JPH05276863A - スダチ又はカボスの鮮度保持方法 - Google Patents

スダチ又はカボスの鮮度保持方法

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JPH05276863A
JPH05276863A JP4088191A JP8819192A JPH05276863A JP H05276863 A JPH05276863 A JP H05276863A JP 4088191 A JP4088191 A JP 4088191A JP 8819192 A JP8819192 A JP 8819192A JP H05276863 A JPH05276863 A JP H05276863A
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JP
Japan
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sudachi
oxygen
carbon dioxide
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kabosu
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JP4088191A
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English (en)
Inventor
Naoichi Sakota
直一 迫田
Takatoshi Koyakumaru
孝俊 小役丸
Hideya Miyazaki
英哉 宮崎
和宏 ▲さこ▼田
Kazuhiro Sakota
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スダチ又は(及び)カボスの鮮度保持について
は従来満足のいく方法がなかったが、これを新たに開発
すること。 【構成】酸素濃度7%以上、及び二酸化炭素濃度8%以
上の環境下にスダチ又は(及び)カボスを保持するこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスダチ又は(及び)カボ
スの鮮度保持方法に関し、更に好ましくはスダチ又は
(及び)カボスの低温乃至常温での鮮度保持方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】香酸柑橘であるスダチ及びカボスの最も
多い用途は、冬場の鍋ものの薬味である。しかしながら
スダチやカボスの収穫最盛期は8月〜10月であり、最
需要期と使用時期との間にずれがある。このためスダチ
やカボスの多くは2〜3ケ月間貯蔵され、その後出荷さ
れている。スダチ及びカボスは酸度と香りが全てであ
り、緑色の濃いものが好まれるが、黄化が速く貯蔵や出
荷には何らかの鮮度保持方法が必要である。現在、貯蔵
には5℃程度の低温とエチレン除去剤を使用したプラス
チックフィルム包装とが一般的に利用されており、出荷
の方は常温流通であるが同じような仕様の包装で出荷さ
れている。しかしこの方法では貯蔵中或いは流通段階で
腐敗やカビの発生、褐変障害等が多々発生し、プラスチ
ックフィルムに穴が開いた場合には黄化が進行するとい
う問題が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題はスダチ又は(及び)カボスの従来の鮮度保持
における上記難点を解決することである。
【0004】従来のスダチやカボスの上記鮮度保持手段
は他の青果物と同様に一般的な青果物の鮮度保持対策に
則って行われてきたものである。
【0005】本発明はスダチ及びカボスの鮮度保持に関
する挙動就中酸素−二酸化炭素の濃度(窒素バランス
下)関係を基本とし、スダチ又は(及び)カボスの鮮度
保持手段としての新しい環境を求め、惹いては従来の欠
点を解消しうる優れた鮮度保持方法を開発しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題はスダチ又は
(及び)カボスを酸素濃度7%以上、二酸化炭素濃度8
%以上の環境下(窒素バランス下)に保持することによ
り解決される。
【0007】本発明者は以上の問題点を克服し、より良
い鮮度保持方法を見いだすためにスダチ又は(及び)カ
ボスを、窒素バランスの種々の酸素濃度並びに二酸化炭
素濃度の環境下に貯蔵して検討を重ねた結果、スダチ又
は(及び)カボスは酸素濃度5%の環境下でも時とし
て、無気呼吸によるアセトアルデヒド、エチルアルコー
ルを発生した。また低酸素濃度で更に高二酸化炭素濃度
の条件が加わった環境下での貯蔵では、酸素の取り込み
量は酸素濃度5%で大気下貯蔵時の2〜4割、2%で1
〜2割と更に低くなり、アセトアルデヒド、エチルアル
コールの発生量は更に多くなった。酸素濃度が更に低い
0.3%の貯蔵では、これらの現象は更に激しくなった。
カビの発生は酸素濃度が2%以下の貯蔵で多発した。
【0008】一方、酸素濃度が7%以上で二酸化炭素濃
度が8%以上の比較的高酸素高二酸化炭素濃度環境下で
貯蔵した場合には、酸素の取り込み量は大気下貯蔵の5
〜8割に減少するが、エチレン、アセトアルデヒド、エ
チルアルコールの発生はなく、果皮の緑色保持、酸度の
保持も良好で、カビの発生もなかった。
【0009】これら種々検討の結果、スダチ及びカボス
はいずれも酸素要求量が極めて高いことがわかり、更に
低酸素濃度条件下で二酸化炭素濃度を高くすると、酸素
の取り込み量は更に減少し、無気呼吸が激しくなり変質
することがわかった。
【0010】これらのことから従来、スダチ及びカボス
の鮮度保持貯蔵の常識とされてきた低酸素高二酸化炭素
濃度条件は、確かに緑色保持には効果が見られるが、決
してこれ等スダチやカボスの最適貯蔵条件ではなかった
ことが明らかとなった。
【0011】反対に酸素濃度7%以上で、二酸化炭素濃
度が8%以上の環境下に貯蔵すると、従来の技術では達
成できなかった良好な鮮度保持効果が得られることがわ
かり本発明を完成した。
【0012】
【発明の作用並びに構成】本発明法の基本は、上記の通
り酸素濃度7%以上で二酸化炭素濃度8%以上の環境下
にスダチ又は(及び)カボスを保持することであり、特
に低温乃至常温下に保持することが好ましい。そして本
発明に於いてはこのような環境になる態様であればどの
ような態様でもよい。その代表的具体例としての態様を
示せば以下の通りである。即ち、
【0013】スダチ又は(及び)カボスに、窒素ガス
バランスを基本とする酸素濃度7%以上、二酸化炭素濃
度8%以上の混合ガスを供給するCA(Controlled Atmo
sphere)貯蔵を行う。
【0014】スダチ又は(及び)カボスを、密閉乃至
半密閉容器に入れ、酸素並びに二酸化炭素発生薬剤を内
包せしめる。
【0015】スダチ又は(及び)カボスを、プラスチ
ックフィルムによるルーズな包装、或いはパーフォレー
ション加工プラスチックフィルムパックによる包装或い
は酸素透過度が8000ml/m2・1atm・24h以上のプラスチック
フィルムによる密封包装をし、二酸化炭素発生薬剤を内
包する。
【0016】スダチを二酸化炭素透過度70000 ml/m2
1atm・24h以下のプラスチックフィルムで密封包装し、酸
素発生薬剤を内包する。
【0017】上記の態様は、所定濃度に各成分が調節
されたガスをスダチ又は(及び)カボスの貯蔵庫等に直
接導入して保持せしめる態様であり、大量貯蔵に便利で
ある。勿論ガス透過性の容器(フィルム包装を含む)に
スダチを入れてから貯蔵庫等に収納しても構わない。
【0018】の態様の基本は、種々のガス透過度のプ
ラスチック容器(フィルム包装を含む)に、ガス透過
度、ガスの流出速度、或いは青果物による消費量及び発
生量に合わせて、酸素及び二酸化炭素の発生能力の異な
る成分を内包せしめて、酸素及び二酸化炭素を所定濃度
に調節しようとするものである。この際使用するプラス
チックとしては、通常HDPE、LDPE、ナイロン、
PET、BR、PVAc等であり、その形としては容器
及び袋が好ましいが、場合によってはフィルムによって
包装してもよい。更にはパーフォレーション加工をした
包装でもよい。
【0019】なお、本発明に於いて、密閉容器、及び半
密閉容器とは以下のことを意味する。
【0020】密閉容器:容器の構造乃至形状として開放
部分のないシールされた容器を云い、原則として、その
材質やガス透過度とは無関係であり、その容器の構造乃
至形状から限定されたものである。
【0021】半密閉容器:容器の構造乃至形状としてそ
の一部が空いていて、シールされていない部分を有する
ものを云い、密閉容器と同じ様に、ガス透過度やその材
質とは無関係なものである。
【0022】これ等容器としてはいずれの場合も容器ば
かりでなく、フィルムやシート等による包装も含まれ
る。
【0023】酸素発生剤としては、酸素を発生しうるも
のであればよく、たとえば過炭酸ソーダ、過硫酸ソー
ダ、過酸化ソーダ、過酸化カリ等を具体例として例示で
きる。内包の手段としても特に限定されず、所望する酸
素量を発生しうる手段であればよい。また二酸化炭素発
生剤としても、二酸化炭素を発生しうるものであればよ
く、その具体例としてはたとえば炭酸カルシウムと有機
酸或いは重炭酸ソーダと有機酸、無機酸との組合わせを
挙げることができ、その内包手段も酸素発生剤の場合と
同様である。このの方法は貯蔵にも便利であるが、そ
のまま流通過程に乗せることができる利点がある。
【0024】の態様の基本は、空気による流通により
酸素濃度を所定の値となし、空気では不足する二酸化炭
素を別途発生せしめて二酸化炭素濃度を所定の値に調節
しようとするものである。
【0025】従って空気が流通しうるパーフォレーショ
ン加工プラスチックフィルムを使用するか、ルーズな方
法とするものである。また酸素の透過度が8000ml/m2・1a
tm・24h以上のフィルムであれば、密閉容器であっても必
要量の酸素が包装内に存在することとなるので、これも
本発明の態様の一つということができる。
【0026】このの方法でのプラスチックは、LDP
E、EVAc、HDPE、BR等であり、その容器、
袋、フィルム各種発生剤はの態様の場合と同じであ
る。
【0027】の態様は、の態様とは逆に容器や袋内
にスダチやカボスの呼吸により発生した二酸化炭素を蓄
積せしめておき、酸素を発生剤より発生せしめて、夫々
を所定の濃度に調節しようとするものである。プラスチ
ックとしてはHDPE、EVAc、LDPE、PET、
ナイロン等である。発生剤はの場合と同様である。
【0028】本発明においてはスダチ及びカボスの黄化
と密接な関係があるエチレンの除去剤等を併用すると、
更に高い効果が期待できることは言うまでもない。この
際使用されるエチレン除去剤としては、従来から知られ
ているものが広く使用され、その他別途本発明者が新た
に開発した新しいエチレン除去剤を使用してもよい。こ
の新しいエチレン除去剤はたとえば特願平2−2009
17、及び特願平2−265858号に開示されたもの
である。
【0029】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を説
明する。
【0030】
【実施例1】表1に示す各種ガス環境下でスダチを貯蔵
(25℃、6日間)した時の酸素吸収量、エチレン、ア
セトアルデヒド発生量と開封時の果皮色、障害果率及び
果汁の酸濃度を測定した。この結果を表1に示す。但し
ガス濃度は窒素バランスである。また表中の評価は次の
基準によった。
【0031】○…良い △…やや悪い ▲…悪い
【0032】また表中のエチレン及びアセトアルデヒド
の単位は夫々μl/kgFW・6daysであり、また処理前の酸
度は 5.9%であった。
【0033】
【表1】
【0034】
【実施例2】10μm厚高密度(密度 0.935)ポリエチ
レン(HDPE)フィルム、30μm厚の低密度(密度
0.915)ポリエチレン(LDPE)フィルム、30μm
厚のエチレン酢酸ビニル共重合(EVAc)フィルム
(エチレン83%)30μm厚のブタジエンラバー(B
R)フィルム、125μm厚の複合フィルムA(40μ
mEVAc+15μmLDPE+15μmポリ塩化ビニ
リデン加工ナイロン+15μmLDPE+40μmEV
Ac貼り合わせ)の5種のフィルムを用いてスダチ(1
kg)を貯蔵(25℃、6日間)した時のフィルム内ガス
組成及び開封時の果皮色及び果汁の酸濃度を表2に示
す。また使用したフィルムのガス透過度を以下に示す。
【0035】 HDPE 10μm O2 14300ml/m2・1atm・24h CO2 67000ml/m2・1atm・24h LDPE 30μm O2 6400ml/m2・1atm・24h CO2 29600ml/m2・1atm・24h EVAc 30μm O2 10800ml/m2・1atm・24h CO2 74000ml/m2・1atm・24h BR 30μm O2 20600ml/m2・1atm・24h CO2 80300ml/m2・1atm・24h フィルムA 125μm O2 6ml/m2・1atm・24h CO2 12ml/m2・1atm・24h
【0036】表2中の評価は以下の基準に従い、また表
中処理前の酸度は 6.1%である。 ◎…非常に良い ○…良い △…やや悪い ▲…悪い ×…非常に悪い
【0037】
【表2】
【0038】
【実施例3】厚さ10μmのHDPEフィルム、厚さ3
0μmのLDPEフィルム、厚さ30μmのEVAcフ
ィルム、厚さ30μmのBRフィルムの4種を用いて貯
蔵(5℃、3ケ月)した時のフィルム内ガス組成と開封
時の果皮色、障害果率及び果汁の酸濃度を表3に示す。
表中の評価は下記の通り。また表中処理前の酸度は 6.1
%である。
【0039】○…良い ▲…悪い ×…非常に悪い
【0040】
【表3】
【0041】
【実施例4】表4に示す各種ガス環境下で、カボスを貯
蔵(25℃、6日間)した時の酸素吸収量、エチレン、
アセトアルデヒド発生量と開封時の果皮色、障害果率及
び果汁の酸濃度を測定した。この結果を表4に示す。但
しガス濃度は窒素バランスである。また表中の評価は次
の基準によった。
【0042】○…良い △…やや悪い ▲…悪い
【0043】また表中のエチレン及びアセトアルデヒド
の単位は夫々μl/kgFW・6daysであり、また処理前の酸
度は 5.9%であった。
【0044】
【表4】
【0045】
【実施例5】下記表5に示す所定の容器を使用し、カボ
ス2kgを15℃で6日間貯蔵した。このときの容器内の
ガス組成、及び開封時の果皮色及び果汁の酸濃度を表5
に示す。またこの例に於いて使用した各種フィルムのガ
ス透過度並びに表5中の評価は、実施例2と同じであ
る。
【0046】
【表5】
【0047】但し表5で用いた一般段ボール箱は、その
原紙構成としては、表及び裏ライナー原紙はRKA−2
20を用い、中芯原紙にSCP−125を用いたもので
ある。
【0048】
【発明の効果】上記で説明した通り本発明法によればス
ダチ又は(及び)カボスを極めて優れた鮮度を保持で
き、貯蔵は勿論、常温での流通過程においても極めて有
用である。
【表2】
【表2】
【表3】
【表3】
【表5】
【表5】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】スダチ又は(及び)カボスを、密閉乃至
半密閉容器に入れ、酸素発生薬剤又は(及び)二酸化炭
素発生薬剤を内包せしめる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】−1 スダチ又は(及び)カボスを、プ
ラスチックフィルムによるルーズな容器、或いはパーフ
ォレーション加工プラチックフィルム或いはパーフォレ
ーション加工プラスチックフィルムパックによる容器等
の半密閉容器或いは酸素透過度が8000ml/m
1atm・24h以上のプラスチックフィルムによる
閉容器に二酸化炭素発生薬剤を内包する。−2 スダチ又は(及び)カボスを、プラスチックフ
ィルムを複合する段ボールケースに入れ、二酸化炭素発
生薬剤又は(及び)酸素発生薬剤を内包せしめた後、封
緘する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】の態様の基本は、空気の透過や流通によ
り酸素濃度を所定の値となし、空気では不足する二酸化
炭素を別途発生せしめて二酸化炭素濃度を所定の値に調
節しようとするものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】この−1の方法でのプラスチックは、ル
ーズな容器或いはパーフォレーション加工を施した容器
等の半密閉容器にはLDPE、EVAc、HDPE、P
P、PET、PA(ナイロン)、PS、BR等何でも使
用できる。密閉容器として使用する酸素透過度が800
0ml/m・1atm・24h以上のプラスチックフィ
ルムとは、LDPE、EVAc、HDPE、BR等を素
材とするものであり、その容器や各種発生剤はの態様
の場合と同じである。−2の態様はの態様の具体的
な型の一つであり、段ボールケースにプラスチックフィ
ルムを複合したものを容器として用い、二酸化炭素発生
剤又は(及び)酸素発生薬剤を内包する。複合するプラ
スチックフィルムとしては、−1にあげたものを適宜
選択して使用できる。また、複合段ボールケースの形態
としてはJIS−Z−1507に規定されている最も一
般的な0201型、0206、0212、0303、0
309型等比較的密封し易い型、或いは規定の無い一枚
の段ボールシートから組み上げた箱等、基本的にはあら
ゆる形式から適宜選択して使用できる。また封緘方法も
テープ貼り、糊付け、ワイヤーステッチャー等適宜選択
して使用できる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【表1】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【表4】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9281−4B A23B 7/148

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スダチ又は(及び)カボスを、酸素濃度7
    %以上、二酸化炭素濃度8%以上の環境下に保持するこ
    とを特徴とするスダチ又は(及び)カボスの鮮度保持方
    法。
  2. 【請求項2】スダチ又は(及び)カボスを密閉或いは半
    密閉容器に入れ、酸素並びに二酸化炭素を供給するか、
    或いは酸素並びに二酸化炭素発生薬剤を内包せしめるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスダチの鮮度保持方
    法。
  3. 【請求項3】スダチ又は(及び)カボスを、酸素透過度
    が8000ml/m2・1atm・24h以上の密閉容器に入れ、二酸化炭
    素濃度が8%以上となるように二酸化炭素を供給する
    か、或いは二酸化炭素発生薬剤を内包せしめることを特
    徴とする請求項1に記載のスダチ又は(及び)カボスの
    鮮度保持方法。
  4. 【請求項4】スダチ又は(及び)カボスを、二酸化炭素
    透過度が70000 ml/m2・1atm・24h以下の密閉容器に入れ、
    酸素濃度が7%以上となるように酸素を供給するか、或
    いは酸素発生薬剤を内包せしめることを特徴とする請求
    項1に記載のスダチ又は(及び)カボスの鮮度保持方
    法。
JP4088191A 1991-03-12 1992-03-11 スダチ又はカボスの鮮度保持方法 Pending JPH05276863A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7380791 1991-03-12
JP3-73807 1991-03-12

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