JPH05280481A - スクロール真空ポンプ装置 - Google Patents
スクロール真空ポンプ装置Info
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- JPH05280481A JPH05280481A JP4073714A JP7371492A JPH05280481A JP H05280481 A JPH05280481 A JP H05280481A JP 4073714 A JP4073714 A JP 4073714A JP 7371492 A JP7371492 A JP 7371492A JP H05280481 A JPH05280481 A JP H05280481A
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- JP
- Japan
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- scroll
- scrolls
- revolution
- rotary shaft
- motor
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
- F04C28/28—Safety arrangements; Monitoring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/023—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2270/00—Control; Monitoring or safety arrangements
- F04C2270/70—Safety, emergency conditions or requirements
- F04C2270/72—Safety, emergency conditions or requirements preventing reverse rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2270/00—Control
- F05B2270/10—Purpose of the control system
- F05B2270/109—Purpose of the control system to prolong engine life
- F05B2270/1097—Purpose of the control system to prolong engine life by preventing reverse rotation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転始動時に誤配線をしても逆回転すること
なくスクロールの損傷を防止することが可能なスクロー
ル真空ポンプ装置を得る。 【構成】 モータ1に連結される側の駆動スクロール1
2の回転軸12aに一方向クラッチ28を介在させる。
なくスクロールの損傷を防止することが可能なスクロー
ル真空ポンプ装置を得る。 【構成】 モータ1に連結される側の駆動スクロール1
2の回転軸12aに一方向クラッチ28を介在させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧縮室を形成する一
対のスクロールの内、駆動源に連結される側のスクロー
ルの軸部に逆回転防止機構が介在されたスクロール真空
ポンプ装置に関する。
対のスクロールの内、駆動源に連結される側のスクロー
ルの軸部に逆回転防止機構が介在されたスクロール真空
ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開平2−81983号公
報に示された従来のスクロール真空ポンプ装置の構成を
示す断面図である。図において、1は駆動源としてのモ
ータで、回転軸1aが下方に突設されている。2はモー
タ1を支持し内部に第1の室としての排気室3が形成さ
れる上部ケーシングで、外側の一方に排気口4が、又、
他方に吸気口5がそれぞれ設けられている。6は吸気口
5と接続される真空容器、7は上部ケーシング2内で排
気室3と仕切られ、一端が吸気口5と連通するとともに
下方に開口した垂直状の吸気通路である。
報に示された従来のスクロール真空ポンプ装置の構成を
示す断面図である。図において、1は駆動源としてのモ
ータで、回転軸1aが下方に突設されている。2はモー
タ1を支持し内部に第1の室としての排気室3が形成さ
れる上部ケーシングで、外側の一方に排気口4が、又、
他方に吸気口5がそれぞれ設けられている。6は吸気口
5と接続される真空容器、7は上部ケーシング2内で排
気室3と仕切られ、一端が吸気口5と連通するとともに
下方に開口した垂直状の吸気通路である。
【0003】8は上部ケーシング2の下部に結合された
下部ケーシング、9はこの下部ケーシング8の上端に形
成された軸受支えで、そのボス部9aには給油路9bが
形成されている。10は下部ケーシング8内に形成され
吸気通路と連通する第2の室、11は下部ケーシング8
の下部に固着され下部ケーシング8と協働して第2の室
10を形成する下部カバー、12は第2の室10内に配
設される駆動スクロールで、中央部から上方に突出しそ
の先端がファン兼用のカップリング13を介してモータ
1の回転軸1aに連結される回転軸12aを有してい
る。14は駆動スクロール12と協働して圧縮室15を
形成する従動スクロールで、オルダム継手16を介して
駆動スクロール12と連動し、下部には下方に突出する
軸部14aを有している。
下部ケーシング、9はこの下部ケーシング8の上端に形
成された軸受支えで、そのボス部9aには給油路9bが
形成されている。10は下部ケーシング8内に形成され
吸気通路と連通する第2の室、11は下部ケーシング8
の下部に固着され下部ケーシング8と協働して第2の室
10を形成する下部カバー、12は第2の室10内に配
設される駆動スクロールで、中央部から上方に突出しそ
の先端がファン兼用のカップリング13を介してモータ
1の回転軸1aに連結される回転軸12aを有してい
る。14は駆動スクロール12と協働して圧縮室15を
形成する従動スクロールで、オルダム継手16を介して
駆動スクロール12と連動し、下部には下方に突出する
軸部14aを有している。
【0004】17、18は下部カバー11に装着され従
動スクロール14の軸部14aを、駆動スクロール12
の軸心に対して偏心した位置で回転自在に支承する軸
受、19は排気室3の下部に貯溜される潤滑油、20は
駆動スクロール12の回転軸12a内に形成され、排気
室3内と圧縮室15内とを連通する排気通路、21は上
部ケーシング2の上部に装着され回転軸12aの上端を
支承する軸受、22は軸受支え9に装着され回転軸12
aの根元を支承する軸受、23、24は半径方向の段差
により給油路9bと連通する所定の間隙25を形成し、
軸受22の第2の室10側に配設されるそれぞれ直径の
異なるオイルシールで、排気室3内の潤滑油19が軸受
22の部分を介して第2の室10内に漏洩するのを阻止
する役目を果たしている。26は駆動スクロール12の
回転軸12a内に形成される給油路で、間隙25と両ス
クロール12、14との間を連通している。27は軸受
支え9に結合されたベーンポンプで、給油路9b、間隙
25および給油路26を介して排気室3内の潤滑油19
を両スクロール12、14間に供給している。
動スクロール14の軸部14aを、駆動スクロール12
の軸心に対して偏心した位置で回転自在に支承する軸
受、19は排気室3の下部に貯溜される潤滑油、20は
駆動スクロール12の回転軸12a内に形成され、排気
室3内と圧縮室15内とを連通する排気通路、21は上
部ケーシング2の上部に装着され回転軸12aの上端を
支承する軸受、22は軸受支え9に装着され回転軸12
aの根元を支承する軸受、23、24は半径方向の段差
により給油路9bと連通する所定の間隙25を形成し、
軸受22の第2の室10側に配設されるそれぞれ直径の
異なるオイルシールで、排気室3内の潤滑油19が軸受
22の部分を介して第2の室10内に漏洩するのを阻止
する役目を果たしている。26は駆動スクロール12の
回転軸12a内に形成される給油路で、間隙25と両ス
クロール12、14との間を連通している。27は軸受
支え9に結合されたベーンポンプで、給油路9b、間隙
25および給油路26を介して排気室3内の潤滑油19
を両スクロール12、14間に供給している。
【0005】次に、上記のように構成される従来のスク
ロール流体機械の動作について簡単に説明する。まず、
モータ1の駆動により駆動スクロール12が回転する
と、オルダム継手16を介して従動スクロール14が偏
心回転を行い、圧縮室15内で圧縮された気体は排気通
路20を介して排気室3内に導かれた後、排気口4から
機外に吐出される。この作用により、真空容器6内の気
体は吸気口5から吸気通路7を介して第2の室10内に
吸入され、両スクロール12、14で形成される圧縮室
15内に送り込まれる。その後、上記動作が繰り返され
ることによって真空容器6内は漸次真空状態に到達す
る。
ロール流体機械の動作について簡単に説明する。まず、
モータ1の駆動により駆動スクロール12が回転する
と、オルダム継手16を介して従動スクロール14が偏
心回転を行い、圧縮室15内で圧縮された気体は排気通
路20を介して排気室3内に導かれた後、排気口4から
機外に吐出される。この作用により、真空容器6内の気
体は吸気口5から吸気通路7を介して第2の室10内に
吸入され、両スクロール12、14で形成される圧縮室
15内に送り込まれる。その後、上記動作が繰り返され
ることによって真空容器6内は漸次真空状態に到達す
る。
【0006】一方、排気室3内の下部に貯溜された潤滑
油19は、ベーンポンプ27により給油路9bを介して
両オイルシール23、24間に形成される空隙25に導
かれた後、両スクロール12、14の潤滑の程度に応じ
た量が給油路26を介して供給され、両スクロール1
2、14の相互の摺動面を潤滑するとともに、両摺動面
間を封止して気体の漏洩を防止している。なお、潤滑油
19の一部は気体と共に排気通路20から排気室3内に
吐出されるが、その不足分はベーンポンプ27によって
補給され、良好な潤滑ならびに封止機能が持続される。
油19は、ベーンポンプ27により給油路9bを介して
両オイルシール23、24間に形成される空隙25に導
かれた後、両スクロール12、14の潤滑の程度に応じ
た量が給油路26を介して供給され、両スクロール1
2、14の相互の摺動面を潤滑するとともに、両摺動面
間を封止して気体の漏洩を防止している。なお、潤滑油
19の一部は気体と共に排気通路20から排気室3内に
吐出されるが、その不足分はベーンポンプ27によって
補給され、良好な潤滑ならびに封止機能が持続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール真空
ポンプ装置は以上のように構成されており、両スクロー
ル12、14はお互いの渦巻体(図示せず)同士が潤滑
油19の油膜を介して接触回転しているので、運転始動
時に誤配線等をして逆回転をすると、渦巻体に異常な力
が掛かり損傷するという問題点があった。なお、真空ポ
ンプはその性格上、複数の真空装置に兼用されている場
合が多く、各真空装置毎に配線をする必要があり、上記
のような問題点は多々発生する。
ポンプ装置は以上のように構成されており、両スクロー
ル12、14はお互いの渦巻体(図示せず)同士が潤滑
油19の油膜を介して接触回転しているので、運転始動
時に誤配線等をして逆回転をすると、渦巻体に異常な力
が掛かり損傷するという問題点があった。なお、真空ポ
ンプはその性格上、複数の真空装置に兼用されている場
合が多く、各真空装置毎に配線をする必要があり、上記
のような問題点は多々発生する。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、運転始動時に誤配線をしても逆
回転することなくスクロールの損傷を防止することが可
能なスクロール真空ポンプ装置を提供することを目的と
するものである。
ためになされたもので、運転始動時に誤配線をしても逆
回転することなくスクロールの損傷を防止することが可
能なスクロール真空ポンプ装置を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスクロー
ル真空ポンプ装置は、駆動源に連結される側のスクロー
ルの軸部に逆回転防止機構を介在させたものである。
ル真空ポンプ装置は、駆動源に連結される側のスクロー
ルの軸部に逆回転防止機構を介在させたものである。
【0010】
【作用】この発明におけるスクロール真空ポンプ装置の
逆回転防止機構は、駆動源が逆回転した場合は駆動スク
ロールの回転をロックする。
逆回転防止機構は、駆動源が逆回転した場合は駆動スク
ロールの回転をロックする。
【0011】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1におけるスクロール真空
ポンプ装置の構成を示す断面図、図2は図1におけるス
クロール真空ポンプ装置の逆回転防止機構の構成を示す
図である。図において、図3に示す従来装置と同様な部
分は同一符号を付して説明を省略する。28は外側がベ
ーンポンプ27の一部に固着され、内側は駆動スクロー
ル12の回転軸12aに固着された逆回転防止機構とし
てのラッチで、図2に示すように一方向の回転は自由で
あるが、他方に回転するとローラが回転軸12aにくい
込んで回転軸12aをロックする。
る。図1はこの発明の実施例1におけるスクロール真空
ポンプ装置の構成を示す断面図、図2は図1におけるス
クロール真空ポンプ装置の逆回転防止機構の構成を示す
図である。図において、図3に示す従来装置と同様な部
分は同一符号を付して説明を省略する。28は外側がベ
ーンポンプ27の一部に固着され、内側は駆動スクロー
ル12の回転軸12aに固着された逆回転防止機構とし
てのラッチで、図2に示すように一方向の回転は自由で
あるが、他方に回転するとローラが回転軸12aにくい
込んで回転軸12aをロックする。
【0012】上記のように構成された実施例1における
スクロール流体機械においても、従来のものと同様に、
まず、モータ1の駆動により駆動スクロール12が回転
すると、オルダム継手16を介して従動スクロール14
が偏心回転を行い、圧縮室15内で圧縮された気体は排
気通路20を介して排気室3内に導かれた後、排気口4
から機外に吐出される。この作用により、真空容器6内
の気体は吸気口5から吸気通路7を介して第2の室10
内に吸入され、両スクロール12、14で形成される圧
縮室15内に送り込まれる。その後、上記動作が繰り返
されることによって真空容器6内は漸次真空状態に到達
する。
スクロール流体機械においても、従来のものと同様に、
まず、モータ1の駆動により駆動スクロール12が回転
すると、オルダム継手16を介して従動スクロール14
が偏心回転を行い、圧縮室15内で圧縮された気体は排
気通路20を介して排気室3内に導かれた後、排気口4
から機外に吐出される。この作用により、真空容器6内
の気体は吸気口5から吸気通路7を介して第2の室10
内に吸入され、両スクロール12、14で形成される圧
縮室15内に送り込まれる。その後、上記動作が繰り返
されることによって真空容器6内は漸次真空状態に到達
する。
【0013】一方、排気室3内の下部に貯溜された潤滑
油19は、ベーンポンプ27により給油路9bを介して
両オイルシール23、24間に間隔環30により形成さ
れる空隙31内に導かれた後、両スクロール12、14
の潤滑の程度に応じた量が給油路26を介して供給さ
れ、両スクロール12、14の相互の摺動面を潤滑する
とともに、両摺動面間を封止して気体の漏洩を防止して
いる。なお、潤滑油19の一部は気体と共に排気通路2
0から排気室3内に吐出されるが、その不足分はベーン
ポンプ27によって補給され、良好な潤滑ならびに封止
機能が持続される。
油19は、ベーンポンプ27により給油路9bを介して
両オイルシール23、24間に間隔環30により形成さ
れる空隙31内に導かれた後、両スクロール12、14
の潤滑の程度に応じた量が給油路26を介して供給さ
れ、両スクロール12、14の相互の摺動面を潤滑する
とともに、両摺動面間を封止して気体の漏洩を防止して
いる。なお、潤滑油19の一部は気体と共に排気通路2
0から排気室3内に吐出されるが、その不足分はベーン
ポンプ27によって補給され、良好な潤滑ならびに封止
機能が持続される。
【0014】ところで、モータ1が正常な方向に回転し
ている場合、一方向クラッチ28は排気通路20から吐
出される潤滑油19により良好に潤滑されてすべり回転
をするため、駆動スクロール12も回転軸12aを介し
てモータ1に追従して正常に回転するが、真空装置への
取り換え等により新しい配線が施され、誤配線等によっ
てモータ1が逆回転をしようとした場合は、ローラが回
転軸12aにくい込みロックされるため、モータ1も回
転をロックされた状態に保持され、両スクロール12、
14の渦巻体に異常な力が掛かることもなく損傷は免れ
る。又、排気通路20から吐出される潤滑油19で一方
向クラッチ28は潤滑されているので摩耗は低減され寿
命も延びる。さらに、一方向クラッチ28は既存のベー
ンポンプ27の一部を加工して装着されているので、装
置として大型化することもない。
ている場合、一方向クラッチ28は排気通路20から吐
出される潤滑油19により良好に潤滑されてすべり回転
をするため、駆動スクロール12も回転軸12aを介し
てモータ1に追従して正常に回転するが、真空装置への
取り換え等により新しい配線が施され、誤配線等によっ
てモータ1が逆回転をしようとした場合は、ローラが回
転軸12aにくい込みロックされるため、モータ1も回
転をロックされた状態に保持され、両スクロール12、
14の渦巻体に異常な力が掛かることもなく損傷は免れ
る。又、排気通路20から吐出される潤滑油19で一方
向クラッチ28は潤滑されているので摩耗は低減され寿
命も延びる。さらに、一方向クラッチ28は既存のベー
ンポンプ27の一部を加工して装着されているので、装
置として大型化することもない。
【0015】実施例2.上記実施例1は両スクロール1
2、14をオルダム継手16で連動するものについて説
明したが、オルダム継手16を使用しない直接駆動方式
のものに適用できることは言うまでもなく、この場合は
特に、スクロール12、14同士の異常な接触、従動ス
クロール14の軸折れを防止する効果が顕著である。
2、14をオルダム継手16で連動するものについて説
明したが、オルダム継手16を使用しない直接駆動方式
のものに適用できることは言うまでもなく、この場合は
特に、スクロール12、14同士の異常な接触、従動ス
クロール14の軸折れを防止する効果が顕著である。
【0016】実施例3.なお、上記各実施例は逆回転防
止機構として、ローラがくい込む方式の一方向クラッチ
28について説明したが、例えばラチェットを用いたも
の、カムを用いたもの等、いずれのものを適用しても同
様の効果を奏することは言うまでもない。
止機構として、ローラがくい込む方式の一方向クラッチ
28について説明したが、例えばラチェットを用いたも
の、カムを用いたもの等、いずれのものを適用しても同
様の効果を奏することは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば駆動源
に連結される側のスクロールの軸部に、逆回転防止機構
を介在させたので、運転始動時に誤配線をしても逆回転
することなく、スクロールの損傷を防止することが可能
なスクロール真空ポンプ装置を提供することができる。
に連結される側のスクロールの軸部に、逆回転防止機構
を介在させたので、運転始動時に誤配線をしても逆回転
することなく、スクロールの損傷を防止することが可能
なスクロール真空ポンプ装置を提供することができる。
【図1】この発明の実施例1におけるスクロール真空ポ
ンプ装置の構成を示す断面図である。
ンプ装置の構成を示す断面図である。
【図2】図1におけるスクロール真空ポンプ装置の逆回
転防止機構の構成を示す図である。
転防止機構の構成を示す図である。
【図3】従来のスクロール真空ポンプ装置の構成を示す
断面図である。
断面図である。
1 モータ(駆動源) 12 駆動スクロール 12a 回転軸 14 従動スクロール 28 一方向クラッチ(逆回転防止機構)
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに異なる軸心上で自転し協働して圧
縮室を形成する一対のスクロールを備え、上記一対のス
クロールの内駆動源に連結される側のスクロールの軸部
に逆回転防止機構を介在させたことを特徴とするスクロ
ール真空ポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073714A JPH05280481A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スクロール真空ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073714A JPH05280481A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スクロール真空ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280481A true JPH05280481A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13526169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4073714A Pending JPH05280481A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スクロール真空ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05280481A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006122515A1 (de) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Ixetic Hückeswagen Gmbh | Pumpe mit freilauf-rutschkupplung |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP4073714A patent/JPH05280481A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006122515A1 (de) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Ixetic Hückeswagen Gmbh | Pumpe mit freilauf-rutschkupplung |
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