JPH02227787A - 画像パターン認識方法および装置 - Google Patents

画像パターン認識方法および装置

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JPH02227787A
JPH02227787A JP1046555A JP4655589A JPH02227787A JP H02227787 A JPH02227787 A JP H02227787A JP 1046555 A JP1046555 A JP 1046555A JP 4655589 A JP4655589 A JP 4655589A JP H02227787 A JPH02227787 A JP H02227787A
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standard
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JP1046555A
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Kiyoya Shima
島 清哉
Mitsuhiro Matsushima
光宏 松島
Yoshihiro Mizuniwa
水庭 佳弘
Nobuyuki Segawa
瀬川 信之
Kiyoshi Ishikawa
澄 石川
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Hitachi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像のパターンの認識方法および装置に係わ
り、特に標準図形の学習を複数回行うことによりパター
ン認識の精度を向上させる画像パターン認識方法および
装置に関する。
〔従来の技術〕
画像処理装置におけるパターン認識の1つの手法として
、任意の画素数のパターンを縦n画素、横m画素に正規
化して、まず標準のパターンを記憶しておき、対象パタ
ーンを検出し、正規化して、標準パターンと比較する方
法が知られている。例えば特公昭58−19109号は
その1例である。
標準パターンのi行J列の画素の明るさの値をP(i、
J)とする。2値画像の場合は、p(、;、j)の値は
画素が白の場合は1、黒の場合は0となり、多値の場合
は階調に応じた値となる。つまり16階調の場合は0〜
15となり、白が15.黒がOlその間が中間の灰色で
ある。
このようにして記憶された標準パターンP(i。
j)とやはり0行m列に正規化して求めたパターン認識
する対象の対象パターンの各画素の値T(x、J)との
差関数D(ユIJ)の総和である評価関数Sを求めてパ
ターンが一致しているかどうかを判定していた。
各画素が2値の2値化画像の評価関数Sは次のようにな
る。
判定する対象パターンを構成する各画素に対して、 T(i、 j)=1ならD (1、j)” P (i+
 j)・(1) T(i+ J)=OならD(i+j)=1−P(i、j
)この評価関数Sがある決められた値以上であれば同じ
パターンであると判定する。
各画素が多値である多値画像の場合は差関数DI(i、
J)は次のようになる。
D(i、j)= l T(i、j)−P(i、j)l 
 ・・・(4)評価関数Sは(3)式においてD(ユ、
a)をDI(i、j)として求める。Sの値があるレベ
ル以」二であれば、同じパターンであると判定する。
2値のパターン認識は文字のようにもともと2値化され
ているパターンの認識に適しており、多値のパターン認
識は、影のある物体のように、中間階調が重要な意味を
持つパターンの認識に適している。
文字認識に対して2値のパターン認識を採用する場合の
問題点は、対象パターンの境界線上の不安定さにある。
印刷された文字はコントラストは良いが、カメラのセン
サの素子が対象パターンの境界線の中心に来たり、焦点
がずれたりすると、境界線上の点については、個々のセ
ンサの特性に従って1になつたり0になったりして不安
定となる。分解能を上げることによって不安定となる確
率を下げることは可能だが、不安定を無くすることはで
きない。
また分解能を上げることは、カメラの1画面で読み取る
ことのできる文字数が少なくなることを意味するので、
多数の文字を読み取る必要のあるときは分解能を上げる
こともできない。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような問題の対策として、不安定な点は境界線上と
決まっているので、不安定な点についてはそれが1であ
っても0であっても評価関数Sにあたえる影響を小さく
する方法が考えられる。
そのためには標準パターンを2値から多値に変える必要
がある。例えば標準パターンの値P(i。
j)を2値から1.O,−1の3値に変え、差関数Dz
(x+ j)を次の式で求める。
T(i、 J)=1ならD2(i、 j)= P (1
r j)・・(5) T(il j)=OならD2(ilj)=−P(ilJ
)・・(6) このようにするとp (ir j)の点はT(i、J)
に無関係にD2Dl j)はOになる。
パターン認識においては、多数の標準パターンと比較を
しなければならないので、差関数D(1゜J)の計算に
もつとも時間を要するので、この泪算時間を短縮するの
が重要である。
電子計算機においては、数値は2進数で表され、負の数
値は最上位ビットを1とし、正の数値を反転した値に1
を加えた値とされる。つまり8ビツトで表した−1は、
1が(00000001)2であるので、これを反転し
た(11111110hに1を加えた(1111111
1)2と表すので、演算が複雑になる。
さらに、差関数D(i、J)を加算していく場合、加算
結果は8ビツトより当然多くなるので、その場合に誤差
を生じない対策も必要になる。計算時間を短縮するため
には、1を加える処理や8ビツト以上の加算器で加算す
る場合に必要な処理を除くことが重要である。
そこで、本発明の目的は、標準パターンP(i。
j)の値を3以上の多値としてパターン認識を行う場合
に、評価関数Sを高速に演算することの可能な画像パタ
ーンの認識方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、本発明においては、標準パターンP(i、j
)の画素の値を3以上としたときに、判断する対象パタ
ーンの画素の値T(i、j)が1のときは対応するP(
j、j)の値の2進数を積算し、T(i、j)がOのと
きは対応するP(i、J)の値の2進数を反転した値を
積算して評価関数を求めるようにした。
すなわち、PCIIJ)を8ビットで表す場合には、−
127から127までではなく、Oから2’−1=25
5 の数値を使用する。そして、差関数D3(i、 J
)の計算には次の式を用いる。
T(ilJ)=1ならDa(il j)=P(il j
)T (i、 a )= OならDa(i、j)=25
5−p(il j)・・(8) この場合、p (]、 + J)が255ならT (]
、 l J )が1の時Da(iIJ)は255、T(
i、J)が0の時Da(i、j)はOとなり、P(i、
 j)がOならT(1,j)が1の時Da(x+j)は
O,T(i。
j)が1の時D8(i、J)は255となりT(i 。
j)の値が評価関数Sに大きな影響を与える。
しかし、 (iIJ)が128ならT(i、j)が1の
時D3(i、J)は128、T(i、j)がOの時D8
(i、j)は127となりT(l、j)の値が評価関数
に与える影響は1にすぎないし、P(1゜J)が127
でも評価関数に与える影響は1である。
128と127をそれぞれ2進数で表すと(10000
000) 2と(01111111)2となり最上位ビ
ットが1またはOで、その他のビットがその逆の値であ
る。
P(i+、:l)を上げていくとT (]、 l j)
が1の時のDa(lt j)が大きくなり、下げていく
とT(i。
j)がOのときのD3DIJ)が大きくなる。
次に(8)式の演算は255が(11111111)2
であるためP(i、j)の2進数を反転した値となる。
つまり、(8)式の演算は負の数を使用せず単なる反転
であるので、高速な演算が可能となる。
また、D3(ITJ)は負になることはないので、8ビ
ット以上の加算器で加算するのも問題ない。
標準パターンp(i、j)の求め方は、まず127か1
28に設定しておいて、正解とすべきパターンである学
習パターンL(i、j)を入力し、入力する度にL(]
、IIJが1ならばP(]、IIJを1増加し、Oなら
ば1減少することによって学習を進める。
初期の入力を127にするか128にするかについては
、T(i、J)かすへて1でもOでも最初の評価関数S
が等しくなることが望ましいのでその数を等しくし、か
つ場所的に偏らないようにするため、上下左右の画素の
値が全て中心の値と異なるようにするのがよい。
〔作用〕
縦n画素、横m画素に正規化した標準パターンP(i、
 j)の画素の値をにピッ1−とするとき、差関数D(
x+ j)の値を T(i、J)=1ならDa(i、j)=P(i+ j)
・・・(9) T(i、 J)=Oなら Ds(i、j)=2’−1−P(i、j)・・・(10
) とする。
また、標準パターンp (i + J)の初期値を2に
−1から2x−t  1として、上下左右の画素の値と
違うように設定し、学習パターンr=(i、j)が1の
時はP(x+ j)を1増加し、L(x、j)がOの時
はP(i、J)を1減少することにより学習する。
これらの手法を採用することにより、評価関数Sの計算
時間を大巾に低減することができる。
〔実施例〕
第2図に本発明を採用する画像処理装置のハードウェア
構成図を示す。1は画像処理装置で、カメラ3から取り
込んだ画像をA/D変換器16でディジタル信号に変換
して画像メモリ15に記憶し、フィルタ回路17で画質
の改良をしたのち、もう1度画像メモリ15に記憶する
。この過程の画像はD/A変換器18を通してCRT4
でモニタすることができる。
これらを行うための制御指令は操作者がキーボード14
により入力する。
このようにして画像メモリ15に記憶された画像はメモ
リ13のプログラム部131のプログラムに従ってCP
Uで文字が切り出され、正規化されて学習パターンL(
i+ J)が得られる。この学習パターンL(i、J)
はメモリ13の学習パターン部133に記憶される。
この学習パターンにより標準パターンP(i。
j)が学習され、メモリ13の標準パターン部132に
記憶される。
評価関数Sの計算は大量の計算が必要であるので、評価
関数算出器11によって高速に行う。
学習された標準パターンP(i、j)と学習パターンL
(i、j)により評価関数Sが計算され、しきい値S。
かきぬられ、メモリの標準パターン部132に記憶され
る。
]4− 本発明による画像処理装置の処理にはパターンの学習を
行う学習処理とパターンの認識を行う認識処理がある。
以下、パターンを16行16列に正規化し、かつ標準パ
ターンP(x、a)を8ビツトの数値(0〜255)で
表す場合を例にとって、処理方法について説明する。
学習処理のフローを第3図に示す。学習処理は標準パタ
ーンP(i、J)を求める部分としきい値Soを求める
部分とからなる。
200で学習を開始し、201で標準パターンP(i、
 j)の初期値を設定する。P(i+ j)は数値の1
28と127に設定するが、その場合に上下左右の画素
の値と異なるように、次のように設定する。
P(0,0)=128.P(0,1)=127゜P(0
,2)=128・・・ P(0,15)=127P(1
,0)=127.P(1,1)=128゜P(1,2)
=127・・・・P(1,15)=128標準パターン
は認識すべきパターンの数だけ必要であるが、すべての
パターンについてこのように初期値を設定する。
次に学習パターンL(i、j)を取り込みながら標準パ
ターンP(1,a)の学習を進めるのであるが、202
で学習すべきパターンをカメラ3で取り込み、2値正規
化して学習パターンを求める。
202の詳細なフローを第4図に示す。まず301で学
習すべきパターンを用意し、カメラ3で取り込んで、3
02でパターンを長方形状に切り出す。パターンの切り
出し法については色々な方法が知られているが、パター
ンの位置の変動範囲を考慮してウィンドウを設定し、そ
のウィンドウ内の輝度の縦方向及び横方向の積算値つま
り投影分布が、パターンとパターンの間では変化する(
黒パターンの場合は増加する。)ことを利用してもよい
切り出されたパターンの縦横の画素数は標準パターンを
学習し十分の精度を得る為16より十分多する(16以
下なら分解能不足であり、このような条件では良い認識
精度は得られない。)ので、303で縦横166画素正
規化する。切り出されたN行M列の画素を16行16列
に分割し、各画素の輝度を加算して正規化された画素の
輝度を求める。複数に分割された画素の輝度は比例的に
配分する。
このようにして16行16列に正規化された多値のパタ
ーンが求め、304でしきい値を決めて2値化すると、
2値正規化した学習パターンL(i、j)が得られる。
これはメモリ13の学習パターン部133に記憶してお
く。
次に203で標準パターンP(ITJ)の学習を行う。
標準パターンP(x、j)をひとつずつメモリ13の標
準パターン部132から読みだし、202で求めた学習
パターンL(i、J)が1ならばP(i、j)に1加算
し、0ならば1減算する。
そして、204で当該パターンの学習が終了したかどう
かを判定する。
学習が終了せず更に続ける場合は、205で新しい条件
に変えて202に行き、これを繰り返す。
学習は最大127回可能である。127回学習すると、
標準パターンP(l、J)の最大値は255に、最小値
はOになるので、これをチエツクして学習を終了する。
学習すべきパターンが無くなった場合も学習を終了する
学習を終了すると、206で標準パターンを標準パター
ンメモリ部132に記憶して、次にしきい値S。を求め
るフローに入る。
まず210でメモリ13の学習パターン部133に記憶
されている各学習パターンについて評価関数Sを評価関
数算出器11で算出し、その最小値S 0m1nを求め
る。
本発明において採用する評価関数算出器11の構成を第
1図に示す。算出器11は8ビツトのレジスタ111.
8ビツトの反転器112.対象パターンT(x、j)や
学習パターンL(i、J)を8画素(8ビツト)ずつ記
憶し、回転する8ビシトローテータ113.セレクタ1
14..16ビツト加算器115により構成されている
まず学習パターンL(i、J)のうち8ビツト(8画素
)をバス19を介して8ビツトローチータ113に記憶
する。次にレジスタ1]1に標準パターンP (]、 
! J )を]個ずつ記憶する。その度に反転器1]2
には反転信号が発生する。それと同期して学習パターン
L(i、J)が最上位から1ビツトずつセレクタに加え
られる。L(i、、j)が1の場合にはレジスタ111
の位記加算器115に加え、0の場合には反転器112
の反転信号を加算器115に加える。
この動作の詳細を1クロツク毎に第6図に示す。
第1クロツクでは対象パターンT”(i、 J)の最初
の8画素T(0,O)〜T(0,7)がローテータ11
3に記憶される。
第2クロツクでは、8ビットレジスタ111に標準パタ
ーンP (i、j)の最初の画素の値P(0゜O)が記
憶される。この場合の状態は第6図(a)に示す通りで
ある。
このとき、8ビツト反転器112にはP(0,0)を1
.○反転した信号が記憶されており、8ビツトローテー
タ113の最初の最初のビットT(0゜O)がセレクタ
114に加えられる。
その結果、T(0,O)が1であれば8ビツトレジスタ
111の値が、T(0,0)の値が0であれば、8ビツ
ト反転器112の値が16ビツト加算器115に加えら
れる。
第3クロツクでは、8ピッ1−ローテータ113の中味
が1ビツトローチー1〜するため、最初のビットはT(
0,1)となっており、8ビツトレジスタ111にはP
(0,1)が記憶される。
この場合の状態は第6図(b)に示す通りである。
従って、16ビツト加算器115にはT (0゜1)が
1ならP(0,1)の値が、T(0,1)の値がOなら
P(0,1)を1,0反転した値を加算される。
このようにして、第9クロツクまでP(0,0)−P(
0,7)の値が、T(0,O’)−T(0,7)が0か
1に対して、そのままか、1.0反転してかして、加算
される。
第10クロツクでは8ピッ1−ローテータ113に対象
パターンT(i、J)の次の8画素P(0,8)〜P(
0,15)が記憶され、第11クロツク以後、8ビツト
レジスタ111にP(0,8)−P (0゜15)が順
次記憶されて、同様に加算されていく。
このようなことを32回繰り返すと、1つの標準パター
ンに対する評価関数Sの値が16ビツl−加算器115
に加算される。
8画素分の計算が終わると、次の8画素分の学習パター
ンL (]、 + j)がローテータ113に記憶され
、同様の演算が行われる。
このようにして256画素分の関数Do(i、 J L
Dx(x + j)が加算器115に加算されると、そ
の結果が上位8ビツト、下位8ビツトに分けられてバス
19を介してCPUI 2に読み取られる。
211では該当するパターンに似ていて、誤認識しやす
いパターンがいくつか用意され、その評価関数Sの最大
値S xmayが算出される。
212で予じめ選び、その標準パターンでないと間違い
易いが正しく、認識すべきパターンの評価関数の最小値
S 01llnとその標準パターンと間違い易いが、そ
う認識すべきでないパターンの評価関数の最大値S X
maXが比較され、しきい値はその中間に設定される。
S8□8がS。winより大きくなり、しきい値S。
が設定できないようであれば標準パターンの学習が不充
分といえるので、学習方法の再検討が必要である。
220ですべてのパターンを学習したかどうかを調べ、
パターンが残っていれば221で次のパターンを選び、
201以下を繰り返す。パターンが残っていなければ、
222に行き学習を終了する。
認識処理のフローを第5図に示す。4−01で認識処理
を開始すると、認識すべきパターンをカメラ3で取り込
んで、402で2値正規化した対象パターンを求める。
402の内容は202と同様である。
次に403で標準パターンにより評価関数Stl<もと
ぬる。4.03の内容は210と同様に評価関数算出器
11を使用する。
4、04で当該標準パターンの評価関数Sが、そ2】 の標準パターンのしきい値S。より大きいがどうかを調
べ、しきい値より大きければパターンを検出したことに
なるので、4.05に行く。しきい値より小さければ4
06ですべての標準パターンを検討したかを調べ、検討
していれば該当するパターンが無かったことになるので
4.07に行く。標準パターンが残っていれば、4−0
8で次の標準パターンを選び、403以下を繰り返す。
この認識処理を読み取るべきパターンの数だけ繰り返す
ことによって必要な数のパターンの認識が可能である。
〔発明の効果〕
本発明を採用することにより、対象パターンが変化する
場合でも、変化の範囲内で種々の学習パターンを作って
、それをもとにして標準パターンを作ることができるの
で、2値のパターンマツチング方式を用いる場合と比較
して、認識精度を大幅に改善することができる。
本発明における評価関数Sの演算方法は、対象パターン
の各画素の値T(i、j)が1のときは標準パターンの
値P(l+ J)を加算し、Oのときはp(i、j)を
反転した値を加算するという簡単な方法である。
さらに、請求項6に記載したごとき評価関数演算回路1
1を採用することにより、この演算を高速に行うことが
できる。
また、評価関数のしきい値の決定方法として、請求項4
および7に記載したごとく認識すべきパターンの評価関
数の最小値S。minと認識すべきでないパターンの評
価関数の最大値S XmaXの中間とする方式を採用し
ているので、誤検出の確率を十分小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による評価関数算出器の構成を示す図、
第2図は本発明による画像処理装置の構成を示す、第3
図〜第5図は本発明のソフトウェアのフロー髪示す図で
ある。第6図は評価関数算出器の動作を説明するための
図である。 P(i、J)・・・標準パターンの値、T(x、J)・
対象パターンの値、D(i、J)〜D 8(]−1j)
  ・対象パターンと標準パターンの差関数、r=(i
、j)学習パターンの値、S・・評価関数、So・・評
価関数のしきい値、S OI+I11・認識すべきパタ
ーンの最小しきい値、S xmax・・・認識すべきで
ないパターンの最大しきい値、n・・正規化時縦ビット
、m・・正規化時横ビット、N・・・正規化前縦ビット
、M・正規化前槽ビット、j・・・パターンの行数、j
・パターンの列数、k・・・標準パターンのビット数、
1画像処理装置、3・・・カメラ、5・・・CRT、1
1・評価関数算出器、12・・・CPU、13・・メモ
リ、14・・・キーボード、15・・画像メモリ、16
 ・A/D変換器、17・・・フィルタ、18・・・D
/A変換器、19・・バス、111・・8ビツトレジス
タ。 112・・・8ビット反転器、113・8ビツトローテ
ータ、114・・セレクタ、115・・16ビツト加算
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パターン認識する対象を電気信号に変換して取り込
    み記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶された
    画像から切り出したN行M列の画素に正規化し2値化し
    た対象パターンを得る2値化手段と、標準となる画像を
    正規化して得た学習パターンを利用して学習により標準
    パターンP(i、j)を作成し記憶する標準パターン作
    成手段とを備え、 前記2値化手段から得られる対象パターンと前記標準パ
    ターン作成手段から標準パターンP(i、j)を1画素
    ずつ対応させて求めた差の値を積算して評価関数を算出
    し、この評価関数をしきい値と比較して対象画像をパタ
    ーン認識する方法において、 前記標準パターンP(i、j)の値を複数ビットで構成
    し、前記対象パターンの各画素の値T(i、j)が1の
    時は対応する前記標準パターンP(i、j)の値を2進
    数で表した値を積算し、前記各画素の値T(i、j)が
    0のときは、対応する前記標準パターンP(i、j)の
    値を2進数で表した値を反転して積算することにより前
    記評価関数を求めることを特徴とする画像パターン認識
    方法。 2、請求項1記載の方法において、前記標準パターンを
    学習するに際し、各画素の初期値として、最上位のビッ
    トを1とし他のビットを0とする2進数又は最上位のビ
    ットを0とし他のビットを1とする2進数のいずれかを
    使用して、前記標準パターンの各画素の値が1のときは
    前記標準パターンの対応する画素の値を1増加し、0の
    場合は1減少することを特徴とする画像パターン認識方
    法。 3、請求項1記載の方法において、前記標準パターンの
    初期値が、上下左右いずれの画素とも異なるように設定
    することを特徴とする画像パターン認識方法。 4、請求項1記載の方法において、前記しきい値を、所
    定の標準パターンと正しく認識すべき対象パターンにつ
    いて算出した評価関数の最大値S_x_m_a_xと、
    前記所定の標準パターンと正しく認識すべきでない対象
    パターンについて算出した評価関数の最小値S_o_m
    _i_nとの中間に設定することを特徴とする画像パタ
    ーン認識方法。 5、パターン認識する対象を電気信号に変換して取り込
    み記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶された
    画像から切り出したN行M列の画素に正規化し2値化し
    た対象パターンを得る2値化手段と、標準となる画像を
    正規化して得た学習パターンを利用して学習により標準
    パターンP(i、j)を作成し記憶する標準パターン作
    成手段と、前記2値化手段から得られる対象画像パター
    ンと前記標準パターン作成手段から標準パターンP(i
    、j)を1画素ずつ対応させて求めた差の値を積算して
    評価関数を算出する評価関数算出手段と、該評価関数算
    出手段からの評価関数をしきい値と比較して対象画像を
    パターン認識する手段とを備えた装置において、前記評
    価関数算出手段は前記標準パターン P(i、j)の値を複数ビットで構成し、前記対象画像
    パターンの各画素の値T(i、j)が1の時は対応する
    前記標準パターンP(i、j)の値を2進数で表した値
    を積算し、前記各画素の値T(i、j)が0のときは、
    対応する前記標準パターンP(i、j)の値を2進数で
    表した値を反転して積算するものであることを特徴とす
    る画像パターン認識装置。 6、請求項5記載の装置において、前記評価関数算出手
    段は前記対象パターンの少なくとも一部を記憶するロー
    テータと、前記標準パターンP(i、j)を記憶するレ
    ジスタと、該レジスタの内容を一時記憶する反転器と、
    前記ローテータの出力に応じて前記レジスタの出力と前
    記反転器の出力を選択するセレクタと、該セレクタの出
    力を加算する加算器とからなることを特徴とする画像パ
    ターン認識装置。 7、請求項5記載の装置において、前記しきい値を、所
    定の標準パターンと正しく認識すべき対象パターンにつ
    いて算出した評価関数の最大値S_x_m_a_xと、
    前記所定の標準パターンと正しく認識すべきでない対象
    パターンについて算出した評価関数の最小値S_o_m
    _i_nとの中間に設定することを特徴とする画像パタ
    ーン認識装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05101025A (ja) * 1991-10-03 1993-04-23 Hamamatsu Photonics Kk ニユーラルネツトワーク装置及びその実行方法
JP2017009769A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 撮像装置、フォーカス制御装置および撮像方法

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