JPH05274435A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05274435A
JPH05274435A JP7054892A JP7054892A JPH05274435A JP H05274435 A JPH05274435 A JP H05274435A JP 7054892 A JP7054892 A JP 7054892A JP 7054892 A JP7054892 A JP 7054892A JP H05274435 A JPH05274435 A JP H05274435A
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JP7054892A
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English (en)
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Masahiko Yamaguchi
雅彦 山口
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二値化処理や照合処理を行う画像処理装置に
関し、ハードウェアを削減して経済化を図る。 【構成】 多値画像データを格納する多値画像用メモリ
1と、閾値算出ユニット12及び二値化ユニット13に
より多値画像データを二値化して格納する二値画像用メ
モリ2と、二値画像データと照合ユニット14により照
合する二値画像データを格納した辞書用メモリ3と、ブ
ロックの横軸及び縦軸方向の画素数を規定するXリミッ
トカウンタ4とYリミットカウンタ5と、横軸及び縦軸
方向の絶対アドレスを出力するXアドレスカウンタ6と
Yアドレスカウンタ7と、X及びYアドレスカウンタ
6,7に開始アドレスをロードする為のラッチ用レジス
タ8と、Yリミットカウンタ5のオーバーフロー信号又
はアンダーフロー信号をスキャン終了信号としてラッチ
出力するラッチ用レジスタ9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、多値画像データの二値化処理や
二値画像の照合処理を行う画像処理装置に関する。画像
照合を行う装置としては、例えば、本人確認を行う為の
指紋照合装置が知られている。この指紋照合装置は、予
め指紋を登録しておき、本人確認を行う場合に、暗証番
号等を入力することにより、登録された指紋が読出され
て、新たに読取った指紋と照合するものであり、1画面
全体について照合を行う場合には、照合画素数が多数と
なるから、特徴点を含むブロックについて照合すること
により、本人確認を行う構成が採用されている。このよ
うな装置の経済化を図ることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置は、例えば、図4に示すよ
うに、プロセッサ(CPU)41と、フレームメモリ4
2と、表示装置43と、パターンマッチング部44と、
画像の入力部45と、キーボード46等とを有し、入力
部45から入力した指紋等の画像データをフレームメモ
リ42に記憶させ、その画像データの二値化処理等を行
ったのち、予め登録した画像データとパターンマッチン
グ部44に於いて照合するものであり、入力画像データ
や照合結果等を表示装置43に表示することができる。
【0003】このような従来例の画像処理装置に於い
て、指紋照合に適用した従来例の要部の構成を図5に示
す。同図に於いて、50はパターンマッチング部44の
主要部の制御ユニット、51は入力部45により指紋を
読取った多値画像データを格納する多値画像用メモリ、
52は多値画像データを二値化した二値画像データを格
納する二値画像用メモリ、53は二値画像データを予め
登録した辞書用メモリ、54,55,56はアドレス発
生用のカウンタユニット、57は閾値算出ユニット、5
8は二値化ユニット、59は照合ユニットである。
【0004】入力部45により読取った画像データは、
例えば、8ビットの多値画像データとして多値画像用メ
モリ51に格納される。その場合の書込アドレスは、入
力部45の走査に同期してカウンタユニット54から出
力される。1画面分の多値画像データが格納されると、
閾値算出ユニット57により二値化の為の閾値が算出さ
れる。
【0005】図6は画像処理の説明図であり、例えば、
512×512画素の処理画面61と、16×16画素
のブロック62について多値画像用メモリ51から多値
画像データを読出してブロック62内の平均値を求め
る。この平均値をそのブロック62の二値化の為の閾値
とする。この場合のブロック62内の多値画像データの
読出しのアドレスは、制御ユニット50により制御され
るカウンタユニット54から多値画像用メモリ51に加
えられる。
【0006】図7は閾値算出処理のフローチャートであ
り、スキャン開始により図6のブロック62内のスキャ
ンを開始して多値画像データを読出して、閾値算出ユニ
ット57に加え、1ブロック内の256画素のデータを
加算して(1/256)の除算を行い、定数αを加算し
てそのブロック内の閾値とする(1)。各ブロック毎に
閾値を算出することにより、1画面内の撮像の為の照度
むらがあっても、二値化を行う場合の誤差を低減するこ
とができる。次に、ブロック内のスキャンが終了したか
否かを判定し(2)、終了の場合は算出された閾値を退
避し(3)、1画面61内の全ブロック62について閾
値算出の処理が終了したか否かを判定し(4)、終了し
ていない場合はスキャン開始位置を変更し(5)、次の
ブロック内のスキャンを開始する(1)。
【0007】閾値の算出が終了すると、図8に示す二値
化処理のフローチャートに従って二値化が行われる。即
ち、先に算出されたブロック62内の閾値を二値化ユニ
ット58に設定し(11)、閾値算出の場合と同様に、
ブロック62のスキャンにより多値画像用メモリ51か
ら多値画像データが読出されて、二値化ユニット58に
於いて二値化される(12)。この二値化された画像デ
ータは、二値画像用メモリ52に格納される。この場合
の多値画像用メモリ51の読出アドレスは、制御ユニッ
ト50により制御されるカウンタユニット54から加え
られ、又二値画像用メモリ52の書込アドレスは、制御
ユニット50により制御されるカウンタユニット55か
ら加えられる。
【0008】次にブロック62内のスキャンが終了した
か否かを判定し(13)、終了した場合は、全ブロック
について終了したか否かを判定し(14)、終了してい
ない場合は、スキャン開始位置を変更して(15)、次
のブロック内の閾値を二値化ユニット58に設定して二
値化を行う処理を繰り返す。
【0009】二値化処理が終了すると、予め辞書用メモ
リ53に登録された二値画像データと照合するものであ
り、図9はその照合処理のフローチャートを示す。即
ち、スキャン開始位置を指定し(21)、スキャンを開
始して二値画像用メモリ52と辞書用メモリ53とから
二値画像データを読出し、照合ユニット59に於いて画
素対応に照合する(22)。この場合、制御ユニット5
0により制御されるカウンタユニット55,56からそ
れぞれ二値画像用メモリ52の読出アドレスと辞書用メ
モリ53の読出アドレスとが加えられる。
【0010】又照合用の窓は、図6の63で示すよう
に、ブロック62に近似した形状とするもので、例えば
横38画素,縦30画素の大きさとすることができる。
又辞書用メモリ53には、1画面のほぼ中央部を基準窓
とし、特徴点をそれぞれ含む複数の窓63に対応する二
値画像データが格納されているものであり、最初は二値
画像用メモリ52に対応する処理画面61のほぼ中央部
を基準窓として、前述のように窓63内をスキャンして
二値画像データを読出し、画素対応に照合する。
【0011】そして、基準窓についての照合結果が合格
となると、次の窓についての照合に移行し、その後、連
続して2個の窓の照合結果が不合格であると、二値画像
用メモリ52から読出す基準窓の位置が不適切であると
判断して、その基準窓の位置を変更するものである。そ
の場合、図6の渦巻状の矢印経路64に沿って窓63の
位置が変更される。即ち、画素対応の照合一致数をカウ
ントし、所定数以上一致した場合に照合結果を合格とす
る判定を行い(23)、不合格が連続して2個の窓につ
いて行われた否かを判定し(24)、2個連続して不合
格の場合はステップ(21)に戻り、窓63の位置を変
更するように、スキャン開始位置を指定する。
【0012】照合結果が合格の場合は、合格した窓の数
をカウントし、カウント値が所定値以上か否かを判定し
(25)、所定値以上の場合は照合一致と判断する。又
所定値以上でない場合は、1画面内の全窓についての照
合が終了したか否かを判定し(26)、終了していない
場合は、ステップ(21)に戻り、終了した場合は照合
不一致と判断する。
【0013】
【発明が解決しようとする問題点】従来例の画像処理装
置は、図7のステップ(2)〜(5)と、図8のステッ
プ(11),(13)〜(15)と、図9のステップ
(21),(23)〜(26)は、ソフトウェア化する
ことが不可能と考えられ、それらのステップの処理を実
現する為のハードウェアが設けられていた。又各メモリ
51,52,53対応にカウンタユニット54,55,
56が設けられており、ハードウェアの規模が比較的大
きい欠点があった。本発明は、ハードウェアを削減して
経済的な画像処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、図1を参照して説明すると、撮像した多値画像デー
タを格納する多値画像用メモリ1と、この多値画像用メ
モリ1から読出した多値画像データを二値化して格納す
る二値画像用メモリ2と、1画面内の特徴点をそれぞれ
示す複数ブロックについて登録した辞書用メモリ3とを
備え、照合すべき撮像画像を多値画像用メモリ1に格納
した後に、二値化して二値画像用メモリ2に格納し、こ
の二値画像用メモリ2と辞書用メモリ3とのそれぞれの
窓内の二値画像データを照合する画像処理装置について
のものである。
【0015】そして、多値画像用メモリ1と二値画像用
メモリ2と辞書用メモリ3とに対するブロックの横軸方
向の画素数を規定するXリミットカウンタ4と、このX
リミットカウンタ4の横軸方向の画素数に対応したカウ
ント内容によるオーバーフロー信号又はアンダーフロー
信号をカウントアップして、ブロックの縦軸方向の画素
数を規定するYリミットカウンタ5と、開始アドレスが
ロードされてXリミットカウンタ4と同期してカウント
アップし、横軸方向の絶対アドレスを出力するXアドレ
スカウンタ6と、開始アドレスがロードされてYリミッ
トカウンタ5と同期してカウントアップし、縦軸方向の
絶対アドレスを出力するYアドレスカウンタ7と、前記
開始アドレスを保持するラッチ用レジスタ8と、Yリミ
ットカウンタ5のオーバーフロー信号又はアンダーフロ
ー信号をラッチして、ブロック内アドレス生成の終了を
示すスキャン終了信号を出力するラッチ用レジスタ9と
を備えている。又10はリミット値ラッチ用レジスタ、
11は制御ユニット、12は閾値算出ユニット、13は
二値化ユニット、14は照合ユニットを示す。
【0016】
【作用】照合用窓又は二値化用ブロックのブロック横軸
方向の画素数をXリミット値、縦軸方向の画素数をYリ
ミット値として、リミット値ラッチ用レジスタ10にラ
ッチし、そのブロックの左上隅のアドレスをスキャン開
始アドレスとして開始アドレスラッチ用レジスタ8にラ
ッチする。又Xリミットカウンタ4とYリミットカウン
タ5とに、前述の横方向の画素数及び縦方向の画素数分
のクロック信号をカウントすることにより、オーバーフ
ロー信号又はアンダーフロー信号が出力されるように、
それぞれXリミット値及びYリミット値をセットする。
【0017】又Xアドレスカウンタ6とYアドレスカウ
ンタ7とに、開始アドレスラッチ用レジスタ8にラッチ
されたスキャン開始のXアドレスとYアドレスとをセッ
トし、Xアドレスカウンタ6のカウント出力をXアドレ
スとし、Yアドレスカウンタ7のカウント出力をYアド
レスとする。そして、ブロック内のスキャンが終了する
と、Yリミットカウンタ5のオーバーフロー信号又はア
ンダーフロー信号によりラッチ用レジスタ9にブロック
内アドレス生成の終了を示すスキャン終了信号がラッチ
される。それによって、プロセッサにブロック内のスキ
ャンが終了したことを通知し、次のブロック内のスキャ
ンを行う為の開始アドレスがXアドレスカウンタ6とY
アドレスカウンタ7とにロードされ、そのブロック内の
絶対アドレスを示すXアドレスとYアドレスとが出力さ
れる。
【0018】
【実施例】図2は本発明の実施例の要部ブロック図であ
り、図1に於ける多値画像用メモリ1,二値画像用メモ
リ2,辞書用メモリ3,閾値算出ユニット12,二値化
ユニット13,照合ユニット14等については図示を省
略している。又図1と同一符号は同一部分を示し、8a
は開始アドレスラッチ用レジスタ8に対応するXアドレ
スラッチ回路である。又21〜24はプロセッサの出力
ポート、BSはプロセッサのバス、CLKはプロセッサ
の基本クロック信号、EOSはスキャン終了信号、RE
Sはリセット信号、Dはデータ端子、Qは出力端子、C
Kはクロック端子、Lはロード端子、CYはキャリ端
子、Rはリセット端子、Sはセット端子を示す。
【0019】出力ポート21からXリミット値をXリミ
ットカウンタ4にロードし、出力ポート22からYリミ
ット値をYリミットカウンタ5にロードし、出力ポート
23からX開始アドレスを、Xアドレスラッチ回路8a
を介してXアドレスカウンタ6にロードし、出力ポート
24からY開始アドレスをYアドレスカウンタ7にロー
ドする。即ち、図1に於けるリミット値ラッチ用レジス
タ10は、プロセッサ内に構成されている場合を示す。
【0020】Xリミットカウンタ4とXアドレスカウン
タ6は、基本クロック信号CLKをカウントアップし、
Xリミットカウンタ4のキャリ端子CYからのキャリ信
号がXリミットカウンタ4とXアドレスカウンタ6のロ
ード端子Lに加えられることにより、Xリミットカウン
タ4にはXリミット値がロードされ、Xアドレスカウン
タ6にはXアドレスラッチ回路8aからのX開始アドレ
スがロードされる。又Yリミットカウンタ5とYアドレ
スカウンタ7とは、Xリミットカウンタ4のキャリ端子
CYからのキャリ信号をカウントアップする。又Yリミ
ットカウンタ5のキャリ端子CYからのキャリ信号によ
り、Yリミットカウンタ5にYリミット値がロードさ
れ、Xアドレスラッチ回路8aにX開始アドレスがラッ
チされ、Yアドレスカウンタ7にY開始アドレスがロー
ドされ、ラッチ用レジスタ9をセットする。
【0021】図3は本発明の実施例の画像処理の説明図
であり、1画面31は、例えば、横軸方向の画素数XA
=512,縦軸方向の画素数YA=512とし、閾値算
出処理及び二値化処理のブロック32の大きさを16×
16画素とし、照合処理の場合のブロック33〜36を
32×32とし、Xリミットカウンタ4とYリミットカ
ウンタ5とを8ビット構成、Xアドレスカウンタ6とY
アドレスカウンタ7とを9ビット構成とすると、Xアド
レスカウンタ6とYアドレスカウンタ7とから1画面3
1内の絶対アドレスのX0〜X511のXアドレスとY
0〜Y511のYアドレスとを出力することができる。
【0022】又閾値算出処理及び二値化処理に於いて
は、例えば、Xリミットカウンタ4にロードされるXリ
ミット値XLは、XL=28 −(ブロック32の横軸方
向の画素数)=28 −16とし、Yリミットカウンタ5
にロードされるYリミット値YLは、YL=28 −(ブ
ロック32の縦軸方向の画素数)=28 −16とするこ
とにより、それぞれ16カウントアップによりオーバー
フローしてキャリ信号を出力することができる。なお、
Xリミット値XL及びYリミット値YLとして、それぞ
れ16とし、ダウンカウントを行う構成として、アンダ
ーフローによるボロー信号を用いることも可能である。
【0023】前述のように、Xリミットカウンタ4は、
Xリミット値XLをロードした後、基本クロック信号C
LKを16カウントアップすることにより、キャリ端子
CYからキャリ信号を出力し、又Yリミットカウンタ5
は、Yリミット値YLをロードした後、Xリミットカウ
ンタ4のキャリ信号を16カウントアップすることによ
り、キャリ端子CYからキャリ信号を出力する。従っ
て、Xリミットカウンタ4の出力端子QとYリミットカ
ウンタ5の出力端子Qとからは、ブロック内のアドレス
が出力されることになる。又Yリミットカウンタ5のキ
ャリ信号によりブロック32のスキャンが終了したこと
を示し、ラッチ用レジスタ9はセットされ、その出力端
子Qからスキャン終了信号EOSが出力されて、プロセ
ッサに例えば割込信号として加えられる。
【0024】又Xアドレスカウンタ6は、X開始アドレ
スがXリミットカウンタ4のキャリ信号がロード端子L
に加えられる毎にロードされるから、1画面31内の絶
対アドレスとして、ブロック32内のXアドレスを出力
することになる。又Yアドレスカウンタ7は、Yリミッ
トカウンタ5のキャリ信号がロード端子Lに加えられる
毎にY開始アドレスがロードされ、Xリミットカウンタ
4のキャリ信号をカウントアップするから、1画面31
内の絶対アドレスとして、ブロック32内のYアドレス
を出力することになる。
【0025】照合処理の場合の窓33〜36についても
同様に、Xリミット値XL=28 −32がXリミットカ
ウンタ4にロードされ、Yリミット値YL=28 −32
がYリミットカウンタ5にロードされる。そして、Xア
ドレスカウンタ6にX開始アドレスがロードされ、Yア
ドレスカウンタ7にY開始アドレスがロードされるか
ら、1画面31内の絶対アドレスとして、窓33〜36
内のXアドレス及びYアドレスを出力することができ
る。
【0026】又Xアドレスラッチ回路8aは、現在スキ
ャンしているブロック32又は照合用の窓33〜36の
X開始アドレスをラッチして、Xアドレスカウンタ6に
ロードする為のものであり、ブロック32又は照合用の
窓33〜36のスキャン終了によるYリミットカウンタ
5のキャリ信号により、次のブロック32又は照合用の
窓33〜36のX開始アドレスがXアドレスラッチ回路
8aにラッチされ、Y開始アドレスがYアドレスカウン
タ7にラッチされる。従って、X開始アドレスは、現在
のブロック32又は照合用の窓33〜36のスキャンが
終了するまでに、出力ポート23からXアドレスラッチ
回路8aに加えるように処理すれば良いことになる。
【0027】又ラッチ用レジスタ9の出力端子Qからの
スキャン終了信号EOSにより、プロセッサは、次のブ
ロック32又は照合用の窓33〜36の処理を開始し、
リセット信号RESをラッチ用レジスタ9のリセット端
子Rに加えて、スキャン終了信号EOSをリセットし、
次のスキャン終了に備える。
【0028】前述のように、多値画像用メモリ1及び二
値画像用メモリ2のブロック32又は照合用の窓33〜
36の絶対アドレスを出力することができる。又照合処
理の場合は、辞書用メモリ3には、窓33〜36対応に
二値画像データが格納されているから、プロセッサから
窓33〜36の何れかを指定するデータと、Xリミット
カウンタ4とYリミットカウンタ5とによる窓33〜3
6内のアドレスとを用いて、辞書用メモリ3から窓33
〜36対応の照合用の二値画像データを読出すことがで
きる。
【0029】又照合結果が不合格の場合は、二値画像用
メモリ2の基準窓の開始アドレスを変更することにな
り、前述のように、X開始アドレスとY開始アドレスと
の何れか一方又は両方の更新によって、渦巻状に窓33
を移動して二値画像データを読出して、辞書用メモリ3
から読出した二値画像データと照合することになる。そ
して、照合結果が合格となると、照合用の窓を、例え
ば、34〜36に示すように順次変更し、それに対応し
て辞書用メモリ3から照合用の二値画像データを読出し
て照合することになる。
【0030】又閾値算出処理に於いては、図7のステッ
プ(2)〜(5)について、本発明では、スキャン終了
信号EOSをプロセッサのソフトウェアが認識して、ソ
フトウェアによって処理することができる。又二値化処
理に於いては、図8のステップ(11),(13)〜
(15)について、本発明では、前述の場合と同様に、
スキャン終了信号EOSをプロセッサのソフトウェアが
認識して、ソフトウェアによって処理することができ
る。
【0031】又照合処理に於いては、図9のステップ
(21),(23)〜(26)について、本発明では、
スキャン終了信号EOSをソフトウェアが認識して窓内
の照合終了を認識することができ、又照合結果の合格か
否かはソフトウェアによる比較処理等によって行うこと
ができる。又図1に於ける制御ユニット11は、従来例
の図5の制御ユニット50とカウンタユニット54〜5
6とに相当した機能を実現できることになり、且つ、従
来例に於いて、ハードウェア処理を行っている部分をソ
フトウェア処理とすることができるから、ハードウェア
規模を著しく縮小することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、Xリミ
ットカウンタ4とYリミットカウンタ5とにより、任意
の大きさのブロックを設定して、そのブロック内をスキ
ャンするように制御することができ、又ブロックのスキ
ャン開始アドレスをXアドレスカウンタ6とYアドレス
カウンタ7とにロードすることにより、絶対アドレスを
生成することができる。従って、多値画像用メモリ1,
二値画像用メモリ2,辞書用メモリ3のアドレス生成に
共用化することができる。そして、Yリミットカウンタ
5のオーバーフロー信号又はアンダーフロー信号をラッ
チ用レジスタ9にラッチすることにより、スキャン終了
信号EOSとしてプロセッサに加え、プロセッサのソフ
トウェアによりブロック内のスキャン終了を認識させ、
次のブロックのスキャン開始等の処理をソフトウェアに
よって実行させることができる。
【0033】従って、ハードウェアを図5に示す従来例
に比較して、約1/5にすることが可能となり、このよ
うなハードウェア規模の縮小に伴って伝播遅延が小さく
なるから、処理速度を60%程度向上させることができ
た。例えば、従来例に於ける基本クロック信号は10M
Hzが限界であったが、本発明によれば16MHzに上
昇して二値化処理や照合処理が可能となった。即ち、高
速照合処理が可能となった。更に、ブロックの大きさ及
びその位置の制御をソフトウェアにより行うことができ
るから、変更等に対する柔軟性が向上し、各種の画像処
理に適用することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の要部ブロック図である。
【図3】本発明の実施例の画像処理の説明図である。
【図4】画像処理装置の要部ブロック図である。
【図5】従来例の説明図である。
【図6】画像処理の説明図である。
【図7】閾値算出処理のフローチャートである。
【図8】二値化処理のフローチャートである。
【図9】照合処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 多値画像用メモリ 2 二値画像用メモリ 3 辞書用メモリ 4 Xリミットカウンタ 5 Yリミットカウンタ 6 Xアドレスカウンタ 7 Yアドレスカウンタ 8 開始アドレスラッチ用レジスタ 9 ラッチ用レジスタ 10 リミット値ラッチ用レジスタ 11 制御ユニット 12 閾値算出ユニット 13 二値化ユニット 14 照合ユニット CPU プロセッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像した多値画像データを格納する多値
    画像用メモリ(1)と、該多値画像用メモリ(1)から
    読出した多値画像データを二値化して格納する二値画像
    用メモリ(2)と、1画面内の特徴点をそれぞれ示す複
    数ブロックについて登録した辞書用メモリ(3)とを備
    え、照合すべき撮像画像を前記多値画像用メモリ(1)
    に格納した後、二値化して前記二値画像用メモリ(2)
    に格納し、該二値画像用メモリ(2)と前記辞書用メモ
    リ(3)との窓内の二値画像データを照合する画像処理
    装置に於いて、 前記多値画像用メモリ(1)と前記二値画像用メモリ
    (2)と前記辞書用メモリ(3)とに対する前記ブロッ
    クの横軸方向の画素数を規定するXリミットカウンタ
    (4)と、 該Xリミットカウンタ(4)の横軸方向の画素数に対応
    したカウント内容によるオーバーフロー信号又はアンダ
    ーフロー信号をカウントアップして、前記ブロックの縦
    軸方向の画素数を規定するYリミットカウンタ(5)
    と、 開始アドレスがロードされて前記Xリミットカウンタ
    (4)と同期してカウントアップし、横軸方向の絶対ア
    ドレスを出力するXアドレスカウンタ(6)と、 開始アドレスがロードされて前記Yリミットカウンタ
    (5)と同期してカウントアップし、縦軸方向の絶対ア
    ドレスを出力するYアドレスカウンタ(7)と、 前記開始アドレスを保持するラッチ用レジスタ(8)
    と、 前記Yリミットカウンタ(5)のオーバーフロー信号又
    はアンダーフロー信号をラッチして、ブロック内アドレ
    ス生成の終了を示すスキャン終了信号を出力するラッチ
    用レジスタ(9)とを備えたことを特徴とする画像処理
    装置。
JP7054892A 1992-03-27 1992-03-27 画像処理装置 Pending JPH05274435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7054892A JPH05274435A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7054892A JPH05274435A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05274435A true JPH05274435A (ja) 1993-10-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179687A (ja) * 2013-05-22 2013-09-09 Yoichiro Ito 光情報差分から生成される連結線を用いた認証方法およびシステム
US9111150B2 (en) 2010-02-12 2015-08-18 Yoichiro Ito Authentication system, and method for registering and matching authentication information
CN108810548A (zh) * 2017-05-03 2018-11-13 深圳市傲睿智存科技有限公司 一种二值图像的压缩和解压缩方法

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