JPH0527534A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0527534A
JPH0527534A JP3203611A JP20361191A JPH0527534A JP H0527534 A JPH0527534 A JP H0527534A JP 3203611 A JP3203611 A JP 3203611A JP 20361191 A JP20361191 A JP 20361191A JP H0527534 A JPH0527534 A JP H0527534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer material
image
fixing device
air
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP3203611A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yamanaka
祐二 山中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着装置を通過するときに転写材から発生す
る水蒸気が該転写材の排出手段の案内部材に結露するこ
とを未然に防止することができる画像形成装置を提供す
る。 【構成】 搬送ベルト20の上方には、排気ファン28
が配置されている。排気ファン28はクリーニング装置
18と定着装置21との間に位置決めされている。排気
ファン28は感光ドラム1の周囲の空気をフィルタ29
を介して吸収し、該吸収された空気は排気ファン28の
排気口(図示せず)からエゼクタ部30を経て筐体2の
外部へ送り出される。エゼクタ部30はそれを通過する
空気流によって排紙ガイド27の周囲空間中の空気を吸
い込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写装置など
の画像形成装置に関し、特に、転写材上の未定着現像剤
像を加熱、加圧することによって該未定着現像剤像を転
写材上に定着させる定着装置を備える画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写装置などの画像形成装置
は、転写材上の未定着現像剤像を加熱、加圧することに
よって該未定着現像剤像を転写材上に定着させる定着装
置を備える。定着装置は、内部に加熱源が設けられてい
る定着ローラと、該定着ローラに回転可能に圧接され、
該定着ローラと協働して転写材を挟圧搬送するためのニ
ップ部を形成する加圧ローラとを有する。定着ローラは
加熱源で加熱され、該定着ローラの表面温度は所定の温
度に保持されている。定着ローラに対する加圧ローラの
押付力は所定の値に保持されている。
【0003】定着時、未定着現像剤像が形成されている
転写材はニップ部に向けて搬送され、該ニップ部に差し
込まれる。転写材はニップ部の通過中に加熱および加圧
され、熱および圧力を受けた未定着現像剤像は永久画像
とし転写材上に定着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置を長期間
に亘り使用していないとき、該画像形成装置内に収容さ
れている転写材は湿気を吸収し、該転写材に含まれる水
分量が高い値になることがある。
【0005】吸湿した転写材に画像を形成するとき、転
写材は未定着現像剤像が形成された後に定着装置のニッ
プ部に向けて搬送される。転写材は定着ローラから熱を
受けることにより、転写材に含まれている水分は画像形
成装置内に蒸発するから、多数の転写材に対して画像形
成処理を連続的に行うとき、定着装置の周囲の空間の湿
度は高くなり、加温されていない排出手段の案内部材に
空気中の水分が結露する。その結果、案内部材に付着し
ている水滴が後続の転写材を汚すことがある。
【0006】本発明の目的は、転写材から発生する水蒸
気が排出手段の案内部材に結露することを未然に防止す
ることができる画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、転写材を外部へ導くための排出口が設けられてい
る筐体と、上記転写材上の未定着現像剤像を加熱、加圧
することによって該未定着現像剤像を永久画像として上
記転写材上に定着させる定着装置と、上記転写材を案内
部材で案内しながら上記定着装置から上記排出口を介し
て上記筐体外部へ排出する排出手段と、上記筐体内の空
気を該筐体内に形成されている流路に沿って該筐体外部
へ送風する送風手段とを備える画像形成装置において、
上記流路に沿う空気流によって上記案内部材の周囲空間
中の空気を上記流路内に吸い込むエゼクタ部が設けられ
ていることにより達成される。
【0008】
【作用】本発明の画像形成装置には、上記案内部材の周
囲空間中の空気を上記流路内に吸い込むエゼクタ部が設
けられている。
【0009】吸湿した転写材に画像を形成するとき、ま
ず未定着現像剤像が転写材上に形成され、該転写材は定
着装置に送られる。定着装置では、熱および圧力が転写
材に与えられる。転写材に含まれている水分は該転写材
に与えられた熱によって蒸発され、定着装置および案内
部材の周囲の空間には水蒸気が放たれるが、上記案内部
材の周囲の空間中の空気は水蒸気と共に上記エゼクタに
よって上記流路内に吸い込まれる。上記案内部材の周囲
空間の湿度は低下し、該案内部材には水蒸気が結露しな
い。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の画像形成装置の実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の画像形成装置の一実施例を
示す構成図である。
【0012】画像形成装置1は、図1に示すように、筐
体2内の中央部に配置されている感光ドラム3を備え
る。感光ドラム3には、それが一次帯電器4で帯電され
た後に原稿台5に置かれている原稿上の画像に対応する
光像が光学系を介して投影され、原稿上の画像に対応す
る潜像が形成されている。光学系は、原稿ランプ6と、
原稿上の画像に対応する光像を感光ドラム3にまで導く
ための光路を形成する6枚のレンズ7と、該レンズ7の
光路上に配置されているスルーレンズ8とから構成され
る。
【0013】感光ドラム3に形成されている潜像は現像
装置9でトナー像として可視像化される。現像装置9
は、トナーを収容する現像剤容器10と、該トナーを担
持しながら感光ドラムに向けて搬送する現像スリーブ1
1と、現像スリーブ11に担持されているトナーの層厚
を規制するブレード12とを有する。
【0014】感光ドラム3のトナー像は、対応するカセ
ット13から給紙ローラ14、ガイド15およびレジス
トローラ16を経て送り出された複写用紙に転写器17
で転写され、複写用紙には未定着トナー像が形成され
る。
【0015】感光ドラム3のトナー像が複写用紙に転写
された後、感光ドラム3の表面の残留トナーはクリーニ
ング装置18のブレード19でかき取られることによっ
て除去され、未定着トナー像が形成されている複写用紙
は搬送ベルト20で定着装置21へ搬送される。
【0016】定着装置21は、内部に加熱源としてハロ
ゲンランプ22が設けられている定着ローラ23と、定
着ローラ10に回転可能に圧接され、該定着ローラ10
と協働して複写用紙を挟圧搬送するためのニップ部を形
成する加圧ローラ24とを有する。定着ローラ23はハ
ロゲンランプ22で加熱され、該定着ローラ23の表面
温度は所定の温度に保持されている。定着ローラ23に
対する加圧ローラ24の押付力は所定の値に保持されて
いる。
【0017】搬送ベルト20で搬送された複写用紙はニ
ップ部に差し込まれる。複写用紙がニップ部を通過する
とき、複写用紙は加熱および加圧され、熱および圧力を
受けた未定着トナー像は永久画像として複写用紙上に定
着される。
【0018】定着装置21の下流側には、排紙手段25
が配置されている。排紙手段25は、定着処理が施され
た複写用紙を外部へ排出するための排紙ローラ26と、
上記複写用紙を定着装置21から排出ローラ26まで案
内する排紙ガイド27とを有する。
【0019】搬送ベルト20の上方には、排気ファン2
8が配置されている。排気ファン28はクリーニング装
置18と定着装置21との間に位置決めされている。排
気ファン28は感光ドラム1の周囲の空気をフィルタ2
9を介して吸入し、フィルタ29には感光ドラム1が一
次帯電器4で帯電されるときに発生するオゾンおよび感
光ドラム3のトナー像が複写用紙に転写されるときに発
生するオゾンが吸着される。オゾンが除去された空気は
排気ファン28で筐体2内に形成されている流路を経て
筐体2の外部に送り出される。上記流路は排気ファン2
8の排気口(図示せず)から定着装置21の上方を経て
筐体2の外部へ到達する。
【0020】上記流路上の定着装置21に対向する位置
には、エゼクタ部30が設けられている。エゼクタ部3
0は定着装置21の上部スティ31と、それと協働して
上部開口32を形成する上部スティ33と、絞り板34
とによって形成されている。絞り板34とそれに対向す
る上部スティ31との間では空気通過面積が流れ方向に
沿って漸次小さくなり、絞り板34とそれに対向する上
部スティ33との間では空気通過面積が流れ方向に沿っ
て漸次大きくなる。また、排気ファン28の吸入によっ
て、現像装置9のブレード12の温度上昇、クリーニン
グ装置18のブレード19の温度上昇、現像剤容器10
内のトナーの温度上昇およびクリーニング装置18内の
廃トナーの温度上昇が防止される。
【0021】コピー動作およびそれに伴う関連動作は制
御部(図示せず)で制御され、該制御部には所定のキー
操作によって指示が与えられる。
【0022】次に、コピー動作について説明する。ま
ず、主電源の投入後、コピー枚数の設定が操作キーを用
いて行われる。次いで、スタートキーが押され、コピー
スタートの指令が制御部に与えられる。制御部は対応す
る給紙ローラ14に指示を与え、該給紙ローラ14は一
回転される。給紙ローラ14の回転動作によってカセッ
ト13から複写用紙が給紙され、該複写用紙はガイド1
5を経てレジストローラ16に案内される。レジストロ
ーラ16は複写用紙を整合させるように複写用紙を一旦
停止させる。
【0023】次いで、感光ドラム3が一次帯電器4で帯
電された後、原稿台5の原稿画像に対する光像が上記光
学系を経て感光ドラム3に投影される。感光ドラム3に
は潜像が形成され、感光ドラム3の潜像は現像装置9で
トナー像として可視像化される。
【0024】感光ドラム3のトナー像は転写器17でレ
ジストローラ16から送られてきた複写用紙に転写さ
れ、該複写用紙には未定着トナー像が形成される。未定
着トナー像が形成されている複写用紙は搬送ベルト20
で定着装置21へ搬送され、未定着トナー像は定着装置
21によって複写用紙に定着される。
【0025】定着後、画像が形成されている複写用紙は
排紙ガイド27を経て排紙ローラ26に導かれ、排紙ロ
ーラ26は上記複写用紙を筐体2外部へ排出させる。
【0026】上記複写用紙がカセット13の中で湿気を
吸収しているとき、該複写用紙が定着装置21の定着ロ
ーラ23から熱を受け、複写用紙に含まれている水分は
定着装置21の下流側空間に蒸発する。
【0027】スタートキーの押し動作とほぼ同時に排気
ファン28が駆動される。排気ファン28からの空気が
エゼクタ部30を経て筐体2の外部へ送り出される。エ
ゼクタ部30内に流入した空気は上記絞り部の前後にお
いて圧力差を生じ、その圧力差によって定着装置21の
下流側空間中の空気は開口32を介して上記流路内に吸
い込まれる。定着装置21の通過中に複写用紙から発生
される水蒸気は定着装置21の下流側空間に放たれる
が、該水蒸気を含む空気はエゼクタ部30で上記流路内
に吸い込まれるから、定着装置21の下流側の空間中の
湿度は上昇せず、排紙ガイド27には水蒸気の結露によ
って生じる水滴が付着しない。よって、後続の複写用紙
が排紙ガイド27の水滴によって濡らされまた汚される
ことはない。
【0028】次に、他の画像形成装置について説明す
る。図2は本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構
成図である。
【0029】他の画像形成装置40は、図2に示すよう
に、排気ファン28から排気される空気を外部に導くた
めの排気ダクト41を備え、排気ダクト41の途中部位
にはエゼクタ部30が設けられている。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像形
成装置によれば、上記案内部材の周囲の空間中の空気が
水蒸気と共に上記エゼクタによって上記流路内に吸い込
まれることにより、上記案内部材の周囲空間の湿度が上
記転写材からの水蒸気によって上昇することは抑えられ
るから、上記案内部材には水滴が付着せず、該水滴によ
って後続の転写材が濡らされまた汚されることを未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構成
図である。
【符号の説明】
1,40 画像形成装置 2 筐体 21 定着装置 27 排紙ガイド(案内部材) 28 排気ファン(送風手段) 30 エゼクタ部 31,33 上部スティ 34 絞り板 41 排気ダクト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 転写材を外部へ導くための排出口が設け
    られている筐体と、上記転写材上の未定着現像剤像を加
    熱、加圧することによって該未定着現像剤像を永久画像
    として上記転写材上に定着させる定着装置と、上記転写
    材を案内部材で案内しながら上記定着装置から上記排出
    口を介して上記筐体外部へ排出する排出手段と、上記筐
    体内の空気を該筐体内に形成されている流路に沿って該
    筐体外部へ送風する送風手段とを備える画像形成装置に
    おいて、上記流路に沿う空気流によって上記案内部材の
    周囲空間中の空気を上記流路内に吸い込むエゼクタ部が
    設けられていることを特徴とする画像形成装置。
JP3203611A 1991-07-19 1991-07-19 画像形成装置 Pending JPH0527534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203611A JPH0527534A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 画像形成装置

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JP3203611A JPH0527534A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 画像形成装置

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JPH0527534A true JPH0527534A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16476912

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JP3203611A Pending JPH0527534A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 画像形成装置

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