JP4119110B2 - X線コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線コンピュータ断層撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、X線コンピュータ断層撮影装置は、X線管で発生させたX線を被検体に照射させ、そして被検体を透過したX線を検出器で検出し、そのデータをコンピュータによる再構成処理により断面の減弱係数分布を表す断層像を得る装置である。
【0003】
通常、X線管には、絞り装置が装備されていて、その絞り開度を調整することでスライス厚を変更することができるようになっている。このようにスライス厚は絞り開度に依存して決まるので、スライス厚はデータ収集の前段階で決まってしまい、データ収集後にスライス厚を変更するといった自由度は基本的にはない。そのため、スライス厚の異なる断層像を必要とする場合、絞り開度を変えてスキャンを繰り返す必要があった。
【0004】
また、特開平9−215688号公報には、デュアル検出器を使って異なるスライス厚のデータを同時に収集することが開示されている。しかし、スライス位置(スライスの中心位置)は、相違するもので、同じスライス位置でスライス厚の異なる断層像を必要とする場合、やはりスキャンを繰り返す必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、X線コンピュータ断層撮影装置において、1回のスキャンでスライス位置が同じであってスライス厚の異なる断面に関するデータを収集することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のX線コンピュータ断層撮影装置は、第1X線管と第1X線検出器とからなる第1ペアと、第2X線管と第2X線検出器とからなる第2ペアと、前記第1,第2ペアを被検体の周囲を回転可能に支持する回転機構と、前記第1X線検出器の出力に基づいて第1画像データを再構成し、前記第2X線検出器の出力に基づいて第2画像データを再構成する再構成ユニットとを具備し、前記第1X線検出器は第1スライス厚に対応する複数の第1検出素子の列を有し、前記第2X線検出器はチャンネル方向に関しては前記第1検出素子と同じ幅を有し、かつ前記第1スライス厚よりも薄い第2スライス厚に対応して有感域面積が前記第1検出素子よりも狭い複数の第2検出素子の列を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施例は、2次元アレイ型の放射線検出器、およびその放射線検出器を装備したX線CT装置(X線コンピューテッドトモグラフィ装置)に関する。X線CT装置には、X線管と放射線検出器とが1体として被検体の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE)タイプと、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線管のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。ここでは、現在、主流を占めている回転/回転タイプとして説明する。
【0008】
また、1ボリュームの(=1つのボリュームデータを構成する)ボクセルデータ(又は1枚の断層像)(いずれも後述)を再構成するには、被検体の周囲1周、約360°分の投影データが、またハーフスキャン法でも210〜240°程度分の投影データが必要とされる。いずれの方式にも本発明を適用可能である。ここでは、一般的な前者の約360°分の投影データから1ボリュームのボクセルデータ(又は1枚の断層像)を再構成するものとして説明する。
【0009】
また、入射X線を電荷に変換するメカニズムは、シンチレータ等の蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換する間接変換形と、X線による半導体内の電子正孔対の生成及びその電極への移動すなわち光導電現象を利用した直接変換形とが主流である。X線検出素子としては、それらのいずれの方式を採用してもよいが、ここでは、前者の間接変換形として説明する。
【0010】
また、断層像はある厚さを持った組織の断面表示であり、その組織断面の厚さをスライス厚と称する。X線は、X線管焦点から放射状に広がり、被検体を透過してX線検出器に到達する。従って、X線の厚さはX線管焦点から遠ざかるほど広がる。慣例的には、回転中心軸上でのX線の厚さをスライス厚として定義している。ここでは、慣例に従い、回転中心軸上でのX線の厚さをスライス厚と称する。このことは検出素子のスライス方向の幅にも言えることである。つまり、あるスライス厚に対応する有感幅を有する検出素子という表現において、その有感幅は、当該スライス厚よりも実際には広く、具体的にはX線焦点と回転中心軸との距離に対するX線焦点と検出素子との距離の比に従ってスライス厚より広く設計される。
【0011】
図1に、本実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影装置の主要部の構成を示している。本実施形態のX線コンピュータ断層撮影装置は、スキャンガントリ1とコンピュータ装置2と寝台(図示せず)とから構成される。コンピュータ装置2は、中央制御ユニット21を中心として、それに対して前処理部23、画像再構成ユニット24、画像表示ユニット25、操作パネル26がデータ/制御バス22を介して接続されてなる。
【0012】
スキャンガントリ1は、多管球型であり、つまり円環状の回転架台に、X線管装置とX線検出器とのペアが複数搭載されている。ここでは、2管球型として説明する。第1ペア11は、第1X線管装置110と第1X線検出器113とからなる。第1X線管装置110は第1X線検出器113とともに、回転中心軸RAを中心として回転する回転架台に搭載されている。この回転架台にはZシフト機構15を介して、第2X線管装置120と第2X線検出器123とからなる第2ペア12も搭載されている。
【0013】
第1X線管装置110は、第1X線管111、絞り装置112からなり、第2X線管装置120は、第2X線管121、絞り装置122からなる。ここで、第1X線管111のX線焦点と、第1X線検出器113の中央とを結ぶ線を第1中心線と称し、同様に、第2X線管121のX線焦点と、第2X線検出器123の中央とを結ぶ線を第2中心線と称する。第1,第2中心線がそれぞれ回転中心軸RAと交差し、かつ第2中心線が第1中心線に対して回転中心軸RAまわりに所定角度、例えば90°ずれるように第1,第2ペア11,12の位置が設計されている。
【0014】
上記Zシフト機構15は、第1ペア11と第2ペア12との少なくとも一方、ここでは第2ペア12を回転中心軸RAに沿って移動するために必要な構造および動力源を備えている。このZシフト機構15による第2ペア12の移動によって、第1ペア11の中心線に対して第2ペア12の中心線が交差する初期状態から、第1ペア11の中心線に対して任意距離前後に第2ペア12の中心線をずらすことが可能となっている。
【0015】
X線制御部13は、管電圧及びフィラメント電流(フィラメント電流により管電流が制御される)を第1、第2X線管111,121に対して個別に印加及び供給することができるように2系統の変圧器を装備している。第1、第2X線検出器113、123の出力は、それぞれデータ収集部114、124、図示しないが連続回転を可能にするスリップリングを介して、コンピュータ装置2の前処理部23に供給される。前処理部23では、データ収集部114,124から送られてくるデータ(この段階のデータは、一般的に、生データと呼ばれる)を、再構成処理に使えるデータ(この段階のデータは、一般的に、投影データと呼ばれる)に仕立て上げる処理を担っており、その処理には、典型的には、X線管111,121の管電圧や管電流の変動に伴うX線強度の変動をリファレンス検出器で検出し、この検出値に従って生データを正規化してX線強度のばらつきを補正するいわゆるリファレンス補正処理、被検体Pの生データから事前に収集しておいた水ファントムの生データを差し引くことによりウエッジフィルタ等のX線吸収及び検出器のチャンネル間の感度差を打ち消すための水補正処理、さらにビームハードニング補正処理や体動補正処理等が含まれこともある。
【0016】
前処理部23で前処理を受けた投影データに基づいて断層像データが再構成ユニット24で再構成される。この断層像データは、画像表示ユニット25で表示される。
【0017】
図2(a)には第1X線検出器113の側面図、図3(a)には第1X線検出器113の平面図がそれぞれ示されている。第1X線検出器113は、複数、ここでは4つの第1検出素子列116を有している。4つの第1検出素子列116は、その長手方向がスライス方向(回転中心軸RA)と平行になるように、並設される。各第1検出素子列116は、スライス方向に関して一列に配列された複数の第1検出素子115から構成される。各第1検出素子115は、スライス方向に関して第1の幅の有感域を備えている。第1の幅は、例えば8mmのスライス厚s1に対応するように設定される。従って、第1ペア11では、連続する4つの8mm厚のスライスのデータを同時に収集することが可能である。なお、スライス厚s1×列数を、第1ペア11の合計スライス厚S1と称する。
【0018】
図2(b)には第2X線検出器123の側面図、図3(b)には第2X線検出器123の平面図がそれぞれ示されている。第2X線検出器123は、複数、ここでは第1X線検出器113と同じ4つの第2検出素子列126を有している。4つの第2検出素子列126は、その長手方向がスライス方向(回転中心軸RA)と平行になるように、並設される。各第2検出素子列126は、スライス方向に関して一列に配列された複数の第2検出素子125から構成される。各第2検出素子125は、チャンネル方向に関しては第1検出素子115と同じ幅であって、スライス方向に関しては第1の幅よりも狭い第2の幅の有感域を備えている。第2の幅は、例えば0.5mmのスライス厚s2に設計される。従って、第2ペア12では、連続する4つの0.5mm厚のスライスのデータを同時に収集することが可能である。なお、スライス厚s2×列数を、第2ペア12の合計スライス厚S2と称する。
【0019】
このような第1、第2のペア11,12に対して、中央制御ユニット21はZシフト機構15に対して3種類の制御モードを備えている。この3種類の制御モードは、操作パネル26を介して操作者によって選択される。第1モードは、図4に示すように、第1ペア11の中心線に対して第2ペア12の中心線が交差する初期状態を維持する又はずれた状態から初期状態に戻すための制御が行われる。そのために第1モードでは、第1ペア11と第2ペア12により、同じ位置であってスライス厚の異なるスライスのデータを同時に収集することが可能となる。
【0020】
臨床上では、広い範囲を厚いスライス厚でデータを収集することで全体的な内部情報を大雑把に取得し、その中心付近では、薄いスライス厚でデータを収集して詳細な内部情報を取得することが、1回のスキャンで実現できる。
【0021】
第2モードでは、図5に示すように、第1ペア11の中心線に対して第2ペア12の中心線が所定距離Δdずらすための制御が行われる。この第1ペア11の中心線と第2ペア12の中心線との間の距離は、第1ペア11の合計スライス厚S1の1/2の距離と、第2ペア12の合計スライス厚S2の1/2の距離との合計距離に決定されている。このように第2モードでは、第1,第2のペア11,12が、所定距離(S1/2+S2/2)に設定されることにより、途中からスライス厚が変化する連続する複数、ここでは8枚のスライスのデータを同時に収集することが可能となる。
【0022】
臨床上では、広い範囲を厚いスライス厚でデータを収集することで全体的な内部情報を大雑把に取得し、その範囲に隣接する比較的狭い範囲では薄いスライス厚でデータを収集して詳細な内部情報を取得することが、1回のスキャンで実現できる。
【0023】
第3モードは、第1ペア11の中心線に対する第2ペア12の中心線の距離を任意に設定するために、操作パネル26からの指示に従った制御が行われる。第3モードでは、第1,第2のペア11,12で、別々な任意の位置でスライス厚の異なるスライスのデータを同時に収集することが可能となる。臨床上では、広い範囲を厚いスライス厚でデータを収集することで全体的な内部情報を大雑把に取得し、特に患部のある関心の高い部分では、薄いスライス厚でデータを収集して詳細な内部情報を取得することが、1回のスキャンで実現できる。
【0024】
なお、スキャンでは第1、第2ペア11、12が同一角速度で回転し、第2ペア12の検出素子125が第1ペア11の検出素子125よりも有感域面積が狭い、つまり第2ペア12が第1ペア11よりも低感度である。この感度差を是正するために、スキャンに際しては、中央制御ユニット21は、第2X線管121から曝射されるX線の線量が、第1X線管111から曝射されるX線の線量よりも高く設定する。具体的には、第1X線管111に印加される管電圧TV1と、第2X線管121に印加される管電圧TV1とは等価又は略等価に設定され、一方、第1X線管111のフィラメント電流(管電流:TC1)は、第2X線管121のフィラメント電流(管電流:TC2)よりも低く設定される。例えば第2X線管121の管電流は250mAに、第1X線管111の管電流は50mAに設定される。このように管電圧は同じに、管電流を相違させることにより、線量は相違するが、線質は同じに揃えることができる。
【0025】
以上のように、本実施形態によれば、1回のスキャンで同じ位置であってスライス厚の異なるスライスに関するデータを同時に収集すること、1回のスキャンでスライス厚が異なる複数スライスに関するデータを連続スライスとして同時に収集すること、1回のスキャンでスライス厚が異なる複数スライスに関するデータを任意の位置で同時に収集することが実現され得る。
【0026】
(変形例)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されてもよい。
【0027】
例えば、図6(a)、図6(b)、図7(a)、図7(b)に示すように、第1X線検出器213が、例えば2mmのスライス厚に対応する検出素子列213の一列から構成され、第2X線検出器223が、合計スライス厚が検出素子列213のスライス厚と同じになるように、例えば0.5mmのスライス厚に対応する検出素子列223が4列から構成されてもよい。この場合、2mm厚のスライスのデータと、それと合計スライス厚が同じ0.5mm×4スライスのデータを同時に収集することができる。臨床上では、同じ範囲のデータを、厚い1枚のスライスで大雑把に、また薄い複数スライスで詳細に内部を観察することができる。
【0028】
また、図8(a)、図8(b)に示すように、第1X線検出器313が、例えば2mmのスライス厚に対応する検出素子列316の4列から構成され、第2X線検出器323が、合計スライス厚が検出素子列313の2列分の合計スライス厚と同じになるように、例えば1mmのスライス厚に対応する検出素子列323が4列から構成されてもよい。この場合、、図9に示すように、中央を1mm厚の薄い4枚のスライスでデータ収集を行い、それと同時に、その中央4枚のスライスの両側に隣接した状態で2mmの厚いスライスで1枚ずつデータを収集することができる。臨床上では、中央を薄い4枚のスライスで詳細に、その両側は厚いスライスで大雑把に観察することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、1回のスキャンでスライス位置が同じであってスライス厚の異なる断面に関するデータを収集することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影装置の主要部の構成図。
【図2】図1の第1、第2ペアのスライス厚を示す図。
【図3】図1の第1、第2のX線検出器の平面図。
【図4】第1ポジションモードにおける図1の第1、第2ペアのポジションを示す図。
【図5】第2ポジションモードにおける図1の第1、第2ペアのポジションを示す図。
【図6】本実施形態の変形例において、第1、第2ペアのスライス厚を示す図。
【図7】図6の第1、第2のX線検出器の平面図。
【図8】本実施形態の他の変形例において、第1、第2ペアのスライス厚を示す図。
【図9】図8の第1、第2ペアのポジションを示す図。
【符号の説明】
1…スキャンガントリ、
11…第1ペア、
110…第1X線管装置、
111…第1X線管、
112…第1X線絞り装置、
113…第1X線検出器、
114…第1データ収集部、
12…第2ペア、
120…第2X線管装置、
121…第2X線管、
122…第2X線絞り装置、
123…第2X線検出器、
124…第2データ収集部、
13…X線制御部、
14…ガントリ制御部、
2…コンピュータ装置、
21…中央制御ユニット、
22…データ/制御バス、
23…前処理部、
24…再構成ユニット、
25…画像表示ユニット、
26…操作パネル。

Claims (10)

  1. 第1X線管と第1X線検出器とからなる第1ペアと、
    第2X線管と第2X線検出器とからなる第2ペアと、
    前記第1,第2ペアを被検体の周囲を回転可能に支持する回転機構と、
    前記第1X線検出器の出力に基づいて第1画像データを再構成し、前記第2X線検出器の出力に基づいて第2画像データを再構成する再構成ユニットとを具備し、
    前記第1X線検出器は第1スライス厚に対応する複数の第1検出素子の列を有し、前記第2X線検出器はチャンネル方向に関しては前記第1検出素子と同じ幅を有し、かつ前記第1スライス厚よりも薄い第2スライス厚に対応して有感域面積が前記第1検出素子よりも狭い複数の第2検出素子の列を有することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  2. 前記第1X線検出器は前記第1検出素子の列を複数列有し、前記第2X線検出器は前記第2検出素子の列を前記第1検出素子の列と同じ列数有することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  3. 前記第1X線検出器は前記第1検出素子の列を1列有し、前記第2X線検出器は前記第2検出素子の列を複数列有することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  4. 前記第1検出素子の列が対応する第1スライス厚は、前記第2検出素子の列が対応する第2スライス厚の偶数倍であることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  5. 前記第1検出素子の列が対応する第1スライス厚は8mmであり、前記第2検出素子の列が対応する第2スライス厚は0.5mmであることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  6. 前記第1ペアと前記第2ペアとの少なくとも一方をスライス方向に関して移動するZシフト機構をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  7. 前記回転機構は、前記第2X線管の焦点から前記第2X線検出器の中央を結ぶ中心線が、前記第1X線管の焦点から前記第1X線検出器の中央を結ぶ中心線に一致又は略一致するように前記第1,第2ペアを支持することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  8. 前記回転機構は、前記第2X線管の焦点から前記第2X線検出器の中央を結ぶ中心線が、前記第1X線管の焦点から前記第1X線検出器の中央を結ぶ中心線に対して、スライス方向に関して、前記第1スライス厚と前記第1検出素子の列の列数の乗算値の1/2と、前記第2スライス厚と前記第2検出素子の列の列数の乗算値の1/2との合計距離だけ離れるように前記第1,第2ペアを支持することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  9. 前記第2X線管の管電流を前記第1X線管の管電流よりも高く設定するX線制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  10. X線管とマルチスライス形X線検出器とからなるペアを複数備え、前記複数のペア中の少なくとも1つのペアは他のペアに対して対応するスライス厚が相違するように構成されていることを特徴とするX線コンピュータ
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