JPH05277823A - エンドミル - Google Patents
エンドミルInfo
- Publication number
- JPH05277823A JPH05277823A JP7687792A JP7687792A JPH05277823A JP H05277823 A JPH05277823 A JP H05277823A JP 7687792 A JP7687792 A JP 7687792A JP 7687792 A JP7687792 A JP 7687792A JP H05277823 A JPH05277823 A JP H05277823A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- end mill
- outer peripheral
- rake
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/20—Number of cutting edges
- B23C2210/203—Number of cutting edges four
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/20—Number of cutting edges
- B23C2210/204—Number of cutting edges five
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フライス加工などに用いられるエンドミルに
おいて、切削時に供給される切削油剤をエンドミルの刃
先まで円滑に導き、エンドミルの切削性能を保持しなが
ら高速で切削加工を行うことを可能とする。 【構成】 エンドミルの外周刃14を構成するすくい面
21および逃げ面22を円弧状の露出面とすることによ
り、切削油剤との接触を確保し、切削油剤の冷却効果、
潤滑効果などを十分に発揮させる。そして、コーナー部
にバニッシング面23を設けて滑らかな切削面を形成可
能とする。
おいて、切削時に供給される切削油剤をエンドミルの刃
先まで円滑に導き、エンドミルの切削性能を保持しなが
ら高速で切削加工を行うことを可能とする。 【構成】 エンドミルの外周刃14を構成するすくい面
21および逃げ面22を円弧状の露出面とすることによ
り、切削油剤との接触を確保し、切削油剤の冷却効果、
潤滑効果などを十分に発揮させる。そして、コーナー部
にバニッシング面23を設けて滑らかな切削面を形成可
能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フライス盤などにおい
て用いられるエンドミルの形状に関し、特に、高圧の切
削油剤と共に用いるエンドミルの形状に関するものであ
る。
て用いられるエンドミルの形状に関し、特に、高圧の切
削油剤と共に用いるエンドミルの形状に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】切削作業において、切削油剤の供給は、
すくい面と切屑の間の摩擦を減少して発熱を減じ、せん
断角を大きくし、切れ味を良くする潤滑効果、切れ刃の
硬さの低下を防止し、工作物の熱膨張を防ぐ冷却効果な
どをもって、切削作業を進めるために重要な技術であ
る。そして、近年、このような給油効果を高める方法と
して、高圧でエンドミルなどに油剤を吹き付けるジェッ
ト給油法等が採用されている。さらに、エンドミルとし
ては、切削抵抗が少なく、切削時の発熱を少ないすくい
角がプラスの形状のものが採用され、ジェット給油法の
効果と相まって、高速で精度の良いフライス加工が行わ
れている。
すくい面と切屑の間の摩擦を減少して発熱を減じ、せん
断角を大きくし、切れ味を良くする潤滑効果、切れ刃の
硬さの低下を防止し、工作物の熱膨張を防ぐ冷却効果な
どをもって、切削作業を進めるために重要な技術であ
る。そして、近年、このような給油効果を高める方法と
して、高圧でエンドミルなどに油剤を吹き付けるジェッ
ト給油法等が採用されている。さらに、エンドミルとし
ては、切削抵抗が少なく、切削時の発熱を少ないすくい
角がプラスの形状のものが採用され、ジェット給油法の
効果と相まって、高速で精度の良いフライス加工が行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のエンドミル
はすくい角がプラスであるため、切りくずが連続して形
成される。そして、この切りくずが外周刃の刃先などに
詰まって油剤の浸透を阻害しないように、切りくずを連
続的に排出する必要があることから、エンドミルの外周
刃を螺旋形に形成し、切りくず排出角を設けるようにし
ている。このため、図8に示すように、高圧で給油され
た切削油剤40が螺旋形の外周刃3によってエンドミル
2の外側へ散乱され、エンドミルの刃先4まで切削油剤
40が到達し難く、冷却効果の向上が難しいという問題
がある。さらに、図9に示すように切削中は常に刃先3
aに切りくず9が存在するため、この切りくず9と刃先
の隙間に切削油剤を浸透させるには、かなりの高い圧力
が要求される。従って、切削油剤の冷却効果、潤滑効果
を有効に発揮させ、切削性能の向上を目指すには、ジェ
ット給油の圧力をさらに上昇させる必要がある。しか
し、外周刃の形状を螺旋形とする必要があるため、ジェ
ット給油の圧力を上げても刃先のその効果を伝達させる
ことはきわめて難しい。このように従来のエンドミルに
おいては、切削油剤の性能を十分に発揮させているとは
言えず、また、現状以上に切削油剤の性能を引き出すこ
とも困難である。
はすくい角がプラスであるため、切りくずが連続して形
成される。そして、この切りくずが外周刃の刃先などに
詰まって油剤の浸透を阻害しないように、切りくずを連
続的に排出する必要があることから、エンドミルの外周
刃を螺旋形に形成し、切りくず排出角を設けるようにし
ている。このため、図8に示すように、高圧で給油され
た切削油剤40が螺旋形の外周刃3によってエンドミル
2の外側へ散乱され、エンドミルの刃先4まで切削油剤
40が到達し難く、冷却効果の向上が難しいという問題
がある。さらに、図9に示すように切削中は常に刃先3
aに切りくず9が存在するため、この切りくず9と刃先
の隙間に切削油剤を浸透させるには、かなりの高い圧力
が要求される。従って、切削油剤の冷却効果、潤滑効果
を有効に発揮させ、切削性能の向上を目指すには、ジェ
ット給油の圧力をさらに上昇させる必要がある。しか
し、外周刃の形状を螺旋形とする必要があるため、ジェ
ット給油の圧力を上げても刃先のその効果を伝達させる
ことはきわめて難しい。このように従来のエンドミルに
おいては、切削油剤の性能を十分に発揮させているとは
言えず、また、現状以上に切削油剤の性能を引き出すこ
とも困難である。
【0004】そこで、本発明においては、上記の問題点
に鑑みて、切削油剤の冷却効果、潤滑効果を有効に発揮
させ、切削速度、精度などの切削性能の良いエンドミル
を実現することを目的としている。
に鑑みて、切削油剤の冷却効果、潤滑効果を有効に発揮
させ、切削速度、精度などの切削性能の良いエンドミル
を実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明においては、外周刃のすくい面、および逃げ
面をエンドミルの外周方向に常に面するようにして、切
削油剤との接触面を大きく確保し、切削油剤の冷却効
果、潤滑効果を有効に発揮できるようにしている。すな
わち、本発明に係る回転軸に対し直交する方向に突出す
る少なくとも1つの外周刃を有するエンドミルにおいて
は、外周刃のすくい面および逃げ面が、回転軸に対し半
径方向外側に常に露出した露出面からなることを特徴と
している。
に、本発明においては、外周刃のすくい面、および逃げ
面をエンドミルの外周方向に常に面するようにして、切
削油剤との接触面を大きく確保し、切削油剤の冷却効
果、潤滑効果を有効に発揮できるようにしている。すな
わち、本発明に係る回転軸に対し直交する方向に突出す
る少なくとも1つの外周刃を有するエンドミルにおいて
は、外周刃のすくい面および逃げ面が、回転軸に対し半
径方向外側に常に露出した露出面からなることを特徴と
している。
【0006】そして、この露出面としては、回転軸に対
し半径方向外側に面して凹んだ円弧面を採用することが
可能である。そして、外周刃のすくい面および逃げ面に
挟まれたコーナー部、回転軸から所定の半径を具備する
凸面状のバニッシング面を形成することも可能となる。
また、すくい面のすくい角は、−30°から−70°の
範囲とすることが望ましい。
し半径方向外側に面して凹んだ円弧面を採用することが
可能である。そして、外周刃のすくい面および逃げ面に
挟まれたコーナー部、回転軸から所定の半径を具備する
凸面状のバニッシング面を形成することも可能となる。
また、すくい面のすくい角は、−30°から−70°の
範囲とすることが望ましい。
【0007】
【作用】上記のような露出面からすくい面および逃げ面
を形成することにより、エンドミルの外周刃全体が直接
切削油剤に曝されることとなり、切削油剤と接触する機
会を確保し、エンドミルに対し、切削油剤の冷却効果、
潤滑効果を発揮させる効率を向上させることができる。
従って、外周刃の切削性能の悪化を抑制でき、切削油剤
の性能を十分に発揮させて、精度良く、高速のフライス
加工を行うことができる。また、露出面からすくい面を
形成することにより、すくい角がマイナスとなり、押し
切り切断を行うエンドミルとなる。従って、切りくず
は、従来の連続した流れるような切りくずから、マイナ
ス角のすくい面の外周刃におけるむしれ、せん断によ
る、むしれ状、せん断状のつながらない分断された切り
くずとなる。このため、流れるような切りくずを連続的
に排出ための採用されている螺旋形の外周刃の形状を、
直線化することが可能となり、高圧で供給される切削油
剤を外部に散乱させることなく、刃先まで切削油剤を供
給することができる。さらに、切りくずが断続的に形成
されるため、刃先に常には切りくずが存在せず、切りく
ずと刃先の隙間に切削油剤を供給しなくとも刃先を切削
油剤で濡らすことが容易である。このため、切削油剤の
供給圧力をそれ程高圧にすることなく、所定の切削性能
を保持することが可能である。
を形成することにより、エンドミルの外周刃全体が直接
切削油剤に曝されることとなり、切削油剤と接触する機
会を確保し、エンドミルに対し、切削油剤の冷却効果、
潤滑効果を発揮させる効率を向上させることができる。
従って、外周刃の切削性能の悪化を抑制でき、切削油剤
の性能を十分に発揮させて、精度良く、高速のフライス
加工を行うことができる。また、露出面からすくい面を
形成することにより、すくい角がマイナスとなり、押し
切り切断を行うエンドミルとなる。従って、切りくず
は、従来の連続した流れるような切りくずから、マイナ
ス角のすくい面の外周刃におけるむしれ、せん断によ
る、むしれ状、せん断状のつながらない分断された切り
くずとなる。このため、流れるような切りくずを連続的
に排出ための採用されている螺旋形の外周刃の形状を、
直線化することが可能となり、高圧で供給される切削油
剤を外部に散乱させることなく、刃先まで切削油剤を供
給することができる。さらに、切りくずが断続的に形成
されるため、刃先に常には切りくずが存在せず、切りく
ずと刃先の隙間に切削油剤を供給しなくとも刃先を切削
油剤で濡らすことが容易である。このため、切削油剤の
供給圧力をそれ程高圧にすることなく、所定の切削性能
を保持することが可能である。
【0008】また、本発明に係るエンドミルは、外周刃
のすくい角がマイナスとなるので、刃先が被切削材に食
い込まず、滑らかな切削面を得ることができる。さら
に、刃先の肉厚を確保することが容易であることから刃
先強度を増加し、切削スピードの向上を図ることが可能
となる。これに伴う加工熱の増大は、上記のように切削
油剤の冷却効果を効率良く発揮することにより対処可能
である。また、刃先の強度を増加し、効率の良い冷却、
潤滑を行うことができるので、エンドミルの寿命を延ば
すことも可能となる。
のすくい角がマイナスとなるので、刃先が被切削材に食
い込まず、滑らかな切削面を得ることができる。さら
に、刃先の肉厚を確保することが容易であることから刃
先強度を増加し、切削スピードの向上を図ることが可能
となる。これに伴う加工熱の増大は、上記のように切削
油剤の冷却効果を効率良く発揮することにより対処可能
である。また、刃先の強度を増加し、効率の良い冷却、
潤滑を行うことができるので、エンドミルの寿命を延ば
すことも可能となる。
【0009】このようなエンドミルにおいて、露出面と
しては、外周刃の方向から回転軸の方向に凹んだ円弧面
を採用することにより、外部から放射される切削油剤の
散乱を防止し、切削油剤とすくい面、逃げ面との接触時
間を確保することができるので、さらに冷却効果、潤滑
効果を高めることができる。そして、このように、冷却
効果、潤滑効果を高めることにより、コーナー部にバニ
ッシング面を形成することも可能となる。そして、この
バニッシング面により切削面を滑らかに仕上げることが
できる。
しては、外周刃の方向から回転軸の方向に凹んだ円弧面
を採用することにより、外部から放射される切削油剤の
散乱を防止し、切削油剤とすくい面、逃げ面との接触時
間を確保することができるので、さらに冷却効果、潤滑
効果を高めることができる。そして、このように、冷却
効果、潤滑効果を高めることにより、コーナー部にバニ
ッシング面を形成することも可能となる。そして、この
バニッシング面により切削面を滑らかに仕上げることが
できる。
【0010】このようなすくい面のすくい角は、−30
°から−70°の範囲とすることが望ましい。−30°
を越えると、刃先角が減少し、刃先の肉厚の確保が難し
く強度が減少し、チッピングなどの原因となり、また、
−70°以下となると切削抵抗が増大し、押し切り切削
ではなく単に切削面を押し圧するバニッシング的にな
り、切削効率が著しく低下するからである。
°から−70°の範囲とすることが望ましい。−30°
を越えると、刃先角が減少し、刃先の肉厚の確保が難し
く強度が減少し、チッピングなどの原因となり、また、
−70°以下となると切削抵抗が増大し、押し切り切削
ではなく単に切削面を押し圧するバニッシング的にな
り、切削効率が著しく低下するからである。
【0011】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0012】図1に、本実施例のエンドミルの外形を示
してある。本例のエンドミルは、従来のエンドミルと同
様に、工具本体10の基部側に円柱状のシャンク11が
形成されており、このシャンク11の先端側に刃部12
が形成されている。そして、本例のエンドミルの刃部1
2には、現在有るエンドミルと異なり、回転軸13に沿
って直線状に延びた平行な5つの外周刃14が形成され
ている。
してある。本例のエンドミルは、従来のエンドミルと同
様に、工具本体10の基部側に円柱状のシャンク11が
形成されており、このシャンク11の先端側に刃部12
が形成されている。そして、本例のエンドミルの刃部1
2には、現在有るエンドミルと異なり、回転軸13に沿
って直線状に延びた平行な5つの外周刃14が形成され
ている。
【0013】この刃部12の断面を図2に示してある。
本例の刃部12には、等しい角度をあけて回転軸13か
ら外周に向かって突出した5つの外周刃14が形成され
ている。この5つの外周刃14は、それぞれ同じ形状
で、直線状に延びた外周刃であり、その1つを拡大して
図3に示してある。本例のエンドミルは、シャンク11
から刃部12を見て左側に旋回して切削を行うエンドミ
ルであり、外周刃14の左側の面がすくい面21、右側
の面が逃げ面22となっている。そして、すくい面21
と逃げ面22に挟まれたコーナー部に回転軸13を半径
の中心とする円周面からなるバニッシング面23が形成
されている。本例のエンドミルのすくい面21は、常に
外周側に曲がった、すなわち、中心軸に対し外周刃14
の外側に曲率の中心を持つ円弧面により形成されてい
る。また、このすくい面21および逃げ面22を形成す
る円弧面は、半円周より小さな円弧面であり、円弧面の
いずれの部分に着目しても、その円弧面はエンドミルの
外側に常に露出し、エンドミルの外側から中心軸13に
向かって放射される切削油剤に対し、他の面に遮られる
ことなく曝されるようになっている。そして、このすく
い面21と隣接する他の外周刃14の逃げ面22は滑ら
かに接続されている。
本例の刃部12には、等しい角度をあけて回転軸13か
ら外周に向かって突出した5つの外周刃14が形成され
ている。この5つの外周刃14は、それぞれ同じ形状
で、直線状に延びた外周刃であり、その1つを拡大して
図3に示してある。本例のエンドミルは、シャンク11
から刃部12を見て左側に旋回して切削を行うエンドミ
ルであり、外周刃14の左側の面がすくい面21、右側
の面が逃げ面22となっている。そして、すくい面21
と逃げ面22に挟まれたコーナー部に回転軸13を半径
の中心とする円周面からなるバニッシング面23が形成
されている。本例のエンドミルのすくい面21は、常に
外周側に曲がった、すなわち、中心軸に対し外周刃14
の外側に曲率の中心を持つ円弧面により形成されてい
る。また、このすくい面21および逃げ面22を形成す
る円弧面は、半円周より小さな円弧面であり、円弧面の
いずれの部分に着目しても、その円弧面はエンドミルの
外側に常に露出し、エンドミルの外側から中心軸13に
向かって放射される切削油剤に対し、他の面に遮られる
ことなく曝されるようになっている。そして、このすく
い面21と隣接する他の外周刃14の逃げ面22は滑ら
かに接続されている。
【0014】このようなすくい面21により外周刃14
が形成されているため、このすくい面21とバニッシン
グ面23との交線24aにおいて、交線24aから中心
軸13に向かう線分25aと、すくい面21とがなす角
であるすくい角θ1は、マイナス角であり、切削条件に
従って、−30°〜−70°の範囲に設定される。すく
い角θ1が−30°を越えて正角側になると、刃先角
(θ1+θ2)が不足し、切削時の強度の保持が困難と
なりびびり振動が発生し易くなるためである。一方、す
くい角θ1が−70°を越えて負角側になると、押し切
り切削が不可能となり、単に、バニッシング的となって
切削効果を得ることができないからである。
が形成されているため、このすくい面21とバニッシン
グ面23との交線24aにおいて、交線24aから中心
軸13に向かう線分25aと、すくい面21とがなす角
であるすくい角θ1は、マイナス角であり、切削条件に
従って、−30°〜−70°の範囲に設定される。すく
い角θ1が−30°を越えて正角側になると、刃先角
(θ1+θ2)が不足し、切削時の強度の保持が困難と
なりびびり振動が発生し易くなるためである。一方、す
くい角θ1が−70°を越えて負角側になると、押し切
り切削が不可能となり、単に、バニッシング的となって
切削効果を得ることができないからである。
【0015】このような負角のすくい角θ1を有する外
周刃14を用いて切削を行う場合は、切削が押し切り的
となり、切削時の切りくずはせん断、あるいはむしれ的
に生成される。従って、切りくずは小さくちぎれた形状
となり、従来のすくい角が正角の外周刃による連続的な
切りくずは生成されない。このため、連続的な切りくず
を常時排出するための切りくず排出角を外周刃14に持
たせる必要はなく、回転軸13に沿って直線的な外周刃
14を形成することができる。
周刃14を用いて切削を行う場合は、切削が押し切り的
となり、切削時の切りくずはせん断、あるいはむしれ的
に生成される。従って、切りくずは小さくちぎれた形状
となり、従来のすくい角が正角の外周刃による連続的な
切りくずは生成されない。このため、連続的な切りくず
を常時排出するための切りくず排出角を外周刃14に持
たせる必要はなく、回転軸13に沿って直線的な外周刃
14を形成することができる。
【0016】また、すくい面21と逃げ面22とに挟ま
れたバニッシング面23は、エンドミルの中心軸13を
円心としたエンドミルの外周をなす滑らかな面であり、
すくい角θ1により切削された被切削物の切削面をバニ
ッシングし、押し圧された滑らかな切削面を形成可能と
する面である。
れたバニッシング面23は、エンドミルの中心軸13を
円心としたエンドミルの外周をなす滑らかな面であり、
すくい角θ1により切削された被切削物の切削面をバニ
ッシングし、押し圧された滑らかな切削面を形成可能と
する面である。
【0017】次に、図4および図5に基づき本実施例の
エンドミル1の機能を、図8および図9に示す従来のエ
ンドミル2と比較しながら説明する。図4および図8
は、エンドミル1、2を用いて切削する様子を被切削物
30の縦断面を用いて示している。また、図5および図
9は、エンドミル1、2を用いて切削する様子を被切削
物30の横断面を用いて示してある。
エンドミル1の機能を、図8および図9に示す従来のエ
ンドミル2と比較しながら説明する。図4および図8
は、エンドミル1、2を用いて切削する様子を被切削物
30の縦断面を用いて示している。また、図5および図
9は、エンドミル1、2を用いて切削する様子を被切削
物30の横断面を用いて示してある。
【0018】先ず、図8に示すように、従来のエンドミ
ル2を用いて切削加工を行う場合は、エンドミル2の外
周刃3に斜め上方から高圧で吹き付けられた切削油剤4
0は、螺旋形となっている外周刃3により上方に散乱さ
れる。従って、被切削物30と接触している外周刃3の
刃先4に切削油剤40が到達し難い。是に対し、図4に
示すように、本実施例に係るエンドミル1においては、
外周刃14が中心軸13に沿って直線的に形成できるの
で、斜め上方から高圧で吹き付けられた切削油剤40は
下方の刃先26に導かれ、被切削物30と接触し、切削
作業を行っている刃先26に対し、十分な冷却効果、潤
滑効果を発揮することができる。
ル2を用いて切削加工を行う場合は、エンドミル2の外
周刃3に斜め上方から高圧で吹き付けられた切削油剤4
0は、螺旋形となっている外周刃3により上方に散乱さ
れる。従って、被切削物30と接触している外周刃3の
刃先4に切削油剤40が到達し難い。是に対し、図4に
示すように、本実施例に係るエンドミル1においては、
外周刃14が中心軸13に沿って直線的に形成できるの
で、斜め上方から高圧で吹き付けられた切削油剤40は
下方の刃先26に導かれ、被切削物30と接触し、切削
作業を行っている刃先26に対し、十分な冷却効果、潤
滑効果を発揮することができる。
【0019】また、図9に示すように、従来のエンドミ
ル2を用いて切削加工を行う場合は、エンドミル2の中
心軸13に対し、半径方向の外側から高圧で吹き付けら
れた切削油剤40は、すくい面5が外周刃3の先端3a
より内側に入り込み、切削油剤40が外周刃3の先端3
aに遮られ直接すくい面5にかからない時がある。この
ため、切削油剤40の冷却効果、潤滑効果が十分に発揮
されない。是に対し、図5に示すように、本実施例に係
るエンドミル1においては、円弧状のすくい面21、逃
げ面22は共に常時、切削油剤40に曝されているた
め、切削油剤40はその冷却、潤滑効果を十分に発揮で
き、刃先26の切削性能の劣化を防止することができ
る。さらに、本例のエンドミル1のすくい面21、逃げ
面22は円弧状となっているので、これらの面に向かっ
て噴射された切削油剤40は、相対峙するすくい面21
および逃げ面22の方向に反射され、図9に示す従来の
エンドミル2のように、外周刃3の外側へ切削油剤40
を散乱させてしまうこともない。従って、本例のエンド
ミル1においては、高圧で噴射された切削油剤40は効
率良く、外周刃14に導かれ、切削油剤40の冷却、潤
滑などの効果を引き出すことができる。
ル2を用いて切削加工を行う場合は、エンドミル2の中
心軸13に対し、半径方向の外側から高圧で吹き付けら
れた切削油剤40は、すくい面5が外周刃3の先端3a
より内側に入り込み、切削油剤40が外周刃3の先端3
aに遮られ直接すくい面5にかからない時がある。この
ため、切削油剤40の冷却効果、潤滑効果が十分に発揮
されない。是に対し、図5に示すように、本実施例に係
るエンドミル1においては、円弧状のすくい面21、逃
げ面22は共に常時、切削油剤40に曝されているた
め、切削油剤40はその冷却、潤滑効果を十分に発揮で
き、刃先26の切削性能の劣化を防止することができ
る。さらに、本例のエンドミル1のすくい面21、逃げ
面22は円弧状となっているので、これらの面に向かっ
て噴射された切削油剤40は、相対峙するすくい面21
および逃げ面22の方向に反射され、図9に示す従来の
エンドミル2のように、外周刃3の外側へ切削油剤40
を散乱させてしまうこともない。従って、本例のエンド
ミル1においては、高圧で噴射された切削油剤40は効
率良く、外周刃14に導かれ、切削油剤40の冷却、潤
滑などの効果を引き出すことができる。
【0020】さらに、図9に示すように、従来のエンド
ミル2は、すくい角が正角となるので、切削による切り
くず9が連続的となり、外周刃3の先端3aは被切削物
30と切りくず9に挟まれた状態となる。このため、先
端3aに切削油剤40を供給するためには、かなりの高
圧で切削油剤40を噴射する必要がある。是に対し、図
5に示す本例のエンドミル1においては、すくい角が負
角となるため、切りくず29は分断された状態となる。
従って、外周刃14の先端14aを切削油剤40で濡ら
すことは比較的簡単である。このため、刃先26に十分
な切削油剤40を供給することにより、刃先26の切削
性能を確保することができる。
ミル2は、すくい角が正角となるので、切削による切り
くず9が連続的となり、外周刃3の先端3aは被切削物
30と切りくず9に挟まれた状態となる。このため、先
端3aに切削油剤40を供給するためには、かなりの高
圧で切削油剤40を噴射する必要がある。是に対し、図
5に示す本例のエンドミル1においては、すくい角が負
角となるため、切りくず29は分断された状態となる。
従って、外周刃14の先端14aを切削油剤40で濡ら
すことは比較的簡単である。このため、刃先26に十分
な切削油剤40を供給することにより、刃先26の切削
性能を確保することができる。
【0021】また、本例のエンドミル1の外周刃14の
すくい角は負角であり、被切削物を押し切りして切削す
るので、被切削物に外周刃14が食い込むこともなく、
切削面は滑らかな面となる。さらに、本例のエンドミル
1においては、刃先26に十分な切削油剤40を円滑に
供給することができるので、すくい面21に続いてバニ
ッシング面23を形成しても、このバニッシング面23
と被切削物30との間に異常な摩擦が生じて切削作業が
阻害されることがない。このため、バニッシング面23
を形成し、この面23により切削された面を押し圧で
き、いっそう円滑な切削面を得ることができる。
すくい角は負角であり、被切削物を押し切りして切削す
るので、被切削物に外周刃14が食い込むこともなく、
切削面は滑らかな面となる。さらに、本例のエンドミル
1においては、刃先26に十分な切削油剤40を円滑に
供給することができるので、すくい面21に続いてバニ
ッシング面23を形成しても、このバニッシング面23
と被切削物30との間に異常な摩擦が生じて切削作業が
阻害されることがない。このため、バニッシング面23
を形成し、この面23により切削された面を押し圧で
き、いっそう円滑な切削面を得ることができる。
【0022】さらに、本例のエンドミル1の形状を採用
する場合は、図6に示すように、逃げ面22とバニッシ
ング面23との交線24bにおいて、交線24bから中
心軸13に向かう線分25bと、逃げ面とがなす角θ2
をすくい角θ1と同じ角度に設定することも可能であ
る。このようなエンドミル1においては、切削時の回転
方向として左右何方の方向も採用することができる。従
って、図7に示すように、このエンドミル1を往復動さ
せるだけで、被切削物30の表面上の一定の面積を削る
ことが可能となる。すなわち、図10に示すように、従
来のエンドミル2においては、被切削物30を下から上
に削るアップカットと、上から下に削るダウンカットで
は、切削面の仕上げ度、衝撃力の違い等による面精度な
どが異なり、一方の回転方向でしか切削作業を行うこと
ができない。このため、アップカットあるいはダウンカ
ットのみを使用して切削を行う必要上、エンドミル2の
動きは螺旋状となり、このような動きを制御するために
は複雑なプログラムを組む必要がある。しかし、本例の
エンドミル1においては、左右どちらに回転させても、
その回転に対応したすくい面θ1、θ2の角度が同じと
なる。このため、エンドミル2の動きは往復動のみと
し、回転方向を逆転させて、アップカットあるいはダウ
ンカットのみによる切削作業を行うことが可能となる。
従って、エンドミル2を制御するプログラムも簡単なも
ので良い。
する場合は、図6に示すように、逃げ面22とバニッシ
ング面23との交線24bにおいて、交線24bから中
心軸13に向かう線分25bと、逃げ面とがなす角θ2
をすくい角θ1と同じ角度に設定することも可能であ
る。このようなエンドミル1においては、切削時の回転
方向として左右何方の方向も採用することができる。従
って、図7に示すように、このエンドミル1を往復動さ
せるだけで、被切削物30の表面上の一定の面積を削る
ことが可能となる。すなわち、図10に示すように、従
来のエンドミル2においては、被切削物30を下から上
に削るアップカットと、上から下に削るダウンカットで
は、切削面の仕上げ度、衝撃力の違い等による面精度な
どが異なり、一方の回転方向でしか切削作業を行うこと
ができない。このため、アップカットあるいはダウンカ
ットのみを使用して切削を行う必要上、エンドミル2の
動きは螺旋状となり、このような動きを制御するために
は複雑なプログラムを組む必要がある。しかし、本例の
エンドミル1においては、左右どちらに回転させても、
その回転に対応したすくい面θ1、θ2の角度が同じと
なる。このため、エンドミル2の動きは往復動のみと
し、回転方向を逆転させて、アップカットあるいはダウ
ンカットのみによる切削作業を行うことが可能となる。
従って、エンドミル2を制御するプログラムも簡単なも
ので良い。
【0023】なお、上記において、5つの外周刃を有す
るエンドミルに基づき説明しているが、外周刃の数はこ
れに限らないことは勿論である。また、説明を簡単とす
るために、外周刃が回転軸に沿って直線に延びたエンド
ミルに基づき説明しているが、切削油剤の噴射角度等か
ら、切削油剤を刃先に円滑に導く程度の角度を回転軸に
対して具備する外周刃を採用することも勿論可能であ
る。
るエンドミルに基づき説明しているが、外周刃の数はこ
れに限らないことは勿論である。また、説明を簡単とす
るために、外周刃が回転軸に沿って直線に延びたエンド
ミルに基づき説明しているが、切削油剤の噴射角度等か
ら、切削油剤を刃先に円滑に導く程度の角度を回転軸に
対して具備する外周刃を採用することも勿論可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明に
係るエンドミルは、露出面からすくい面および逃げ面を
形成しており、エンドミルの外周刃全体に直接切削油剤
が吹き付けられることを可能とし、切削油剤の冷却効
果、潤滑効果を効率良く発揮させることができる。この
ため、エンドミルの切削性能の悪化を防止し、スムーズ
で高速な切削作業を行うことができる。これに加え、切
削油剤の散乱を防止する円弧面により露出面を形成する
こと、および分断された切りくずが生成されることから
外周刃の先端を切削油剤で濡らすことが容易となること
から、さらに切削油剤の効果を発揮させることも可能と
なる。
係るエンドミルは、露出面からすくい面および逃げ面を
形成しており、エンドミルの外周刃全体に直接切削油剤
が吹き付けられることを可能とし、切削油剤の冷却効
果、潤滑効果を効率良く発揮させることができる。この
ため、エンドミルの切削性能の悪化を防止し、スムーズ
で高速な切削作業を行うことができる。これに加え、切
削油剤の散乱を防止する円弧面により露出面を形成する
こと、および分断された切りくずが生成されることから
外周刃の先端を切削油剤で濡らすことが容易となること
から、さらに切削油剤の効果を発揮させることも可能と
なる。
【0025】また、本発明に係るエンドミルは、外周刃
のすくい角がマイナスとなるので、刃先が被切削材に食
い込まず、滑らかな切削面を得ることができ、さらに、
バニッシング面を設けることにより切削面の円滑化を図
ることも可能となる。そして、刃先まで十分に供給され
る切削油剤の効果により、切削スピードを上昇させなが
らこれに伴い発生する加工熱の発散を順調に行うことが
可能となる。さらに、このように切削油剤による冷却、
潤滑の効果を十分得ることができるので、エンドミルの
寿命も長い。また、刃先に切削油剤が十分に供給される
ので、分断された切りくずをこの切削油剤によりスムー
ズに排出可能でることから、さらにエンドミルの寿命を
延ばすことができるという効果もある。
のすくい角がマイナスとなるので、刃先が被切削材に食
い込まず、滑らかな切削面を得ることができ、さらに、
バニッシング面を設けることにより切削面の円滑化を図
ることも可能となる。そして、刃先まで十分に供給され
る切削油剤の効果により、切削スピードを上昇させなが
らこれに伴い発生する加工熱の発散を順調に行うことが
可能となる。さらに、このように切削油剤による冷却、
潤滑の効果を十分得ることができるので、エンドミルの
寿命も長い。また、刃先に切削油剤が十分に供給される
ので、分断された切りくずをこの切削油剤によりスムー
ズに排出可能でることから、さらにエンドミルの寿命を
延ばすことができるという効果もある。
【0026】また、すくい面および逃げ面のなす角度を
同一として、回転方向を逆転可能なエンドミルとするこ
ともでき、これにより、切削加工をより簡易なものとす
ることも可能である。
同一として、回転方向を逆転可能なエンドミルとするこ
ともでき、これにより、切削加工をより簡易なものとす
ることも可能である。
【図1】本発明の実施例に係るエンドミルの外形図であ
る。
る。
【図2】図1に示すエンドミルの断面図である。
【図3】図2に示すエンドミルの外周刃の一つを拡大し
て示す拡大図である。
て示す拡大図である。
【図4】図1に示すエンドミルを用いた切削加工を説明
する横断面図である。
する横断面図である。
【図5】図1に示すエンドミルを用いた切削加工を説明
する縦断面図である。
する縦断面図である。
【図6】本発明に係るエンドミルの内、逆回転の可能な
エンドミルの断面をしめす図面である。
エンドミルの断面をしめす図面である。
【図7】図6に示すエンドミルを用いて切削加工を行う
様子を示す説明図である。
様子を示す説明図である。
【図8】従来のエンドミルを用いた切削加工を説明する
横断面図である。
横断面図である。
【図9】従来のエンドミルを用いた切削加工を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
【図10】従来のエンドミルを用いて切削加工を行う様
子を示す説明図である。
子を示す説明図である。
1、2・・・エンドミル 3・・・外周刃 4・・・刃先 10・・・本体 11・・・シャンク 12・・・刃部 13・・・回転軸 14・・・外周刃 14a・・・外周刃の先端 21・・・すくい面 22・・・逃げ面 23・・・バニッシング面 24・・・交線 25・・・線分 26・・・刃先 30・・・被切削物 40・・・切削油剤 θ1、θ2・・・すくい角
Claims (4)
- 【請求項1】 回転軸に対し直交する方向に突出する少
なくとも1つの外周刃を有するエンドミルにおいて、前
記外周刃のすくい面および逃げ面が、前記回転軸に対し
半径方向外側に常に露出した露出面からなることを特徴
とするエンドミル。 - 【請求項2】 請求項1において、前記露出面は、前記
回転軸に対し半径方向外側に面して凹んだ円弧面である
ことを特徴とするエンドミル。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記外周刃
のすくい面および逃げ面に挟まれたコーナー部に前記回
転軸から所定の半径を具備する凸面状のバニッシング面
が形成されていることを特徴とするエンドミル。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記すくい面のすくい角が−30°から−70°の範囲
であることを特徴とするエンドミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7687792A JPH05277823A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | エンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7687792A JPH05277823A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | エンドミル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05277823A true JPH05277823A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13617867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7687792A Pending JPH05277823A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | エンドミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05277823A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008188700A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Nisshin Kogu Kk | ラジアスエンドミル |
US20120009028A1 (en) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | Uwe Hobohm | Scem for heat-resistant materials (star mill) |
US20130322975A1 (en) * | 2012-05-29 | 2013-12-05 | Napthaneal Y. Tan | Diamond cutting tools |
CN104526035A (zh) * | 2012-05-29 | 2015-04-22 | 苹果公司 | 切割工具 |
WO2015188940A1 (de) * | 2014-06-13 | 2015-12-17 | Audi Ag | Stirnfräswerkzeug |
EP3808481A1 (en) * | 2019-10-18 | 2021-04-21 | Union Tool Co. | Radius end mill |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP7687792A patent/JPH05277823A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008188700A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Nisshin Kogu Kk | ラジアスエンドミル |
JP4734265B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2011-07-27 | 日進工具株式会社 | ラジアスエンドミル |
US20120009028A1 (en) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | Uwe Hobohm | Scem for heat-resistant materials (star mill) |
US8905690B2 (en) * | 2010-07-09 | 2014-12-09 | Kennametal Inc. | SCEM for heat-resistant materials (star mill) |
US20130322975A1 (en) * | 2012-05-29 | 2013-12-05 | Napthaneal Y. Tan | Diamond cutting tools |
CN104526035A (zh) * | 2012-05-29 | 2015-04-22 | 苹果公司 | 切割工具 |
US9545024B2 (en) * | 2012-05-29 | 2017-01-10 | Apple Inc. | Diamond cutting tools |
WO2015188940A1 (de) * | 2014-06-13 | 2015-12-17 | Audi Ag | Stirnfräswerkzeug |
EP3808481A1 (en) * | 2019-10-18 | 2021-04-21 | Union Tool Co. | Radius end mill |
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