JPH05278848A - 青果物選別施設 - Google Patents

青果物選別施設

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JPH05278848A
JPH05278848A JP10354892A JP10354892A JPH05278848A JP H05278848 A JPH05278848 A JP H05278848A JP 10354892 A JP10354892 A JP 10354892A JP 10354892 A JP10354892 A JP 10354892A JP H05278848 A JPH05278848 A JP H05278848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sorting
fruits
vegetables
lines
fruit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10354892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Tamimoto
博利 民本
Hitoshi Fujino
仁志 藤野
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Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】選別・箱詰め後の箱を貯留ラインに貯留するに
当たり、仕分けのミスを解消する。 【構成】選果機2,2の引出しコンベア5,5…の各排
出端にそれぞれ専用の貯留ライン7,7…を接続し、貯
留ライン7,7…の各排出端を共通の搬出ライン21,
22に接続し、搬出ライン21,22の下手側に封函機
23,24を配設する。引出しコンベア5,5…から等
階級別に排出された青果物を、他の等階級の青果物と混
在させることなしに、そのまま貯留ライン7,7…で貯
留できるので、従来の仕分けマークを用いた仕分け工程
が不要となる一方、仕分けミスが生ずる余地がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷受けした各種の青果
物を、色、傷、形状、重量等により、等級や階級のラン
ク別に選別する青果物選別施設に関する。
【0002】
【従来の技術】青果物選別施設においては、図5に示す
ように、荷受けした青果物を選果機31,31により
「優L」「秀M」等の等階級別に選別し、計量・箱詰め
するが、箱詰めされた段ボール箱を出荷する前に、これ
らの段ボール箱を、等階級に対応する各貯留ライン3
2,32…に等階級別に一時貯留している。
【0003】この図5に示す従来例では、貯留工程を行
うための構成として、各引出しコンベア33,33…の
排出端を、中継コンベア34,34…を介して、共通の
コンベア35の始端側に接続し、そのコンベア35の終
端側に、ローラコンベアからなる各等階級別の貯留ライ
ン32,32…を接続する。そして、各中継コンベア3
4,34…の終端付近にはそれぞれ等階級別の印字装置
36,36…を配置すると共に、コンベア35の下手側
に読取装置37を設置する。そして中継コンベア34,
34…から排出される段ボール箱に、印字装置36,3
6…により、等階級を示すバーコード等の仕分けマーク
を捺印し、この仕分けマークを読取装置37で識別し、
その識別結果に応じて各貯留ラインの始端部に備える箱
押装置38,38…を作動することにより、各箱を等階
級別に所定の貯留ライン32に仕分けて貯留している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンベア35
による移送の際の段ボール箱の震動や、印字装置36の
印字不鮮明等の原因により、読取装置37の識別精度の
向上に限界があり、仕分けのミスが生じてその修正に手
間を要するという問題点があった。
【0005】そこで本発明の目的は、選別・箱詰め後の
箱を貯留ラインに貯留するに当たり、仕分けミスのない
青果物選別施設を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明の青果物選別施設は、選果機より選別済の青果物
を取り出す複数基の引出しコンベアの各排出端にそれぞ
れ専用の貯留ラインを接続すると共に、当該各貯留ライ
ンの排出端を共通の搬出ラインに接続し、該搬出ライン
の下手側に封函機を配設してなるものである。
【0007】
【作用】本発明では、複数基の引出しコンベアの各排出
端にそれぞれ専用の貯留ラインを接続したので、各引出
しコンベアから等階級別に排出された青果物を、他の等
階級の青果物と混在させることなしに、そのまま貯留ラ
インで貯留できる。従って、従来の仕分けマークを用い
た仕分け工程が不要となり、仕分けミスが生ずる余地が
ない。
【0008】
【実施例】本発明実施例について以下に説明する。図1
は本発明実施例の青果物選別施設の2階部分を示す平面
図である。図中1は図示しない1階部分で荷受けした青
果物を2階部分に供給する昇降機である。2,2は選果
機であり、青果物を色・傷等の等級別、および重量・形
状等の等級別により選別するものであって、等級づけの
種類に応じた多数列の転動可能なカップコンベア(図示
省略)を並列してなる。各選果機2,2の上手側には、
選別作業者の作業スペースである等級選別部3,3を設
け、この等級選別部3の下手側には、青果物の階級を判
別する階級判別装置4,4を跨設すると共に、選果機2
の下手側の下方には、等階級付けの種類に応じた多数の
引出しコンベア5,5…を配置する。
【0009】等級選別部3では、選別作業者が人手によ
り、各青果物を「秀」「優」「良」「並」等の品質の良
否に応じて、所定の列のカップに載せ替える等級選別作
業が行われる。
【0010】階級判別装置4は、各青果物の画像を撮影
し、画像処理により各青果物に対して最大の3Lより順
次2L,L,MおよびSの順で小さいものに階級付けを
行い、その結果を後述するタイミングで、階級信号とし
て出力するものである。
【0011】引出しコンベア5,5…の終端部には、秤
量機を備えた中継コンベア6,6…の始端部をのぞま
せ、引出しコンベア5から排出される青果物が、中継コ
ンベア6,6上において待機する段ボール箱に所定量ず
つ箱詰めするように構成する。また所定量を収容した中
継コンベア6上の段ボール箱を押し出すための箱押装置
(図示省略)を適宜に配置する。また、中継コンベア
6,6…の近傍には、各段ボール箱に等階級表示(例え
ば「秀L」「良2L」)を捺印する印字装置(図示省
略)を配置する。
【0012】7,7…は貯留ラインであり、中継コンベ
ア6,6…の終端部に、切替装置8を介して接続する。
切替装置8は、図2に示すように、中継コンベア6の終
端に3個の駆動型のローラ9を配置すると共に、ローラ
9の側方に隣接して3個のローラ19を配置し、各ロー
ラ9,9および19,19の間隙に横送りコンベア17
のVベルト10,10を配置する。
【0013】図3に示すように、横送りコンベア17
は、プーリ11,11にVベルト10を卷回し、プーリ
11,11を軸支する支持杆12,12の基部を、不動
位置に固定した枢着片13,13に枢着したものであ
る。18は支持杆12を操作するシリンダである。図3
において、この横送りコンベア17は、通常は実線で示
す下位旋回位置を維持し、Vベルト10の上面はローラ
9,9およびローラ19,19より低く下降している。
また、支持杆12、12を後述のタイミングで上動旋回
するときには、Vベルト10,10がローラ9,19よ
り高く上昇して、段ボール箱15をローラ9上からロー
ラ19上へと横送りするものである。
【0014】一方、ローラ9と貯留ライン7aとの間に
は、上向きに突出する板体およびその駆動手段からなる
規制ストッパ16を設ける。この規制ストッパ16は、
後述するタイミングで上向きに突出することにより、段
ボール箱15が貯留ライン7a内に搬送されないよう規
制するものである。
【0015】各貯留ライン7,7…の始端部の近傍に
は、各貯留ラインに供給される段ボール箱の個数を計数
するための光電管(図示省略)を配備する。
【0016】貯留ライン7,7の終端部の高さ位置は、
互いに隣接する貯留ラインに対して上下に異なり、図1
に示すように、上側の貯留ライン7の排出端を共通の上
段搬出ライン21に、また下側の貯留ライン7の排出端
を共通の下段搬出ライン22に、それぞれ接続する。こ
れら搬出ライン21,22の下手側には、封函機23,
24をそれぞれ配設し、また搬出ライン21,22の終
端部は、孔28を通じて1階部分に接続する。
【0017】図4は1階部分の出荷場付近を示す平面図
であり、搬出ライン21,22の終端部には、段ボール
箱15,15…をパレット25,25…に所定の積み方
で積み上げるためのパレタイズロボット26,27を配
置する。
【0018】本実施例に用いる各箱押装置、シリンダお
よび光電管等は、いずれも図示しない制御部に電気的に
接続し、この制御部の出力に基いて各部を後述のように
作動させる制御系を構成する。
【0019】次に、以上のように構成した本実施例の使
用法を説明する。本実施例の青果物選別施設の使用に先
立って、顧客が必要とする青果物の箱数および等階級
を、例えば「秀2Lを10箱、優Mを15箱」というよ
うに、予め制御部に入力しておく。
【0020】いま、荷受けした青果物が昇降機1により
選果機2,2に供給されると、等級選別部3,3で待機
する選別作業者が、それらの青果物を色・傷の有無に応
じて、「秀」「優」等の等級別に、選果機2,2の各列
のカップに乗せ替える。次に、階級判別装置4,4が青
果物を撮影し、画像処理等を行って各青果物の大小を
「3L」「M」のように判別し、その結果を階級信号と
して出力する。この階級信号に応じて、その青果物の等
級・階級に対応する引出しコンベア5,5…の上で選果
機2,2の各カップが転動することにより、青果物を等
階級別に、各引出しコンベア5,5…に排出する。
【0021】引出しコンベア5,5…から排出される青
果物は、中継コンベア6,6…上に開口状態で待機する
各段ボール箱に張り込まれる。段ボール箱の重量が所定
量になると、図示しない箱押装置が作動して段ボール箱
を押し出し、中継コンベア6がこれを搬送し、切替装置
8を介して貯留ライン7に送り込む。
【0022】貯留ライン7に供給される段ボール箱の数
は、光電管により計数する。図2における貯留ライン7
aに供給される段ボール箱の数が、上述のごとく顧客に
より指定された必要個数に達した場合には、制御部の制
御により規制ストッパ16が上向きに突出すると共に、
横送りコンベア17が図3における破線部分14のよう
に上動する。これにより、以後に供給される段ボール箱
15はVベルト10により横送りされ、ローラ19上に
載置され、ローラ19の駆動によって貯留ライン7bに
送り込まれる。
【0023】このようにして貯留ライン7上の段ボール
箱が顧客の指定した必要個数(例えば「秀2L」の貯留
ラインでは10個、「優M」の貯留ラインでは15個)
に達すると、貯留ライン7が起動して、その等階級の段
ボール箱を順次搬出ライン21または22より搬出す
る。ここでは、全ての貯留ライン7に必要個数の箱が溜
まるのを待たず、必要個数に達した貯留ライン7から搬
出を開始する。これは、等階級相互間の荷受量の割合が
日によって著しく異なり、全貯留ラインに必要個数の箱
が溜まるまで待つのはいたずらに時間が無駄となるから
である。
【0024】搬出ライン21,22に搬送される段ボー
ル箱は、封函機23,24で封函された後、1階部分に
送られ、搬出ライン21または22の末端付近で、パレ
タイズロボット26,27によりパレット25,25…
上に所定の手順で積み上げられる。このようにして、全
ての貯留ライン7から必要量の箱を搬出し、パレット積
みして、選別を終了する。
【0025】以上のように構成した本実施例の青果物選
別施設では、引出しコンベア5,5…の各排出端にそれ
ぞれ貯留ライン7,7…を接続したので、各引出しコン
ベア5,5…から等階級別に排出・箱詰めされた青果物
を、他の等階級の青果物と混ぜることなしに、各貯留ラ
イン7,7…にそのまま貯留できる。従って、従来の仕
分けマークを用いた仕分け工程が不要となり、仕分けミ
スが生ずる余地がない。
【0026】また本実施例では、封函機23,24を搬
出ライン21,22の下手側に配設したので、各等階級
に応じた数の封函機を配置する構成に比して封函機が少
なくて足り、選別コストを低減できるという利点があ
る。なお、本実施例では2台の封函機23,24を用い
る構成としたが、この構成に代えて、例えば搬出ライン
21の中部から別の搬送ラインを分岐させ、この搬送ラ
インに封函機を設ける構成としたり、さらにはこのよう
に構成した3つの封函機のうち2つを大量処理用、1つ
を少量処理用とすることにより、処理量に応じて最適の
処理経路を選択できるという利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明では、複数
の引出しコンベアの各排出端にそれぞれ専用の貯留ライ
ンを接続したので、各引出しコンベアから等階級別に排
出された青果物を、他の等階級の青果物と混在させるこ
となしに、そのまま貯留ラインで貯留できる。従って、
従来の仕分けマークを用いた仕分け工程が不要となり、
仕分けミスが生ずる余地がないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の青果物選別施設の2階部分を示
す平面図である。
【図2】切替装置を示す平面図である。
【図3】切替装置の作動を示す正面図である。
【図4】1階部分のパレタイズロボットを示す平面図で
ある。
【図5】従来の青果物選別施設を示す平面図である。
【符号の説明】
3 選果機 5 引出しコンベア 6 中継コンベア 7 貯留ライン 8 切替装置 21,22 搬出ライン 23,24 封函機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 選果機より選別済の青果物を取り出す複数基の引出しコ
    ンベアの各排出端にそれぞれ専用の貯留ラインを接続す
    ると共に、当該各貯留ラインの排出端を共通の搬出ライ
    ンに接続し、該搬出ラインの下手側に封函機を配設して
    なる青果物選別施設。
JP10354892A 1992-03-30 1992-03-30 青果物選別施設 Withdrawn JPH05278848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354892A JPH05278848A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 青果物選別施設

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354892A JPH05278848A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 青果物選別施設

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05278848A true JPH05278848A (ja) 1993-10-26

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ID=14356882

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10354892A Withdrawn JPH05278848A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 青果物選別施設

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JP (1) JPH05278848A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051881A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Iseki & Co Ltd 選果施設
JP2018080004A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 井関農機株式会社 箱搬送設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051881A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Iseki & Co Ltd 選果施設
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608