JPH0527342U - プーリ軸支持装置 - Google Patents

プーリ軸支持装置

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JPH0527342U
JPH0527342U JP7535491U JP7535491U JPH0527342U JP H0527342 U JPH0527342 U JP H0527342U JP 7535491 U JP7535491 U JP 7535491U JP 7535491 U JP7535491 U JP 7535491U JP H0527342 U JPH0527342 U JP H0527342U
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JP
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pulley shaft
pulley
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belt
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啓一 深沢
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、プーリ軸11,プーリ13及びベアリ
ング14をサブアッセンブリ化して、プーリ軸11のフレー
ムへの取付を簡単にすることを目的とするものである。 【構成】 V字状の溝部15aを有するベアリングホルダ
15をフレームに設け、プーリ軸11に装着されたベアリン
グ14を、径方向外側から溝部15aに当接させ、ベルト13
の張力Cによりベアリング14を溝部15aに押し付けてベ
アリングホルダ15内に保持するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、フレームにプーリ軸を回動自在に支持するためのプーリ軸支持装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来のプリンタのプーリ軸支持装置の一例を示す構成図である。図に おいて、1及び2は互いに対向する第1及び第2のフレームであり、それぞれ対 向する位置に第1及び第2の軸受孔1a,2aが設けられている。3は両端部が それぞれ第1及び第2の軸受孔1a,2aを貫通して第1及び第2のフレーム1 ,2間に設けられているプーリ軸(従動)であり、こりプーリ軸3には、2個の プーリ(図示せず)が互いに間隔をおいて固着されている。また、プーリ軸3の 両端部には、小径部3aが設けられている。
【0003】 4はそれぞれ第1及び第2のフレーム1,2の外側から第1及び第2の軸受孔 1a,2aに嵌合されているベアリングであり、これらのベアリング4は、プー リ軸3を回転自在に支持している。5は小径部3aに装着され、ベアリング4の 軸方向への抜け止めを行うEリングである。
【0004】 上記のような従来のプーリ軸支持装置では、左右フレーム1,2間にプーリ軸 3を渡し、プーリ軸3の両端部にベアリング4を装着した後、Eリング5でベア リング4の抜け止めを行う。これにより、プーリ軸3は第1及び第2のフレーム 1に回転自在に支持される。また、このようなプリンタでは、プーリに巻き掛け られた2本の環状のベルトに用紙クランパが取り付けられ、この用紙クランパで 用紙をクランプした状態でベルトを移動させることにより、用紙を搬送する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来のプーリ軸支持装置においては、プリンタにプー リ軸3を組み込む際に、ベアリング4を装着したりEリング5で抜け止めを行っ たりする必要があるため、プーリ軸3の取付に手間がかかるという問題点があっ た。
【0006】 この考案は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたもので あり、プーリ軸のフレームへの取付を簡単に行うことができるプーリ軸支持装置 を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るプーリ軸支持装置は、ベアリングをプーリ軸に装着し、プーリ に巻き掛けられるベルトの張力によりベアリングが押し当てられるV字状の溝部 を有するベアリングホルダを、フレームに設けたものである。
【0008】
【作用】
この考案においては、プーリ軸にベアリングを装着し、このベアリングを径方 向外側から溝部に当接させ、ベルトの張力によりベアリングを溝部に押し付けて ベアリングホルダ内に保持する。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図について説明する。図1はこの考案の一実施例に よるプリンタのプーリ軸支持装置を示す断面図である。 図において、11はプーリ軸、12はプーリ軸11に互いに間隔をおいて2個固着さ れているプーリ、13はそれぞれのプーリ12に巻き掛けられているベルト(タイミ ングベルト)であり、これらのベルト13の間には、用紙搬送用のクランパ(図示 せず)が取り付けられている。14はプーリ軸13の両端部に装着されているベアリ ングである。
【0010】 15は一方のベアリング14を保持する断面コ字状の第1のベアリングホルダであ り、この第1のベアリングホルダ15は、図2に示すように、BMC樹脂製の第1 のフレーム(側板)16に一体に形成されている。また、第1のベアリングホルダ 15は、V字状の第1の溝部15aを有しており、この第1の溝部15aには、ベルト 13の張力(矢印A,B)の合力(矢印C)により、プーリ12及びプーリ軸11を介 してベアリング14が押し当てられる。17は第1のベアリングホルダ15に並んで第 1のフレーム16に設けられ、第1のベアリングホルダ15からベアリング14が脱落 するのを防止する第1のストッパである。
【0011】 図3は図1と反対側のベアリング14の保持部を示す側面図である。図において 、18はBMC樹脂製の第2のフレーム(側板)、19は第2のフレーム18に一体に 形成され、他方のベアリング14を保持する断面コ字状の第2のベアリングホルダ であり、この第2のベアリングホルダ19は、ベアリング14が押し当てられるV字 状の第2の溝部19aを有している。また、第2のベアリングホルダ19には、図4 にも示すように、ベアリング14を軸方向(スラスト方向)に固定する第1及び第 2のスラスト固定部19b,19cが形成されている。20は第2のベアリングホルダ 19からのベアリング14の脱落を防止する第2のストッパである。なお、この実施 例のプーリ軸支持装置は、第1及び第2のベアリングホルダ15,19,第1及び第 2のストッパ17,20及びベアリング14からなっている。
【0012】 上記のように構成されたプーリ軸支持装置においては、プーリ軸11を第1及び 第2のフレーム16,18間に取り付ける場合、まず図5及び図6に示すようなサブ アッセンブリを組み立てる。即ち、プーリ軸11にピン21によりプーリ12を固定す るとともに、ベアリング14を挿入し、Eリング22により抜け止めを行う。次に、 このサブアッセンブリのプーリ軸11の両端部を、それぞれ第1及び第2のベアリ ングホルダ15,19に径方向外側から挿入する。
【0013】 このとき、第2のストッパ20は、図7に示すように、円弧状の上面にベアリン グ14が当たることにより、δだけ弾性変形する。そして、図3のように、ベアリ ング14が第2の溝部15aに当接すると、第2のストッパ20は、復元してベアリン グ14の外周面を押圧する。これにより、ベアリング14が第2のベアリングホルダ 19内に仮固定される。これは、第1のストッパ17についても同様である。この後 、プーリ12にベルト13が巻き掛けられると、ベルト13の張力A,Bの合力Cによ り、ベアリング14は第1及び第2の溝部15a,19aの壁面に押し付けられて固定 される。
【0014】 このようなプーリ軸支持装置では、ベルト13の張力を利用して、ベアリング14 を第1及び第2の溝部15a,19aに押し付けて固定するようにしたので、ベアリ ング14をプーリ軸11に予め装着してサブアッセンブリ化しておくことができ、プ ーリ軸11のフレーム16,18への取付が簡単であり、組立作業性が向上する。
【0015】 また、上記実施例では第1及び第2のストッパ17,20によりベアリング14を仮 固定するようにしたので、ベルト13を巻き掛ける前に、重力等によりベアリング 14が脱落するのが防止され、ベルト13の張り回しが容易になり、組立作業性が向 上する。 さらに、上記実施例では第2のベアリングホルダ19にスラスト固定部19b,19 cを設けたので、図8に示すように、第2のベアリングホルダ19でベアリング14 、即ちプーリ軸11の軸方向への固定が行われる。一方、第1のベアリングホルダ 15側では、図9に示すように、ベアリング14をある程度軸方向にずらすことがで きるので、プーリ軸11の長さのばらつきなどをキャンセルすることができる。
【0016】 なお、上記実施例では第1及び第2のストッパ17,20によりベアリング14を仮 固定するものを示したが、図10及び図11に示すように、例えばベルト13の張 力の合力の方向と重力方向とが同じ場合などには、重力によりベアリング14を仮 固定できるので、ストッパを省略してもよい。 また、上記実施例では断面コ字状のベアリングホルダ15,19を示したが、断面 L字状(V字状)のものなどであってもよい。 さらに、上記実施例ではプリンタの用紙クランパ用のプーリ軸支持装置を示し たが、他の機器に用いられるプーリ軸支持装置であってもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のプーリ軸支持装置は、V字状の溝部を有する ベアリングホルダをフレームに設け、プーリ軸に装着されたベアリングを、径方 向外側から溝部に当接させ、ベルトの張力によりベアリングを溝部に押し付けて ベアリングホルダ内に保持するようにしたので、プーリ軸,プーリ及びベアリン グをサブアッセンブリ化することができ、これによりプーリ軸のフレームへの取 付を簡単に行うことができ、組立作業性を向上させることができるなどの効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるプリンタのプーリ軸
支持装置を示す断面図である。
【図2】図1の第1のベアリングホルダを示す斜視図で
ある。
【図3】図1と反対のベアリングの保持部を示す側面図
である。
【図4】図3の第2のベアリングホルダを示す斜視図で
ある。
【図5】図1のプーリ軸のサブアッセンブリを示す斜視
図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】図3の第2のベアリングホルダにベアリングを
挿入している状態を示す側面図である。
【図8】図4の第2のベアリングホルダの軸線に沿う断
面図である。
【図9】図2の第1のベアリングホルダの軸線に沿う断
面図である。
【図10】この考案の他の実施例による第1のベアリン
グホルダを示す斜視図である。
【図11】この考案の他の実施例による第2のベアリン
グホルダを示す斜視図である。
【図12】従来のプリンタのプーリ軸支持装置の一例を
示す構成図である。
【符号の説明】
11 プーリ軸 12 プーリ 13 ベルト 14 ベアリング 15 第1のベアリングホルダ 15a 第1の溝部 16 第1のフレーム 18 第2のフレーム 19 第2のベアリングホルダ 19a 第2の溝部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリが設けられたプーリ軸をフレーム
    に回転自在に支持するためのプーリ軸支持装置におい
    て、前記プーリ軸に装着されるベアリングと、前記フレ
    ームに設けられ、前記プーリに巻き掛けられるベルトの
    張力により前記ベアリングが押し当てられるV字状の溝
    部を有し、前記プーリ軸に装着されたベアリングが、径
    方向外側から前記溝部に当接され前記ベルトの張力によ
    り保持されるベアリングホルダとを備えていることを特
    徴とするプーリ軸支持装置。
JP1991075354U 1991-09-19 1991-09-19 プーリ軸支持装置 Expired - Lifetime JP2546224Y2 (ja)

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JPH0527342U true JPH0527342U (ja) 1993-04-09
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ID=13573819

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178776A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Aisin Seiki Co Ltd ミシン軸受構造

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JPS6280156A (ja) * 1985-10-01 1987-04-13 Toyoda Autom Loom Works Ltd パワ−ステアリングモ−タの制御装置
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JP2546224Y2 (ja) 1997-08-27

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