JPH0440593Y2 - - Google Patents

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JPH0440593Y2
JPH0440593Y2 JP1987083765U JP8376587U JPH0440593Y2 JP H0440593 Y2 JPH0440593 Y2 JP H0440593Y2 JP 1987083765 U JP1987083765 U JP 1987083765U JP 8376587 U JP8376587 U JP 8376587U JP H0440593 Y2 JPH0440593 Y2 JP H0440593Y2
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JP
Japan
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inner container
heating element
attached
welding
wall
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JP1987083765U
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JPS63192917U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気ポツトに関し、特に内容器の
下面に発熱体を装着した形式の内容器の溶接構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、内容器の下面に発熱体を装着した形式の
電気ポツトにおいては、第3図に示すように、底
板31の外周に下方に折曲げた屈曲部32を形成
し、その屈曲部32に胴壁33下端の折曲内周縁
を溶接するようになつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の底板31の下面には発熱体34を取付け
るためのボルト35が浅い凹所36に予め溶接さ
れる。ところが、従来は上記のように底板31に
胴壁33を溶接していたので、その溶接の際の熱
の影響により底板31が変形し(第4図の鎖線が
変形前の状態)、ボルト35のピツチに狂いが生
じ、或いは底板31と発熱体34の密着度が悪く
なり、熱伝導性が低下する問題があつた。
そこで、この考案は底板と胴壁との溶接構造に
改良を加えることにより、上記の問題点を解決す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は内
容器の下面に発熱体を装着してなる電気ポツトに
おいて、上記内容器を底容器と胴上壁とにより構
成し、底容器の底から立上がつた胴下壁上端に前
記の胴上壁下端を突き合わせ、底容器と胴上壁と
を溶接により一体化した構成としたものである。
〔実施例〕
第1図に示す電気ポツトの内容器1は、第2図
に示すように、底2と胴下壁3とを一体に形成し
た底容器1aと、胴上壁6とから成り、その底2
の下面に形成した凹所4にボルト5を溶接してあ
る。また、胴上壁6は、大径部7は、中径部8及
び小径部9から成り、2段に絞られている。胴上
壁6の下端は前記の胴下壁3の上端に突き合わせ
溶接により一体化され、この溶接によつて内容器
1を構成する。この場合胴下壁3の高さを適当に
設定することにより、底2に対する溶接熱の影響
を無くすることができる。
なお、底2の下面には、ボルト5を利用して発
熱体10が装着される。
また、内容器1の下方に遮熱板11が取付けら
れると共に、その遮熱板11の下方においてポツ
ト底板12上に電動エアーポンプ13が取付けら
れる。電動エアーポンプ13からはエアーホース
14(第5図参照)が引出され、内容器1の上部
まで引延ばされる。
この場合、内容器1の外周に発熱体10′を装
着するとすれば(第5図鎖線参照)、エアーホー
ス14と発熱体10′との接近を避けるため、エ
アーホース14の立上がり位置は、発熱体10′
の途切れた部分(非発熱部分)に限るか、その他
の断熱手段を施さなければならないが、この考案
においては、前記のように発熱体10を底2の下
面に装着するものであるから、このような制限は
不要であり、任意の位置からエアーホース14を
引出すことができる。
第6図は遮熱板11の下面の構造を示すもので
あり、絶縁体でなるターミナル15に端子金具1
6を取付けると共に、そのターミナル15をコの
字形の取付金具17により取付けると共に、温度
ヒューズ18(第7図参照)をその取付金具17
の下方(内容器1を倒立させた第6図の状態での
下方)において遮熱板11に沿わせて配置してい
る。温度ヒユーズ18の取付金具19は、ターミ
ナル15の取付金具17と同一のビス20により
遮熱板11に固定される。
また、温度ヒューズ18が接触している遮熱板
11の部分には孔21が形成され、発熱体10の
温度が伝わり易くなつている。
更に、遮熱板11の中央部には、孔22が形成
され、その孔22のまわりが一段窪んだ凹入段部
23となつている。この孔22と同芯状態の孔2
4が発熱体10にも形成され、(第8図参照)上
記の凹入段部23に取付金具25によつて取付け
たサーモスタツト26を内容器1の底2に接触さ
せるようにしている。また機種によつて上記のサ
ーモスタツト26に代えてサーミスタ27(第9
図参照)を使用する場合は、取付位置を90度変
え、凹入段部23の外、即ち遮熱板11に設けた
取付孔28と差込部29を利用して、取付金具2
5によりサーミスタ27を取付ける(第9図参
照)。
サーモスタツト26とサーミスタ27は、その
高さに相違があるが、上記のように遮熱板11に
凹入段部23と凹入段部23外に取付部をそれぞ
れ設けることにより、サーモスタツト26とサー
ミスタ27のいずれを使用する場合でも、同一形
状の遮熱板11と取付金具25を使用することが
できる。
〔考案の効果〕
上述の電気ポツトにおいて、この考案は内容器
を構成する底容器の底から立上がつた胴下壁の上
端に胴上壁の下端を溶接する構造をとるものであ
り、この構造により溶接位置が内容器の底から胴
下壁の高さの分だけ離れた位置において溶接する
ことになるので、溶接熱の影響による底の変形を
防止する効果がある。
また、溶接熱の影響を避けるために、内容器の
底の周縁を残してその内側に上方に突出した突出
部を設け、その突出部の下面に発熱体を装着する
手段もあるが、この手段によると発熱体の径が突
出部の径に限定されてしまう。これに対し、この
考案の場合は、発熱体の径を底面の径一杯迄大き
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の電気ポツトの一部省略断面
図、第2図は内容器の一部拡大断面図、第3図及
び第4図は従来例の内容器の一部拡大側面図、第
5図は実施例の内容器とエアーホースとの位置関
係を示す断面図、第6図は実施例の内容器下面の
倒立状態の斜視図、第7図及び第8図は第6図の
部分断面図、第9図は第8図の変形の部分断面図
である。 1……内容器、2……底、3……胴下壁、4…
…凹所、5……ボルト、10……発熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内容器の底下面に発熱体を装着してなる電気ポ
    ツトにおいて、上記内容器を底容器と胴上壁とに
    より構成し、底容器の底から立上がつた胴下壁上
    端に前記の胴上壁下端を突き合わせ、底容器と胴
    上壁とを溶接により一体化したことを特徴とする
    電気ポツト。
JP1987083765U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0440593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987083765U JPH0440593Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JP1987083765U JPH0440593Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63192917U JPS63192917U (ja) 1988-12-13
JPH0440593Y2 true JPH0440593Y2 (ja) 1992-09-24

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ID=30937651

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JP1987083765U Expired JPH0440593Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JP (1) JPH0440593Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985617A (ja) * 1982-11-09 1984-05-17 松下電器産業株式会社 電気保温ポツト
JPS6150518A (ja) * 1985-05-20 1986-03-12 松下電器産業株式会社 電気発熱体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985617A (ja) * 1982-11-09 1984-05-17 松下電器産業株式会社 電気保温ポツト
JPS6150518A (ja) * 1985-05-20 1986-03-12 松下電器産業株式会社 電気発熱体

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JPS63192917U (ja) 1988-12-13

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