JPH05275794A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JPH05275794A
JPH05275794A JP3122385A JP12238591A JPH05275794A JP H05275794 A JPH05275794 A JP H05275794A JP 3122385 A JP3122385 A JP 3122385A JP 12238591 A JP12238591 A JP 12238591A JP H05275794 A JPH05275794 A JP H05275794A
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semiconductor
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laser
electron
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ギュイ・ラブルニエ
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エンジン・モルヴァ
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    • H01S5/3211Structure or shape of the active region; Materials used for the active region comprising PN junctions, e.g. hetero- or double- heterostructures characterised by special cladding layers, e.g. details on band-discontinuities

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンパクトな電子ポンピング型半導体レーザ
を提供する。 【構成】 この半導体レーザは透明窓36と、第一面2
6と、第二面38から概略構成される真空容器34から
なるもので、前記真空器内にはレーザビーム発生用半導
体10と電子衝撃ポンピング装置23とが設けられ、前
記第一面は前記真空容器内側方向に前記冷電子源を支持
するものであり、さらに第二面は少なくとも一つの電極
が固定されたものであり、前記電極によって前記冷電子
源と前記半導体がとが一定距離離間されている。半導体
10は電子しきい電流密度が10A/cm2以下で、また電
子加速電圧が30KV以下であるレーザ効果を示す構造を
有し、またこれは少なくとも3つの層、すなわち第一層
は電子励起層、第二層はキャリア閉じ込めのための活性
層および第三層の光学的閉じ込め層からなるヘテロ構造
を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザに関する
もので、特にコンパクトな電子ポンピング型半導体レー
ザに関するものであり、このレーザはすべての光学的情
報処理に適用可能なもので、オーデオ、ビデオコンパク
トデイスク読み取り装置、光学的記憶システム、レーザ
プリンターまたはバーコード読み取り装置に用いられる
ことができるのみならず、光学的記録装置および研究用
機器にも用いられよう。
【0002】
【従来の技術】半導体アロイをレーザー空洞(laser ca
vity)として用いている半導体レーザには3つの型があ
り、それぞれのレーザ効果発生モードによって注入レー
ザダイオード、電子ポンピングレーザおよび光学的ポン
ピングレーザに区別される。
【0003】小型の商業製品として主に出回っているも
のは注入III-V型レーザダイオードである。このレーザ
ダイオードの構成には、複雑添加(complex dosing)お
よび薄膜金属加工学の利用を必要Sb原子からなるIII-
V属からの半導体と組み併せられてのみ利用可能であ
る。しかし、III-Vレーザダイオードの主な利点は、そ
のコンパクト性である。すなわち、その全長は約1cm3
である。しかし、主な欠点は発振波長の範囲が0.6〜
1.55マイクロメートルであることであり、このよう
な欠点はIII-V属の物質しか利用できないことにもとづ
く。
【0004】他の既知の半導体レーザのなかで、電子ポ
ンピングレーザは半導体を励起するために電子衝撃(el
ectron bombardment)を用いる。通常、電子ポンピング
は電子銃のたすけをかりて実施される。そのような構成
はエー・ナジボフ(A.Nasibov)の論文「レーザ陰極線
管およびその用途(Laser cathode ray tubes and thei
r applications)」SPIE第893巻ハイパワーレー
ザダイオードおよび適用(High Power Laser Diodes an
d Applications)、200−202ページ、1988年
に開示されている。
【0005】これらのレーザの主な利点は、「ポンピン
グ源」と「レーザ空洞」の部分であり、すべてのダイレ
クトギャップ半導体を使用することを可能とし、また特
にダイレクトインジェクション、すなわち注入レーザダ
イオードの構成を許さない。すべてのダイレクトギャッ
プ半導体を用いることは、紫外部から赤外部までに波長
を広げることを可能とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子ポンピン
グ半導体レーザにおいては、用いられる電流密度は約1
0ないし100A/m2であり、また用いられる加速電圧は
約20ないし100kVである。このような高い値は、コ
ンパクトで、またIII-Vレーザダイオードのそれに相当
する大きさと利点とを備えた容量の減少した半導体レー
ザ(約1cm3)の構成を困難にする。高エネルギー密度
により、パルス作動モードのみが可能であるが、その利
用はデイスプレイ表示目的のために用いられるレーザー
に限定される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的の一つは、
電子ポンピング半導体レーザとしての長所を具備する一
方で、III-Vレーザダイオードに相当するような、容量
の減少した(約1cm3)コンパクトな電子ポンピング型
の半導体レーザを作ることである。
【0008】本発明の他の目的は、電子ポンピング型レ
ーザの長所と組合わさって、紫外部から中赤外部までの
波長を有する光線を与えるレーザの構成を可能とするこ
とで、それは用いられる半導体物質によって決まる。
【0009】本発明は、このような目的を達成するため
に、小型電子源と、低電流いき値と低電子加速電圧とを
得るために特別な構造からなる小型半導体レーザ空洞と
を有する小型の装置を用いることにした。
【0010】特に、本発明は体積が1cm3以下の冷電子
源(cold electron source)であることを特徴とする電
子衝撃ポンピング装置を具備した半導体レーザに関する
ものである。
【0011】ポンピング装置は、PN、PINまたはシ
ョットキー結合、トンネル効果金属・絶縁体・金属構造
(tunnel effect metal-isolator-metal stracture)、
または強誘伝体を有する冷電子源か選択される。
【0012】好適な方法では、マイクロエレクトロニッ
ク方法によって生産される冷電子源からなり、装置の大
量生産を促進する。好ましくは、ポンピング装置はマイ
クロドット放出(emissive)電極冷電子源である。
【0013】また、逆バイアスPN結合シリコン陰極に
よって構成された冷電子源を好適に用いることが可能で
ある。
【0014】これら後者の2つの冷電子源は、モザイ
ク、マトリックスまたはモザイクマトリックス構造を有
する。
【0015】用いられた半導体は、ダイレクトギャップ
型のもので、III-VおよびII-V化合物から選択されるも
のであり、紫外部から赤外部の範囲の波長をカバーする
ことが可能である。
【0016】広範囲の波長のレーザビームを得るために
は、半導体は好ましくはII-V化合物とする。
【0017】半導体は、ファブリー・ペロット共鳴空洞
(Fabry-Perot resonant cavity)の形状で、そのミラ
ーはクリービングおよび必要に応じてミラーの反射能を
調整する観点から薄い光学的膜を堆積させることによっ
て作られる。
【0018】付加的に、共鳴空洞は分配空洞型(distri
buted cavity type)のもの、例えば分配フィードバッ
ク空洞(distributed feedback cavity)または分配ブ
ラッグ反射空洞(ditributed Bragg reflector cavit
y)である。
【0019】レーザ装置は、ゲインガイダンスまたはイ
ンデックスガイダンス型のものである。
【0020】レーザ空洞は固体半導体物質または基質に
皮覆された薄膜状の半導体物質から生産される。半導体
の薄膜構造は、いくつかのヘテロ構造を有する。
【0021】半導体は電子いき値が10A/cm2の電
流密度と、また10kV以下の電子加速電圧とからなる
レーザ効果を示す構造であることが好ましい。
【0022】ここで、この「構造」という用語の意味
は、組成物、半導体のドーピング、およびもし存在する
ならばヘテロ構造のパラメータであり、また同様に特
性、共鳴空洞の3次元的配置、そしてレーザの型、すな
わちファブリー・ペロットまたは分配、およびゲインま
たはインデックスのガイダンス構造を示すものである。
【0023】低いき値電流と低加速電圧は、半導体上に
顕著に低下したエネルギー密度をもたらす。1cm3
下の体積の冷電子源とレーザ装置構成の簡素化とによっ
て、以下に示すような利点を有するコンパクトなレーザ
を得ることが可能となる。
【0024】半導体はヘテロ構造であることが好まし
い。本発明の好適な実施態様によれば、このヘテロ構造
は多層からなるものであって、Cd、Zn、Mn、H
g、Te、Se、Sなどからなる合金(アロイ)から形
成される。
【0025】基質上の薄膜エピタクシー(thin film ep
itaxy)によって生産されるヘテロ構造は、いくつかの
ゾーン(層)からなり、すなわち電子孔対の発生および
電子励起のための表層(surface zone)と、キャリアの
閉じ込め(confinement)と電子孔対の放射性組換え(r
adiative recombination)からのレーザ光発生とのため
の活性層(active zone)と、レーザ光光学的閉じ込め
層(confinement zone)とからなる。
【0026】電子励起層は付加的にギャップ勾配を有す
るもので、効率よく発生キャリアを活性層方向に移動さ
せるために膜の内側から減少したギャップをともなう。
【0027】2つの閉じ込め層は、分離または一致して
存在することができる。通常、それらの励起層から分離
されており、表層に接近して位置する。一般に活性層は
光学的閉じ込めゾーン内にある。 活性ゾーンは、単一
ウエル、量子ウエル、量子マルチウエル、超結晶格子、
またはこれらの組合わさった構造から構成されている。
【0028】本発明の実施態様によれば、レーザはレー
ザビームを供給するための透過窓を持つ真空囲いと、少
なくとも一つの半導体がレーザビームを作り出すことが
できるこの囲いに含まれ、またこの囲いに含まれて冷電
子源の対向を固定し、少なくともひとつの電極が一定の
距離を保ち、かつ冷電子源に対向する冷電子源を支持す
るこの囲いの第一面とからなる。
【0029】好ましくは、前記電極は冷電極源から電界
系の半導体に焦点を合わせるのに好適な形状をなすもの
である。例えば、その形状とは円錐状またはピラミッド
状で、その頂点に半導体が位置する。
【0030】本発明の特別な態様によれば、レーザは冷
電子源からの電子の縞(strip)に沿ってフオーカシン
グするための手段を有する。
【0031】このましくは、この手段は電子ビームの両
端に位置するコンダクタースクリーン(伝導性遮蔽板)
によって構成されており、焦点を合わせるのに好適な位
置に配置されている。
【0032】好適には、レーザは供給された光ビームの
パラメータの調整を可能にするような冷却システムを有
する。このシステムはラジエータまたはぺルチエ効果温
度電気的冷却器から構成される。
【0033】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例と添付した図
面とを参照してより詳細に記載する。
【0034】本発明にもとづけば、レーザの活性物質は
電子しきい電流密度が10A/cm2で、電子加速電圧
が10kVとなるようなレーザ効果を示す構造を有して
いる。
【0035】マルチプルII-VI化合物ヘテロ構造(例え
ば、CdZnTe半導体アロイ)は、前記基準を満足す
る。このような構造は、分子ビームエピタクシー(mole
cular bean epitaxy)によって生産される。堆積(depo
sition)は、例えば<100>の特定結晶配列を有する
固体SdZnTeまたはGaAs半導体アロイ基質上に
実施される。基質の表面はおよそ1cm3である。ヘテ
ロ構造が堆積されると、基質の厚さは50から200マ
イクロメートルの範囲内になる。
【0036】このあと、「マッチ(matches)」、すな
わち直方体状半導体結晶が作られ、この直方体結晶の2
つの平行する面はレーザのファブリペロット型共鳴空洞
を形成するための鏡となる。これらの「マッチ」は、例
えば分割ミラー面およびフレッキシブルメタルシートに
結合したヘテロ構造基質の切断によって得られる。
【0037】レーザ共鳴空洞のミラーは分割面である。
これは反射性を増大させるために、また2つのミラーの
ひとつが反射係数(reflection coefficient)100%
となるように付加的に後者またはより多くの光学的膜
(Al23、SiO2または他の適当な物質)上に置か
れる。
【0038】図1と図2は、半導体10の薄膜ヘテロ構
造と、深さPの関数としてのそれぞれの層のギャップE
G(問題となる合金のコンダクションバンドと価電帯
(valency)との間の禁制帯(forbidden energy zon
e))とを表わす。深さPの基準点となるところは、半
導体の活性層の中央が選ばれる。
【0039】ここに示す実施例では、レーザの活性物質
を構成する半導体10は電子励起層12、キャリアの活
性閉じ込め層16、14、16および18によって形成
された光学的閉じ込め層、緩衝層からなる層20および
基質22から構成される。
【0040】第一の励起層12は、表面から−w/2に
至るもので、その厚さは0.05から2マイクロメート
ルの間である。この層12では、半導体の組成物は式C
dzZnl−zTeに該当し、この式中zはzs(表面
上)からzw/2(−w/2の次元)の範囲内で変化す
る。例えば、zsとzw/2はそれぞれ0および0.1
と等しい。この層12では、ギャップは表面において大
きい値を取り、直線的に減少しる。それは、ギャップの
減少勾配を有する。電子衝撃によって生じた電子孔対
は、層12において生ずる。 表面近くに生ずるキャリ
アを収集することを可能とし、また活性層16方向へそ
れらを移動させることを可能とさせる。
【0041】第2層14は−W/2および−d/2の次
元によって定義されるもので、この層の厚さは、例えば
0.05ないし0.3マイクロメートルである。層14
では、半導体の組成物は式Cdyd/2の範囲内で変化
する。例えば、yd/2は0.2および0.4の範囲内
である。層14は、減少するギャップ勾配を有する。こ
の減少は停止することが可能で、また図1に示すように
ゆるやかに減少させることもできる。また、この組成物
は急激に−w/2次元においてzw/zからyd/2へ
移すことが可能であり、その場合組成物は変化しない。
【0042】活性層16はキャリア制限とレーザ光発生
のための小さなギャップを有する。この層16は、−d
/2からd/2の間に広がっており、例えば厚さは0.
002から0.2までの範囲内である。この層での半導
体の組成は、CdxZnl−xTeであり、式中、xは
一定で例えば0.5と1の間である。活性層16は例え
ば、図1に示すように、単一ウエル(single well)ま
たは量子ウエル(quantum well)によって、または量子
マルチウエル、または超格子、またはそれらの構造の組
合わさったものから構成される。
【0043】層18は、層14と対称な関係にあり、d
/2からw/2に展開している。そして、例えば0.0
5ないし0.3マイクロメートルの厚さを有する。この
層における半導体組成物は、式CdyZnl−yTeに
一致し、この式中、yはyd/2からzw/2の範囲内
の値をとるものである。よって、層18は層14のギャ
ップから対称的(symmetrically)に立ち上がるギャッ
プ勾配を有する。この増加は断続的か、または図1に示
したようにゆるやかなものである。レーザ光光学的制限
層は層14、16および18によって構成され、その全
体の幅は例えば0.1−0.6ミクロンメートルであ
る。
【0044】厚さ0.1−3ミクロンメートルの厚さか
らなる緩衝層20は基質22上に設けられる。この層
は、メッシュパラメータを基質のそれに合わせることを
可能とし、また欠損密度(density of defects)を減
少させる。また、それは光学的制限層における光の制限
を可能にする。それは単一層、マルチ層構造、超格子構
造またはそれらの組合わせ構造からなる。実施例では、
緩衝層にある半導体の組成物はCdZnTeに一致す
る。それは光学的制限層のそれと比べて大きいギャップ
を有する。基質22は、例えばSdZnTeまたはGa
Asである。
【0045】すでに述べた数値で、好適に刺激されたヘ
テロ構造は波長0.55マイクロメートルの範囲内にあ
るレーザビームを放す。
【0046】図1は、ファブリ・ペロット型共鳴空洞を
示すものである。切断によって生じた面上のFD面と、
分割によって生じ、かつファブリ・ペロット型共鳴空洞
のためのミラーとしてのM面とを見ることが可能であ
る。インデックスガイダンス型の既知の構造物も利用す
ることが可能である。
【0047】本発明によれば、半導体10は冷電子源2
3、例えばネットワーク、すなわちフィールド効果冷電
子放出マイクロドット陰極のモザイク、マトリックスま
たはモザイクマトリッックスによって生じた電子衝撃に
よって吸い上げられる。このようなネットワークと、生
産過程の例とはフランス特許出願8601024および
8715432に記載されている。
【0048】図3に関して、マイクロドット陰極のモザ
イク構造とその特性について記載する。モザイクは基質
に設けられた伝導層24によって構成され、これは絶縁
された形状、例えばガラス、または半導体形状、例えば
シリコンからなり、また厚さが0.2から0.5ミクロ
ンメートルの間にある。この伝導層は伝導マイクロドッ
ト28を有する。
【0049】マイクロドットは、約1.5マイクロメー
トルの基質直径を有し、また例えば3または10マイク
ロメートルの隙間が形成されている。よって、例えば1
mm2あたり10,000から100,000のマイク
ロドットが存在する。これは、外側方向にマイクロドッ
ト28が向くことを許す開口部を有する絶縁層30によ
って覆われている。この絶縁層30は約1ミクロンメー
トル厚である。絶縁層30は、ドット28に向いた開口
部を有する伝導層によって覆われている。この開口部は
直径が約1.5ミクロンメートルである。前記伝導層は
抽出グリッド(extraction grid)を形成する。
【0050】適当な電圧を伝導層24および32に与え
ている間、マイクロドット28はフィールド効果によっ
て電子を放出する。
【0051】図3は、マイクロドットネットワークのマ
トリックス変形例を示すもので、これはマイクロドット
マトリックスまたは配列と呼ばれる。この構造は、伝導
層24および32が縦および横方向に配列されており、
互いに離すことが可能である。それぞれの列32とそれ
ぞれの列24との交差するところは、1つまたはそれ以
上のマイクロドットが存在する。適当な電圧を列24の
伝導体と列32の伝導体に与えている間、前記電圧にな
った交差点にあるマイクロドット28は電子を放出す
る。よって、電圧を前記列に選択的に与えることによっ
て、電子放出層を選択するすることが可能となる。
【0052】放出された電子の密度は、与えた電圧値の
関数として表わされる。電流密度は例えば1から10m
A/mm2の範囲内にある。放出された電流は例えば
0.1から5mAの範囲内にある。全電流は一方で与え
られた電圧に依存し、また他方でマイクロドットの表面
と同様に、マイクロドットの数と密度とに依存する。ネ
ットワークは例えば約0.1から0.5mm2の範囲内
の長方形状表面をなしている。
【0053】冷電子源23はまたシリコン陰極とエミッ
ターとのネットワークによって構成される。図5はその
ようなエミッターの概略構成を示す断面図である。その
ようなエミッターに関しては、例えば文献:G.G.P. Van
Gorkom and M. Moeberechts, Philips Technical Revi
ew, vol. 43, No. 3, pp. 49-57, 1987に詳細に記載さ
れている。
【0054】6ミクロンメートルの厚さの、p-型、S
iエピタックス層は、400ミクロンメートルの厚さ
の、p+型、Si基質25上に位置している。電気的接
触のために、3ミクロンの厚さのn+層を形成するよう
にしてリンが拡散されている。10ミクロンメートルよ
りも小さな直径を有するdp+シリンダー状活性層31
はほう素の移植によって生産される。その典型的な濃度
は5×1017cmー3である。ヒ素またはアンチモンの移
植によって約10nm厚さのn++フィルム33が前記層
31上に形成される。このn++フイルムはたいへん高く
ドープ化されており、通常4×1019cm-3である。層
31と層33との接触面のP−N結合に該当する放出層
は円柱状対称をなし、直径は10マイクロメートルであ
る。
【0055】このことは、2つのP−N結合ダイオード
につながり、それぞれ層27、29と層31、33によ
って平行となるようにして構成されている。
【0056】絶縁体35、すなわち1マイクロメートル
厚さのSiO2は、例えばアルミニウムからなる0.5
マイクロメートルの厚さからなる伝導性層39を載せた
円柱状片を形成する。これによって電場を遮ることが可
能となり、絶縁体の帯電を限定し、そして電子光学的系
における電極としての役割を付加的に果たす。そのうよ
うな陰極の操作について以下述べる。
【0057】電圧VdによってP−N結合の逆バイアス
化が起こる。これによって高電場106V/cmが作ら
れる。層31、33のp++/n++結合によって作られた
ダイオードの減少層における場は、p+層からn+層へ向
けて電子を加速する。このような加速された「ホット
(hot)」な電子は価電子の衝突による他の電子孔対に
よって生ずる「電子なだれ」によって生ずる。n++側3
3に到達する電子の一部(およそ1.5%)は、分離エ
ネルギーよりも高いカイネテイックエネルギーを有す
る。Vdは通常、6ないし9Vである。ダイオードの電
流は数mAである。1マイクロメートルの直径(層3
1、33によって作られるp+/n++結合)に対する電
流密度および電子放出電流は、それぞれ1,500A/
cm2および10マイクロアンペアである。一般に、電
子の分離エネルギーを減少させるために、単一原子セシ
ウムレーザが表面に配置される。活性層31、33の直
径1ないし6マイクロメートルにおいて、放出電流は1
0ないし60マイクロアンペア変動する。
【0058】製造過程は微小電子技術を使用し、そして
ネットワークを形成するいくつかの陰極を有するチップ
を作ることを可能とする。
【0059】図6および図7を参照して、本発明にもと
づくレーザの一実施例を説明する。
【0060】すでに述べた処置および切断がなされた半
導体10は、冷電子源23、たとえば事前に決められた
距離1ないし10mmのマイクロドット陰極ネットワー
クに面するように保たれている。この例では、ポンピン
グはトランスバース(transverse)されており、そして
半導体10は図面が描かれている紙面に平行な半導体1
0の一面によってレーザビームが放出する。
【0061】半導体10とポンピング装置とによって形
成されたアセンブリは容器34内の第二真空(secondar
y vacuum)下に置かれている。容器34はマイクロチュ
ーブ36によって構成される。例えば、このマイクロチ
ューブ36は両端が絶縁物質からなる板、例えばガラス
板26、28によって両端が閉ざされた長方形の面を有
する。
【0062】容器34はレーザビームの波長を透過する
窓を少なくとも一つ有する。ここに示した実施例では、
マイクロチューブ36は、窓として使用されるのに十分
な光学的品質を有するガラスである。
【0063】板26、38はレーザ等で加熱されること
によって結合可能なガラスからなるウエルド37によっ
てマイクロチューブ36に接合されている。
【0064】ネットワーク23は、直接板26上に形成
されている。図6を見れば明らかなように、例えば銅か
らなる伝導性トラック40は、ネットワーク23の伝導
体の分極を許す。適当に配置された補充伝導性トラック
42はフオーカシング手段44、46を分極させ、かつ
固定させる。
【0065】図6は伝導性トラック40、42に電気的
に結合することを許すようにして板26がマイクロチュ
ーブ36の後ろに突き出ている。焦点合わせ手段は例え
ば銅からなる2つの伝導性遮蔽物44、46によって構
成され、ネットワーク23の両側にある伝導性トラック
42に接合されている。
【0066】図7は、他の板38上に配置された例えば
銅からなる伝導性トラック48を示している。電極50
はネットワーク23に面して、かつそこから事前に決め
られた距離離れて配置されている。
【0067】この電極50はネットワーク23から電場
系の半導体10に対して焦点化するのに適した配置をと
っている。図6に示したように、電極50は円錐状の形
態をなす。半導体の基板は、この円錐の頂点に結合した
インジウムである。これによって、エピタクシス層がネ
ットワーク23に面するようになっている。また電極5
0はピラミッド状の形態をなすか、前記場を焦点化する
のに好適な形態をなす。電極50は電子衝撃中において
半導体に蓄えられた熱を取り除くものである。板38は
マイクロチューブ36のうしろに突き出ており、これに
よってトラック48に電気的に結合することを許す。
【0068】第二真空下において異なるエレメントが集
合する。この集合体(アセンブリ)(真空下)は温度1
50ないし200℃で潰される(be stoved)。付加的
に、ネットワーク23と遮蔽板44、46とによって与
えられた板26はより高い温度で別々に潰される。板2
6と38は光学的方法によって相互に配置する。
【0069】この実施例では、レーザは冷却装置52を
備えている。この装置52は銅ラジエーター54を取り
込んだもので、このラジエーター54の一面は板38に
接しており、他面は最小ぺルチエ効果熱電冷却器56に
接している。これによって、容器34内の温度は調節可
能となる。この子とから、温度に依存するといわれてい
るレーザ発振波長を常に安定した状態に保つことが可能
となる。また、このような冷却によって電子励起による
過剰な熱を逃がすことが可能となる。
【0070】図8は図6に示した装置の一部分を示すも
のである。焦点合わせ遮蔽板44、46はネットワーク
23および半導体10の両側に位置している。これらは
適当な電圧半導体10の表面のリボンまたは縞58の上
に対する電子の焦点化に適した配置となている。この焦
点(フオーカシング)調整はレーザビーム発生いき値に
もとづいた高電流密度を可能とする一方で、低電流と低
放出エネルギー(lowdeposited energy)を維持する。
これはまた光ビームの発振バンド(emission band)の
幅を調節してレーザの幾何学的な特性(geometrical ch
aracteristics)を決めることを可能とする。実施例で
は遮蔽板44、46は概略台形状に形成されている。
【0071】図6に示されたようなレーザの操作に適し
た数値の例を以下のべる。
【0072】マイクロドットはアースされている。グリ
ッド32は0ないし150Vに分極されている。グリッ
ド電圧は電子電流をコントロールする。電子の放出はマ
イクロドットレベルにおける約107V/cm2の電場に
よってもたらされる。
【0073】遮蔽板44、46は−500Vから+50
0Vまでの範囲内で分極している。半導体は正の電圧値
3ないし10kVに分極されている。グリッド32と半
導体10との間における電圧に違す表面上のマイクロド
ットによって放出される電子の収束をもたらす。よっ
て、定義されたレーザ空洞の長さは、200ないし50
0マイクロメートル(半導体合金の長さ「マッチ」)で
あり、またその幅は10ないし300マイクロメートル
である(遮蔽板44、46によってフオーカシングされ
る)。この幅は、遮蔽板44、46の形状に依存したビ
ームのフオーカシングと加えられた電圧とに依存する。
本発明にもとづく実施例では、ガイダンス構造はゲイン
ガイダンス型(gain guidance type)のもので、すなわ
ちレーザビームは励起縞58によって定義された層に閉
じ込められる。
【0074】半導体10の表面に到達した電子は厚さ1
ミクロン以下までしか表面層を貫通しない。このような
電子は最大で約30%が電子孔対を形成する。ギャップ
勾配(図1における12および14層)はキャリアの活
性層(図1における16)の移動につながり、そこで閉
ざされる。キャリアの組換えは光を生じ、その波長は合
金の特性と活性層を構成する構造とに依存している。
【0075】レーザ効果は10A/cm2以下の電流密
度いき値として得られる。このレーザビームはマイクロ
チューブ36の一面を横切るようにして与えられる。電
子衝撃によって捨てられるパワーは数十kW/cm2
すぎず、またこれらの多くは熱にとなり、電極50の外
に出る。
【0076】図9は、本発明にもとづくレーザの断面を
示すものであるが、縦ポンピング(longitudinal pumpi
ng)を有する。図6と同一のコンポーネントがここでは
示されている。
【0077】この実施例では、半導体10を支持してい
る電極60は、トンネル64(これはまた穴でもよい)
によって貫通されており、またマイクロチューブ36に
交差する板62の上まで延びている。
【0078】板62はレーザビームの波長を透過する絶
縁物質からできており、光学的品質(optical qualit
y)のものでなくてはならない。
【0079】この実施例では、半導体10の面している
面はレーザの共鳴空洞を作るミラーとして与えられる。
光学的フイルムの堆積によってミラーが作られる。
【0080】図10は本発明にもとづくレーザの他の実
施例を示すものである。図6と同一の部品は同一のレフ
ァレンスナンバーを付けてある。この実施例では、レー
ザは3つの半導体10a、10b、10cを有してお
り、これらの半導体は同一または異なる構造で同一また
は異なる波長のレーザビームを出すことが可能である。
こあれら3つの半導体10a、10b、10cはそれぞ
れて3つの電極50a、50b,50cに固定されてお
り、さらに一定の間隔で離間され、かつマイクロドット
陰極マトリックス23に面している。
【0081】マイクロドット放出陰極マトリッス23の
縦列および横列を選択的にアドレスする可能性の結果と
して、10aから10cの半導体の一つまたはすべてを
一度に励起することが可能である。
【0082】本発明にもとづくレーザは体積が約1cm
3に減少されている。このようなコンパクト化によって
大きな電圧供給が必要が無い。マイクロドット陰極ネッ
トワークをボンビング装置として用いることは、変調、
パルスあるいは連続使用を可能とする。この目的のため
に、ネットワークの伝導体を適切に調整する必要性が少
なくなった。
【0083】本発明は、上記の実施例に限定されるもの
ではない。よって、レーザに外窓を有する保護箱を加え
ることも可能である。また、本発明の原理と利点から他
の冷電子源およびレーザ装置のアセンブリのための他の
プロセスと物質を使用することが可能である。半導体は
また他の合金、他のヘテロ構造、固体物質からまたは薄
膜状の形で作ることも可能である。空洞はファブリ・ペ
ロット。または分配型のもので、一方ガイダンス構造は
ゲインまたはインデッスクガイダンス構造である。フォ
ーカシング電極とその数は変えることができる。装置は
連続的に、パルス的に、または77kから300kの間
の変調モードに、またはほぼ雰囲気温度で機能すること
ができる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体レーザ
は、体積が1cm3以下のマイクロドット放出陰極冷電
子源によって構成される電子衝撃ポンピング装置(2
3)を備えることを特徴とし、電子しきい電流密度が1
0A/cm2以下で、また電子加速電圧が30kV以下
であるレーザ効果を示すもので、この半導体(10)の
構造は少なくとも3つの層、すなわち第一層は電子励起
層(12)、第二層はキャリア閉じ込めのための活性層
(16)および第三層は光学的閉じ込め層(14、1
6、18)からなるヘテロ構造を有するものであり、ま
た電子励起層(12)は減少ギャップ勾配を有するもの
であることから、電子ポンピング型半導体レーザとして
の特性を有し、かつ容量の小さいコンパクトな装置とし
て紫外部から中赤外部までの波長の光線を与えることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづくレーザの活性物質として用い
られるII-VI化合物のヘテロ構造と、このヘテロ構造層
のそれぞえのギャップのエネルギーとを示すものであ
る。
【図2】半導体の切断よび分割によって形成されたファ
ブリーペロット空洞を示すものである。
【図3】相対的に冷電子源として用いられるマイクロド
ット電極のモザイク的およびマトリックス的配列を示す
ものである。
【図4】相対的に冷電子源として用いられるマイクロド
ット電極のモザイク的およびマトリックス的配列を示す
ものである。
【図5】シリコン陰極冷電子源のエミッターの概略構成
を示す図である。
【図6】本発明にもとづくレーザの概略断面図である。
【図7】本発明にもとづく真空容器の概略的構成を示す
分解図である。
【図8】本発明にもとづくレーザの概略的構成を示す部
分断面図である。
【図9】本発明にもとづくレーザの変形例であって、そ
の概略構成を示す部分断面図である。
【図10】本発明にもとづくレーザの別の変形例であっ
て、その概略構成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 半導体 12 電子励起層 14、16、18 光学的閉じ込め層 23 電子衝撃ポンピング装置 26 第一面 34 真空容器 36 透明窓 38 第二面 44、46 遮蔽板 50 電極

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体積が1cm3以下のマイクロドット放
    出陰極冷電子源によって構成される電子衝撃ポンピング
    装置(23)を備えることを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載にもとづく半導体レーザで
    あって、半導体(10)は電子しきい電流密度が10A
    /cm2以下で、また電子加速電圧が30kV以下であ
    るレーザ効果を示す構造を有するものであることを特徴
    とする半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載にもとづく半導体レーザで
    あって、半導体(10)は少なくとも3つの層、すなわ
    ち第一層は電子励起層(12)、第二層はキャリア閉じ
    込めのための活性層(16)および第三層は光学的閉じ
    込め層(14、16、18)からなるヘテロ構造を有す
    るものであることを特徴とする半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載にもとづく半導体レーザで
    あって、前記電子励起層(12)は減少ギャップ勾配を
    有するものであることを特徴とする半導体レーザ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載にもとづく半導体レーザで
    あって、前記第二および第三層は一致することを特徴と
    する半導体レーザ。
  6. 【請求項6】 請求項3記載にもとづく半導体レーザで
    あって、前記光学的閉じ込め層(14、16、18)は
    インデックス勾配を有するものであることを特徴とする
    半導体レーザ。
  7. 【請求項7】 請求項3記載にもとづく半導体レーザで
    あって、前記光学的閉じ込め層(14、16、18)は
    階段インデックス勾配を有するものであることを特徴と
    する半導体レーザ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載にもとづく半導体レーザで
    あって、該半導体レーザは透明窓(36)と、第一面
    (26)と、第二面(38)とから概略構成される真空
    容器(34)からなるもので、前記真空容器(34)内
    には少なくとも一つのレーザビーム発生用半導体(1
    0)が設けられ、前記透明窓(36)はレーザビームを
    供給するものであり、また前記第一面(26)は前記真
    空容器(36)内側方向に前記冷電子源を支持するもの
    であり、さらに第二面(38)は少なくとも一つの電極
    (50)が固定されたものであり、前記電極(50)に
    よって前記冷電子源と前記半導体(10)とが一定距離
    離間されていることを特徴とする半導体レーザ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載にもとづく半導体レーザで
    あって、前記電極(50)は前記半導体(10)上に焦
    点を合わせて前記冷電子源(23)から電子を放出させ
    るのに適した形状を有するものであることを特徴とする
    半導体レーザ。
  10. 【請求項10】 請求項8記載にもとづく半導体レーザ
    であって、該半導体レーザは冷却システム(52)を有
    するものであることを特徴とする半導体レーザ。
  11. 【請求項11】 請求項8記載にもとづく半導体レーザ
    であって、縞(58)に沿った前記冷電子源(23)か
    らの前記電子の焦点合わせのための手段は伝導性遮蔽板
    (44、46)からなることを特徴とする半導体レー
    ザ。
  12. 【請求項12】 請求項8記載にもとづく半導体レーザ
    であって、該半導体レーザは複数の電極(50a、50
    b、50c)によって支持された複数の半導体(10
    a、10b、10c)を有するものであることを特徴と
    する半導体レーザ。
  13. 【請求項13】 請求項1記載にもとづく半導体レーザ
    であって、前記冷電子源は選択的アドレスマトリックス
    であることを特徴とする半導体レーザ。
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