JPH05280653A - バランスピストン形リリーフ弁 - Google Patents
バランスピストン形リリーフ弁Info
- Publication number
- JPH05280653A JPH05280653A JP10596392A JP10596392A JPH05280653A JP H05280653 A JPH05280653 A JP H05280653A JP 10596392 A JP10596392 A JP 10596392A JP 10596392 A JP10596392 A JP 10596392A JP H05280653 A JPH05280653 A JP H05280653A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 図7に示した従来のリリーフ弁は、小孔15
を小さくすれば、図8に示した圧力P11を高くできる
が、パイロットポペット11が開弁した後には、小孔1
5が小さ過ぎるとオーバライド特性が悪くなる。この発
明は、小孔15を小さくしてもオーバライド特性を損な
わないリリーフ弁を提供することを目的にする。 【構成】 パイロットポペットシート部材9に排出孔2
0を形成し、当該シート部材9の移動位置に応じて、こ
の排出孔20が通路21に連通し、そこからポペット室
16内の流体が排出されるようにしている。
を小さくすれば、図8に示した圧力P11を高くできる
が、パイロットポペット11が開弁した後には、小孔1
5が小さ過ぎるとオーバライド特性が悪くなる。この発
明は、小孔15を小さくしてもオーバライド特性を損な
わないリリーフ弁を提供することを目的にする。 【構成】 パイロットポペットシート部材9に排出孔2
0を形成し、当該シート部材9の移動位置に応じて、こ
の排出孔20が通路21に連通し、そこからポペット室
16内の流体が排出されるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オーバライド特性を
向上させたバランスピストン形リリーフ弁に関する。
向上させたバランスピストン形リリーフ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示した従来のリリーフ弁は、バル
ブ本体aの軸線方向にバルブ孔1を形成するとともに、
このバルブ孔1に直交する方向に圧力ポート2と流出ポ
ート3とを形成している。上記バルブ孔1には、筒状の
シート部材4を組み込んで固定するとともに、このシー
ト部材4に、オリフィス5を形成したメインポペット6
を摺動自在に挿入している。さらに、上記バルブ孔1の
開口部分は、筒部7を形成したプラグ8でふさいでい
る。そして、上記筒部7は、その先端をシート部材4に
はめ着けるとともに、パイロットポペットシート部材9
を摺動自在に組み込んでいる。
ブ本体aの軸線方向にバルブ孔1を形成するとともに、
このバルブ孔1に直交する方向に圧力ポート2と流出ポ
ート3とを形成している。上記バルブ孔1には、筒状の
シート部材4を組み込んで固定するとともに、このシー
ト部材4に、オリフィス5を形成したメインポペット6
を摺動自在に挿入している。さらに、上記バルブ孔1の
開口部分は、筒部7を形成したプラグ8でふさいでい
る。そして、上記筒部7は、その先端をシート部材4に
はめ着けるとともに、パイロットポペットシート部材9
を摺動自在に組み込んでいる。
【0003】上記パイロットポペットシート部材9のシ
ート部10にパイロットポペット11を圧接させるよう
にしている。つまり、上記シート部材9とプラグ8との
間にスプリング12を介在させ、このスプリング12の
バネ力で、通常は、パイロットポペット11がシート部
10に圧接するものである。また、上記シート部材9と
メインポペット6との間にもスプリング13を介在さ
せ、これらスプリング12、13のバネ力で、メインポ
ペット6が、通常は、シート部材4のシート部14に圧
接するようにしている。メインポペット6がシート部1
4に圧接している図示の状態にあるときには、圧力ポー
ト2と流出ポート3との連通が遮断される。
ート部10にパイロットポペット11を圧接させるよう
にしている。つまり、上記シート部材9とプラグ8との
間にスプリング12を介在させ、このスプリング12の
バネ力で、通常は、パイロットポペット11がシート部
10に圧接するものである。また、上記シート部材9と
メインポペット6との間にもスプリング13を介在さ
せ、これらスプリング12、13のバネ力で、メインポ
ペット6が、通常は、シート部材4のシート部14に圧
接するようにしている。メインポペット6がシート部1
4に圧接している図示の状態にあるときには、圧力ポー
ト2と流出ポート3との連通が遮断される。
【0004】上記したプラグ8の筒部7には小孔15を
形成し、上記シート部材9とパイロットポペット11を
設けたポペット室16を、この小孔15から筒部7の周
囲に形成したクリアランス17を経由して流出ポート3
に連通させている。圧力ポート2側に圧力が立つと、そ
の圧力はメインポペット6に作用するとともに、オリフ
ィス5からメインポペット6ないのスプリング室18に
伝わってパイロットポペットシート部材9にも作用す
る。このとき圧力ポート2側の圧力が低ければ、パイロ
ットポペット11はシート部材9のシート部10に圧接
したままで、しかも、シート部材9も図示の位置を保
つ。また、メインポペット6もスプリング13の作用で
シート部14に圧接した状態を保つ。
形成し、上記シート部材9とパイロットポペット11を
設けたポペット室16を、この小孔15から筒部7の周
囲に形成したクリアランス17を経由して流出ポート3
に連通させている。圧力ポート2側に圧力が立つと、そ
の圧力はメインポペット6に作用するとともに、オリフ
ィス5からメインポペット6ないのスプリング室18に
伝わってパイロットポペットシート部材9にも作用す
る。このとき圧力ポート2側の圧力が低ければ、パイロ
ットポペット11はシート部材9のシート部10に圧接
したままで、しかも、シート部材9も図示の位置を保
つ。また、メインポペット6もスプリング13の作用で
シート部14に圧接した状態を保つ。
【0005】圧力ポート2の圧力が高くなると、パイロ
ットポペットシート部材9が、スプリング12に抗して
移動するが、このときのポペット室16の流体は、小孔
15及びクリアランス17を経由して流出ポート3から
流出する。また、パイロットポペットシート部材9が上
記のように移動すると、メインポペット6のオリフィス
5前後に圧力差が発生するので、この圧力差によってメ
インポペット6がスプリング13に抗して移動し、圧力
ポート2と流出ポート3とを連通させ、圧力ポート2側
の圧力を少し低くする。
ットポペットシート部材9が、スプリング12に抗して
移動するが、このときのポペット室16の流体は、小孔
15及びクリアランス17を経由して流出ポート3から
流出する。また、パイロットポペットシート部材9が上
記のように移動すると、メインポペット6のオリフィス
5前後に圧力差が発生するので、この圧力差によってメ
インポペット6がスプリング13に抗して移動し、圧力
ポート2と流出ポート3とを連通させ、圧力ポート2側
の圧力を少し低くする。
【0006】パイロットポペットシート部材9がさらに
移動してプラグ8に形成したストッパー19に当ると、
当該シート部材9はその位置で停止するので、圧力ポー
ト2側の圧力がさらに上昇する。このときの圧力作用が
パイロットポペット11のスプリング12のバネ力に打
ち勝てば、パイロットポペットが開弁する。したがっ
て、スプリング室18の流体は、シート部10から小孔
15及びクリアランス17を経由して流出ポート3から
流出する。これによってメインポペット6がさらに移動
して、圧力ポート2と流出ポート3との流通開度を大き
くする。
移動してプラグ8に形成したストッパー19に当ると、
当該シート部材9はその位置で停止するので、圧力ポー
ト2側の圧力がさらに上昇する。このときの圧力作用が
パイロットポペット11のスプリング12のバネ力に打
ち勝てば、パイロットポペットが開弁する。したがっ
て、スプリング室18の流体は、シート部10から小孔
15及びクリアランス17を経由して流出ポート3から
流出する。これによってメインポペット6がさらに移動
して、圧力ポート2と流出ポート3との流通開度を大き
くする。
【0007】上記のようにパイロットポペット部材9が
移動して小孔15から流体が流出すると、そのときの圧
力損失の作用でポペット室16に圧力が発生するが、こ
の圧力作用でメインポペット6の移動量による両ポート
2、3の流通開度が制御される。この制御された流通開
度のもとにおける圧力は図8に示すP11で、それはΔt
時間継続する。そして、パイロットポペットシート部材
9がストッパー19で止められた後は、メインポペット
6は新たな開度位置でバランスするが、このときの圧力
が図8のP12である。そして、上記圧力P11は、小孔1
5の通路面積を小さくすれば高くなり、逆に大きくすれ
ば低くなる。また、上記持続時間Δtはパイロットポペ
ットシート部材9の断面積、ストローク及びパイロット
流量で決まる。
移動して小孔15から流体が流出すると、そのときの圧
力損失の作用でポペット室16に圧力が発生するが、こ
の圧力作用でメインポペット6の移動量による両ポート
2、3の流通開度が制御される。この制御された流通開
度のもとにおける圧力は図8に示すP11で、それはΔt
時間継続する。そして、パイロットポペットシート部材
9がストッパー19で止められた後は、メインポペット
6は新たな開度位置でバランスするが、このときの圧力
が図8のP12である。そして、上記圧力P11は、小孔1
5の通路面積を小さくすれば高くなり、逆に大きくすれ
ば低くなる。また、上記持続時間Δtはパイロットポペ
ットシート部材9の断面積、ストローク及びパイロット
流量で決まる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、圧力P11を高くするために小孔15の大き
さを小さくすると、パイロットポペット11が開弁した
とき、この小孔15を通過する流量が少なくなり、それ
だけポペット室16内の圧力も高くなってしまうので、
オーバライド特性が悪くなるという問題があった。ま
た、上記持続時間Δtは、パイロットポペットシート部
材9の断面積、そのストローク及びパイロット流量で決
まるので、その調整が難しいという問題もあった。この
発明の目的は、オーバライド特性を損なわずに圧力P11
を高く維持できるとともに、上記持続時間Δtの調整も
簡単にできるリリーフ弁を提供することである。
の装置では、圧力P11を高くするために小孔15の大き
さを小さくすると、パイロットポペット11が開弁した
とき、この小孔15を通過する流量が少なくなり、それ
だけポペット室16内の圧力も高くなってしまうので、
オーバライド特性が悪くなるという問題があった。ま
た、上記持続時間Δtは、パイロットポペットシート部
材9の断面積、そのストローク及びパイロット流量で決
まるので、その調整が難しいという問題もあった。この
発明の目的は、オーバライド特性を損なわずに圧力P11
を高く維持できるとともに、上記持続時間Δtの調整も
簡単にできるリリーフ弁を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、バルブ本体
に弁部材とパイロットポペットシート部材を摺動自在に
組み込むとともに、この弁部材にパイロットポペットシ
ート部材を圧接させる一方、パイロットポペットシート
部材のシート部にパイロットポペットを圧接させ、圧力
ポートの圧力流体が、弁部材に形成したオリフィスを経
由してパイロットポペットシート部材側に流入したと
き、その圧力作用でパイロットポペットシート部材が、
その周囲に形成したクリアランスから流出ポートに流体
を押し出しながらパイロットポペットとともに移動して
上記オリフィス前後に差圧を発生させ、この差圧の作用
で弁部材が移動して圧力ポートと流出ポートとを連通さ
せ、さらに、圧力ポートの圧力が上昇したとき、パイロ
ットポペットが開弁して、上記オリフィスを通過した流
体を、上記クリアランスから流出させる構成にしたバラ
ンスピストン形リリーフ弁を前提にするものである。
に弁部材とパイロットポペットシート部材を摺動自在に
組み込むとともに、この弁部材にパイロットポペットシ
ート部材を圧接させる一方、パイロットポペットシート
部材のシート部にパイロットポペットを圧接させ、圧力
ポートの圧力流体が、弁部材に形成したオリフィスを経
由してパイロットポペットシート部材側に流入したと
き、その圧力作用でパイロットポペットシート部材が、
その周囲に形成したクリアランスから流出ポートに流体
を押し出しながらパイロットポペットとともに移動して
上記オリフィス前後に差圧を発生させ、この差圧の作用
で弁部材が移動して圧力ポートと流出ポートとを連通さ
せ、さらに、圧力ポートの圧力が上昇したとき、パイロ
ットポペットが開弁して、上記オリフィスを通過した流
体を、上記クリアランスから流出させる構成にしたバラ
ンスピストン形リリーフ弁を前提にするものである。
【0010】上記のリリーフ弁を前提にしつつ、第1の
発明は、パイロットポペットシート部材の移動位置に応
じて、流出ポートに連通する通路に開口する排出孔を当
該パイロットポペットシート部材に形成した点に特徴を
有する。第2の発明は、パイロットポペットシート部材
に、弁部材のオリフィスを通過した流体を、クリアラン
スに連通する小孔に直接導く絞り孔を形成した点に特徴
を有する。
発明は、パイロットポペットシート部材の移動位置に応
じて、流出ポートに連通する通路に開口する排出孔を当
該パイロットポペットシート部材に形成した点に特徴を
有する。第2の発明は、パイロットポペットシート部材
に、弁部材のオリフィスを通過した流体を、クリアラン
スに連通する小孔に直接導く絞り孔を形成した点に特徴
を有する。
【0011】
【作用】第1の発明は、上記のように構成したので、パ
イロットポペットシート部材が所定の位置まで移動する
と、そのシート部材に形成した排出孔と、流出ポートに
連通する通路とが一致する。したがって、小孔以外に
も、この排出ポートを通過して流体が排出されることに
なる。第2の発明は、パイロットポペットシート部材に
絞り孔を形成したので、そのシート部材の移動速度を制
御できる。
イロットポペットシート部材が所定の位置まで移動する
と、そのシート部材に形成した排出孔と、流出ポートに
連通する通路とが一致する。したがって、小孔以外に
も、この排出ポートを通過して流体が排出されることに
なる。第2の発明は、パイロットポペットシート部材に
絞り孔を形成したので、そのシート部材の移動速度を制
御できる。
【0012】
【発明の効果】第1の発明のリリーフ弁によれば、小孔
以外に排出ポートを通過して流体を排出できるようにし
たので、小孔の大きさを十分に小さくしたとしても、オ
ーバライド特性を損なうことがない。第2の発明のリリ
ーフ弁によれば、パイロットポペットシート部材の移動
速度を制御できるので、上記圧力P11の持続時間Δtを
調整するのが簡単になる。
以外に排出ポートを通過して流体を排出できるようにし
たので、小孔の大きさを十分に小さくしたとしても、オ
ーバライド特性を損なうことがない。第2の発明のリリ
ーフ弁によれば、パイロットポペットシート部材の移動
速度を制御できるので、上記圧力P11の持続時間Δtを
調整するのが簡単になる。
【0013】
【実施例】図1に示した第1実施例は、パイロットポペ
ットシート部材9に排出孔20を形成するとともに、こ
の排出孔20の一方の開口端をポペット室16に連通さ
せ、他方の開口端をこのシート部材9の側面に開口させ
ている。また、シート部材4にクリアランス17に連通
する通路21を形成している。そして、上記シート部材
9が図示の位置にあるとき、排出孔20と通路21とが
食い違い、それらの連通が遮断される。シート部材9が
移動してストッパー19に当ると、排出孔20と通路2
1とが一致し、ポペット室16の流体がこの排出孔20
及び通路21を経由してクリアランス17に流出する。
ットシート部材9に排出孔20を形成するとともに、こ
の排出孔20の一方の開口端をポペット室16に連通さ
せ、他方の開口端をこのシート部材9の側面に開口させ
ている。また、シート部材4にクリアランス17に連通
する通路21を形成している。そして、上記シート部材
9が図示の位置にあるとき、排出孔20と通路21とが
食い違い、それらの連通が遮断される。シート部材9が
移動してストッパー19に当ると、排出孔20と通路2
1とが一致し、ポペット室16の流体がこの排出孔20
及び通路21を経由してクリアランス17に流出する。
【0014】図2に示した第2実施例は、第1実施例の
パイロットポペットシート部材9に絞り孔22を形成し
たもので、シート部材9が移動するとき、この絞り孔2
2に流体が流れ、当該シート部材9の移動速度を制御す
る。これ以外の構成は第1実施例と同様である。図3に
示した第3実施例は、第2実施例のスプリング12を調
整する調整部材23を設けたもので、その他は第2実施
例と同様である。図4に示した第4実施例は、第1実施
例のメインポペット6に代えてスプール24を用いたも
ので、その他は第2実施例と同様である。
パイロットポペットシート部材9に絞り孔22を形成し
たもので、シート部材9が移動するとき、この絞り孔2
2に流体が流れ、当該シート部材9の移動速度を制御す
る。これ以外の構成は第1実施例と同様である。図3に
示した第3実施例は、第2実施例のスプリング12を調
整する調整部材23を設けたもので、その他は第2実施
例と同様である。図4に示した第4実施例は、第1実施
例のメインポペット6に代えてスプール24を用いたも
ので、その他は第2実施例と同様である。
【0015】図5に示した第5実施例は、メインポペッ
ト6の上端にパイロットポペットシート部材25をかぶ
せたもので、その他は第1実施例と同様である。図6に
示した第6実施例は、第5実施例のパイロットポペット
シート部材25に絞り孔26を形成したもので、その他
は第5実施例と同様である。なお、上記各実施例におけ
るメインポペット6及びスプール24が、この発明の弁
部材に相当するものである。
ト6の上端にパイロットポペットシート部材25をかぶ
せたもので、その他は第1実施例と同様である。図6に
示した第6実施例は、第5実施例のパイロットポペット
シート部材25に絞り孔26を形成したもので、その他
は第5実施例と同様である。なお、上記各実施例におけ
るメインポペット6及びスプール24が、この発明の弁
部材に相当するものである。
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】第2実施例の断面図である。
【図3】第3実施例の断面図である。
【図4】第4実施例の断面図である。
【図5】第5実施例の断面図である。
【図6】第6実施例の断面図である。
【図7】従来のリリーフ弁の断面図である。
【図8】リリーフ弁の制御特性を示すグラフである。
a バルブ本体 5 オリフィス 6 弁部材としてのメインポペット 9 パイロットポペットシート部材 10 シート部 11 パイロットポペット 17 クリアランス 20 排出孔 21 通路 22 絞り孔 24 弁部材としてのスプール 25 パイロットポペットシート部材 26 絞り孔
Claims (2)
- 【請求項1】 バルブ本体に弁部材とパイロットポペッ
トシート部材を摺動自在に組み込むとともに、この弁部
材にパイロットポペットシート部材を圧接させる一方、
パイロットポペットシート部材のシート部にパイロット
ポペットを圧接させ、圧力ポートの圧力流体が、弁部材
に形成したオリフィスを経由してパイロットポペットシ
ート部材側に流入したとき、その圧力作用でパイロット
ポペットシート部材が、その周囲に形成したクリアラン
スから流出ポートに流体を押し出しながらパイロットポ
ペットとともに移動して上記オリフィス前後に差圧を発
生させ、この差圧の作用で弁部材が移動して圧力ポート
と流出ポートとを連通させ、さらに、圧力ポートの圧力
が上昇したとき、パイロットポペットが開弁して、上記
オリフィスを通過した流体を、上記クリアランスから流
出させる構成にしたバランスピストン形リリーフ弁にお
いて、上記パイロットポペットシート部材の移動位置に
応じて、流出ポートに連通する通路に開口する排出孔を
当該パイロットポペットシート部材に形成したバランス
ピストン形リリーフ弁。 - 【請求項2】 パイロットポペットシート部材に、弁部
材のオリフィスを通過した流体を、クリアランスに連通
する小孔に直接導く絞り孔を形成した請求項1記載のバ
ランスピストン形リリーフ弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10596392A JP3216657B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | バランスピストン形リリーフ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10596392A JP3216657B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | バランスピストン形リリーフ弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280653A true JPH05280653A (ja) | 1993-10-26 |
JP3216657B2 JP3216657B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=14421454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10596392A Expired - Fee Related JP3216657B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | バランスピストン形リリーフ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3216657B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6986362B2 (en) * | 2004-02-25 | 2006-01-17 | Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab | Pilot operated relief valve |
KR100592809B1 (ko) * | 1999-02-19 | 2006-06-26 | 가부시키가이샤 코스멕 | 안전밸브 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10596392A patent/JP3216657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100592809B1 (ko) * | 1999-02-19 | 2006-06-26 | 가부시키가이샤 코스멕 | 안전밸브 |
US6986362B2 (en) * | 2004-02-25 | 2006-01-17 | Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab | Pilot operated relief valve |
CN100347474C (zh) * | 2004-02-25 | 2007-11-07 | 沃尔沃建造设备控股(瑞典)有限公司 | 先导操作式减压阀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3216657B2 (ja) | 2001-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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