JP5329650B2 - バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタ(fet)を有するメモリデバイスのテスト - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、電界効果トランジスタ(FET)回路に関する。より詳細には、本発明は、バイアス温度不安定性(bias temperature instability:BTI)により引き起こされる閾値電圧(VT)シフトにさらされる電界効果トランジスタ(FET)を有するメモリデバイスをテストすることに関する。
現代のエレクトロニクスデバイスおよびシステム、例えば、コンピュータプロセッサ、携帯電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、デジタルカメラおよびそれらの組合せは、現在、チップと呼ばれる集積回路を形成するための半導体材料を用いて製造される、ロジック(例えば、コントローラー)回路および記憶(例えば、メモリ)回路に頼っている。
ランダムアクセスメモリ(RAM)は、メモリチップ中でのデータの物理的位置に拘わらず、かつ、データが前のデータ(previous data)に関係するか関係しないかに拘わらず、如何なる順序(例えば、ランダム)でもデータにアクセスすることが許された一般的な記憶回路の一例である。2種類のRAMは、通常はリフレッシュされる必要がないスタティックRAM(SRAM)、および、通常はリフレッシュされる必要があるダイナミックRAM(DRAM)を含んでいる。SRAMはDRAMよりも通常は速いがより高価である。SRAMおよびDRAMはともにメモリチップから電力が絶たれるとデータを失うという意味において一般には揮発性である。
相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術は、比較的高速度かつ低電力をもたらしてくれるので、そのようなロジックおよび記憶回路において広く用いられている。CMOS回路は、Pチャネル電界効果トランジスタ(PFET)およびNチャネル電界効果トランジスタ(NFET)を使用する。
CMOS製造技術における近年の進歩はFETの物理的寸法を縮小している。FET供給電圧(VDD)は、電力を節約するために、ならびに、FETの物理的寸法における縮小の要求に適合するために低下している。供給電圧の低下がもたらした低下FETゲート電圧の性能劣化効果を軽減するために、FET閾値電圧(VT )は下がっている。
物理的寸法の縮小およびFETの閾値電圧(VT )の低下に起因して、負バイス温度不安定性(NBTI)により引き起こされる、PFETにおける閾値電圧(VT )シフトが、重大な信頼性の問題となってきている。NBTIは、トランジスタ特性パラメータ(例えば、ドレイン電流、トランスコンダクタンス、閾値電圧(VT )、キャパシタンスなど)を減らす。
NBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトは、PFETにおける閾値電圧(VT )シフトの絶対値の増加を引き起こす。PFETにおける閾値電圧(VT )シフトの増加は、PFET上でのソースおよびドレイン電圧に対するゲート電圧の関数である。NBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトは時間とともに蓄積し、その間はPFETは電圧ストレス条件(voltage stress condition)内にあり、それはエージング(aging)として知られている条件である。
PFETが反転状態(例えば、VS =VD =VB =VDDかつVG =0)にバイアスされている時のように、PFETのソースおよびドレインがともにロジック”high”電圧レベルかつゲートがロジック”low”電圧レベルの時に、PFETはNBTI電圧ストレス条件内にある。例えば、1.2ボルト供給電圧を有し、現状の技術を採用しているCMOSチップにおいて、ソースおよびドレインが1.2ボルトかつゲートがグランド(つまり0ボルト)の時に、PFETはNBTI電圧ストレス条件内にある。ゲートがロジック”high”、ソースがロジック”high”の時、PFETはVT 増加によって引き起こされたNBTIはいくぶん回復する傾向がある。複数のPFETに対してのバランストデューティサイクル(balanced duty cycle)(NBTI電圧ストレス条件内が50%、NBTI電圧ストレス条件内でないのが50%)は、PFET上で変動するストレスを生じるであろう。複数のPFETに対してのフルデューティサイクル(full duty cycle)(NBTI電圧ストレス条件内が100%)は、PFET上で最大のストレスを生じるであろう。複数のPFETに対しての最小デューティサイクルまたは無デューティサイクル(no duty cycle)(NBTI電圧ストレス条件内でないのが100%)は、PFET上で殆どまたは全くストレスを生みださないであろう。
NBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトに関連した問題を対処するためのいくつかの方法が試みられている。ある方法では、不良チップの数を最小にするように生じる閾値電圧(VT )シフト量を最小にするためのCMOS製造プロセス技術を用いている。他の方法では、CMOS製造プロセスの後に、不良があるチップと不良がないチップとに分けるために、チップをふるいにかける(screen)。
現在のCMOS製造プロセス技術は、PFETのゲートターミナルに使用される酸化物などのように、薄い誘電体材料を採用している。しかしながら、薄い誘電体材料は、NBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトを、通常の閾値電圧(VT )可変性(variability)の百分率全体としてはより深刻なものとさせる。高温などの環境条件もNBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトを促進する。
現状のCMOS製造設計(例えば、65nmノード)において、代表的なNBTIにより引き起こされる閾値電圧(VT )シフトは、PFETの50%デューティサイクル(つまり、PFETは、時間の半分をNBTI電圧ストレス条件内において、そして、時間の半分をNBTI電圧ストレス条件内においてではなくて費やす)に関して、30から40mV(ミリボルト)の可能性がある。しかしながら、NBTIにより引き起こされる閾値電圧(VT )シフトは、もしデューティサイクルが100%(つまり、PFETは殆ど常にNBTI電圧ストレス条件内にある)に近ければ、80から90mVの可能性がある。もし殆ど0%デューティサイクルが存在すれば(つまり、PFETは殆ど決してNBTI電圧ストレス条件内にない)、事実上、NBTIにより引き起こされる閾値電圧(VT )シフトはない。
多くの状況は特定のPFETのデューティサイクルを50%よりもはっきりと高くさせることができ、その一例はSRAMである。例えば、電子システムの通常の動作の期間、SRAMなどのあるストーレッジ・エレメントは、書き込まれるかもしれないし、そして、ほとんど変更がないかもしれなく、いくつかのPFETが、NBTIにより引き起こされる閾値電圧(VT )シフトを蓄積させる原因となる電圧条件内に、ほとんど常に維持されることを引き起こしている。例えば、オペレーティングシステムコードは、ディスクなどの不揮発性ストーレッジからコピーされ、コンピュータなどの電子システム中のメモリアレイなどのオンチップストーレッジ・エレメント中にコピーされ、そして、それは通常コンピュータが動作している全時間において変更されない。さらに、コンピュータがリスタートするたびに、ストーレッジ・エレメント中の同じロケーションにオペレーティングシステムコードが格納されることはありそうなことである。したがって、NBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトは、SRAMの信頼性への大きな脅威である。
NBTIはまた、SRAMの安定性を下げるなどのように、ぎりぎりではあっただろうが機能していたメモリ・ストーレッジ・ロケーション(memory storage location)が、欠陥ストーレッジ・ロケーションメモリになることを引き起こす。例えば、メモリセルアレイ(例えば、SRAMまたはDRAM)において、セルフテストが内蔵されたアレイ(array built in self-test: ABIST)・コントローラーは、チップのテスト中に普通に使用される。
セルフテストが内蔵されたアレイ(ABIST)・コントローラーは、メモリアレイ(例えばSRAMまたはDRAM)などのチップ中の欠陥を特定するための、高温動作寿命(high temperature operating life: HTOL)テストなどのバーイン(burn-in)ストレス・コンディション(例えば、高められた温度および/または供給電圧)中に使用される可能性がある。バーイン中に適用された増加された温度および供給電圧条件は、NBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトによる劣化レート(rate of degradation)を増加させる。バーインの期間に、ABISTコントローラーは、メモリアレイに送られるデータパターンを生成する。ABISTは、欠陥がないメモリセルアレイから期待されるデータパターン結果に反する、メモリアレイからの出力データをチェックする。多種の支障を来す(disturb)データパターンを持った欠陥タイプを探すために、メモリセルアレイに前記生成されたデータを適用してメモリセルにストレスを与える。ABISTデータパターンのあるセットは、メモリセルアレイ内の少なくともいくつかのPFETに対して100%に近いデューティサイクルをもたらす結果となる。ある電子システムもまたその電子システムのリスタートの期間中にABISTを実行する。電子システムに電源が入れられた時にリスタートは起こる。電子システム上のリスタートはまた手動介入(manual intervention)によって引き起こされる可能性がある。
CMOS製造プロセスの後に、不良があるチップと不良がないチップとに分けるための、チップをふるいにかけるための二つの従来方法がある。第1のふるいわけの方法は、上述したストレステストまたはバーインテストで、長期にわたって高供給電圧Vddおよび/または高温のストレスをメモリに加える。ストレステストの後、チップは、公称電圧および公称温度の条件下で機能性が通常はテストされる。一つの不利点はテストの完了まで長時間あることである。
第2のふるいわけの方法は低電圧テストで、設計仕様された(design-specified)最小電圧未満でチップの機能性をテストする。低電圧テストにおいては、設計仕様された最小電圧よりも低い電圧でデータパターンはチップに書き込まれる。その後、データパターンは、設計仕様された最小電圧よりも低い電圧(つまり、ガード−バンド電圧ギャップ(guard-band voltage gap))でチップから読み出される。設計仕様された最小電圧よりも低い電圧で書き込まれたデータパターンと読み出されたデータパターンは、チップがスクリーニング(screening)に合格したか落ちたかを決定するために比較される。この方法の利点はストレス方法よりも遙に速い方法であることである。しかしながら、この方法の不利な点は、チップが機能するようにとは設計されていない、設計仕様された最小電圧よりも低い電圧で、データパターンが書き込まれ、そして、読み込まれることである。それ故に、この方法は、チップにおけるセンシングマージン(sensing margin)および/またはタイミングの問題が起因して、ふるいわけではじかれるはずの部分ばかりか多くのよい部分がふるいわけではじかれる。
同様の閾値電圧(VT )シフトはNFETにおいて存在し、とはいえ現在の技術におけるPFETの閾値電圧(VT )シフトよりも程度は低く、正バイス温度不安定性(PBTI)と呼ばれている。NFET上のゲートがロジック“HIGH”かつNFETのソースおよびドレインがロジック“low”電圧である時に、NFETはPBTI電圧ストレス条件内にある。ここに述べられる例は、如何にして本発明の実施形態がNBTIにより引き起こされるPFETにおける閾値電圧(VT )シフトの悪影響を克服するかを説明するものではあるが、PBTIにより引き起こされるNFETにおける閾値電圧(VT )シフトを減少するための同様の実施形態も意図している。
したがって、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有するメモリデバイスをテストする必要がある。
本発明の一態様によれば、前記メモリデバイスに対しての供給電圧が第1の供給電圧レベルに設定される。前記供給電圧を設定することに応えて(in response to)前記メモリデバイスにテストデータが前記第1の供給電圧レベルで書き込まれる。前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧が前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げられる。前記供給電圧を下げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータが前記第2の供給電圧レベルで読み出される。前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧が前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げられる。前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータが前記第3の供給電圧レベルで読み出される。前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータが、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較される。
本発明の他の態様によれば、本発明は、方法、装置、システム、メモリデバイスおよび/またはコンピュータ読取り可能なメモリを用いる。前記装置、前記システムおよび/または前記メモリデバイスは、前記方法を行うデータ処理システム、および、前記データ処理システム上で実行された時に、前記データ処理システムに前記方法を実行させせる実行可能アプリケーションを記憶しているコンピュータ読取り可能メディアを含んでいても構わない。
これらおよび本発明の他の態様は添付している図面および以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の態様は例を通して説明されるが、添付している図面の図には限定されず、その中において同様の参照符号は対応する要素を示している。
従来の技術による、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有するスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)セルを示している。 本発明の一例による、図1に示されるようなメモリセルであり、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有するメモリセルを組み込んだメモリデバイスのためのテストシステムのブロック・ダイアグラム表示を示している。 本発明の一例による、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有し、図2に示されるメモリデバイスをテストするための方法を示している。 本発明の一例による、図3に示された方法に対応する、メモリデバイスをテストするためのタイミング図を示している。
以下の記載および図面は発明の実例であり、発明を限定していると解釈されるものではない。多くの具体的な詳細は本発明の十分な理解を提供するために記載されている。しかしながら、ある例においては、本発明の説明を不明瞭にしないために、周知または慣用の詳細は説明されていない。本開示における一実施形態またはある実施形態への言及は必ずしも同じ実施形態へのものではなく、このような言及は一つまたはそれ以上の実施形態を含んでいる。
図1は、従来の技術による、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有するスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)セル100を示している。SRAMセルは6個のトランジスタを含みCMOS技術を組み入れている。6個のトランジスタ(M1−M6)は一般的に4個のnチャネル金属−酸化膜−半導体電界効果トランジスタ(NMOSFET)(M1,M3,M5,M6)と2個のpチャネルMOSFET(PMOSFET)(M2およびM4)を含む。例えば、図1に示されるように、SRAMセルは一般的に双安定ラッチ回路(bistable latching circuit)を用いる。SRAMセルは、1ビットのデータを記憶するための二つの安定状態を有するという点において双安定である。ラッチ回路は一般的に各々のビットのデータを記憶するための記憶セルを形成するための二つのたすきがけのインバータ(cross-coupled inveters)として実行する四つのトランジスタ(M1−M4)を用いる。付加的な二つのアクセストランジスタ(M5およびM6)はREADおよびWRITE動作の期間に記憶セルへのアクセスを制御する働きをする。したがって、典型的なSRAMセルはメモリ内に各々のビットのデータを記憶するために6個のトランジスタ(M1−M6)を用いる。
セルへのアクセスは、二つのアクセストランジスタM5およびM6をコントロールするワードライン(WL)によって、言い換えれば、ビットライン(bit lines):BLおよびBLの反転であるBLバーにセルを接続する否かをコントロールすることによってもたらせられる。前記ビットラインはREADおよびWRITE動作のためにデータを転送するために使用される。厳密には二つのビットラインを有することは必要ではないが、セルは一般的にノイズに対する信号のマージンを高めるために信号およびその反転を用いる。
SRAMセルは、回路がアイドルの時のSTANBYモード、回路からデータがリクエストされる時のREADモード、そして、回路にデータが提供される時のWRITEモードを含む三つの異なるモードを有する。
STANBYモードにおいて、もしワードライン(WL)がアクティブな状態でなければ、アクセストランジスタM5およびM6はビットライン(bit lines)からセル(M1−M4)を絶縁する。トランジスタM1−M4により形成された二つのたすきがけのインバータは、アクセストランジスタM5およびM6によって絶縁されている間は、互いに補強し合い(reinforce)そしてそれらのモードを維持する。
READモードにおいて、メモリの内容が1で、Qに記憶されるとする。リードサイクルは、両方のビットラインをロジック1にプリチャージし、それからワードラインWLをアクティブな状態にし、両方のアクセストランジスタを有効にすることにより、開始される。第2のステップは、BLはそのプリチャージされた値のままにし、かつ、BLバーはM1およびM5を介して放電してロジック0にすることによって、QおよびQバーに記憶された値がビット線(bit lines)に転送された時に起こる。BL側では、トランジスタM4およびM6がビットラインをVdd、ロジック1の方向へ引き寄せる。もしメモリの内容が0であるとすると、反対のことが起こり、そして、BLバーはロジック1の方向へ、BLはロジック0の方向へ引き寄せられる。
WRITEモードにおいて、WRITEサイクルの開始は、ビットライン(bit lines)に書き込まれるべき値を当てはめること(applying)により始まる。ロジック0を書き込むために、ロジック0がビットラインに当てはめられるであろう、つまり、BLバーをロジック1そしてBLをロジック0に設定する。ロジック1はビットラインの値を反転することにより書き込まれる。WLはそれからアクティブな状態になり記憶されるべき値がラッチされる。ビットラインインプット・ドライバ(M5およびM6)はセル自身内において相対的弱いトランジスタ(M1−M4)よりも強く設計されるので、ビットラインインプット・ドライバ(M5およびM6)は二つのたすきがけのインバータ(M1−M4)の前回のモードを容易に覆す(override)ことができる。
本発明は、概して、図2に示されたテストシステムを採用することにより、そして、図3に示された方法300を採用することにより、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有するメモリデバイスをテストするための方法および装置を提供する。現在の技術(例えば、65nmノード)においては、P−チャネルFET(PFET)は、特に、負バイアス温度不安定性(NBTI)により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる。しかしながら、本発明はまた、N−チャネルFET(NFET)における正バイアス温度不安定性(PBTI)により引き起こされる閾値電圧シフトも意図している。現在の技術におけるPFETに関連するNBTIにより引き起こされる閾値電圧シフトの問題は、現在の技術におけるNFETに関連するPBTIにより引き起こされる閾値電圧シフトの問題よりももっと大きいので、議論および例はPFETにおけるNBTI効果に焦点を合わせる。しかしながら、NFETにおけるPBTIにより引き起こされる閾値電圧シフトも意図している。このようなNBTI(PFET)およびPBTI(NFET)をまとめてBTI(バイアス温度不安定性)と呼ぶ。
図2は、本発明の一例による、図1に示されるようなメモリセルであり、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有するメモリセル100を組み込んだメモリデバイスのためのテストシステム200のブロック・ダイアグラム表示を示している。
テストシステム200は、少なくとも一つのメモリデバイス202−204、コントロールシステム205、および、電源207を含む。メモリデバイス202は、例えば、図1に示されたようなメモリセル100を複数含む、メモリアレイ208を含んでいる。コントロールシステム205は、コントローラー206および/またはアレイ・ビルトイン・セルフテスト(array built in self-test)(ABIST)・コントローラー210を含んでいる。図2は、メモリデバイスの技術においてよく知られたビットラインドライバ、ワードラインドライバおよびセンスアンプなどの示されていない他のエレメントを含んでも構わない。メモリデバイス202は、プロセッサで読み取り可能で、かつ、データおよび/またはプロセスを具現する一連の命令(instructions)を記憶することができる如何なるデバイスであっても構わない。
メモリデバイス202は、如何なる電子デバイスまたはシステムに、例えば通信デバイス(communication device)などに採用されても構わない。通信デバイスは、有線または無線でもよく、携帯電話(cellular)、固定無線(fixed wireless)、PCSまたは衛星通信を含んでおり、制限はない。通信デバイスは、例えば、CDMA、TDMA、FDMAまたはGSM(登録商標)、または、それらの組合せなどの如何なる標準またはプロトコルに従う、マルチアクセス通信をもたらす通信システム内において動作しても構わない。通信デバイスは固定されても(つまり、動かない)および/またはモバイル(つまり、持ち運びできる)でも構わない。通信デバイスは、下記の一つまたは二つ以上を含むもの、だがそれには限定されずに、さまざまな形態において使用されても構わない。記:パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ワークステーション、ミニコンピュータ、メインフレーム、スーパーコンピュータ、ネットワーク基盤型デバイス、データプロセッサ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、スマートカード、携帯電話、カメラ、ページャー、腕時計。
メモリデバイス202は一般にストーレッジ・エレメントと呼ばれ、多種の実施例:シンプルラッチ、複数のラッチを有するレジスタ、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、および、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)内に含んでいても構わない。
コントロールシステム205は、設計、エンジニアリング、生産(production)、コスト、サイズ、入出力の数などのさまざまな考慮するべき事項に基づいて、いろいろな方法で(in a variety of ways)使用される可能性がある。例えば、コントローラー206がないABISTコントローラー210などのように、例えば、コントロールシステム205はもっぱらメモリデバイス202の内部で使用されても構わない。また、例えば、ABISTコントローラー210がないコントローラー206などのように、例えば、コントロールシステム205はもっぱらメモリデバイス202の外部で使用されても構わない。また、図2に示されるように、コントロールシステム205は、例えば、ABISTコントローラー210などのように、部分的にメモリデバイス202の内部で使用されても構わなく、そして、例えば、コントローラー206などのように、部分的にメモリデバイス202の外部でも使用されても構わない。
コントロールシステム205は、図3に示された方法を実行する。コントロールシステム205の別の実行(implementation)は、図3の方法300中のステップ301から311を、ABISTコントローラー210内で、コントローラー206内で、または、部分的にABISTコントローラー210内および部分的にコントローラー206内で、実行させることを許可する。したがって、方法300中のさまざまなステップと組み合わせたコントロールシステム205のさまざまな実行は、メモリデバイス202をテストするために使用されるいろいろな別の実行を可能にする。
共有または分散されたコントロールシステムを有するテストシステム200においては、コントローラー206はWRITEライン214を通してメモリデバイス202に情報を送り、そして、READライン216を通してメモリデバイス202から情報を受け取る。メモリデバイス202はコントローラー206から供給電圧Vddをライン212にて受ける。メモリデバイス202において、ABISTコントローラー210はWRITEライン220を通してメモリアレイ208に情報を送り、そして、READライン218を通してメモリセルアレイ208から情報を受け取る。
テストシステム200は、ファンダリ(foundry)環境内の一つまたは二つ以上のメモリデバイス202−204をテストするための方法の一例を表している。コントローラー206は、図3の方法300に従って、メモリデバイス202をテストするためのメモリデバイス202内のABISTコントローラー210と協働して働く。この場合、コントローラー206は製造施設(例えば、ファンダリまたはファクトリ)内に残り、メモリデバイス202は顧客に出荷される前にテストされる。また、テストシステム200は、例えば、通信デバイスなど如何なる電子デバイスまたはシステムなどのファンダリ環境外を含む、如何なる環境に使用されても構わない。
一つのメモリデバイス202または複数(つまり、グループまたはバッチ)のメモリデバイス202−204を含む、メモリデバイス202−204の如何なる個数が一度にテストされても構わない。テストは、製造ラインの一つのステージまたは製造ラインのさまざまなステージで行われても構わない。さらに、テストは、一つの持続時間(time duration)の期間中または異なる持続時間(time durations)の期間中に行われても構わない。
半導体ダイに保護パッケージングおよび外部コンタクトが提供される前または後のどちらかで、メモリデバイス202は、半導体ダイとしてテストされても構わない。パッケージングおよび外部コンタクトなしで半導体ダイをテストすることは、テストをパスしない材料(material)のコストを下げる可能性はあるが、クリーンルーム環境内で行われる必要がある可能性がある。また、パッケージングおよび外部コンタクトありで半導体ダイをテストすることは、テストをパスしない材料(material)のコストを上げる可能性はあるが、クリーンルーム環境内で行われる必要はない可能性がある。
コントローラー206とABISTコントローラー210との間の通信ライン214および216、ならびに、ABISTコントローラー210とメモリセルアレイ208との間の通信ライン218および220は、さまざま代替のコンフィギュレーション(configuration)を有する可能性がある。例えば、通信ラインは、シングルラインもしくはマルチプルライン、専用(dedicated)ラインもしく多重化(multiplexed)ライン、単方向ラインもしくは双方向ライン、入力ラインもしくは出力ライン、コンプリメンタリ(complimentary)出力もしくはノンコンプリメンタリ(non-complimentary)出力、反転入力もしくは非反転入力、シングルクロックもしくは複数(multiple)クロック、同じプロトコルもしくは異なったプロトコルを使用しても構わないし、そして、書き込みまたは読み込まれるべきさまざまなワード長を運んでも構わない。例えば、半導体チップ上のSRAMsは代表的には32または64のデータ入力を有しているが、より多くの入力またはより少ない入力を有するSRAMsもまた一般的である。
図3は、本発明の一例による、バイアス温度不安定性により引き起こされる閾値電圧シフトにさらされる電界効果トランジスタを有し、図2に示されるメモリデバイス202をテストするための方法300を示している。図4は、本発明の一例による、図3に示された方法300に対応する、メモリデバイス202をテストするためのタイミング図を示している。各図は、異なる視点から本発明の一例を説明するための、異なる形式(つまり、図3のフローチャート300および図4のタイミング図)における同じ情報(つまり、ステップ302から311)を示しているので、図3および4は一緒に説明する。
ステップ301で、方法300がスタートする。典型的には、方法300は、既にテストされているか、または、指定された設計パラメータ内において適切に動作することが確認されているメモリデバイス202に適用される。
ステップ302で、メモリデバイス202に対しての供給電圧、Vddが指定電圧(specified voltage)(例えば、Vdd spec.)に設定される。65nmノードなどのような現在のCMOS製造設計で製造されたメモリデバイスにおいては、指定電圧、Vdd spec.は、典型的には、1.20V公称±10%である。指定電圧の最高電圧の限界は1.20V+10%=1.32Vである。指定電圧の最低電圧の限界は1.20V−10%=1.08Vであり、それはVdd min. spec. と略記される最小指定電圧である。最小指定電圧は、メモリデバイスが動作すると指定されている指定温度範囲を超えるところの最小電圧である。したがって、一つの例においては、供給電圧、Vddは、1.20V公称などのように1.08Vと1.32Vとの間の、指定電圧、Vdd spec.にセットされる。図4において、ステップ302は、時刻、T1に起こる。
ステップ303で、テストデータは、指定電圧、Vdd spec.(例えば、1.20V)で、メモリデバイス202内のメモリセル100に書き込まれる。ステップ303における指定電圧、Vdd spec.は、ステップ302における指定電圧、Vdd spec.と異なっていても構わないが、一般には、便宜のために同じである。典型的には、指定電圧、Vdd spec.は、室温であると考えられる、約摂氏25度(つまり、華氏77度)の温度で、メモリデバイス202に書き込まれる。テストデータは、特定のタイプのメモリデバイスをテストするために設計された如何なるデータパターンでも構わないし、そして、特定の技術で形成されても構わない。テストデータは、一つのメモリセル、複数のメモリセル、または、メモリセルデバイス202の全てのメモリセルをテストできるものであれば、如何なる長さまたはサイズのものでも構わない。したがって、サイズおよびデータパターンなどのような、テストデータの特性は、精度および/または速度などのような、テストの結果に影響する。図4においては、ステップ303は、時刻、T1(ステップ302においてVddが安定することを許すための小さな時間遅延をプラスする)で起こる。
ステップ304で、供給電圧、Vddは、最小指定供給電圧、Vdd(Vdd min. spec.)より下のテスト供給電圧(Vdd test)へと下げられる(つまり、スケールされる)。1.08Vに等しい最小指定供給電圧(Vdd min. spec.)を有する65nmノード製造技術の例においては、テスト供給電圧(Vdd test)は例えば0.96Vでも構わない。この場合、1.08Vの最小指定供給電圧は、0.96Vのテスト供給電圧へと、0.12V(または120mV)減少される。図4においては、ステップ304は、時刻、T2(ステップ303においてデータが書き込まれることを許すための小さな時間遅延をプラスする)で起こる。
テスト供給電圧、Vdd testは、さまざまな方法で決定される可能がある。一例においては、研究室またはエンジニアリング環境において、テスト供給電圧は実験的に決定される。この場合、決定されたテスト供給電圧は、一つまたは二つ以上のテスト供給電圧の可能性があり、これは全ての生産メモリデバイス(production memory devices)のテイストに使用される。一例においては、サンプルメモリデバイスにストレステストを実施することにより、テスト供給電圧は決定される。ストレステストの期間、サンプルメモリデバイスは、延長時間(例えば、168から1000時間)を越えて、昇温(例えば、摂氏125から150度)および昇圧(例えば、公称電圧(例えば、1.20V)の1.5から1.6倍)にさらされる。Vddシフト(例えば、120mVシフト)の量を決定するためのストレステストの前および後に、メモリデバイスの最小指定電圧、Vdd min. spec.はテストされる。例えば、1.08Vdd min. spec.マイナス120mVのVddシフトは、テスト供給電圧、0.96VのVdd testに等しい。典型的には、ストレステストは、サンプルメモリデバイス(sample memory devices)間の供給電圧シフトの分布をもたらす(つまり、メモリデバイス(memory devices)はそれぞれ異なる供給電圧シフトを有する可能性がある)。如何なる特定の供給電圧シフトが選ばれても構わないが、典型的には、生産メモリデバイスの徹底的なスクリーニングテストを提供するために、全ての電圧シフトの分布範囲内の95%またはそれより高い電圧シフトを選ぶ。また、どのメモリデバイスがストレステストをパスするのかを見るために(つまり、メモリデバイス(memory devices)をそれらの特性に基づいて分けるか又は捨てる(bin)ために)、ストレステストは、さまざまなテスト供給電圧、Vdd testを有するメモリデバイス(memory devices)に実施されても構わない。また、他の例においては、最小テスト供給電圧は、リアルタイム生産環境におけるフィードバック信号によって決定されても構わない。この場合、個々のメモリデバイスまたはグループ(つまり、バッチ(batches))の間で、テスト供給電圧、Vdd testは異なっていても構わない。また、固定および可変なテスト供給電圧、Vdd testの組合せが使用されても構わない。この場合、個々のメモリデバイスまたはグループ(つまり、バッチ(batches))の間で、テスト供給電圧は、フィードバック信号に応えて所定の離散電圧ステップ(discrete voltage steps)内において異なっている可能性がある。固定テスト供給電圧は実施するのがより容易および/または速いものの、可変なテスト供給電圧より適応性が低い可能性がある。可変なテスト供給電圧はより適応性が高いものの、固定テスト供給電圧より実施するのが複雑および/または時間がかかる可能性がある。固定および可変なテスト供給電圧の組合せは、フィードバック信号の頻度(frequency)を減らす可能性があり、実施の複雑性を軽減する。
メモリデバイス202に0.96Vのテスト供給電圧を印加することの意図された効果(intended effect)は、1.08Vの最小指定電圧よりも低い供給電圧でメモリセル機能を有することによって、メモリセル(memory cells)100のスクリーニングまたはテスト条件を作成することである。テスト供給電圧はメモリセルにスクリーニング条件を加える(apply)。これは、生産環境内での実施が困難および/または時間がかかる可能性がある、指定された高い又は低い温度での動作にメモリセルをさらすこと、高い供給電圧レベルで動作すること、および/または、ある期間を超えてメモリセルを動作すること(例えば、データを書き込むことおよび読み込むこと)などのような他のよく知られた物理的ストレス条件に取って代わる魅力的なものになる可能性がある。もちろん、希望されるのであれば、以上述べたような周知の擬似(simulated)物理的ストレス条件との組合せで、印加テスト供給電圧(an applied test supply voltage)、Vdd testは用いられても構わない。
ステップ305で、メモリセル100に書き込まれたテストデータは、同じメモリセル100内のテストデータ内の各ビットにアクセスするために、テスト供給電圧、Vdd test(例えば、0.96V)で、同じメモリセル100から読み出される。READ機能は、一般に、メモリセルにアクセスすること、および、アクセスされたメモリセルのビット値(例えば、ロジック0または1)を決定することを含んだ二つの目的を有する。ステップ305において、テストデータが書き込まれたメモリセル100はアクセスされるが、アクセスされたメモリセルのビット値は決定されない(例えば、メモリデバイス202がビット値を認知することはなくて、図1中のREADモードのビット線(BL)に連結したワードライン(WL)がターンオンするだけである)。アクセスされたメモリセルのビット値を決定することなく、メモリセルにアクセスすることは、メモリセルをディスタービング(disturbing)READまたはメモリセルのダミーREADと呼ばれても別に構わない。メモリセルは最小テスト供給電圧で動作するようにとは仕様で定められていないので、設計仕様された(design-specified)動作条件下において、アクセスされたメモリセルのビット値を決定することには限界的な意義(limited value)があるものの、もし、テスト値(testing value)を有するように決定されているのであれば、行われても構わない。図4においては、ステップ305は、時刻、T2(ステップ304においてVdd testを安定にすることを許すための小さな時間遅延をプラスする)で起こる。
メモリデバイス202に0.96Vのテスト供給電圧、Vdd testを印加することとの組合せで、メモリセル100にアクセスこと及びディスターブすること(disturbing)の意図された効果(intended effect)は、メモリセル(memory cells)100のスクリーニングまたはテスト条件を作成することである。これらの二つの条件は、テストデータが書き込まれたメモリセル100のビット値を変える(つまり、フリップする、シェイクアウトする(shake out))こと(つまり、ロジック1から0又はロジック0から1)を試みる。ビット値が変えられたメモリセルは、そのような条件下では、ビット値を維持することが物理的に弱いと考えられる可能性がある。ビット値が同じにとどまっているメモリセルは、そのような条件下では、ビット値を維持するのに物理的に十分に強いと考えられる可能性がある。
例えば、図1に示されたSRAMセル100のアレイを用いている、SRAMとして構築されたメモリデバイス202について、従来のSRAMデバイスのスクリーニングの期間における主要な障害(failure)は、供給電圧が最小指定電圧より下の時にアクセスしてセル100のビット値を決めること(つまり、フルREAD機能)によって生じる。主要な障害は、典型的には、センス不良(sensing failure)または十分な信号マージンを有さないセンスアンプによって引き起こされる。SRAMのREAD機能が最小指定電圧より下の時に行われた時に、主要な障害はよいパーツを捨てかねない。SRAMのスクリーニングの期間において、不必要な歩留まりロスを最小にする(つまり、よいパーツを最大にする)ために、方法300は、メモリセルのビット値を決定することなく、メモリセルをディスターブするために、最小指定電圧(例えば、1.08V)より下の供給電圧で、メモリセルにダミーREADを行う。方法300は、より小さい安定性マージンを有し、そして、BTIに対して脆弱なメモリセルを悪いパーツとして選り抜く(つまり、排除する)ことを可能とする。
ステップ306で、供給電圧Vddは増大されて指定電圧、Vdd spec.(例えば、1.20V)に戻る。これは、メモリデバイス202が動作するように求められている設計仕様された動作条件下に、メモリデバイス202を戻す。ステップ306における指定電圧、Vdd spec.は、ステップ302および303における指定電圧、Vdd spec.と異なっていても構わないが、一般には、便宜のために同じである。図4においては、ステップ306は、時刻、T3(ステップ305においてテストデータが読み出されることを可能にするための小さな時間遅延をプラスする)で起こる。
ステップ307で、テストデータは、指定電圧、Vdd spec.(例えば、1.2V)で、メモリセル100から読み出される。このステップにおいて、READ機能の両方の側面(aspects)は、メモリセルをアクセスすること及びアクセスされたメモリセルのビット値(つまり、ロジック0または1)を決めることを含みながら行われる。ステップ307における指定電圧、Vdd spec.は、ステップ302、303および306における指定電圧、Vdd spec.と異なっていても構わないが、一般には、便宜のために同じである。図4においては、ステップ307は、時刻、T3(ステップ306においてVdd spec.が安定することを可能にするための小さな時間遅延をプラスする)で起こる。
ステップ308で、ステップ304および305におけるスクリーニング条件を適用する前に、指定電圧、Vdd spec.(例えば、1.2V)で、メモリセル100に書き込まれたテストデータは、ステップ304および305におけるスクリーニング条件を解除した後に、同じ又は異なる指定電圧、Vdd spec.(例えば、1.2V)で、同じメモリセル100から読み出されたテストデータと比較される。
前記の比較は、メモリセル(memory cells)100に書き込まれたテストデータの各ビットを、同じ対応するメモリセル(memory cells)100から読み出されたテストデータの各ビットと比較することによって、行われても構わない。また、希望するのであるならば、ビット(例えば、全ての他のビットまたはビット(bits)のストリング)の全てのさまざまなサブセット(subsets)は、対応するメモリセル(memory cells)との間で比較されても構わない。さらに、希望するのであるならば、テストデータ内のビット(bits)の比較は、固定されていても(つまり、同じビットをテストすること)または可変(例えば、フィードバック信号に基づいてテストされたビットを調整する)されても構わない。
ステップ309で、ステップ308で行った比較の結果が受け入れられる(例えば、同じ、望ましい、マッチする、オーケーなど)どうかについての決定が行われる。もし比較の結果が受け入れられると決定されたならば、方法300はステップ310に続く。もし比較の結果が受け入れられないと決定されたならば、方法300はステップ311に続く。
何が受け入れられる比較であるかの解釈は変更しても構わない。例えば、受け入れられる比較は各ビットが同じであることを意味していても構わない。この場合、メモリセルに書き込んだ各ビットは、同じ対応するメモリセルから読み出した各ビットと同じである(つまり、ロジック1=ロジック1、そして、ロジック0=ロジック0)。この場合、ステップ304および305でメモリセルに加えられた物理的ストレスは、メモリセル内に記憶された情報(つまり、ビット値)をディスターブ(つまり、変化、反転)しなかった。別の解釈においては、ビット(bits)の100%未満で、決定されてしまっている(bits)のパーセンテージが、変わっていなければ、受け入れられると考えても構わない。別の解釈においては、決定されてしまっているビット(bits)のロケーションが変わっていなければ受け入れられると考えても構わない。これらおよび/または他の解釈は、ステップ309において、単独または組み合わせて使用されても構わない。
ステップ310で、メモリデバイス202は、ステップ309における比較の結果が受け入れられると決定された時には、比較テストをパスしたと特定される。比較テストをパスしたメモリデバイス202は顧客に出荷される。
ステップ311で、メモリデバイス202は、ステップ309における比較の結果が受け入れられないと決定された時には、比較テストを落ちた(failed)と特定される。比較テストを落ちたメモリデバイス202は顧客に出荷されない。
ステップ310および311において、メモリデバイス202がパスしたか又は落ちたかの特定は、それぞれ、ロジック信号でも構わない(例えば、パスしたに対してはロジック1、落ちたに対してロジック0)。もう一つの方法として、つまり、組合せにおいては、前記特定は、他の付加的な情報、例えば、幾つのメモリセルが落ちたか、メモリセルのロケーション、方法300のどのステップの期間においてメモリデバイス202が落ちたかなどとの通信(communication with)であっても構わない。
パスしたメモリデバイス202と落ちたメモリデバイス202との間の数学的関係は、テスト結果の歩留まり(yield)を規定する。方法300は、上述した従来の低電圧スクリーニング方法を越えてメモリデバイス202の歩留まりを20%から30%だけ改善する可能性がある。
図4において、ステップ310またはステップ311は時刻T4で終了し、そして、希望するのであるならば、方法300は、ステップ302で、異なるメモリデバイスまたは同じメモリデバイスに対して、繰り返されることが許される。メモリデバイス202に対して方法300を1回実行することは、同じメモリデバイス202に対して方法300を複数回実行するよりも速くなるべきである。しかしながら、テストされたメモリデバイス202の歩留まりを改善するための配慮はなされても構わない。例えば、異なるテスト方法論(test methodologies)(例えば、データパターン、電圧、温度、テスト継続時間(duration)、異なるメモリセルなど、またはそれらの組合せ)を用いて、方法300を同じメモリデバイス202に対して2回以上を実行することは、大幅な時間追加なしに、歩留まりを改善する可能性がある。
図4において、コントローラー206はステップ302、304および306を行っても構わなく、そして、ABISTコントローラー210はステップ303、305および307から311を行っても構わない。通信(communications)および/または供給電圧が送られたかおよび/または受け取られたかの確認を提供するなどのように、通信を改善するために、図3に示されていない、コントローラー206とABISTコントローラー210との間のさまざまな他の通信(communication)は、方法300に含まれても構わない。例えば、コントローラー206は、ABISTコントローラー210をイネーブルにするために、メモリデバイス202にコマンドを送っても構わなく、そして、ABISTコントローラー210は、コントローラー206に、ABISTコントローラー210はイネーブルされたとコマンドを送っても構わない。別の例においては、コントローラー206は、供給電圧Vddを特定の電圧(例えば、ステップ302、304および306)で設定しても構わなく、そして、メモリデバイス202は、コントローラー206に、指定電圧が検知されたとコマンドを送っても構わない。別の例においては、コントローラー206は、ステップ303でのWRITE機能、ステップ305でのREADディスターブ機能およびステップ307でのREAD機能を行うために、ABISTコントローラー210にコマンドを送っても構わないし、そして、ABISTコントローラー210は各コマンドが受信および/または完了されたと確認(confirmation)コマンドをコントローラー206に提供しても構わない。同じように同様のコマンドはコントローラー206とABISTコントローラー210との間でステップ308から311の間に交換されても構わない。要約すると、テストスピード(testing speed)、テストシステム200を修理すること(troubleshooting)、テスト(testing)の信頼性の確認および精度などのさまざまな考慮に対応するために、コントローラー206とABISTコントローラー210との間の如何なるレベルの通信は、提供され、交換され、確認されるなどしても構わない。
本明細書に含まれるシステム、要素および/またはプロセスは、ハードウェアで、ソフトウェアで、または、両方の組合せで実施しても構わないし、そして、一つ以上のプロセッサを含んでいても構わない。プロセッサは、タスクを実行するためのデバイスおよび/または一組の機械読取り可能な指令である。プロセッサは、プロセスを体現する一組の指令を実行することができる、コンピュータ、マイクロプロセッサ、コントローラー、特定用途向け集積回路(ASIC)、有限状態機械、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、または、ある他のメカニズムを含むが、それらには限定されない、如何なるデバイスでも構わない。プロセッサは、ハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェアの如何なる組合せを含む。プロセッサは、実行可能なアプリケーションまたはプロシージャ(procedure)または情報デバイスの用途のため、および/または、出力デバイスに情報をルーティングする用途のために、計算し、操作し、分析し、変更し、変換し、転送し、または情報を転送することで、記憶および/または受信された情報に作用する。
実行可能アプリケーションは、例えば、オペレーティングシステムの機能、ソフトウェアアプリケーションプログラムの機能、または、他の情報プロセッシングシステムの機能、例えば、ユーザーコマンドまたは入力に応じた機能を含んでいる、所定の機能を、実行するためのマシンコードまたはマシーン読取り可能な指令(instructions)を具備している。
実行可能プロシージャは、コードのセグメント(つまり、マシーン読取り可能な指令)、サブルーチン、またはコードの他の別のセクションまたは一つ以上の特定のプロセスを実行するための実行可能アプリケーションの部分であり、そして、受信した入力パラメータのオペレーション(または受信した入力パラメータに応じたオペレーション)を行うことを含んでいても構わなく、そして、結果として生じる出力パラメータを提供しても構わない。
さまざまな実施形態において、本発明を実施するために、配線回路(hardwired circuitry)はソフトウェア指令(instructions)との組合せで用いられても構わない。したがって、その技術は、如何なる特定のハードウェア回路とソフトウェアとの組合せ、または、データ処理システムにより実行される指令(instructions)のための特定のソースには限定されない。さらに、この記載を通して、さまざまな機能および動作は、記載を簡単にするために、ソフトウェアコードによって行われるか又はもたらせられるとして記載されている。しかしながら、当業者は、このような表現によって意味されていることは、プロセッサによるコードの実行に由来する機能であることは認識できるであろう。
この記載から、本発明の態様は、少なくとも部分的には、ソフトウェアで体現されても構わないことは明らかであろう。すなわち、その技術は、マシーン読取り可能媒体内に格納された指令(instructions)のシークエンスを実行しているコンピュータシステムまたは他のデータ処理システムのプロセッサに応じて、上記のコンピュータシステムまたは他のデータ処理システム内において実行されても構わない。
マシーン読取り可能媒体は、マシーン(例えば、コンピュータ、ネットワークデバイス、パーソナル・デジタル・アシスト、コンピュータ、データプロセッサ、製造ツール、一組の一つ以上のプロセッサを持った如何なるデバイスなど)によりアクセス可能な形の情報を提供する(つまり、記憶する、および/または、送る)、任意のメカニズムを含む。マシーン読取り可能媒体は、データ処理システムにより実行された時にシステムに本発明のさまざまな方法を行わせるソフトウェアおよびデータを記憶するために用いることができる。この実行可能なソフトウェアおよび/またはデータの部分は、さまざまな場所に記憶させても構わない。
例えば、マシーン読取り可能媒体は、電気的、光学的、音響的またはその他の形態の伝搬信号(例えば、搬送波、赤外線信号、デジタル信号など)などのみならず、記録可能/記録不可媒体(例えば、リード・オンリー・メモリ(ROM))、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、マグネティックディスク記憶メディア、光学記憶メディア、フラッシュメモリデバイス、不揮発性メモリ、キャッシュ、リモート・ストーレッジ・デバイスなど)を含む。
上述の明細書においては、本発明は、本発明の具体的な典型的な実施形態に関して説明してきた。下記の請求項(claims)に記述の本発明の広義の趣旨および範囲を逸脱しなければ、さまざまな変形がそれに行われても構わないことは明らかであろう。明細書および図面は、従って、限定的な意味よりも実例な意味において考えられるべきである。
[付記1]
メモリデバイスをテストするための方法であって、
前記メモリデバイスに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
前記供給電圧を下げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルで読み出すこと、
前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較すること
を具備してなる方法。
[付記2]
付記1の方法において、前記第1の供給電圧レベルは、前記メモリデバイスを動作させるための指定電圧レベルである。
[付記3]
付記1の方法において、前記第3の供給電圧レベルは、前記メモリデバイスを動作させるための指定電圧レベルである。
[付記4]
付記1の方法において、前記第1の供給電圧レベルおよび前記第3の供給電圧レベルの各々は、前記メモリデバイスを動作させるための指定電圧レベルである。
[付記5]
付記1の方法において、第2の供給電圧レベルは、前記メモリデバイスを動作するための最小指定電圧レベルよりも低い。
[付記6]
付記1の方法は、前記テストデータを比較することに応えて前記メモリデバイスが受け入れるか又は受け入れられないかを決定することを具備する。
[付記7]
付記6の方法は、
前記テストデータを比較することが良好な結果(favorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れることができると特定すること、および、
前記テストデータを比較することが不良な結果(unfavorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れられないと特定すること
を具備する。
[付記8]
付記1の方法において、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルで読み出すことは、
前記テストデータを特定することなく、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルでアクセスすることを具備する。
[付記9]
付記1の方法において、前記メモリデバイスは、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)デバイスである。
[付記10]
メモリデバイスをテストするための方法であって、
前記メモリデバイスに対しての供給電圧を指定供給電圧レベルに設定すること、
前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記指定供給電圧で書き込むこと、
前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を最小指定供給電圧よりも低い電圧レベルに下げること、
前記供給電圧を下げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記最小指定供給電圧よりも低い前記電圧レベルで読み出すこと、
前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記指定供給電圧にまで上げ戻すこと、
前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記指定供給電圧で読み出すこと、
前記最小供給電圧で前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記指定供給電圧で前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記指定供給電圧で前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較すること
を具備してなる方法。
[付記11]
付記10の方法は、前記テストデータを比較することに応えて前記メモリデバイスが受け入れるか又は受け入れられないかを決定することを具備する。
[付記12]
付記11の方法は、
前記テストデータを比較することが良好な結果(favorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れることができると特定すること、および、
前記テストデータを比較することが不良な結果(unfavorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れられないと特定すること
を具備する。
[付記13]
付記10の方法において、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルで読み出すことは、
前記テストデータを特定することなく、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記指定供給電圧よりも低い電圧レベルでアクセスすることを具備する。
[付記14]
付記10の方法において、前記メモリデバイスは、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)デバイスである。
[付記15]
メモリデバイスをテストするための装置であって、以下の活動(activities)を行うようために適合された(adapted)コントロールシステムを具備する:
前記メモリデバイスに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
前記供給電圧を下げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルで読み出すこと、
前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較すること。
[付記16]
付記15の装置において、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラーを具備する。
[付記17]
付記15の装置において、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト・コントローラーを具備する。
[付記18]
付記15の装置において、前記コントローラーシステムは、
前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラー、および
前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト(ABIST)・コントローラー
を具備し、
前記コントローラーシステムのいくつかの活動(some activities)は前記コントローラーによって行われ、かつ、前記コントローラーシステムの他の活動(other activities)は前記ABISTコントローラーによって行われる。
[付記19]
メモリデバイスであって、
メモリセルに書き込まれたデーターを記憶し、かつ、前記メモリセルから読み出されたデータを提供するために適合された(adapted)メモリセルのアレイを具備してなり、
以下の活動(activities)が前記メモリセルに行われる:
前記メモリセルに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリセルにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリセルに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
前記供給電圧を下げることに応じて前記メモリセルから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルで読み出すこと、
前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリセルに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリセルから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
前記第3の供給電圧レベルで前記メモリセルから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリセルに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリセルから読み出された前記テストデータと比較すること。
[付記20]
付記19の装置は、前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあり、前記活動の一つ以上を行うように適合されたアレイ・ビルトイン・セルフテストを具備する。
[付記21]
付記19の装置において、前記メモリデバイスは、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)デバイスである。
[付記22]
メモリデバイスをテストするためのシステムであって、
前記メモリデバイスに供給電圧を提供するように適合された供給電圧のソースと、
コントロールシステムであって、
前記メモリデバイスに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
前記供給電圧を下げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルで読み出すこと、
前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較するように適合された前記コントロールシステム
を具備してなるシステム。
[付記23]
付記22のシステムにおいて、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラーを具備する。
[付記24]
付記22のシステムにおいて、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト・コントローラーを具備する。
[付記25]
付記22のシステムにおいて、前記コントローラーシステムは、
前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラー、および
前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト(ABIST)・コントローラー
を具備し、
前記コントローラーシステムのいくつかの活動(some activities)は前記コントローラーによって行われ、かつ、前記コントローラーシステムの他の活動(other activities)は前記ABISTコントローラーによって行われる。

Claims (23)

  1. メモリデバイスをテストするための方法であって、
    前記メモリデバイスに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
    前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
    前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
    前記供給電圧を下げることに応じて、前記テストデータを特定することなく、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルでアクセスこと、
    前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
    前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
    前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較すること
    を具備してなる方法。
  2. 請求項1の方法において、前記第1の供給電圧レベルは、前記メモリデバイスを動作させるための指定電圧レベルである。
  3. 請求項1の方法において、前記第3の供給電圧レベルは、前記メモリデバイスを動作させるための指定電圧レベルである。
  4. 請求項1の方法において、前記第1の供給電圧レベルおよび前記第3の供給電圧レベルの各々は、前記メモリデバイスを動作させるための指定電圧レベルである。
  5. 請求項1の方法において、第2の供給電圧レベルは、前記メモリデバイスを動作するための最小指定電圧レベルよりも低い。
  6. 請求項1の方法は、前記テストデータを比較することに応えて前記メモリデバイスが受け入れるか又は受け入れられないかを決定することを具備する。
  7. 請求項6の方法は、
    前記テストデータを比較することが良好な結果(favorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れることができると特定すること、および、
    前記テストデータを比較することが不良な結果(unfavorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れられないと特定すること
    を具備する。
  8. 請求項1の方法において、前記メモリデバイスは、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)デバイスである。
  9. メモリデバイスをテストするための方法であって、
    前記メモリデバイスに対しての供給電圧を指定供給電圧レベルに設定すること、
    前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記指定供給電圧で書き込むこと、
    前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を最小指定供給電圧よりも低い電圧レベルに下げること、
    前記供給電圧を下げることに応じて、前記テストデータを特定することなく、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記最小指定供給電圧よりも低い前記電圧レベルでアクセスこと、
    前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記指定供給電圧にまで上げ戻すこと、
    前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記指定供給電圧で読み出すこと、および
    前記最小供給電圧で前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記指定供給電圧で前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記指定供給電圧で前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較すること
    を具備してなる方法。
  10. 請求項の方法は、前記テストデータを比較することに応えて前記メモリデバイスが受け入れるか又は受け入れられないかを決定することを具備する。
  11. 請求項10の方法は、
    前記テストデータを比較することが良好な結果(favorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れることができると特定すること、および、
    前記テストデータを比較することが不良な結果(unfavorable result)を生んだ時に前記メモリデバイスを受け入れられないと特定すること
    を具備する。
  12. 請求項の方法において、前記メモリデバイスは、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)デバイスである。
  13. メモリデバイスをテストするための装置であって、以下の活動(activities)を行うようために適合された(adapted)コントロールシステムを具備する:
    前記メモリデバイスに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
    前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
    前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
    前記供給電圧を下げることに応じて、前記テストデータを特定することなく、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルでアクセスこと、
    前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
    前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
    前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較すること。
  14. 請求項13の装置において、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラーを具備する。
  15. 請求項13の装置において、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト・コントローラーを具備する。
  16. 請求項13の装置において、前記コントローラーシステムは、
    前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラー、および
    前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト(ABIST)・コントローラー
    を具備し、
    前記コントローラーシステムのいくつかの活動(some activities)は前記コントローラーによって行われ、かつ、前記コントローラーシステムの他の活動(other activities)は前記ABISTコントローラーによって行われる。
  17. メモリデバイスであって、
    メモリセルに書き込まれたデーターを記憶し、かつ、前記メモリセルから読み出されたデータを提供するために適合された(adapted)メモリセルのアレイを具備してなり、
    以下の活動(activities)が前記メモリセルに行われる:
    前記メモリセルに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
    前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリセルにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
    前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリセルに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
    前記供給電圧を下げることに応じて、前記テストデータを特定することなく、前記メモリセルから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルでアクセスこと、
    前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリセルに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
    前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリセルから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
    前記第3の供給電圧レベルで前記メモリセルから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリセルに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリセルから読み出された前記テストデータと比較すること。
  18. 請求項17の装置は、前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあり、前記活動の一つ以上を行うように適合されたアレイ・ビルトイン・セルフテストを具備する。
  19. 請求項17の装置において、前記メモリデバイスは、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)デバイスである。
  20. メモリデバイスをテストするためのシステムであって、
    前記メモリデバイスに供給電圧を提供するように適合された供給電圧のソースと、
    コントロールシステムであって、
    前記メモリデバイスに対しての供給電圧を第1の供給電圧レベルに設定すること、
    前記供給電圧を設定することに応えて前記メモリデバイスにテストデータを前記第1の供給電圧レベルで書き込むこと、
    前記テストデータを書き込むことに応えて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第1の供給電圧レベルよりも低い第2の供給電圧レベルに下げること、
    前記供給電圧を下げることに応じて、前記テストデータを特定することなく、前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第2の供給電圧レベルでアクセスこと、
    前記テストデータを読み出すことに応じて前記メモリデバイスに対しての前記供給電圧を前記第2の供給電圧レベルよりも高い第3の供給電圧レベルに上げること、
    前記供給電圧を上げることに応じて前記メモリデバイスから前記テストデータを前記第3の供給電圧レベルで読み出すこと、および、
    前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから前記テストデータを読み出すことに応じて、前記第1の供給電圧レベルで前記メモリデバイスに書き込まれた前記テストデータを、前記第3の供給電圧レベルで前記メモリデバイスから読み出された前記テストデータと比較するように適合された前記コントロールシステム
    を具備してなるシステム。
  21. 請求項20のシステムにおいて、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラーを具備する。
  22. 請求項20のシステムにおいて、前記コントローラーシステムは、前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト・コントローラーを具備する。
  23. 請求項20のシステムにおいて、前記コントローラーシステムは、
    前記メモリデバイスから分離され、かつ、前記メモリデバイスの外部にあるコントローラー、および
    前記メモリデバイスに統合され(integrated)、かつ、前記メモリデバイスの内部にあるアレイ・ビルトイン・セルフテスト(ABIST)・コントローラー
    を具備し、
    前記コントローラーシステムのいくつかの活動(some activities)は前記コントローラーによって行われ、かつ、前記コントローラーシステムの他の活動(other activities)は前記ABISTコントローラーによって行われる。
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