断面図で、スリーブにより担持さ
れたフイードバツクアームの弓形状の運動に対応
する空所を示した図、第5図は第3図の5−5線
に沿つたスリーブとフイードバツクアームとの垂
直横断面図で、回動自在なフイードバツクレバー
への前記アームの連結が偏心していることを示し
た図、第6図は第3図の6−6線にほぼ沿つた断
片の水平断面図で、フイードバツクレバーとアー
ムとの間の継手型の連結を示した図、第7図は第
1図の上方部分に示されている電気油圧式制御装
置の概略図、第8図は第1図に示されている装置
の概略断面図である。 10…可変容量形ポンプ、11…電気油圧制御
装置、12…固定ハウジング、13…シリンダブ
ロツク、15…ポンプピストン、19…斜板、2
2,24…制御ピストン、23,25…シリン
ダ、31…油圧増幅器、32…出力部、33…弁
スプール、34…フラツパ、35…右ノズル、3
6…左ノズル、44…トルクモーター、49…ア
ーマチヤ、55…スリーブ、94…フイードバツ
ク軸、96…フイードバツクレバー、101…円
筒状凹所、103…アーム、104…ボール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプハウジングと、 該ポンプハウジング内に配置された回動自在な
    斜板と、 前記ポンプハウジング内に配置され、前記斜板
    の回動位置を調節する流体操作される機構と、 前記ポンプハウジング外に配置されたサーボ弁
    とを有した油圧装置であつて、 前記サーボ弁が、電気入力に応じて移動される
    可動スプール部材と、可動スリーブ部材とであつ
    て、両部材の相対位置が前記斜板の回動位置を調
    節する機構に対する流体の流れを制御するように
    配置された可動スプール部材と可動スリーブ部材
    とを有している油圧装置において、 該油圧装置が、 前記斜板と前記可動スリーブ部材との間に、前
    記斜板の回動に応じて前記可動スリーブ部材の追
    従移動を生起する機械的フイードバツク装置を有
    しており、 該機械的フイードバツク装置が、前記斜板と前
    記可動スリーブ部材との間にただ一つの関節継ぎ
    手を有しており、 該関節継ぎ手は、前記斜板と共に回転移動自在
    に連結された一端と前記ポンプハウジングの外部
    に配置された他端とを有した前記ポンプハウジン
    グを密封的に貫通した軸と、前記可動スリーブ部
    材に連結された一端と前記軸の前記他端の回転軸
    線から偏心した位置に連結された他端とを有した
    アームとを有していることを特徴とする油圧装
    置。
JP283479A 1978-01-16 1979-01-12 Hydraulic apparatus Granted JPS54128803A (en)

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US86982978A 1978-01-16 1978-01-16

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JPS54128803A JPS54128803A (en) 1979-10-05
JPH0253634B2 true JPH0253634B2 (ja) 1990-11-19

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DE (1) DE2900755A1 (ja)
GB (1) GB2013370B (ja)

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Publication number Publication date
GB2013370A (en) 1979-08-08
GB2013370B (en) 1982-06-03
JPS54128803A (en) 1979-10-05
DE2900755A1 (de) 1979-07-19

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