JPH0310699Y2 - - Google Patents

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JPH0310699Y2
JPH0310699Y2 JP13282284U JP13282284U JPH0310699Y2 JP H0310699 Y2 JPH0310699 Y2 JP H0310699Y2 JP 13282284 U JP13282284 U JP 13282284U JP 13282284 U JP13282284 U JP 13282284U JP H0310699 Y2 JPH0310699 Y2 JP H0310699Y2
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JP
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vehicle
air passage
box
ventilation opening
shielding plate
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JP13282284U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は半導体素子のごとき発熱機器を箱体に
収納して車体下に懸架する車両の床下機器装置に
関する。車両の床下機器は悪環境に耐えて信頼性
の高いものであるとともにできるだけ小形軽量で
あることがのぞましい。
〔従来技術とその問題点〕
発熱機器たとえば半導体素子を箱体に収納した
従来の車両の床下機器装置は第3図および第4図
に示すごとく、車体下に懸架される箱体1に上下
に貫通する風道2が設けられ、箱体内に収納した
半導体素子3の冷却体31の放熱フインが風道2
に突出させられている。風道2の上下の換気口2
a,2bには金網が張られている。また箱体1に
は開閉蓋1aが設けられている。一般に車体の下
部は車両の走行にともなつて小石や塵埃あるいは
水滴の飛散する悪環境にある。したがつて半導体
素子本体は箱体内に密閉し、冷却体の放熱フイン
を外気にさらして冷却するようにしている。冷却
体を直接外気にさらすと、不用意に接触した際の
安全を期すため半導体素子3と冷却体31との間
の絶縁を完全にする必要があり、また外部に露出
させた放熱フインが異物との衝突によつて破壊さ
れやすいので箱体内に設けた風道に放熱フインを
突出させるようにしている。
この構造では半導体素子が通電によつて温度上
昇するにつれて、風道の下部換気口2bより上部
換気口2aへ矢印aに示すごとく冷却風が流れ、
自然通風によつて半導体素子3が冷却されるよう
になつているが、車両の走行時には矢印b,b′の
走行風が箱体下部に流れ、その吸出し効果によつ
て矢印c,c′の風が流れ、その吸出し風c,c′が
矢印aの冷却風を弱め半導体素子の冷却を阻害す
る。そのため半導体素子の冷却体を大きくしなけ
ればならず箱体が大きくなり重量も増大するとい
つた欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記の欠点を除去し、車両の走行風に
よる吸出し効果を緩和するとともに走行風を積極
的に取入れることにより冷却効果を向上させて小
形軽量化をはかつた車両の床下機器装置を提供す
ることを目的とする。
〔考案の要点〕
前記目的を達成するために本考案は箱体の車両
走行方向に面する側壁に、箱体の上下に貫通させ
た風道に通じる採風口を設け、風道の下部換気口
を覆い前記側壁の採風口より取入れた車両走行風
を斜め下方に曲げる断面がL形の遮へい板と、隙
間を設けて下面を仕切る平板状遮へい板とを取付
けるようにしようとするものである。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を図面にもとづき以下に説明す
る。第1図および第2図は本考案の実施例を示す
もので第3図および第4図と同一符号で示すもの
は同一部品である。第1図および第2図におい
て、上下に貫通する風道2を設けた箱体1内に半
導体素子3が収納され、この半導体素子3の冷却
体31の放熱フインが風道2に突出させられてい
る。箱体1の車両走行方向の両端の側壁に、風道
2に通じる採風口4a,4bが設けられている。
風道2の上下換気口2a,2bおよび側壁の採風
口4a,4bには金網が張られている。風道2の
下部換気口2bを覆つて、採風口4a,4bの内
側に、これらの採風口より取入れる車両走行風を
斜め上方に曲げる断面がL形の遮へい板5と、両
サイドの遮へい板5の上端を結ぶ線上に平板状遮
へい板6を隙間を設けて並べて取付けている。
このようにすることにより、車両の走行にとも
ない矢印d,d′に示す走行風の一部が採風口4
a,4bより取入れられL形遮へい板5に当つて
風圧を上昇するとともに斜め上方に曲げられて半
導体素子3の冷却体31を冷却して換気口2aに
抜ける。また箱体下を流れる走行風b,b′による
吸出し効果は平板状遮へい板6によつて阻止さ
れ、風道内を流れる冷却体を弱めることはなくな
る車両の停車中は走行風は無くなり、下部換気口
2bより上部換気口2aへ矢印eに示す自然冷却
風が流れ、停車中も半導体素子は冷却されるよう
になつている。
〔考案の効果〕
本考案によれば車両の床下機器が車両走行風を
積極的に利用して、悪環境の影響を受けることな
く効果的に冷却されるので機器装置が大いに小形
軽量化される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の車両用床下機器装置
の概略構造を示す横断面図、第2図は第1図の
−矢視断面図、第3図は従来の車両用床下機器
装置の概略構造を示す横断面図、第4図は第3図
の−矢視断面図である。 1……箱体、2……風道、3……半導体素子、
4a,4b……採風口、5……L形遮へい板、6
……平板状遮へい板、31……冷却体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に貫通する風道を形成した箱体内に発熱機
    器を収納し、この発熱機器の放熱フインを前記風
    道に突出させて車体下に懸架するようにした車両
    の床下機器装置において、前記箱体の車両走行方
    向に面する側壁に前記風道に通じる採風口を設け
    るとともに、風道の下部換気口を覆い、前記側壁
    採風口より取入れる車両走行風を斜め上方に曲げ
    る断面L形の遮へい板と、隙間を設けて下面を仕
    切る平板状遮へい板とを取付けたことを特徴とす
    る車両の床下機器装置。
JP13282284U 1984-08-31 1984-08-31 車両の床下機器装置 Granted JPS6146795U (ja)

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JP13282284U JPS6146795U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 車両の床下機器装置

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JP13282284U JPS6146795U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 車両の床下機器装置

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Publication Number Publication Date
JPS6146795U JPS6146795U (ja) 1986-03-28
JPH0310699Y2 true JPH0310699Y2 (ja) 1991-03-15

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ID=30691377

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JP13282284U Granted JPS6146795U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 車両の床下機器装置

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JPS6146795U (ja) 1986-03-28

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