JPH05278613A - シミュレーションシステム - Google Patents

シミュレーションシステム

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JPH05278613A
JPH05278613A JP8067492A JP8067492A JPH05278613A JP H05278613 A JPH05278613 A JP H05278613A JP 8067492 A JP8067492 A JP 8067492A JP 8067492 A JP8067492 A JP 8067492A JP H05278613 A JPH05278613 A JP H05278613A
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JP8067492A
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Haruhito Kawashima
治仁 川島
Fuminobu Furumura
文伸 古村
Koichi Honma
弘一 本間
Akiyoshi Iwasaki
明美 岩崎
Tadashi Takaoka
征 高岡
Fusashi Tashiro
維史 田代
Naoko Monma
直子 門馬
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、各種のシステムにおいて、新規技術
・設備の事前評価・検討、あるいは既存システムにおけ
る諸問題の検討、のために利用されるシミュレーション
システムに関する。 【構成】シミュレーションシステムを、シミュレーショ
ンを行なう実行プログラムを構成する部品プログラム群
(107),部品プログラム群から作成された実行プロ
グラム群(111),シミュレーション実行結果データ
からなる実行結果群(112)、それらの管理と実行プ
ログラムの作成及び起動を行なう管理部(102)から
構成する。 【効果】シミュレーション対象に依存しないシステム構
成となり、モデルと評価・表示方法を容易に変更でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のシステム、特に
大規模で多種・多様である鉄道システムにおいて、新規
技術・設備の事前評価・検討、あるいは既存システムに
おける諸問題の検討、のために利用されるシミュレーシ
ョンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道システムにおいて、新規技術・設備
の事前評価・検討、あるいは既存システムにおける諸問
題の検討のために利用される、シミュレーションシステ
ムに関しては、 文献1:第28回鉄道におけるサイバネティクス利用国
内シンポジウム論文集(1991年11月),第185
頁から第189頁 文献2:同上、第195頁から第199頁 が提案されている。
【0003】一般に、鉄道において新規技術・設備を実
際に検証するためには、そのための設備の改修に膨大な
費用がかかること、稼動状態にある実運用システムを停
止させることなく検証しなければならない、という2点
により困難である。そのため、新規技術・設備の事前検
討のためには、実システムに近いモデルを用いたシミュ
レータが必要であり、上記文献におけるシミュレータは
この目的のために開発されたものである。
【0004】文献1におけるシミュレータは、列車運転
に関連した路線,車両,信号設備,ダイヤなどの要素を
モデル化している。それらはシミュレータ内において
は、列車運行管理モデル,ATCモデル,連動制御モデ
ル,列車速度・位置計算モデル,転轍機モデル、がそれ
ぞれ一つのブロックとして構成されている。このシミュ
レータはワークステーション上で稼動し、入出力に関す
るユーザインタフェースは、マウス・キーボードにより
シミュレーション条件の設定を行ない、シミュレーショ
ンの実行により運転曲線の表示,実績ダイヤの表示,シ
ミュレーション状態の表示、等を行なうというものであ
る。このシミュレータにより、信号方式,信号設備,配
線形態,ダイヤ,車両性能、等の検討ができる。
【0005】文献2におけるシミュレータは、主に列車
群制御方式を検証するためのシミュレータである。その
ためシミュレータで利用される鉄道モデルは、列車群制
御方式のモデル,列車走行モデル,乗客の乗降モデル、
だけである。また列車群制御での独自の提案の評価・検
証が主目的であるため、使用する列車走行モデルにおい
ての走行方式は特殊なものを用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における問題
点は以下の通りである。
【0007】上記文献1及び文献2に述べられているシ
ミュレータは、それぞれのシミュレーションの目的に応
じて作成されており、シミュレーション対象システムで
ある鉄道のモデルと入出力インタフェースが一体となっ
た構成であるため、 (1) 「従来の技術」において述べたような各種の鉄道
システム、さらにはより一般的なシステムにおける新規
技術・設備の評価に汎用的に用いることができない。
【0008】(2) シミュレーション対象システムであ
る鉄道のモデルと入出力インタフェースが互いに相互に
結合しているため、どちらか一方の修正であっても、全
体の整合性を保つためにそれぞれ他方の修正が必要にな
る。
【0009】さらに、シミュレーションを行なうことが
主要な目的であり、シミュレーション対象システムであ
る鉄道のモデルあるいは入出力インタフェースの管理を
支援する機能が無いため、 (3) シミュレータ全体としての特徴、例えば使用する
モデルあるいはデータのバージョン,入出力データの内
容,シミュレーション結果データ、等の管理をシミュレ
ータのユーザが行なわねばならない。
【0010】本発明の目的は上記のような問題点のない
鉄道を含む各種のシステムのシミュレーションシステム
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段は以下の通りである。以下では鉄道システムを例
として用いるが、以下に述べる手段は一般的な各種のシ
ステムに対しても適用可能である。
【0012】鉄道システムは大規模かつ多種・多様であ
り、また評価項目・方法も様々である。そのため上記目
的を解決するためには、シミュレーション対象とする鉄
道システムに依存しない汎用性と、評価項目・方法を容
易に変更できる機能が要求される。そこで、本発明のシ
ミュレーションシステムは、シミュレーション対象とな
る鉄道システムのモデルのプログラムを評価対象ごとに
用意しておき、それらのプログラムをシミュレーション
の目的に応じて結合・編集し、シミュレーションを行な
う実行プログラムを作成し、所期の目的の評価・検討を
行なうという構成とする。
【0013】そのためシミュレーションシステムの全体
を大まかに、シミュレーションを行なう実行プログラム
を構成する部品となる部品プログラム群,部品プログラ
ム群から作成された実行プログラム群,シミュレーショ
ンの実行結果データからなる実行結果群,それらの管理
部(部品プログラム群と実行プログラム群の管理,実行
プログラムの作成,実行プログラムの起動、等を行な
う)、から構成する。
【0014】鉄道システムのモデルと入出力インタフェ
ースを分離するために、シミュレーションを行なう実行
プログラムは、鉄道システムのモデルを用いて動作のシ
ミュレーションをする部分と、シミュレーションした結
果データの記録・保管・表示を行なう部分から構成す
る。
【0015】さらに、シミュレーションした結果データ
の記録・保管・表示を行なう部分は、図9に示すよう
に、シミュレーションした結果データを記録・保管する
部分と、シミュレーション状況を計算機のCRTに表示
する部分から構成する。そしてそれぞれに結合可能な全
ての機能へのインタフェースを設け、発揮させる機能に
ついては実体のあるプログラムを結合し、発揮させない
機能については実体のないプログラムを結合することに
より、シミュレーション評価の目的に応じた結果データ
の記録・保管・表示が可能となる。
【0016】以上の実行プログラムの構成から、実行プ
ログラムを構成する部品となる部品プログラム群は、 (1) 鉄道システムのモデルを構成する部品プログラム
群 (2) シミュレーションした結果データを記録・保管す
る機能の部品プログラム群 (3) 結果データを計算機の端末画面に表示する機能の
部品プログラム群 からなり、(2)(3)はさらにそれぞれ実体のある部
品プログラム群と、実体のない部品プログラム群からな
る。
【0017】管理部が行なう機能は、 実行プログラムを構成する部品となる部品プログラム群
の管理 部品プログラム群からの実行プログラムの作成と管理 シミュレーション条件の設定と実行プログラムの起動 記録・保管された結果データの管理 結果データのCRT画面への表示及びプリンタへの出力 である。
【0018】以上のような構成において、シミュレーシ
ョン評価の目的に応じて評価対象となる鉄道システムの
モデルのプログラムを用意し、それぞれに応じてシミュ
レーションを実行する実行プログラムを作成することが
でき、「発明が解決しようとする課題」における問題点
の(1)が解決される。
【0019】シミュレーションを行なう実行プログラム
を、鉄道システムのモデルに関する部品プログラム,シ
ミュレーションした結果データを記録・保管する機能の
部品プログラム,結果データを計算機の端末画面に表示
する機能の部品プログラム、から結合・編集して作るこ
とを可能にする構成をとり、それらの間のインタフェー
スを統一することにより、それぞれの部品を単独に修正
・追加することができ、「発明が解決しようとする課
題」における問題点の(2)が解決される。
【0020】また管理部の機能により「発明が解決しよ
うとする課題」における問題点の(3)が解決される。
【0021】
【作用】本発明のシミュレーションシステムによれば、
シミュレーション評価の対象となる鉄道システム(より
一般には各種のシステム)のプログラムを部品のように
して管理し、それぞれにおいて評価の目的に応じてシミ
ュレーションを実行する実行プログラムを作成するた
め、(1) 本発明のシミュレーションシステムは、特定
の鉄道会社・路線といったシミュレーション対象に依存
せず、さらにより一般の各種のシステムにおける新規技
術・設備の評価に汎用的に用いることができる。
【0022】また、シミュレーション対象システムのモ
デルと、入出力インタフェースを構成するプログラムを
それぞれ部品化しインタフェースを統一することによ
り、(2) シミュレーション対象システムのモデルと、
入出力インタフェースを独立させることができ、両者を
単独に修正・追加することができる。
【0023】また、実行プログラムを構成する部品プロ
グラム群の管理,部品プログラム群からの実行プログラ
ムの作成と管理,シミュレーション条件の設定と実行プ
ログラムの起動,記録・保管された結果データの管理,
結果データのCRT画面への表示及びプリンタへの出
力、という機能を持つ管理部を作成することにより、
(3) シミュレーションシステム全体としての特徴、例
えば使用するモデルあるいはデータのバージョン,入出
力データの内容、等の管理をユーザはシミュレーション
システムにまかせることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明のシミュレーションシステムの
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。以下では鉄道
システムを例として用いるが、以下に述べる実施例は一
般的な各種のシステムに対しても適用可能である。
【0025】図33は本発明の一実施例におけるシミュ
レーションシステムを実現する計算機のハードウェア構
成図である。本発明のシミュレーションシステムのプロ
グラムは計算機本体3302内にある。計算機本体には
CRT3301とプリンタ3305が接続されており、
それらにシミュレーション結果等の出力がされる。CR
Tにはキーボード3303が接続され、キーボードには
マウス3304が接続されており、これにより入力を行
なう。
【0026】図1は本発明の一実施例におけるシミュレ
ーションシステムのシステム構成図である。上述のよう
に鉄道システムを例として説明する。
【0027】本システムは、シミュレーションを行なう
実行プログラムを構成する部品となる部品プログラム群
107,部品プログラム群から作成された実行プログラ
ムから成る実行プログラム群111,シミュレーション
の実行結果データから成るシミュレーション実行結果群
112,それらの管理部101(部品プログラム群と実
行プログラム群の管理,実行プログラムの作成,実行プ
ログラムの起動,シミュレーション実行結果データのC
RT画面への表示及びプリンタへの出力、等を行な
う)、から構成される。
【0028】実行プログラムを構成する部品となる部品
プログラム群107は、鉄道システムのモデルを構成す
る部品プログラム群108,シミュレーションした結果
データを記録・保管する機能の部品プログラム群10
9,シミュレーション状況を計算機のCRTに表示する
機能の部品プログラム群110、から構成される。
【0029】管理部101の機能は、 (1) 実行プログラムを構成する部品となる部品プログ
ラム群の管理 (2) 部品プログラム群からの実行プログラムの作成と
その管理 (3) シミュレーション条件の設定と実行プログラムの
起動及び記録・保管された結果データの管理 (4) 結果データのCRT画面への表示及びプリンタへ
の出力 である。
【0030】管理部101は以上の機能を行なう4個の
部分から構成される。103は上記(1)の機能を行な
う部品プログラム管理部である。104は上記(2)の
機能を行なう実行プログラムの作成・管理部である。1
05は上記(3)の機能を行なう実行プログラムの起動
・結果の管理部である。106は上記(4)の機能を行
なう結果データの表示・出力部である。102はこれら
を統合管理する管理部の主要部である。
【0031】管理部101以外の部分の構成を詳細に説
明する前に実行プログラムの構成を説明する。図9は実
行プログラム群111中の実行プログラムの構成を示し
た図である。本発明におけるシミュレーションを行なう
実行プログラムの構成は、シミュレーション評価の目的
に応じた最小構成の実現を目的としている。
【0032】901は実行プログラム全体を管理しシミ
ュレーションを行なう実行プログラム管理部である。こ
れは、シミュレーション時間の管理を行ない、時間の更
新と共に、鉄道システムのモデルを用いて動作のシミュ
レーションをする部分914,シミュレーションした結
果データを記録・保管する部分915,シミュレーショ
ン状況を計算機のCRTに表示する部分916、の起動
を行なう。
【0033】シミュレーションした結果データを記録・
保管する部分915には、事前に用意されているすべて
の記録・保管の機能へのインタフェース(903,90
4,905、等)を設ける。このインタフェースの全体
が記録・保管インタフェース部902である。
【0034】事前に用意した各種の記録・保管の機能を
任意に結合できるようにするために以下のような構成を
とる。まずそれぞれの機能においてインタフェースが同
一であるが、記録・保管の機能を実際に行なう実体のあ
る記録・保管の機能のプログラムと、インタフェースの
みで実体のない記録・保管の機能のプログラムを作成し
ておく。これは記録・保管機能の部品プログラム群10
9の説明(図5)で述べる。記録・保管インタフェース
部902に対し、実体のあるプログラムが結合された機
能はその機能を行なうことができ、実体のないプログラ
ムが結合された機能はその機能を行なうことができな
い。
【0035】図9においては、記録・保管Bのみを機能
させるため、記録・保管A,記録・保管Cのインタフェ
ース(903,905)には実体のない機能(906,9
08)を結合し、記録・保管Bのインタフェース904
には実体のある機能907を結合している。
【0036】シミュレーション状況を計算機のCRTに
表示する部分916にも同様に、事前に用意されている
すべての状況表示の機能へ結合する状況表示インタフェ
ース部909を設ける。ここでも実体のある状況表示機
能のプログラムと実体のない状況表示機能のプログラム
を作成しておく(図5)。機能を行なわせる状況表示機
能には実体のあるプログラムを結合し、機能を行なわせ
ない状況表示機能には実体のないプログラムを結合す
る。
【0037】図9においては、状況表示Aを機能させる
ために、状況表示インタフェースAには実体のある状況
表示Aを結合し、状況表示インタフェースBには実体の
ない状況表示Bを結合している。
【0038】上記の構成により、本システムにおける実
行プログラムは、鉄道システムのシミュレーションの実
行機能,結果データの記録・保管機能,シミュレーショ
ン状況の表示機能、を持つ。
【0039】図5は実行プログラムを構成する部品とな
る部品プログラム群107の構成を示した図である。
【0040】鉄道モデルの部品プログラム群108は、
シミュレーション対象の鉄道システムごとに用意された
鉄道モデルのプログラム群から構成される。図5では鉄
道モデルの部品プログラム群108は、鉄道システム1
の鉄道モデルの部品プログラム群501,鉄道システム
2の鉄道モデルの部品プログラム群502、等から構成
されている。
【0041】記録・保管機能の部品プログラム群10
9,シミュレーション状況の表示機能の部品プログラム
群111は図9に関連して述べたように、それぞれ実体
のある部品プログラム群(503,505)と実体のな
い部品プログラム群(504,506)からなる。
【0042】実行プログラム群111の構成を図31に
示す。実行プログラム群も鉄道モデルの部品プログラム
群108と同様にシミュレーション対象の鉄道システム
ごとに格納する。図31では実行プログラム群111
は、鉄道システム1の実行プログラム群3101,鉄道
システム2の実行プログラム群3107、等から構成さ
れている。
【0043】各実行プログラムは図9を用いて説明した
ように、鉄道システムのモデルを用いて動作のシミュレ
ーションをする部分(例えば3102,3110),シ
ミュレーションした結果データを記録・保管する部分
(3105,3111),シミュレーション状況を計算
機のCRT画面に表示する部分(3106,3112)、
から構成する。
【0044】シミュレーション実行結果群112の構成
を図32に示す。シミュレーション実行結果群も鉄道モ
デルの部品プログラム群108及び実行プログラム群1
11と同様にシミュレーション対象の鉄道システムごと
に格納する。図32では、シミュレーション実行結果群
112は、鉄道システム1のシミュレーション実行結果
群3201,鉄道システム2のシミュレーション実行結
果群3206、等から構成されている。
【0045】シミュレーション実行結果群においては、
さらに各シミュレーション実行結果データをそれを作成
した実行プログラムに対応させて格納する。例えば図3
2において、鉄道システム1のシミュレーション実行結
果群3201は、実行プログラム1の実行結果群320
2,実行プログラム2の実行結果群3203、等から構
成されている。さらに、鉄道システム1の実行プログラ
ム1の実行結果群3202は、実行結果1(3204),実
行結果2(3205)、等から構成されている。
【0046】図2は本発明の一実施例における鉄道シミ
ュレーションシステムの管理部の主要部102の処理内
容を示したフローチャートである。
【0047】ステップ201では管理部の持つ機能のメ
ニューをCRTに表示する。表示する機能メニューは、
「部品プログラム群の管理」「実行プログラムの作成・
管理」「実行プログラムの起動・結果の管理」「結果デ
ータの表示・出力」「システム終了」である。
【0048】画面の例を図3に示す。ここでは選択する
機能の表示領域にマウス入力して行なうものとする。例
えば、部品プログラム群の管理機能を実行させる場合に
は、図3での「部品プログラム群の管理」の表示領域3
02にマウス入力する。
【0049】ステップ211ではユーザのマウスによる
機能の選択入力を取り込む。
【0050】ステップ202では選択機能が「部品プロ
グラム群の管理」(302)であるか否かの判定を行な
う。「部品プログラム群の管理」が選択された場合に
は、部品プログラム管理部103を起動し、部品プログ
ラム群の管理処理203を行なう。詳細は図4を用いて
説明する。
【0051】ステップ204では選択機能が「実行プロ
グラムの作成・管理」(303)であるか否かの判定を
行なう。「実行プログラムの作成・管理」が選択された
場合には、実行プログラムの作成・管理部104を起動
し、実行プログラムの作成・管理処理205を行なう。
詳細は図10を用いて説明する。
【0052】ステップ206では選択機能が「実行プロ
グラムの起動・結果の管理」(304)であるか否かの判定
を行なう。「実行プログラムの起動・結果の管理」が選
択された場合には、実行プログラムの起動・結果の管理
部105を起動し、実行プログラムの起動・結果の管理
処理207を行なう。詳細は図17を用いて説明する。
【0053】ステップ208では選択機能が「結果デー
タの表示・出力」(305)であるか否かの判定を行な
う。「結果データの表示・出力」が選択された場合に
は、結果データの表示・出力部106を起動し、結果デ
ータの表示・出力処理209を行なう。詳細は図25を
用いて説明する。
【0054】ステップ210では選択機能が「システム
終了」(306)であるか否かの判定を行なう。「シス
テム終了」が選択された場合にはシステムを終了させ
る。
【0055】図4は管理部101の部品プログラム群管
理部103の機能である部品プログラム群の管理処理2
03のフローチャートである。これは前述の管理部10
1が行なう機能のうち、実行プログラムを構成する部品
となる部品プログラム群(107)の管理にあたる。
【0056】ステップ401では、部品プログラム群の
管理処理203の持つ機能のメニューをCRTに表示す
る。表示画面の例は図3に類似のものとなるため省略す
る。表示する機能メニューは、「鉄道モデルの部品プロ
グラム群の管理」「記録・保管機能の部品プログラム群
の管理」「シミュレーション状況表示機能の部品プログ
ラム群の管理」「終了」である。
【0057】ステップ409ではユーザのマウスによる
機能の選択入力を取り込む。
【0058】ステップ402では選択機能が「鉄道モデ
ルの部品プログラム群の管理」であるか否かの判定を行
なう。「鉄道モデルの部品プログラム群の管理」が選択
された場合には、鉄道モデルの部品プログラム群の管理
処理403を行なう。詳細は図6を用いて説明する。
【0059】ステップ404では選択機能が「記録・保
管機能の部品プログラム群の管理」であるか否かの判定
を行なう。「記録・保管機能の部品プログラム群の管
理」が選択された場合には、記録・保管機能の部品プロ
グラム群の管理処理405を行なう。詳細は図7を用い
て説明する。
【0060】ステップ406では選択機能が「シミュレ
ーション状況表示機能の部品プログラム群の管理」であ
るか否かの判定を行なう。「シミュレーション状況表示
機能の部品プログラム群の管理」が選択された場合に
は、シミュレーション状況表示機能の部品プログラム群
の管理処理407を行なう。詳細は図7を用いて説明す
る。
【0061】ステップ408では選択機能が「終了」で
あるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場合に
は、本機能を終了する。
【0062】図6は部品プログラム管理処理203にお
ける鉄道モデルの部品プログラム群管理処理403の内
容を表したフローチャートである。
【0063】ステップ601では、鉄道モデルの部品プ
ログラム群登録データファイルを読み込む。ここで、こ
のデータはシステムの運用開始時にはステップ604の
新規登録処理により作成される。このデータは一つの鉄
道モデルに対し、鉄道モデルの部品プログラム群登録デ
ータ: (1)鉄道モデル識別子 (2)部品プログラム群格納領域名称 (3)鉄道モデル名称 (4)補足説明 (5)部品プログラム名称登録ファイル名称 から成る。これらのデータを登録する各々の鉄道モデル
について用意し、鉄道モデルの部品プログラム群の登録
を行なう。
【0064】鉄道モデル識別子は登録されている鉄道モ
デルの通し番号である。部品プログラム群格納領域名称
は図5の501のような領域の名称である。鉄道モデル
名称は鉄道モデルの選択要求を行なうときに表示する名
称である。補足説明は名称だけでは説明しきれない時に
用いる。部品プログラム名称登録ファイル名称は、この
鉄道モデルを構成する部品プログラムのファイル名称を
全て記録しているファイルの名称であり、ステップ60
4の新規登録処理で作成される。
【0065】ステップ602では、鉄道モデルの部品プ
ログラム群登録データ中の鉄道モデル識別子と鉄道モデ
ル名称,鉄道モデルの部品プログラム管理処理403の
持つ機能のメニューをCRTに表示する。表示画面の例
は図3に類似のものとなるため省略する。表示する機能
メニューは、「新規登録」「名称変更」「削除」「終
了」である。
【0066】ステップ610ではユーザのマウスによる
機能の選択入力を取り込む。
【0067】ステップ603では、選択機能が「新規登
録」であるか否かの判定を行なう。「新規登録」が選択
された場合には、新規登録処理604を行なう。
【0068】新規登録処理の場合には、本発明の鉄道シ
ミュレーションシステムの起動前に図5の領域108内
に新たな領域を作成し、その内部に鉄道モデルのプログ
ラム群を作成しておくものとする。
【0069】新規登録処理604では、新規に登録する
鉄道モデルの部品プログラム群登録データの識別子以外
の3個の要素の入力要求をし、入力されたデータを鉄道
モデルの部品プログラム群登録データファイルに追加す
る。識別子は既登録の最後がnであればn+1とする。
次に入力された部品プログラム群格納領域名称で示され
た領域内にある全てのプログラム名称を検索し、部品プ
ログラム名称登録ファイルに記録する。このファイル名
称は、標準の型を例えばModelReg**とし、**には識別
子の数値を2桁で表した数を入れるものとする。
【0070】ステップ605では、選択機能が「名称変
更」であるか否かの判定を行なう。「名称変更」が選択
された場合には、名称変更処理606を行なう。
【0071】名称変更処理606では、まずユーザに変
更対象の鉄道モデルの選択を要求し、選択結果を取り込
む。次に選択された鉄道モデルの部品プログラム群登録
データの識別番号以外の3個の要素を表示し、ユーザに
変更対象の要素の選択を要求し、選択結果を取り込み、
ユーザに変更データの入力を要求し、入力を取り込む。
取り込んだデータにより鉄道モデルの部品プログラム群
登録データファイルの更新を行なう。
【0072】ステップ607では、選択機能が「削除」
であるか否かの判定を行なう。「削除」が選択された場
合には、削除処理608を行なう。
【0073】名称変更処理608では、まずユーザに削
除対象の鉄道モデルの選択を要求し、選択結果を取り込
む。次に選択された鉄道モデルの部品プログラム群登録
データを消去し、鉄道モデルの部品プログラム群登録デ
ータファイルの更新を行なう。
【0074】ステップ609では選択機能が「終了」で
あるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場合
には、本機能を終了する。
【0075】図7は部品プログラム管理処理203にお
ける記録・保管機能の部品プログラム群管理処理405
の内容を表したフローチャートである。
【0076】ステップ701では、記録・保管機能の部
品プログラム登録データファイルを読み込む。ここで、
このデータはシステムの運用開始時にはステップ704
の新規登録処理により作成される。このデータは一つの
記録・保管機能に対し、記録・保管機能の部品プログラ
ム登録データ: (1)記録・保管機能識別子 (2)プログラム名称 (3)記録・保管機能名称 (4)補足説明 から成る。これらのデータを登録する各々の記録・保管
機能について用意し、記録・保管機能の部品プログラム
群の登録を行なう。
【0077】ステップ702では、記録・保管機能の部
品プログラム群登録データ中の記録・保管機能識別子と
記録・保管機能名称,記録・保管機能の部品プログラム
管理処理405の持つ機能のメニューをCRTに表示す
る。表示画面の例は図3に類似のものとなるため省略す
る。表示する機能メニューは、「新規登録」「名称変
更」「削除」「終了」である。
【0078】ステップ710ではユーザのマウスによる
機能の選択入力を取り込む。
【0079】ステップ703では、選択機能が「新規登
録」であるか否かの判定を行なう。「新規登録」が選択
された場合には、新規登録処理704を行なう。
【0080】新規登録の場合には、本発明の鉄道シミュ
レーションシステムの起動前に、図5の記録・保管機能
の部品プログラム群109中の、実体のある部品プログ
ラム群503中に登録すべき機能の実体のあるプログラ
ムを作成し、実体のない部品プログラム群504中に登
録すべき機能の実体のないプログラムを同一名称で作成
する。
【0081】新規登録処理704では、新規に登録する
記録・保管機能の部品プログラム群登録データの識別子
以外の3個の要素の入力要求をし、入力されたデータを
記録・保管機能の部品プログラム群登録データファイル
に追加する。識別子は既登録の最後がnであればn+1
とする。
【0082】ステップ705では、選択機能が「名称変
更」であるか否かの判定を行なう。「名称変更」が選択
された場合には、名称変更処理706を行なう。
【0083】名称変更処理706では、まずユーザに変
更対象の記録・保管機能の選択を要求し、選択結果を取
り込む。次に選択された記録・保管機能の部品プログラ
ム群登録データの識別子以外の3個の要素を表示し、ユ
ーザに変更対象の要素の選択を要求し、選択結果を取り
込み、ユーザに変更データの入力を要求し、入力を取り
込む。取り込んだデータにより記録・保管機能の部品プ
ログラム群登録データファイルの更新を行なう。
【0084】ステップ707では、選択機能が「削除」
であるか否かの判定を行なう。「削除」が選択された場
合には、削除処理708を行なう。
【0085】削除処理708では、まずユーザに削除対
象の記録・保管機能の選択を要求し、選択結果を取り込
む。次に選択された記録・保管機能の部品プログラム群
登録データを消去し、記録・保管機能の部品プログラム
群登録データファイルの更新を行なう。
【0086】ステップ709では選択機能が「終了」で
あるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場合
には、本機能を終了する。
【0087】図8は部品プログラム管理処理203にお
けるシミュレーション状況の表示機能の部品プログラム
群管理処理407の内容を表したフローチャートであ
る。
【0088】ステップ801では、シミュレーション状
況の表示機能の部品プログラム登録データファイルを読
み込む。ここで、このデータはシステムの運用開始時に
はステップ804の新規登録処理により作成される。こ
のデータは一つのシミュレーション状況の表示機能に対
し、シミュレーション状況の表示機能の部品プログラム
登録データ: (1)シミュレーション状況の表示機能識別子 (2)プログラム名称 (3)シミュレーション状況の表示機能名称 (4)補足説明 から成る。これらのデータを登録する各々のシミュレー
ション状況の表示機能について用意し、シミュレーショ
ン状況の表示機能の部品プログラム群の登録を行なう。
【0089】ステップ802では、シミュレーション状
況の表示機能の部品プログラム群登録データ中のシミュ
レーション状況の表示機能識別子とシミュレーション状
況の表示機能名称,シミュレーション状況の表示機能の
部品プログラム管理処理407の持つ機能のメニューをC
RTに表示する。表示画面の例は図3に類似のものとな
るため省略する。表示する機能メニューは、「新規登
録」「名称変更」「削除」「終了」である。
【0090】ステップ810ではユーザのマウスによる
機能の選択入力を取り込む。
【0091】ステップ803では、選択機能が「新規登
録」であるか否かの判定を行なう。「新規登録」が選択
された場合には、新規登録処理804を行なう。
【0092】新規登録の場合には、本発明の鉄道シミュ
レーションシステムの起動前に、図5のシミュレーショ
ン状況の表示機能の部品プログラム群110中の、実体
のある部品プログラム群505中に登録すべき機能の実
体のあるプログラムを作成し、実体のない部品プログラ
ム群506中に登録すべき機能の実体のないプログラム
を同一名称で作成する。
【0093】新規登録処理804では、新規に登録する
シミュレーション状況の表示機能の部品プログラム群登
録データの識別子以外の3個の要素の入力要求をし、入
力されたデータをシミュレーション状況の表示機能の部
品プログラム群登録データファイルに追加する。識別子
は既登録の最後がnであればn+1とする。
【0094】ステップ805では、選択機能が「名称変
更」であるか否かの判定を行なう。「名称変更」が選択
された場合には、名称変更処理806を行なう。
【0095】名称変更処理806では、まずユーザに変
更対象のシミュレーション状況の表示機能の選択を要求
し、選択結果を取り込む。次に選択されたシミュレーシ
ョン状況の表示機能の部品プログラム群登録データの識
別子以外の3個の要素を表示し、ユーザに変更対象の要
素の選択を要求し、選択結果を取り込み、ユーザに変更
データの入力を要求し、入力を取り込む。取り込んだデ
ータによりシミュレーション状況の表示機能の部品プロ
グラム群登録データファイルの更新を行なう。
【0096】ステップ807では、選択機能が「削除」
であるか否かの判定を行なう。「削除」が選択された場
合には、削除処理808を行なう。
【0097】削除処理808では、まずユーザに削除対
象のシミュレーション状況の表示機能の選択を要求し、
選択結果を取り込む。次に選択されたシミュレーション
状況の表示機能の部品プログラム群登録データを消去
し、シミュレーション状況の表示機能の部品プログラム
群登録データファイルの更新を行なう。
【0098】ステップ809では選択機能が「終了」で
あるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場合に
は、本機能を終了する。
【0099】図10は管理部101の実行プログラムの
作成・管理部104の機能である実行プログラムの作成
・管理処理205の内容を表したフローチャートであ
る。これは前述の管理部101が行なう機能のうち、部
品プログラム群から実行プログラム(111)の作成と
管理にあたる。
【0100】ステップ1001では鉄道モデルの部品プ
ログラム群登録データを読み込む。
【0101】ステップ1002では、鉄道モデルの部品
プログラム群登録データ中の鉄道モデル識別子と鉄道モ
デル名称,実行プログラムの作成・管理処理205の持
つ機能のメニューをCRTに表示する。表示する機能メ
ニューは鉄道モデル名称の表示の他は、「実行プログラ
ム作成」「実行プログラム管理」「終了」である。
【0102】表示画面の例を図11に示す。1102〜
1104に鉄道モデル識別子と鉄道モデル名称が表示さ
れており、ユーザはこの領域にマウス入力し鉄道モデル
を選択する。
【0103】ステップ1003ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0104】ステップ1004では、鉄道モデルが選択
されたか否かの判定を行なう。鉄道モデルが選択された
場合には、ステップ1005においてその鉄道モデルの
部品プログラム群登録データを鉄道モデル選択データに
記録する。このデータは、鉄道モデル選択データ: (1)選択された鉄道モデルの識別子 (2)選択された鉄道モデルの格納領域名称 (3)選択された鉄道モデルの名称 (4)選択された鉄道モデルの補足説明 (5)選択された鉄道モデルの部品プログラム名称登録
ファイル名称 から成る。
【0105】ステップ1006では、選択機能が「実行
プログラム作成」であるか否かの判定を行なう。「実行
プログラム作成」が選択された場合には、実行プログラ
ム作成処理1007を行なう。詳細は図12を用いて説
明する。
【0106】ステップ1008では、選択機能が「実行
プログラム管理」であるか否かの判定を行なう。「実行
プログラム管理」が選択された場合には、実行プログラ
ム管理処理1009を行なう。詳細は図16を用いて説
明する。
【0107】ステップ1010では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0108】図12は実行プログラム作成・管理処理2
05における実行プログラム作成処理1007の内容を
表したフローチャートである。
【0109】ステップ1201では、実行プログラム作
成処理1007の持つ機能のメニューをCRTに表示す
る。表示する機能メニューは、「記録・保管機能の指
定」「シミュレーション状況表示機能の指定」「実行プ
ログラム結合・編集・登録」「終了」である。
【0110】表示画面の例を図13に示す。領域130
2に図10のステップ1004で選択された鉄道モデル
の名称を表示し、ユーザに対し作業対象の鉄道モデルが
明確になるようにしている。
【0111】ステップ1209ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0112】ステップ1202では、選択機能が「記録
・保管機能の指定」であるか否かの判定を行なう。「記
録・保管機能の指定」が選択された場合には、記録・保
管機能の指定処理1203を行なう。詳細は図14を用
いて説明する。
【0113】ステップ1204では、選択機能が「シミ
ュレーション状況表示機能の指定」であるか否かの判定
を行なう。「シミュレーション状況表示機能の指定」が
選択された場合には、シミュレーション状況表示機能の
指定処理1205を行なう。処理内容は記録・保管機能
の指定処理1203の説明の後で説明する。
【0114】ステップ1206では、選択機能が「実行
プログラム結合・編集・登録」であるか否かの判定を行
なう。「実行プログラム結合・編集・登録」が選択され
た場合には、実行プログラム結合・編集・登録処理12
07を行なう。処理内容はシミュレーション状況表示機
能の指定処理1205の説明の後で図34を用いて説明
する。
【0115】ステップ1208では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0116】図14は実行プログラム作成処理1007
における記録・保管機能の指定処理1203の内容を表
したフローチャートである。
【0117】ステップ1401では、記録・保管機能の
部品プログラム群登録データファイルを読み込む。
【0118】ステップ1402では、記録・保管機能の
部品プログラム群登録データ中の記録・保管機能識別子
と記録・保管機能名称,記録・保管機能の指定処理12
03の持つ機能のメニューをCRTに表示する。表示す
る機能メニューは、「取消」「終了」である。
【0119】表示画面の例を図15に示す。1502〜
1504に記録・保管機能識別子と記録・保管機能名称
が表示されており、この領域にマウス入力し記録・保管
機能を選択する。
【0120】ステップ1403ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0121】ステップ1404では、記録・保管機能名
称が選択されたか否かの判定を行なう。記録・保管機能
名称が選択された場合には、ステップ1405において
その記録・保管機能の識別子を記録・保管機能指定デー
タに記録する。このデータは一つの記録・保管機能に対
し、記録・保管機能指定データ: (1)記録・保管機能識別子 (2)結合指定の有無(有=1,無=0) から成る。これらのデータを登録されている全ての記録
・保管機能について用意し、記録・保管機能指定データ
登録を行なう。
【0122】ステップ1406では記録された記録・保
管機能の名称をステップ1402において再表示する際
に、選択されたことを示すために色を変えて表示する設
定を行なう。
【0123】ステップ1407では、選択機能が「取
消」であるか否かの判定を行なう。
【0124】「取消」が選択された場合には、記録され
ている記録・保管機能の識別子を取り消す処理を行な
う。この処理の後ステップ1406を行なうが、すべて
の名称についてもとの色に戻す設定を行なう。
【0125】ステップ1409では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0126】シミュレーション状況表示機能の指定処理
1205の詳細を説明する。
【0127】この処理は、記録・保管機能の指定処理1
203に類似しており、フローチャートの形式は図14
と同じである。ただし、ユーザの選択結果はシミュレー
ション状況表示機能指定データに記録される。このデー
タは一つのシミュレーション状況表示機能に対し、シミ
ュレーション状況表示機能指定データ: (1)シミュレーション状況表示機能識別子 (2)結合指定の有無(有=1,無=0) から成る。これらのデータを登録されている全てのシミ
ュレーション状況表示機能について用意し、シミュレー
ション状況表示機能指定データ登録を行なう。
【0128】図34は実行プログラム作成処理1007
における実行プログラム結合・編集・登録処理1207
の内容を表したフローチャートである。
【0129】ステップ3401では、指定された鉄道モ
デル(図10のステップ1005で登録された鉄道モデ
ル選択データに記録されている)に対応する既作成の実
行プログラム群が登録されている実行プログラム群登録
データを読み込む。このデータは一つの実行プログラム
に対し、実行プログラム群登録データ: (1)実行プログラム識別子 (2)実行プログラムの計算機内の名称 (3)実行プログラム名称 (4)補足説明 から成る。これらのデータを登録する各々の実行プログ
ラムについて用意し、実行プログラムの登録を行なう。
【0130】実行プログラム識別子は指定された鉄道モ
デルごとに登録されている実行プログラムの通し番号で
ある。実行プログラム名称は実行プログラムの選択要求
を行なうときに表示する名称である。補足説明は名称だ
けでは説明しきれない時に用いる。
【0131】ステップ3402では、ユーザに対し実行
プログラム名称,補足説明の入力要求をし、ユーザの実
行プログラム名称,補足説明の入力データを取り込む。
実行プログラム識別子,実行プログラムの計算機内の名
称は既登録の最後に追加する。識別子は既登録の最後が
nであればn+1とする。実行プログラムの計算機内の
名称は、標準の型を例えばprog**とし、**には識別子
の数値を2桁で表した数を入れるものとする。
【0132】ステップ3403では、ステップ1005
で作成した鉄道モデル選択データに登録されている、選
択された鉄道モデルの部品プログラム名称登録ファイル
名称を用いて、そのファイル内にある全ての鉄道モデル
の部品プログラム名称をシステム内に一時的に記録す
る。
【0133】ステップ3404では、記録・保管機能指
定データと記録・保管機能の部品プログラム群登録デー
タに基づき、結合指定がある記録・保管機能については
図5における実体のある部品プログラム群503中のプ
ログラム名称をシステム内に一時的に記録し、結合指定
がない記録・保管機能については図5における実体のな
い部品プログラム群504中のプログラム名称をシステ
ム内に一時的に記録する。
【0134】ステップ3405では、シミュレーション
状況表示機能指定データとシミュレーション状況表示機
能の部品プログラム群登録データに基づき、結合指定が
あるシミュレーション状況表示機能については図5にお
ける実体のある部品プログラム群505中のプログラム
名称をシステム内に一時的に記録し、結合指定がないシ
ミュレーション状況表示機能については図5における実
体のない部品プログラム群506中のプログラム名称を
システム内に一時的に記録する。
【0135】ステップ3406では、以上のようにして
システム内に一時的に記録された、鉄道モデルの部品プ
ログラム名称,記録・保管機能の部品プログラム名称,
シミュレーション状況表示機能の部品プログラム名称、
に基づき、それらを結合・編集し、前述した実行プログ
ラムの計算機内の名称で実行プログラムを作成する。通
常の場合、この処理は使用する計算機の機能(コンパイ
ラ,リンケージエディタなど)を利用する。最後に実行
プログラム群登録データの更新を行なう。
【0136】図16は実行プログラム作成・管理処理2
05における実行プログラム管理処理1009の内容を
表したフローチャートである。
【0137】ステップ1601では指定された鉄道モデ
ルに対応する実行プログラム群登録データを読み込む。
【0138】ステップ1602では、読み込んだ実行プ
ログラム群登録データ中の実行プログラム識別子と実行
プログラム名称,実行プログラム管理処理の機能メニュ
ーをCRTに表示する。表示する機能メニューは、「名
称変更」「削除」「終了」である。
【0139】表示画面の例を図35に示す。2402に
指定された鉄道モデルの名称が表示されている。240
3〜2405に実行プログラム識別子と実行プログラム
名称が表示されており、ユーザはこの領域にマウス入力
し操作対象の実行プログラムを指定する。2406が名
称変更機能の入力領域であり、2407が削除機能の入
力領域である。
【0140】ステップ1603ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0141】ステップ1604では、選択機能が「名称
変更」であるか否かの判定を行なう。「名称変更」が選
択された場合には、名称変更処理1605を行なう。
【0142】名称変更処理1605では、まずユーザに
変更対象の実行プログラムの選択を要求し、選択結果を
取り込む。次に選択された実行プログラムの実行プログ
ラム群登録データの実行プログラム名称と補足説明を表
示し、ユーザに変更対象の要素の選択を要求し、選択結
果を取り込み、ユーザに変更データの入力を要求し、入
力を取り込む。取り込んだデータにより実行プログラム
群登録データファイルの更新を行なう。
【0143】ステップ1606では、選択機能が「削
除」であるか否かの判定を行なう。
【0144】「削除」が選択された場合には、削除処理
1607を行なう。
【0145】削除処理1607では、まずユーザに削除
対象の実行プログラムの選択を要求し、選択結果を取り
込む。次に選択された実行プログラムの登録データを消
去し、実行プログラム群登録データファイルの更新を行
なうと共に、実際の実行プログラムの削除を行なう。
【0146】ステップ1608では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0147】図17は管理部101の実行プログラムの
起動・結果の管理部105の機能である実行プログラム
の起動・結果の管理処理207の内容を表したフローチ
ャートである。これは前述の管理部101が行なう機能
のうち、シミュレーション条件の設定と実行プログラム
の起動及び記録・保管された結果データ群(112)の
管理にあたる。
【0148】ステップ1701では鉄道モデルの部品プ
ログラム群登録データを読み込む。
【0149】ステップ1702では、鉄道モデルの部品
プログラム群登録データ中の鉄道モデル識別子と鉄道モ
デル名称,実行プログラムの起動・結果の管理処理20
7の持つ機能のメニューをCRTに表示する。表示する
機能メニューは鉄道モデル名称の表示の他は、「実行プ
ログラムの起動」「シミュレーション結果の管理」「終
了」である。
【0150】表示画面の例は図11に類似のものとなる
ため省略する。
【0151】ステップ1703ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0152】ステップ1704では、鉄道モデルが選択
されたか否かの判定を行なう。鉄道モデルが選択された
場合には、ステップ1705においてその鉄道モデルの
部品プログラム群登録データを鉄道モデル選択データに
記録する。
【0153】ステップ1706では、選択機能が「実行
プログラムの起動」であるか否かの判定を行なう。「実
行プログラムの起動」が選択された場合には、実行プロ
グラムの起動処理1707を行なう。詳細は図18を用
いて説明する。
【0154】ステップ1708では、選択機能が「シミ
ュレーション結果の管理」であるか否かの判定を行な
う。「シミュレーション結果の管理」が選択された場合
には、シミュレーション結果の管理処理1709を行な
う。詳細は図23を用いて説明する。
【0155】ステップ1710では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0156】図18は実行プログラムの起動・結果の管
理処理207における実行プログラムの起動処理170
7の内容を表したフローチャートである。
【0157】ステップ1801では指定された鉄道モデ
ルに対応する実行プログラム群登録データを読み込む。
【0158】ステップ1802では、読み込んだ実行プ
ログラム群登録データ中の実行プログラム識別子と実行
プログラム名称,実行プログラム起動処理の機能メニュ
ーをCRTに表示する。表示する機能メニューは「終
了」だけである。
【0159】表示画面の例を図19に示す。1902に
指定された鉄道モデルの名称が表示されている。190
3〜1905に実行プログラム識別子と実行プログラム
名称が表示されており、ユーザはこの領域にマウス入力
し起動対象の実行プログラムを指定する。
【0160】ステップ1803ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0161】ステップ1804では、実行プログラムが
選択されたか否かの判定を行なう。実行プログラムが選
択された場合には、ステップ1805においてその実行
プログラム群登録データを実行プログラム選択データに
記録する。このデータは、実行プログラム選択データ: (1)選択された実行プログラムの識別子 (2)選択された実行プログラムの計算機内の名称 (3)選択された実行プログラムの名称 (4)選択された実行プログラムの補足説明 から成る。
【0162】ステップ1806では選択された実行プロ
グラムの実行環境設定・起動処理を行なう。
【0163】ステップ1807では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0164】図20は実行プログラムの起動処理170
7における実行環境設定・起動処理1806の内容を表
したフローチャートである。
【0165】本シミュレーションシステムにおいては、
鉄道システムのシミュレーションは、走行する路線の勾
配情報,制限速度情報,列車運行管理情報(列車の発車
時刻の設定,停車時間の設定、等)、というデータを利
用して行われるものとする。そしてこれらのデータは計
算機内ではそれぞれ一つのファイルに格納されているも
のとする。従って実行環境の設定とは、これらのファイ
ル名称を設定するということになる。
【0166】ステップ2001では指定された鉄道モデ
ル(図17のステップ1705で登録された鉄道モデル
選択データに記録されている)における設定対象実行環
境条件データを読み込む。このデータは、一つの鉄道モ
デルにおいて鉄道のシミュレーションを実行する際に設
定すべき実行環境条件の名称と、それぞれに対する具体
的な選択対象,デフォルト時の選択対象から成る。この
データは一つの実行環境条件に対し、設定対象実行環境
条件データ: (1)実行環境条件の識別子 (2)実行環境条件の名称 (3)具体的選択対象群データ: (選択対象1名称,選択対象1ファイル名称) (選択対象2名称,選択対象2ファイル名称) ………… (4)デフォルト時の選択対象 から成る。
【0167】これらのデータは、それぞれの鉄道モデル
において定義されている設定対象の実行環境条件につい
て、鉄道モデル作成時に用意するものとする。
【0168】具体的な例を以下に記す。
【0169】実行環境条件の名称:路線の制限速度情報 具体的選択対象群データ: (列車タイプA,LimitSpeedA) (列車タイプB,LimitSpeedB) (列車タイプC,LimitSpeedC) デフォルト時の選択対象: (列車タイプB,LimitSpeedB) 以上のデータを読み込んだ後、実行環境条件設定データ
を作成する。このデータを図18のステップ1804で
指定された実行プログラムが利用する。このデータは、
実行環境条件設定データ: (1)実行環境条件の識別子 (2)実行環境条件の名称 (3)具体的選択対象データ: (選択対象名称,選択対象ファイル名称) から成る。ただしユーザによる指定がされる前であるス
テップ2001の段階では、実行環境条件設定データに
はデフォルト時の選択対象を設定する。
【0170】ステップ2002では、読み込んだ設定対
象実行環境条件データ中の実行環境条件識別子と実行環
境条件の名称,実行環境設定・起動処理の機能メニュー
をCRTに表示する。表示する機能メニューは「シミュ
レーションの実行」「終了」である。
【0171】表示画面の例を図21に示す。2102に
指定された鉄道モデルの名称が表示されている。210
3〜2105に設定対象の実行環境条件の識別子と実行
環境条件の名称が表示されており、ユーザはこの領域に
マウス入力し起動対象の実行プログラムを指定する。
【0172】ステップ2003ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0173】ステップ2004では、実行環境条件が選
択されたか否かの判定を行なう。実行環境条件が選択さ
れた場合には、ステップ2005においてその実行環境
条件項目の設定処理を行なう。
【0174】指定された実行環境条件項目の設定処理2
005では、その実行環境条件の名称,それに属する具
体的選択対象データの名称(選択対象1名称,選択対象
2名称,……),デフォルト時の選択対象名称、を表示
し、ユーザに選択入力を要求する。表示画面は図21に
類似するため省略する。ユーザの選択入力を取り込み、
指定された選択対象名称に対応する選択対象ファイル名
称を、実行環境条件設定データの対応する実行環境条件
中の具体的選択対象データに書き込む。
【0175】ステップ2006では、ステップ2004
で指定され、ステップ2005で具体的に指定された実
行環境条件項目の名称の画面表示色を変更し、その項目
が設定済であることを表示する。
【0176】ステップ2007では、選択機能が「シミ
ュレーションの実行」であるか否かの判定を行なう。
「シミュレーションの実行」が選択された場合には、シ
ミュレーションの実行処理2008を行なう。詳細は図
22を用いて説明する。
【0177】ステップ2009では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0178】図22は実行環境設定・起動処理1805
におけるシミュレーションの実行処理2008の内容を
表したフローチャートである。
【0179】ステップ2201では、実行環境条件設定
データをシミュレーションシステムの管理部とは別のプ
ログラムである実行プログラムが利用できるようにする
ため、外部のファイルに書き込む。
【0180】ステップ2202では図17のステップ1
704で指定された鉄道モデルに対応したシミュレーシ
ョン実行結果登録データを読み込む。図32に関連して
述べたように、一つの鉄道モデルにおけるシミュレーシ
ョン実行結果群は、さらにそれを作成した実行プログラ
ムごとに格納されている。それに対応し、シミュレーシ
ョン実行結果登録データもさらに実行プログラムごとに
分かれる。いま作成した実行プログラムを実行プログラ
ムaとする。このデータは、シミュレーション実行結果
登録データ: (1)実行プログラム識別子 (2)実行プログラム名称:実行プログラムa (3)実行プログラムaのシミュレーション実行結果登
録データ: (i) 実行結果識別子(実行プログラムAに関連した
通し番号) (ii) 実行結果データの計算機内名称 (iii)実行結果名称 (iv) 補足説明 である。以下実行プログラムaに対し(i)〜(iv)が
実行結果に対応して続き、さらにそれらが実行プログラ
ムに対応して続く。
【0181】ステップ2203では、ユーザに対し実行
結果名称,補足説明の入力要求をし、ユーザによる実行
結果名称,補足説明の入力データを取り込む。実行結果
識別子,実行結果データの計算機内名称は既登録の最後
に追加する。識別子は既登録の最後がnであればn+1
とする。実行結果データの計算機内名称は、標準の型を
例えばExecData**とし、**には識別子の数値を2桁で
表した数を入れるものとする。
【0182】ステップ2204では図19のステップ1
905で設定された実行プログラム選択データ中の
(2)選択された実行プログラムの計算機内の名称を用
いて実行プログラムの起動を行なう。
【0183】実行プログラムは図9に示したように、実
行プログラム管理部901,動作のシミュレーションを
する部分914,シミュレーション結果データを記録・
保管する部分915,シミュレーション状況を表示する
部分916、から構成されている。ここでシミュレーシ
ョン結果データの記録・保管先が実行結果データの計算
機内名称により指定される。
【0184】ステップ2205ではシミュレーションの
終了後にステップ2203で入力したデータが追加され
た実行プログラムAのシミュレーション実行結果登録デ
ータを更新する。
【0185】図23は実行プログラムの起動・結果の管
理処理207におけるシミュレーション結果の管理処理
1709の内容を表したフローチャートである。
【0186】ステップ2301では指定された鉄道モデ
ルに対する(図17のステップ1705で登録された鉄道モ
デル選択データに記録されている)シミュレーション結
果登録データを読み込む。
【0187】ステップ2302では、シミュレーション
結果の管理処理1709の持つ機能のメニューをCRT
に表示する。表示する機能メニューは「実行プログラム
指定」「シミュレーション結果指定」「名称変更」「削
除」「終了」である。
【0188】表示画面の例を図24に示す。2402に
指定された鉄道モデルの名称が表示されている。240
3が「実行プログラム指定」のメニュー欄であり、24
04に指定された実行プログラム名称が表示される。2
405が「シミュレーション結果指定」のメニュー欄で
あり、2406に指定されたシミュレーション結果名称
が表示される。
【0189】ステップ2303ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0190】ステップ2304では、選択機能が「実行
プログラム指定」であるか否かの判定を行なう。「実行
プログラム指定」が選択された場合には、実行プログラ
ム指定処理2305を行なう。
【0191】実行プログラム指定処理2305では、シ
ミュレーション結果登録データに登録されている実行プ
ログラム名称を表示し、ユーザに選択入力の要求をし、
選択結果を取り込み、選択された実行プログラム識別子
を記録する。
【0192】ステップ2313では指定された実行プロ
グラムの名称を表示領域2404に表示する。
【0193】ステップ2306では、選択機能が「シミ
ュレーション結果指定」であるか否かの判定を行なう。
「シミュレーション結果指定」が選択され、かつ実行プ
ログラムが指定済の場合には、シミュレーション結果指
定処理2307を行なう。
【0194】シミュレーション結果指定処理2307で
は、シミュレーション結果登録データに登録されてい
る、指定された実行プログラムに対応したシミュレーシ
ョン結果名称を表示し、ユーザに選択入力の要求をし、
選択結果を取り込み、選択されたシミュレーション結果
識別子を記録する。
【0195】ステップ2314では指定されたシミュレ
ーション結果の名称を表示領域2406に表示する。
【0196】ステップ2308では、選択機能が「名称
変更」であるか否かの判定を行なう。「名称変更」が選
択され、かつ実行プログラムとシミュレーション結果が
指定済の場合には、名称変更処理2309を行なう。
【0197】名称変更処理2309では、以上のように
して指定されたシミュレーション結果のシミュレーショ
ン実行結果登録データの、実行結果名称と補足説明を表
示し、ユーザに変更データの入力を要求し、入力を取り
込む。取り込んだデータによりシミュレーション実行結
果登録データファイルの更新を行なう。
【0198】ステップ2310では、選択機能が「削
除」であるか否かの判定を行なう。
【0199】「削除」が選択され、かつ実行プログラム
とシミュレーション結果が指定済の場合には、削除処理
2311を行なう。
【0200】名称変更処理2311では、以上のように
して指定されたシミュレーション結果のシミュレーショ
ン実行結果登録データを消去し、実行プログラム群登録
データファイルの更新を行なうと共に、実際のシミュレ
ーション実行結果の削除を行なう。
【0201】ステップ2312では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0202】図25は管理部101の結果データの表示
・出力部106の機能である結果データの表示・出力処
理209の内容を表したフローチャートである。これは
前述の管理部101が行なう機能のうち、結果データの
CRT画面への表示及びプリンタへの出力にあたる。
【0203】ステップ2501では鉄道モデルの部品プ
ログラム群登録データを読み込む。
【0204】ステップ2502では、鉄道モデルの部品
プログラム群登録データ中の鉄道モデル識別子と鉄道モ
デル名称,結果データの表示・出力処理209の持つ機
能のメニューをCRTに表示する。表示する機能メニュ
ーは鉄道モデル名称の表示の他は「終了」だけである。
【0205】表示画面の例は図19に類似のものとなる
ため省略する。
【0206】ステップ2503ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0207】ステップ2504では、鉄道モデルが選択
されたか否かの判定を行なう。鉄道モデルが選択された
場合には、それを鉄道モデル選択データに記録し、個別
鉄道モデルでの結果データ表示・出力処理2505を行
なう。詳細は図26を用いて説明する。
【0208】ステップ2506では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0209】図26は結果データの表示・出力処理20
9における個別鉄道モデルでの結果データ表示・出力処
理2505の内容を表したフローチャートである。
【0210】ステップ2612では、図25のステップ
2504で指定された鉄道モデルに対するシミュレーシ
ョン結果登録データを読み込む。
【0211】ステップ2601では、個別鉄道モデルで
の結果データ表示・出力処理2505の持つ機能のメニュー
をCRTに表示する。表示する機能メニューは「シミュ
レーション結果指定」「表示・出力方法指定」「表示・
出力の実行」「終了」である。
【0212】表示画面の例を図27に示す。2702に
指定された鉄道モデルの名称が表示されている。270
3が「シミュレーション結果指定」のメニュー欄であ
り、2704に指定されたシミュレーション結果名称が
表示される。2705が「表示・出力方法指定」のメニ
ュー欄であり、2706に指定された表示・出力方法名
称が表示される。
【0213】ステップ2602ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0214】ステップ2603では、選択機能が「シミ
ュレーション結果指定」であるか否かの判定を行なう。
「シミュレーション結果指定」が選択された場合には、
実行プログラム・シミュレーション結果指定処理260
4を行なう。
【0215】ステップ2605では、指定されたシミュ
レーション結果名称を表示領域2704に表示する。
【0216】ステップ2606では、選択機能が「表示
・出力方法指定」であるか否かの判定を行なう。「表示
・出力方法指定」が選択され、かつシミュレーション結
果が指定済である場合には、表示・出力方法指定処理2
607を行なう。
【0217】ステップ2608では、指定された表示・
出力方法名称を表示領域2706に表示する。
【0218】ステップ2611では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0219】図28は個別鉄道モデルでの結果データ表
示・出力処理2505における実行プログラム・シミュ
レーション結果指定処理2604の処理内容を表したフ
ローチャートである。
【0220】ステップ2801では、図26のステップ
2612で読み込んだシミュレーション結果登録データ
中に登録されている、登録済実行プログラムの名称を表
示する。表示画面の例は図19に類似のものとなるため
省略する。
【0221】ステップ2802では、ユーザに選択入力
の要求をし、指定結果を取り込む。
【0222】ステップ2803では、指定された実行プ
ログラムに対するシミュレーション結果の名称の表示を
する。表示画面の例は図19に類似のものとなるため省
略する。
【0223】ステップ2804では、ユーザに選択入力
の要求をし、指定結果を取り込む。
【0224】ステップ2805では、以上のようにして
指定された実行プログラムと指定されたシミュレーショ
ン結果をシステム内に一時的に登録する。その後、本機
能を終了する。
【0225】図29は個別鉄道モデルでの結果データ表
示・出力処理2505における表示・出力方法指定処理
2607の処理内容を表したフローチャートである。
【0226】本発明の鉄道シミュレーションシステムが
行なえる結果データの表示・出力は既に結果データの表
示・出力部106に組み込まれている。それらは結果デ
ータ表示・出力方法識別子により指定できるものとす
る。
【0227】表示方法としては、鉄道システムのシミュ
レーションの場合には、 ・走行距離に対する列車速度と走行時間の表示 ・走行時間に対する列車位置の表示 ・時刻に対する変電所での電力量の表示 などがある。また出力方法は、それらを記録されたデー
タの数値としてプリンタへの出力、あるいは表示された
グラフのハードコピーの出力、等がある。
【0228】ステップ2901では、図25のステップ
2504で指定された鉄道モデルに対する表示・出力方
法登録データを読み込む。これは、実行可能な表示・出
力方法は鉄道モデルごとに異なるため、上記の結果デー
タの表示・出力部106に組み込まれている表示・出力
方法を、鉄道モデルごとに登録したものである。このデ
ータは一つの表示・出力方法に対し、表示・出力方法登
録データ: (1)表示・出力方法識別子 (2)表示・出力方法名称 (3)補足説明 から成る。これらのデータは鉄道モデル作成時に作成し
ておく。
【0229】ステップ2902では、指定された鉄道モ
デルに対する表示・出力方法登録データに登録されてい
る表示・出力方法のメニューと、表示・出力方法指定処
理2607の持つ機能のメニューをCRTに表示する。
表示する機能メニューは表示・出力方法の表示の他は
「終了」だけである。
【0230】表示画面の例は図19に類似のものとなる
ため省略する。
【0231】ステップ2903ではユーザのマウスによ
る機能の選択入力を取り込む。
【0232】ステップ2904では、表示・出力方法が
選択されたか否かの判定を行なう。表示・出力方法が選
択された場合には、ステップ2905においてその表示
・出力方法識別子をシステム内に一時的に記録する。
【0233】ステップ2906では選択機能が「終了」
であるか否かの判定を行なう。「終了」が選択された場
合には、本機能を終了する。
【0234】図30は個別鉄道モデルでの結果データ表
示・出力処理2505における表示・出力の実行処理2
610の処理内容を表したフローチャートである。
【0235】ステップ3001では、表示・出力対象の
シミュレーション結果データのファイル名称をシステム
内に一時的に記録する。
【0236】ステップ3002では、図29のステップ
2905において識別子が記録された表示・出力方法が
実行時に必要となるパラメータの入力要求をユーザに
し、ユーザの入力結果を取り込む。入力結果を取り込ん
だ後、それをシステム内に一時的に記録する。
【0237】このパラメータは、例えば走行距離に対す
る列車速度と走行時間の表示の場合には、走行距離軸の
一目盛の長さ,速度軸の一目盛の速さ、などの画面表示
に必要となるものである。
【0238】ステップ3003では、以上のようにして
一時的にシステム内に記録された、表示・出力対象のシ
ミュレーション結果データのファイル名称,表示・出力
方法パラメータ、を利用して表示・出力の実行を行な
う。
【0239】
【発明の効果】本発明のシミュレーションシステムによ
れば、シミュレーション評価の対象となる鉄道システム
(より一般には各種のシステム)のプログラムを部品の
ようにして管理し、それぞれにおいて評価の目的に応じ
てシミュレーションを実行する実行プログラムを作成す
るため、(1) 本発明のシミュレーションシステムは、
特定の鉄道会社・路線といったシミュレーション対象に
依存せず、さらにより一般の各種のシステムにおける新
規技術・設備の評価に汎用的に用いることができるとい
う効果がある。
【0240】また、シミュレーション対象システムのモ
デルと、入出力インタフェースを構成するプログラムを
それぞれ部品化しインタフェースを統一することによ
り、(2) シミュレーション対象システムのモデルと、
入出力インタフェースが独立になり、両者を単独に修正
・追加することができるという効果がある。
【0241】また、実行プログラムを構成する部品プロ
グラム群の管理,部品プログラム群からの実行プログラ
ムの作成と管理,シミュレーション条件の設定と実行プ
ログラムの起動,記録・保管された結果データの管理,
結果データのCRT画面への表示及びプリンタへの出
力、という機能を持つ管理部を作成することにより、
(3) シミュレーションシステム全体としての特徴、例
えば使用するモデルあるいはデータのバージョン,入出
力データの内容、等の管理をユーザはシミュレーション
システムにまかせることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシミュレーションシ
ステムのシステム構成図。
【図2】管理部の主要部の処理を表したフローチャー
ト。
【図3】管理部の機能のメニュー画面。
【図4】部品プログラム群管理処理を表したフローチャ
ート。
【図5】本発明の一実施例における実行プログラムを構
成する部品プログラム群の構成。
【図6】鉄道モデルの部品プログラム群管理処理を表し
たフローチャート。
【図7】記録・保管機能の部品プログラム群管理処理を
表したフローチャート。
【図8】シミュレーション状況の表示機能の部品プログ
ラム群管理処理を表したフローチャート。
【図9】本発明の一実施例における実行プログラムの構
成。
【図10】実行プログラムの作成・管理処理を表したフ
ローチャート。
【図11】実行プログラムの作成・管理処理のメニュー
画面。
【図12】実行プログラム作成処理を表したフローチャ
ート。
【図13】実行プログラム作成処理のメニュー画面。
【図14】記録・保管機能の指定処理を表したフローチ
ャート。
【図15】記録・保管機能の指定処理のメニュー画面。
【図16】実行プログラム管理処理を表したフローチャ
ート。
【図17】実行プログラムの起動・結果の管理処理を表
したフローチャート。
【図18】実行プログラム起動処理を表したフローチャ
ート。
【図19】実行プログラム起動処理のメニュー画面。
【図20】実行環境設定・起動処理を表したフローチャ
ート。
【図21】実行環境設定・起動処理のメニュー画面。
【図22】シミュレーション実行処理を表したフローチ
ャート。
【図23】シミュレーション結果の管理処理を表したフ
ローチャート。
【図24】シミュレーション結果の管理処理のメニュー
画面。
【図25】結果データの表示・出力処理を表したフロー
チャート。
【図26】個別鉄道モデルでの結果データの表示・出力
処理を表したフローチャート。
【図27】個別鉄道モデルでの結果データの表示・出力
処理のメニュー画面。
【図28】実行プログラム・シミュレーション結果指定
処理を表したフローチャート。
【図29】表示・出力方法指定処理を表したフローチャ
ート。
【図30】表示・出力の実行処理を表したフローチャー
ト。
【図31】本発明の一実施例における実行プログラム群
の構成。
【図32】本発明の一実施例におけるシミュレーション
実行結果群の構成。
【図33】本発明の一実施例におけるシミュレーション
システムのハードウェア構成図。
【図34】実行プログラム結合・編集・登録処理を表し
たフローチャート。
【図35】実行プログラム管理処理のメニュー画面。
【符号の説明】
101…シミュレーションシステム管理部、107…シ
ミュレーションを行なう実行プログラムを構成する部品
となる部品プログラム群、107…実行プログラムを構
成する部品となる部品プログラム群、108…鉄道シス
テムのモデルを構成する部品プログラム群、109…シ
ミュレーションした結果データを記録・保管する機能の
部品プログラム群、110…シミュレーション状況を計
算機のCRTに表示する機能の部品プログラム群、11
1…部品プログラム群から作成された実行プログラムか
ら成る実行プログラム群、112…シミュレーションの
実行結果データから成るシミュレーション実行結果群、
901…実行プログラム管理部、914…鉄道システム
のモデルを用いて動作のシミュレーションをする部分、
915…シミュレーションした結果データを記録・保管
する部分、916…シミュレーション状況を計算機のC
RTに表示する部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 明美 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 高岡 征 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 田代 維史 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 門馬 直子 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シミュレーション対象システムのモデルを
    用いてシミュレーションを実行してシミュレーション結
    果データを作成し記録し表示するシミュレーションシス
    テムにおいて、 シミュレーション対象のシステムのモデルを用いてシミ
    ュレーションを実行してシミュレーション結果データを
    作成し記録するシミュレーション実行部と、 シミュレーション実行部を起動するシミュレーション起
    動部と、 シミュレーション実行部が作成したシミュレーション結
    果データを記録するシミュレーション結果データ格納部
    と、 シミュレーション結果データ格納部内に記録されている
    シミュレーション結果データを表示するシミュレーショ
    ン結果データ表示部と、 シミュレーション実行部とシミュレーション起動部とシ
    ミュレーション結果データ表示部を管理するシミュレー
    ションシステム管理部、から構成する、ことを特徴とす
    るシミュレーションシステム。
  2. 【請求項2】シミュレーション対象システムのモデルを
    用いてシミュレーションを実行してシミュレーション結
    果データを作成し記録し表示するシミュレーションシス
    テムにおいて、 シミュレーション対象のシステムのモデルを用いてシミ
    ュレーションを実行してシミュレーション結果データを
    作成し記録するシミュレーション実行部と、 複数個のプログラムから成り、それらを結合することに
    よりシミュレーション実行部が作成されるシミュレーシ
    ョン実行部部品プログラム群と、 シミュレーション実行部部品プログラム群を格納するシ
    ミュレーション実行部部品プログラム群格納部と、 シミュレーション実行部部品プログラム群を結合しシミ
    ュレーション実行部の作成を行なうシミュレーション実
    行部作成部と、 シミュレーション実行部を起動するシミュレーション起
    動部と、 シミュレーション結果データ格納部内に記録されている
    シミュレーション結果データを表示するシミュレーショ
    ン結果データ表示部と、 シミュレーション実行部とシミュレーション実行部作成
    部とシミュレーション起動部とシミュレーション結果デ
    ータ表示部を管理するシミュレーションシステム管理
    部、から構成する、ことを特徴とするシミュレーション
    システム。
  3. 【請求項3】上記シミュレーション実行部は、 シミュレーション対象システムのモデルを用いてシミュ
    レーションを実行してシミュレーション結果データを作
    成するシミュレーションモデル実行部と、 前記シミュレーションモデル実行部からシミュレーショ
    ン結果データを受け取り記録するシミュレーション結果
    記録実行部と、 前記シミュレーションモデル実行部からシミュレーショ
    ン結果データを受け取りシミュレーション状況を表示す
    るシミュレーション状況表示実行部、から構成する請求
    項第2項記載のシミュレーションシステム。
  4. 【請求項4】上記シミュレーション実行部部品プログラ
    ム群は、 複数個のプログラムから成り、それらを結合することに
    よりシミュレーションモデル実行部が作成されるシミュ
    レーションモデル実行部部品プログラム群と、 複数個のプログラムから成り、それらを結合することに
    よりシミュレーション結果記録実行部が作成されるシミ
    ュレーション結果記録実行部部品プログラム群と、 複数個のプログラムから成り、それらを結合することに
    よりシミュレーション状況表示実行部が作成されるシミ
    ュレーション状況表示実行部部品プログラム群、から構
    成し、 上記シミュレーション実行部部品プログラム群格納部
    は、 シミュレーションモデル実行部部品プログラム群を格納
    するシミュレーションモデル実行部部品プログラム群格
    納部と、 シミュレーション結果記録実行部部品プログラム群を格
    納するシミュレーション結果記録実行部部品プログラム
    群格納部と、 シミュレーション状況表示実行部部品プログラム群を格
    納するシミュレーション状況表示実行部部品プログラム
    群格納部、から構成し、 上記シミュレーション実行部作成部は、 シミュレーションモデル実行部部品プログラム群と、シ
    ミュレーション結果記録実行部部品プログラム群と、シ
    ミュレーション状況表示実行部部品プログラム群、から
    シミュレーション実行部を作成する請求項第3項記載の
    シミュレーションシステム。
  5. 【請求項5】上記シミュレーションモデル実行部部品プ
    ログラム群は複数個のプログラム群から構成し、 上記シミュレーションモデル実行部部品プログラム群格
    納部は、 前記複数個のシミュレーションモデル実行部部品プログ
    ラム群に対応した複数個の格納部から構成し、 上記シミュレーション実行部作成部は、 複数個のシミュレーションモデル実行部部品プログラム
    群の中の一つのシミュレーションモデル実行部部品プロ
    グラム群と、シミュレーション結果記録実行部部品プロ
    グラム群と、シミュレーション状況表示実行部部品プロ
    グラム群、からシミュレーション実行部を作成する請求
    項第4項記載のシミュレーションシステム。
  6. 【請求項6】上記シミュレーションシステム管理部は、 複数個のシミュレーションモデル実行部部品プログラム
    群を、それぞれに対応したシミュレーションモデル実行
    部部品プログラム群格納部の名称と共に登録するシミュ
    レーションモデル実行部部品プログラム群登録部を有す
    る請求項第5項記載のシミュレーションシステム。
  7. 【請求項7】上記シミュレーション実行部作成部は、 シミュレーションモデル実行部部品プログラム群登録部
    に登録されている複数個のシミュレーションモデル実行
    部部品プログラム群の中から、外部からの入力に応じて
    特定のシミュレーションモデル実行部部品プログラム群
    を選択する機能を設け、 選択されたシミュレーションモデル実行部部品プログラ
    ム群と、シミュレーション結果記録実行部部品プログラ
    ム群と、シミュレーション状況表示実行部部品プログラ
    ム群、からシミュレーション実行部を作成する機能を設
    けた請求項第6項記載のシミュレーションシステム。
  8. 【請求項8】上記シミュレーション実行部作成部は、 複数個のシミュレーションモデル実行部部品プログラム
    群に対応した複数個のシミュレーション実行部を格納す
    る、シミュレーション実行部格納部を設けた請求項第7
    項記載のシミュレーションシステム。
  9. 【請求項9】上記シミュレーションシステム管理部は、 シミュレーション実行部格納部内に格納されている複数
    個のシミュレーション実行部を、それぞれの作成元のシ
    ミュレーションモデル実行部部品プログラム群の名称と
    共に登録するシミュレーション実行部登録部を設けた請
    求項第8項記載のシミュレーションシステム。
  10. 【請求項10】上記シミュレーション結果記録実行部
    は、 シミュレーションモデル実行部からシミュレーション結
    果データを受け取るシミュレーション結果記録インタフ
    ェース部と、 シミュレーション結果記録インタフェース部に接続し
    て、シミュレーション結果データの内から特定のシミュ
    レーション結果データのみを記録するシミュレーション
    結果記録要素部から構成する請求項第4項記載のシミュ
    レーションシステム。
  11. 【請求項11】上記シミュレーション結果記録実行部部
    品プログラム群は、 シミュレーション結果記録インタフェース部を作成する
    シミュレーション結果記録インタフェース部部品プログ
    ラム群と、シミュレーション結果記録要素部を作成する
    シミュレーション結果記録要素部部品プログラム群、か
    ら構成し、 上記シミュレーション結果記録実行部部品プログラム群
    格納部は、 シミュレーション結果記録インタフェース部部品プログ
    ラム群を格納するシミュレーション結果記録インタフェ
    ース部部品プログラム群格納部と、シミュレーション結
    果記録要素部部品プログラム群を格納するシミュレーシ
    ョン結果記録要素部部品プログラム群格納部、から構成
    する請求項第10項記載のシミュレーションシステム。
  12. 【請求項12】上記シミュレーション結果記録インタフ
    ェース部は、 複数個のシミュレーション結果記録要素部を接続する複
    数個のシミュレーション結果記録要素部接続インタフェ
    ースと、 前記複数個のシミュレーション結果記録要素部に対応
    し、対応するシミュレーション結果記録要素部と同じシ
    ミュレーション結果記録要素部接続インタフェースに接
    続し、何の処理も行なわない無実体シミュレーション結
    果記録要素部を設け、 上記シミュレーション結果記録実行部部品プログラム群
    は、 前記複数個のシミュレーション結果記録要素部に対応
    し、それを作成する複数個のシミュレーション結果記録
    要素部部品プログラム群を設け、 前記複数個の無実体シミュレーション結果記録要素部を
    作成する複数個の無実体シミュレーション結果記録要素
    部部品プログラム群を設け、 上記シミュレーション実行部作成部は、 複数個のシミュレーション結果記録要素部接続インタフ
    ェースに、それぞれに対応したシミュレーション結果記
    録要素部または無実体シミュレーション結果記録要素部
    を任意に接続して、シミュレーション実行プログラムを
    作成する請求項第11項記載のシミュレーションシステ
    ム。
  13. 【請求項13】上記シミュレーションシステム管理部
    は、 複数個のシミュレーション結果記録要素部を、それぞれ
    に対応したシミュレーション結果記録要素部接続インタ
    フェースの識別子と共に登録するシミュレーション結果
    記録要素部登録部を設けた請求項第12項記載のシミュ
    レーションシステム。
  14. 【請求項14】上記シミュレーション実行部作成部は、 シミュレーション結果記録要素部登録部に登録されてい
    る複数個のシミュレーション結果記録要素部の中から、
    外部からの入力に応じた特定のシミュレーション結果記
    録要素部を選択する機能を設け、 シミュレーション結果記録実行部を、シミュレーション
    結果記録インタフェース部と、選択された前記シミュレ
    ーション結果記録要素部を対応するシミュレーション結
    果記録要素部接続インタフェースに接続し、残りのシミ
    ュレーション結果記録要素部接続インタフェースには無
    実体シミュレーション結果記録要素部を接続して作成す
    る機能を設け、 前記シミュレーション結果記録実行部と、シミュレーシ
    ョンモデル実行部部品プログラム群と、シミュレーショ
    ン状況表示実行部部品プログラム群、からシミュレーシ
    ョン実行部を作成する機能を設ける請求項第13項記載
    のシミュレーションシステム。
  15. 【請求項15】上記シミュレーション状況表示実行部
    は、 シミュレーションモデル実行部からシミュレーション結
    果データを受け取るシミュレーション状況表示インタフ
    ェース部と、 シミュレーション状況表示インタフェース部に接続し
    て、特定の形式でシミュレーション状況を表示するシミ
    ュレーション状況表示要素部から構成する請求項第4項
    記載のシミュレーションシステム。
  16. 【請求項16】上記シミュレーション状況表示実行部部
    品プログラム群は、 シミュレーション状況表示インタフェース部を作成する
    シミュレーション状況表示インタフェース部部品プログ
    ラム群と、シミュレーション状況表示要素部を作成する
    シミュレーション状況表示要素部部品プログラム群、か
    ら構成し、 上記シミュレーション状況表示実行部部品プログラム群
    格納部は、 シミュレーション状況表示インタフェース部部品プログ
    ラム群を格納するシミュレーション状況表示インタフェ
    ース部部品プログラム群格納部と、シミュレーション状
    況表示要素部部品プログラム群を格納するシミュレーシ
    ョン状況表示要素部部品プログラム群格納部、から構成
    する請求項第15項記載のシミュレーションシステム。
  17. 【請求項17】上記シミュレーション状況表示インタフ
    ェース部は、 複数個のシミュレーション状況表示要素部を接続する複
    数個のシミュレーション状況表示要素部接続インタフェ
    ースと、 前記複数個のシミュレーション状況表示要素部に対応
    し、対応するシミュレーション状況表示要素部と同じシ
    ミュレーション状況表示要素部接続インタフェースに接
    続し、何の処理も行なわない無実体シミュレーション状
    況表示要素部を設け、 上記シミュレーション状況表示実行部部品プログラム群
    は、 前記複数個のシミュレーション状況表示要素部に対応
    し、それを作成する複数個のシミュレーション状況表示
    要素部部品プログラム群と、 前記複数個の無実体シミュレーション状況表示要素部を
    作成する複数個の無実体シミュレーション状況表示要素
    部部品プログラム群を設け、 上記シミュレーション実行部作成部は、 複数個のシミュレーション状況表示要素部接続インタフ
    ェースに、それぞれに対応したシミュレーション状況表
    示要素部または無実体シミュレーション状況表示要素部
    を任意に接続して、シミュレーション実行プログラムを
    作成する請求項第16項記載のシミュレーションシステ
    ム。
  18. 【請求項18】上記シミュレーションシステム管理部
    は、 複数個のシミュレーション状況表示要素部を、それぞれ
    に対応したシミュレーション状況表示要素部接続インタ
    フェースの識別子と共に登録するシミュレーション状況
    表示要素部登録部、を設けた請求項第17項記載のシミ
    ュレーションシステム。
  19. 【請求項19】上記シミュレーション実行部作成部は、 シミュレーション状況表示要素部登録部に登録されてい
    る複数個のシミュレーション状況表示要素部の中から、
    外部からの入力に応じて特定のシミュレーション状況表
    示要素部を選択する機能を設け、 シミュレーション状況表示実行部を、シミュレーション
    状況表示インタフェース部と、選択された前記シミュレ
    ーション状況表示要素部を対応するシミュレーション状
    況表示要素部接続インタフェースに接続し、残りのシミ
    ュレーション状況表示要素部接続インタフェースには無
    実体シミュレーション状況表示要素部を接続して作成す
    る機能を設け、 前記シミュレーション状況表示実行部と、シミュレーシ
    ョンモデル実行部部品プログラム群と、シミュレーショ
    ン結果記録実行部部品プログラム群、からシミュレーシ
    ョン実行部を作成する機能を設ける請求項第18項記載
    のシミュレーションシステム。
  20. 【請求項20】上記シミュレーション実行部登録部は、 シミュレーションモデル実行部部品プログラム群の名称
    と共に登録されている複数個のシミュレーション実行部
    の中から、外部からの入力に応じて特定のシミュレーシ
    ョン実行部を選択する機能を設け、 上記シミュレーション起動部は、 選択されたシミュレーション実行部を起動する機能を設
    ける請求項第19項記載のシミュレーションシステム。
  21. 【請求項21】上記シミュレーション結果データ格納部
    は、 シミュレーション実行部登録部に登録されているシミュ
    レーション実行部に対応した部分から構成し、 上記シミュレーション実行部は、 作成したシミュレーション結果データを、対応する前記
    分割されたシミュレーション結果データ格納部に記録す
    る機能を設け、 上記シミュレーションシステム管理部は、 作成したシミュレーション結果データを、対応する前記
    分割されたシミュレーション結果データ格納部の名称と
    共に登録するシミュレーション結果データ登録部を設け
    る請求項第20項記載のシミュレーションシステム。
  22. 【請求項22】上記シミュレーション結果データ表示部
    は、 シミュレーション結果データ登録部に登録されている複
    数個のシミュレーション結果データの中から、外部から
    の入力に応じて特定のシミュレーション結果データを選
    択する機能を設け、 選択されたシミュレーション結果データを表示する機能
    を設ける請求項第21項記載のシミュレーションシステ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002037076A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd 列車運行模擬方法および装置
JP2019016032A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 清水建設株式会社 建物設計支援システム及び建物設計支援プログラム

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