JPS5847750Y2 - 電気機器の収納箱の除湿構造 - Google Patents

電気機器の収納箱の除湿構造

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JPS5847750Y2
JPS5847750Y2 JP14699080U JP14699080U JPS5847750Y2 JP S5847750 Y2 JPS5847750 Y2 JP S5847750Y2 JP 14699080 U JP14699080 U JP 14699080U JP 14699080 U JP14699080 U JP 14699080U JP S5847750 Y2 JPS5847750 Y2 JP S5847750Y2
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JP
Japan
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storage box
electrical equipment
side plate
equipment storage
storage boxes
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JP14699080U
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JPS5771373U (ja
Inventor
秀視 木全
Original Assignee
株式会社高岳製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気機器の収納箱の除湿構造に関し、特にパッ
ドマウント変圧器やキユービクル等のように、屋外に設
置して使用される変電設備に設けて有用なもので゛ある
近年、変電所用地の入手難、保守の省力化、安全性の向
上等の目的から、所要の機器を一つのユニットとして収
納箱内に納めたパッドマウント変圧器やキユービクル等
の変電設備を採用することが多くなった。
この種の変電設備の一例として、パツドマウンI・変圧
器を、第1図を参照しつつ説明する。
同図に示すように、パッドマウント変圧器1は、収納箱
2内に変圧器3をはじめ所要の各種電気機器を収納して
構成され、屋外の地表4に設置された基礎5上に据付け
られて使用される。
かかるパッドマウント変圧器1の収納箱2は、外気が自
由に出入できるようになっており、変圧器3の呼吸作用
等により外気中の水分が収納箱2内に浸入する機会が多
く、逆に一旦浸入した水分は、パッドマウント変圧器1
の構造上、容易に排出されない。
このため、通常は、収納箱2内の湿度は外気の湿度より
も高くなっている。
また、このパッドマウント変圧器1が運転されると、こ
れが発生する熱により収納箱2内を循環する内気流6が
発生するとともに、この内気流6等の作用で収納箱2の
温度も上昇する結果、収納箱2の外側に沿って下方から
上方に上昇する外気流7が発生する。
このため、特に収納箱2内で側板2aの下部の近傍の領
域8では、温度及び湿度の高い内気流6が温度の低い外
気流7の影響で冷却されて過飽和の水蒸気を含むものと
なり極めて結露しやすくなる。
この結果、領域8の部分を抽出・拡大した第2図に示す
ように、補強用のアングル鋼9には水滴10が付着して
錆が発生し易くなり、このままでは腐食に至る場合もあ
る。
このことは、当社のパッドマウント変圧器について追跡
調査を行なった結果判明したもので、機種、設置場所に
かかわらず共通した事実であり防錆技術上の盲点であっ
た。
本考案は上記従来技術に鑑み、収納箱内の湿度を低減さ
せて収納箱内の錆の発生を防ぐ除湿構造を提供すること
を目的とする。
かかる目的を達成する本考案の構成は、電気機器の収納
箱の側板下部に熱転素子の一端部を直接若しくは熱伝導
性の良い金属パネルを介して密着する一方、前記熱転素
子の他端部にフィンを設けるとともにこの他端部を前記
収納箱の内部でその下部に臨ませ、更に前記収納箱の内
部と外部とを連通ずる排水パイプを有する受皿を前記収
納箱内で前記熱転素子の他端部の下方に配設したことを
特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
なお、従来技術と同一部分には同一番号を付し重複する
説明は省略する。
第3図は本考案の実施例を示す斜視図である。
同図に示すように、収納箱2の側板2aの内面下部には
熱伝導性の良い金属パネル11が貼着されている。
L字形に形成された複数個のヒートパイプ12の一端部
は前記金属パネルに密着され、その他端部にはフィン1
3が複数個設けられている。
収納箱2の内部で前記フィン13を含む前記ヒートパイ
プ12の他端部の下方には、前記収納箱の内部と外部と
を連通ずる排水パイプ14を有する受皿15が配設され
ている。
かかる本実施例では、側板2aの下部は、熱を発生する
変圧器3等から比較的遠く、且つ外気流7で冷却されて
いるため、収納箱2の中では最低温となっている。
このとき、側板2aとフィン13とはヒートパイプ12
により熱的に連結されているため、このヒートパイプ1
2を介して側板2aの温度がフィン13に伝達される結
果、側板2aとフィン13とは略等温となる。
したがって、過飽和になった内気流6がフィン13に触
れると、その水分が結露してフィン13上に水滴として
付着する。
この水滴は受皿15及び排水管14を介して収納箱2の
外に排出される。
このとき、フィン13は収納箱2内で最も湿度が高く空
気のよどむ場所にあり、且つこのフィン13の面積が広
いため、側板2aに水滴が付着することは少ない。
なお、前記実施例では、ヒートパイプ12の一端部を金
属パネル11を介して側板2aに密着したが、ヒートパ
イプ12の一端部を直接側板2aに密着してもよい。
また、ヒートパイプ12のかわりに熱伝導性の良い金属
片を用いてもよい。
以上実施例と共に具体的に説明したように、本考案によ
れば、熱体素子により外気温をその他端部に伝達し、こ
の他端部に設けられているフィンを前記外気温と略同温
とすることにより収納箱内の水分をこの部分に結露させ
、この結露した水分を収納箱の外部に排出するようにし
たため、収納箱内の湿度を下げ、収納箱内に錆や腐食が
生ずるのを防止し得る。
更に、湿度を低下させるため電気機器の絶縁状態をより
一層良好に保つこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパッドマウント変圧器の概略を示す縦断面図、
第2図はパッドマウント変圧器の収納箱の下部を抽出・
拡大して示す縦断面図、第3図は本考案の実施例を示す
斜視図である。 図面中、2は収納箱、2aは側板、3は変圧器、11は
金属パネル、12はヒートパイプ、13はフィン−,1
4は排水パイプ、15は受皿である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器の収納箱の側板下部に熱転素子の一端部を直接
    若しくは熱伝導性の良い金属パネルを介して密着する一
    方、前記熱転素子の他端部にフィンを設けるとともにこ
    の他端部を前記収納箱の内部でその下部に臨ませ、更に
    前記収納箱の内部と外部とを連通ずる排水パイプを有す
    る受皿を前記収納箱内で前記熱転素子の他端部の下方に
    配設したことを特徴とする電気機器の収納箱の除湿構造
JP14699080U 1980-10-17 1980-10-17 電気機器の収納箱の除湿構造 Expired JPS5847750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14699080U JPS5847750Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 電気機器の収納箱の除湿構造

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JP14699080U JPS5847750Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 電気機器の収納箱の除湿構造

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Publication Number Publication Date
JPS5771373U JPS5771373U (ja) 1982-04-30
JPS5847750Y2 true JPS5847750Y2 (ja) 1983-10-31

Family

ID=29506522

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JP14699080U Expired JPS5847750Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 電気機器の収納箱の除湿構造

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JPS5771373U (ja) 1982-04-30

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