JPH05278382A - 携帯可能記憶媒体 - Google Patents

携帯可能記憶媒体

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Publication number
JPH05278382A
JPH05278382A JP3058481A JP5848191A JPH05278382A JP H05278382 A JPH05278382 A JP H05278382A JP 3058481 A JP3058481 A JP 3058481A JP 5848191 A JP5848191 A JP 5848191A JP H05278382 A JPH05278382 A JP H05278382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing plate
printed circuit
circuit board
card
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP3058481A
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English (en)
Inventor
Koichiro Nakamura
宏一郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3058481A priority Critical patent/JPH05278382A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外力が加わって携帯可能記憶媒体が湾曲した
場合に、プリント基板と補強板との接着がはがれないよ
うにし、耐久性の高い携帯可能記憶媒体を提供する。 【構成】 電子部品が実装され前記電子部品を接続する
ための配線を有する基板と、この基板上に接着された板
状部材と、この板状部材上に接着された外装シートとを
有してなり、前記板状部材の周囲は前記基板と前記外装
シートとが直接接着されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば多機能ICカー
ド等の携帯可能記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯可能記憶媒体を多機能ICカ
ードを例にとって説明する。図6に示されるように多機
能ICカードは、制御用CPU、EEPROM等からな
るメモリを内蔵したICチップ、液晶表示器(LC
D)、キーボードモジュール、水晶振動子等の電子部品
が実装され、それぞれの電子部品についての配線がプリ
ントされているプリント基板30と、樹脂製のフレーム
31とを、金属または樹脂製の外装板で挟持することに
よって構成されている。このうち、プリント基板30の
裏側にはプリント基板30表面の電子部品を保護し、さ
らにカード表面の平面度を保つためにプリント基板30
とほぼ同じ大きさの、例えばステンレス等からなる補強
板32が接着されており、さらにこの補強板32の上に
は、磁気ストライプやキーボード等が印刷された樹脂製
の外装シート33が接着されている。
【0003】上記の構成の多機能ICカードは、ポケッ
ト等に入れられて携帯される場合に、外力を受けて湾曲
する場合がある。このとき、上述したような構成の従来
の多機能ICカードにおいては、プリント基板30と補
強板32の剛性が異なるために、補強板32はプリント
基板30の曲げに追従できず、特に端部において大きな
剥離力が働き、図6に示すように前記プリント基板に接
着された補強板の端部が浮き上がり、補強板32とプリ
ント基板30との接着がはがれてしまう虞があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
多機能ICカードでは、外力が加わってカード本体が湾
曲したとき、プリント基板に接着されている補強板の接
着がはがれてしまい、多機能ICカードが破損してしま
うという問題点があった。上記問題点を解決するために
本発明は、補強板が剥離しにくく耐久性の高い構造を有
する携帯可能記憶媒体を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の携帯可能記憶媒体は、電子部品が実装され前
記電子部品を接続するための配線を有する基板と、この
基板上に接着された板状部材と、この板状部材上に接着
された外装シートとを有してなり、前記板状部材の周囲
は前記基板と前記外装シートとが直接接着されているこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】携帯可能記憶媒体のプリント基板に、プリント
基板の大きさよりも一回り小さい補強板を接着し、さら
にこの上にプリント基板とほぼ同じ大きさの樹脂シート
を接着するようにしたので、携帯可能記憶媒体が湾曲し
た場合でも、補強板が剥離することがなくなった。
【0007】
【実施例】以下、本発明の携帯可能記憶媒体を多機能I
Cカードに適用した一実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
【0008】まず図1に、本実施例の多機能ICカード
1の表面の外観図を示す。多機能ICカード1表面には
樹脂シート2が接着されており、この樹脂シート2上に
は、磁気ストライプ(以下、MSと称する)3が設けら
れている。ここでMS3は、図示しないMSリーダライ
タによって磁気情報を書き込まれたり読み出されたりす
るものである。また、樹脂シート2上には後述するキー
ボードモジュール11に対応する位置に各種キーが印刷
されており、キーボード5を構成している。このキーボ
ード5を通じて、使用者は各種情報を入力することがで
きる。さらに、樹脂シート2には後に詳述するコンタク
ト部4を露出させるための開口部6を有しており、この
開口部6からコンタクト部4が外部に露出している。ま
た、樹脂シート2には後述する液晶表示器(以下、LC
Dと称する)7を外部から可視となるようにするための
窓が設けられている。
【0009】次に樹脂シート2を接着する前の多機能I
Cカード1の外観図を図2に示す。樹脂シート2の下に
はL字型の補強板20が接着されており、後述するプリ
ント基板8に接着されている。この補強板20には後述
するコンタクト部4を外部に露出させるための開口部2
1と、後述するLCD7を外部から可視にするための開
口部22が設けられている。また、補強板20はプリン
ト基板8よりも小さく、補強板20の各辺がプリント基
板8の四辺から、それぞれ少なくとも3mm以上離れるよ
うにして接着されている。さらに補強板20は、前述し
た樹脂シート2を接着した場合に、樹脂シート2上に設
けられているMS3(図2上破線で示す)及びプリント
基板8上のキーボードモジュール11と重ならないよう
な位置に取り付けられている。
【0010】次に補強板20を接着する前の多機能IC
カード1の外観図を図3に示す。プリント基板8上に
は、入力手段としてのキーボードを構成するキーボード
モジュール11及び、外部装置と電気的に接触するため
の金属製のコンタクト部4が取り付けられている。この
コンタクト部4は例えば6個の端子からなり、それぞれ
カード内CPUの動作電圧供給端子、カード内CPUの
リセット信号供給端子、カード内CPUの動作クロック
供給端子、グランド用端子、メモリへの書き込み電圧供
給端子、双方向のデータ伝送用端子である。プリント基
板8の前記コンタクト部4の裏に位置する部分(図3中
で破線で示されている部分)には、ICカード1全体の
制御を行うCPUおよび各種情報を記憶する例えばEE
PROMからなるメモリ等を内蔵したICチップ10が
取り付けられている。ところで、プリント基板8の裏に
は、図4に見られるように硬質の樹脂にて構成されるフ
レーム15(斜線にて示す)が接着されている。そし
て、このフレーム15に囲まれたプリント基板8上に
は、ICチップ10、このICチップ10のメモリの内
容を表示するためのLCD7、このLCD7を駆動する
ためのLCDドライバ12、前記ICチップ10のCP
Uに対してクロック周波数を供給するための水晶振動子
13、上記ICカード1を構成する各電子部品に電源を
供給するためのバッテリ14等の電子部品が実装されて
いる。また、プリント基板8上には前述した各種電子部
品を電気的に接続するための配線17がプリントされて
いる。
【0011】次に、図5に、図1に示した多機能ICカ
ード1のA−A’線断面図を示す。図1乃至図5に示さ
れるように、多機能ICカード1は、フレーム15と外
装板16とによって構成される空間のプリント基板8上
に、ICチップ10、LCDドライバ12等の多数の電
子部品を実装してなる。また、前記プリント基板8の実
装面でないほうの面には補強板20が接着されており、
さらにその上には樹脂シート2が接着されている。ここ
で、補強板20の端部はICカード1の端部から少なく
とも3mm離れており、また樹脂シート2はICカード1
の大きさとほぼ同じである。すなわち、補強板20の周
囲は樹脂シート2によって完全に覆われており、補強板
20の周囲においてはプリント基板8と樹脂シート2と
は直接接着されている。この樹脂シート2は前記プリン
ト基板8と同程度の柔軟性を有しており、ICカード1
に曲げ応力が働いてプリント基板8が湾曲した場合に
も、プリント基板8の曲げに追従することができるの
で、樹脂シート2とプリント基板8との接着がはがれる
ことがない。それゆえ、ICカード1が曲げ応力を受け
て湾曲した場合においても、補強板20はその周囲を樹
脂シート2によって押さえられているので、プリント基
板8から補強板20がはがれてICカード1内部が露出
することがない。ここで、補強板20の剥離を防止する
ためには、プリント基板8と樹脂シート2とが直接接着
されている部分の長さは、多機能ICカード1の長尺方
向の長さの3〜4%、短尺方向の長さ5〜6%(即ち3
mm程度)であるのが好ましい。
【0012】以上詳述したように本実施例の多機能IC
カード1においては、プリント基板8の上面に補強板2
0が接着されているので、プリント基板8上の凹凸がカ
ード表面の樹脂シート2上に現れることがなく、カード
表面の平面度を良好に保つことができる。また、プリン
ト基板8の裏に接着されている補強板20は、樹脂シー
ト2によってその周囲を覆われているので、曲げ応力が
加わった場合でも金属板20とプリント基板8との接着
が剥離することがない。そのため、補強板20が剥離し
てICカード内部が露出し、カード内部の電子部品が破
損することを防止できる。なお、本実施例では補強板2
0の端部とプリント基板8の端部は少なくとも3mm(多
機能ICカードの長尺方向の長さの3〜4%、短尺方向
の5〜6%)離れており、この部分において樹脂シート
2とプリント基板20とが直接接着されているとした
が、この数値に限定されるものではなく、補強板20の
周囲に樹脂シート2とプリント基板20とが直接接着さ
れている部分が存在していれば良い。また、補強板20
の材質は金属に限らず硬質の樹脂等を使用しても差し支
えない。さらに、補強板20の形状はL字型に限らな
い。例えば、外周が四角形であって、プリント基板8上
のコンタクト部4、LCD7、キーボードモジュール1
1にそれぞれ対応する部分に開口部を有したようなもの
であっても良い。
【0013】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、曲げ応
力が加わって湾曲した場合に、補強板が剥離する虞がな
く、耐久性が高い携帯可能記憶媒体を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の多機能ICカードの外観図である。
【図2】本実施例の多機能ICカードの樹脂シートを接
着する前の外観図である。
【図3】本実施例の多機能ICカードの補強板を接着す
る前の外観図である。
【図4】図3に示した多機能ICカードのプリント基板
を裏から見た図である。
【図5】図1に示した多機能ICカードのA−A’線断
面図である。
【図6】従来の多機能ICカードの問題点を説明するた
めの断面図である。
【符号の説明】
1…多機能ICカード 2…樹脂シート 4…コンタクト部 8…プリント基板 10…ICチップ 15…フレーム 20…補強板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が実装され前記電子部品を接続
    するための配線を有する基板と、この基板上に接着され
    た板状部材と、この板状部材上に接着された外装シート
    とを有してなり、前記板状部材の周囲では前記基板と前
    記外装シートとが直接接着されていることを特徴とする
    携帯可能記憶媒体。
  2. 【請求項2】 電子部品が実装され前記電子部品を接続
    するための配線を有する基板と、この基板上に接着され
    た板状部材と、この板状部材上に接着された外装シート
    とを有してなり、前記外装シートは前記基板と同じ大き
    さであるとともに前記板状部材よりも大きいことを特徴
    とする携帯可能記憶媒体。
JP3058481A 1991-03-22 1991-03-22 携帯可能記憶媒体 Pending JPH05278382A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3058481A JPH05278382A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 携帯可能記憶媒体

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JP3058481A JPH05278382A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 携帯可能記憶媒体

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JPH05278382A true JPH05278382A (ja) 1993-10-26

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JP3058481A Pending JPH05278382A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 携帯可能記憶媒体

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