JP2003052683A - Ct装置 - Google Patents

Ct装置

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JP2003052683A
JP2003052683A JP2001243561A JP2001243561A JP2003052683A JP 2003052683 A JP2003052683 A JP 2003052683A JP 2001243561 A JP2001243561 A JP 2001243561A JP 2001243561 A JP2001243561 A JP 2001243561A JP 2003052683 A JP2003052683 A JP 2003052683A
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rotating
light
optical communication
infrared
scanning gantry
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Ceased
Application number
JP2001243561A
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English (en)
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Akihiko Nishide
明彦 西出
Toshiaki Nonaka
敏明 野中
Hirofumi Yanagida
弘文 柳田
Koji Bessho
浩治 別所
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接するチャネル間のクロストークを防止
し、外来光のノイズを防止し、防塵構造とし、発光素子
・受光素子の数を最適化する。 【解決手段】 光通信を行うチャネルが複数あり、隣接
するチャネルが壁板20b、30bで仕切られている。
固定部20からの情報を回転部30が受信する受信チャ
ネルと固定部20への情報を回転部30が送信する送信
チャネルとが交互に隣接している。 【効果】 隣接するチャネル間のクロストークを防止
し、外来光のノイズを防止し、防塵構造とし、発光素子
・受光素子の数を最適化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CT(Computed T
omography)装置に関し、さらに詳しくは、走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガン
トリ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通
信を行うCT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特許第3101359号公報には、走査
ガントリ内で撮影対象の周りを回転しない固定部と撮影
対象の周りを回転する回転部のいずれか一方に、送信出
力に応じて光学的状態が変化されるリング状の電気光学
効果素子を取り付け、前記固定部と回転部のいずれか他
方に、前記電気光学効果素子を介して発光素子側からの
出射光を受光し得る受光素子を取り付け、固定部と回転
部の間で光通信を行うX線CT装置が開示されている。
そして、前記リング状の電気光学効果素子としては、リ
ング状液晶パネルが例示されている。
【0003】また、特許第3101359号公報または
特開平5−253217号公報には、回転部または固定
部のいずれか一方に、回転部の回転周面(=一般的なX
線CT装置でスリップリングが設けられてる部分)に沿
って配置した多数の発光素子を設け、回転部または固定
部のいずれか他方に、いくつかの受光素子を設け、回転
部の回転位置にかかわらず発光素子群からの光を受光素
子群で確実に受信できるようにする構成も開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特許第31013
59号公報または特開平5−253217号公報に開示
の従来技術では、次の問題点がある。 (1)複数の光通信チャネルを隣接させた場合の漏洩光
によるクロストークがある。 (2)外来光がノイズとして混入する。 (3)上方を向いている光学手段の上面に埃が溜まり、
光通信の障害となる。 (4)回転部の長い回転周面に沿って多数の発光素子や
受光素子を配置する構成において、発光素子数と受光素
子数とをどのように決めるべきか検討されていない。 (5)回転部の長い回転周面に沿って多数の発光素子や
受光素子を配置する構成において、多数の発光素子間の
信号遅延や受光素子間の信号遅延について検討されてい
ない。 (6)回転部の長い回転周面に沿って多数の発光素子や
受光素子を配置する構成において、発光素子とその駆動
回路を結ぶ配線や受光素子とその駆動回路を結ぶ電気配
線が長くなると、電気配線から放射される電磁ノイズが
無視できなくなる。そこで、本発明の目的は、固定部と
回転部との間で光通信を行うCT装置において、上記問
題点を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転しない固定
部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転する回転
部との間で光通信を行うCT装置であって、前記光通信
を行うチャネルが複数あり、隣接するチャネルが壁板で
仕切られていることを特徴とするCT装置を提供する。
上記第1の観点によるCT装置では、隣接する光通信チ
ャネルを壁板で仕切っているため、漏洩光によるクロス
トークを防止できる。
【0006】第2の観点では、本発明は、走査ガントリ
内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通信
を行うCT装置であって、前記回転部から前記固定部へ
情報を送信する送信チャネルが複数あり、前記固定部か
らの情報を前記回転部が受信する受信チャネルが少なく
とも1チャンネルあり、前記送信チャネルの間に前記受
信チャネルが挟まれていることを特徴とするCT装置を
提供する。上記第2の観点によるCT装置では、受信チ
ャネルによってそれと隣接する両側の送信チャネルを分
離するため、光の方向が交互に逆になる。これにより、
隣接する光通信チャネル間の漏洩光によるクロストーク
を防止できる。
【0007】第3の観点では、本発明は、走査ガントリ
内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通信
を行うCT装置であって、情報を乗せた光を受光する受
光手段として赤外線受光素子を用いると共に、波長80
0nm以下の光をカットするための赤外線フィルタを前
記受光素子の受光面に設けたことを特徴とするCT装置
を提供する。上記第3の観点によるCT装置では、赤外
線フィルタにより波長800nm以下の光が受光素子に
入らないようにするが、外来光は実質的に波長800n
m以下の光であるため、外来光となる可視光がノイズと
して混入することを防止できる。
【0008】第4の観点では、本発明は、走査ガントリ
内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通信
を行うCT装置であって、前記固定部に設けられる受光
手段に、前記光通信で用いる波長帯の光以外の光を遮る
カバーを付設したことを特徴とするCT装置を提供す
る。上記第4の観点によるCT装置では、カバーにより
光通信で用いる波長帯の光以外の光が受光素子に入らな
いようにするため、外来光となる可視光がノイズとして
混入することを防止できる。
【0009】第5の観点では、本発明は、走査ガントリ
内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通信
を行うCT装置であって、前記固定部に設けられる受光
手段または発光手段が、重力方向に対して下向き又は斜
め下向き又は横向きに前記回転部の回転周面に対向して
いることを特徴とするCT装置を提供する。上記第5の
観点によるCT装置では、固定部に設けられる受光手段
または発光手段が重力方向に対して上向きでないため、
埃が発光手段や受光手段の発光面や受光面に溜まり難く
なり、埃による通信障害を防止できる。
【0010】第6の観点では、本発明は、走査ガントリ
内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通信
を行うCT装置であって、前記回転部の回転周面に複数
の発光素子を設けそれら複数の発光素子で同一の情報を
送信し、前記固定部に前記発光素子と同数の受光素子を
前記回転周面に対向するように設けそれら複数の受光素
子で受信した信号を合成して前記情報を再生することを
特徴とするCT装置を提供する。上記第6の観点による
CT装置では、回転部側の複数の発光素子と固定部側の
受光素子とを同数とした。これにより、次に示すように
素子数を最小にすることが出来る。1個の発光素子の光
が実質的に遅延なく届く角度範囲をφとし、発光素子数
をn個とするとき、1個の受光素子がφ・nの角度範囲
で受光できる。よって、360゜で受光できるための受
光素子数mは、360゜/(φ・n)となる。従って、
素子数合計Tは、T=n+m=n+360゜/(φ・
n)となる。この素子数合計Tを最小にするnは、nに
よるTの偏微分を0とおいて解けば、n=√{360゜
/φ}となる。これをm=360゜/(φ・n)に代入
すれば、m=√{360゜/φ}となる。つまり、角度範
囲φにかかわらず、n=mとなり、複数の発光素子と受
光素子とを同数とした場合に素子数を最小にできる。
【0011】第7の観点では、本発明は、走査ガントリ
内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通信
を行うCT装置であって、前記固定部に複数の発光素子
を前記回転部の回転周面に対向するように設けそれら複
数の発光素子で同一の情報を送信し、前記回転部の回転
周面に前記発光素子と同数の受光素子を設けそれら複数
の受光素子で受信した信号を合成して前記情報を再生す
ることを特徴とするCT装置を提供する。上記第7の観
点によるCT装置では、固定部側の複数の発光素子と回
転部側の受光素子とを同数とした。これにより、次に示
すように素子数を最小にすることが出来る。1個の発光
素子の光が実質的に遅延なく届く角度範囲をφとし、発
光素子数をn個とするとき、φ・nの角度範囲が1個の
受光素子でカバーされる。よって、360゜をカバーす
る受光素子数mは、360゜/(φ・n)となる。従っ
て、素子数合計Tは、T=n+m=n+360゜/(φ
・n)となる。この素子数合計Tを最小にするnは、n
によるTの偏微分を0とおいて解けば、n=√{360
゜/φ}となる。これをm=360゜/(φ・n)に代
入すれば、m=√{360゜/φ}となる。つまり、角度
範囲φにかかわらず、n=mとなり、複数の発光素子と
受光素子とを同数とした場合に素子数を最小にできる。
【0012】第8の観点では、本発明は、上記構成のC
T装置において、前記複数の発光素子で送信する情報を
発生する情報発生手段から前記複数の発光素子までの間
の配線を同一長さにしたことを特徴とするCT装置を提
供する。上記第8の観点によるCT装置では、送信する
情報を発生する情報発生手段から複数の発光素子までの
間の配線を同一長さにしたため、信号の遅延量が同一と
なり、遅延量のばらつきによる誤動作を防止できる。
【0013】第9の観点では、本発明は、上記構成のC
T装置において、前記複数の受光素子で受信した信号を
合成して情報を再生する情報再生手段と前記複数の受光
素子の間の配線を同一長さにしたことを特徴とするCT
装置を提供する。上記第9の観点によるCT装置では、
複数の受光素子から受信した信号を合成して情報を再生
する情報再生手段までの間の配線を同一長さにしたた
め、信号の遅延量が同一となり、遅延量のばらつきによ
る誤動作を防止できる。
【0014】第10の観点では、本発明は、走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガン
トリ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通
信を行うCT装置であって、前記回転部に発光素子を設
け、前記回転部の回転周面に複数の光ファイバの第1端
を設けそれら複数の光ファイバの第2端は前記発光素子
に対向させ、前記発光素子で発生した光を前記複数の光
ファイバの第1端から固定部側へ放射することを特徴と
するCT装置を提供する。上記第10の観点によるCT
装置では、発光素子から回転部の回転周面まで光ファイ
バを用いて光を導くため、電気配線を引き回さずに済
み、電気配線から放射される電磁ノイズを無視できる程
度に抑制できる。
【0015】第11の観点では、本発明は、走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガン
トリ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通
信を行うCT装置であって、前記固定部に発光素子を設
け、前記回転部の回転周面に対向するように複数の光フ
ァイバの第1端を設けそれら複数の光ファイバの第2端
は前記発光素子に対向させ、前記発光素子で発生した光
を前記複数の光ファイバの第1端から回転部側へ放射す
ることを特徴とするCT装置を提供する。上記第11の
観点によるCT装置では、発光素子から回転部の回転周
面に対向する位置まで光ファイバを用いて光を導くた
め、電気配線を引き回さずに済み、電気配線から放射さ
れる電磁ノイズを無視できる程度に抑制できる。
【0016】第12の観点では、本発明は、走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガン
トリ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通
信を行うCT装置であって、前記回転部に受光素子を設
け、前記回転部の回転周面に複数の光ファイバの第1端
を設けそれら複数の光ファイバの第2端は前記受光素子
に対向させ、固定部側から放射された光を前記複数の光
ファイバの第1端から導入し前記受光素子で受光するこ
とを特徴とするCT装置を提供する。上記第12の観点
によるCT装置では、回転部の回転周面から受光素子ま
で光ファイバを用いて光を導くため、電気配線を引き回
さずに済み、電気配線から放射される電磁ノイズを無視
できる程度に抑制できる。
【0017】第13の観点では、本発明は、走査ガント
リ内で撮影対象の周りを回転しない固定部と,走査ガン
トリ内で撮影対象の周りを回転する回転部との間で光通
信を行うCT装置であって、前記固定部に受光素子を設
け、前記回転部の回転周面に対向するように複数の光フ
ァイバの第1端を設けそれら複数の光ファイバの第2端
は前記受光素子に対向させ、回転部側から放射された光
を前記複数の光ファイバの第1端から導入し前記受光素
子で受光することを特徴とするCT装置を提供する。上
記第13の観点によるCT装置では、回転部の回転周面
に対向する位置から受光素子まで光ファイバを用いて光
を導くため、電気配線を引き回さずに済み、電気配線か
ら放射される電磁ノイズを無視できる程度に抑制でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0019】−第1の実施形態− 図1〜図3は、本発明の第1の実施形態にかかるX線C
T装置103の走査ガントリ10を示す模式図である。
【0020】図1は、走査ガントリ10内で撮影対象の
周りを回転する回転部30から撮影対象の周りを回転し
ない固定部20への1つの光通信チャネルを示す模式図
である。回転部30の回転周面30aには、4個の赤外
線レーザダイオード311〜314が、90゜間隔で、
取り付けられている。さらに、回転部30には、図示せ
ぬX線検出器及びDASで収集した撮影データ等の情報
を乗せた電気信号を発生する情報送信回路33と、前記
電気信号を赤外線に変換するべく前記赤外線レーザダイ
オード311〜314を駆動するレーザダイオード駆動
回路320とが設けられている。レーザダイオード駆動
回路320は、図示の都合上、1つのブロックで表して
いるが、各赤外線レーザダイオード311〜314に対
応した4個のレーザダイオード駆動回路からなってい
る。
【0021】赤外線レーザダイオード311〜314の
発光面以外を覆うように、反射鏡39がそれぞれ付設さ
れている。
【0022】レーザダイオード駆動回路320から各赤
外線レーザダイオード311〜314までの電気配線3
01〜304は、同一長さになっている。
【0023】固定部20には、前記赤外線レーザダイオ
ード311〜314から放出される赤外線を受光する4
個の赤外線フォトダイオード241〜244と、前記赤
外線を電気信号に変換するべく前記赤外線フォトダイオ
ード241〜244を駆動するフォトダイオード駆動回
路251〜254と、各フォトダイオード駆動回路25
1〜254で変換した電気信号を合成する信号合成回路
255と、合成した電気信号から情報を取り出して図示
せぬ情報処理部等へと送る情報受信回路26とが設けら
れている。
【0024】赤外線フォトダイオード241〜244の
受光面には、波長800nm以下の光をカットするため
の赤外線フィルタ27がそれぞれ取り付けられている。
また、赤外線フォトダイオード241〜244の受光面
以外を覆うように、遮光性のカバー28がそれぞれ付設
されている。
【0025】赤外線レーザダイオードの光が実質的に遅
延なく赤外線フォトダイオードに届く角度範囲φは2
2.5゜である。そこで、4個の赤外線フォトダイオー
ド241〜244は、22.5゜の角度範囲を分担領域
とし、受光面が下向きになるように且つ分担領域が連続
するようにして取り付けられている。
【0026】各赤外線フォトダイオード241〜244
から各フォトダイオード駆動回路251〜254までの
電気配線201〜204は、同一長さになっている。
【0027】図1の状態から回転部30が22.5゜回
転する角度範囲では、主として赤外線レーザダイオード
311と赤外線フォトダイオード241の間で実質的に
遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する
角度範囲では、主として赤外線レーザダイオード311
と赤外線フォトダイオード242の間で実質的に遅延な
く光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範
囲では、主として赤外線レーザダイオード311と赤外
線フォトダイオード243の間で実質的に遅延なく光通
信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲で
は、主として赤外線レーザダイオード311と赤外線フ
ォトダイオード244の間で実質的に遅延なく光通信が
行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、主
として赤外線レーザダイオード312と赤外線フォトダ
イオード241の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、主として
赤外線レーザダイオード312と赤外線フォトダイオー
ド242の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続
いて22.5゜回転する角度範囲では、主として赤外線
レーザダイオード312と赤外線フォトダイオード24
3の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて2
2.5゜回転する角度範囲では、主として赤外線レーザ
ダイオード312と赤外線フォトダイオード244の間
で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5
゜回転する角度範囲では、主として赤外線レーザダイオ
ード313と赤外線フォトダイオード241の間で実質
的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転
する角度範囲では、主として赤外線レーザダイオード3
13と赤外線フォトダイオード242の間で実質的に遅
延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角
度範囲では、主として赤外線レーザダイオード313と
赤外線フォトダイオード243の間で実質的に遅延なく
光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲
では、主として赤外線レーザダイオード313と赤外線
フォトダイオード244の間で実質的に遅延なく光通信
が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、
主として赤外線レーザダイオード314と赤外線フォト
ダイオード241の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、主とし
て赤外線レーザダイオード314と赤外線フォトダイオ
ード242の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。
続いて22.5゜回転する角度範囲では、主として赤外
線レーザダイオード314と赤外線フォトダイオード2
43の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて
22.5゜回転する角度範囲では、主として赤外線レー
ザダイオード314と赤外線フォトダイオード244の
間で実質的に遅延なく光通信が行われる。かくして、回
転部30が306゜回転しても常に回転部30と固定部
20の光通信が確保される。
【0028】図2は、固定部20から回転部30への1
つの光通信チャネルを示す模式図である。固定部20に
は、回転部30の回転周面へ向けて赤外線を放射する4
個の赤外線レーザダイオード211〜214と、図示せ
ぬ制御処理部からの制御データ等の情報を乗せた電気信
号を発生する情報送信回路23と、前記電気信号を赤外
線に変換するべく前記赤外線レーザダイオード211〜
214を駆動するレーザダイオード駆動回路221〜2
24とが設けられている。
【0029】赤外線レーザダイオード211〜214の
発光面以外を覆うように、反射鏡29がそれぞれ付設さ
れている。
【0030】赤外線レーザダイオード211〜214
は、図2に示すように、22.5゜の角度範囲を分担領
域とし、発光面が下向きになるように且つ分担領域が連
続するようにして取り付けられている。
【0031】各レーザダイオード駆動回路221〜22
4から各赤外線レーザダイオード211〜214までの
電気配線205〜208は、同一長さになっている。
【0032】回転部30の回転周面30aには、4個の
赤外線フォトダイオード341〜344が、90゜間隔
で、取り付けられている。さらに、回転部30には、赤
外線を電気信号に変換するべく前記赤外線フォトダイオ
ード341〜344を駆動すると共に各赤外線フォトダ
イオード341〜344に対応する電気信号を合成する
フォトダイオード駆動・信号合成回路350と、合成し
た電気信号から情報を取り出して図示せぬ制御機構等へ
と送る情報受信回路36とが設けられている。フォトダ
イオード駆動・信号合成回路350は、図示の都合上、
1つのブロックで表しているが、各赤外線フォトダイオ
ード341〜344に対応した4個のフォトダイオード
駆動回路と1つの信号合成回路からなっている。
【0033】赤外線フォトダイオード341〜344の
受光面には、波長800nm以下の光をカットするため
の赤外線フィルタ37がそれぞれ取り付けられている。
また、赤外線フォトダイオード341〜344の受光面
以外を覆うように、遮光性のカバー38がそれぞれ付設
されている。
【0034】各赤外線フォトダイオード341〜344
からフォトダイオード駆動・信号合成回路350からま
での電気配線305〜308は、同一長さになってい
る。
【0035】図2の状態から回転部30が22.5゜回
転する角度範囲では、主として赤外線レーザダイオード
211と赤外線フォトダイオード341の間で実質的に
遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する
角度範囲では、主として赤外線レーザダイオード212
と赤外線フォトダイオード341の間で実質的に遅延な
く光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範
囲では、主として赤外線レーザダイオード213と赤外
線フォトダイオード341の間で実質的に遅延なく光通
信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲で
は、主として赤外線レーザダイオード214と赤外線フ
ォトダイオード341の間で実質的に遅延なく光通信が
行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、主
として赤外線レーザダイオード211と赤外線フォトダ
イオード342の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、主として
赤外線レーザダイオード212と赤外線フォトダイオー
ド342の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続
いて22.5゜回転する角度範囲では、主として赤外線
レーザダイオード213と赤外線フォトダイオード34
2の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて2
2.5゜回転する角度範囲では、主として赤外線レーザ
ダイオード214と赤外線フォトダイオード342の間
で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5
゜回転する角度範囲では、主として赤外線レーザダイオ
ード211と赤外線フォトダイオード343の間で実質
的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転
する角度範囲では、主として赤外線レーザダイオード2
12と赤外線フォトダイオード343の間で実質的に遅
延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角
度範囲では、主として赤外線レーザダイオード213と
赤外線フォトダイオード343の間で実質的に遅延なく
光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲
では、主として赤外線レーザダイオード214と赤外線
フォトダイオード343の間で実質的に遅延なく光通信
が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、
主として赤外線レーザダイオード211と赤外線フォト
ダイオード344の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、主とし
て赤外線レーザダイオード212と赤外線フォトダイオ
ード344の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。
続いて22.5゜回転する角度範囲では、主として赤外
線レーザダイオード213と赤外線フォトダイオード3
44の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて
22.5゜回転する角度範囲では、主として赤外線レー
ザダイオード214と赤外線フォトダイオード344の
間で実質的に遅延なく光通信が行われる。かくして、回
転部30が306゜回転しても常に回転部30と固定部
20の光通信が確保される。
【0036】図3は、多数の光通信チャネルの並設方法
を示す模式図である。回転部30の回転軸方向に、回転
部30から固定部20への光通信チャネル(311→2
41)と固定部20から回転部30への光通信チャネル
(211→341)とが、交互に配置されている。ま
た、隣接する光通信チャネル間は、固定部20に取り付
けられた反射板20bおよび回転部30に取り付けられ
た反射板30bによって、光学的に仕切られている。な
お、通常は、回転部30から固定部20へは2チャンネ
ル(データチャネルと通信チャネル)、固定部20から
回転部30へは1チャンネル(通信チャネル)のものが
効率的である。
【0037】上記第1の実施形態にかかるX線CT装置
103によれば、次の効果が得られる。 (1)回転部30側の赤外線レーザダイオード311〜
314と固定部20側の赤外線フォトダイオード241
〜244とが同数であり、固定部20側の赤外線レーザ
ダイオード211〜214と回転部30側の赤外線フォ
トダイオード341〜344とが同数であるため、合計
素子数を最小にすることが出来る。
【0038】(2)隣接する光通信チャネル間を反射板
20b,30bで仕切っているため、漏洩光によるクロ
ストークを防止できる。また、回転部30から固定部2
0への光通信チャネル(311→241)と固定部20
から回転部30への光通信チャネル(211→341)
とを交互に配置しているため、隣接する光通信チャネル
で赤外線の方向が逆になり、漏洩光によるクロストーク
を防止できる。
【0039】(3)赤外線フィルタ27,37により波
長800nm以下の光が赤外線フォトダイオード241
〜244,341〜344に入らないようにため、実質
的に波長800nm以下の外来光がノイズとして混入す
ることを防止できる。また、カバー28,38により、
外来光がノイズとして赤外線フォトダイオード241〜
244,341〜344に入ることを防止できる。
【0040】(4)固定部20に設けられる赤外線レー
ザダイオード211〜214または赤外線フォトダイオ
ード241〜244が上向きでないため、埃が受光面ま
たは発光面に溜まり難くなり、埃による通信障害を防止
できる。なお、赤外線レーザダイオード211〜214
または赤外線フォトダイオード241〜244を下向き
にしているが、横向きにしてもよい。つまり、回転周面
30aの上半分に対向するように赤外線レーザダイオー
ド211〜214または赤外線フォトダイオード241
〜244を設置すればよい。
【0041】(5)情報送信回路33から複数の赤外線
レーザダイオード311〜314までの間の電気配線3
01〜304を同一長さにすると共に、複数の赤外線フ
ォトダイオード241〜244から情報受信回路26ま
での間の電気配線201〜204を同一長さにしたた
め、信号の遅延量が同一となり、遅延量のばらつきによ
る誤動作を防止できる。また、情報送信回路23から複
数の赤外線レーザダイオード211〜214までの間の
電気配線205〜208を同一長さにすると共に、複数
の赤外線フォトダイオード341〜344から情報受信
回路36までの間の電気配線305〜308を同一長さ
にしたため、信号の遅延量が同一となり、遅延量のばら
つきによる誤動作を防止できる。
【0042】−第2の実施形態− 図4〜図6は、本発明の第2の実施形態にかかるX線C
T装置104の走査ガントリ10を示す模式図である。
【0043】図4は、走査ガントリ10内で撮影対象の
周りを回転する回転部30から撮影対象の周りを回転し
ない固定部20への1つの光通信チャネルを示す模式図
である。回転部30には、赤外線レーザダイオード31
と、図示せぬX線検出器及びDASで収集した撮影デー
タ等の情報を乗せた電気信号を発生する情報送信回路3
3と、前記電気信号を赤外線に変換するべく前記赤外線
レーザダイオード31を駆動するレーザダイオード駆動
回路32と、前記赤外線レーザダイオード31が発生し
た赤外線を回転周面30aに導く光ファイバ61〜64
とが設けられている。
【0044】光ファイバ61〜64の各第1端は、回転
周面30aに90゜間隔で配置されており、それぞれレ
ンズ60を介して固定部20側へ赤外線を放射する。光
ファイバ61〜64の各第2端は、前記赤外線レーザダ
イオード31の発光面に対向するように集められてい
る。光ファイバ61〜64は、同一長さになっている。
【0045】固定部20には、前記光ファイバ61〜6
4の各第1端から放出される赤外線を受光する4個の赤
外線フォトダイオード241〜244と、前記赤外線を
電気信号に変換するべく前記赤外線フォトダイオード2
41〜244を駆動するフォトダイオード駆動回路25
1〜254と、各フォトダイオード駆動回路251〜2
54で変換した電気信号を合成する信号合成回路255
と、合成した電気信号から情報を取り出して図示せぬ情
報処理部等へと送る情報受信回路26とが設けられてい
る。
【0046】赤外線フォトダイオード241〜244の
受光面には、波長800nm以下の光をカットするため
の赤外線フィルタ27がそれぞれ取り付けられている。
また、赤外線フォトダイオード241〜244の受光面
以外を覆うように、遮光性のカバー28がそれぞれ付設
されている。
【0047】赤外線レーザダイオードの光が実質的に遅
延なく赤外線フォトダイオードに届く角度範囲φは2
2.5゜である。そこで、4個の赤外線フォトダイオー
ド241〜244は、22.5゜の角度範囲を分担領域
とし、受光面が下向きになるように且つ分担領域が連続
するようにして取り付けられている。
【0048】各赤外線フォトダイオード241〜244
から各フォトダイオード駆動回路251〜254までの
電気配線201〜204は、同一長さになっている。
【0049】図4の状態から回転部30が22.5゜回
転する角度範囲では、光ファイバ61の第1端と赤外線
フォトダイオード241の間で実質的に遅延なく光通信
が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、
光ファイバ61の第1端と赤外線フォトダイオード24
2の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて2
2.5゜回転する角度範囲では、光ファイバ61の第1
端と赤外線フォトダイオード243の間で実質的に遅延
なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度
範囲では、光ファイバ61の第1端と赤外線フォトダイ
オード244の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ62の第1端と赤外線フォトダイオード241の間で
実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜
回転する角度範囲では、光ファイバ62の第1端と赤外
線フォトダイオード242の間で実質的に遅延なく光通
信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲で
は、光ファイバ62の第1端と赤外線フォトダイオード
243の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続い
て22.5゜回転する角度範囲では、光ファイバ62の
第1端と赤外線フォトダイオード244の間で実質的に
遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する
角度範囲では、光ファイバ63の第1端と赤外線フォト
ダイオード241の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファ
イバ63の第1端と赤外線フォトダイオード242の間
で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5
゜回転する角度範囲では、光ファイバ63の第1端と赤
外線フォトダイオード243の間で実質的に遅延なく光
通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲で
は、光ファイバ63の第1端と赤外線フォトダイオード
244の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続い
て22.5゜回転する角度範囲では、光ファイバ64の
第1端と赤外線フォトダイオード241の間で実質的に
遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する
角度範囲では、光ファイバ64の第1端と赤外線フォト
ダイオード242の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファ
イバ64の第1端と赤外線フォトダイオード243の間
で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5
゜回転する角度範囲では、光ファイバ64の第1端と赤
外線フォトダイオード244の間で実質的に遅延なく光
通信が行われる。かくして、回転部30が306゜回転
しても常に回転部30と固定部20の光通信が確保され
る。
【0050】図5は、固定部20から回転部30への1
つの光通信チャネルを示す模式図である。固定部20に
は、赤外線レーザダイオード21と、図示せぬ制御処理
部からの制御データ等の情報を乗せた電気信号を発生す
る情報送信回路23と、前記電気信号を赤外線に変換す
るべく前記赤外線レーザダイオード21を駆動するレー
ザダイオード駆動回路221〜224と、前記赤外線レ
ーザダイオード21が発生した赤外線を回転周面30a
に対向する位置まで導く光ファイバ51〜54とが設け
られている。
【0051】光ファイバ51〜54の各第1端は、それ
ぞれ22.5゜の角度範囲を分担領域とし、回転周面3
0aに下向きに対向するように、22.5゜間隔で連続
して配置されており、それぞれレンズ50を介して回転
部30側へ赤外線を放射する。光ファイバ51〜54の
各第2端は、前記赤外線レーザダイオード21の発光面
に対向するように集められている。光ファイバ51〜5
4は、同一長さになっている。
【0052】回転部30の回転周面30aには、4個の
赤外線フォトダイオード341〜344が、90゜間隔
で、取り付けられている。さらに、回転部30には、赤
外線を電気信号に変換するべく前記赤外線フォトダイオ
ード341〜344を駆動すると共に各赤外線フォトダ
イオード341〜344に対応する電気信号を合成する
フォトダイオード駆動・信号合成回路350と、合成し
た電気信号から情報を取り出して図示せぬ制御機構等へ
と送る情報受信回路36とが設けられている。フォトダ
イオード駆動・信号合成回路350は、図示の都合上、
1つのブロックで表しているが、各赤外線フォトダイオ
ード341〜344に対応した4個のフォトダイオード
駆動回路と1つの信号合成回路からなっている。
【0053】赤外線フォトダイオード341〜344の
受光面には、波長800nm以下の光をカットするため
の赤外線フィルタ37がそれぞれ取り付けられている。
また、赤外線フォトダイオード341〜344の受光面
以外を覆うように、遮光性のカバー38がそれぞれ付設
されている。
【0054】各赤外線フォトダイオード341〜344
からフォトダイオード駆動・信号合成回路350からま
での電気配線305〜308は、同一長さになってい
る。
【0055】図5の状態から回転部30が22.5゜回
転する角度範囲では、光ファイバ51の第1端と赤外線
フォトダイオード341の間で実質的に遅延なく光通信
が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、
光ファイバ52の第1端と赤外線フォトダイオード34
1の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて2
2.5゜回転する角度範囲では、光ファイバ53の第1
端と赤外線フォトダイオード341の間で実質的に遅延
なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度
範囲では、光ファイバ54の第1端と赤外線フォトダイ
オード341の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ51の第1端と赤外線フォトダイオード342の間で
実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜
回転する角度範囲では、光ファイバ52の第1端と赤外
線フォトダイオード342の間で実質的に遅延なく光通
信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲で
は、光ファイバ53の第1端と赤外線フォトダイオード
342の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続い
て22.5゜回転する角度範囲では、光ファイバ54の
第1端と赤外線フォトダイオード342の間で実質的に
遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する
角度範囲では、光ファイバ51の第1端と赤外線フォト
ダイオード343の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファ
イバ52の第1端と赤外線フォトダイオード343の間
で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5
゜回転する角度範囲では、光ファイバ53の第1端と赤
外線フォトダイオード343の間で実質的に遅延なく光
通信が行われる。続いて22.5゜回転する角度範囲で
は、光ファイバ54の第1端と赤外線フォトダイオード
343の間で実質的に遅延なく光通信が行われる。続い
て22.5゜回転する角度範囲では、光ファイバ51の
第1端と赤外線フォトダイオード344の間で実質的に
遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転する
角度範囲では、光ファイバ52の第1端と赤外線フォト
ダイオード344の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファ
イバ53の第1端と赤外線フォトダイオード344の間
で実質的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5
゜回転する角度範囲では、光ファイバ54の第1端と赤
外線フォトダイオード344の間で実質的に遅延なく光
通信が行われる。かくして、回転部30が306゜回転
しても常に回転部30と固定部20の光通信が確保され
る。
【0056】図6は、多数の光通信チャネルの並設方法
を示す模式図である。回転部30の回転軸方向に、回転
部30から固定部20への光通信チャネル(61→24
1)と固定部20から回転部30への光通信チャネル
(51→341)とが、交互に配置されている。また、
隣接する光通信チャネル間は、固定部20に取り付けら
れた反射板20bおよび回転部30に取り付けられた反
射板30bによって、光学的に仕切られている。なお、
通常は、回転部30から固定部20へは2チャンネル
(データチャネルと通信チャネル)、固定部20から回
転部30へは1チャンネル(通信チャネル)のものが効
率的である。
【0057】上記第2の実施形態にかかるX線CT装置
104によれば、次の効果が得られる。 (1)赤外線レーザダイオード31から回転周面30a
まで光ファイバ61〜64を用いて赤外線を導くと共
に、赤外線レーザダイオード21から回転周面30aに
対向する位置まで光ファイバ51〜54を用いて赤外線
を導くため、電気配線を引き回さずに済み、電気配線か
ら放射される電磁ノイズを無視できる程度に抑制でき
る。
【0058】(2)隣接する光通信チャネル間を反射板
20b,30bで仕切っているため、漏洩光によるクロ
ストークを防止できる。また、回転部30から固定部2
0への光通信チャネル(61→241)と固定部20か
ら回転部30への光通信チャネル(51→341)とを
交互に配置しているため、隣接する光通信チャネルで赤
外線の方向が逆になり、漏洩光によるクロストークを防
止できる。
【0059】(3)赤外線フィルタ27,37により波
長800nm以下の光が赤外線フォトダイオード241
〜244,341〜344に入らないようにため、実質
的に波長800nm以下の外来光がノイズとして混入す
ることを防止できる。また、カバー28,38により、
外来光がノイズとして赤外線フォトダイオード241〜
244,341〜344に入ることを防止できる。
【0060】(4)固定部20に設けられる赤外線フォ
トダイオード241〜244または光ファイバ51〜5
4の第1端面が上向きでないため、埃が受光面または発
光面に溜まり難くなり、埃による通信障害を防止でき
る。なお、赤外線レーザダイオード211〜214また
は光ファイバ51〜54の第1端面を下向きにしている
が、横向きにしてもよい。つまり、回転周面30aの上
半分に対向するように赤外線レーザダイオード211〜
214または光ファイバ51〜54の第1端面を設置す
ればよい。
【0061】(5)複数の赤外線フォトダイオード24
1〜244から情報受信回路26までの間の電気配線2
01〜204を同一長さにしたため、信号の遅延量が同
一となり、遅延量のばらつきによる誤動作を防止でき
る。また、複数の赤外線フォトダイオード341〜34
4から情報受信回路36までの間の電気配線305〜3
08を同一長さにしたため、信号の遅延量が同一とな
り、遅延量のばらつきによる誤動作を防止できる。
【0062】−第3の実施形態− 図7〜図9は、本発明の第3の実施形態にかかるX線C
T装置105の走査ガントリ10を示す模式図である。
【0063】図7は、走査ガントリ10内で撮影対象の
周りを回転する回転部30から撮影対象の周りを回転し
ない固定部20への1つの光通信チャネルを示す模式図
である。回転部30には、赤外線レーザダイオード31
と、図示せぬX線検出器及びDASで収集した撮影デー
タ等の情報を乗せた電気信号を発生する情報送信回路3
3と、前記電気信号を赤外線に変換するべく前記赤外線
レーザダイオード31を駆動するレーザダイオード駆動
回路32と、前記赤外線レーザダイオード31が発生し
た赤外線を回転周面30aに導く光ファイバ61〜64
とが設けられている。
【0064】光ファイバ61〜64の各第1端は、回転
周面30aに90゜間隔で配置されており、それぞれレ
ンズ60を介して固定部20側へ赤外線を放射する。光
ファイバ61〜64の各第2端は、前記赤外線レーザダ
イオード31の発光面に対向するように集められてい
る。光ファイバ61〜64は、同一長さになっている。
【0065】固定部20には、光ファイバ51〜54
と、それら光ファイバ51〜54の各第2端から放出さ
れる赤外線を受光する赤外線フォトダイオード24と、
前記赤外線を電気信号に変換するべく前記赤外線フォト
ダイオード24を駆動するフォトダイオード駆動回路2
5と、フォトダイオード駆動回路25で変換した電気信
号から情報を取り出して図示せぬ情報処理部等へと送る
情報受信回路26とが設けられている。
【0066】回転部30側の光ファイバの光が実質的に
遅延なく固定部側の光ファイバに届く角度範囲φは2
2.5゜である。そこで、光ファイバ51〜54の各第
1端は、それぞれ22.5゜の角度範囲を分担領域と
し、回転周面30aに下向きに対向するように、22.
5゜間隔で連続して配置されており、それぞれ赤外線フ
ィルタ兼用レンズ57を介して回転部30からの赤外線
を受光する。光ファイバ51〜54の各第2端は、前記
赤外線フォトダイオード24の受光面に対向するように
集められている。光ファイバ51〜54は、同一長さに
なっている。
【0067】赤外線フィルタ兼用レンズ57は、波長8
00nm以下の光をカットする。
【0068】図7の状態から回転部30が22.5゜回
転する角度範囲では、光ファイバ61の第1端と光ファ
イバ51の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファ
イバ61の第1端と光ファイバ52の第1端の間で実質
的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転
する角度範囲では、光ファイバ61の第1端と光ファイ
バ53の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ61の第1端と光ファイバ54の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ62の第1端と光ファイバ
51の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ62の第1端と光ファイバ52の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ62の第1端と光ファイバ
53の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ62の第1端と光ファイバ54の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ63の第1端と光ファイバ
51の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ63の第1端と光ファイバ52の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ63の第1端と光ファイバ
53の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ63の第1端と光ファイバ54の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ64の第1端と光ファイバ
51の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ64の第1端と光ファイバ52の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ64の第1端と光ファイバ
53の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ64の第1端と光ファイバ54の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。かくして、回転部30が
306゜回転しても常に回転部30と固定部20の光通
信が確保される。
【0069】図8は、固定部20から回転部30への1
つの光通信チャネルを示す模式図である。固定部20に
は、赤外線レーザダイオード21と、図示せぬ制御処理
部からの制御データ等の情報を乗せた電気信号を発生す
る情報送信回路23と、前記電気信号を赤外線に変換す
るべく前記赤外線レーザダイオード21を駆動するレー
ザダイオード駆動回路22と、前記赤外線レーザダイオ
ード21が発生した赤外線を回転周面30aに対向する
位置まで導く光ファイバ51〜54とが設けられてい
る。
【0070】光ファイバ51〜54の各第1端は、それ
ぞれ22.5゜の角度範囲を分担領域とし、回転周面3
0aに下向きに対向するように、22.5゜間隔で連続
して配置されており、それぞれレンズ50を介して回転
部30側へ赤外線を放射する。光ファイバ51〜54の
各第2端は、前記赤外線レーザダイオード21の発光面
に対向するように集められている。光ファイバ51〜5
4は、同一長さになっている。
【0071】回転部30には、光ファイバ61〜64
と、それら光ファイバ61〜64の各第2端から放出さ
れる赤外線を受光する赤外線フォトダイオード34と、
前記赤外線を電気信号に変換するべく前記赤外線フォト
ダイオード34を駆動するフォトダイオード駆動回路3
5と、フォトダイオード駆動回路35で変換した電気信
号から情報を取り出して図示せぬ制御機構等へと送る情
報受信回路36とが設けられている。
【0072】光ファイバ61〜64の各第1端は、回転
部30の回転周面30aに90゜間隔で配置されてお
り、それぞれ赤外線フィルタ兼用レンズ67を介して固
定部20からの赤外線を受光する。
【0073】光ファイバ61〜64の各第2端は、前記
赤外線フォトダイオード34の受光面に対向するように
集められている。光ファイバ61〜64は、同一長さに
なっている。
【0074】赤外線フィルタ兼用レンズ67は、波長8
00nm以下の光をカットする。
【0075】図8の状態から回転部30が22.5゜回
転する角度範囲では、光ファイバ51の第1端と光ファ
イバ61の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行わ
れる。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファ
イバ52の第1端と光ファイバ61の第1端の間で実質
的に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転
する角度範囲では、光ファイバ53の第1端と光ファイ
バ61の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ54の第1端と光ファイバ61の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ51の第1端と光ファイバ
62の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ52の第1端と光ファイバ62の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ53の第1端と光ファイバ
62の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ54の第1端と光ファイバ62の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ51の第1端と光ファイバ
63の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ52の第1端と光ファイバ63の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ53の第1端と光ファイバ
63の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ54の第1端と光ファイバ63の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ51の第1端と光ファイバ
64の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ52の第1端と光ファイバ64の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。続いて22.5゜回転す
る角度範囲では、光ファイバ53の第1端と光ファイバ
64の第1端の間で実質的に遅延なく光通信が行われ
る。続いて22.5゜回転する角度範囲では、光ファイ
バ54の第1端と光ファイバ64の第1端の間で実質的
に遅延なく光通信が行われる。かくして、回転部30が
306゜回転しても常に回転部30と固定部20の光通
信が確保される。
【0076】図9は、多数の光通信チャネルの並設方法
を示す模式図である。回転部30の回転軸方向に、回転
部30から固定部20への光通信チャネル(61→5
1)と固定部20から回転部30への光通信チャネル
(51→61)とが、交互に配置されている。また、隣
接する光通信チャネル間は、固定部20に取り付けられ
た反射板20bおよび回転部30に取り付けられた反射
板30bによって、光学的に仕切られている。なお、通
常は、回転部30から固定部20へは2チャンネル(デ
ータチャネルと通信チャネル)、固定部20から回転部
30へは1チャンネル(通信チャネル)のものが効率的
である。
【0077】上記第3の実施形態にかかるX線CT装置
105によれば、次の効果が得られる。 (1)赤外線レーザダイオード31から回転周面30a
まで光ファイバ61〜64を用いて赤外線を導くと共
に、回転周面30aに対向する位置から赤外線フォトダ
イオード24まで光ファイバ51〜54を用いて赤外線
を導くため、電気配線を引き回さずに済み、電気配線か
ら放射される電磁ノイズを無視できる程度に抑制でき
る。また、赤外線レーザダイオード21から回転周面3
0aに対向する位置まで光ファイバ51〜54を用いて
赤外線を導くと共に、回転周面30aから赤外線フォト
ダイオード34まで光ファイバ61〜64を用いて赤外
線を導くため、電気配線を引き回さずに済み、電気配線
から放射される電磁ノイズを無視できる程度に抑制でき
る。
【0078】(2)隣接する光通信チャネル間を反射板
20b,30bで仕切っているため、漏洩光によるクロ
ストークを防止できる。また、回転部30から固定部2
0への光通信チャネル(61→51)と固定部20から
回転部30への光通信チャネル(51→61)とを交互
に配置しているため、隣接する光通信チャネルで赤外線
の方向が逆になり、漏洩光によるクロストークを防止で
きる。
【0079】(3)赤外線フィルタ兼用レンズ57,6
7により波長800nm以下の光が赤外線フォトダイオ
ード24,34に入らないようにため、実質的に波長8
00nm以下の外来光がノイズとして混入することを防
止できる。
【0080】(4)固定部20に設けられる光ファイバ
51〜54の第1端面が上向きでないため、埃が第1端
面に溜まり難くなり、埃による通信障害を防止できる。
なお、光ファイバ51〜54の第1端面を下向きにして
いるが、横向きにしてもよい。つまり、回転周面30a
の上半分に対向するように光ファイバ51〜54の第1
端面を設置すればよい。
【0081】−他の実施形態− 本発明は、走査ガントリに固定部と回転部とを有するC
T装置、例えばECT(Emission Computed Tomograph
y)装置等にも適用できる。
【0082】
【発明の効果】本発明のCT装置によれば、次の効果が
得られる。 (1)隣接するチャネル間のクロストークを防止でき
る。 (2)外来光がノイズとして混入するのを防止できる。 (3)埃が光通信の障害となることを防止できる。 (4)発光素子数と受光素子数の合計を最小にできる。 (5)多数の発光素子間の信号遅延や受光素子間の信号
遅延による誤動作を防止できる。 (6)電気配線から放射される電磁ノイズを抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかるX線CT装置の回転部
から固定部への光通信チャネルを示す模式図である。
【図2】第1の実施形態にかかるX線CT装置の固定部
から回転部への光通信チャネルを示す模式図である。
【図3】第1の実施形態にかかるX線CT装置の複数の
光通信チャネルの並設構成を示す模式図である。
【図4】第2の実施形態にかかるX線CT装置の回転部
から固定部への光通信チャネルを示す模式図である。
【図5】第2の実施形態にかかるX線CT装置の固定部
から回転部への光通信チャネルを示す模式図である。
【図6】第2の実施形態にかかるX線CT装置の複数の
光通信チャネルの並設構成を示す模式図である。
【図7】第3の実施形態にかかるX線CT装置の回転部
から固定部への光通信チャネルを示す模式図である。
【図8】第3の実施形態にかかるX線CT装置の固定部
から回転部への光通信チャネルを示す模式図である。
【図9】第3の実施形態にかかるX線CT装置の複数の
光通信チャネルの並設構成を示す模式図である。
【符号の説明】
103〜105 X線CT装置 10 走査ガントリ 20 固定部 20b 反射板 21,211〜214 赤外線レーザダイオード 22,221〜224 レーザダイオード駆動回路 23 情報送信回路 24,241〜244 赤外線フォトダイオード 25,251〜254 フォトダイオード駆動回路 255 信号合成回路 26 情報受信回路 27 赤外線フィルタ 28 カバー 29 反射鏡 30 回転部 30a 回転周面 30b 反射板 31,311〜314 赤外線レーザダイオード 32 レーザダイオード駆動回路 33 情報送信回路 34,341〜344 赤外線フォトダイオード 35 フォトダイオード駆動回路 36 情報受信回路 37 赤外線フィルタ 38 カバー 39 反射鏡 51〜54,61〜64 光ファイバ 201〜208,301〜308 電気配線
フロントページの続き (72)発明者 西出 明彦 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 野中 敏明 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 柳田 弘文 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 別所 浩治 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 CA32 CA35 CA39 EC59 5K002 AA05 AA07 CA02 FA01 FA03 GA03 GA08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転
    しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転する回転部との間で光通信を行うCT装置であって、 前記光通信を行うチャネルが複数あり、隣接するチャネ
    ルが壁板で仕切られていることを特徴とするCT装置。
  2. 【請求項2】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転
    しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転する回転部との間で光通信を行うCT装置であって、 前記回転部から前記固定部へ情報を送信する送信チャネ
    ルが複数あり、前記固定部からの情報を前記回転部が受
    信する受信チャネルが少なくとも1チャンネルあり、前
    記送信チャネルの間に前記受信チャネルが挟まれている
    ことを特徴とするCT装置。
  3. 【請求項3】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転
    しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転する回転部との間で光通信を行うCT装置であって、 情報を乗せた光を受光する受光手段として赤外線受光素
    子を用いると共に、波長800nm以下の光をカットす
    るための赤外線フィルタを前記受光素子の受光面に設け
    たことを特徴とするCT装置。
  4. 【請求項4】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転
    しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転する回転部との間で光通信を行うCT装置であって、 前記固定部に設けられる受光手段に、前記光通信で用い
    る波長帯の光以外の光を遮るカバーを付設したことを特
    徴とするCT装置。
  5. 【請求項5】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転
    しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転する回転部との間で光通信を行うCT装置であって、 前記固定部に設けられる受光手段または発光手段が、重
    力方向に対して下向き又は斜め下向き又は横向きに前記
    回転部の回転周面に対向していることを特徴とするCT
    装置。
  6. 【請求項6】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転
    しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転する回転部との間で光通信を行うCT装置であって、 前記回転部の回転周面に複数の発光素子を設けそれら複
    数の発光素子で同一の情報を送信し、前記固定部に前記
    発光素子と同数の受光素子を前記回転周面に対向するよ
    うに設けそれら複数の受光素子で受信した信号を合成し
    て前記情報を再生することを特徴とするCT装置。
  7. 【請求項7】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回転
    しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転する回転部との間で光通信を行うCT装置であって、 前記固定部に複数の発光素子を前記回転部の回転周面に
    対向するように設けそれら複数の発光素子で同一の情報
    を送信し、前記回転部の回転周面に前記発光素子と同数
    の受光素子を設けそれら複数の受光素子で受信した信号
    を合成して前記情報を再生することを特徴とするCT装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載のCT装
    置において、前記複数の発光素子で送信する情報を発生
    する情報発生手段から前記複数の発光素子までの間の配
    線を同一長さにしたことを特徴とするCT装置。
  9. 【請求項9】 請求項6から請求項8のいずれかに記載
    のCT装置において、前記複数の受光素子で受信した信
    号を合成して情報を再生する情報再生手段と前記複数の
    受光素子の間の配線を同一長さにしたことを特徴とする
    CT装置。
  10. 【請求項10】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを
    回転する回転部との間で光通信を行うCT装置であっ
    て、 前記回転部に発光素子を設け、前記回転部の回転周面に
    複数の光ファイバの第1端を設けそれら複数の光ファイ
    バの第2端は前記発光素子に対向させ、前記発光素子で
    発生した光を前記複数の光ファイバの第1端から固定部
    側へ放射することを特徴とするCT装置。
  11. 【請求項11】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを
    回転する回転部との間で光通信を行うCT装置であっ
    て、 前記固定部に発光素子を設け、前記回転部の回転周面に
    対向するように複数の光ファイバの第1端を設けそれら
    複数の光ファイバの第2端は前記発光素子に対向させ、
    前記発光素子で発生した光を前記複数の光ファイバの第
    1端から回転部側へ放射することを特徴とするCT装
    置。
  12. 【請求項12】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを
    回転する回転部との間で光通信を行うCT装置であっ
    て、 前記回転部に受光素子を設け、前記回転部の回転周面に
    複数の光ファイバの第1端を設けそれら複数の光ファイ
    バの第2端は前記受光素子に対向させ、固定部側から放
    射された光を前記複数の光ファイバの第1端から導入し
    前記受光素子で受光することを特徴とするCT装置。
  13. 【請求項13】 走査ガントリ内で撮影対象の周りを回
    転しない固定部と,走査ガントリ内で撮影対象の周りを
    回転する回転部との間で光通信を行うCT装置であっ
    て、 前記固定部に受光素子を設け、前記回転部の回転周面に
    対向するように複数の光ファイバの第1端を設けそれら
    複数の光ファイバの第2端は前記受光素子に対向させ、
    回転部側から放射された光を前記複数の光ファイバの第
    1端から導入し前記受光素子で受光することを特徴とす
    るCT装置。
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