JPH05276147A - サンプリング同期装置 - Google Patents

サンプリング同期装置

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JPH05276147A
JPH05276147A JP4068943A JP6894392A JPH05276147A JP H05276147 A JPH05276147 A JP H05276147A JP 4068943 A JP4068943 A JP 4068943A JP 6894392 A JP6894392 A JP 6894392A JP H05276147 A JPH05276147 A JP H05276147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flag
synchronization flag
synchronization
sampling
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4068943A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Fukumura
政規 福村
Shusaku Umeda
修作 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスタ側とスレーブ側とを接続して信号の授
受を行うものにおいて、両者間のサンプリング信号を同
期させるようにしたものである。 【構成】 スレーブ側にサンプリング信号補正部を設
け、同期フラグを自局より送信した時点より相手局の同
期フラグが受信するまでの時間差を求め、この時間差に
応じてサンプリング信号補正部を介して信号発生タイミ
ングを調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ信号をディジタ
ル継電器などに取込むときにおけるサンプリング同期装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル継電器は、継電器本体(マス
タ側)と、この本体を離れた位置に設置されたアナログ
信号で取込む検出部(スレーブ側)とで構成され、その
スレーブ側においてはマスタ側の信号処理タイミングと
同期して信号を取込むタイミングをとるためのサンプリ
ング信号作成部が設けられている。
【0003】一般にディジタル継電器におけるアナログ
信号取込みタイミングは、商用周波数信号である60H
zまたは50Hzを基準とし、各周期を360°とした
30°のタイミングとなっている。
【0004】一方、マスタ側とスレーブ側のサンプリン
グ同期は60Hzまたは30Hzに一度のサンプリング
同期合せが行われている。これらの状態を示したものが
図3である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アナログの電圧、電流
信号をサンプリングするタイミングは、電気角30°毎
であり、スレーブ側に対する同期制御は60Hzまたは
50Hzに一度であるため、マスタ側とスレーブ側間に
同期ずれが生じていた場合には、同期するまでに時間が
かかり、サンプリング信号は同期がとれていないことに
なる。
【0006】信号の取込みタイミングを同期させるため
には、同期される側であるスレーブ側の装置は、実際に
電圧、電流を取込でタイミング信号と、60Hzまたは
50Hzを作る回路が必要となって装置が複雑となり、
大形化する問題を有している。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、簡単な装置で同期させる
ことのできるこの種装置を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】マスタ側とスレーブ側と
を伝送路を介して接続し、両者間で信号の授受を行うも
のにおいて、夫々相手局より送信された同期フラグを検
出するための同期フラグ受信部と、自局より相手局に同
期フラグを送信してより相手局の同期フラグ検出までの
時間差をカウントするカウンタとをマスタ側およびスレ
ーブ側に設け、更にスレーブ側にカウントの差分に応じ
てサンプリング信号を補正するためのサンプリング信号
補正部を設けたものである。
【0009】
【作用】スレーブ側ではカウンタにて検出された時間
差、すなわち自局からの同期フラグ送出より受信までの
差値に応じて演算処理部がサンプリング信号補正部を駆
動し、マスタ側と同じになるよう補正制御する。
【0010】
【実施例】図1に基づいて本発明の一実施例を説明す
る。図1において、10はマスタ側、20はスレーブ側
を示し、両者間は伝送路1,2によって接続されてい
る。
【0011】マスタ側およびスレーブ側において、1
1,21は演算処理部、12,22はサンプリング信号
作成部、13,23は同期フラグ送信部、14,24は
伝送部で、例えば1秒間に5Mビットのような高速スピ
ードで信号を送出する。15,25はカウンタ、16,
26は互いに相手局よりの同期フラグを受信する同期フ
ラグ受信部である。また27はスレーブ側に設けられた
サンプリング信号補正部である。なお、図1におけるス
レーブは1個の場合を示しているが、これは複数でもよ
く、その場合スレーブの数に応じてマスタ側の伝送部に
チャンネルを設ければよい。
【0012】次にその作用を説明する。
【0013】各サンプリング信号作成部12,22にお
いて、例えば50Hz或は60Hz基本波の電気角30
°間隔でサンプリング信号を作成し、同期フラグ送信部
12,22を介して伝送部14,24およびカウンタ1
5,25に出力する。
【0014】なお、スレーブ側においては、サンプリン
グ信号作成部22の出力信号がアナログ信号の取込みタ
イミングとなる。
【0015】各伝送部14,24においては、フラグ,
アドレス,データなどのビット構成でHDLCフォーマ
ットに作成されて互いに相手局に伝送する。同期フラグ
受信部16,26では相手局より伝送された同期フラグ
をHDLCフレームより検出してカウンタ15,25に
夫々出力する。カウンタ15,25は、自局の同期フラ
グを送出してから相手局よりの同期フラグを受信するま
での時間をカウントし、その差分を検出する。
【0016】スレーブ側における演算処理部21は、そ
の差分に応じてサンプリング信号補正部27を駆動し、
マスタ側と同じになるようサンプリング信号作成部22
に対して補正信号を出力する。
【0017】同期処理について更に詳述する。
【0018】マスタ側の処理は、xを送信,x′を受信
とすると、 (x−x′)/2×c=同期誤差 を演算処理部11は演算し、その結果(+)のときは自
局が遅れ、(−)のときは自局の進みと判断する。(但
しcはカウンタのクロック時間) スレーブ側の処理は、x′を送信、xを受信とし、yを
初期値とすると、 x+x′>yのときは x>x′の場合にはy+α x′>xの場合にはy−α (但しα=係数) x=x′のときはyの値で制御する。
【0019】x>x′の時(進み)は、 y−(x−x′)/2 (x−x′)/2<βとする(β=係数)。
【0020】x<x′の時(遅れ)は、 y+(x−x′)/2 (x−x′)/2<βとする。
【0021】演算処理部21は上記のような演算を行っ
てマスタ側と同期をとる。
【0022】図2はアナログ信号取込タイミングにより
位相合せが行われる本発明の様子を示したものである。
【0023】
【発明の効果】以上本発明によれば、同期フラグを送信
から受信するまでの時間差分に応じて演算処理部はサン
プリング信号補正部を介して補正するようにしたもので
あるから、マスタ側との同期ずれを測定精度の許す限り
小さくできる。
【0024】しかも、従来のように50Hzまたは60
Hzに位相合せするのではなく、アナログ信号を取込む
タイミングで位相合せをしているので高速で高精度に同
期させることができる。
【0025】また、伝送部は同期フラグ送信以外にサン
プリングしたアナログデータの伝送やその他必要なデー
タ伝送が行えるため、アナログデータ伝送時には、マス
タ側より適当な番号を送り、スレーブ側で送られてきた
番号とアナログデータを一緒に送ることによって、マス
タ側の他のアナログデータとの同時性が確保できるなど
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の同期方法を説明するための波形図。
【図3】従来の同期方法を示す波形図。
【符号の説明】
11,21…演算処理部 12,22…サンプリング信号作成部 13,23…同期フラグ送信部 14,24…伝送部 15,25…カウンタ 16,26…同期フラグ受信部 27…サンプリング信号補正部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算処理部の処理タイミングを得るため
    にサンプリング信号作成部および同期フラグ送信部とを
    夫々マスタ側とスレーブ側に備え、伝送路を介して信号
    の授受を行うものにおいて、前記マスタ側およびスレー
    ブ側夫々に、相手側より送信された同期フラグを受信す
    るための同期フラグ受信部と、自局より相手側に同期フ
    ラグを送信してより前記同期フラグ受信部にて検出され
    る相手側同期フラグ検出までの時間差値を検出するカウ
    ンタとを設け、更に前記スレーブ側に前記時間差値に応
    じてサンプリング信号作成部よりの信号発生タイミング
    を補正するサンプリング信号補正部とを設けたことを特
    徴とするサンプリング同期装置。
JP4068943A 1992-03-27 1992-03-27 サンプリング同期装置 Pending JPH05276147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068943A JPH05276147A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 サンプリング同期装置

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JP4068943A JPH05276147A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 サンプリング同期装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05276147A true JPH05276147A (ja) 1993-10-22

Family

ID=13388260

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4068943A Pending JPH05276147A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 サンプリング同期装置

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JP (1) JPH05276147A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013513310A (ja) * 2009-12-03 2013-04-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイヤレスセンサの分散処理のための方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013513310A (ja) * 2009-12-03 2013-04-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド ワイヤレスセンサの分散処理のための方法及び装置
US8917798B2 (en) 2009-12-03 2014-12-23 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for distributed processing for wireless sensors
US10045293B2 (en) 2009-12-03 2018-08-07 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for distributed processing for wireless sensors

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