JPH05277099A - X線透視撮影台 - Google Patents

X線透視撮影台

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JPH05277099A
JPH05277099A JP4076897A JP7689792A JPH05277099A JP H05277099 A JPH05277099 A JP H05277099A JP 4076897 A JP4076897 A JP 4076897A JP 7689792 A JP7689792 A JP 7689792A JP H05277099 A JPH05277099 A JP H05277099A
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JP
Japan
Prior art keywords
detecting means
top plate
moving body
moving
abnormality
Prior art date
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Pending
Application number
JP4076897A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Fukuda
克巳 福田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体の位置検出器に異常が生じても移動
可能な所定位置にあるとき、異常検出信号で駆動系が断
たれることなく、移動体を移動操作できるようにする。 【構成】 移動体の位置検出手段とは別に、固定部に
設けられたマイクロスイッチ13と、該マイクロスイッ
チ13に連経し移動体に取付けられそれの所定移動範囲
に応じた長さの切片14とよりなる第2の位置検出手段
を設け、マイクロスイッチ13の信号で異常検出手段を
非動作状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】それぞれの駆動源で駆動される少
なくとも2つの移動体を有するX線透視撮影台に関し、
詳しくは移動体の位置検出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】それぞれの駆動源をもった駆動機構によ
って駆動され、天板の上下(天板の長手方向の移動)、
左右(天板の長手方向に直交する方向の移動)、天板の
長手中心軸まわりの回転、起倒およびX線管等の変位
を、単独または複合して行うX線透視撮影台における本
発明の一例として、移動体である天板の上下動と起倒を
同時に行う場合について図4および図5によって説明す
る。図中、1は天板を示し、二点鎖線は天板1の移動位
置ないし起倒位置を示している。図4は使用時における
X線透視撮影台の天板1が水平位にあるときの側面図で
あり、図5は天板1が垂直位にあるときの側面図であ
る。
【0003】通常、天板1の上下移動・停止等の制御
は、天板上下駆動機構に設けられ、移動する天板1の位
置を連続して検出する検出器(例えばポテンショメ−
タ)とオペアンプからなる天板上下移動位置検出部か
ら、天板1の上下位置信号を、常時、駆動制御回路が受
けて行われている。同時に、他の起倒駆動機構により駆
動される天板1の起倒を行う場合、前記天板1の天板上
下移動位置検出部が発する天板1の上下位置信号が、天
板1を起倒しても天板1と天井または床とが干渉しない
位置にあるときのみ、起倒の駆動機構を駆動することが
でき、所定の角度に至ったとき起動、変速、停止等の駆
動制御をする構成になっている。
【0004】また、逆に天板1の起倒が天板1と天井ま
たは床とが干渉しない位置にあるときのみ、天板1を上
下動することができる相互関係が構成されている。さら
に、図4に示す水平位において天板1が上方向(左側の
二点鎖線位置)または下方向(右側の二点鎖線位置)に
位置し天板1が天井または床と干渉する場合、天板1の
起倒駆動機構により天板1を起立させようとすれば、前
記それぞれの上下・起倒移動位置検出部が発する天板1
の上下位置信号と起倒位置信号を受けた駆動制御回路に
より、天板1を天井または床面と干渉しない所定位置ま
で移動させた後、自動的に天板1を起立させる駆動制御
がされる。
【0005】一方、被検者ならびに装置の保護のために
前記移動位置検出部の異常検出を行う異常検出部を設
け、運転中、該異常検出部が前記移動位置検出部の異常
を検知したとき発する異常信号により、前記移動位置検
出部が発する位置信号により駆動制御されている天板1
の駆動回路を遮断し、前記移動位置検出部の当該および
関係する駆動機構である天板1の上下動および起倒を停
止するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たX線透視撮影台にあっては、例えば、天板の上下にお
ける位置が起倒動作に支障のない位置に位置している場
合にあっても、天板の上下移動位置検出部の検出器、例
えばポテンショメータの断線、接触不良等の異常を異常
検出部が検知して発する異常信号によって、移動体の駆
動回路が断たれ天板の上下動ならびに起倒が行えなくな
ってしまうため、検査が中断するばかりでなく再検査を
必要とし、被爆線量の増大を招くことになる。特に、天
板の逆傾斜時に、位置検出器に異常が生じると天板を水
平にもどすことができず被検者に多大の苦痛を与えるこ
とになる。
【0007】本発明はこれらの事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、前述の第1の移
動位置検出手段における移動体の位置検出方法とは異な
った位置検出方法による第2の移動位置検出手段を設
け、移動体が他と干渉しない所定位置に位置していると
きには、前記異常検出手段により移動体の移動が停止さ
れることのないよう、前記異常検出手段の機能を不能に
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】それぞれの駆動源で駆動
される少なくとも2つの移動体を有し、一方の移動体が
所定位置に位置している際に他方の移動体の移動が可能
であって、少なくとも前記一方の移動体の位置を連続的
に検出する第1の移動位置検出手段と、前記第1の位置
検出手段の異常を検出し、異常時、当該および他方の移
動体の移動を不能にする異常検出手段とを備えたX線透
視撮影台において、前記一方の移動体が所定位置に位置
しているときのみ信号を発し、前記異常検出手段を不能
にする第2の移動位置検出手段を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明の構成によれば、第2の位置検出手段は
移動体が所定位置に位置しているかぎり異常検出手段を
不能にする。その結果、移動体を駆動中、第1の移動位
置検出部の検出器の異常を検出した異常検出回路が異常
信号を発しても、該移動体は停止させられることなく、
移動の可能な状態を確保する。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例として天板の駆動に関して
図面に基づいて説明する。図1は実施例の主要部の構成
を示す底面図、図2は図1の一部切欠き側面図、図3は
本発明に係るX線透視撮影台の移動体駆動制御機構のブ
ロック図である。図1および図2に示すように、天板1
を保持するフレ−ム2と、該フレ−ム2が内溝を摺動し
て長手方向に移動するようにフレ−ム2を転支するレ−
ル3と、該レ−ル3の片方の両端部に回転軸41、42
を軸支した状態に取付けられたスプロケット51、52
と、前記フレ−ム2に固着された固定具6に前記スプロ
ケット51と52を巻回しタ−ンバックル7を介して張
着したチェ−ン8と、駆動源(図示せず)とで構成され
た天板移動駆動機構に、該天板1の位置検出器であるポ
テンショメ−タ9を具備した第1移動位置検出手段が設
けられている。ポテンショメ−タ9は、その軸10に大
ギヤ11を嵌着し、前記スプロケット51の回転軸4の
端部に嵌着した小ギヤ12と噛合させ、ポテンショメ−
タ9の軸10がスプロケット51の回転すなわち天板1
の上下移動に連動して回転する構造になっている。
【0011】上記構成により、天板1の上下(長手)方
向の移動は、駆動源(図示せず)から正逆の回転駆動力
を前記スプロケット51の回転軸41に伝え、これによ
り正逆転されるスプロケット51に張られたチェ−ン8
が固定具6を連動して移動させ、固定具6の固着されて
いるフレ−ム2をレ−ル3の長手方向に摺動させること
によって行われる。同時に、第1の移動位置検出手段に
おいて天板の上下動即スプロケットの回転に連動して回
転するポテンショメ−タ9で得られる電位変化を、オペ
アンプを通して位置信号として駆動制御回路に送り、各
移動体の起動、加速、減速、停止などの駆動制御がされ
る。
【0012】本発明では前述の第1の移動位置検出手段
とは別に、マイクロスイッチ13とそれを作動させる切
片14とよりなる第2の移動位置検出手段を設けた。前
記マイクロスイッチ13は固定部に配設され、移動体と
しての天板1を保持するフレームに取付けられている。
切片14は天井あるいは床等と干渉せず、しかも移動可
能な範囲内の所定位置長さを有し、前記マイクロスイッ
チ13に摺接して、天板1が所定位置に位置している間
中、閉成する。この第2の移動位置検出手段により、天
板1移動体が所定位置に位置している間中、信号を発生
させ、該信号を駆動制御回路に送り、異常検出回路の機
能を不能にするように構成されている。
【0013】本発明による上述の構成における動作は、
図3に示すとおり、天板1の上下方向の移動は天板の操
作スイッチ15の閉操作によって行われる。この場合、
第1の移動位置検出手段の天板1位置検出部に配設した
ポテンショメ−タ9からの、天板1の移動に伴い変化す
る出力電位をオペアンプ16を通して得た位置信号と、
第2の移動位置検出手段の検出器であるマイクロスイッ
チ13の閉状態により天板1が所定位置に位置すること
を示す信号と、他の関係駆動機構の位置検出部からの信
号とにより干渉の有無を駆動制御回路17が確認した
後、制御回路17の信号により駆動源18から駆動部1
9に給電され、天板1の上下動、起倒動作が可能にな
る。
【0014】この様にして天板1を移動操作中、異常検
出回路20が第1の移動位置検出手段の異常を検出した
場合、信号を駆動制御回路17に発して、天板1の上下
動および起倒動を停止させるようになっている。しか
し、天板1が移動可能な範囲内の所定位置、すなわち、
切片14がマイクロスイッチ13に摺接し、それを閉成
しているときは、第2の移動位置検出手段の信号によ
り、異常検出回路20の機能を不能にして、天板1の起
倒が可能になるように構成されている。
【0015】上記の実施例では、第1の移動位置検出手
段の検出器にポテンショメ−タを用いたものとしたが、
エンコ−ダを用いた場合にも適用できる。また、第2の
移動位置検出手段を構成するマイクロスイッチを固定部
に、切片を天板(移動体)に取付けたが、両者の関係を
逆にしてもよい。また、切片などのようなものでなく凹
状切込みをフレ−ム2に設けるかまたは凹状切込みをも
った板材によって、マイクロスイッチの押さえを移動可
能な範囲では解放するようにすることも可能である。こ
の場合、マイクロスイッチはオフスイッチとなる。
【0016】さらに、移動体が移動して所定位置を外れ
た際、いずれの方向で外れたかを検出する検知手段を設
け、所定位置を外れた位置で第1の位置検出手段に異常
が発生したとき前記検出手段でその方向を検知し、それ
とは逆方向に第2の位置検出手段が作動する位置まで天
板を移動させるようにしておけば、天板を自動的に所定
位置に復帰させて起倒操作することができ、操作上有益
である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明に係るX線透視撮影台によれば、移動体の移動位置検
出器の異常検出による、移動体の移動停止がなくなり、
検査を妄りに中断することがなく、被検者に無用の苦痛
と負担を与えることがない。◎また、移動体の位置検出
が電気的センサと機械的センサの二重の手段で行われる
ので、天板等の移動制御に対する信頼度が高く、安全に
操作できるX線透視撮影台を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の主要部の構成を示す底面図である。
【図2】図1の一部切欠き側面図である。
【図3】実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】使用状態におけるX線透視撮影台の天板水平時
の全体正面図である。
【図5】図4の天板立位時の全体正面図である。
【符号の説明】
1…天板 2…フレ−ム
3…レ−ル 4(41、42)…回転軸 5(51、5
2)…スプロケット 6…固定具 7…タ−ンバックル
8…チェ−ン 9…ポテンショメ−タ 10…軸
11…大ギヤ 12…小ギヤ 13…マイクロスイッチ
14…切片 15…操作スイッチ 16…オペアンプ
17…駆動制御回路 18…駆動源 19…駆動部
20…異常検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれの駆動源をもった駆動機構により
    駆動される少なくとも2つの移動体を有し、一方の移動
    体が所定位置に位置している際に他方の移動体の移動が
    可能であって、少なくとも前記一方の移動体の位置を連
    続的に検出する第1の位置検出手段と、この第1の位置
    検出手段が前記一方の移動体が所定位置に位置している
    信号を出力している時のみ、当該および他方の移動体の
    移動を許容する制御手段と、前記第1の位置検出手段の
    異常を検出し、異常時、他方の移動体の移動を不能にす
    る異常検出手段とを備えたX線透視撮影台において、前
    記一方の移動体が所定位置に位置しているかを検出し、
    所定位置に位置しているときのみ信号を発する第2の位
    置検出手段を設け、この第2の位置検出手段の信号で前
    記異常検出手段を不能にするようにしたことを特徴とす
    るX線透視撮影台。
JP4076897A 1992-03-31 1992-03-31 X線透視撮影台 Pending JPH05277099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4076897A JPH05277099A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 X線透視撮影台

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JP4076897A JPH05277099A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 X線透視撮影台

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JPH05277099A true JPH05277099A (ja) 1993-10-26

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ID=13618447

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4076897A Pending JPH05277099A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 X線透視撮影台

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JP (1) JPH05277099A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013198675A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Takara Belmont Co Ltd 医療用スライドテーブル

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