JPH05274873A - ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ装置とその検査方法 - Google Patents

ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ装置とその検査方法

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JPH05274873A
JPH05274873A JP4348101A JP34810192A JPH05274873A JP H05274873 A JPH05274873 A JP H05274873A JP 4348101 A JP4348101 A JP 4348101A JP 34810192 A JP34810192 A JP 34810192A JP H05274873 A JPH05274873 A JP H05274873A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DRAMのリフレッシュ周期時間の実力値が
長く、そのリフレッシュ周期時間に対してセルフリフレ
ッシュ周期信号を設定でき、セルフリフレッシュ機能時
の消費電力を少なくする。 【構成】 セルフリフレッシュ周期制御信号SELFS
が論理電圧“H”になると、Pチャンネル型MOSトラ
ンジスタQp14がオフ、Nチャンネル型MOSトラン
ジスタQn14がオンとなり、ノードN14は接地電圧
(VSS)レベルとなる。Pチャンネル型MOSトランジ
スタQp11およびQp13とNチャンネル型MOSト
ランジスタQn11およびQn13とで時定数を決め、
その周期で発振させる。その発振出力がメモリセルに印
加されて、セルフリフレッシュ機能が作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ装置とその検査方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ装置(以下、DRAMと記す)の利用が高ま
ってきている。特に、バッテリーバックアップを考慮し
て、データ保持時間が長く、リフレッシュ時間の長いD
RAMやセルフリフレッシュ機能を搭載したDRAMの
要望が高まっている。ここでは、従来のセルフリフレッ
シュ機能を搭載したDRAMとその検査方法について説
明する。
【0003】まず、DRAMの特徴について簡単に説明
する。DRAMはメモリセル容量に電荷を蓄積すること
によりデータを記憶し、データの読み出し時にはメモリ
セル容量に蓄積された電荷を読み出す。このメモリセル
容量に蓄積された電荷は時間の経過と共にリークし、そ
の電荷量が減少する。このため一定時間経過後には、デ
ータを正確には読み出せなくなる。
【0004】一定時間経過後に電荷を保持する動作を別
に行わなければならない。この電荷を保持する動作のこ
とをリフレッシュ動作という。通常このリフレッシュ動
作を行うためには外部制御信号を入力しなければならな
い。
【0005】ここでセルフリフレッシュ機能とは、外部
入力からの制御信号は無くても、DRAMの内部で発生
する内部制御信号によってリフレッシュ動作を行なう機
能である。セルフリフレッシュ機能も含めたリフレッシ
ュ動作によってメモリセル容量に蓄積された電荷はセン
スアンプにより増幅され、再書き込みを行う際には、そ
のデータの保持が行われる。このため、センスアンプの
動作時により多くの電流が流れ電力が消費される。よっ
て、データ保持時間を長くし、リフレッシュ周期時間を
長くすることができれば、消費電力が少なくなる。バッ
テリーバックアップの用途に用いる場合には、特に有利
になる。
【0006】図7は、セルフリフレッシュ機能付きDR
AMのセルフリフレッシュ周期回路の従来例である。
【0007】Qp1〜Qp4はPチャンネル型MOSト
ランジスタ、Qn1〜Qn4はNチャンネル型MOSト
ランジスタ、VCCは電源電圧、VSSは接地電圧、SEL
FSはセルフリフレッシュ周期制御信号、Tはセルフリ
フレッシュ周期信号、C4は容量、R1,R2は抵抗、
N1〜N5はノード名である。
【0008】まず、図7のセルフリフレッシュ周期回路
について説明する。セルフリフレッシュ周期制御信号S
ELFSが論理電圧“L”の状態であるときに、Pチャ
ンネル型MOSトランジスタQp4がオンとなる。これ
によってセルフリフレッシュ周期信号Tが論理電圧
“H”の状態に固定される。このとき、セルフリフレッ
シュ機能は作動していない。セルフリフレッシュ周期制
御信号SELFSが論理電圧“H”の状態になると、P
チャンネル型MOSトランジスタQp4がオフし、Nチ
ャンネル型MOSトランジスタQn4がオンとなる。こ
れによってノードN4は接地電圧(VSS)レベルとな
る。このようにすることで、セルフリフレッシュ周期回
路は、Pチャンネル型MOSトランジスタQp1〜Qp
3とNチャンネル型MOSトランジスタQn1〜Qn3
とで構成された3段の否定回路と、容量C4と抵抗R
1,R2とで構成された時定数回路で発振する。このと
きの発振信号はセルフリフレッシュ周期信号Tの発振信
号となる。この発振信号によってメモリセル容量に蓄積
した電荷をリフレッシュする機能が作動する。
【0009】図8は、従来のDRAMの検査方法のフロ
ー図である。検査開始でDC(Direct Current)テスト
を行う。次にメモリセルの通常の書き込み・読み出しに
関して、全メモリセルの動作を確認するパターンファン
クションテストを行う。次にスペックIでのリフレッシ
ュ時間ファンクションテストと、ファンクションテスト
の冗長救済判定とを行う。
【0010】まず、検査開始後、レジスタAをリセット
して回路の初期設定を行い、DCテストを行う。DCテ
ストでスペックを満足しない(以下、この状態を“不合
格”(FAIL)という)ものを不良品とする。ここで
スペックを満足する(以下、この状態を“合格”(PA
SS)という)ものは次のパターンファンクションテス
トを行う。
【0011】パターンファンクションテストで、不合格
となったものに対して冗長救済判定を行う。この冗長救
済判定を行った後、さらにパターンファンクションテス
トを行う。このテストでも再度不合格となったものにつ
いては、それらを不良品とする。そして、冗長救済判定
で合格すると、レジスタAに冗長救済アドレス情報を記
憶させる。次に、パターンファンクションテストを合格
した良品とともに、次の検査であるスペックIでのリフ
レッシュ時間ファンクションテストをする。
【0012】リフレッシュ時間ファンクションテスト
で、不合格になると冗長救済判定を行う。この冗長救済
判定を行った後、さらにリフレッシュ時間ファンクショ
ンテストを行う。このテストでも再度不合格になったも
のについては、不良品とする。そして、冗長救済判定で
合格すると、レジスタAに冗長救済アドレス情報を記憶
させる。スペックIでのリフレッシュ時間ファンクショ
ンテストの合格品とともに良品とする。以上のようにし
て検査が終了する。ここでは、冗長救済アドレスの救済
には、検査終了後にレーザートリマーを用いてレジスタ
Aに記憶された冗長救済アドレスを救済する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のDRAMおよび検査方法は、一つのスペックのデー
タ保持時間を検査した後、冗長救済を行うものである。
このため、データ保持時間のゆるいスペックIで検査
し、冗長救済を行って良品としたものに対して、データ
保持時間の厳しいスペックIIで検査した場合、スペッ
クIIでは冗長救済していないので不良品となることが
多い。これに対して、データ保持時間の厳しいスペック
IIで検査し、冗長救済を行うと、結果的に冗長救済さ
れずに不良品と判定される場合がある。このため、歩留
まりが低下してしまうという課題があった。
【0014】そこで、従来では、歩留まりを低下させる
ことがないように、データ保持時間のゆるいスペックI
で検査し、冗長救済を行っていた。したがって、よりリ
フレッシュ周期時間の実力値が長いデバイス(スペック
IIを満足するデバイス)として合格品にすることがで
きない。
【0015】また、製造ばらつきがあると、上記従来例
では3段の否定回路と、容量C4と抵抗R1,R2とで
構成された回路が発生するセルフリフレッシュ周期信号
の周期がばらつく。このため、DRAMのデータ保持時
間の実力値を全メモリセルをリフレッシュするために必
要なリフレッシュ回数で割ったDRAMのリフレッシュ
周期時間の実力値よりも、セルフリフレッシュ周期信号
の周期の方が長くなる場合がある。
【0016】この場合、リフレッシュ周期時間の実力値
以内ではセルフリフレッシュ動作が行われなくなる。こ
のため、容量での電荷保持ができなくなり、セルフリフ
レッシュ機能が働かなくなる。また、デバイスのリフレ
ッシュ時間の実力値が非常に長いものに対してはセルフ
リフレッシュ周期信号の周期時間が一定となり、変化さ
せることができない。このため、セルフリフレッシュ機
能を動作させたとき、デバイスの消費電力が大きくなる
という課題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明のダイナミック・ランダム・アクセス
装置は、セルフリフレッシュ機能を有し、前記セルフリ
フレッシュの周期を変更するセルフリフレッシュ周期時
間切り換え回路を有する。
【0018】また、データ保持機能のデータ保持時間の
実力値に合わせて、前記セルフリフレッシュ周期時間切
り換え回路によりセルフリフレッシュ周期を切り換え
る。
【0019】また、セルフリフレッシュ機能と、前記セ
ルフリフレッシュの周期を変更するセルフリフレッシュ
周期時間切り換え回路と、冗長メモリセルとを有し冗長
救済アドレスで不良メモリセルを前記冗長メモリセルに
救済するとともに、前記セルフリフレッシュ周期時間切
り換え回路によりセルフリフレッシュ周期を切り換え
る。
【0020】さらに、冗長メモリセルと、前記冗長メモ
リセルの容量が、通常メモリセルの容量よりも大きい。
【0021】また、本発明のダイナミック・ランダム・
アクセス装置の検査方法は、デバイスを複数の検査規格
のデータ保持時間の検査を行い、前記各検査毎に不良メ
モリセルを冗長メモリセルに置き換えるために冗長救済
アドレスを記憶し、良品のメモリセルが得られた前記デ
ータ保持時間の検査のうちもっとも厳しい検査規格によ
る検査を行う際に、記憶された前記冗長救済アドレスを
前記デバイスの冗長救済アドレスとする。
【0022】また、前記複数の検査規格によるデータ保
持時間の検査を高温で実施する。
【0023】
【作用】本発明のDRAMおよび検査方法では、リフレ
ッシュ周期時間の実力値が長いデバイスとすることがで
き、また、そのリフレッシュ周期時間の実力値に対して
セルフリフレッシュ周期信号を設定できるため、セルフ
リフレッシュ機能時の消費電力が少ないDRAMを実現
することができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明を説明する。
図1は、本発明のセルフリフレッシュ周期時間切り換え
回路を有するセルフリフレッシュ機能付きDRAMのセ
ルフリフレッシュ周期時間切り換え回路の一実施例であ
る。図2は、本発明のDRAMの検査方法の一実施例の
フロー図である。図4は、冗長メモリセルテスト回路の
一実施例の回路図である。図5は図4の動作タイミング
図である。
【0025】Qp11〜Qp34はPチャンネル型MO
Sトランジスタ、Qn11〜Qn35はNチャンネル型
MOSトランジスタ、VCCは電源電圧、VSSは接地電
圧、SELFSはセルフリフレッシュ周期制御信号、T
はセルフリフレッシュ周期信号、RSは冗長メモリセル
テスト信号、PSはプリチャージ信号、RDAは冗長メ
モリセル選択信号、A0,/A0,A1,/A1はアド
レス信号、F11〜F34はヒューズ、C1〜C3は容
量、R11〜R16は抵抗、N11〜N35はノード
名、P1は通常モード期間、P2は冗長メモリセルテス
トモード期間である。
【0026】まず、図1のセルフリフレッシュ周期時間
切り換え回路を有するセルフリフレッシュ周期回路につ
いて説明する。
【0027】この回路の構成は、Qp11〜Qp14の
ソースに電源電圧(VCC)端子に接続され、Qn11〜
Qn13のソースがノードN14に接続されている。ノ
ードN11はQp11のゲートとQn11のゲートとに
接続されている。また、ノードN12はQp11のドレ
インと、Qn11のドレインと、Qp12のゲートと、
Qn12のゲートとに接続されている。ノードN13は
Qp12のドレインと、Qn12のドレインと、Qp1
3のゲートと、Qn13のゲートとに接続されている。
また、セルフリフレッシュ周期信号TはQp13のドレ
インと、Qn13のドレインとに接続されている。ま
た、ノードN14と接地電圧(VSS)端子との間にQn
14が接続されている。さらに、セルフリフレッシュ周
期制御信号SELFSはQn14のゲートとQp14の
ゲートとに接続されている。セルフリフレッシュ周期信
号T(ノードN18)とノードN17との間に、抵抗R
16とQn16とが並列に接続されている。ノードN1
7とノードN15との間に抵抗R12が接続されてい
る。さらに、ノードN17とノードN15との間に、抵
抗R14とヒューズF12が直列に接続されている。ノ
ードN15とノードN16との間に抵抗R11が接続さ
れ、さらに、ノードN15とノードN16との間に、抵
抗R13とヒューズF11が直列に接続されている。ノ
ードN16とノードN11との間に、抵抗R15とQn
15が並列に接続されている。さらにノードN15とノ
ードN13との間に容量C1が接続されている。Qp1
5〜Qp16のソースは電源電圧(VCC)端子に接続さ
れており、Qp15〜Qp16のゲートは接地電圧(V
SS)端子に接続されている。Qp15のドレインはノー
ドN19とQn15のゲートとに接続されている。Qp
16のドレインはノードN20とQn16のゲートとに
接続されている。またノードN19と接地電圧(VSS
端子との間にヒューズF13が接続されており、ノード
N20と接地電圧(V SS)端子との間にヒューズF14
が接続されている。
【0028】このセルフリフレッシュ周期回路の基本動
作は、セルフリフレッシュ周期制御信号SELFSが論
理電圧“L”の状態のとき、Pチャンネル型MOSトラ
ンジスタQp14がオンとなり、セルフリフレッシュ周
期信号Tは論理電圧“H”の状態に固定される。このと
きにはセルフリフレッシュ機能は作動していない。
【0029】セルフリフレッシュ周期制御信号SELF
Sが論理電圧“H”の状態になると、Pチャンネル型M
OSトランジスタQp14がオフ、Nチャンネル型MO
SトランジスタQn14がオンとなる。このため、ノー
ドN14は接地電圧(VSS)レベルとなる。このように
Qp14がオフ、Qn14がオンとなると、Pチャンネ
ル型MOSトランジスタQp11〜Qp13とNチャン
ネル型MOSトランジスタQn11〜Qn13とで構成
された3段の否定回路を縦続接続した回路と、容量C1
と抵抗R11〜R16とで構成される時定数回路とによ
って負帰還ループが構成されて発振する。このような負
帰還ループによって、その時定数で決定される周期の発
振が生じる。たとえば、ノードN11,N13での入力
スイッチング電圧をVCC/2とすると、このときのセル
フリフレッシュ周期信号Tは、 T=2.2×C1×R で示される。
【0030】ただし、上式において、Rは R=(R16+1)/{(1/R12)+(1/R14)} で示される。
【0031】その発振出力であるセルフリフレッシュ周
期信号Tは、DRAM内のメモリセルをリフレッシュす
る。すなわちセルフリフレッシュ機能が作動する。
【0032】たとえば4MビットDRAMでは、全メモ
リセルをリフレッシュするためには、1024回のリフ
レッシュ動作が必要となる。メモリセルのデータ保持時
間がたとえば200×10-3秒であるとすると、セルフ
リフレッシュ周期を200/1024=195.3×1
-6秒程度に設定しておく。セルフリフレッシュ機能を
動作させるためには、SELFSを論理電圧“H”の状
態にする。このときのセルフリフレッシュ周期Tは、メ
モリセルのデータ保持時間に応じた周期としておく。
【0033】本実施例では、ヒューズF11〜F14の
特定部を切断し、そのヒューズの有無によって、抵抗R
11〜R16の合成抵抗値を可変とすることができる。
容量C1とその合成抵抗値で決定される時定数は、この
合成抵抗値を可変することで、セルフリフレッシュ回路
の発振周波数を任意に設定することができる。
【0034】たとえば、ヒューズF11〜F14がすべ
て切断されていない場合には、Pチャンネル型MOSト
ランジスタQp15,Qp16はオン状態である。この
とき、ノードN19とN20がヒューズF13,F14
を通して接地されている。このため、Nチャンネル型M
OSトランジスタQn15,Qn16はオフ状態とな
る。この状態では、抵抗R11〜R16のすべての抵抗
が時定数の値に影響する。すなわち、ノードN11とN
15との間の抵抗値は{1/(1/R11+1/R1
3)}+R15で決定される。また、ノードN15とN
18との間の抵抗値は{1/(1/R12+1/R1
4)}+R16で決定される。
【0035】ここで、セルフリフレッシュ周期信号Tの
発振周期を長くするためには、ヒューズF11あるいは
F12を切断すればよい。このときのノードN11とN
15との間の抵抗値はR11+R15で決定される。ま
た、ノードN15とN18との間の抵抗値はR12+R
16で決定される。このようにして、時定数を大きくす
ることができる。
【0036】DRAMのリフレッシュ周期時間の実力値
よりセルフリフレッシュ周期信号の周期が長くなる。こ
の場合、リフレッシュ周期時間の実力値以内ではセルフ
リフレッシュ動作が行われなくなる。このため、容量で
の電荷保持ができなくなり、セルフリフレッシュ機能が
働かなくなる。そこで、セルフリフレッシュ周期信号T
の発振周期を短くする必要がある。このためには、ヒュ
ーズF13あるいはF14を切断すればよい。すなわ
ち、ヒューズF13,14を切断したとき、Pチャンネ
ル型MOSトランジスタQp15,Qp16はオン状態
である。ヒューズF13あるいはF14を切断している
ので、ノードN19とN20とは接地されていない。こ
のため、ノードN19およびN20の論理電圧が“H”
の状態となる。このようにして、Nチャンネル型MOS
トランジスタQn15,Qn16はオン状態となる。こ
のときのノードN11とN15との間の抵抗値は1/
(1/R11+1/R13)で決定される。また、ノー
ドN15とN18との間の抵抗値は1/(1/R12+
1/R14)で決定される。このようにすれば、時定数
の値は小さくなる。
【0037】次に、図2のDRAMの検査方法のフロー
図について説明する。ここでは、DCテスト、メモリセ
ルのパターンファンクションテスト、スペックIでのリ
フレッシュ周期時間ファンクションテスト、スペックI
Iでのリフレッシュ周期時間ファンクションテストとフ
ァンクションテストの冗長救済判定を行っている。
【0038】まず、検査開始後、レジスタA,Bをリセ
ットし、回路状態を初期設定する。レジスタA,Bはプ
ログラム中の変数である。レジスタA,Bをリセットす
れば冗長救済アドレスが1本も存在しない状態になる。
【0039】DRAMの入出力端子コンタクトテストや
入力リークテスト、およびスタンバイ電流、オペレーテ
ィング電流などの電気的特性をDCテストとして行う。
そこで、検査規格を満足しない場合(以下、この状態を
“不合格”という)には、不良品とする。もしこの検査
で検査規格を満足している場合(以下、この状態を“合
格”という)には、次にパターンファンクションテスト
を行う。
【0040】パターンファンクションテストとは、それ
ぞれのメモリセルが正常に動作するかどうかをテストす
るものである。たとえば、簡単なものでは、まず全メモ
リセルにデータを書き込む。その後全メモリセルのデー
タを読み出す。その読み出したデータが書き込んだデー
タと等しい、すなわち正しいかどうかを判定するのがパ
ターンファンクションテストである。このとき、全メモ
リセルが正常であるときを“合格”という。メモリセル
のうち一つ(1ビット)でも異常があるときを“不合
格”という。そして、もし“不合格”になると、次は冗
長救済判定を行う。この判定でもさらに“不合格”にな
ると、それについては不良品とする。冗長救済判定は次
の順序で行われる。まずパターンファンクションテスト
で不良となったメモリセルを冗長メモリセルに置き換え
る。これに再度パターンファンクションテストを行い、
良品とすることができるかどうかの判定を行う。もし冗
長メモリセルに置き換えることにより良品とすることが
できる場合、冗長救済判定の結果が“合格”であるとい
う。一方、冗長メモリセルに置き換えて良品とすること
ができないときには、冗長救済判定の結果は“不合格”
であるという。
【0041】そして、冗長救済判定の合格品について
は、レジスタAにその冗長救済アドレスを記憶する。そ
して、パターンファンクションテストの合格品ととも
に、次のスペックIでのリフレッシュ時間ファンクショ
ンテストを行う。ここで、リフレッシュ時間ファンクシ
ョンテストとは、メモリセルのデータ保持時間の検査を
含めたメモリセルのテストである。たとえば、データ保
持時間を200×10-3秒とするというスペックのテス
トは、次のように行われる。まず全メモリセルにデータ
を書き込み、それから200×10-3秒経過したところ
で、全メモリセルのデータを読み出す。この読み出した
データが書き込んだときのデータと同じであるかどうか
を検査する。
【0042】そして、このテストにおいて読み出したデ
ータが異なっていて、不合格であると判定されると、第
2の冗長救済判定を行う。この第2の冗長救済判定は第
1の冗長救済判定と同様の工程で行う。この第2の冗長
救済判定においても不合格になった場合には、不良品と
する。
【0043】第2の冗長救済判定の結果、合格品となっ
たものについては、レジスタAにその冗長救済を行った
冗長救済アドレスを記憶しておく。この際、第1のアド
レスの上に第2のアドレスを書き直す。ここで、第1の
アドレス上に第2のアドレスを書き直さず、第1の冗長
救済判定のアドレスを別のレジスタ等を設けて記憶して
おくことは、この製品が合格か不合格かを知る上では必
要ない。しかし、パターンファンクションテスト時にど
の程度のアドレスが不良であるのかを知ることができる
ようになっている場合には、第2のアドレスは別に設け
られたレジスタに書き込んでもよい。
【0044】これを、スペックIでのリフレッシュ周期
時間ファンクションテストの合格品とともに、次の検査
であるスペックIIでのリフレッシュ周期時間ファンク
ションテストを行う。
【0045】このテストでも、もし不合格になると、こ
の不合格品に対して第3の冗長救済判定を行う。この判
定においてもさらに不合格になったときには、レジスタ
Bに良品ランクIを記憶する。一方、第3の冗長救済判
定で合格すると、レジスタBに良品ランクIIを記憶す
る。この良品ランクIまたは良品ランクIIの情報を基
にセルフリフレッシュ周期時間切り換え回路の周期時間
を延ばす。
【0046】次に、冗長救済判定で不合格になったもの
と合格になったものの両方ともにレジスタAに記憶され
た冗長救済アドレスを救済して良品とする。このように
レジスタAは冗長救済アドレスを記憶しておく変数であ
り、レジスタBは良品ランクを記憶しておく変数であ
る。
【0047】一方、スペックIIでのリフレッシュ周期
時間ファンクションテストで合格したものは、レジスタ
Bに良品ランクIIを記憶する。そしてセルフリフレッ
シュ周期時間切り換え回路によってその周期時間を延ば
す。これによって良品とすることができ、検査が終了す
る。
【0048】冗長救済アドレスの救済やセルフリフレッ
シュ周期時間の切り換えは、検査終了後にレーザートリ
マーなどを用いてヒューズの切断を行って実現する。こ
のようにしてレジスタAに記憶された冗長救済アドレス
を救済する。ただし、スペックIIでの合格品について
は、アドレスを冗長救済する必要がない。この場合、セ
ルフリフレッシュ周期のみを切り換えればよい。
【0049】具体的には、スペックIIの方がスペック
Iより厳しい検査規格である。スペックIはメモリセル
のデータ保持時間を200×10-3秒とした検査であ
る。一方、スペックIIはメモリセルのデータ保持時間
を500×10-3秒とした検査である。ここで、もし、
レジスタBが良品ランクIであれば、メモリセルのデー
タ保持時間が200×10-3秒である。たとえば4Mビ
ットDRAMでは全メモリセルをリフレッシュするため
には、1024回のリフレッシュが必要である。このた
め、1回のリフレッシュ周期時間は200×10-3秒/
1024=195.3×10-6秒に設定されている。ま
た、レジスタBが良品ランクIIであれば、メモリセル
のデータ保持時間が500×10-3秒である。このた
め、1回のリフレッシュ周期時間は500×10-3秒/
1024=488.3×10-6秒に設定しておく。この
ように、メモリセルのデータ保持時間が長いデバイスに
対してはセルフリフレッシュ周期時間を長く設定するよ
うにする。セルフリフレッシュ周期時間を長くすること
により、セルフリフレッシュ機能動作時のセルフリフレ
ッシュ電流を少なくすることができる。
【0050】図3は、セルフリフレッシュ周期時間とセ
ルフリフレッシュ電流の関係を示した図である。横軸に
リフレッシュ周期時間を、縦軸にセルフリフレッシュ電
流値を示している。リフレッシュ周期時間とセルフリフ
レッシュ電流値との間には、反比例の関係がある。すな
わち、リフレッシュ周期時間が長くなると、セルフリフ
レッシュ電流の値が小さくなる。この図からわかるよう
に、メモリセルのデータ保持時間が200×10-3秒の
ときは、リフレッシュ周期時間を195.3×10-6
に設定してある。このとき、セルフリフレッシュ電流は
75.5μAである。また、メモリセルのデータ保持時
間が500×10-3秒であるときには、リフレッシュ周
期時間を488.3×10-6秒に設定してある。このと
き、セルフリフレッシュ電流は36.2μAである。こ
のようにメモリセルのデータ保持時間が500×10-3
秒と長いデバイスに対しては、セルフリフレッシュ電流
を半減することができる。
【0051】本発明の検査方法では、たとえばメモリセ
ルのデータ保持時間が200×10 -3秒以上のデバイス
を良品とし、かつ、メモリセルのデータ保持時間が長い
500×10-3秒のデバイスを冗長救済をできる限り使
用することができる。このため、その製造における歩留
まりを高くすることができる。
【0052】従来の検査方法では、メモリセルのデータ
保持時間が200×10-3秒以上のデバイスを良品とし
ているので、メモリセルのデータ保持時間が200×1
-3秒以上で500×10-3秒以下のメモリセルについ
ては、充分に冗長救済されていない。このため、従来の
検査方法によって得られたデバイスのうち、メモリセル
のデータ保持時間が500×10-3秒以上であるものは
ほとんどない。また、従来の検査方法で、メモリセルの
データ保持時間が500×10-3秒以上であるデバイス
を良品とすると、メモリセルのデータ保持時間が200
×10-3秒以上で500×10-3秒未満のデバイスは不
良となり、歩留りを低下させる。このように、本発明の
検査方法では、歩留りを低下させることなくメモリセル
のデータ保持時間の長いデバイスを製造することができ
る。
【0053】また、メモリセルのパターンファンクショ
ンテストやスペックIおよびスペックIIでのリフレッ
シュ周期時間ファンクションテストは、以下に示す冗長
メモリセルテスト回路を用いることで、冗長メモリセル
についても適用することができる。
【0054】次に、図4の冗長メモリセルテスト回路の
一実施例を図5の動作タイミング図を参照しながら説明
する。
【0055】RDAが冗長メモリセル選択信号である。
RDAの論理電圧が“H”の状態のときに冗長メモリセ
ルが選択される。そして、論理電圧が“L”の状態のと
きには、通常メモリセルが選択される。RSは冗長メモ
リセルテスト信号である。
【0056】まず、通常動作時について説明する。図5
の動作タイミング図で、通常モード期間P1では冗長メ
モリセルテスト信号RSはオープン状態である。オン状
態のPチャンネル型MOSトランジスタQp33を通し
てRSは論理電圧“H”の状態となっている。このよう
にすると、ノードN31は論理電圧“L”の状態に、P
チャンネル型MOSトランジスタQp34はオン状態と
なって、RSを論理電圧“H”の状態に固定(ラッチ)
される。このとき、ノードN32は論理電圧“H”の状
態で、Nチャンネル型MOSトランジスタQn34はオ
ン状態で、ノードN33は論理電圧“L”の状態であ
る。
【0057】ここで、プリチャージ信号PSに論理電圧
“L”のパルス信号を入力して、Pチャンネル型MOS
トランジスタQp31をオン状態にさせると、ノードN
34を一度論理電圧“H”にプリチャージしようとす
る。すなわち、初期状態として最初に論理電圧“H”に
設定する。その後、ヒューズが切断されているか否かに
よって、論理電圧“H”または“L”の状態に選択す
る。論理電圧を“L”の状態にするには、プリチャージ
されているノードN34の正の電荷を引き抜いて行う。
論理電圧“H”の状態にするには、そのままの状態を保
持しておく。冗長メモリセルテスト回路は以上に説明し
た動作を行うものである。
【0058】A0,/A0,A1,/A1はアドレス信
号で、アドレス信号/A0,/A1はそれぞれアドレス
信号A0,A1の逆論理信号である。
【0059】冗長メモリセル選択用ヒューズF31〜F
34のそれぞれが切断されていないときは、ノードN3
4は、オン状態のNチャンネル型MOSトランジスタQ
n31〜Qn34のそれぞれを通して論理電圧“L”の
状態になる。そこで、ノードN35は論理電圧“H”の
状態で、冗長メモリセル選択信号RDAは論理電圧
“L”の状態となる。これによって、通常メモリセルが
選択される。ここで、たとえば、アドレス信号A0が論
理電圧“L”の状態で、アドレス信号A1が論理電圧
“H”の状態であるときに、冗長メモリセルを選択した
い場合には、冗長メモリセル選択用ヒューズF32とF
33を切断する。これによってアドレス信号A0が論理
電圧“L”の状態、アドレス信号/A0が論理電圧
“L”の状態となり、Nチャンネル型MOSトランジス
タQn31,Qn34はオフ状態となる。このとき、ノ
ードN34は論理電圧“H”の状態を保持している。ま
た、ノードN35は論理電圧“L”の状態で、冗長メモ
リセル選択信号RDAは論理電圧“H”の状態となって
冗長メモリセルが選択される。
【0060】次に、冗長メモリセルテストモード動作時
について説明する。冗長メモリセルテストモードとは、
冗長メモリセル選択用ヒューズを切断することなく冗長
メモリセルを選択するモードである。
【0061】図5の動作タイミング図では、P2は冗長
メモリセルテストモード期間である。冗長メモリセルテ
ストモード時には、冗長メモリセルテスト信号RSは論
理電圧“L”の状態である。このため、ノードN31は
論理電圧“H”の状態で、Pチャンネル型MOSトラン
ジスタQp34はオフ状態となる。また、ノードN32
が論理電圧“L”の状態では、Nチャンネル型MOSト
ランジスタQn35はオフ状態で、ノードN33はオー
プン状態である。ここで、プリチャージ信号PSに論理
電圧“L”のパルス信号を入力して、Pチャンネル型M
OSトランジスタQp31をオン状態にさせる。これに
よってノードN34を一度論理電圧“H”の状態にプリ
チャージしようとする。すると、ノードN35は論理電
圧“L”の状態となる。これにより、Pチャンネル型M
OSトランジスタQp32がオン状態となり、ノードN
34は論理電圧“H”の状態にラッチされる。そして、
アドレス信号A0,A1の論理電圧が“H”または
“L”の状態であろうとも、冗長メモリセル選択信号R
DAは論理電圧“H”の状態となり、冗長メモリセルが
選択される。
【0062】このようにして、冗長メモリセル選択用ヒ
ューズを切断することなく強制的に冗長メモリセルを選
択することによって、冗長メモリセルを検査することが
できる。このように、冗長メモリセル選択用ヒューズを
切断することなく強制的に冗長メモリセルを選択し、冗
長メモリセルを検査することによって、不良の冗長メモ
リセルを検出することができる。このため、冗長救済時
に不良の冗長メモリセルは使用せずに、不良でない冗長
メモリセルのみに置き換えることにより、冗長救済率を
あげることができる。
【0063】また、図2のDRAMの検査方法のフロー
図の検査において、リフレッシュ周期時間は、通常、高
温の方が短い。このため、高温検査を行うことによっ
て、検査時間を短縮することができる。
【0064】ここで、温度とメモリセルのデータ保持時
間との関係を図6に示す。横軸に温度を、縦軸にデータ
保持時間を示している。この両者は線形で、逆比例の関
係にある。すなわち、温度が上昇すると、データ保持時
間が減少する。
【0065】この図6からわかるように、データ保持時
間が温度25℃で2000×10-3秒であったデバイス
が、そのデータ保持時間が温度75℃では200×10
-3秒となる。4MビットDRAMを1Mビット品4箇で
構成している製品において、温度25℃でのデータ保持
時間が2000×10-3秒の製品についての検査時間が
4640×10-3秒であるのに対して、温度75℃での
データ保持時間が200×10-3秒の場合には、その検
査時間が1040×10-3秒となる。このように検査時
間は22.4%に短縮される。
【0066】また、できるだけリフレッシュ周期時間の
長いデバイスとするために、図2のDRAMの検査方法
のフロー図に従って検査を行ない、リフレッシュ周期時
間の短いメモリセルを冗長メモリセルに置き換える。す
なわち、リフレッシュ周期時間の短いメモリセルを冗長
メモリセルに置き換えることで、この冗長メモリセルの
容量を通常メモリセルの容量よりも大きくすることがで
きる。メモリセルの容量に比例してデータ保持時間も長
くなる。このため、データ保持時間の短い通常メモリセ
ルを、データ保持時間の長い冗長メモリセルに置き換え
ることができる。
【0067】
【発明の効果】本発明のDRAMとその検査方法では、
リフレッシュ周期時間の実力値が長く、セルフリフレッ
シュ機能時の消費電力のより少ないデバイスをより多く
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のセルフリフレッシュ機能付
きDRAMのセルフリフレッシュ周期時間切り換え回路
の構成を示す図
【図2】本発明の一実施例のDRAMの検査方法のフロ
ー図
【図3】リフレッシュ電流とリフレッシュ周期時間との
関係を示す図
【図4】本発明の冗長メモリセルテスト回路の構成の一
例を示す図
【図5】本発明の冗長メモリセルテスト回路の動作タイ
ミングを示す図
【図6】データ保持時間と温度との関係を示す図
【図7】従来のセルフリフレッシュ機能付きDRAMの
セルフリフレッシュ周期回路の構成の一例を示す図
【図8】従来のDRAMの検査方法のフロー図
【符号の説明】
Qp11〜Qp44 Pチャンネル型MOSトランジス
タ Qn11〜Qn44 Nチャンネル型MOSトランジス
タ VCC 電源電圧 VSS 接地電圧 SELFS セルフリフレッシュ周期制御信号 T セルフリフレッシュ周期信号 RS 冗長メモリセルテスト信号 PS プリチャージ信号 RDA 冗長メモリセル選択信号 F11〜F34 ヒューズ C1〜C4 容量 R11〜R42 抵抗 N11〜N45 ノード名 P1 通常モード期間 P2 冗長メモリセルテストモード期間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セルフリフレッシュ機能を有し、前記セル
    フリフレッシュの周期を変更するセルフリフレッシュ周
    期時間切り換え回路を有することを特徴とするダイナミ
    ック・ランダム・アクセス・メモリ装置。
  2. 【請求項2】データ保持機能のデータ保持時間の実力値
    に合わせて、前記セルフリフレッシュ周期時間切り換え
    回路によりセルフリフレッシュ周期を切り換えることを
    特徴とするダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
    装置。
  3. 【請求項3】セルフリフレッシュ機能と、前記セルフリ
    フレッシュの周期を変更するセルフリフレッシュ周期時
    間切り換え回路と、冗長メモリセルとを有し冗長救済ア
    ドレスで不良メモリセルを前記冗長メモリセルに救済す
    るとともに、前記セルフリフレッシュ周期時間切り換え
    回路によりセルフリフレッシュ周期を切り換えることを
    特徴とするダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
    装置。
  4. 【請求項4】冗長メモリセルと、前記冗長メモリセルの
    容量が、通常メモリセルの容量よりも大きいことを特徴
    とするダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ装
    置。
  5. 【請求項5】デバイスを複数の検査規格のデータ保持時
    間の検査を行い、前記各検査毎に不良メモリセルを冗長
    メモリセルに置き換えるために冗長救済アドレスを記憶
    し、良品のメモリセルが得られた前記データ保持時間の
    検査のうちもっとも厳しい検査規格による検査を行う際
    に、記憶された前記冗長救済アドレスを前記デバイスの
    冗長救済アドレスとすることを特徴とするダイナミック
    ・ランダム・アクセス・メモリ装置の検査方法。
  6. 【請求項6】前記複数の検査規格によるデータ保持時間
    の検査を高温で実施することを特徴とする請求項5記載
    のダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ装置の検
    査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11120787A (ja) * 1997-05-07 1999-04-30 Lsi Logic Corp 自己修理回路を用い、且つ記憶位置を永久に不能としてメモリ動作を検査する方法
JP2001155498A (ja) * 1999-09-30 2001-06-08 Infineon Technologies Ag メモリセルの冗長ユニットを有するダイナミック集積化半導体メモリ及び該ダイナミック集積化半導体メモリのメモリセルの自己修復方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11120787A (ja) * 1997-05-07 1999-04-30 Lsi Logic Corp 自己修理回路を用い、且つ記憶位置を永久に不能としてメモリ動作を検査する方法
JP2001155498A (ja) * 1999-09-30 2001-06-08 Infineon Technologies Ag メモリセルの冗長ユニットを有するダイナミック集積化半導体メモリ及び該ダイナミック集積化半導体メモリのメモリセルの自己修復方法

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