JPH0527855Y2 - - Google Patents

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JPH0527855Y2
JPH0527855Y2 JP1986093593U JP9359386U JPH0527855Y2 JP H0527855 Y2 JPH0527855 Y2 JP H0527855Y2 JP 1986093593 U JP1986093593 U JP 1986093593U JP 9359386 U JP9359386 U JP 9359386U JP H0527855 Y2 JPH0527855 Y2 JP H0527855Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、省スペース型の棚に関し、物を置か
ない状態では壁面に近接して棚板が鉛直状に保持
され、使用時には水平ないしほぼ水平な棚板とし
て利用し得る実用性の高い自在棚に関する。
[従来の技術] 従来、たとえば公衆トイレ、洗面所等の限られ
た狭いスペース内において、バツク等の手荷物を
載置するための棚板が要望されている。
この場合、好適な高さ、位置に棚板を設置しよ
うとすると、その分室内のスペースを大きくとら
なければならず、またたとえ取付けたとしても棚
板が邪魔になる等の不都合を生じる。
一方、例えば実公昭15−5726号公報には、折畳
棚が開示されている。この棚は「取付片の下端を
折曲げて耳を形成し、折目へ缺截部を穿ち、突部
を有する可動腕を軸を貫通し耳に緩着し、該軸に
服掛片を有する横杆を固定せる端片を軸着して成
る」構造である。それ故この棚では、使用後棚板
を折畳む場合には、棚板を垂直状態に引き上げて
係止しなければならないので、面倒であり、ま
た、トイレ洗面所等の狭いスペース内では邪魔に
なるなどの不都合があつた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、設置のためのスペースを最少限にお
さえることができ、自然状態(棚板に物を置かな
い状態)では棚板が壁面に近接して鉛直状に保持
され、使用時には水平な棚板として機能させるこ
とができる自在棚を提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 本考案者は、上記課題を達成するために多くの
試作研究を重ねた結果、ここに実用的な自在棚を
提供するものである。
すなわち、本考案は、壁面に取り付けられた一
対の棚支持部材と、これに回動可能に枢支される
棚板からなり、該支持部材には、棚板を水平に係
止する棚板拘束部材が一体に取り付けられ、上記
棚板は、重りが取り付けられて回動軸に対して壁
面側に重心を有し、自然状態で鉛直状に保持され
ていることを特徴とする自在棚を提供する。
本考案の棚支持部材は、棚板の幅に対応する間
隔をもつて取付けられる。棚支持部材は棚板拘束
部材と棚板枢支用の軸受が一体に形成されること
が好ましい。
棚板拘束部材は、棚板の使用に際し手前に倒し
たときに、棚板がほぼ水平状態に係止し得る部材
であればいかなるものでもよく、例えば断面L字
状の折板が好適に採用される。
前記棚板枢支用の軸受は、棚板の両側辺部に形
成された回動軸と通常知られた枢支手段によつて
係着されている。
上記棚板の回動軸は、鉛直状の棚板の下方に片
寄つて取付けられている。
この場合、棚板の下端部には回動軸に対して壁
面側に該棚板の重心を設けて棚板が自然の状態
で、回動軸を軸として鉛直状に保たれるに足る回
転モーメントを与えるだけの重りが取付けられて
いる。この回転モーメントは、本考案になる自在
棚が設置される場所により、名刺一枚を棚板上に
載置しても回動するようにしたり、あるいはハン
ドバツク等の比較的重い物を載置したときにはじ
めて回動するように適宜選択されるが、自然状
態、即ち何も載置しない状態では、棚板が鉛直状
に自動復帰する必要がある。通常重りの重量によ
つて、棚板の上部と下部の割合は通常7〜9:3
〜1の範囲で選択される。
[実施例] 以下、本考案を第1図〜第3図に示した実施例
に基づいて説明する。
第1図は、本考案の自在棚を壁面に取付けた状
態を示す斜視図、第2図は自在棚の使用状態を示
す斜視図、第3図は壁面内に取付けた自在棚の水
平状態を示す斜視図である。
図において、1は壁面、2は棚支持部材、5は
棚板拘束部材、7は棚板、8は回動軸、9は重り
である。
壁面1に取付けられた一対の棚支持部材2,2
はそれぞれ、壁面取付け板部3と直角に折曲した
突出板部4からなつている。
突出板部4には、断面L字状の折板からなる棚
板拘束部材5が一体に取付けられ、さらに棚板7
を枢支する軸受6が形成されている。
長方形のステンレス製板状体棚板7には、回動
軸8が一体に取付けられ、その両端部において、
軸受6に回動可能に支持されている。
また、棚板7には下端部に重り9がビス止めさ
れて、棚板の重心が壁面1側にあるため、自然状
態では前記回動軸8を支点として、棚板7が鉛直
状に保持されている。さらに、棚支持部材2,2
の間の壁面には、棚板拘束補助部材10が取付け
られている。
本考案の自在棚は、自然の状態では第1図に示
すように壁面に近接して鉛直状に保持され、使用
に際しては、たとえば棚板の上部を手前に引き、
第2図に示すように棚板を水平状態にして、その
上にカバン等を載置することができる。また、カ
バンを取ることによつて棚板は自動的にもとの鉛
直状態に復帰する。なお、棚板の裏面に鏡を取付
けたり、本考案の自在棚が取付けられるべき壁面
と同一な模様紙ないし化粧板を貼りつけておくこ
とができる。
本考案の自在棚は、第3図に示すように、壁面
内に取り付けることにより、設置スペースを省き
室内を広く使用することができる。
[考案の効果] 本考案の自在棚は、設置のためのスペースを最
少限におさえることができる構成であるから、ト
イレ内等の狭い場所に好適に採用できるととも
に、構造および作用機構が簡単であるから故障が
少なく、棚板を使用しないときは自動的に鉛直状
に復帰するので、手間がいらない。また、棚板の
裏面は鏡として使用することもでき、さらに掘り
込まれた壁面内に収納状に設置することもできる
等、その実用的価値は頗る大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の自在棚を壁面に取付けた状
態を示す斜視図、第2図は自在棚の使用状態を示
す斜視図、第3図は壁面内に収納状に取付けた自
在棚の水平状態を示す斜視図である。 図中、1……壁面、2……棚支持部材、5……
棚板拘束部材、7……棚板、8……回動軸、9…
…重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に取り付けられた一対の棚支持部材と、こ
    れに回動可能に枢支される棚板からなり、該支持
    部材には、棚板を水平に係止する棚板拘束部材が
    一体に取り付けられ、上記棚板は、重りが取り付
    けられて回動軸に対して壁面側に重心を有し、自
    然状態で鉛直状に保持されていることを特徴とす
    る自在棚。
JP1986093593U 1986-06-19 1986-06-19 Expired - Lifetime JPH0527855Y2 (ja)

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JP1986093593U JPH0527855Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JP1986093593U JPH0527855Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JPS62203626U JPS62203626U (ja) 1987-12-25
JPH0527855Y2 true JPH0527855Y2 (ja) 1993-07-16

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JP5209291B2 (ja) * 2007-12-14 2013-06-12 いすゞ自動車株式会社 配送車の庫内棚

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JPS62203626U (ja) 1987-12-25

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