JPH05277003A - テープスナップとその成形方法 - Google Patents

テープスナップとその成形方法

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JPH05277003A
JPH05277003A JP10379192A JP10379192A JPH05277003A JP H05277003 A JPH05277003 A JP H05277003A JP 10379192 A JP10379192 A JP 10379192A JP 10379192 A JP10379192 A JP 10379192A JP H05277003 A JPH05277003 A JP H05277003A
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plastic
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mold
long
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Koki Sugihara
皓喜 杉原
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SUKOOBILL JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】スナップ成形時に生じる生地先端の捲れ防止。 【構成】生地18に接する複数の長い突部22を有し、
この長い突部22はその中央に凹部24を有する上下型
15,16にプラスチックを流し込んでテープスナップ
を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックスナップ
に関し、さらに特定するとテープスナップとその成形方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラスチックスナップは、図1
に示されているようにプラスチックを流し込むために中
央に予め穴の開けられた生地1を上下型3及び4で挟
み、それによってできる所望スナップ型の空洞2へ下型
4のプラスチック流入口5からプラスチックを流しこむ
ことによって成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
はプラスチックを流し込む際にその勢いによって図2の
ような生地が表面に出てくる事態が生じた。このように
正確に成形されてないテープスナップでは見た目にも見
苦しいし商品自体の価値も落しかねない。そこでより良
質の商品部品としてのテープスナップとその成形方法を
提供するのが本発明の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手段を記述すると、第1に使用する上下型が
共に従来とは違ってスナップに穴(または溝)を開けて
そこを通して生地を押えるように型の内部に生地に接す
る突部を有することと、第2にその突部が生地押さえと
して十分機能するように十分な接触面積の長い突部であ
ることと、第3にその突部が不要に長いと、生地押さえ
として十分機能する反面、成形されるスナップのフラン
ジの強度が低下するので、成形される溝にフランジより
も薄い橋が掛かるように突部の中央に生地と接しない
(つまり突部中央に凹みがある)部分が設けてあること
である。以上の3つの手段を用いた本発明の好ましい実
施例を図面を参照しながら以下に説明する。
【0005】
【実施例】図3は本発明にしたがって成形されたテープ
スナップの平面図であり、図4、5、6は、図3の3つ
の断面をそれぞれ成形する上下型15及び16の対応位
置の断面図であるが、この上下型はその間に挟む生地1
8の先端19の捲れを防止するために生地18を押える
長い突部22を有し、この長い突部22は成形されるフ
ランジ13の強度低下を補強するために、成形される溝
11の中央に橋12を設けるように突部中央に図8に示
すような凹部24を有する。
【0006】先ず、予め所定の寸法の穴17を開けられ
た生地18を上型15と下型16で挟み、その後下型1
6の流入口20からプラスチックを流し込む。従来であ
れば流し込まれるプラスチックの勢いで生地18が上方
に捲れ上がって生地の先端19が表出していた訳である
が、これを防止するために本発明では生地押えとして上
下型15及び16に直接生地18に接して押える突部2
2を設けた。この突部22の形状は、生地押えとしての
機能を十分に発揮するために図8のような横に長い形状
を有する。ここで重要なのは、この突部22が縦長、つ
まり十分長い形状でなかったならば、生地押えとしての
機能を十分に果しえないことである。
【0007】さらに図3、図7及び図8において、上記
突部22により成形されるテープスナップ10の長溝1
1があまり長いと今度はフランジ13の強度が弱まる可
能性が出てくるため、長溝11の中央にフランジ13の
強度補強のための橋12が成形されるように突部22の
中央に凹部24を設けた。ここで成形される橋12は成
形時の生地押えとしての機能をも持たせるためフランジ
13の厚さよりも薄いものとする。これらの効果とし
て、生地の先端19の移動を橋の上面23以下に抑える
ことができるようになった。
【0008】したがって、図3のように、本発明により
成形されるテープスナップ10は、生地押さえのための
長い突部22により成形される長溝11と、テープスナ
ップの形状が崩れないように内周部分31と外周部分3
2を強力に結合するフランジ13と、フランジ13の強
度補強のために長い突部22の凹部24により成形され
る橋12とから構成される。また以上述べてきたのはテ
ープスナップのスタッドの方のみであるが、図9に示さ
れるテープスナップのソケットの場合も主要成形部の成
形方法及び構成は本質的に同一である。
【0009】先の3つの手段を基礎に、本発明は、前記
効果を得て生地の表出防止という課題を解決し、良質の
商品部品としてのテープスナップを提供するという目的
を達成した。
【0010】本発明の好ましい実施例と現在考えられる
ものを図示し説明してきたけれども、当業者であれば、
本発明の技術思想から逸脱することなく種々の変更及び
修正が可能であることは明白であろう。かかる変更及び
修正は全て本発明の技術思想に包含されるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテープスナップ成形に使用される上下型
の断面図。
【図2】図1の上下型を用いて成形されたテープスナッ
プ断面図。
【図3】本発明で成形されたテープスナップ平面図。
【図4】図3のテープスナップをA断面の形状を成形す
る上下型の対応位置の断面図。
【図5】図3のテープスナップをB断面の形状を成形す
る上下型の対応位置の断面図。
【図6】図3のテープスナップをC断面の形状を成形す
る上下型の対応位置の断面図。
【図7】本発明で成形されたテープスナップのスタッド
の断面図。
【図8】図3のテープスナップの突部をD断面の形状を
成形する上下型の対応位置の断面図。
【図9】本発明で成形されたテープスナップのソケット
の断面図。
【符号の説明】
1 生地 2 空洞 3 上型 4 下型 5 プラスチック流入口 6 テープスナップ 10 テープスナップ 11 長溝 12 橋 13 フランジ部 15 上型 16 下型 17 生地の穴 18 生地 19 生地先端 20 プラスチック流入口 21 空洞 22 突部 23 橋の上面 24 凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックを流し込むための流入口を
    もつ第二型手段と、前記第二型手段と協同してプラスチ
    ックが流れ込むために予め穴の開けられた生地を挟む第
    一型手段とから成る型手段であって、生地に直接接して
    押さえる突部をそれぞれ複数備えた第一及び第二の前記
    型手段を使用してテープスナップを成形するための方
    法。
  2. 【請求項2】 プラスチックを流し込むための流入口を
    もつ第二型手段と、前記第二型手段と協同してプラスチ
    ックが流れ込むために予め穴の開けられた生地を挟む第
    一型手段とからなる型手段であって、生地に直接接して
    押さえる突部が帯状に長い形状をした前記突部をそれぞ
    れ複数備えた第一及び第二の前記型手段を使用する請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 生地押さえとして十分機能するために長
    い形状をした突部であって、スナップの溝中央にフラン
    ジよりも薄い橋を成形するために中央に凹部を備えた前
    記突部をそれぞれ複数備えた第一及び第二の前記型手段
    を使用する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 生地の見える複数の長溝をもち、前記長
    溝の中央にフランジよりも薄い橋を設けた請求項3に記
    載の方法で成形されるテープスナップ。
JP4103791A 1992-03-31 1992-03-31 テープスナップとその成形方法 Expired - Fee Related JP2807945B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62155805A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 モリト株式会社 スナツプフアスナ−及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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