JPH05274587A - 非接触信号伝送装置 - Google Patents

非接触信号伝送装置

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JPH05274587A
JPH05274587A JP4068005A JP6800592A JPH05274587A JP H05274587 A JPH05274587 A JP H05274587A JP 4068005 A JP4068005 A JP 4068005A JP 6800592 A JP6800592 A JP 6800592A JP H05274587 A JPH05274587 A JP H05274587A
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Japan
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JP4068005A
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Inventor
Seiji Fujimoto
誠司 藤本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、回転部と固定部との間で非接触の
信号伝送を信頼性高く行える簡素な構造の非接触信号伝
送装置を提供することにある。 【構成】 本願第1の発明は、一側の回転部と該回転部
を回動自在に支持する他側の支持部との間の信号伝送を
光学的に非接触で行う非接触信号伝送装置において、信
号の送出側に設けられ、供給される複数の信号に対応し
てそれぞれが独立して発光し得る複数の発光手段と、こ
の発光手段からそれぞれ独立して送出される信号をそれ
ぞれが独立して受信し得る複数の受光手段とを備えて構
成される。また、本願第2の発明は、前記発光手段を回
転部と支持部のそれぞれに設けると共に、これら発光手
段に対応する受光手段を支持部と回転部のそれぞれに設
けて構成される。さらに、本願第3の発明は、前記発光
手段と受光手段の少なくとも一方を有する構成体を回転
方向に沿って複数の小構成体に分割すると共に、この小
構成体の構成を略同一となるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動機器、例えばX線
CT装置や核医学装置或いは産業用ロボットのように回
転部とこの回転部を支持する支持部とを有し、これら回
転部と支持部との間で信号を非接触で伝送する非接触信
号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動機器においては、回転部にお
ける各種情報、例えばセンサ等の検出情報を支持部側に
設けられる制御部に伝送し、この検出情報に基づく制御
情報等を回転部側に伝送し該回転部側を制御するように
しており、近年の自動機器の高級化に伴い、これら各種
情報の伝送量が増加するにいたっている。
【0003】これら情報は、従来は機械的な接触を伴う
スリップリングを介して行われていた。これはリング状
電極にブラシを機械的に接触させ、回転により両者を摺
動させつつ電気信号を直接伝送するものである。しかし
ながら、このスリップリングはリング状電極とブラシと
の機械的な接触を伴うことから、この接触部分への塵埃
の付着、腐食或いは磨耗及び摺動の不安定性等が少なか
らずあり、これらに起因する導通不良、ノイズの発生等
による伝送エラーを防止するために当該接触部分の比較
的頻繁な定期点検、交換を余儀無くされていた。
【0004】一方、伝送量の増加、及び可動部、特に回
動部分における回動量に対する制限に対応するために、
図15に示す光スリップリングを用いたものも提案され
ている。この図15に示す光スリップリングは、データ
を連続して伝送するために、回転部の外周に沿って多数
の発光素子を略等間隔で配設し、またこの回転部を図示
しない支持手段で支持する支持部側には当該発光素子に
対向する向きに受光素子を配設する。そして、この受光
素子は支持部の内壁面に近接して所定長に渡って多数配
設されており、その長さは同期して一斉に点滅を行う発
光素子からのデータを連続して受信するために、当該発
光素子の配置間隔程度が必要とされている。
【0005】このような光スリップリングによれば、接
触部分がないことから、従来の塵埃の付着、腐食、磨耗
或いはノイズの発生等に起因する導通不良、伝送エラー
等を防止することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、回転部及び支持部のいずれか一方に発光素子を
設け、その他方に受光素子を設ける構成を、例えば全身
撮影用のX線CT装置の架台に適用した場合、この回転
部が大径の中空リング構造であるため、その回転中心か
らかなり離れた部位で光の送受を行うことから多数の発
光素子及び受光素子を使用することが要求される。つま
り、図15に示すように、多数の発光素子を回転部の全
外周に渡って所定間隔で配設する必要があることから、
製造工程が繁雑になると共に、多数の発光素子及び受光
素子を用いることから高価なものとなり、しかも一方向
のみの情報の伝送に止まることから、さらに情報量が増
加するような場合には対応することは困難であった。ま
た、回転部の角度位置にかかわらずデータがとぎれるこ
と無く確実に制御するためのシステム構成が複雑なもの
となった。
【0007】本発明は、上記した事情に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、回転部と支持
部との間の信号伝送を簡素な構成でかつ情報の増加に対
応し得る大容量の非接触信号伝送装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、一側の回転部と該回転部を回動自在
に支持する他側の支持部との間の信号伝送を光学的に非
接触で行う非接触信号伝送装置において、信号の送出側
に設けられ、供給される複数の信号に対応してそれぞれ
が独立して発光し得る複数の発光手段と、この発光手段
からそれぞれ独立して送出される信号をそれぞれが独立
して受信し得る複数の受光手段とを有すること要旨とす
る。
【0009】また、本願第2の発明は前記発光手段を回
転部と支持部のそれぞれに設けると共に、これら発光手
段に対応する受光手段を支持部と回転部のそれぞれに設
けることを要旨とする。
【0010】また、本願第3の発明は前記発光手段と受
光手段の少なくとも一方を有する構成体を回転方向に沿
って複数の小構成体に分割すると共に、この小構成体の
構成を略同一となるように構成することを要旨とする。
【0011】
【作用】本発明の非接触信号伝送装置は、複数の発光手
段が信号の送出側に設けられ、供給される複数の信号に
対応してそれぞれが独立して発光する。また、複数の受
光手段が、この発光手段からそれぞれ独立して送出され
る信号をそれぞれが独立して受信することで、データ伝
送量の増加が計られる。
【0012】本願第2の発明は前記第1の発明におい
て、前記発光手段を回転部と支持部のそれぞれに設ける
と共にこれら発光手段に対応する受光手段を支持部と回
転部のそれぞれに設けて、双方向のデータ伝送を可能と
する。
【0013】さらに、本願第3の発明は前記第1、第2
の発明において、発光手段と受光手段の少なくとも一方
を有する構成体を回転方向に沿って複数の小構成体に分
割すると共に、この小構成体の少なくとも要部の構成を
略同一となるように構成することにより、生産効率を上
げることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を説明する。まず、図1を参照して本発明が適用された
一実施例としてのCT装置の概略の構成を説明する。
【0015】まず、回転部側のロータ部は放射線源1
1、検出器13、データ収集部15、データ分配ユニッ
ト17、回転角度センサ19、コントローラ21、レー
ザドライバ23及びレーザ発光部1によって構成されて
おり、このロータ部を支持する支持部側のステータ部は
反射鏡3、受光部5及び合成ユニット部25によって構
成され、さらにコンソール部にはFRU27が構成され
る。
【0016】以下、各部を詳細に説明する。放射線源1
1としてのX線管は、外部に設けられる高電圧発生装置
から高電圧を供給されて放射線としてのX線を発生し被
検体Pに向けてX線を照射するものである。
【0017】検出器13は、放射線検出手段として、放
射線源11のX線管と対向して配置され、照射されるX
線量に応じた信号を出力する多数のX線検出素子からな
るものである。
【0018】データ収集部(いわゆるDAS)15は、
A/D変換部等によって構成され、前記検出器13の多
数のX線検出素子及び図示しない寝台位置検出器等から
同時にかつ並列的(パラレル)に検出され出力されるア
ナログ撮像データをマルチプレクサで順番に読み出しデ
ジタルデータに変換した後に、外部、例えばオペレータ
室のコンソール部に設けられるFRU27に当該デジタ
ルデータを出力するものである。
【0019】データ分配ユニット17は、DAS15及
び後述するコントローラ21からのデータを入力して、
このデータをN個に分割した後にパラレルにN個のレー
ザドライバ23A,23B,〜,23Nに出力するもの
である。
【0020】回転角度センサ19はロータ部の回転角度
を検出して、この検出した角度情報をコントローラ21
を介してデータ分配ユニット17に出力するものであ
る。なお、この回転角度センサ19はステータ部に設け
ロータ部からステータ部へのデータ量を減らすようにし
ても良い。
【0021】レーザドライバ23A,23B,〜,23
Nは、それぞれN個のレーザ発光部1A,1B,〜,1
Nと接続されており、それぞれのレーザ発光部1A,1
B,〜,1Nをデータ分配ユニット17から供給される
データに従って発光させるものである。このレーザ発光
部1A,1B,〜,1Nから射出されたデータ光は、そ
の時点で対向している反射鏡3A,3B,〜,3Nで反
射され受光部5A,5B,〜,5Nにそれぞれ入射され
る。
【0022】合成ユニット部25は、反射鏡3A,3
B,〜,3Nを介して受光部5A,5B,〜,5Nで受
光されたデータ光を合成して、データ分配ユニット17
でN個に分割されN個のレーザドライバ23A,23
B,〜,23Nに分配される前の元のデータを出力する
ものである。
【0023】FRU(First Reconstru
ct Unit)27は、前処理部、画像再構成装置1
5a等によって構成され、この画像再構成装置15a
は、被検体Pの特定断面の断層画像を再構成する処理部
であって、撮像データにぼけや解像度等の基本的な性質
を付与するコンボリューション(Comvolutio
n)積分を行うコンボリューション処理及び画像の再構
成を行うバックプロジェクション処理をそれぞれ施し特
定断面に対する断層画像を再構成するものである。
【0024】次に、図2、図3を参照して、本実施例の
要部の構成を説明する。レーザ発光部1はロータ部の外
周(尤も、当該レーザ発光部1、反射鏡3及び受光部5
はCT装置の架台内部に組み込まれており、外部とは光
学的に遮断されているものではあるが)に沿って、等間
隔に多数配設されており、個々のレーザ発光部1はそれ
ぞれ円形のロータ部の接線方向でかつ進行方向に向けて
レーザ光を射出するように構成されている。
【0025】また、反射鏡3及び受光部5は一体に構成
されており、反射鏡3はレーザ発光部1から射出された
レーザ光を受光部5へ向けて反射するべく適宜の曲率、
例えばレーザ光の発光点と受光点を2つの焦点とする楕
円の一部の集合により形成される湾曲面を有する凹面鏡
で構成されており、受光部5はフォトダイオード、フォ
トトランジスタ等の光/電気変換素子等によって構成さ
れる。
【0026】また、図3に示す実施例においては、90
度毎に配設される4対の反射鏡3A,3B,3C,3D
と受光部5A,5B,5C,5D及び30度毎に配設さ
れる12個のレーザ発光部1A,1B,1C,1D,1
E,1F,1G,1H,1I,1J,1K,1Lが示さ
れる。
【0027】また、ステータ部側は、円周に沿う方向に
4つの領域に区分される。すなわち、4つの領域EA
B 、EC 、ED は、それぞれ反射鏡3D及び受光部5
からなる対と反射鏡3A及び受光部5Aからなる対との
間の領域EA 、反射鏡3A及び受光部5Aからなる対と
反射鏡3B及び受光部5Bからなる対との間の領域
B 、反射鏡3B及び受光部5Bからなる対と反射鏡3
C及び受光部5Cからなる対との間の領域EC 、反射鏡
3C及び受光部5Cからなる対と反射鏡3D及び受光部
5Dからなる対との間の領域ED である。
【0028】図3に示す状態においては、レーザ発光部
1A,1B,1Cが領域EA にあることから、反射鏡3
Aに向けて、同一のデータ光を射出する。この後、領域
Aにレーザ発光部1L,1A,1Bが移動すると、当
該レーザ発光部1L,1A,1Bが反射鏡3Aに向け
て、同一のデータ光を射出する。以下、同様に順次デー
タ光が反射鏡3Aに向けて射出される。このとき、混信
を避けるために、領域間にあるレーザ発光部1は、その
発光を停止して次の領域に対応するようにする。尚、他
の領域においても同様であるので他の領域における詳細
な説明は省略する。
【0029】次に、前記データ分配ユニット17の作用
を図4を参照して説明する。図4において、DAS15
からの18ビットのデータがパラレルに検出器13のチ
ャネル毎に出力されているものとする。なおこのとき、
チャネル毎の18ビットのデータの最上位のビットを単
にMSB(Most Significant Bi
t)、最下位のビットを単にLSB(Least Si
gnificant Bit)とする。このパラレルデ
ータが、データ分配ユニット17で、例えば領域EA
あるレーザ発光部1に対するデータとして、1チャネル
(MSB,〜,LSB)、5チャネル(MSB,〜,L
SB)が順次出力され、領域EB にあるレーザ発光部1
に対するデータとして、2チャネル(MSB,〜,LS
B)、6チャネル(MSB,〜,LSB)が順次出力さ
れる。領域EC 、領域ED についても同様であるので説
明は省略する。
【0030】次に、図5を参照して図2に示す要部の構
成を具体的に説明する。図5に示す射視図においては、
反射鏡3を共通にして、2対のレーザ発光部1A,1B
と受光部5A,5Bが設けられている。この場合、レー
ザ発光部1A,1Bは、同一のデータを出力してデータ
伝送に係る誤りの発生を抑えるようにしても良く、こと
なるデータを出力してデータの伝送量を増やすようにし
ても良い。
【0031】次に図6の射視図を参照して、他の実施例
の要部の構成を具体的に説明する。図6に示す実施例に
おいては、図5と同様に、反射鏡3を共通にして、2対
の伝送系が例えばロータ部7側にレーザ発光部1Dと受
光部5Cを設け、ステータ部9側にレーザ発光部1Cと
受光部5Dを設けており、それぞれレーザ発光部1Aと
受光部5A、レーザ発光部1Bと受光部5Bが双方向に
データの伝送を行う。この場合、レーザ光の向きが反対
方向であることから、相互の影響を排除することができ
る。
【0032】次に、図7を参照して、さらに他の実施例
について説明する。図7に示す例においては、例えば、
ステータ部9側に1組のレーザ発光部1と反射鏡3Dを
設け、さらに90度毎に3組の受光部5A,5B,5C
と反射鏡3A,3B,3Cを設けており、ロータ部7側
からステータ部9側へのデータ量をステータ部9側から
ロータ部7側へのデータ量の3倍にすることができる。
すなわち、ロータ部の放射線源11、検出器13及びデ
ータ収集部15等からなる検出系に対する制御信号に対
してデータ収集部15等からの検出データ量が膨大であ
ることに対応することを可能とするものである。
【0033】次に、図8を参照しては、受光部5と反射
鏡3からなる受光系に遮蔽体31を設けた実施例につい
て説明する。この場合、レーザ光の反射鏡3での漏れ
光、散乱光が隣接する他の受光系等に影響を与えること
を防止することが可能となる。またさらに、図9に示す
ように、遮蔽体の構成を大きくして全体を覆うようにし
た遮蔽体33を設けてもよい。尚、図6に示すように、
反射鏡3の下部をロータ部7に極力近接させ、かつ大き
くすることでも、隣接する光学系同志の影響を低減する
ことができる。
【0034】次に、図10、図11及び図12を参照し
て、本発明に係る他の実施例について説明する。図10
は他の実施例の構成を具体的に示す射視図、図11は、
図10に示す実施例の構成を説明するための正面図及び
側面図である。本実施例は、ほぼ同一形状の2枚の環状
の円盤を対向して放射線源11及び検出器13等からな
る検出系の背面側に配設し、一側をロータ側円盤体71
とし、他側をステータ側円盤体91としたものである。
【0035】ロータ側円盤体71には放射線源11、こ
の放射線源11から射出される放射線ビームBを検出す
る検出器13等が当該ロータ側円盤体71と一体に構成
され、さらに最内周側の第1の円周に沿って45度毎の
間隔で8個の受光部5と、最外周側の第2の円周に沿っ
て等間隔で40個のレーザ発光部1と、第1の円周と第
2の円周の中間に設けられる第3の円周には、当該ロー
タ側円盤体71の回転角度及び回転速度を検出するため
の図示しない回転量検出用レーザ発光部若しくは受光部
19aとがそれぞれステータ側円盤体91に対向する向
きに配設されている。
【0036】また、ステータ側円盤体91には、最内周
側の第1の円周に沿って等間隔で40個のレーザ発光部
1と、最外周側の第2の円周に沿って45度毎の間隔で
8個の受光部5と、第1の円周と第2の円周の中間に設
けられる第3の円周には、当該ロータ側円盤体71の回
転角度及び回転速度を検出するための回転量検出用受光
部若しくはレーザ発光部19bとがそれぞれロータ側円
盤体71に対向する向きに配設されている。
【0037】本実施例によれば、一対のロータ側円盤体
71とステータ側円盤体91とを近接して配設すること
により光路長を短くすることができるので、CT装置全
体の構成を小形化することができ、特に図11に示すよ
うに一対のロータ側円盤体71とステータ側円盤体91
とを放射線源11の内周側に組み込むようにすること
で、奥行きをさらに薄くすることができる。
【0038】また、図11及び図12に示すように、構
成体としての大口径の円盤体を同一の形状となるように
8等分に分割することにより、製造工程において、ほぼ
同一の小構成体としての基板を8枚製造すればよいこと
から、既存の製造設備を用いて、製造すれば良く、より
小型で取扱い易くなることから生産効率を上げることが
できる。尚、回転量検出用受光部若しくはレーザ発光部
19a,19bは、適宜の1乃至数枚の基板に設ければ
よいことから、他の基板とほぼ同様に製造することがで
きるのはいうまでもない。また、4等分或いは16等分
するようにしてもよく、さらには等分した1領域の基板
を2種類の大きさの基板で構成する等、適宜の変形によ
って、さらに生産効率を上げるようにしても良い。この
構成部を同様な構成で分割する手法は、図1乃至図9に
示す反射鏡3を用いる場合にも同様に採用することが可
能である。
【0039】また、図13及び図14はレーザ発光部1
と受光部5からなる伝送系をロータ部外周縁73とステ
ータ部内周縁93にそれぞれ設けたものである。またそ
れぞれの受光部5には遮光フード35を設け、隣接する
光学系同志の影響を低減している。また、この場合にあ
っても、分割基板を採用することで、生産効率を上げる
ようにしている。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
方の送信系の構造体と他方の受信系の構造体のそれぞれ
に独立して信号の送受信を行い得る複数の発光手段と受
光手段とを設けたので、回転部と固定部との間の信号伝
送を簡素な構成でかつ大容量としうる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施例のCT装置におけ
る概略の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の要部の構成を模式的に示す図である。
【図3】図2に示す構成を具体的に示す図である。
【図4】図1に示すデータ分配ユニットの作用を説明す
るための図である。
【図5】図2に示す要部の構成を具体的に示す射視図で
ある。
【図6】他の実施例の要部の構成を具体的に示す射視図
である。
【図7】他の実施例の概略の構成を示す図である。
【図8】遮蔽体を設けた実施例の概略の構成を示す図で
ある。
【図9】他の遮蔽体を設けた実施例の概略の構成を示す
図である。
【図10】他の実施例の構成を具体的に示す射視図であ
る。
【図11】図10に示す実施例の構成を説明するための
図である。
【図12】図11に示す実施例の要部の構成を具体的に
示す射視図である。
【図13】他の実施例の要部の構成を具体的に示す射視
図である。
【図14】図13に示す実施例の作用を説明するための
図である。
【図15】従来例の概略の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザ発光部 3 反射鏡 5 受光部 11 放射線源 13 検出器 15 DAS 17 データ分配ユニット 19 回転角度センサ 21 コントローラ 23 レーザドライバ 25 合成ユニット部 27 FRU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側の回転部と該回転部を回動自在に支
    持する他側の支持部との間の信号伝送を光学的に非接触
    で行う非接触信号伝送装置において、 信号の送出側に設けられ、供給される複数の信号に対応
    してそれぞれが独立して発光し得る複数の発光手段と、 この発光手段からそれぞれ独立して送出される信号をそ
    れぞれが独立して受信し得る複数の受光手段とを有する
    ことを特徴とする非接触信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記発光手段を回転部と支持部のそれぞ
    れに設けると共に、これら発光手段に対応する受光手段
    を支持部と回転部のそれぞれに設けることを特徴とする
    請求項1記載の非接触信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記発光手段と受光手段の少なくとも一
    方を有する構成体を回転方向に沿って複数の小構成体に
    分割すると共に、この小構成体の構成を略同一となるよ
    うに構成することを特徴とする請求項1,2記載の非接
    触信号伝送装置。
JP4068005A 1992-03-26 1992-03-26 非接触信号伝送装置 Pending JPH05274587A (ja)

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Cited By (5)

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