JPH0527404B2 - - Google Patents

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JPH0527404B2
JPH0527404B2 JP60107496A JP10749685A JPH0527404B2 JP H0527404 B2 JPH0527404 B2 JP H0527404B2 JP 60107496 A JP60107496 A JP 60107496A JP 10749685 A JP10749685 A JP 10749685A JP H0527404 B2 JPH0527404 B2 JP H0527404B2
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JP
Japan
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heat
plate
wire
heating
heating wire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60107496A
Other languages
English (en)
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JPS6150518A (ja
Inventor
Yoshuki Okabe
Katsuro Okada
Takafumi Mera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10749685A priority Critical patent/JPS6150518A/ja
Publication of JPS6150518A publication Critical patent/JPS6150518A/ja
Publication of JPH0527404B2 publication Critical patent/JPH0527404B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は収容本体を加熱・保温する湯沸し器に
用いられる電気発熱体に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の発熱体は、例えば実開昭56−
144495号公報に示されているように、第5図のよ
うな構造になつていた。すなわち、略長方形の絶
縁芯に電熱線を巻装し、かつこの表裏面を絶縁板
で覆つた発熱盤1を背面板2に取付け、かつこの
背面板2は良熱伝導性の、熱伝導板3の上下端部
に設けられたコの字状の折曲げ部3a,3bで密
着挾持され、これらを電気湯沸し器の内容器側面
に、取付金具4を用い、これをビス締めすること
により、密着状態で取付けていた。一般的に、熱
伝導板3は熱伝導性の良いアルミニウム板が用い
られ、かつ背面板2には表面処理鋼板、例えばア
ルミ処理鋼板が用いられていた。また、発熱盤1
を構成する電熱線の引出し線1aには良電導性の
添え線が施されており、この添え線の一端は一般
的に背面材2と一部オーバーラツプして挾圧され
ていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、発熱盤1の引出し
線1aの添え線の一端が熱伝導板3と背面板2に
より挾圧されているが、背面状2を締付けのため
に機械強度が必要となり、したがつて高熱伝導性
のアルミニウム等を使用することができず、その
ため、表面処理鋼板等の比較的熱伝導率の劣る材
料を使わざる得ず、そのため、特に熱拡散条件を
悪い引出し線1a部の発熱を十分冷却することが
できず、ここからの断線が多い。また、熱伝導板
3の折曲げ部3a,3bで背面板2を密着挾持
し、背面状2の温度上昇を熱伝導板3を介して放
熱しているが、発熱盤1の加熱・冷却の繰返しに
より折曲げ部3a,3bが開いて密着程度が悪く
なり、その結果、発熱盤1の背面の発熱分の十分
に熱伝導板3に熱伝導ができなくなり、発熱盤1
全体の温度を異常に上昇させてしまい、構造上熱
拡散条件の悪い引出し線1a部の温度条件がさら
に悪くなつて過熱断線してしまうという問題点を
有していた。
本発明はこのような問題点を解決するもので耐
久性・安全性に優れた電気発熱体を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、有底筒
状で底面に突出させた伝熱板を有する容器の底面
裏側に発熱体部を装着し、この発熱体部は、上下
両面を絶縁板で覆われた発熱盤と、この発熱盤の
下に配設された良熱伝導性の熱拡散部材とからな
るとともに、背面板により前記容器の突出部下面
に装着され、この発熱体部の引出し線部を前記熱
拡散部材で挾圧したものである。
作 用 この構成によれば、構造上熱拡散条件の悪い引
出し線部の発熱分を、良熱伝導性の熱拡散部材に
より効率よく放熱が可能となり、これによつて温
度上昇を抑えることができるため、引出し線部か
らの異常発熱、発熱線の急速な酸化劣化がなくな
り、その結果、耐久性および安全性を著しく向上
させることができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
第1図〜第4図において、11は中央部を上方
へ略D字型に突出させた外周側部縁11aを形成
した伝熱板で、Dカツトされた周側部縁11bの
下面に温度検知面11cを有し、かつ筒体の下端
にその外縁部を液密に溶接等の手段で固着するこ
とにより、金属製の容器12を形成している。1
3は容器12を空間を介して包む外装体である。
前述の伝熱板11の下面には、後述する第1の
電熱線と小電力の第2の電熱線とを一体に巻装し
て発熱盤14が上下の絶縁板15,16の間に積
層状態にされて挿入され、さらに上の絶縁板15
の上面に良熱伝導性の第1の熱拡散板17が配設
されている。また前記発熱盤14は中央部に透孔
を有し、かつ外周側部18aと引出し線貫通穴1
8bを有す良熱伝導性の第2の熱拡散板18およ
び背面材19により伝熱板11の下面に押さえ代
を設けた状態で点溶接等により固着内蔵されて発
熱体部を形成している。
前記発熱体部の第1の電熱線20および第2の
電熱線21のそれぞれの引出し線22,23,2
4のa部より端部側には良電導性の部材を巻装す
ることにより添え線が施され、この添え線の一端
を第2の熱拡散板18および背面材19で挾圧密
着させている。
なお、発熱盤14は固定金具25で上の絶縁板
15に仮固定されている。また、第1の電熱線2
0と、小電力の第2の電熱線21との一端を共通
引出し線とした3本の引出し線22,23,24
のうち、第1の電熱線20の共通の引出し線とは
別の一方の引出し線24が三者の端部に位置して
いる。また前記背面材19には、後述する遮断板
26を固定するための略Z形の容器金具27が固
着されている。
また発熱体部の下方には遮熱板26が設けられ
ている。そしてこと遮熱板26の中央には温度制
御器29が取付ばね30により設置され、感温リ
ードスイツチ31と温度ヒユーズ32を良熱伝導
部材で一体化し、かつ背面材19の切欠き19a
に対応した位置に押さえばね33によつて組立て
られており、さらに前記遮熱板26は容器11の
底面に、前記容器金具27を介して、温度制御器
29と、一体化した感温リードスイツチ31と温
度ヒユーズ32のそれぞれの受熱部が密着状態と
なるように取付金具34により固着されている。
また前記第1の電熱線20は温度制御器29
に、第2の電熱線21は感温リードスイツチ31
にそれぞれ電気的回路で結合されて、並列回路を
形成し、さらに温度ヒユーズ32が直列接続され
て、電気湯沸し器を構成している。
上記構成において、容器11に液体を収容し、
通電を開始すると発熱盤14が加熱され、絶縁板
15を介して第1の熱拡散板17で十分熱拡散さ
れ、そして伝熱板11を介して液体に熱伝達され
る。それと同時に第2の熱拡散板18を通じて外
周側部方向へも熱が拡散される。この第2の熱拡
散板18により伝達された熱は、外周側部18a
へ伝わり液体の加熱に供される。液体が一定温度
に達すると、伝熱板11の中央突部に結合された
温度制御器29が作動し、第1の電熱線20がオ
フ状態になり、低電力の第2の電熱線21のみの
通電状態になる。液体がさらに緩慢な温度上昇に
よつて一定温度に達すると、感温リードスイツチ
31が作動し、オフ状態になる。液体温度が低下
すると温度制御器29より先にオン動作する感温
リードスイツチ31が作動してオン状態になり、
以降オン−オフのサイクルを繰り返し、低電力の
保温状態を保証する。また温度制御器29が故障
によりイオン状態のままになつた場合、温度ヒユ
ーズ32の電気回路が溶断し、器体全体の電源を
オフし、安全を保障している。
このような構成とすることにより、発熱体部の
電熱線引出し部の添え線が施された一端を第2の
熱拡散板18および背面材19で確実に挾圧密着
でき、かつ第1の電熱線20の共通端子とは別の
もう一方の引出し線24の引出し口を三者の端部
に位置させているため、高ワツトの引出し線2
2,24と添え線部の押さえ代bおよびcを、第
2の発熱線21との絶縁距離を確保しても長くと
ることができ、その結果、確実な電熱線挾圧がで
きるので、高発熱量の第1の発熱線20の引出し
線22,24の発熱量を、効率よく、第2の熱拡
散板18を介して伝熱板11および容器12内の
液体へ放熱がなされ、引出し線22,24の温度
上昇を抑えることができ、その結果、引出し線部
からの異常発熱、初熱線・添え線の急速な酸化劣
化はなくなるため、引出し線部からの断線または
発熱によるその他の器体構成部品への悪影響もな
くなるもので耐久性および安全性を著しく向上さ
せることができる。
発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明の電気
発熱体は、電熱線の引出し線の一端を良熱伝導性
の熱拡散部材で確実に挾圧密着させるようにして
いるため、電熱線の発熱を熱拡散部材を介して効
率よく放熱でき、その結果、電熱線の温度上昇を
低く抑えることができるため、引出し線部からの
異常発熱、発熱線・添え線の急速な酸化劣化はな
くなり、さらに、その他の器体構成部品への熱に
よる悪影響もなくなるため、耐久性さらには安全
性の面で著しく向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気発熱体の
平面図、第2図は同発熱体を採用した電気湯沸し
器の縦断面図、第3図は同湯沸し器の発熱体部の
分解斜視図、第4図aは同湯沸し器の発熱体部近
傍の断面図、第4図bは同発熱体部の拡大断面
図、第5図は従来の発熱体部の斜視図である。 11……伝熱板、12……容器、14……発熱
盤、15……上の絶縁板、16……下の絶縁板、
18……第2の熱拡散板(熱拡散部材)、19…
…背面材、20……第1の電熱線、21……第2
の電熱線、22,23,24……引出し線部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有底筒状で底面に突出させた伝熱板を有する
    容器の底面裏側に発熱体部を装着し、この発熱体
    部は、上下両面を絶縁板で覆われた発熱盤と、こ
    の発熱盤の下に配設された良熱伝導性の熱拡散部
    材とからなるとともに、背面板により前記容器の
    突出部下面に装着され、この発熱体部の引出し線
    部を前記熱拡散部材で挾圧した電気発熱体。 2 発熱盤は、第1の電熱線と、この第1の電熱
    線に比べて小電力の第2の電熱線とを有し、両電
    熱線の一端を共通端子とした3本の引出し線のう
    ち、第2の電熱線の共通引出し線とは別のもう一
    方の引出し線を中央に位置させてなる特許請求の
    範囲第1項記載の電気発熱体。
JP10749685A 1985-05-20 1985-05-20 電気発熱体 Granted JPS6150518A (ja)

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JP10749685A JPS6150518A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 電気発熱体

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JPH0527404B2 true JPH0527404B2 (ja) 1993-04-21

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