JPH05276951A - 新規植物プロモーター - Google Patents

新規植物プロモーター

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JPH05276951A
JPH05276951A JP5001771A JP177193A JPH05276951A JP H05276951 A JPH05276951 A JP H05276951A JP 5001771 A JP5001771 A JP 5001771A JP 177193 A JP177193 A JP 177193A JP H05276951 A JPH05276951 A JP H05276951A
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JP
Japan
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promoter
brassica
hsp80
genes
deletion
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JP5001771A
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English (en)
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Karen J Brunke
カレン・ジェイ・ブルンケ
Stacy L Wilson
ステイシー・エル・ウィルソン
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Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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Publication date
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/82Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for plant cells, e.g. plant artificial chromosomes (PACs)
    • C12N15/8216Methods for controlling, regulating or enhancing expression of transgenes in plant cells
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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    • C12N15/8222Developmentally regulated expression systems, tissue, organ specific, temporal or spatial regulation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/415Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from plants

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異型遺伝子発現のための非病原性プロモータ
ーを提供すること。 【構成】 異型遺伝子に作動可能に連結された、ブラシ
カ(Brassica)hsp80 プロモーターまた
はその機能的均等物を含むDNA構築物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、植物中で機能する新
規プロモーター、より具体的には、構成的方法で目的の
遺伝子の発現を制御するプロモーターに関する。この発
明は又、目的の活性をもつハイブリッドプロモーターを
構築するのに使用され得る上流配列をも含む。
【0002】
【従来の技術】熱衝撃遺伝子(hsp遺伝子)は、イー
スト、ドロソフィラ(Drosphila)、および他
の植物種を含む、様々な生物中で既知である。熱衝撃遺
伝子のある一群は、熱衝撃のみに反応してタンパク質を
発現する。別の種類の熱衝撃遺伝子は熱誘導で非常に上
昇する低水準の活性をもつ。
【0003】植物中に異型遺伝子を遺伝子操作すると
き、プロモーターの選択は重大な要因であることが多
い。ある特定の刺激に反応してのみある種の遺伝子を発
現するかまたは、ある種の組織中にその発現を局所化す
るのが望ましいこともあり得るが、他の遺伝子は構成的
に、即ち常に全植物および大半の組織で発現するのがよ
り望ましい。かつては、カリフラワーモザイクウイルス
(CauliflowerMosaic Virus)
(CaMV)の35Sプロモーターが異型遺伝子の構成
的発現に使用されてきた。調節および他の理由のため
に、病原性でないプロモーターにより異型遺伝子発現を
調節するのが望ましい。さらに、植物プロモーターの使
用は、特定の組織の活性の水準を変えることができ、ウ
イルスのプロモーターと比較して発現がなされる組織の
スペクトラムを変え得る。
【0004】
【発明の記載】この発明は、カリフラワー[ブラシカ・
オレラシア(Brassica oleracea)カ
ルチバリエタス・デリラ(Delira)]の構成プロ
モーター、即ち常に大半の組織および器官で遺伝子を発
現するプロモーターに関する。プロモーターは目的の遺
伝子に作動可能に連結され得、そうすることでその遺伝
子の発現を導く。このプロモーターは、それが高水準の
構成的発現性をもちおよび熱誘導でほとんど増大しない
発現性をもつという点で既報のhsp遺伝子のプロモー
ターと区別され得る。
【0005】このプロモーターは、それが熱衝撃共通要
素をもつ構成プロモーターであり、他の種の遺伝子のh
sp80群とある程度の相同性をもつ遺伝子からとられ
るので、“hsp80プロモーター”と表わされるに至
った。hsp80プロモーターは、常温(20−25
℃)で高水準の熱衝撃タンパク質の生成を導き、熱スト
レスによりわずかに高い発現を示す。
【0006】図1は、プラスミドpZ0217およびプ
ラスミドpZ0601およびpZ0601BSの構築を
示す。図2はpZ0602を表わしている。完全なプロ
モーターの配列を化1に示す。(配列表1参照)。完全
な自然配列は1568塩基対をもつ。ヌクレオチド類は
負の順序で天然熱衝撃タンパク質の翻訳開始部位(AT
G)から数える。下記の区域はこの配列において同定し
た。 A)“TATA”ボックスは、−97から−90(両端
を含む)にある8塩基対配列“TATATATA”であ
る。 B)−61から−1にある61bpmRNA先導配列が
ある。 C)キャップ部位は−61と同定されている。 D)このプロモーターの上流活性化配列を含むと思われ
る−604から−488の部位がある。この区域はUA
S1と示す。この区域はトランジェントアッセイで構成
活性を与えることが観られ、これまで“構成ボックス”
と表わされてきた。 E)別の上流活性化配列を含むと思われる−1000か
ら−604の部位がある。この区域はUAS2と表わ
す。 F)別の上流活性配列を含むと思われる−488から−
120の部分がある。この部分はUAS3と表わす。 G)−779から−741の間および−740かあら−
702の間には2つの直列反復がある。また、直列反復
の一部分を含む配列が−701から−677にある。 H)1つの熱衝撃共通要素は−131から−120まで
に位置し、別の要素は−244から−237までに位置
する。
【0007】したがって、この発明の1つの態様は、異
型遺伝子に操作可能に連結されたブラシカ(Brass
ica)hsp80プロモーターを含むDNA構築物を
提供する。実質的にプロモーターの活性に影響すること
なくこのDNA配列中で小さな変更がなされ得ることが
認められることから、この発明はまた、ブラシカ(Br
assica)hsp80の“機能的均等物”であるD
NA配列および異型遺伝子に操作可能に連結されたDN
A配列を含む構築物を含む。
【0008】明細書および請求項を通しての使用に際し
て、下記の定義を適用する。“機能的均等物”は、スト
リンジェントハイブリダイゼーション条件下で、参照配
列とハイブリダイズし、ブラシカ(Brassica)
hsp80プロモーターと同様のプロモーター活性をも
つDNA配列に相補的なDNA配列である。“ストリン
ジェントハイブリダイゼーション条件”とは、ハイブリ
ダイゼーションを2.5X生理食塩水クエン酸緩衝液
(SSC緩衝液)中で60℃で実施した後、生起するハ
イブリダイゼーションに影響しない低い緩衝液濃度で3
7℃で単にすすぐものである。“異型遺伝子”は、ブラ
シカ(Brssica)hsp80タンパク質以外のペ
プチドまたはタンパク質をコードするDNA配列であ
る。“欠失プロモーター”は、欠失をもち、なお活性を
保持する、ブラシカ(Brassica)hsp80プ
ロモーターである。“欠失プロモーターの機能的均等
物”は別の欠失をもっていたが、欠失プロモーターと比
べて少なくとも実質的に同等の活性をもつ欠失プロモー
ターである。“調節可能プロモーター”は、その活性
が、シスまたはトランス作用因子によって影響されるプ
ロモーターである。“構成的プロモーター”は、ほとん
どの場合大半の組織または器官で活性なプロモーターで
ある。
【0009】hsp80プロモーター(またはその機能
的均等物)は目的の異型遺伝子を構成的に発現するのに
使用され得る。適当な異型遺伝子の例は、殺虫性毒素
(バシルス・スリンギエンシス(Bacillus t
huringiensis)のもののような)、除草耐
性遺伝子、抗菌遺伝子、抗カビ遺伝子、抗ウイルス遺伝
子、および摂食阻害遺伝子を含むが、これらに限定され
るものではない。hsp80−異型遺伝子構築物がベク
ターの中に挿入され、ベクターが真核生物の宿主を形質
転換するのに使用されることが好ましい。真核生物の宿
主は好ましくは植物細胞または植物原形質体である。好
ましいベクターは、もちろん選択された宿主により変化
する。双子葉植物に対して、ベクターは電気穿孔法によ
って原形質体に導入され得るかまたはベクターは細胞ま
たは原形質体に感染するアグロバクテリウム・ツメファ
キエンス(Agrobacterium tumefa
ciens(A.t.)Ti−プラスミド誘導体であり
得、いわゆる二重技法を含むA.t.媒介形質転換中で
使用され得る(例えばガッサー(Gasser)ら、1
989年、サイエンス(Science)244巻、1
293−1299頁参照)。単子葉植物は好ましくはい
わゆる“弾道”技法(上記、ガッサー(Gasse
r))を使って形質転換されるかまたは原形質体を使っ
て形質転換され得る。どちらの場合でも、適当な形質転
換ベクターおよび形質転換プロトコルは当技術で既知で
ある。形質転換された細胞または原形質体は適当な培養
培地中で培養され、形質転換された植物は再生される。
形質転換された植物は、異型遺伝子を構成的に発現す
る。
【0010】様々な欠失がこのプロモーター中で作ら
れ、その結果生じた欠失プロモーターが、a)増大した
活性、b)自然プロモーターと実質的に同じ活性、また
はc)保持された活性のどれかをもつことが発見され
た。したがって、この発明の別の態様は、ブラシカ(B
rassica)hsp80プロモーターの欠失プロモ
ーターを含むDNA配列である。この発明の別の態様は
異型遺伝子に作動可能に連結された欠失プロモーターを
含むDNA構築物である。また、欠失プロモーターの機
能的均等物および機能的に均等な欠失プロモーターおよ
び異型遺伝子を含む構築物もこの発明のこの態様中に含
まれる。種々の欠失およびハイブリッドプロモーターが
実施例中に詳述されているようにして作られた。欠失プ
ロモーターの一番目のセットは601BSシリーズとし
て表わされている。これらのプロモーターは−118か
ら−246までの塩基対を含む欠失をもつことを特徴と
する。−493から−118の欠失を含む、このシリー
ズの1つのプロモーター、601BSΔ2−3は、非損
傷プロモーターに比べて約50%−75%の活性を持つ
ことがわかった。
【0011】欠失プロモーターの第二のセットは602
シリーズと示される。これらのプロモーターは全て、少
なくとも−488から−134の欠失をもち、実施例3
に要約されているように、種々の長さの5’末端欠失を
持ち得る。驚くべきことに、この欠失の中には活性を増
大するものがある。欠失プロモーター603は−112
5から−134の範囲の欠失をもつ。このプロモーター
は非損傷プロモーターの約10%の活性しかもたなかっ
た。欠失プロモーター604は、−1568から−11
25および−496から−134の欠失をもち、約25
%の活性をもつ。欠失プロモーター605は−488の
上流の全塩基対欠失をもち、対応する活性の減少は約6
−8%にまでなる。活性の特に重要な一部分は−134
から−120の間にある。欠失プロモーター601BS
(BSph)だけが欠失したこの小部分をもつが、その
活性は非損傷プロモーターの約50−75%にまで低下
した。したがって、この発明の好ましいプロモーター
は、少なくともこの短い配列を含む。
【0012】上記されたように、−604から−488
(UAS1)の範囲の116bp部位またはその一部
は、組織部の構成的活性を与える原因であるようにみえ
る。上記のようなUAS2およびUAS3は他の組織で
の活性を与えるようにみえる。したがって、この発明の
別の態様は、それのみである種のまたは大多数の器官/
組織およびその組合せにおける活性を生み出し、結合し
ていわゆる構成的活性をあたえる1つ以上の上流活性化
領域を、誘導可能または調節可能なプロモーターに操作
可能に連結するかまたは挿入するかすることによって、
構成的活性を他の非構成的プロモーター(正常では誘導
的であるかまたは他の調節的であるプロモーターのよう
な)に与えることである。この発明は、構造的遺伝子に
作動可能に連結した構成的活性を与えられたプロモータ
ーを含むDNA構築物、例えば、構築物を使った植物細
胞および原形質体の形質転換のための方法、および構築
物によって形質転換された植物細胞および原形質体を含
む。UAS1、2および3部分よりも小さい部分が構成
的活性を与えるのに十分であることが可能であることが
認められる。これは、当技術で既知の方法を使ってこれ
らの部位における欠失を作ることによって試験され得
る。次いでUAS部分における欠失をもつプロモーター
を構成的活性の保持について検定することができる。こ
のような検定法はまた、通常の熟練者の技術の範囲内に
ある。UAS1、2および3部位が1つだけまたは一緒
に、欠失および/または突然変異によって、不活性にさ
れたプロモーターに活性を回復するのに使用され得る。
これはまた、この発明の別の態様を形成する。この使用
の1例は、それが機能的でなくなるまで欠失されたCa
MV35Sプロモーターに関するものである。組み合わ
せたまたは単独のUAS1、2および3要素の挿入は、
一部または全部の組織のプロモーター活性を回復する。
【0013】この発明をさらに、下記の実施例により詳
述するが、これらは限定を意図するものではない。 実施例1−hsp80プロモーターの単離 ブラシカ・オレラシア(Brassica olera
cea)カルチバリエタス・デリラ(Delira)の
ゲノムのライブラリーは、この明細書に参考として挿入
されている、マニアチス(Maniatis)ら、19
82年、モルキュラー・クローニング(Molecul
ar Cloning)、コールド・スプリング・ハー
バー研究所、282−283頁、により記載されている
方法をおもに使ってシャロン35ラムダファージおよび
K802細胞中に構築される。このライブラリーをドロ
ソフィラ(Drosophila)遺伝子PvuI−S
tuI断片で選抜する[ハケット(Hackett)、
R.W.ら、1983年、ヌクレイク・アシド・リサー
チ(Nucl.Acids Res.11巻(20)、
7011−7030頁]。ドロソフィラ(Drosop
hila)遺伝子との見かけ上の相同性をもつ20の組
換え体を採取し、サザン・ブロット分析を、プローブと
してドロソフィラ(Drosophila)hsp83
遺伝子断片を使って行なう。5.8kb HindII
I断片を、pUC9ベクター中でのサブクローニングの
ために選択し、pZ0217と呼ぶ。このプラスミドは
図1に示される。
【0014】次に、クロラムフェニコールアセチルトラ
ンスフェラーゼ(CAT)遺伝子(ファルマシア(Ph
armacia))を既知のベクターpUC19のPs
tI部位に挿入する。それからNOSターミネーター
[ビヴァン(Bevan)、M.ら、1983年、”ス
トラクチャー・アンド・トランスクリプション・オブ・
ザ・ノパリン・シンターゼ・ジーン・リージョン・オブ
・T−DNA(Structure and Tran
scription of the Nopaline
Synthase Gene Region of
T−DNA)”ヌクレイク・アシド・リサーチ(Nuc
l.Acids Res.)11(2)]をPstI−
HindIII部位に挿入する。この結果生じたプラス
ミドをpZ030と表わす。pZ0217のBglII
断片を分離し、pZ030のBamHI部位にサブクロ
ーンする。これはプロモーター−CAT遺伝子−NOS
ターミネーター構築物になり、EcoRI−HindI
II断片として市販されているベクターpTZ18R
(ファルマシアから)に転移され、図1に表わされてい
る、pZ0601を創る。
【0015】実施例2−プラスミド構築物 pZ0601中のhsp80プロモーターのインビトロ
突然変異導入を、アメルシャム社によるオリゴヌクレオ
チド指定インビトロ突然変異導入システムを使って行な
う。2つのオリゴヌクレオチドを、2つの非反復制限部
位をTATAボックスのプロモーター上流、−134で
BamHIおよび−120でSphI内に生み出すため
に製造業者の指示に従って合成する。(全ヌクレオチド
位置を、翻訳開始部位に相関して定める。)この新規プ
ラスミドはpZ0601BSと表わされ、図1に示され
ている。 プラスミドpZ0602およびpZ0603 段階A)pZ0601BSをBamHIおよびKpnI
で消化し、末端をDNAポリメラーゼのクレナウ断片を
使って補充する。次にDNAをKpnIで消化し、生成
するプロモーターなしの断片を低融解点寒天ゲル上で分
離する。 段階B)pZ0601BSをBamHIおよびKpnI
で消化し、hsp80プロモーターを低融解点寒天ゲル
上で分離する。この断片をELUTIP(シュライハー
(Schleicher)とシュネル(Schnel
l))を使って精製し、DraIまたはFnuDIIで
消化する。 段階C)段階B)の−1568から−488DraI断
片を、段階Aのプロモーターのない断片に結合する。そ
の結果生じたプラスミドをpZ0603と表わす。
【0016】プラスミドpZ0604 段階A)pZ0601BSをBamHIおよびSmaI
で消化し、BamHI部位をT4DNAポリメラーゼお
よびデオキシヌクレオチドで補充する。生成したプロモ
ーターなしの断片を低解点寒天ゲル上で分離する。 段階B)pZ0601BSをFnuDIIで消化する。
−1125から−496のFnuDII断片を段階Aの
プロモーターなしの断片中に結合し、pZ0604にな
る。 プラスミド pZ0605 段階A)pZ0601BSをBamHIおよびSmaI
で消化し、その結果生じたプロモーターなしの断片を低
融解点寒天ゲル上で分離する。 段階B)pZ0601BSをDraIでダイジェストす
る。−488から−134のDraI断片を段階Aのプ
ロモーターなしの断片中に結合し、pZ0605を構築
する。
【0017】欠失突然変異体 hsp80プロモーター中の一連の5’欠失をpZ06
02プラスミドから構築する。pZ0602をSacI
およびSmaIで消化し、エキソヌクレアーゼIII
(ストラータジーン)消化の基質を生み出す。種々の長
さの時間でのエキソヌクレアーゼIIIによる処理のあ
と、生成したDNAをマングビーンヌクレアーゼ(ベー
リンガー・マンハイム)で鈍端化する。DNAを低融解
点寒天ゲル電気泳動法を使って分離する。突出したバン
ドを切除し、希釈し、ライゲートする。形質転換の後、
欠質突然変異体を選択し、結合点を通って配列決定す
る。hsp80プロモーター中の一連の3’欠失を、B
amHIおよびSphIによって消化し、5’欠失を生
み出すのに記載されたのと同じ方法に従うことによって
pZ0601BSから構築する。
【0018】実施例3−生物検定 キャロット・セルライン・メインテナンス レッドウッド・シティー・ワイルド・キャロット(RC
WC)懸濁培養(スタンフォード大学から得た)を後記
のキャロット懸濁培地中に置く。1 X MS塩、1m
g/lのニコチン酸、1mg/lのピリドキシンHC
L、1mg/lのチアミン、100mg/lのイノシト
ール、0.1mg/lの2,4−D、30g/lのショ
糖をKOHで最終pH5.8に調整する。培養を7日毎
に新鮮培地に1:10で希釈することによって維持す
る。 原形質体形成 RCWC懸濁培養を使用の4日前に1:10に希釈す
る。50mlの培養(約5mlに包装された細胞)を1
0分間500gで遠心分離する。つぎに細胞を後記の濾
過されたキャロット酵素溶液に再懸濁する。10g/l
セルライジン(カルバイオケム社)、5g/lのローザ
イム(ジーンコール社)、0.4モルのマンニトール、
50ミリモルのCaCl2、10ミリモルのNaOA
c、pH5.8。細胞を、消化のために2時間軽く振動
させる。原形質体を2回洗浄し、前記のキャロット懸濁
培地と同じものに0.4モルのマンニトールを追加した
キャロット培養培地(CCM)中に再懸濁する。原形質
体を、濃度を測定するために1:10で希釈してヘマサ
イトメーター上で測る。
【0019】電気穿孔 環状電気をもつPG200プロジェニターII(ホイフ
ァー)を全電気穿孔に使用する。検体を24ウエルの無
菌微量滴定皿に25ボルトで100ミリ秒電気穿孔す
る。各CAT(ファルマシア社)構築含有プラスミド
を、多重実験中の3または4複製中で試験する。30か
ら50ミクロングラムのプラスミドpZ0601BSを
対照として各実験で使用する。全ての他のプラスミドを
pZ0601BSと比べて等量のモル量のDNAを使っ
て試験する。約106の原形質体を1.5mlの試験管
にアリコートし、2分間500gで遠心分離し、上澄み
を除去する。各DNAを75ミクロンリットルの2モル
のKClに添加する。容積をCCM(pHが8.0に調
整された)を添加して1ミリリットルに調整し、この混
合物を電気穿孔させ、すぐにペトリ皿中の5ミリリット
ルのpH5.8のCCMに希釈する。希釈された検体
を、CATアッセイ用に集める前に暗所の戸棚に1−2
日貯蔵する。
【0020】
【表1】 プロモーター 欠失部分 相関活性 601BS なし 100% 602Δ3−2 −1568から−1000および 125−175% −488から−134 602Δ3−3 −1568から−948および 75−125% −488から−134 602Δ4−9 −1548から−830および 100−150% −488から−134 602Δ4−6 −1548から−628および 75−100% −488から−134 601BSΔ2−3 −493から−118 50−75% 603 −1125から−134 約10% 604 −1568から−1125および 約25% −496から−134 605 −1568から−488 6−8% 601BS(BSph) −134から−120 50−75%
【0021】実施例4−完全植物における構成的発現 タバコを下記のプロトコールを使って形質転換する。 植物組織 タバコ葉移植片を無菌栽培タバコから得る。無菌タバコ
を既存のもののいちばん上の節を除去することによって
約1月間育てて伸長させ、ムラシゲ−スクージ塩、1m
l/lの100mg/lミオ−イノシトール、5ml/
lのビタミックス(0.5mg/lのピリドキシンHC
l、0.5mg/lのニコチン酸、1.0mg/lのチ
アミンを提供する)および3%のショ糖を含む75ml
の寒天凝固無ホルモンの培地(0/0培地)を入れたス
ポンジのビンの中で再培養する。タバコを、中位の強さ
の光に持続して当てる。ビンを緑の紙のテープで封印す
るかまたは気体交換をさせるために封入せずに置くこと
ができる。 アグロバクテリウム ベクター 二元ベクター系をアグロバクテリウム・ツメファキエン
ス(Agrobacterium tumefacie
ns)を形質転換するのに使用し、次に細菌をタバコ細
胞を形質転換するのに使用する。
【0022】一般的方法 アグロバクテリウム(Agrobacterium)ベ
クターを−70℃で貯蔵する。形質転換の約18時間
前、適当な抗生物質を含む25mlの無菌液体LB3培
地(下記)に100−500マイクロリットルのアグロ
バクテリウム培養を接種する。培養を28℃の250r
pmの振とう器上で1晩にわたって育成する。 LB3 培地(1リットルに対して) トリプトン 10g イースト抽出物 5g NaCl 4g KCl lg MgSO47H2O 3g 1リットルに水を添加し、1フラスコに対し25mlづ
つわける。抗生物質は25μg/mlのストレプトマイ
シンおよび50μg/mlのカナマイシンである。形質
転換は一般に、細胞が対数相にあるときに行なわれる。
600nmでの光学密度は好ましくは0.50−1.0
である。培養を、50ml液体無ホルモン0/0培地中
に108細胞/mlの濃度まで希釈する。
【0023】タバコ葉移植片を、前記のように用意され
た形質転換されたアグロバクテリウムの108細胞/m
l希釈液中に3分間浸す。移植片を除去し、無菌ワット
マン濾紙上で吸い取る。次にそれらを2日間、抗生物質
を入れない再生培地に置く。3日目に、処置した移植片
を適当な抗生物質を含む再生培地に移入する。移植片を
これらの皿上に3から4週間かまたは推定的に形質転換
された若芽が発根培地まで動くのに十分な位大きくなる
まで置く。発根培地は、構築物に応じて異なり、250
mg/lのカルベニシリンおよび100mg/lのカナ
マイシンまたは50mg/lのヒグロマイシンを含む中
強度の0/0培地である。約2週間後、若芽は根付き緑
になる。次にそれらをビンに移入し、各植物に身元証明
番号を与える。検定を、構成的プロモーター活性を証明
するために種々の組織上で行なう。
【0024】形質転換ベクター pZ0639 プラスミドを、hsp80−CAT遺伝子NOSターミ
ネーターを含む代わりにhsp80−GUS−NOSタ
ーミネーターカセットを含む以外pZ0601と同様に
構築する。このプラスミドをpZ0612と表わす。プ
ラスミドpBin19(クローンテック)をEcoRI
およびHindIIIで切断する。プラスミドpZ06
12をScaI、EcoRIおよびHindIIIで切
断する。いずれの消化物も低融解点寒天上で分離する。
12kb−pBin19ベクター断片および〜3.6K
b hsp80−GUS−NOS断片を分離し、つづい
て結合する。生じたプラスミドはpZ0639と表わさ
れるが、PstI消化により同定され得る。 pZ0640 上記の方法にしたがって、pZ0640を構築する。こ
れは切り取られたhsp80断片をもつ点でpZ063
9と異なる。 pZ0641 上記の方法にしたがって、pZ0641を構築する。p
Z0641は、全長プロモーターではなく0.252k
b hsp80プロモーターを含む。 pZ0642 上記の方法にしたがって、pZ0642を構築する。h
sp80または誘導プロモーターではなく、pZ064
2はCaMV35S プロモーター−GUS−NOS
断片を含む。
【0025】実施例5−プロモーター活性 実施例4の方法から得た植物を同型遺伝子、GUSの発
現について試験する。組織検体を採取してGUSの存在
について検定する。GUS活性を全組織検体中で検索す
る。対照組織(同一培養および再生方法に処された非形
質転換植物から得た)もまた、GUS活性について検定
する。何も測定されていない。括弧内の数は検体を採取
された植物の総数である。結果は正の数で示される(青
色がみられる)。“NT”は試験されていない。“N
A"は無効である。“M”は突然変異体である。
【0026】
【表2】プラスミド 構築物(プラスGUS、NOS
ターミネーター) pZ0639 全長hsp80 pZ0640 hsp80の−1000から−488+
−134から−23(UAS1+UAS2+TATA領
域を含む) pZ0641 hsp80の−628から−488+−
134から−23(UAS1+TATA領域を含む) pZ0642 35Sプロモーター 組織 pZ0639 (7) pZ0640 (6) pZ0641 (5) pZ0642 (7) (7) 葉肉 1/7 1/5、1NT 1/5 5/7 葉脈 5/7 1/6 2/5 3/7 葉の毛状体 4/7 1/6 2/5 1/7 側生分裂組織 2/7 0/5、1NT 1/5 4/7 側生毛状体 1/7 0/6 0/5 1/7 がく片脈 3/7 3/6 2/4、1NA 4/6、1NA がく片毛状体 4/7 1/6 0/4 0/6、1NA 心皮 2/7 4/6 0/4、1NA 4/6、1NA 花管/花弁静脈 1/7 1/6 1/4、1NA 3/6、1NT 花管/ 花弁毛状体 4/7 2/6 0/4 3/6、1NT 未熟やく 4/7 5/6 2/3、1NA、1M 3/5、1NA、 1NT 花粉 5/5、2NA 5/6 3/3、1NA、1M 0/6、1NA 根 6/7、1NT 1/4、2NT 0/4、1NT 3/6、1NT 茎 2/2、6NT 0/2、4NT 0/1、4NT 1/1、6NT
【0027】このデータは、染色の強度は多くの場合で
35Sプロモーターより弱いけれども、hspプロモー
ターが試験された全ての組織である程度活性であること
を示している。一般に葉肉は真空浸透まで染色しない
が、多数の細胞は、みたところは代表的な葉肉細胞より
むしろ葉脈のものに似ているが、染色する。
【0028】実施例6−バイブリッドプロモーター hsp80の種々の上流領域を、上流領域が活性を与え
るかどうかを決定するため非活性異型最小プロモーター
に結合する。下記に示された断片を、これ以後本明細書
で“−46 35Sプロモーター”と呼ぶ、CaMV転
写開始部位に対して−46から+131(TATAAA
ボックスは−31から−25である)までの切り詰めら
れたCaMV35Sプロモーターの上流でクローンす
る。[注、切り詰められたCaMV35Sを同定するの
にこの明細書で使用される番号は、CaMV35Sそれ
自体をいうこのであってhsp80およびその断片に対
して他で使用される番号と同じものではない。]プラス
ミドpZ0625は、トウモロコシADH1S遺伝子の
イントロン6、β−グルクロニダーゼ(GUS)コード
化部位、およびpT7T3中のNOSターミネーター
(ファルマシアから入手可能)から成る。下記のブラシ
カ(Brassica)hsp80断片を−4635S
プロモーター断片の上流に結合する。 断片(第1表にしたがって番号を付ける) プラスミド −628から−488プラス−134から−120 pZ0670 −1000から−488プラス−134から−120 pZ0681 −1000から−604 pZ0682 −488から−120 pZ0683 −1548から−488プラス−134から−120 pZ0689 上記プラスミド中に含まれるハイブリッドプロモーター
は、それぞれハイブリッドプロモーター670、68
1、682、683および689と呼ばれる。
【0029】pZ0612も試験される(CAT遺伝子
をGUS遺伝子で置き換える以外はpZ0601と同じ
である)が、pTZ18R中のNOSターミネーター
(イントロンは無し)と共にGUSを制御する全長hs
p80プロモーターから成る。原形質体を前記のような
ニンジン、ブラック・メキシカン・スイート(BM
S)、トウモロコシ、およびタバコから用意する。原形
質体を目的のプラスミドで電気穿孔し、1日回復させて
から抽出し、抽出物のGUS活性を検定する。GUS活
性を分光測光法で測定する。結果は平均値で表わし、全
長35Sプロモーター構築物、pZ0663(−366
から+131の35S、イントロン6、GUS、NOS
ターミネーター)に標準化する。全長35Sプロモータ
ーは、フランクら、セル(Cell)、21巻、285
−294頁(1980年)中に記載されている。
【表3】 トランジェントGUS検定 プラスミド タバコ ニンジン BMS pZ0663 1.0 1.0 1.0 pZ0625 0.03 0.01 0.03 pZ0670 0.16 0.28 0.02 pZ0681 0.13 pZ0682 0.24 0.23 0.08 pZ0683 0.17 pZ0689 0.16 0.32 0.03 pZ0612 0.65 トランジェントCAT検定 プラスミド ニンジン pZ0602 Δ4−6 0.75−1.0 pZ0602 Δ3−2 1.25−1.75 pZ0605 0.06−0.08 pZ0601 BSΔ2−3 0.05−0.75 pZ0601 BS 1.0 上記の表からわかるように、全上流部位は、35S−4
6プロモーターと融合されたとき本質的に同じ活性を与
え、殆ど追加の効果はないようにみえる。
【0030】
【化1】
【化2】
【0031】(i) 配列特性 (A) 長さ、2042塩基対 (B) 型、核酸 (C) 鎖、 2本鎖 (D) トポロジー、線形 (ii) 分子型、DNA(ゲノムの) (iii)仮説、なし (iv) アンチセンス、なし (xi) 配列表記、配列番号1
【化3】
【0032】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:2042 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:genomic DNA 仮説:No アンチセンス:No 配列 ATCGATAACC ACGACCACGA CCAAAACCAC GAT
TGTGACC ACGGCCACGA CCACGCCCAC 60 GATAGGAATA ATTTCCTTTT TCCGGATTTT TTA
TATCCGT TGCATTTACC TCAGGAAATG 120 CTTTGGTTCC CGTGGGTCGG GCATTGTGGT TTT
TAATGAG GAGTTCATTA TTTCTCTCCG 180 CTATTATAAG CGCCACAGCG AGTTCAGAGA ACC
TCGTATA CCCACAATTT CTATATTGTT 240 CTTGTAGAAC ATAATGATTT TTGTGGAACG TTT
GGTAAGT TTTCTCGAGC ATTTCCGCTT 300 CCGAGACAGG CTTACCGCAA TAATCTAATT GCG
CCGCTAT TCTCAATATA GCGGAATTGT 360 ACGTTTCCAC TTTTTCAAAA TCTTGAAATC GTA
GATTTTT CCACTCATCG AGTGCATGGG 420 GGAGAGTAAT TTTCTTTTGG TTATCAAACC TCT
CCTTCAG AGCTTTCCAA AGATCTAAGG 480 GATCTTTGGT TCTCGCATAA TCATGCGTAA GAT
TTTCATC TAGATGTCTT CTCAGAAATA 540 TCACGGCCTT AGCCTTTTCA TGAGAGGTTG ATA
TATTGCC TTCTCTTATT GTTTCGAGTA 600 TTTTCTCGGA ATCTAGATGA AGCTCCATGT TTG
TAACCCA TGCCGTGTAG TTTGTCCCAG 660 TTACTTCCAA TGCCGGAAAC TGAAGTTTCT CGA
TTTTTGC CATTTGTATT TCTAAAGAAC 720 ATAAATAAAA ATTATTAGAA TATTATTCAT ATT
AAAAGAA ACCGTTTACA TTGATCATGC 780 AAGCAATTAC AAGGAGAAGC GATGTAAAGA AAA
GTAAACC GATATTCATC CTAAATTCTC 840 TTGGAGTAAA TTCTCCAACG GATAAACCAT AAA
TAGAAAC ACAAATAAAA ATGGCACATA 900 AAAACAAAAG TGCGCGAATC ATCTTTCTTG AAA
AAAAAAA TCGGAAGAGA GCGATTTGAA 960 ATTTTTGAGA GAAGATGAAA TATTTTGGAT GAT
GAAATGG AGTGAAAATG AGTTGTATTT 1020 ATAGATGAAA AACACTGTTC ATAACCGTTG GAG
AAAGGGG AAATTTTGAA AAAATTTCTT 1080 TGTGACCGTT GGGGTTAAAT CGAGTGCACT AAA
AATCAGT CTGAGAATAT CGTATTAAAC 1140 AGTCAATCAA ATCTATAAAA TTTCATAAAA GTA
AAAATTA TGGCAATGAA ATATTTATGT 1200 TATGACAACA AATCATGCGA CGGCTCAGCC GAT
CAATGCA GAGTAATAAA TAAATTATAC 1260 GGCGGCTCGG CCGACCAATT AATAATAAAC AGA
ATATAAG GCGGCTCGGC CGACCAATAA 1320 ATAATAAACA GAATATAAGG CGGCTCGGCC GAC
CATTAAT AAATTAAATT ATTAGTAAAT 1380 AATATAGGCG GTATTCCGGC CATTATAACA TAA
TATAAAT AATAGTAGAG GCGGTATACC 1440 GACCATTATA ACAGGGTATA AATGATACAA ATA
AATTTTA CCGAATCGCA GAGTGATCGT 1500 GCTGATAACG TGTTATGAAA ATAACTGAAA TTT
TATTATA TCGCGGGAAT TTAAATAAGG 1560 GCAAAATTTT ATACCCGTAA AAATTATAAC ACT
GAAAGAA AGTGTTTATC TGAGAGAGAA 1620 GGGAAGAGTG AAGTGTGTTC TTGAAACGAT CGA
ACTTGAT CGTATATATA AAGAAAAAAT 1680 CTACTGTGCA AATAGTGCAG CGGGCCCCAC ATC
ATTTATA ATTTCAACTT ATGCGGCGCT 1740 GTGTTCTCTG ACTTTCATAA CAAAATTATG TTA
TTTGTTT TAACACAAAA AAGTAGAAAA 1800 TTATAAAGAA GAAGAAAATA ACACATTGAC CAA
AAAGAAG TAAATTAGTT ACACCCCAAG 1860 ATTATTGGGC CCAACTTGTC TCAAACTAAC AAG
TTAAGCA TAATGGATCT CAGAAGGATC 1920 TAGAAACCCT ATAACGTTTG TGTATATATA CGT
AACTTGT CTCTTCACTA CCTCGCATCT 1980 GCTCTCTCTA TTATCGTACC TCCTTGATAA ACC
CTAGATC TCCCCGATTC TCAGCAACGA 2040 TG
2042
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラスミドpZ0217、pZ0601およ
びpZ0601BSの構築方法を示す図である。
【図2】 pZ0602の図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12N 15/82

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異型遺伝子に作動可能に連結された、ブ
    ラシカ(Brassica)hsp80 プロモーター
    またはその機能的均等物を含むDNA構築物。
  2. 【請求項2】 異型遺伝子に作動可能に連結された、ブ
    ラシカ(Brassica)hsp80 プロモーター
    の欠失またはハイブリッドプロモーター、またはその機
    能的均等物を含むDNA構築物。
  3. 【請求項3】 欠失プロモーターが、602、602
    Δ3−3、602、Δ4−9、602 Δ4−6で示さ
    れる欠失プロモーターまたは前記欠失プロモーターの機
    能的均等物を含む群から選択される、請求項2記載のD
    NA構築物。
  4. 【請求項4】 ハイブリッドプロモーターが、670、
    681、682、683、689で示されるハイブリッ
    ドプロモーターおよび前記ハイブリッドプロモーターの
    機能的均等物を含む群から選択される、請求項2記載の
    DNA構築物。
  5. 【請求項5】a)ブラシカ(Brassica)hsp
    80 プロモーターから1つ以上の上流活性化部位を分
    離し、 b)構成的活性を得るために前記1部位または複数の部
    位を、誘導可能な、別の調節可能なまたは不活性なプロ
    モーターへまたはその中へ操作可能に連結するかまたは
    挿入する、ことを含む、構成的活性を、誘導可能な、別
    の調節可能な、または不活性化プロモーターに与える方
    法。
  6. 【請求項6】 上流活性化部位が、ブラシカ(Bras
    sica)hsp80プロモーターの−604から−4
    88領域またはその一部を含む、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 上流活性化配列が、ブラシカ(Bras
    sica)hsp80プロモーターの−1000から−
    604領域またはその一部を含む、請求項5記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 上流活性化配列が、ブラシカ(Bras
    sica)hsp80プロモーターの−488から−1
    20領域またはその一部を含む、請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 ブラシカ(Brassica)hsp8
    0プロモーター以外の誘導可能な、別の調節可能なまた
    は不活性なプロモーターおよび誘導可能な、別の調整が
    可能なまたは不活性なプロモーターに作動可能に連結さ
    れるかまたは中に挿入されたブラシカ(Brassic
    a)hsp80の1つ以上の上流活性化部位を含む構成
    プロモーター。
  10. 【請求項10】 上流活性化部位がブラシカ(Bras
    sica)hsp80の−604から−488の領域ま
    たはその一部を含む、請求項9記載のプロモーター。
  11. 【請求項11】 上流活性化部位がブラシカ(Bras
    sica)hsp80の−1000から−604までの
    領域またはその一部を含む、請求項9記載のプロモータ
    ー。
  12. 【請求項12】 上流活性部位がブラシカ(Brass
    ica)hsp80プロモーターの−488から−12
    0までの領域またはその一部を含む請求項9記載のプロ
    モーター。
  13. 【請求項13】 構造遺伝子に作動可能に連結された請
    求項9記載のプロモーターを含むDNA構築物。
  14. 【請求項14】 前記異型遺伝子が、殺虫遺伝子、除草
    作用耐性遺伝子、抗微生物遺伝子、抗真菌遺伝子、抗ウ
    イルス遺伝子、および摂食阻害遺伝子を含む群から選択
    される請求項1、2または13記載のDNA構築物。
  15. 【請求項15】 請求項1、2、13または14のDN
    A構築物で形質転換された植物細胞または原形質体。
  16. 【請求項16】 双子葉植物である請求項15記載の細
    胞または原形質体。
  17. 【請求項17】 単子葉植物である請求項15記載の細
    胞または原形質体。
  18. 【請求項18】 ブラシカ(Brassica)hsp
    80 プロモーターの機能的均等物であるDNA配列。
  19. 【請求項19】 化1に実質的に示されるDNA配列ま
    たは化1に示される配列とストリンジェントな条件下で
    ハイブリダイズし、それと同様なプロモーター活性をも
    つその機能的均等物、およびその機能的均等部分。
  20. 【請求項20】 化1中に示されるDNA配列およびそ
    れの機能的均等物。
  21. 【請求項21】 UAS1、UAS2、UAS3を含む
    群から選択されるDNA配列およびその機能的均等部
    分。
  22. 【請求項22】 ブラシカ(Brassica)hsp
    80プロモーターの欠失またはハイブリッドプロモータ
    ーであるDNA配列。
  23. 【請求項23】 ゲノムが請求項1、2、13または1
    4記載のDNA構築物を含む植物。
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