JPH05278002A - 木材の移送装置 - Google Patents
木材の移送装置Info
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- JPH05278002A JPH05278002A JP10933192A JP10933192A JPH05278002A JP H05278002 A JPH05278002 A JP H05278002A JP 10933192 A JP10933192 A JP 10933192A JP 10933192 A JP10933192 A JP 10933192A JP H05278002 A JPH05278002 A JP H05278002A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は木材を、例えば挽き割るなどの加工を
する際にその移送方向を正確に規制し、もって正確な加
工ができるようにした木材の移送装置を提供することを
目的とする。 【構成】本発明の木材の移送装置は、木材の加工装置を
例えば鋸盤3を挟んでその前後いずれか一方または双方
にわたり木材を移送する部材が設けられて成る装置にお
いて、前記装置の全範囲または一部範囲には木材の一部
に当接して挽割方向と平行に移動する移送保持ユニット
23が設けられていることを特徴とする。 【効果】本発明にあっては搬送される木材Wを保持装置
12によってあたかも掴持した状態で移送するから、搬
送装置11における木材Wのバウンドや左右の振れ等が
生じず、その結果、鋸盤3等の加工装置に対し常に相対
位置が正確に設定された状態となり、正確な挽き割りが
可能となる。
する際にその移送方向を正確に規制し、もって正確な加
工ができるようにした木材の移送装置を提供することを
目的とする。 【構成】本発明の木材の移送装置は、木材の加工装置を
例えば鋸盤3を挟んでその前後いずれか一方または双方
にわたり木材を移送する部材が設けられて成る装置にお
いて、前記装置の全範囲または一部範囲には木材の一部
に当接して挽割方向と平行に移動する移送保持ユニット
23が設けられていることを特徴とする。 【効果】本発明にあっては搬送される木材Wを保持装置
12によってあたかも掴持した状態で移送するから、搬
送装置11における木材Wのバウンドや左右の振れ等が
生じず、その結果、鋸盤3等の加工装置に対し常に相対
位置が正確に設定された状態となり、正確な挽き割りが
可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木材を、例えば挽き割る
などの加工をする際にその移送方向を正確に規制し、も
って正確な加工ができるようにした木材の移送装置に関
するものである。
などの加工をする際にその移送方向を正確に規制し、も
って正確な加工ができるようにした木材の移送装置に関
するものである。
【0002】
【発明の背景】例えばツインリッパ等と称される二重挽
鋸盤や一重または多重挽きの鋸盤で木材を挽き割る場合
において、特に木材をローラテーブルタイプの搬送装置
によって移送するもので、木材が移送される際に正確な
挽き割り等の加工ができない場合が生じていた。即ち従
来の木材移送のための装置は、例えば回転駆動されるロ
ーラを多数並べて移送軌道を設定し、その上に木材を単
に載せて送るものであるから、木材そのものの厚さの厚
薄やいわゆるアテに起因する曲がり、更にはローラ表面
に付着したオガ粉等によって材は常にバウンドしたり、
左右に振れながら移送されるものであり、これらに影響
されて挽割装置の作用位置が相対的に変わり、正確な挽
き割りができなかったのである。
鋸盤や一重または多重挽きの鋸盤で木材を挽き割る場合
において、特に木材をローラテーブルタイプの搬送装置
によって移送するもので、木材が移送される際に正確な
挽き割り等の加工ができない場合が生じていた。即ち従
来の木材移送のための装置は、例えば回転駆動されるロ
ーラを多数並べて移送軌道を設定し、その上に木材を単
に載せて送るものであるから、木材そのものの厚さの厚
薄やいわゆるアテに起因する曲がり、更にはローラ表面
に付着したオガ粉等によって材は常にバウンドしたり、
左右に振れながら移送されるものであり、これらに影響
されて挽割装置の作用位置が相対的に変わり、正確な挽
き割りができなかったのである。
【0003】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、木材等を挽き割る場合などに
おいて正確な挽割加工ができるようにするための木材の
移送装置を提供しようとするものである。
らなされたものであって、木材等を挽き割る場合などに
おいて正確な挽割加工ができるようにするための木材の
移送装置を提供しようとするものである。
【0004】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る木材の移送装置の
第一の発明は、木材の加工装置を挟んで、その前後いず
れか一方または双方にわたり木材を移送する部材が設け
られて成る装置において、前記装置の全範囲または一部
範囲には木材の一部に当接して挽割方向と平行に移動す
る移送保持ユニットが設けられていることを特徴として
成るものである。
第一の発明は、木材の加工装置を挟んで、その前後いず
れか一方または双方にわたり木材を移送する部材が設け
られて成る装置において、前記装置の全範囲または一部
範囲には木材の一部に当接して挽割方向と平行に移動す
る移送保持ユニットが設けられていることを特徴として
成るものである。
【0005】また本出願に係る木材の移送装置の第二の
発明は、前記要件に加え、前記加工装置は鋸盤であり、
また前記移送保持ユニットは保持アームの上端が木材の
搬送装置上方において、搬送方向に沿うガイドレールに
案内されるとともに、保持アームの下端において木材上
面に当接するものであることを特徴として成るものであ
る。これら発明により前記目的を達成しようとするもの
である。
発明は、前記要件に加え、前記加工装置は鋸盤であり、
また前記移送保持ユニットは保持アームの上端が木材の
搬送装置上方において、搬送方向に沿うガイドレールに
案内されるとともに、保持アームの下端において木材上
面に当接するものであることを特徴として成るものであ
る。これら発明により前記目的を達成しようとするもの
である。
【0006】
【発明の作用】本発明にあっては木材を搬送装置上を搬
送する場合において、木材の一部に当接して挽割方向に
平行移動する移送保持ユニットが設けられているから、
木材は搬送装置上においてバウンドしたり左右に振れた
りすることなく移送される。これによって木材と例えば
加工装置である鋸盤との相対的な作用位置が常に正確に
設定され、もって正確な挽き割りが達成できる。
送する場合において、木材の一部に当接して挽割方向に
平行移動する移送保持ユニットが設けられているから、
木材は搬送装置上においてバウンドしたり左右に振れた
りすることなく移送される。これによって木材と例えば
加工装置である鋸盤との相対的な作用位置が常に正確に
設定され、もって正確な挽き割りが達成できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。符号1は本発明を適用する製材装置であっ
て、このものは大別すると、本発明が直接適用される移
送装置2と加工装置の一例である鋸盤3とを具え、これ
らは適宜の機枠5によって諸部材が組み付けられて成
る。
に説明する。符号1は本発明を適用する製材装置であっ
て、このものは大別すると、本発明が直接適用される移
送装置2と加工装置の一例である鋸盤3とを具え、これ
らは適宜の機枠5によって諸部材が組み付けられて成
る。
【0008】まず移送装置2について説明すると、移送
装置2は木材Wを直接支承する搬送装置11と、この搬
送装置11に対して付設されて木材Wのバウンドや左右
のブレを防ぐための保持装置12を具える。
装置2は木材Wを直接支承する搬送装置11と、この搬
送装置11に対して付設されて木材Wのバウンドや左右
のブレを防ぐための保持装置12を具える。
【0009】このうち搬送装置11は多数の搬送ローラ
13を直接の支承部材要素として用いるものであって、
搬送ローラ13を多数敷き並べた挽割軌道14と戻り軌
道15とを平行に構成するように設定する。尚これら搬
送ローラ13はそれらのすべてあるいは一部が駆動され
る。
13を直接の支承部材要素として用いるものであって、
搬送ローラ13を多数敷き並べた挽割軌道14と戻り軌
道15とを平行に構成するように設定する。尚これら搬
送ローラ13はそれらのすべてあるいは一部が駆動され
る。
【0010】もとよりこのような搬送装置11はすでに
公知の種々の関連機構や補機を具えるものであり、詳細
な説明は省略するが、例えば搬送ローラ13の間に適宜
木材Wを搬送装置11の搬送方向と直交する方向に移送
させる横取り用チェーンコンベヤ16を適宜配設する。
また鋸盤3の至近には常法に従い出没自在にスパイクロ
ーラ17を設け、また前後押さえローラ18とを設け
る。
公知の種々の関連機構や補機を具えるものであり、詳細
な説明は省略するが、例えば搬送ローラ13の間に適宜
木材Wを搬送装置11の搬送方向と直交する方向に移送
させる横取り用チェーンコンベヤ16を適宜配設する。
また鋸盤3の至近には常法に従い出没自在にスパイクロ
ーラ17を設け、また前後押さえローラ18とを設け
る。
【0011】尚、搬送装置11は以上述べたようなロー
ラタイプの送材装置のほか、いわゆるスラッドコンベヤ
あるいはベルトコンベヤ等の少なくとも木材Wを支承し
ながら搬送する装置であれば、本発明の適用が可能であ
る。
ラタイプの送材装置のほか、いわゆるスラッドコンベヤ
あるいはベルトコンベヤ等の少なくとも木材Wを支承し
ながら搬送する装置であれば、本発明の適用が可能であ
る。
【0012】一方、本発明の特徴的構成である保持装置
12は次のような構成をとる。即ちサブフレーム20を
搬送装置11の長手方向に一例として三基設定し、その
サブフレーム20の一部として前記搬送装置11の上方
にこれに平行して上部スパン21を設ける。この上部ス
パン21の下面にガイドレール22を設けるものであ
り、このガイドレール22によって移送保持ユニット2
3を移動自在に支持する。具体的にはアーム受台24の
の上面に一例として二基のスライドガイド24Aを取り
付け、このものが前記ガイドレール22に一例として吊
持状態に移動できるように構成される。
12は次のような構成をとる。即ちサブフレーム20を
搬送装置11の長手方向に一例として三基設定し、その
サブフレーム20の一部として前記搬送装置11の上方
にこれに平行して上部スパン21を設ける。この上部ス
パン21の下面にガイドレール22を設けるものであ
り、このガイドレール22によって移送保持ユニット2
3を移動自在に支持する。具体的にはアーム受台24の
の上面に一例として二基のスライドガイド24Aを取り
付け、このものが前記ガイドレール22に一例として吊
持状態に移動できるように構成される。
【0013】そしてアーム受台24からは幾分か傾斜し
て下方に延びる保持アーム25を上部支点25aにおい
て回動自在に支持するものであって、その下端には直接
木材Wと当接する保持片26を具える。尚、保持片26
は木材Wの掴持状態を確実にするために適宜ローレット
状の爪26aを有する。そして保持アーム25は上部支
点25aにおいて回動自在に取り付けられることによ
り、その保持片26の作用位置を上下に移動し得るよう
にするものであって、そのためにシフトシリンダ27を
前記アーム受台24と保持アーム25の下端近くとの間
に設ける。
て下方に延びる保持アーム25を上部支点25aにおい
て回動自在に支持するものであって、その下端には直接
木材Wと当接する保持片26を具える。尚、保持片26
は木材Wの掴持状態を確実にするために適宜ローレット
状の爪26aを有する。そして保持アーム25は上部支
点25aにおいて回動自在に取り付けられることによ
り、その保持片26の作用位置を上下に移動し得るよう
にするものであって、そのためにシフトシリンダ27を
前記アーム受台24と保持アーム25の下端近くとの間
に設ける。
【0014】更にこのような保持装置12をガイドレー
ル22に対し走行させる駆動源としては駆動チェーン2
8を設けるものであって、このものは上部スパン21の
両端近くに設けた一対の駆動スプロケット29間に張設
され、一方の駆動スプロケット29に対してモータM1
からの回転を伝達するように構成する。
ル22に対し走行させる駆動源としては駆動チェーン2
8を設けるものであって、このものは上部スパン21の
両端近くに設けた一対の駆動スプロケット29間に張設
され、一方の駆動スプロケット29に対してモータM1
からの回転を伝達するように構成する。
【0015】次に加工装置の一例である鋸盤3について
説明する。このものは一例としてツインリッパと称され
る二枚刃の丸鋸であって、一例として固定丸鋸刃30
I、可動丸鋸刃30IIから成る丸鋸刃30を具える。
尚、この実施例において固定丸鋸刃30Iと可動丸鋸刃
30IIは、固定丸鋸刃30Iが丸鋸刃30の駆動用モー
タM2 の駆動軸の中心軸側に設けられ、可動丸鋸刃30
IIはその外側の回転軸に固定されて成るものであり、固
定丸鋸刃30Iは常時一定の位置に設定された状態とな
っている。因みにこの関係で前記保持装置12における
保持アーム25の設定軌道ラインL0 はこの固定丸鋸刃
30Iの固定挽割線L1 からややずれた位置に設定され
る。
説明する。このものは一例としてツインリッパと称され
る二枚刃の丸鋸であって、一例として固定丸鋸刃30
I、可動丸鋸刃30IIから成る丸鋸刃30を具える。
尚、この実施例において固定丸鋸刃30Iと可動丸鋸刃
30IIは、固定丸鋸刃30Iが丸鋸刃30の駆動用モー
タM2 の駆動軸の中心軸側に設けられ、可動丸鋸刃30
IIはその外側の回転軸に固定されて成るものであり、固
定丸鋸刃30Iは常時一定の位置に設定された状態とな
っている。因みにこの関係で前記保持装置12における
保持アーム25の設定軌道ラインL0 はこの固定丸鋸刃
30Iの固定挽割線L1 からややずれた位置に設定され
る。
【0016】尚、この木材Wを加工する装置としては、
このような丸鋸刃30を適用した鋸盤3のほか、帯鋸刃
を適用した帯鋸盤、更には木材Wの表面を研磨加工する
サンディング装置、更には表面の研削を行うルータ装置
等適宜の木材加工用機器が適用し得る。
このような丸鋸刃30を適用した鋸盤3のほか、帯鋸刃
を適用した帯鋸盤、更には木材Wの表面を研磨加工する
サンディング装置、更には表面の研削を行うルータ装置
等適宜の木材加工用機器が適用し得る。
【0017】本発明たる木材の移動装置は以上述べたよ
うな具体的な構成を有するものであり、次のように作動
する。まず始発状態にあっては一例として同一機構の二
基の移送保持ユニット23が挽割開始地点に待機する。
このときシフトシリンダ27が収縮することによって保
持アーム25の下端部にある保持片26を充分上方に扛
起させた状態とし、その下方に挽き割られる木材Wの進
入を許す状態となっているのである。
うな具体的な構成を有するものであり、次のように作動
する。まず始発状態にあっては一例として同一機構の二
基の移送保持ユニット23が挽割開始地点に待機する。
このときシフトシリンダ27が収縮することによって保
持アーム25の下端部にある保持片26を充分上方に扛
起させた状態とし、その下方に挽き割られる木材Wの進
入を許す状態となっているのである。
【0018】一方、加工装置の一例である鋸盤3は加工
すべき寸法に固定丸鋸刃30Iと可動丸鋸刃30IIの間
隔設定をし、更に必要があれば説明を省略したが、定規
等の設定を行う。このような状態で木材Wは例えば横取
り用チェーンコンベヤ16等によって挽割軌道の挽割開
始位置に送り込まれる。
すべき寸法に固定丸鋸刃30Iと可動丸鋸刃30IIの間
隔設定をし、更に必要があれば説明を省略したが、定規
等の設定を行う。このような状態で木材Wは例えば横取
り用チェーンコンベヤ16等によって挽割軌道の挽割開
始位置に送り込まれる。
【0019】このように木材Wを送り込んで搬送装置1
1に設定した後には、シフトシリンダ27を伸張させて
保持アーム25の下端を降下させ、保持片26によって
木材Wの上面を押さえ込む状態とする。この動作によっ
て保持片26における爪26aは木材Wに当接し、これ
を正確に固定した状態とする。このようにした後、搬送
装置11における搬送ローラ13の駆動と保持装置12
における駆動チェーン28の走行を開始することによっ
て木材Wを鋸盤3に向かって進行させる。
1に設定した後には、シフトシリンダ27を伸張させて
保持アーム25の下端を降下させ、保持片26によって
木材Wの上面を押さえ込む状態とする。この動作によっ
て保持片26における爪26aは木材Wに当接し、これ
を正確に固定した状態とする。このようにした後、搬送
装置11における搬送ローラ13の駆動と保持装置12
における駆動チェーン28の走行を開始することによっ
て木材Wを鋸盤3に向かって進行させる。
【0020】このとき木材Wは直線移動する保持アーム
25によって保持された状態であるから、木材Wは搬送
ローラ13上においてバウンドしたり、左右にずれたり
することがなく、一直線に送り込まれるのである。その
結果木材Wと丸鋸刃30との相対的な位置関係は変わら
ず、正確な位置決めがされるのである。そして木材Wが
完全に挽き割るまで保持アーム25が木材Wに作用し、
挽き終わった後には保持アーム25はシフトシリンダ2
7が収縮することによって保持片26が上方に引き上げ
られて始発位置に戻り、次の挽き割りに備えるのであ
る。
25によって保持された状態であるから、木材Wは搬送
ローラ13上においてバウンドしたり、左右にずれたり
することがなく、一直線に送り込まれるのである。その
結果木材Wと丸鋸刃30との相対的な位置関係は変わら
ず、正確な位置決めがされるのである。そして木材Wが
完全に挽き割るまで保持アーム25が木材Wに作用し、
挽き終わった後には保持アーム25はシフトシリンダ2
7が収縮することによって保持片26が上方に引き上げ
られて始発位置に戻り、次の挽き割りに備えるのであ
る。
【0021】尚、本実施例では保持アーム25が回動
し、木材Wの掴持状態の設定解除を行うものであるが、
このような実施例に限られず例えば保持アーム25がテ
レスコープ状に昇降し、保持するようなタイプであって
もよい。更に本実施例の保持装置12はいわば天井部分
にガイドレール22を配したものであるが、設計的に許
されれば、例えば搬送装置11の搬送ローラ13側傍に
ガイドレール等の案内部材を配し、いわば側方から腕を
伸ばすような形で木材Wを搬送ローラ13側に押し付け
るような保持形態のものであってももとより差し支えな
い。
し、木材Wの掴持状態の設定解除を行うものであるが、
このような実施例に限られず例えば保持アーム25がテ
レスコープ状に昇降し、保持するようなタイプであって
もよい。更に本実施例の保持装置12はいわば天井部分
にガイドレール22を配したものであるが、設計的に許
されれば、例えば搬送装置11の搬送ローラ13側傍に
ガイドレール等の案内部材を配し、いわば側方から腕を
伸ばすような形で木材Wを搬送ローラ13側に押し付け
るような保持形態のものであってももとより差し支えな
い。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明は搬送される木
材Wを保持装置12によってあたかも掴持した状態で移
送するから、搬送装置11上における木材Wのバウンド
や左右の振れ等が生じず、その結果、鋸盤3等の加工装
置に対し常に相対位置が設定された状態となり、正確な
挽き割りが可能となる。
材Wを保持装置12によってあたかも掴持した状態で移
送するから、搬送装置11上における木材Wのバウンド
や左右の振れ等が生じず、その結果、鋸盤3等の加工装
置に対し常に相対位置が設定された状態となり、正確な
挽き割りが可能となる。
【図1】本発明の木材の移送装置を適用した製材装置を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】同上保持装置を拡大して示す側面図である。
【図5】同上正面図である。
【符号の説明】 1 製材装置 2 移送装置 3 鋸盤 5 機枠 11 搬送装置 12 保持装置 13 搬送ローラ 14 挽割軌道 15 戻り軌道 16 横取り用チェーンコンベヤ 17 スパイクローラ 18 前後押さえローラ 20 サブフレーム 21 上部スパン 22 ガイドレール 23 移送保持ユニット 24 アーム受台 24A スライドガイド 25 保持アーム 25a 上部支点 26 保持片 26a 爪 27 シフトシリンダ 28 駆動チェーン 29 駆動スプロケット 30 丸鋸刃 30I 固定丸鋸刃 30II 可動丸鋸刃 L0 設定軌道ライン L1 固定挽割線 M1 モータ M2 モータ W 木材
Claims (2)
- 【請求項1】 木材の加工装置を挟んで、その前後いず
れか一方または双方にわたり木材を移送する部材が設け
られて成る装置において、前記装置の全範囲または一部
範囲には木材の一部に当接して挽割方向と平行に移動す
る移送保持ユニットが設けられていることを特徴とする
木材の移送装置。 - 【請求項2】 前記加工装置は鋸盤であり、また前記移
送保持ユニットは保持アームの上端が木材の搬送装置上
方において、搬送方向に沿うガイドレールに案内される
とともに、保持アームの下端において木材上面に当接す
るものであることを特徴とする請求項1記載の木材の移
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10933192A JPH05278002A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 木材の移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10933192A JPH05278002A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 木材の移送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278002A true JPH05278002A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14507519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10933192A Pending JPH05278002A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 木材の移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05278002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230119074A (ko) * | 2022-07-20 | 2023-08-16 | 최정락 | 종절단장치 및 횡절단장치를 포함하는 목재 가공 자동화장치 |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP10933192A patent/JPH05278002A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230119074A (ko) * | 2022-07-20 | 2023-08-16 | 최정락 | 종절단장치 및 횡절단장치를 포함하는 목재 가공 자동화장치 |
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