JPH05278473A - 自動車の二重ウインドパネルシール構造 - Google Patents

自動車の二重ウインドパネルシール構造

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JPH05278473A
JPH05278473A JP4076836A JP7683692A JPH05278473A JP H05278473 A JPH05278473 A JP H05278473A JP 4076836 A JP4076836 A JP 4076836A JP 7683692 A JP7683692 A JP 7683692A JP H05278473 A JPH05278473 A JP H05278473A
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憲一 生田
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    • B60J10/00Sealing arrangements
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    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュサーフェイス化が可能で、センタ
ピラー部分の見栄え性、ならびに、シール部材の接着強
度と水密性とを向上する。 【構成】 フロントドアの車外側ウインドパネル11の
後縁部とリヤドアの車外側ウインドパネル15の前縁部
との隙間L1が、フロントドアの車室側ウインドパネル
12の後縁部とリヤドアの車室側ウインドパネル16の
前縁部との隙間L2よりも小寸法になっている。センタ
シール20の断面U字形のウエルト部21が、リヤドア
の車外側ウインドパネル15の前縁部に嵌合装着されて
いる。センタウエザストリップ40,45が、センタピ
ラー7に取り付けられている。フロントドアとリヤドア
とが閉じられると、センタシール20とセンタウエザス
トリップ40,45との二重シールとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のサッシレスタ
イプのフロントドアとサッシレスタイプのリヤドアとに
おける二重ウインドパネルのセンタピラー部分でのシー
ル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のハードトップ車の車体側
部に形成された乗員乗降用のフロントドアとリヤドアと
におけるウインドガラスのような透明または弱半透明な
るウインドパネルのセンタピラー部分でのシール構造を
示している。図5において、リヤドア側のウインドパネ
ル101の前縁部には、シール部材102の断面U字形
のウエルト部103を外嵌接着してある。シール部材1
02の中空状のシールリップ104は、フロントドアと
リヤドアとが閉じられた状態において、フロントドア側
のウインドパネル105の後縁部に密接されるようにな
っている。このシール構造において、ウエルト部103
は、シールリップ104とフロントドア側のウインドパ
ネル105との水密性を確保する関係から、リヤドア側
のウインドパネル101との接着強度を強固にする必要
がある。このため、ウエルト部103の車室側と車外側
との厚さは、肉厚に形成されている。
【0003】ところで、サッシ付きドア車では、車室内
の居住性を向上する観点から、例えば、実開昭61−9
5624号公報に開示されているように、フロントドア
とリヤドアとのウインドガラスのような透明または弱半
透明なるウインドパネルを二重に構成することが考えら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】二重ウインドパネルを
ハードトップ車に採用する場合は、ドアがサッシレスに
なっていることから、フロントドアとリヤドアとのセン
タピラー部分でのシール構造において、前述の実開昭6
1−95645号公報に開示されたサッシ付きドアのよ
うなシール構造は、サッシレスタイプとサッシ付きタイ
プとのドア構造上の違いから、そのまま採用することは
困難である。
【0005】そこで、二重ウインドパネルをハードトッ
プ車に採用する場合において、センタピラー部分でのシ
ール構造として、前記図5に示したシール構造を、図5
に仮想線示と実線示のように、車幅方向に並設すること
が考えられる。しかし、この場合には、水密性と接着強
度との関係から、ウエルト部103の車室側と車外側と
の厚さが肉厚になっている。このため、車外側に位置す
るウインドパネル101の車外側にウエルト部103に
よる段差aが形成され、フラッシュサーフェイス化の点
から好ましくない。しかも、車外側に位置する実線示の
ウインドパネル101のウエルト部103と車室側に位
置する仮想線示のウインドパネル101Aのウエルト部
103Aとの干渉を防ぐ必要から、ウインドパネル10
1とウインドパネル101Aとの間の車幅方向寸法が大
きくなり、車室内が狭くなるという不都合がある。
【0006】そこで本発明にあっては、自動車のサッシ
レスタイプのフロントドアとサッシレスタイプのリヤド
アとにおける二重ウインドパネルのセンタピラー部分で
のシール構造において、フラッシュサーフェイス化が可
能で、センタピラー部分の見栄え性を高め、シール部材
の接着強度と水密性とを向上することを課題にしてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体側部のサ
ッシレスに形成されたフロントドアとサッシレスに形成
されたリヤドアとのウインドパネルを二重に構成し、こ
のフロントドアの車外側ウインドパネルの後縁部と前記
リヤドアの車外側ウインドパネルの前縁部との隙間を、
前記フロントドアの車室側ウインドパネルの後縁部と前
記リヤドアの車室側ウインドパネルの前縁部との隙間よ
りも小寸法に形成し、前記リヤドアの車外側ウインドパ
ネルの前縁部に、前記フロントドアと前記リヤドアとが
閉じられた状態でフロントドアの車外側ウインドパネル
の後縁部に密接するセンタシールを取り付け、前記フロ
ントドアと前記リヤドアとの間で車室側に位置するセン
タピラーに、前記フロントドアの車室側ウインドパネル
の後縁部と前記リヤドアの車室側ウインドパネルの前縁
部とに密接するセンタウエザストリップを取り付けてあ
る。
【0008】
【作用】フロントドアとリヤドアとを閉じることによ
り、センタシールがフロントドアの車外側ウインドパネ
ルの後縁部に弾性的に密接する。これと並行して、フロ
ントドアの車室側ウインドパネルの後縁部とリヤドアの
車室側ウインドパネルの前縁部とが、センタウエザスト
リップに弾性的に密接する。これにより、センタシール
とセンタウエザストリップとの二重シールとなる。この
状態において、フロントドアの車外側ウインドパネルの
後縁部とリヤドアの車外側ウインドパネルの前縁部との
隙間が小寸法となる。
【0009】
【実施例】
第1実施例 図3は、第1実施例としての二重ウインドパネル構造を
採用したハードトップ車を示している。図3において、
車体1の側部には、乗員乗降用として、フロントドア2
とリヤドア3とを備えている。フロントドア2は、サッ
シレスに形成されており、フロントドア2の前縁部を開
口部4の前縁部にヒンジ5を介して取り付けてあること
により、ヒンジ5を中心として、車幅方向に開閉可能に
なっている。リヤドア3は、サッシレスに形成されてお
り、リヤドア3の前縁部を、開口部4と開口部6との境
に設けられたセンタピラー7(開口部6の前縁部)にヒ
ンジ8を介して取り付けてあることにより、ヒンジ8を
中心として車幅方向に開閉可能になっている。
【0010】図3に示すA−A線に沿う断面図なる図1
において、フロントドア2のウインドガラスのような透
明または弱半透明なるウインドパネル10は、車外側ウ
インドパネル11と車室側ウインドパネル12とで二重
に構成されている。車外側ウインドパネル11と車室側
ウインドパネル12との後縁部間には、緩衝材製のスペ
ーサ13を介装してある。また、リヤドア3のウインド
ガラスのような透明または弱半透明なるウインドパネル
14も、車外側ウインドパネル15と車室側ウインドパ
ネル16とで二重に構成されている。車外側ウインドパ
ネル15と車室側ウインドパネル16との前縁部間に
は、緩衝材製のスペーサ17を介装してある。フロント
ドア2の車外側ウインドパネル11の後縁部とリヤドア
3の車外側ウインドパネル15の前縁部との隙間L
1は、フロントドア2の車室側ウインドパネル12の後
縁部とリヤドア3の車室側ウインドパネル16の前縁部
との隙間L2よりも小寸法に形成されている。
【0011】リヤドア3の車外側ウインドパネル15の
前縁部には、無垢状のセンタシール20を取り付けてあ
る。つまり、センタシール20は、ゴムや合成樹脂など
のような弾性材製になっており、断面U字形のウエルト
部21を有し、このウエルト部21を車外側ウインドパ
ネル15の前縁部に外嵌接着することにより、車外側ウ
インドパネル15の前縁部に取り付けられている。ウエ
ルト部21の車外側壁の厚さは、車室側壁の厚さよりも
薄肉になっている。ウエルト部21のフロントドア2側
の前部には、断面J字形のシールリップ22を延設して
ある。このシールリップ22は、フロントドア2とリヤ
ドア3とが閉じられた状態において、フロントドア2の
車外側ウインドパネル11の後縁部から車室側面にまわ
り込んで密接するようになっている。
【0012】また、フロントドア2とリヤドア3との間
で、車室側に位置しつつ車幅方向外側に向けて山形にな
ったセンタピラー7の外側面には、リテーナ30を固定
的に装着してある。リテーナ30は、センタシール20
のシールリップ22の車外側ウインドパネル密接部分と
対向する中央部に突出する断面矢印形の中支持部31
と、前後端部に突出するチャンネル状の前後支持部3
2,33とを備えている。センタピラー7には、複数の
センタウエザストリップ40,45が、リテーナ30を
介して取り付けてある。
【0013】つまり、センタウエザストリップ40は、
ゴムや合成樹脂などのような弾性材製になっており、フ
ロントドア2が閉じられた状態において、フロントドア
2の車室側ウインドパネル12の後縁部との水密性を保
つものであって、ベース41と、このベース41に連設
された中空状のシールリップ42と、シールリップ42
から車室側に向けて突出するリップ43と、シールリッ
プ42内前後方向に橋絡されたブリッジ44とを備えて
いる。シールリップ42の車室側ウインドパネル密接部
分は、成形状態では、仮想線で示すようになっている。
センタウエザストリップ40は、ベース41をリテーナ
30の前支持部32と中支持部31とに嵌合装着するこ
とにより、センタピラー7に取り付けられている。この
センタウエザストリップ40がセンタピラー7に取り付
けられた状態において、リップ43は、リテーナ30よ
りも車室側で前側に延設されたセンタピラー7の延設部
7aに近接配置されている。
【0014】また、センタウエザストリップ45は、ゴ
ムや合成樹脂などのような弾性材製になっており、リヤ
ドア3が閉じられた状態において、リヤドア3の車室側
ウインドパネル16の前縁部との水密性を保つものであ
って、ベース46と、このベース46に連設された中空
状のシールリップ47と、シールリップ47から車室側
に向けて突出するリップ48と、シールリップ42内前
後方向に橋絡されたブリッジ49とを備えている。シー
ルリップ43の車室側ウインドパネル密接部分は、成形
状態では、仮想線で示すようになっている。センタウエ
ザストリップ45は、ベース46をリテーナ30の後支
持部33と中支持部31とに嵌合装着することにより、
センタピラー7に取り付けられている。このセンタウエ
ザストリップ45がセンタピラー7に取り付けられた状
態において、リップ48は、リテーナ30よりも車室側
で後側に延設されたセンタピラー7の延設部7bに近接
配置されている。
【0015】図3に示すB−B線に沿う断面図なる図2
において、車外側ウインドパネル11,15の上縁部
は、車室側ウインドパネル12,16の上縁部よりも下
位に設定されている。車外側ウインドパネル11,15
と車室側ウインドパネル12,16との上縁部間には、
緩衝材製のスペーサ18を介装してある。
【0016】また、開口部4,6の上縁部を構成する車
体1の側部1aには、リテーナ50を固定的に装着して
ある。リテーナ50は、車幅方向両側のチャンネル状の
支持部51,52を備えている。リテーナ50には、ボ
ディサイドウエザストリップ60を装着してある。これ
により、開口部4,6の上縁部1aには、ボディサイド
ウエザストリップ60が、リテーナ50を介して取り付
けてある。
【0017】つまり、ボディサイドウエザストリップ6
0は、ゴムや合成樹脂などのような弾性材製になってお
り、フロントドア2とリヤドア3とが閉じられ、車室側
ウインドパネル12,16が上昇限度位置に停止された
状態において、フロントドア2とリヤドア3との車室側
ウインドパネル12,16の上縁部との水密性を保つも
のであって、ベース61と、このベース61に連設され
た中空状のシールリップ62と、シールリップ62から
車室側に向けて突出するリップ63と、シールリップ6
2内車幅方向上傾状に橋絡されたブリッジ64とを備え
ている。シールリップ62の車室側ウインドパネル密接
部分は、成形状態では、仮想線で示すようになってい
る。ボディサイドウエザストリップ60は、ベース61
をリテーナ50の支持部51,52に嵌合装着すること
により、開口部4,6の上縁部1aに取り付けられてい
る。このボディサイドウエザストリップ60が開口部
4,6の上縁部1aに取り付けられた状態において、リ
ップ63は、リテーナ50よりも車室側で下側に延設さ
れた開口部4,6の上縁部1aの延設部1bに近接配置
されている。
【0018】また、リテーナ50の車幅方向外側の支持
部52から下傾状に突出された延設部53の中間部上に
は、ドリップモール70を接合してある。リテーナ50
の延設部53の端部には、クスタ80を装着してある。
クスタ80は、ゴムや合成樹脂などのような弾性材製に
なっており、フロントドア2とリヤドア3とが閉じら
れ、車外側ウインドパネル11,15が上昇限度位置に
停止された状態において、車外側ウインドパネル11,
15の上縁部との水密性を向上させるものである。クス
タ80の車外側で上方に向けて延びる延設部81は、ド
リップモール70の底部に当接されている。このクスタ
80の車室側面には、ボディサイドウエザストリップ6
0のシールリップ62の車外側面の一部が当接されてい
る。
【0019】したがって、この第1実施例によれば、フ
ロントドア2とリヤドア3とを閉じることにより、車外
側ウインドパネル11,15と車室側ウインドパネル1
2,16とが、図1の一点鎖線示から実線示位置に停止
し、センタシール20のシールリップ22がフロントド
ア2の車外側ウインドパネル11の後縁部近傍の車室側
面に弾性的に密接する。これと並行して、フロントドア
2の車室側ウインドパネル12の後縁部が、センタウエ
ザストリップ40のシールリップ42を、図1の仮想線
示状態から実線示状態のように、車室側にたわませつ
つ、シールリップ42に弾性的に密接する。これと並行
して、リヤドア3の車室側ウインドパネル16の前縁部
が、センタウエザストリップ45のシールリップ47
を、図1の仮想線示状態から実線示状態のように、車室
側にたわませつつ、シールリップ47に弾性的に密接す
る。
【0020】また、前記フロントドア2とリヤドア3と
が閉じられ、上昇限度位置に停止された車外側ウインド
パネル11,15と車室側ウインドパネル12,16と
が、図2の点線示から実線示位置に停止すると、クスタ
80が、車外側ウインドパネル11,15の上縁部に弾
性的に密接する。これと並行して、車室側ウインドパネ
ル12,16の上縁部が、ボディサイドウエザストリッ
プ60のシールリップ62を、図2の仮想線示状態から
実線示状態のように、車室側にたわませつつ、シールリ
ップ62に弾性的に密接する。
【0021】第2実施例 図4は、第2実施例としての二重ウインドパネルシール
構造を示している。図4において、前記第1実施例と同
一部分に同一符号を付してあり、センタシール20Aの
断面U字形のウエルト部21Aは、リヤドアにおける車
室側ウインドパネル16の後縁部に外嵌接着されてい
る。ウエルト部21Aの車幅方向外側部には、段差部2
3を形成してある。この段差部23は、リヤドアにおけ
る車外側ウインドパネル15の前縁部の端面と車室側面
とスペーサ17とに、接着剤24で接着されている。セ
ンタシール20Aの中空状に形成されたシールリップ2
2Aは、フロントドア2(図3参照)における車外側ウ
インドパネル11の後縁部の端面に密接されるようにな
っている。
【0022】したがって、この第2実施例によれば、フ
ロントドア2とリヤドア3(図3参照)とを閉じること
により、センタシール20Aのシールリップ22Aがフ
ロントドア2の車外側ウインドパネル11の後縁部端面
に弾性的に密接する。これと並行して、フロントドア2
の車室側ウインドパネル12の後縁部が、センタウエザ
ストリップ40のシールリップ42を車室側にたわませ
つつ、シールリップ42に弾性的に密接する。これと並
行して、センターシル20Aのウエルト部21Aの車室
側部分が、センタウエザストリップ45のシールリップ
47を車室側にたわませつつ、シールリップ47に弾性
的に密接する。
【0023】しかも、この第2実施例にあっては、セン
タシール20Aは、断面U字形のウエルト部21Aがリ
ヤドア3の車室側ウインドパネル16の前縁部に外嵌装
着され、段差部23がリヤドア3の車外側ウインドパネ
ル15の前縁部に重合装着されているので、接着強度
が、より一層強固なものとなるうえ、段差部23が、車
外側ウインドパネル15の車外側面と略面一に形成する
ができ、フラッシュサーフェイス化の点からも、一層好
ましいものとなる。
【0024】なお、前記各実施例においては、センタウ
エザストリップ40,45を別部材に構成したが、一体
に構成しても同様の作用効果がある。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車の
サッシレスタイプのフロントドアとサッシレスタイプの
リヤドアとにおける二重ウインドパネルのセンタピラー
部分でのシール構造において、フロントドアの車外側ウ
インドパネルの後縁部とリヤドアの車外側ウインドパネ
ルの前縁部との隙間を、フロントドアの車室側ウインド
パネルの後縁部とリヤドアの車室側ウインドパネルの前
縁部との隙間よりも小寸法に形成してあるので、フロン
トドアとリヤドアとを閉じた状態において、フロントド
アの車外側ウインドパネルの後縁部とリヤドアの車外側
ウインドパネルの前縁部との隙間が小寸法となり、車外
側からの見栄えが良くなる。
【0026】また、リヤドアの車外側ウインドパネルの
前縁部にセンタシールを取り付けたので、フラッシュサ
ーフェイス化に支障を招くことなく、センタシールの接
着強度が高くなる。
【0027】さらに、フロントドアとリヤドアとを閉じ
ることにより、センタシールがフロントドアの車外側ウ
インドパネルの後縁部に弾性的に密接し、フロントドア
の車室側ウインドパネルの後縁部とリヤドアの車室側ウ
インドパネルの前縁部とが、センタウエザストリップに
弾性的に密接するので、センタシールとセンタウエザス
トリップとの二重シールとなり、水密性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の図3に示すA−A線に沿う断面
図。
【図2】図3に示すB−B線に沿う断面図。
【図3】第1実施例のハードトップ車の側面図。
【図4】第2実施例を示す断面図。
【図5】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1…車体 2…フロントドア 3…リヤドア 10…フロントドアのウインドパネル 11…フロントドアの車外側ウインドパネル 12…フロントドアの車室側ウインドパネル 14…リヤドアのウインドパネル 15…リヤドアの車外側ウインドパネル 16…リヤドアの車室側ウインドパネル 20,20A…センタシール 21,21A…センタシールのウエルト部 23…センタシールの段差部 40,45…センタウエザストリップ L1…車外側ウインドパネル間の隙間 L2…車室側ウインドパネル間の隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 7/23 P 7231−2E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部のサッシレスに形成されたフロ
    ントドアとサッシレスに形成されたリヤドアとのウイン
    ドパネルを二重に構成し、このフロントドアの車外側ウ
    インドパネルの後縁部と前記リヤドアの車外側ウインド
    パネルの前縁部との隙間を、前記フロントドアの車室側
    ウインドパネルの後縁部と前記リヤドアの車室側ウイン
    ドパネルの前縁部との隙間よりも小寸法に形成し、前記
    リヤドアの車外側ウインドパネルの前縁部に、前記フロ
    ントドアと前記リヤドアとが閉じられた状態でフロント
    ドアの車外側ウインドパネルの後縁部に密接するセンタ
    シールを取り付け、前記フロントドアと前記リヤドアと
    の間で車室側に位置するセンタピラーに、前記フロント
    ドアの車室側ウインドパネルの後縁部と前記リヤドアの
    車室側ウインドパネルの前縁部とに密接するセンタウエ
    ザストリップを取り付けたことを特徴とする自動車の二
    重ウインドパネルシール構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2008851A3 (en) * 2007-06-28 2010-06-23 Nissan Motor Co., Ltd. Weather strip for automobiles
JP2020142791A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 自動車

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