JPH05274755A - 回転ドラム装置 - Google Patents
回転ドラム装置Info
- Publication number
- JPH05274755A JPH05274755A JP4102543A JP10254392A JPH05274755A JP H05274755 A JPH05274755 A JP H05274755A JP 4102543 A JP4102543 A JP 4102543A JP 10254392 A JP10254392 A JP 10254392A JP H05274755 A JPH05274755 A JP H05274755A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary drum
- drum
- tape
- magnetic tape
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/61—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
- G11B5/531—Disposition of more than one recording or reproducing head on support rotating cyclically around an axis
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転ドラムと固定ドラムの外周間に跨ってヘ
リカル状に巻き付けられて走行される磁気テープの巾方
向の伸張率を均一化できるようにすること。 【構成】 上ドラム回転方式の回転ドラム装置における
回転ドラム2の外周で複数の磁気ヘッド1より上方側
に、上方に向うに従って次第に直径が小さくなる上部テ
ーパー面10を形成したことを特徴とする。
リカル状に巻き付けられて走行される磁気テープの巾方
向の伸張率を均一化できるようにすること。 【構成】 上ドラム回転方式の回転ドラム装置における
回転ドラム2の外周で複数の磁気ヘッド1より上方側
に、上方に向うに従って次第に直径が小さくなる上部テ
ーパー面10を形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度記録用VTRに
適用するのに最適な回転ドラム装置に関し、特に、上ド
ラム回転方式の回転ドラム装置に関するものである。
適用するのに最適な回転ドラム装置に関し、特に、上ド
ラム回転方式の回転ドラム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高密度記録用VTRの上ドラム回転方式
の回転ドラム装置の従来例として、例えば実開昭59−
89449号公報に記載されたものがある。
の回転ドラム装置の従来例として、例えば実開昭59−
89449号公報に記載されたものがある。
【0003】この回転ドラム装置は、図3及び図4に示
すように、複数の磁気ヘッド1が外周の下端側に取り付
けられた回転ドラム2と、その下部に同一軸線状に配置
され、テープリード3が外周にヘリカル状に形成された
固定ドラム4とによって構成されていて、回転ドラム2
の直径D1 を固定ドラム4の直径D2 より大きく構成し
たものである。
すように、複数の磁気ヘッド1が外周の下端側に取り付
けられた回転ドラム2と、その下部に同一軸線状に配置
され、テープリード3が外周にヘリカル状に形成された
固定ドラム4とによって構成されていて、回転ドラム2
の直径D1 を固定ドラム4の直径D2 より大きく構成し
たものである。
【0004】そして、磁気テープ5を両ドラム2、4の
外周間に跨ってヘリカル状に巻き付け、この磁気テープ
5をテープリード3に沿って例えば矢印a方向にヘリカ
ル状に走行させながら回転ドラム2を例えば矢印b方向
に回転駆動して、図5に示すように、複数の磁気ヘッド
1によって磁気テープ5に斜めの記録トラックTRを記
録及び/又は再生するように構成したものである。
外周間に跨ってヘリカル状に巻き付け、この磁気テープ
5をテープリード3に沿って例えば矢印a方向にヘリカ
ル状に走行させながら回転ドラム2を例えば矢印b方向
に回転駆動して、図5に示すように、複数の磁気ヘッド
1によって磁気テープ5に斜めの記録トラックTRを記
録及び/又は再生するように構成したものである。
【0005】なお、この種回転ドラム装置は、磁気テー
プ5の巻付角が約210°で、ビデオスイッチングが1
80°で行われる。そのため、複数の磁気ヘッド1は1
80°対向で同じヘッドが1組ずつ取り付けられてい
て、複数の磁気ヘッド1は、ペアヘッドで構成されたそ
れぞれ1組の記録ヘッド、ヒデオ再生ヘッド、オーディ
オ再生ヘッド、消去ヘッド等によって構成されている。
プ5の巻付角が約210°で、ビデオスイッチングが1
80°で行われる。そのため、複数の磁気ヘッド1は1
80°対向で同じヘッドが1組ずつ取り付けられてい
て、複数の磁気ヘッド1は、ペアヘッドで構成されたそ
れぞれ1組の記録ヘッド、ヒデオ再生ヘッド、オーディ
オ再生ヘッド、消去ヘッド等によって構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来周知のように、こ
の種回転ドラム装置では、図4に斜線で示すように、回
転ドラム2と磁気テープ5との間にドラム入口6側が最
も厚く、ドラム出口7側にかけて次第に薄くなるエアフ
ィルム層8が形成されるが、特に、高密度記録用VTR
の回転ドラム装置は、回転ドラム2の回転数が90Hz
と非常に高いために、そのエアフィルム層8の厚さが非
常に厚くなり、特にドラム入口6側では30〜40μm
にもなる。
の種回転ドラム装置では、図4に斜線で示すように、回
転ドラム2と磁気テープ5との間にドラム入口6側が最
も厚く、ドラム出口7側にかけて次第に薄くなるエアフ
ィルム層8が形成されるが、特に、高密度記録用VTR
の回転ドラム装置は、回転ドラム2の回転数が90Hz
と非常に高いために、そのエアフィルム層8の厚さが非
常に厚くなり、特にドラム入口6側では30〜40μm
にもなる。
【0007】しかも、従来の回転ドラム装置は、回転ド
ラム2の直径D1 を固定ドラム4の直径D2 より大きく
構成していたために、図5に示すように、ドラム入口6
とドラム出口7との間でのエアフィルム層8による磁気
テープ5の上エッジ5aの回転ドラム2に対するテープ
巻付長L1 が下エッジ5bの固定ドラム4に対するテー
プ巻付長L2 より長くなり、磁気テープ5の巾W方向の
伸張率の分布を均一化することができなかった。なお、
この伸張率とは、磁気テープ5の下エッジ5bの固定ド
ラム4へのテープ巻付長L2 を基準にした時の上エッジ
5aのテープ巻付長L1 の伸びの割合[L1 −L2 /L
2 ×100(%)]である。
ラム2の直径D1 を固定ドラム4の直径D2 より大きく
構成していたために、図5に示すように、ドラム入口6
とドラム出口7との間でのエアフィルム層8による磁気
テープ5の上エッジ5aの回転ドラム2に対するテープ
巻付長L1 が下エッジ5bの固定ドラム4に対するテー
プ巻付長L2 より長くなり、磁気テープ5の巾W方向の
伸張率の分布を均一化することができなかった。なお、
この伸張率とは、磁気テープ5の下エッジ5bの固定ド
ラム4へのテープ巻付長L2 を基準にした時の上エッジ
5aのテープ巻付長L1 の伸びの割合[L1 −L2 /L
2 ×100(%)]である。
【0008】従って、従来の回転ドラム装置では、ドラ
ム入口6側のエアフィルム層8の厚さが厚く、磁気テー
プ5の上エッジ5aのテープ巻付長L1 が長くなるため
に、ドラム入口6側での磁気テープ5に対する磁気ヘッ
ド1の当り(接触状態)が弱くなり、ヘッド出力が低下
すると言う問題があった。
ム入口6側のエアフィルム層8の厚さが厚く、磁気テー
プ5の上エッジ5aのテープ巻付長L1 が長くなるため
に、ドラム入口6側での磁気テープ5に対する磁気ヘッ
ド1の当り(接触状態)が弱くなり、ヘッド出力が低下
すると言う問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、回転ドラムと固定ドラムの外周間
に跨ってヘリカル状に巻き付けられて走行される磁気テ
ープの巾方向の伸張率を均一化できるようにした回転ド
ラム装置を提供することを目的としている。
されたものであって、回転ドラムと固定ドラムの外周間
に跨ってヘリカル状に巻き付けられて走行される磁気テ
ープの巾方向の伸張率を均一化できるようにした回転ド
ラム装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の回転ドラム装置の請求項1は、複数の磁気
ヘッドが外周に取り付けられた回転ドラムと、上記回転
ドラムの下部に配置され、テープリードが外周にヘリカ
ル状に形成された固定ドラムとからなる回転ドラム装置
において、上記回転ドラムの外周で上記複数の磁気ヘッ
ドより上方側に、上方に向うに従って次第に直径が小さ
くなる上部テーパー面を形成したものである。請求項2
は、上記回転ドラムの外周で上記複数の磁気ヘッドが取
り付けられている部分の直径を上記固定ドラムの直径よ
り大きく構成したものである。請求項3は、上記回転ド
ラムの外周で上記複数の磁気ヘッドより下方側に、下方
に向うに従って次第に直径が小さくなる下部テーパー面
を形成したものである。
めの本発明の回転ドラム装置の請求項1は、複数の磁気
ヘッドが外周に取り付けられた回転ドラムと、上記回転
ドラムの下部に配置され、テープリードが外周にヘリカ
ル状に形成された固定ドラムとからなる回転ドラム装置
において、上記回転ドラムの外周で上記複数の磁気ヘッ
ドより上方側に、上方に向うに従って次第に直径が小さ
くなる上部テーパー面を形成したものである。請求項2
は、上記回転ドラムの外周で上記複数の磁気ヘッドが取
り付けられている部分の直径を上記固定ドラムの直径よ
り大きく構成したものである。請求項3は、上記回転ド
ラムの外周で上記複数の磁気ヘッドより下方側に、下方
に向うに従って次第に直径が小さくなる下部テーパー面
を形成したものである。
【0011】
【作用】上記のように構成された本発明の回転ドラム装
置の請求項1は、上ドラム回転方式の回転ドラム装置に
おける回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッドより上方側
に、上方に向うに従って次第に直径が小さくなる上部テ
ーパー面を形成したので、回転ドラムと固定ドラムの外
周間に跨ってヘリカル状に巻き付けられて走行される磁
気テープの上エッジの回転ドラムに対するテープ巻付長
と下エッジの固定ドラムに対するテープ巻付長とをバラ
ンスさせて、磁気テープの巾方向の伸張率を均一化でき
る。請求項2は、回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッド
が取り付けられている部分の直径を固定ドラムの直径よ
り大きく構成したので、磁気テープに下方側への移動力
を付勢して、磁気テープの下エッジを固定ドラムのテー
プリードに常に確実に接触させて安定走行させることが
できる。請求項3は、回転ヘッドの外周で複数の磁気ヘ
ッドより下方側に、下方に向うに従って次第に直径が小
さくなる下部テーパー面を形成したので、回転ドラムの
下エッジと磁気テープとの接触によるテープダメージを
低減できる。
置の請求項1は、上ドラム回転方式の回転ドラム装置に
おける回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッドより上方側
に、上方に向うに従って次第に直径が小さくなる上部テ
ーパー面を形成したので、回転ドラムと固定ドラムの外
周間に跨ってヘリカル状に巻き付けられて走行される磁
気テープの上エッジの回転ドラムに対するテープ巻付長
と下エッジの固定ドラムに対するテープ巻付長とをバラ
ンスさせて、磁気テープの巾方向の伸張率を均一化でき
る。請求項2は、回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッド
が取り付けられている部分の直径を固定ドラムの直径よ
り大きく構成したので、磁気テープに下方側への移動力
を付勢して、磁気テープの下エッジを固定ドラムのテー
プリードに常に確実に接触させて安定走行させることが
できる。請求項3は、回転ヘッドの外周で複数の磁気ヘ
ッドより下方側に、下方に向うに従って次第に直径が小
さくなる下部テーパー面を形成したので、回転ドラムの
下エッジと磁気テープとの接触によるテープダメージを
低減できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を高密度記録用VTRの上ドラ
ム回転方式の回転ドラム装置に適用した一実施例を図1
及び図2を参照して説明する。なお、図3〜図5と同一
構造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
ム回転方式の回転ドラム装置に適用した一実施例を図1
及び図2を参照して説明する。なお、図3〜図5と同一
構造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0013】まず、図1に示すように、回転ドラム2の
外周で複数の磁気ヘッド1より上方側に、上方に向うに
従って次第に直径が小さくなる上部テーパー面10を形
成し、回転ドラム2の外周で複数の磁気ヘッド1が取り
付けられている部分を回転ドラム2の軸線と平行な真円
筒面11に形成し、回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッ
ド1より下方側に、下方に向うに従って次第に直径が小
さくなる下部テーパー面12を形成したものである。
外周で複数の磁気ヘッド1より上方側に、上方に向うに
従って次第に直径が小さくなる上部テーパー面10を形
成し、回転ドラム2の外周で複数の磁気ヘッド1が取り
付けられている部分を回転ドラム2の軸線と平行な真円
筒面11に形成し、回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッ
ド1より下方側に、下方に向うに従って次第に直径が小
さくなる下部テーパー面12を形成したものである。
【0014】なお、固定ドラム4の直径D2 に対する真
円筒面11の直径D3 及び下部テーパー面12の下端の
下エッジ12aの直径D4 の関係は、D2 <D3 、D2
≦D 4 に構成されている。
円筒面11の直径D3 及び下部テーパー面12の下端の
下エッジ12aの直径D4 の関係は、D2 <D3 、D2
≦D 4 に構成されている。
【0015】以上のように構成された回転ドラム装置に
よれば、磁気テープ5を両ドラム2、4の外周間に跨っ
てヘリカル状に巻き付け、この磁気テープ5をテープリ
ード3に沿ってヘリカル状に走行させながら、回転ドラ
ム2の高速回転によって磁気テープ5の記録及び/又は
再生を行う際、図5に示すように、回転ドラム2に形成
した上部テーパー面10によって、エアフィルム層8に
よる磁気テープ5の上エッジ5aの回転ドラム2に対す
るテープ巻付長L3 と下エッジ5bの回転ドラム4に対
するテープ巻付長L2 とをバランスさせて、磁気テープ
5の巾W方向の伸張率を均一化することができる。
よれば、磁気テープ5を両ドラム2、4の外周間に跨っ
てヘリカル状に巻き付け、この磁気テープ5をテープリ
ード3に沿ってヘリカル状に走行させながら、回転ドラ
ム2の高速回転によって磁気テープ5の記録及び/又は
再生を行う際、図5に示すように、回転ドラム2に形成
した上部テーパー面10によって、エアフィルム層8に
よる磁気テープ5の上エッジ5aの回転ドラム2に対す
るテープ巻付長L3 と下エッジ5bの回転ドラム4に対
するテープ巻付長L2 とをバランスさせて、磁気テープ
5の巾W方向の伸張率を均一化することができる。
【0016】従って、ドラム入口6からドラム出口7ま
での磁気テープ5に対する磁気ヘッド1の当りを安定、
かつ、均一にすることができて、ヘッド出力の低下を未
然に防止できる。
での磁気テープ5に対する磁気ヘッド1の当りを安定、
かつ、均一にすることができて、ヘッド出力の低下を未
然に防止できる。
【0017】また、固定ドラムの直径D2 と真円筒面1
1の直径D3 との関係を、D2 <D3 に構成したことに
より、走行中の磁気テープ5に下方側への移動力を確実
に付勢して、磁気テープ5の下エッジ5bを固定ドラム
4のテープリード3に常に確実に接触させて安定走行さ
せることができるので、記録トラックTRの高精度の再
生を行える。
1の直径D3 との関係を、D2 <D3 に構成したことに
より、走行中の磁気テープ5に下方側への移動力を確実
に付勢して、磁気テープ5の下エッジ5bを固定ドラム
4のテープリード3に常に確実に接触させて安定走行さ
せることができるので、記録トラックTRの高精度の再
生を行える。
【0018】また、回転ドラム2に形成した下部テーパ
ー面12によって、回転ドラム2の下エッジ12aと磁
気テープ5との接触によるテープダメージを軽減して、
磁気テープ5の寿命増大を図ることができる。
ー面12によって、回転ドラム2の下エッジ12aと磁
気テープ5との接触によるテープダメージを軽減して、
磁気テープ5の寿命増大を図ることができる。
【0019】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の回転ド
ラム装置は次のような効果を奏する。
ラム装置は次のような効果を奏する。
【0021】請求項1は、上ドラム回転方式の回転ドラ
ム装置における回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッドよ
り上方側に、上方に向うに従って次第に直径が小さくな
る上部テーパー面を形成して、回転ドラムと固定ドラム
の外周間に跨ってヘリカル状に巻き付けられて走行され
る磁気テープの上エッジの回転ドラムに対するテープ巻
付長と下エッジの固定ドラムに対するテープ巻付長とを
バランスさせて、磁気テープの巾方向の伸張率を均一化
できるようにしたので、ドラム入口からドラム出口まで
の磁気テープに対する磁気ヘッドの当りを安定、かつ、
均一にすることができて、ヘッド出力の低下を未然に防
止できる。
ム装置における回転ドラムの外周で複数の磁気ヘッドよ
り上方側に、上方に向うに従って次第に直径が小さくな
る上部テーパー面を形成して、回転ドラムと固定ドラム
の外周間に跨ってヘリカル状に巻き付けられて走行され
る磁気テープの上エッジの回転ドラムに対するテープ巻
付長と下エッジの固定ドラムに対するテープ巻付長とを
バランスさせて、磁気テープの巾方向の伸張率を均一化
できるようにしたので、ドラム入口からドラム出口まで
の磁気テープに対する磁気ヘッドの当りを安定、かつ、
均一にすることができて、ヘッド出力の低下を未然に防
止できる。
【0022】請求項2は、回転ドラムの外周で複数の磁
気ヘッドが取り付けられている部分の直径を固定ドラム
の直径より大きく構成して、磁気テープに下方側への移
動力を付勢して、磁気テープの下エッジを固定ドラムの
テープリードに常に確実に接触させて安定走行させるこ
とができるようにしたので、磁気テープをテープリード
に沿って正確に安定走行させることができて、高精度の
記録及び/又は再生を行える。
気ヘッドが取り付けられている部分の直径を固定ドラム
の直径より大きく構成して、磁気テープに下方側への移
動力を付勢して、磁気テープの下エッジを固定ドラムの
テープリードに常に確実に接触させて安定走行させるこ
とができるようにしたので、磁気テープをテープリード
に沿って正確に安定走行させることができて、高精度の
記録及び/又は再生を行える。
【0023】請求項3は、回転ヘッドの外周で複数の磁
気ヘッドより下方側に、下方に向うに従って次第に直径
が小さくなる下部テーパー面を形成して、回転ドラムの
下エッジと磁気テープとの接触によるテープダメージを
低減できるようにしたので、磁気テープの寿命増大を図
り、信頼性を向上できる。
気ヘッドより下方側に、下方に向うに従って次第に直径
が小さくなる下部テーパー面を形成して、回転ドラムの
下エッジと磁気テープとの接触によるテープダメージを
低減できるようにしたので、磁気テープの寿命増大を図
り、信頼性を向上できる。
【図1】本発明の一実施例による回転ドラム装置を説明
する側面図である。
する側面図である。
【図2】本発明の回転ドラム装置の磁気テープの巾方向
の伸張率を説明する図面である。
の伸張率を説明する図面である。
【図3】従来の回転ドラム装置を説明する側面図であ
る。
る。
【図4】エアフィルム層を説明する平面図である。
【図5】従来の回転ドラム装置の磁気テープの巾方向の
伸張率を説明する図面である。
伸張率を説明する図面である。
1 磁気ヘッド 2 回転ドラム 3 テープリード 4 固定ドラム 5 磁気テープ 5a 磁気テープの上エッジ 5b 磁気テープの下エッジ 6 ドラム入口 7 ドラム出口 8 エアフィルム層 10 上部テーパー面 11 真円筒面(磁気ヘッドが取り付けられている部
分) 12 下部テーパー面 L2 磁気テープの下エッジのテープ巻付長 L3 磁気テープの上エッジのテープ巻付長 W 磁気テープの巾 D2 固定ドラムの直径 D3 真円筒面の直径
分) 12 下部テーパー面 L2 磁気テープの下エッジのテープ巻付長 L3 磁気テープの上エッジのテープ巻付長 W 磁気テープの巾 D2 固定ドラムの直径 D3 真円筒面の直径
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】しかも、従来の回転ドラム装置は、回転ド
ラム2の直径D1 を固定ドラム4の直径D2 より大きく
構成していたために、図5に示すように、ドラム入口6
とドラム出口7との間でのエアフィルム層8による磁気
テープ5の上エッジ5aの回転ドラム2に対するテープ
巻付長L1 が下エッジ5bの固定ドラム4に対するテー
プ巻付長L2 より長くなり、磁気テープ5の巾W方向の
伸張率の分布を均一化することができなかった。なお、
この伸張率とは、磁気テープ5の下エッジ5bの固定ド
ラム4へのテープ巻付長L2 を基準にした時の上エッジ
5aのテープ巻付長L1 の伸びの割合[(L1 −L)2
/L2 ×100(%)]である。
ラム2の直径D1 を固定ドラム4の直径D2 より大きく
構成していたために、図5に示すように、ドラム入口6
とドラム出口7との間でのエアフィルム層8による磁気
テープ5の上エッジ5aの回転ドラム2に対するテープ
巻付長L1 が下エッジ5bの固定ドラム4に対するテー
プ巻付長L2 より長くなり、磁気テープ5の巾W方向の
伸張率の分布を均一化することができなかった。なお、
この伸張率とは、磁気テープ5の下エッジ5bの固定ド
ラム4へのテープ巻付長L2 を基準にした時の上エッジ
5aのテープ巻付長L1 の伸びの割合[(L1 −L)2
/L2 ×100(%)]である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (3)
- 【請求項1】複数の磁気ヘッドが外周に取り付けられた
回転ドラムと、 上記回転ドラムの下部に配置され、テープリードが外周
にヘリカル状に形成された固定ドラムとからなる回転ド
ラム装置において、 上記回転ドラムの外周で上記複数の磁気ヘッドより上方
側に、上方に向うに従って次第に直径が小さくなる上部
テーパー面を形成したことを特徴とする回転ドラム装
置。 - 【請求項2】上記回転ドラムの外周で上記複数の磁気ヘ
ッドが取り付けられている部分の直径を上記固定ドラム
の直径より大きく構成したことを特徴とする請求項1記
載の回転ドラム装置。 - 【請求項3】上記回転ドラムの外周で上記複数の磁気ヘ
ッドより下方側に、下方に向うに従って次第に直径が小
さくなる下部テーパー面を形成したことを特徴とする請
求項1又は2記載の回転ドラム装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4102543A JPH05274755A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 回転ドラム装置 |
US08/037,425 US5528438A (en) | 1992-03-30 | 1993-03-26 | Drum assembly having a lower fixed drum and an upper rotary drum with a particularly shaped outer surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4102543A JPH05274755A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 回転ドラム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05274755A true JPH05274755A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=14330171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4102543A Pending JPH05274755A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 回転ドラム装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5528438A (ja) |
JP (1) | JPH05274755A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08306022A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Sony Corp | 回転ヘッドの構造 |
US6588120B2 (en) | 2000-11-29 | 2003-07-08 | Athan Corporation | Method and apparatus for aligning a drum assembly used in a video recording device |
US7100265B2 (en) * | 2000-11-29 | 2006-09-05 | Athan Corporation | Method for aligning a drum assembly used in a video recording device |
US7260884B2 (en) * | 2003-04-15 | 2007-08-28 | Athan Corporation | Method of manufacturing a drum assembly associated with video tape machine |
US20080304185A1 (en) * | 2007-06-06 | 2008-12-11 | George Athanasiou | Drum assembly associated with video tape machine |
WO2009094516A1 (en) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Advanced Research Corporation | Recording heads with embedded tape guides and magnetic media made by such recording heads |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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