JPH1156830A - 情報伝送装置及びx線ct装置 - Google Patents

情報伝送装置及びx線ct装置

Info

Publication number
JPH1156830A
JPH1156830A JP9231164A JP23116497A JPH1156830A JP H1156830 A JPH1156830 A JP H1156830A JP 9231164 A JP9231164 A JP 9231164A JP 23116497 A JP23116497 A JP 23116497A JP H1156830 A JPH1156830 A JP H1156830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
rotation angle
ray
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9231164A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Suzuki
達郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9231164A priority Critical patent/JPH1156830A/ja
Publication of JPH1156830A publication Critical patent/JPH1156830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転リングを有するX線CT装置の角度分割
多重伝送を可能とする。 【解決手段】 回転部1の回転リング4を回転駆動する
モータが1回転する毎に原点検出パルスを出力する原点
センサ22と、このモータの回転数に応じたエンコード
パルスを出力するロータリーエンコーダ21を固定部2
側に設け、この各パルスを回転部1側に設けられている
角度計算器9に光伝送する。角度計算器9は、この各パ
ルスに基づいて回転リング4の回転角度を計算する。分
配部11は、この計算された回転角度に基づいて、回転
リング4の外周に沿って複数ブロック設けられている発
光部5を発光駆動して収集データを角度分割多重伝送す
る。回転リング4の角度検出手段(ロータリーエンコー
ダ21,原点センサ22)が固定部2側に設けられてい
るため、正確な回転角度検出を行うことができ、正確な
角度分割多重伝送による収集データの高速伝送を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば回転リング
を有するX線CT装置等に設けて好適な情報伝送装置、
及びこの情報伝送装置に係る技術的思想が適用されたX
線CT装置に関し、特に、回転部側から固定部側に多量
の情報を伝送する場合に、回転リング等の回転体の回転
角度に応じて一つの情報を分割して伝送する角度分割多
重伝送を図り、該多量の情報の高速伝送を図った情報伝
送装置及びX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影データ等の情報を、例えばス
リップリング(リングとブラシ)や光(発光体と受光
体)を伝送媒体として回転部と固定部との間において送
受信するX線CT装置が知られている。このようなX線
CT装置では、円周上(リング部)における回転部と固
定部との双方の接点が、情報の送受信に用いられるよう
になっている。
【0003】ここで、伝送路の伝送レートには限りがあ
るため、この伝送路を用いてより多くの情報を伝送する
ためには、複数の伝送路を用いる必要がある。これは、
物理的には例えば前記伝送路を複数設けることにより、
すなわち、スリップリングを複数設けることにより実現
することができる。しかし、この方法では、実装スペー
スが大きくなるうえ、製造コストが高くなる問題があ
る。
【0004】これを解決する方法として、前記リング部
を複数に分割し、送受信する情報を回転部の回転角度に
応じて制御することで、複数の伝送路を一つのリングで
確保する方法がある。
【0005】まず、図14にこの方法を用いたX線CT
装置の全体的なブロック図を示す。このX線CT装置
は、後に説明するが一つのリング上に例えば4つの伝送
路を形成した回転部100と、この回転部100からの
撮影データに応じた撮影画像を表示等する固定部110
とで構成されている。
【0006】オペレータにより撮影の開始が指定される
と、この撮影の開始のコマンドが固定部110のオペレ
ータインターフェース101(オペレータIF)を介し
てコンピュータ102に供給される。コンピュータ10
2は、このコマンドをトリガとして撮影条件等に応じた
撮影を行うように管電圧の制御信号等を出力する。この
制御信号は、固定部100側のデータ伝送インターフェ
ース103(データ伝送IF)を介して回転部110側
に光伝送される。
【0007】回転部110は、この光伝送された制御信
号等を、該回転部110側のデータ伝送IF112を介
して取り込み、これを高電圧発生部113に供給する。
高電圧発生部113は、この制御信号に基づいてX線管
114を駆動する。これにより、図14に点線で示すよ
うに被検者の撮影部位に対してX線が曝射されX線像が
形成されることとなる。
【0008】このX線像は、検出器115により検出さ
れ、電気信号である収集データをしてデータ伝送IF1
12を介して固定部100側に光伝送される。固定部1
00は、この光伝送された収集データをデータ伝送IF
103を介して取り込み、電気信号のかたちに変換して
コンピュータ102に供給する。コンピュータ102
は、この収集データに基づいて断層画像を形成し、これ
をモニタ装置104に供給する。これにより、モニタ装
置104の表示画面上に、撮影された断層画像を表示す
ることができる。
【0009】このように、固定部100と回転部110
との間のデータの送受信は双方向において光伝送により
行われるようになっているのであるが、このうち、回転
部110側から固定部100側に伝送される収集データ
のデータ量は、数〜数十MB(メガバイト)/sec程
度必要となる。このため、回転部110側から固定部1
00側への収集データの伝送は、角度分割多重伝送によ
り伝送されるようになっている。
【0010】図15に、この角度分割多重伝送を行う際
の固定部100及び回転部110の詳細な構成を示す。
【0011】この図15に示す例では、固定部100及
び回転部110には、一つのリング123上に例えば4
つの伝送路が設けられている。送信部120は、前記検
出器115から収集データが供給されると、一纏まりの
収集データを各伝送路に対応させて4つに分割し、これ
らを第1〜第4のポート120a〜120dを介して分
配部121に供給する。
【0012】分配部121には、この撮影データの他
に、角度検出器122からのリング123の回転角度を
示す回転角度検出出力が供給されている。分配部121
は、この回転角度検出出力で示されるリング123の回
転角度に応じて、リング123の外周に沿って8ブロッ
ク分設けられた発光部124に設けられている複数の発
光素子を発光駆動して収集データを光伝送するのである
が、この際、送信部120の第1のポート120aを介
して供給された収集データは、常に固定部100側に設
けられている受信部130の第1のポート130aを介
して該受信部130に供給されるように、また、送信部
120の第2のポート120bを介して供給された収集
データは、常に固定部100側に設けられている受信部
130の第2のポート130bを介して該受信部130
に供給されるようにタイミングを計って前記発光部12
4を発光駆動する。
【0013】すなわち、固定部100の受信部130に
設けられている第1〜第4のポート130a〜130d
は、リング130の外周に沿って等間隔で設けられた第
1〜第4の受光部126a〜126dにそれぞれ接続さ
れており、分配部121は、対応する受光部126a〜
126dで収集データの受光が行われるように、角度検
出器122からの回転角度検出出力に応じて発光部12
4を発光駆動する。
【0014】これにより、一つのリング123で、数〜
数十MB(メガバイト)/secある大量の収集データ
を並列的に分割して固定部100に高速に伝送すること
ができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のX線
CT装置は、角度検出器122により検出されたリング
123の回転角度に応じて収集データを分割してこれら
を並列的に光伝送するのであるが、この際、回転部11
0側において固定部100側との相対的な位置関係(回
転角度)を知る必要がある。前述のように、従来のX線
CT装置は、この回転角度の検出を角度検出器122が
行うようになっているのであるが、この角度検出器12
2として適当なものが現存しないことが問題となってい
た。
【0016】すなわち、例えばこの角度検出器122と
して、一般的にはいわゆる液体センサを用いることが考
えられる。しかし、液体センサは、リング123が静止
している間は正確に角度検出を行うことができるのであ
るが、リング123が回転を始めると、遠心力や加減速
に伴う力が働くため、内部の液体が振動し、正確な角度
検出を行うことが困難となる問題がある。このため、例
えば60rpmという高速でリング123が回転する回
転部110に設けても正確な角度検出を行うことはでき
ず、結果的に前述の角度分割多重伝送の実現も困難とな
る。
【0017】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、回転部の回転角度を正確に検出し、角度分割多
重伝送を実現して高速データ伝送を可能とすることがで
きるようなX線CT装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報伝送装
置は、相対的に回転する第1の体及び第2の体を有し、
前記第1の体に設けられ、回転角度に応じて複数の送信
手段に情報を分配する情報分配手段と、前記第1の体に
設けられ、情報分配手段により供給された信号に基づ
き、信号の発信を行う複数の送信手段と、前記第2の体
に設けられ、前記送信手段からの信号を受信する複数の
受信手段と、前記第2の体に設けられ、前記受信手段か
らの信号に基づき前記情報を復元する情報復元手段とを
有する情報伝送装置である。
【0019】そして、上述の課題を解決するために、前
記第2の体に設けられ、第1の体と第2の体の相対的な
回転角度を検出する回転角度情報検出手段と、前記回転
角度情報検出手段により検出された回転角度を示す回転
角度情報を第2の体から第1の体へ伝送する伝送手段と
を有し、前記情報分配手段は、前記伝送手段により伝送
された前記回転角度情報を用いて情報の分配を行う。
【0020】また、本発明に係るX線CT装置は、X線
を対象物に照射するX線発生手段及び前記対象物を透過
したX線を検出するX線検出手段を回転部に備え、前記
X線検出手段により検出された情報に基づいて、前記対
象物の内部構造を解析するX線CT装置であり、上述の
課題を解決するために、前記回転部に、回転角度に応じ
て複数の送信手段に前記情報を分配する情報分配手段
と、情報分配手段から供給された信号に基づいて、信号
の発信を行う複数の送信手段とを有する。
【0021】また、前記固定部に、前記送信手段からの
信号を受信する複数の受信手段と、前記受信手段からの
信号に基づいて、前記情報を復元する情報復元手段と、
前記回転部と固定部の相対的な回転角度を検出する回転
角度情報検出手段と、前記回転角度情報検出手段により
検出された回転角度情報を固定部から回転部へ伝送する
伝送手段とを有する。
【0022】そして、前記情報分配手段が、前記伝送手
段から伝送された回転角度情報を用いて情報の分配を行
う。
【0023】これにより、回転部の回転角度を正確に検
出し、角度分割多重伝送を実現して高速データ伝送を可
能とすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るX線CT装置
の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0025】まず、本発明の第1の実施に形態のX線C
T装置は、図1に示すように回転部1と固定部2とで構
成されている。
【0026】回転部1は、その略中心部に位置するよう
に載置された被検体に対してX線を曝射するX線管3及
びこのX線の曝射により形成されたX線像を検出するX
線検出器13を回転移動させる回転リング4と、回転リ
ング4の外周に沿ってそれぞれ等間隔となるように8ブ
ロック分設けられた発光部5と、固定部2から光送信さ
れるX線の曝射制御信号,送信制御信号等を受信するよ
うに回転リング4の外周の一部に設けられた例えば一つ
の受信部6とを有している。
【0027】また、回転部1は、受信部6で受信された
X線の曝射制御信号,送信制御信号等に基づいて各部を
制御する受信制御部7と、受信制御部7からの曝射制御
信号によりX線管3を高電圧駆動する高電圧発生部8
と、受信制御部7からの送信制御信号に基づいて当該回
転部1の回転角度を検出する角度計算器9とを有してい
る。
【0028】また、回転部1は、X線検出器13からの
一纏まりの収集データを例えば4分割してパケット化
し、これを第1〜第4の各ポート10a〜10dを介し
て出力する送信部10と、角度計算器9からの角度検出
出力に応じた発光部5を、送信部10の各ポート10a
〜10dからの収集データに基づいて発光駆動すること
で各収集データを固定部2側に角度分割多重伝送する分
配部11とを有している。
【0029】次に固定部2は、回転部1の回転リング4
の外周を取り囲むようにして設けられた固定リング15
と、固定リング15の外周に沿って設けられた複数の発
光部16と、固定リング15の外周に沿って例えば等間
隔で設けられ、回転部1の発光部5を介して角度分割多
重伝送された収集データを受光する第1〜第4の受光部
17a〜17dと、各受光部で受光した各収集データを
第1〜第4のポート18a〜18dを介して取り込む受
信部18とを有している。
【0030】また、固定部2は、受信部18を介して取
り込まれた各収集データに基づいて撮影画像等を形成
し、これをモニタ装置20に表示制御すると共に、オペ
レータの操作指示(オペレータコマンド)に応じた制御
信号を出力するコンピュータ19と、回転部1の回転リ
ング4を例えば60rpmで高速回転駆動するモータが
1回転する間に1万発のエンコードパルスを出力するロ
ータリーエンコーダ21と、このモータが1回転する毎
に1発の原点検出パルスを出力する原点センサ22と、
コンピュータ19からの制御信号及び前記エンコードパ
ルス,原点検出パルスに応じて固定リング15に設けら
れた発光部16を発光駆動して回転部1側にこれらの情
報を光送信する送信制御部23とを有している。
【0031】このようなX線CT装置は、回転部1側か
ら固定部2側に情報を光伝送する場合は、情報量の多い
収集データを高速伝送する必要があるため、回転リング
4の回転角度に応じて収集データを分割多重化して伝送
する角度分割多重伝送を行い、固定部2側から回転部1
側に光伝送する場合は、情報量の少ない曝射制御信号,
送信制御信号(エンコードパルス,原点検出パルス)で
あるため時分割多重伝送を行うようになっている。
【0032】後に説明するが、この角度分割多重伝送を
行うために固定リング15には、第1〜第4の受光部1
7a〜17dの計4つの受光部17a〜17dが設けら
れているのに対し、回転リング4には、この各受光部1
7a〜17dの数の2倍の計8つの発光部5が設けられ
ている。なお、この回転リング4の発光部の数と固定リ
ング15の受光部の数との関係は説明の都合上整数倍と
したが、これは一例であり、角度分割多重伝送が可能で
あればそれぞれ所望の数に適宣変更可能である。
【0033】また、このX線CT装置は、角度分割多重
伝送を行うのに必要な回転部1の回転リング4の回転角
度の検出部が、固定部2側に設けられていることが特徴
となっている。すなわち、固定部2側に設けられたロー
タリーエンコーダ21及び原点センサ22が回転リング
4の回転角度の検出に必要なエンコードパルス及び原点
検出パルスを出力するようになっており、この各パルス
が時分割多重されて回転部1側に光伝送され、回転部1
側に設けられた角度計算器9が前記各パルスに基づいて
回転リング4の回転角度を算出するようになっている。
【0034】次に、このような構成を有する当該第1の
実施の形態のX線CT装置の動作説明をする。
【0035】まず、当該X線CT装置を用いて被検体の
所望の部位の撮影を行う場合、オペレータは、図示しな
い操作部を操作して撮影開始を指示する。これにより、
コンピュータ19に撮影開始を指示するためのオペレー
タコマンドが供給される。コンピュータ19は、このオ
ペレータコマンドが供給されると、回転リング4を回転
駆動するモータを回転制御すると共に、X線管3の管電
圧を制御するための曝射制御信号を形成し、これを送信
制御部23に供給する。これにより、モータの回転力が
回転リング4に伝達され、該回転リング4が回転駆動さ
れることとなる。
【0036】送信制御部23は、この曝射制御信号が供
給されると、固定リング15の外周に沿って設けられて
いる各発光部16を全て同一の発光タイミングで駆動し
て、該曝射制御信号を回転部1側に光伝送する。前述の
ように、この曝射制御信号は、情報量が少ないため、時
分割多重伝送で光伝送される。
【0037】この光伝送された曝射制御信号は、回転リ
ング4の外周の一部に設けられている受光部6により受
光される。前述のように、回転リング4に設けられてい
る受光部6は一つのみであるが、固体部2側から回転部
1側に情報を光伝送する場合は、固定リング15の外周
に沿って複数設けられている発光部16を全て同一の発
光タイミングで駆動することで光伝送するようになって
いるため、回転リング4の回転角度に拘わらず、この一
つの受光部6により固体部2側からの情報が受光可能と
なっている。
【0038】次に、受光部6は、この曝射制御信号を受
光すると、これを電気信号のかたちに変換して受信制御
部7に供給する。受信制御部7は、この曝射制御信号に
基づいて、所定の管電圧をX線管3に供給するように高
電圧発生部8を制御する。これにより、図示しない寝台
により回転リング4の回転軸に沿って載置された被検体
の所望の部位にX線管3からのX線が曝射されることと
なる。
【0039】このX線の曝射により形成されたX線像
は、該X線管3に対して対向配置されているX線検出器
13で検出され、収集データとして送信部10に供給さ
れる。送信部10は、一纏まりの収集データを4分割し
てパケット化し、これらを第1〜第4のポート10a〜
10dを介して分配部11に供給する。
【0040】ここで、コンピュータ19は、このように
撮影を行うための曝射制御信号を回転部1側に光伝送す
ると共に、回転リング4を回転駆動するモータの回転に
応じて形成されるロータリーエンコーダ21からのエン
コードパルス及び原点センサ22からの原点検出パルス
をそれぞ回転部1側に光伝送するように送信制御部23
を制御する。
【0041】具体的には、回転リング4は、図2に示す
ようにモータ25の回転力をターンベルト26を介して
回転リング4に伝達することで回転駆動されるようにな
っている。原点センサ22は、回転リング4の外周の一
部に設けられ、該回転リング4の回転に連れて回転する
反射板27と、固定部2側に設けられ、回転リング4に
対して光を照射することで前記反射板27により反射さ
れた光を受光するフォトセンサ28とで構成されてい
る。
【0042】このため、回転リング4が回転駆動され、
反射板27がフォトセンサ28の直前を通過するタイミ
ングで、フォトセンサ28から出射された光が反射板2
7により反射され該フォトセンサ28により受光され原
点検出パルスが形成されることとなる。従って、この原
点検出パルスは、回転リング4が1回転する毎に1発の
割合で形成されることとなる。これに対してロータリー
エンコーダ21は、例えばモータ25が1回転する間に
例えば1万発のエンコードパルスを形成する。
【0043】送信制御部23は、このエンコードパルス
及び原点検出パルスが供給されると、固定リング15の
外周に沿って設けられている各発光部16を全て同一の
発光タイミングで駆動して、該原点検出パルス及びエン
コードパルスを回転部1側に光伝送する。前述のよう
に、この送信制御信号であるエンコードパルス及び原点
検出パルスは情報量が少ないため、時分割多重伝送で回
転部1側に光伝送される。
【0044】この光伝送された原点検出パルス及びエン
コードパルスは、回転リング4の外周の一部に設けられ
ている受光部6により受光され、電気信号のかたちに変
換されて受信制御部7に供給される。受信制御部7は、
この電気信号のかたちに変換された原点検出パルス及び
エンコードパルスを角度計算器9に供給する。
【0045】角度計算器9は、原点検出パルスが供給さ
れたタイミングでエンコードパルスのカウントを開始
し、次に原点検出パルスが供給されるまでの間に何発の
エンコードパルスが供給されるかをカウントする。そし
て、このカウント値に基づいて回転リング4の回転角度
を算出し、この回転角度検出出力を分配部11に供給す
る。
【0046】なお、この回転リング4に回転角度は、こ
のようにリアルタイムで演算してもよいが、各カウント
値に対応する回転リング4の回転角度を予め測定により
求めテーブル化しておき、角度計算器9が前記カウント
値を検出した際にこのテーブルを参照して回転リング4
の回転角度を検出するようにしてもよい。
【0047】次に、分配部11は、前記送信部10の第
1のポート10aを介して供給された収集データは固定
部2側に設けられている受信部18の第1のポート18
a伝送されるように、また、送信部10の第2のポート
10bを介して供給された収集データは固定部2側に設
けられている受信部18の第2のポート18bに伝送さ
れるように、受信部18の各ポート18a〜18dに対
応する固定リング16の各受光部17a〜17dで、光
伝送する各収集データが受光されるように回転リング4
の各発光部5を発光制御して、各収集データを角度分割
多重伝送する。
【0048】具体的には、各収集データは、受信部18
の各ポート18a〜18dに接続された固定リング15
の対応する各受信部17a〜17dで受信される必要が
ある。これに対して、第1〜第8の発光部が設けられた
回転リング4は、前述のように高速で回転駆動されてい
る。このため、分配部11は、この回転リング4が1/
4回転する毎に第1〜第8の発光部に供給する収集デー
タの切り替えを行う。この収集データの切り替えは、各
受光部17a〜17dの感度の無くなる領域(タイミン
グ)で行われる。
【0049】この分配部11の切替制御を、図3に示す
第1の収集データを例にとって説明すると、この第1
の収集データは、送信部10の第1のポート10aを
介して分配部11に供給されたものであり、受信部18
の第1のポート18aに接続された固定リング15の第
1の受信部17aで受信される必要がある。
【0050】このため、分配部11は、角度計算器9に
より算出された回転角度に基づいて、まず、回転リング
4の第1の発光部が、第1の受信部17aの有感領域に
回転移動されたタイミングで、第1の発光部に第1の収
集データの供給を開始する。この第1の発光部への第
1の収集データの供給は、第1の発光部が1/4回転
するまでの間行われる。
【0051】次に、分配部11は、角度計算器9により
算出された回転角度に基づいて、回転リング4の第1の
発光部が1/8回転されたタイミングで、第2の発光部
に第1の収集データの供給を開始する。この第2の発
光部への第1の収集データの供給は、第2の発光部が
1/4回転するまでの間行われる。
【0052】次に、分配部11は、角度計算器9により
算出された回転角度に基づいて、回転リング4の第1の
発光部が1/4回転されたタイミングで、第3の発光部
に第1の収集データの供給を開始する。この第3の発
光部への第1の収集データの供給は、第3の発光部が
1/4回転するまでの間行われる。
【0053】次に、分配部11は、角度計算器9により
算出された回転角度に基づいて、回転リング4の第1の
発光部が3/8回転されたタイミングで、第4の発光部
に第1の収集データの供給を開始する。この第4の発
光部への第1の収集データの供給は、第3の発光部が
1/4回転するまでの間行われる。
【0054】すなわち、分配部11は、第1発光部が1
/8回転する毎に、第1の収集データを第1〜第8の
発光部に切り替えて供給する。これにより、第1〜第8
の発光部が第1の受光部17aの有感領域に位置するタ
イミングで第1の収集データを伝送することができ、送
信部10の第1のポート10aを介した収集データ
を、常に第1の受光部17aで受信可能とすることがで
きる。
【0055】なお、以上は、第1の収集データについて
の説明であったが、他の第2〜第4の収集データ〜
についても、これと同様に切り替え制御され伝送され
る。
【0056】このように、角度分割多重伝送された各収
集データは、第1〜第4のポート18a〜18dを介し
て固定部2側の受信部18に供給される。受信部18
は、各収集データを受信すると、これをコンピュータ1
9に供給する。コンピュータ19は、パケット化されて
伝送される各収集データに基づいて撮影画像を形成し、
これをモニタ装置20に供給する。これにより、モニタ
装置20の表示画面上に被検体の所望の部位の撮影画像
を表示することができる。
【0057】以上の説明から明らかなように、当該第1
の実施の形態のX線CT装置は、固定部2側に回転リン
グ4の回転角度を検出するロータリーエンコーダ21及
び原点センサ22を設け、この各検出出力を回転部1側
に設けられている角度計算器9に時分割伝送し、角度計
算器9において回転リング4の回転角度を検出すること
により、回転リング4の回転状態に拘わらず正確に回転
角度を検出することができる。このため、回転部1側か
ら固定部2側に対して、正確に収集データを角度分割多
重伝送することができる。従って、収集データの高速伝
送を可能とすることができる。
【0058】なお、上述の第1の実施の形態の説明にお
いては、角度計算器9は回転部1側に設けられることと
したが、この角度計算器9は、固定部2側に設けるよう
にしてもよい。この場合、固定部2側に設けられた角度
計算器9で算出された回転角度検出出力を固定リング1
5の発光部16を介して回転部1側に光伝送すればよ
い。
【0059】さらに、固定部2側に設けられた角度計算
器9で算出された回転角度検出出力に基づいて、分配部
11の切り替えタイミングまでを計算し、これを固定リ
ング15の発光部16を介して回転部1側に光伝送する
ようにしてもよい。
【0060】次に本発明に係る第2の実施の形態のX線
CT装置の説明をする。
【0061】上述の第1の実施の形態の説明において
は、角度検出手段(ロータリーエンコーダ21及び原点
センサ22)は、固定部2側にのみ設けられていること
としたが、この第2の実施の形態のX線CT装置は、こ
れらに加え、回転部1側にも角度検出手段を設けるよう
にしたものである。
【0062】なお、この第2の実施の形態のX線CT装
置は、第1の実施の形態のX線CT装置に対してこの点
のみがことなるため、以下、この差異の説明のみ行い重
複説明を省略することとする。
【0063】この第2の実施の形態のX線CT装置は、
図1に点線のブロックで示すように回転部1側に角度検
出器30を設けた構成となっている。上述の第1の実施
の形態のX線CT装置は、原点センサ22により原点を
切ったことが検出されたタイミングでロータリーエンコ
ーダ21からのエンコードパルスのカウントを開始する
ようになっていたため、回転リング4が回転を開始する
までは、回転角度の検出を行うことができない。
【0064】前記角度検出器30は、回転リング4が静
止した状態でも回転角度の検出が可能となっており、具
体的には、図4に示すように所定重量の重り35を吊し
た軸36が、回転リング4の回転軸方向となるように設
けた絶対値エンコーダ37により構成されている。
【0065】この絶対値エンコーダ35は、軸36の回
転角度を示すエンコード出力を前記角度計算器9に供給
するようになっている。回転リング4が静止状態である
ときは、重り35が床に対して垂直に位置する状態とな
る。このため、この静止状態での前記エンコード出力を
角度計算器9に供給することにより、回転リング4の静
止状態での回転角度を算出することができる。
【0066】分配部11は、原点センサ22からの原点
検出パルスが供給されるまでの間は、静止時の絶対値エ
ンコーダ35からのエンコード出力と、ロータリーエン
コーダ21からのエンコードパルスに基づいて角度計算
器9により算出された回転角度に基づいて、上述の角度
分割多重伝送を行い、原点センサ22からの原点検出パ
ルスが供給された後は、ロータリーエンコーダ21から
のエンコードパルス及び原点センサ22からの原点検出
パルスに基づいて角度計算器9により算出された回転角
度に基づいて上述の角度分割多重伝送を行う。
【0067】これにより、回転リング4が静止状態の
間、及び回転リング4が回転を開始してから前記原点検
出パルスが供給されるまでの間も上述の角度分割多重伝
送を可能とすることができる他、上述の第1の実施の形
態のX線CT装置と同じ効果を得ることができる。特
に、X線CT装置においては、撮影を行う前に、回転リ
ング4を回転させることなく(静止状態のまま)被検体
に対して少量のX線を曝射しながら透視を行い、撮影を
所望の部位を探査する、いわゆるスキャノグラムを撮る
場合が多いが、このような静止状態の場合でも上述の角
度分割多重伝送を可能とすることができ、撮影の高速化
及び利便性の向上を図ることができる。
【0068】また、メイン電源の投入から回転リング4
の回転が開始され原点検出パルスが供給されるまでの間
の収集データを前記伝送することができるため、回転リ
ング4を回転することなく収集データを得ることがで
き、サービスマンの安全や点検,修理に要する時間を短
縮化することができる。
【0069】なお、この第2の実施の形態のX線CT装
置において、絶対値エンコーダ35を用いた角度検出器
30の代わりに、液体センサ等を設けるようにしてもよ
い。
【0070】次に、本発明に係る第3の実施の形態のX
線CT装置の説明をする。
【0071】なお、この第3の実施の形態のX線CT装
置の説明において、上述の第1の実施の形態のX線CT
装置と同じ動作を示す箇所には同じ符号を付しその詳細
な説明を省略する。
【0072】この第3の実施の形態のX線CT装置は、
図5に示すように回転リング4の外周に沿って、等間隔
で第1〜第8の反射型センサ40a〜40hが設けられ
ている。この各反射型センサ40a〜40hは、図2を
用いて説明したフォトセンサ28と同じ構成を有してお
り、出射して反射された光を受光している間、例えばハ
イレベルのパルスを形成するようになっている。
【0073】また、このX線CT装置には、固定部2側
の一部に、各反射型センサ40a〜40hからの光を反
射する1枚の反射板41が設けられている。この反射板
41の長さは、隣接する各反射型センサが設けられてい
る間隔よりも多少長くなっており、後に説明するが2つ
の反射型センサがいずれも反応する期間(重複反応期
間)を意図的に形成するようになっている。
【0074】このような構成の第3の実施の形態のX線
CT装置は、メイン電源が投入されると、回転リング4
が回転駆動された際は勿論のこと、回転リング4が静止
状態であっても各反射型センサ40a〜40hから光が
出射される。この光は、固定部2側の一部に設けられた
反射板41により反射されその反射型センサの受光部に
より受光される。このため、回転リング4が静止状態で
あるときには、反射板41の直前に位置するいずれかの
反射型センサ40a〜40hからの出力が得られ、回転
リング4が回転状態であるときには、各反射型センサ4
0a〜40hが反射板41の直前を通過する毎にその反
射型センサからの出力が得られることとなる。
【0075】具体的には、図6に示すように回転リング
4が回転状態であるときには、第1〜第8の反射型セン
サ40a〜40hが、反射板41が設けられている箇所
に位置する間、その反射型センサから例えばハイレベル
の出力が得られる。この各反射型センサ40a〜40h
の出力は、それぞれ上述の分配部11に供給される。
【0076】分配部11には、出力が供給される各反射
型センサ40a〜40hに対応した回転リング4の回転
角度が予め記憶されている。すなわち、反射板41は、
1箇所にしか設けられていないため、各反射型センサ4
0a〜40hからの出力が得られる際の回転リング4の
回転角度を予め検出することで、該回転リング4の回転
角度を簡単に検出することができる。
【0077】分配部11は、各反射型センサ40a〜4
0hからの出力に基づいて回転リング4の回転角度を検
出すると、図6に示すようにこの回転角度に応じて上述
の第1〜第8の発光部に供給する収集データを切替制御
して角度分割多重伝送を行う。
【0078】ここで、前述のように反射板41は、その
長さが、隣接する反射型センサの間隔よりも長めに形成
されている。このため、回転リング4の回転角度に拘わ
らず、常にいずれかの反射型センサからの出力を得るこ
とができ、角度分割多重伝送を行うことができるのであ
るが、回転リング4の回転角度によっては、隣接する反
射型センサのいずれもが反射板41の直前に位置するよ
うになり、図6に示すように隣接する各反射型センサの
両方からの出力が得られる場合がある(重複反応期
間)。この場合、分配部11は、後から供給された方の
出力を優先し、この後からの出力が供給されたタイミン
グで収集データの切替制御を行う。
【0079】これにより、上述の第1,第2の実施の形
態のX線CT装置が必要としていたロータリーエンコー
ダ21,原点センサ22,角度計算器9及び角度検出器
30を用いることなく、回転リング4の回転角度に応じ
て角度分割多重伝送を行うことができる。また、ロータ
リーエンコーダ21,原点センサ22,角度計算器9及
び角度検出器30を不要とすることができるため、当該
X線CT装置の構成の簡略化を通じてローコスト化を図
ることができる他、上述の第1,第2の実施の形態のX
線CT装置と同じ効果を得ることができる。
【0080】次に、本発明の第4の実施の形態のX線C
T装置の説明をする。
【0081】なお、この第4の実施の形態のX線CT装
置の説明において、上述の第1の実施の形態と同じ動作
を示す箇所には同じ符号を付し、重複説明を省略するこ
ととする。
【0082】この第4の実施の形態のX線CT装置は、
図7(a)に示すように回転リング4の外周を覆うよう
に所定の距離をおいて第1〜第3の反射板45〜47が
設けられている。また、回転リング4には、各反射板4
5〜47にそれぞれ対向するように第1〜第3の反射型
センサ48〜50が設けられている。
【0083】各反射板45〜47は、図7(a)におい
ては理解を容易にするために平面的に示しているが、実
際には回転リング4の軸方向に沿って並設されている。
同様に第1〜第3の反射型センサ48〜50も各反射板
45〜47に対向するように回転リング4の軸方向に沿
って並設されている。
【0084】各反射板45〜47は、1/8周毎に、各
反射型センサ48〜50からの光を反射する「白」の塗
料、或いは各反射型センサ48〜50からの光を吸収す
る(反射しない)「黒」の塗料が塗布されており、該1
/8周毎に3ビットの反射パターンを形成するようにな
っている。
【0085】具体的には、各反射板45〜47は、図7
(b)に示すように白白白,黒白白,黒黒白,白黒白,
白黒黒,黒黒黒,黒白黒,白白黒に塗布されることで1
/8周毎に計8パターンを形成するようになっている。
【0086】ここで、2ビット以上の反射パターンが同
時に変化すると、反射板の反射塗料の塗り方の誤差によ
り、各反射型センサ48〜50により誤った情報が取り
込まれる虞がある。例えば各反射板45〜47が3つ同
時に黒に変化するようにすると、この3つの黒パターン
のエッジ部分が誤差無く揃うように反射塗料を塗布する
必要があるが、実際にはこのような塗布は困難であり、
3つの黒パターンのエッジ部分に多少の段差を生ずるこ
ととなり、このエッジ部分においては正確なセンサ出力
が得られないこととなる。
【0087】このため、各反射型センサ48〜50は、
回転リング4の回転方向に沿った順に、必ず1ビットの
み変化するように白又は黒の塗料が塗布されており、こ
れが当該X線CT装置の特徴の一つとなっている。
【0088】これに対して、各反射型センサ48〜50
に対向配置された第1〜第3の反射型センサ48〜50
は、それぞれ図2を用いて説明したものと同様のフォト
センサとなっており、各反射板45〜47に対して光を
照射し、これにより反射された光を受光した際に例えば
ハイレベルのセンサ出力を出力するようになっている。
そして、各反射型センサ48〜50は、回転リング4と
共に回転して各反射板45〜47を走査するようになっ
ている。
【0089】具体的には、前述のように各反射板45〜
47は、1/8周毎に白白白,黒白白,黒黒白,白黒
白,白黒黒,黒黒黒,黒白黒,白白黒の各パターンを形
成するように塗布されている。このため、回転リング4
が回転駆動され各反射型センサ48〜50により各反射
板45〜47が走査されることで、図8に示すように回
転リング4が1回転することで、前記各パターンの順に
111,011,001,101,100,000,0
10,110(1:ハイレベル,0:ローレベル)の各
3ビットのセンサ出力を得ることができる。このセンサ
出力は、前記分配部11に供給される。
【0090】分配部11は、図8に示すように回転リン
グ4が1/8回転する毎にセンサ出力が変化するタイミ
ングで、上述の収集データの切替制御を行う。すなわ
ち、各反射板45〜47は固定部2側に設けられている
ため、これを回転走査する各反射型センサ48〜50の
センサ出力は、回転リング4が1/8回転する毎に変化
する。このため、各センサ出力の内容で、回転リング4
の回転角度を検出することができる。従って、分配部1
1は、センサ出力が変化したタイミングでそのセンサ出
力で示される回転リング4の回転角度を検出し、この検
出した回転角度に基づいて収集データの切替制御を行
う。
【0091】これにより、前記ロータリーエンコーダ2
1,原点センサ22,角度計算器9及び角度検出器30
を用いることなく、回転リング4の回転角度に応じて角
度分割多重伝送を行うことができ、構成の簡略化を通じ
てローコスト化を図ることができる他、上述の第1の実
施の形態のX線CT装置と同じ効果を得ることができ
る。
【0092】また、前述のように各反射板45〜47の
各パターンは、1/8回転毎に必ず1ビットのみ変化す
るように白又は黒の塗料が塗布されている。このため、
正確なセンサ出力を得ることができ、角度分割多重伝送
の正確性の向上を図ることができる。
【0093】なお、この第4の実施の形態の説明では、
センサ出力は3ビットであることとしたが、これは、設
計等に応じた所望のビット数に変更可能である。
【0094】次に、本発明に係る第5の実施の形態のX
線CT装置の説明をする。
【0095】なお、この第5の実施の形態のX線CT装
置の説明において、上述の第1の実施の形態と同じ動作
を示す箇所には同じ符号を付し、重複説明を省略するこ
ととする。
【0096】上述の各実施の形態のX線CT装置は、回
転リング4に8ブロック分の発光部5が設けられていた
が、この第5の実施の形態のX線CT装置は、図9に示
すように回転リング4に4ブロック分の発光部55が等
間隔で設けられている。これに対して、固定部2側に
は、このブロック数の2倍の8個の受光部57が等間隔
で設けれられている。そして、各発光部55と各受光部
57は、一つのブロックの発光部55から伝送される収
集データを、同時に2つの受光部57で受信しないよう
に、隣接する発光部55間に適宣間隔をおいて、また、
隣接する各受光部57間に適宣間隔をおいてそれぞれ設
けられている。
【0097】この各発光部55を収集データに応じて発
光駆動する送信部56は、パケット化して伝送する各収
集データに対して、受信部18におけるその収集データ
の受信ポートを指定するための識別パターンを付加する
ようになっている。
【0098】具体的には、送信部56は、各パケットの
先頭に、該パケットの先頭であることを示すスタートパ
ターン(S)に続いて、そのパケットの受信ポートを指
定するための、第1〜第4の識別パターン(1〜4)を
付加する。次に、この識別パターンに続いて収集データ
を付加し、この収集データの終端に、該パケットの終端
であることを示すエンドパターン(E)を付加して1つ
のパケットを形成する。そして、各パケットの同期をと
りながら、各パケット(収集データ)に基づいていずれ
かの発光部55を発光駆動する。
【0099】この発光部55の発光駆動により光伝送さ
れたパケットは、回転リング4の回転角度に応じたいず
れかの受光部57により受光され、固定部2側に設けら
れているデータ選択部58に供給される。
【0100】データ選択部58は、図11に示すように
8つの各受光部57からのパケットがそれぞれ供給され
る8つの識別パターン解読部60と、識別パターン解読
部60により解読された識別パターンに応じて、そのパ
ケットの収集データが受信部18の対応する各ポートに
供給されるように、各識別パターン解読部60からの収
集データをスイッチング制御するスイッチ部61と、ス
イッチ部61によりスイッチング制御された収集データ
を受信部18の対応する各ポートに供給する4つの選択
部62とで構成されている。
【0101】このようなデータ選択部58は、各受光部
57からパケットが供給されると、各識別パターン解読
部60が、そのパケットに含まれる識別パターンを抽出
する。そして、この識別パターンで示されるそのパケッ
トが供給されるべき受信部18のポートを示す解読情報
を形成し、これをスイッチ部61に供給すると共に、そ
のパケットをスイッチ部61に供給する。
【0102】スイッチ部61は、前記解読情報が供給さ
れると、この解読情報に基づいてそのパケットが供給さ
れるべき受信部18のポートを検出し、これに対応する
選択部62にそのパケットを供給する。選択部62は、
このパケットを受信部18の第1或いは第4のポートを
介して該受信部18に供給する。
【0103】ここで、前述のように各受光部57は、一
つのブロックの発光部55から伝送されるパケットを、
同時に2つの受光部57で受信しないように適宣間隔を
おいて設けられているため、このデータ選択部58に供
給されるパケットは、発光部55における1回の伝送毎
に1つのはずであるが、各受光部57の感度の関係で稀
に2つ以上のパケットがデータ選択部58に供給される
ことが考えられる。
【0104】このため、データ選択部58は、2つ以上
のパケットが供給された場合は、各パケットのエンドパ
ターンを検出し、このエンドパターンを有するパケット
(エンドパターンが欠落していないパケット)を選択
し、これを識別パターンで示されるポートを介して受信
部18に供給する。これにより、2つ以上のパケットが
同時にデータ選択部58に供給された場合でも、正確な
パケットを選択して受信部18に供給することができ
る。
【0105】なお、2つ以上のパケットが供給された場
合において、いずれのパケットもエンドパターンを有す
る場合は、いずれか一方のパケットのみを選択するよう
に予め設定しておけばよい。
【0106】このように、当該第5の実施の形態のX線
CT装置は、収集データを伝送する際にその収集データ
が伝送されるべき受信部18のポートを示す識別パター
ンを付加して伝送することにより、回転リング4の回転
角度を検出することなく、送信部56の出六ポートに対
応する受信部18の受信ポートを介して収集データの伝
送を行うことができる。このため、前記ロータリーエン
コーダ21,原点センサ22,角度計算器9及び角度検
出器30を用いることなく、収集データの分割多重伝送
を行うことができ、構成の簡略化を通じてローコスト化
を図ることができる他、上述の第1の実施の形態のX線
CT装置と同じ効果を得ることができる。
【0107】なお、この第5の実施の形態においては、
受信部57の数は、発光部55のブロックの2倍の数
(8つ)であることとしたが、この受信部57の数は、
必ずしも発光部55のブロックの数の2倍とする必要は
なく、例えば整数倍等のように収集データの分割多重伝
送が可能な数であれば適宣変更可能である。
【0108】次に、本発明に係る第6の実施の形態のX
線CT装置の説明をする。
【0109】本発明に係るX線CT装置は、図12
(a)に示すようにX線管70から曝射されたX線を、
X線検出素子を回転リング4の回転軸方向と直行する方
向(スライス方向)に沿って一列に並べて構成されたX
線検出器71で検出する、いわゆるシングルスライス用
のX線CT装置に適用可能であることは勿論のこと、同
図(b)に示すようにX線管70から曝射されたX線
を、前記スライス方向に沿って複数のX線検出素子を一
列に並べて構成したX線検出部を、前記回転軸方向に沿
って複数列並べて構成されたX線検出器72で検出す
る、いわゆるマルチスライス用のX線CT装置にも適用
することができる。
【0110】この第6の実施の形態のX線CT装置は、
X線検出手段としてこのマルチスライスを可能とする前
記X線検出器72が設けられたX線CT装置である。な
お、このX線検出器72としては、例えば前記X線検出
部として4列分のX線検出部72a〜72dが設けられ
ているものとして説明を進める。また、上述の各実施の
形態のX線CT装置と同じ動作を示す箇所には、図中同
じ符号を付し、その詳細な説明を省略することとする。
【0111】すなわち、この第6の実施の形態のX線C
T装置は、主として前記4列分のX線検出部72a〜7
2dを有するX線検出器72と、上述の各実施の形態の
収集データの多重伝送に係る技術的思想が適用される多
重伝送部73とを有している。
【0112】このようなX線CT装置は、各X線検出部
72a〜72dにより検出された各収集データを、それ
ぞれ一つの収集データとして多重伝送部73に供給す
る。言い換えれば、X線検出部72aの全収集データを
一纏まりの収集データとして、X線検出部72bの全収
集データを一纏まりの収集データとして、X線検出部7
2cの全収集データを一纏まりの収集データとして、X
線検出部72dの全収集データを一纏まりの収集データ
として、それぞれ多重伝送部73に供給する。
【0113】多重伝送部73は、この4つの収集データ
のフォーマットを崩すことなく取り扱い、上述の各実施
の形態で説明した収集データの多重伝送に係る技術的思
想に基づいて、各収集データを固定部2側に伝送する。
【0114】これにより、各X線検出部72a〜72d
によりそれぞれ検出された収集データを、それぞれ遅延
を生ずることなく、固定部2側に伝送することができ
る。従って、コンピュータ19を介して前記各収集デー
タに応じた4枚の撮影画像を同時にモニタ装置20上に
表示することができ、医師による面接支援等に貢献する
ことができる。また、各X線検出部72a〜72dによ
りそれぞれ検出された各収集データを、それぞれ一つの
収集データとして伝送するようにしているため、複雑な
データ処理を必要とすることなく、シングルスライス用
のX線検出器71が設けられたX線CT装置と同様に簡
単かつ高速に収集データの伝送を可能とすることができ
る。
【0115】この第6の実施の形態の説明においては、
X線検出器72に対する収集データの伝送多重度は
「4」であることとしたが、この伝送多重度は、この他
例えば「2」,「8」・・・或いは「1/2」,「1/
4」,「1/8」・・・等とするように適宣変更可能で
ある。この場合、収集データの伝送前後におけるデータ
処理の簡素化を図ることができる。
【0116】なお、上述の各実施の形態の説明では、反
射型センサとしてフォトセンサを設けることとしたが、
これは、例えばセンサの発光部と受光部との間を、光を
遮光する板が通過するような構成により位置検出を行う
ものを設ける等のように前記反射型センサと同様の検出
機能があればどのようなものでもよい。
【0117】また、上述の各実施の形態のX線CT装置
における収集データの伝送多重度は、全て「4」である
こととしたが、これは、2以上の整数であればどんな伝
送多重度であってもよい。また、送信部10及び分配部
11等からなる多重伝送手段は、必ずしも1ユニットで
ある必要がなく、複数ユニット設けるようにしてもよ
い。これにより、さらに収集データの伝送容量を大きく
することができる。
【0118】また、上述の各実施の形態の説明では、収
集データ等の伝送媒体として光を用いることとしたが、
本発明は伝送媒体に限定されることはなく、例えばいわ
ゆるスリップリングを用いるようにしてもよい。この場
合、スリップリングを分割したものを送信部とし、ブラ
シを受信部とすれば上述と同じ効果を得ることができ
る。
【0119】最後に、上述の各実施の形態の説明は、本
発明のほんの一例である。このため、本発明はこの各実
施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的
思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の
変更が可能であることは勿論である。
【0120】
【発明の効果】本発明に係るX線CT装置は、収集デー
タの高速データ伝送を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のX線CT装置の構
成を示す図である。
【図2】前記第1の実施の形態のX線CT装置に設けら
れている回転リングの回転角度の検出動作を説明するた
めの図である。
【図3】前記第1の実施の形態のX線CT装置におけ
る、収集データの角度分割多重伝送を説明するための図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のX線CT装置の回
転部側に設けられる回転リングの角度検出器を示す図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態のX線CT装置の構
成を示す図である。
【図6】前記代3の実施の形態のX線CT装置におけ
る、収集データの角度分割多重伝送を説明するための図
である。
【図7】本発明の第4の実施の形態のX線CT装置の構
成を示す図である。
【図8】前記第4の実施の形態のX線CT装置におけ
る、収集データの角度分割多重伝送を説明するための図
である。
【図9】本発明の第5の実施の形態のX線CT装置の構
成を示す図である。
【図10】前記第5の実施の形態のX線CT装置におい
て多重伝送される収集データの伝送フォーマットを示す
図である。
【図11】前記第5の実施の形態のX線CT装置に設け
られているデータ選択部のブロック図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態のX線CT装置に
設けられているマルチスライス用のX線検出器を示す図
である。
【図13】前記第6の実施の形態のX線CT装置のブロ
ック図である。
【図14】従来のX線CT装置のブロック図である。
【図15】従来のX線CT装置に角度分割多重伝送を適
用した場合において発生する問題点を説明するための図
である。
【符号の説明】
1…回転部,2…固定部,3…X線管,4…回転リン
グ,7…受信制御部 5…回転リングの発光部,6…回転リングの受光部,8
…高電圧発生部 9…角度計算器,10…送信部,11…分配部,13…
X線検出器 15…固定リング,16…固定リングの発光部,18…
受信部 17a〜17d…固定リングの受光部,19コンピュー
タ,22…原点センサ 20…モニタ装置,23…送信制御部,21…ロータリ
ーエンコーダ 10a〜10d…送信部の第1〜第4のポート 18a〜18d…受信部の第1〜第4のポート

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回転する第1の体及び第2の体
    を有し、前記第1の体に設けられ、回転角度に応じて複
    数の送信手段に情報を分配する情報分配手段と、前記第
    1の体に設けられ、情報分配手段により供給された信号
    に基づき、信号の発信を行う複数の送信手段と、前記第
    2の体に設けられ、前記送信手段からの信号を受信する
    複数の受信手段と、前記第2の体に設けられ、前記受信
    手段からの信号に基づき前記情報を復元する情報復元手
    段とを有する情報伝送装置において、 前記第2の体に設けられ、第1の体と第2の体の相対的
    な回転角度を検出する回転角度情報検出手段と、 前記回転角度情報検出手段により検出された回転角度を
    示す回転角度情報を第2の体から第1の体へ伝送する伝
    送手段とを有し、 前記情報分配手段は、前記伝送手段により伝送された前
    記回転角度情報を用いて情報の分配を行うことを特徴と
    する情報伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記回転角度情報検出手段は、 前記第2の体に対する第1の体の回転角度に応じてエン
    コードパルスを発生するロータリーエンコーダと、 前記第1の体及び第2の体が1回転する毎に原点検出パ
    ルスを出力する原点センサとを有することを特徴とする
    請求項1記載の情報伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の体には、第1の体の回転角度
    を検出する回転角度検出手段を有し、 前記情報分配手段は、前記回転角度検出手段により検出
    された回転角度及び第2の体から第1の体へ伝送された
    前記回転角度情報に基づいて前記情報の分配を行うこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 相対的に回転する第1の体及び第2の体
    を有し、前記第1の体に設けられ、回転角度に応じて複
    数の送信手段に情報を分配する情報分配手段と、前記第
    1の体に設けられ、情報分配手段より供給された信号に
    基づき、信号の発信を行う複数の送信手段と、前記第2
    の体に設けられ、前記送信手段からの信号を受信する複
    数の受信手段と、前記第2の体に設けられ、前記受信手
    段からの信号に基づき前記情報を復元する情報復元手段
    とを有する情報伝送装置において、 前記第1の体に設けられ、回転軸を中心とする円周上に
    設けられ、センサ反応体に対して反応を示す複数のセン
    サと、 前記第2の体に設けられ、前記複数のセンサのうち、少
    なくとも一つが反応するように設けられたセンサ反応体
    とを有し、 前記送信手段が、前記複数のセンサ出力に基づいて情報
    の分配を行うことを特徴とする情報伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の体に設けられたセンサ反応体
    の長さは、前記第1の体に設けられた、隣接する前記セ
    ンサ間の長さよりも長めとなっていることを特徴とする
    請求項4記載の情報伝送装置。
  6. 【請求項6】 相対的に回転する第1の体及び第2の体
    を有し、前記第1の体に設けられ、回転角度に応じて複
    数の送信手段に情報を分配する情報分配手段と、前記第
    1の体に設けられ、情報分配手段より供給された信号に
    基づき、信号の発信を行う複数の送信手段と、前記第2
    の体に設けられ、前記送信手段からの信号を受信する複
    数の受信手段と、前記第2の体に設けられ、前記受信手
    段からの信号に基づき前記情報を復元する情報復元手段
    とを有する情報伝送装置において、 前記第1の体に設けられ、回転軸を中心とする異なる円
    周上に設けられ、センサ反応体に対して反応を示す複数
    のセンサと、 前記第2の体に設けられ、前記複数のセンサにより回転
    角度が唯一に定まるように構成されたセンサ反応体とを
    有し、 前記送信手段が、前記複数のセンサ出力に基づいて情報
    の分配を行うことを特徴とする情報伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の体に設けられたセンサ反応体
    は、前記第1の体と第2の体の所定の回転角度毎に、前
    記複数のセンサからの出力のうち、1つのセンサのみの
    出力が変化するように構成されていることを特徴とする
    請求項6記載の情報伝送装置。
  8. 【請求項8】 相対的に回転する第1の体及び第2の体
    を有する情報伝送装置において、 前記第1の体に設けられ、情報を複数に分割すると共
    に、分割された情報を識別できる識別情報をつけ、それ
    ぞれを複数の送信手段に分配する情報分配手段と、 前記第1の体に設けられ、前記情報分配手段から供給さ
    れた信号に基づいて、信号の発信を行う複数の送信手段
    と、 前記第2の体に設けられ、前記送信手段からの信号を受
    信する複数の受信手段と、 前記第2の体に設けられ、前記受信手段からの信号を、
    前記識別情報に基づいて前記情報を復元する情報復元手
    段とを有することを特徴とする情報伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の体に設けられている受信手段
    の数は、前記第1の体に設けられている送信手段の数の
    整数倍の数であることを特徴とする請求項8記載の情報
    伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記情報復元手段は、2つ以上の前記
    受信手段において、同じ前記分割された情報を受信した
    場合には、情報が欠落していないことを確認し、該情報
    が欠落していない方の前記分割された情報を選択するこ
    とを特徴とする請求項8記載の情報伝送装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の体は、固定部であり、前記
    第1の体は回転部であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項10のうちいずれか1項記載の情報伝送装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の体における送信手段から発
    信される信号は、光であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項11のうちいずれか1項記載の情報伝送装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の体における送信手段及び第
    2の体における受信手段は、一方がスリップリングであ
    り、他方がブラシであることを特徴とする請求項1乃至
    請求項11のうちいずれか1項記載の情報伝送装置。
  14. 【請求項14】 X線を対象物に照射するX線発生手段
    及び前記対象物を透過したX線を検出するX線検出手段
    を回転部に備え、前記X線検出手段により検出された情
    報に基づいて、前記対象物の内部構造を解析するX線C
    T装置において、 前記回転部に設けられ、回転角度に応じて複数の送信手
    段に前記情報を分配する情報分配手段と、 前記回転部に設けられ、情報分配手段から供給された信
    号に基づいて、信号の発信を行う複数の送信手段と、 前記固定部に設けられ、前記送信手段からの信号を受信
    する複数の受信手段と、 前記固定部に設けられ、前記受信手段からの信号に基づ
    いて、前記情報を復元する情報復元手段と、 前記固定部に設けられ、前記回転部と固定部の相対的な
    回転角度を検出する回転角度情報検出手段と、 前記固定部に設けられ、前記回転角度情報検出手段によ
    り検出された回転角度情報を固定部から回転部へ伝送す
    る伝送手段とを有し、 前記情報分配手段は、前記伝送手段から伝送された回転
    角度情報を用いて情報の分配を行うことを特徴とするX
    線CT装置。
  15. 【請求項15】 前記回転角度情報検出手段は、 前記固定部に対する回転部の回転角度に応じてエンコー
    ドパルスを発生するロータリーエンコーダと、 前記回転部が1回転する毎に原点検出パルスを出力する
    原点センサとを有することを特徴とする請求項14記載
    のX線CT装置。
  16. 【請求項16】 前記固定部は、回転部の回転角度を検
    出する回転角度検出手段を有し、 前記情報分配手段は、前記回転角度検出手段により検出
    された回転角度及び固定部から回転部へ伝送された前記
    回転角度情報に基づいて前記情報の分配を行うことを特
    徴とする請求項14又は請求項15記載のX線CT装
    置。
  17. 【請求項17】 X線を対象物に照射するX線発生手段
    及び前記対象物を透過したX線を検出するX線検出手段
    を回転部に備え、前記X線検出手段により検出された情
    報に基づいて、前記対象物の内部構造を解析するX線C
    T装置において、 前記回転部に設けられ、回転角度に応じて複数の送信手
    段に前記情報を分配する情報分配手段と、 前記回転部に設けられ、前記情報分配手段から供給され
    た信号に基づいて、信号の発信を行う複数の送信手段
    と、 前記回転部に設けられ、回転軸を中心とする円周上に設
    けられ、センサ反応体に対して反応を示す複数のセンサ
    と、 前記固定部に設けられ、前記送信手段からの信号を受信
    する複数の受信手段と、 前記固定部に設けられ、前記受信手段からの信号に基づ
    いて、前記情報を復元する情報復元手段と、 前記固定部に設けられ、前記複数のセンサのうち、少な
    くとも一つが反応するように設けられたセンサ反応体と
    を有し、 前記送信手段が、前記複数のセンサの出力に基づいて情
    報の分配を行うことを特徴とするX線CT装置。
  18. 【請求項18】 前記固定部に設けられたセンサ反応体
    の長さは、前記回転部に設けられた、隣接する前記セン
    サ間の長さよりも長めとなっていることを特徴とする請
    求項17記載のX線CT装置。
  19. 【請求項19】 X線を対象物に照射するX線発生手段
    及び前記対象物を透過したX線を検出するX線検出手段
    を回転部に備え、前記X線検出手段により検出された情
    報に基づいて、前記対象物の内部構造を解析するX線C
    T装置において、 前記回転部に設けられ、回転角度に応じて複数の送信手
    段に前記情報を分配する情報分配手段と、 前記回転部に設けられ、前記情報分配手段から供給され
    た信号に基づいて、信号の発信を行う複数の送信手段
    と、 前記回転部の回転軸を中心とする異なる円周上に設けら
    れ、センサ反応体に対して反応を示す複数のセンサと、 前記固定部に設けられ、前記送信手段からの信号を受信
    する複数の受信手段と、 前記固定部に設けられ、前記受信手段からの信号に基づ
    いて、前記情報を復元する情報復元手段と、 前記固定部に設けられ、前記複数のセンサにより、回転
    角度が唯一に定まるように構成されたセンサ反応体とを
    有し、 前記送信手段が、前記センサの出力に基づいて情報の分
    配を行うことを特徴とするX線CT装置。
  20. 【請求項20】 前記固定部のセンサ反応体は、前記回
    転部と固定部の所定の回転角度毎に、前記複数のセンサ
    からの出力のうち、1つのセンサの出力のみ変化するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項19記載の
    X線CT装置。
  21. 【請求項21】 X線を対象物に照射するX線発生手段
    及び前記対象物を透過したX線を検出するX線検出手段
    を回転部に備え、前記X線検出手段により検出された情
    報に基づいて、前記対象物の内部構造を解析するX線C
    T装置において、 前記回転部に設けられ、前記情報を複数に分割すると共
    に、分割された各情報を識別可能とする識別情報を付加
    し、それぞれを複数の送信手段に分配する情報分配手段
    と、 前記回転部に設けられ、前記情報分配手段から供給され
    た信号に基づいて、信号の発信を行う複数の送信手段
    と、 前記固定部に設けられ、前記送信手段からの信号を受信
    する複数の受信手段と、 前記固定部に設けられ、前記受信手段からの信号を、前
    記識別情報に基づいて前記情報を復元する情報復元手段
    とを有することを特徴とするX線CT装置。
  22. 【請求項22】 前記固定部に設けられている受信手段
    の数は、前記回転部に設けられている送信手段の数の整
    数倍の数であることを特徴とする請求項21記載のX線
    CT装置。
  23. 【請求項23】 前記情報復元手段は、2つ以上の前記
    受信手段において、同じ前記分割された情報を受信した
    場合には、情報が欠落していないことを確認し、欠落し
    ていない方の前記分割された情報を選択することを特徴
    とする請求項21記載のX線CT装置。
  24. 【請求項24】 前記X線検出手段は、X線検出素子を
    複数列に並べて構成した2次元検出器であり、 前記情報分配手段により分配される前記情報の種類は、
    「n」を2次元検出器の列数、「m」を整数として、 n列×2m に設定されていることを特徴とする請求項14乃至請求
    項23のうち、いずれか1項記載のX線CT装置。
  25. 【請求項25】 前記回転部の送信手段から発信される
    信号は光であることを特徴とする請求項14乃至請求項
    24のうち、いずれか1項記載のX線CT装置。
  26. 【請求項26】 前記回転部の送信手段及び前記固定部
    の受信手段は、一方がスリップリングであり、他方がブ
    ラシであることを特徴とする請求項14乃至請求項24
    のうち、いずれか1項記載のX線CT装置。
JP9231164A 1997-08-27 1997-08-27 情報伝送装置及びx線ct装置 Pending JPH1156830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9231164A JPH1156830A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 情報伝送装置及びx線ct装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9231164A JPH1156830A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 情報伝送装置及びx線ct装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1156830A true JPH1156830A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16919323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9231164A Pending JPH1156830A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 情報伝送装置及びx線ct装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1156830A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052683A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Ct装置
JP2007216002A (ja) * 2006-01-18 2007-08-30 Toshiba Corp X線ct装置及び医療データ通信機構
JP2008501381A (ja) * 2004-06-03 2008-01-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト コンピュータ断層撮影装置における信号および測定データの無接触伝達装置
CN101683271A (zh) * 2008-09-28 2010-03-31 清华大学 X射线ct设备、图像重建方法和x射线成像方法
JP2022040234A (ja) * 2016-11-15 2022-03-10 リフレクション メディカル, インコーポレイテッド 放出誘導型高エネルギー光子送達のためのシステム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6470027A (en) * 1987-09-11 1989-03-15 Hitachi Medical Corp Rotation control apparatus of ct apparatus for head
JPH01292919A (ja) * 1988-05-19 1989-11-27 Toshiba Corp 光スリツプリング装置
JPH0549633A (ja) * 1991-08-29 1993-03-02 Hitachi Medical Corp X線ct装置用の回転スキヤナ
JPH05274587A (ja) * 1992-03-26 1993-10-22 Toshiba Corp 非接触信号伝送装置
JPH06261003A (ja) * 1993-03-03 1994-09-16 Toshiba Corp データ伝送装置
JPH0775061A (ja) * 1993-09-02 1995-03-17 Toshiba Corp 動画像記録再生装置
JPH07178079A (ja) * 1993-10-19 1995-07-18 Picker Internatl Inc コンピュータ化された断層像撮像方法および断層像撮像装置
JPH08280661A (ja) * 1995-04-20 1996-10-29 Hitachi Medical Corp スリップリング式x線ct装置
JPH08336516A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Hitachi Medical Corp 医用x線装置
JPH09308625A (ja) * 1996-05-23 1997-12-02 Toshiba Corp 光伝送システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6470027A (en) * 1987-09-11 1989-03-15 Hitachi Medical Corp Rotation control apparatus of ct apparatus for head
JPH01292919A (ja) * 1988-05-19 1989-11-27 Toshiba Corp 光スリツプリング装置
JPH0549633A (ja) * 1991-08-29 1993-03-02 Hitachi Medical Corp X線ct装置用の回転スキヤナ
JPH05274587A (ja) * 1992-03-26 1993-10-22 Toshiba Corp 非接触信号伝送装置
JPH06261003A (ja) * 1993-03-03 1994-09-16 Toshiba Corp データ伝送装置
JPH0775061A (ja) * 1993-09-02 1995-03-17 Toshiba Corp 動画像記録再生装置
JPH07178079A (ja) * 1993-10-19 1995-07-18 Picker Internatl Inc コンピュータ化された断層像撮像方法および断層像撮像装置
JPH08280661A (ja) * 1995-04-20 1996-10-29 Hitachi Medical Corp スリップリング式x線ct装置
JPH08336516A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Hitachi Medical Corp 医用x線装置
JPH09308625A (ja) * 1996-05-23 1997-12-02 Toshiba Corp 光伝送システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052683A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Ct装置
JP2008501381A (ja) * 2004-06-03 2008-01-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト コンピュータ断層撮影装置における信号および測定データの無接触伝達装置
JP2007216002A (ja) * 2006-01-18 2007-08-30 Toshiba Corp X線ct装置及び医療データ通信機構
CN101683271A (zh) * 2008-09-28 2010-03-31 清华大学 X射线ct设备、图像重建方法和x射线成像方法
JP2022040234A (ja) * 2016-11-15 2022-03-10 リフレクション メディカル, インコーポレイテッド 放出誘導型高エネルギー光子送達のためのシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6198790B1 (en) X-ray diagnostic apparatus including a CT system and a system for producing radiographs
US4982415A (en) X-ray CT scanner apparatus
US4570264A (en) Tomographic X-ray apparatus for the production of transverse layer images
NL1027596C2 (nl) Stationair computertomografiesysteem en werkwijze.
JP3118762B2 (ja) ガンマカメラ装置及びガンマカメラの接近制御方法
US4031395A (en) Radiography
US6173031B1 (en) Detector modules for computed tomograph system
JPH11206745A (ja) X線装置
EP1019674A1 (en) Measurement and control system utilizing rotational parameters of a rotating device
US4754468A (en) X-ray computed tomography system
WO1998020796A1 (en) Dental radiography using an intra-oral linear array sensor
WO1990014793A1 (en) Apparatus and method for producing digital panoramic x-ray images
JPH05253217A (ja) データ伝送装置
US5354993A (en) Optical communication link for medical imaging gantry having continuous line of sight communications between transmitters and receivers
US6137857A (en) Scalable detector for computed tomograph system
JPH1156830A (ja) 情報伝送装置及びx線ct装置
EP1245188A3 (en) X-ray imaging system
JPH02239734A (ja) 光学式データ伝送装置
US7278786B2 (en) Method and apparatus for triggering image acquisition in a C-arm system by a rotary encoder
US4845747A (en) Apparatus for measuring density of vertebrae or the like
US6304625B1 (en) Dose instrumentation methods and apparatus for collimated CT imaging systems
JPH09308625A (ja) 光伝送システム
CN114173668B (zh) 用于x射线检测系统的旋转准直器
WO2025130640A1 (zh) Ct设备和检测方法
EP1084677A2 (en) Command sequencer for a CT imaging system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040819

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050427

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071214