JPH0527548Y2 - - Google Patents

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JPH0527548Y2
JPH0527548Y2 JP8057787U JP8057787U JPH0527548Y2 JP H0527548 Y2 JPH0527548 Y2 JP H0527548Y2 JP 8057787 U JP8057787 U JP 8057787U JP 8057787 U JP8057787 U JP 8057787U JP H0527548 Y2 JPH0527548 Y2 JP H0527548Y2
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insulating material
lid
heat insulating
manhole
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調設備の冷温水蓄熱槽の内部点検
用マンホール蓋に関する。
〔従来の技術〕
空調用蓄熱槽は、冬期は50℃前後の温水が、夏
期は5℃前後の冷水が貯えられているものであ
る。そして、このような空調用蓄熱槽1は第3図
に示すようにコンクリート床2下にピツトとして
形成されているものであるが、その内壁面にはポ
リスチレンフオーム等の断熱材3を配設してい
る。
また、この断熱材3は蓄熱槽1のマンホール開
口4の内周にも設けている。
図中5は前記マンホール開口4に設けた受枠、
6はこの受枠5で支承されるマンホール蓋で、こ
れらはいずれも鋳鉄製であるが、このうち蓋6は
裏面に断熱材7を取付けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記蓄熱槽1では特に夏期に内部の空気が冷え
ており、その冷気が蓋6の周囲及び受枠5を冷や
す。その結果、これらの上面すなわち部屋側に結
露を起こし、部屋が濡れたり、鉄部が錆びたりす
る欠点があつた。
近年は、昼間の尖塔的な電力負荷をできるだけ
平準化する目的で、翌日の空調負荷を前日の夜間
に貯える方法が取られている。
この場合、蓄熱槽1の容積を減らすために、20
〜30%の氷まじりの冷水を使用して氷の融解潜熱
を利用することが多く、その際蓄熱槽1内の空気
は0℃近くまで冷えるので上面の結露はさらにひ
どいものとなる。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
室内側に結露を生じさせるおそれのない空調用マ
ンホール蓋を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、蓋裏側の断
熱材の外側にパツキング材を配設し、該パツキン
グ材をマンホール側の断熱材に気密に当接させる
ことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、蓋を閉じた状態では蓋裏側の
断熱材とマンホール側の断熱材とはパツキング材
を介在して気密に連結される。これにより、蓋及
び受枠は槽内の冷気にさらされることはない。ま
た冬期の温水の湯気が蓋と受枠のすき間から漏れ
出ることも防止できる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の空調用マンホール蓋の1実施
例を示す縦断正面図、第2図は同上部分平面図で
前記従来例を示す第3図と同一構成要素には同一
参照符号を付したものである。
コンクリート床2の下に形成される空調用蓄熱
槽1は、内壁面及びマンホール開口4の内側に、
ポリスチレンフオーム等の比較的弾力性の乏しい
断熱材3を配設してあり、開口4の受枠5に嵌合
する蓋6もその裏側に同じくポリスチレンフオー
ム等の断熱材7を取付けている点は前記従来例と
同じである。なお、この断熱材7の下面をポリエ
チレンの保護カバー8で覆つた。図中9は該カバ
ー8を蓋6に取付けるナイロン製の押えボルトで
あり、金属製のボルトを使用せずに熱の伝導を遮
断している。本考案は、蓋6の裏側の断熱材7の
外側にネオプレンスポンジによる弾力性に富むパ
ツキング材10を配設した。このパツキング材1
0は蓋6の裏側外周部に位置する。
一方、マンホール開口4の内側の断熱材3はそ
の上端を従来よりも突出させ、少なくとも受枠5
の内側上端はこの断熱材3よりは上方に出ないよ
うにした。
このようにして蓋6を閉めた場合は、前記パツ
キング材10はその下端が前記マンホール開口4
の断熱材3の上端に気密に当接する。
以上のように構成することにより、蓄熱槽1内
には夏期には冷水が貯えられるが、その内側は断
熱材3、パツキング材10、断熱材7が連結して
気密となつており、冷気が蓋6や受枠5に直接触
れることはない。
また、冬期には槽1内に温水が貯えられ、湯気
が出るが、前記気密構造によりこの湯気も外部に
漏れ出ない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の空調用マンホール
蓋は、蓋を閉めた状態では蓄熱槽内は気密となり
冷気が蓋や受枠に直接触れることがないので、こ
れらの表面すなわち室内側に結露を生じるおそれ
のないものである。
また、冬期の温水の湯気が漏れ出るのも遮断で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空調用マンホール蓋の1実施
例を示す縦断正面図、第2図は同上部分平面図、
第3図は従来例の縦断正面図である。 1……蓄熱槽、2……コンクリート床、3……
断熱材、4……マンホール開口、5……受枠、6
……蓋、7……断熱材、8……保護カバー、9…
…押えボルト、10……パツキング材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋裏側の断熱材の外側にパツキング材を配設
    し、該パツキング材をマンホール側の断熱材に気
    密に当接させることを特徴とした空調用マンホー
    ル蓋。
JP8057787U 1987-05-26 1987-05-26 Expired - Lifetime JPH0527548Y2 (ja)

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JP8057787U JPH0527548Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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JP8057787U JPH0527548Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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Publication Number Publication Date
JPS63190341U JPS63190341U (ja) 1988-12-07
JPH0527548Y2 true JPH0527548Y2 (ja) 1993-07-14

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