JPH05273424A - 光導波膜の製造方法 - Google Patents

光導波膜の製造方法

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JPH05273424A
JPH05273424A JP6816392A JP6816392A JPH05273424A JP H05273424 A JPH05273424 A JP H05273424A JP 6816392 A JP6816392 A JP 6816392A JP 6816392 A JP6816392 A JP 6816392A JP H05273424 A JPH05273424 A JP H05273424A
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JP
Japan
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substrate
optical waveguide
zone
waveguide film
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP6816392A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Aikawa
晴彦 相川
Hiroo Kanamori
弘雄 金森
Akira Urano
章 浦野
Tomokane Hirose
智財 広瀬
Shinji Ishikawa
真二 石川
Masahide Saito
真秀 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低損失の光導波膜が歩留まり良く製造できる
光導波膜の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 可動サセプタ17に乗った基板18は800
℃に設定されたO2 雰囲気のゾーン1に向かって5mm
/分の速度で移動し、ゾーン1に達した位置で1時間保
持される。次に、基板18は1300℃に設定されたH
e雰囲気のゾーン2に向かって1mm/分の速度でゆっ
くり移動する。この際、ガラス中に生成した気泡は未透
明化部分に移動させられる。基板18がゾーン2の均熱
帯に全部入った時点で基板18は30分間保持され、完
全に透明ガラス化される。その後、ゾーン炉中から5m
m/分の速度で引き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気泡や欠陥の少ない低
損失な石英系光導波膜を火炎堆積法を用いて製造する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光分岐・結合素子や光分波・合波
素子等の光部品として、小形化、量産化に優れた導波路
型のものが用いられつつある。この中で石英系光導波路
は、低損失であること、石英系光ファイバと屈折率が等
しく、光ファイバとの接続損失が小さいこと等の利点が
多い。
【0003】石英系光導波路の代表的な製法としては、
特公昭63−66512号公報に示されている火炎堆積
法がある。この方法では、図3に示すように、石英ガラ
スやシリコンのような耐熱性基板1の上に、ガラス微粒
子合成用バーナ2を用いてガラス微粒子を堆積させるこ
とにより、基板1上に多孔質ガラス層が形成される。こ
の際、バーナ2からは、H2 ガス等の燃焼用ガス、O2
等の支燃ガス、および不活性ガス等と共に、ガラス原料
としてのSiCl4 、屈折率調整剤としてのGeC
4 ,TiCl4 、並びにガラスの透過化温度を低下さ
せ、後の高温加熱透明化に必要な温度を低減させる作用
のあるBやPの気相原料であるBCl3 ,BBr3 ,P
Cl3 ,POCl3 等が供給される。バーナ2の出口近
傍においては燃焼用ガスと支燃ガスとの反応によって形
成される火炎3中で、火炎加水分解反応によりガラス微
粒子流4が生成される。この時、基板1上に均一に多孔
質ガラス層を形成させるため、バーナ2と基板1とは相
対的に移動させられる。この目的のため、例えば基板1
はターンテーブル5上に置かれて公転運動すると共に、
バーナ2はターンテーブル5の半径方向に往復運動する
ような方法が用いられる。また、基板1上に堆積されな
かった余剰ガラス微粒子を速やかに排出するため、バー
ナ2は基板1の法線方向に対して傾いた角度に配置さ
れ、かつ、ガラス微粒子流4の下流には排気管6が設け
られる。ガラス微粒子が堆積した基板1は電気炉等の焼
結炉中に保持され、約1300℃まで昇温することによ
り、透明なガラス膜が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光導波膜の製造方法においては、焼結中にガラスの
中に気泡等が残留してしまい、これが光の散乱の原因と
なったり、ガラス中のドーパントの濃度にゆらぎが生じ
たりして、伝送損失を劣化させたり、歩留まりが低下す
るといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解消するためになされたもので、基板上に火炎堆積法
によりガラス微粒子を堆積させ、これを高温に加熱して
焼結し、透明なガラス膜を形成する光導波膜の製造方法
において、焼結は、帯状の炉の中に基板が入れられ、こ
の炉に対して基板が相対的に移動して行われることを特
徴とするものである。
【0006】また、堆積域と加熱域が一体となった帯状
の炉内を移動する可動サセプタ上に基板が載置され、ガ
ラス微粒子の堆積は、ガラス微粒子を放出する火炎バー
ナに対してこの基板が相対的に移動することにより堆積
域で行われ、焼結は、ガラス微粒子が堆積した基板が上
記可動サセプタに搬送されて帯状の炉の加熱域に移動
し、この炉に対して基板が相対的に移動して行われるこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】焼結時に帯状の炉に対して基板が相対的に移動
することにより、基板上に堆積したガラス微粒子に温度
変化が加えられ、この温度変化によってガラス中の気泡
等は放散し、また、ドーパント濃度は均一化する。
【0008】また、帯状の炉内でガラス微粒子の堆積お
よびこの焼結が連続的に行われることにより、基板上に
堆積したガラス微粒子は外気に触れることなく、効率良
く焼結される。
【0009】
【実施例】まず、従来技術に準じて、基板上にガラス微
粒子が堆積される。ここで、基板には3インチのシリコ
ンウエハを用いた。基板上にはクラッド層になる第1の
ガラス微粒子層およびコア層になる第2のガラス微粒子
層が順次火炎堆積法によって堆積される。この時、火炎
バーナから供給される原料および堆積条件は以下のよう
である。
【0010】クラッド層になる第1のガラス微粒子層 SiCl4 :50cc/分 BCl3 : 5cc/分 POCl3 : 3cc/分 H2 : 4リットル/分 O2 : 6リットル/分 Ar : 3リットル/分 堆積時間 ;10分 コア層になる第2のガラス微粒子層 SiCl4 :50cc/分 BCl3 : 5cc/分 POCl3 : 3cc/分 GeCl4 :14cc/分 H2 : 4リットル/分 O2 : 6リットル/分 Ar : 3リットル/分 堆積時間 ;5分 次に、本発明の第1の実施例による光導波膜の製造方法
が適用され、基板上に上記のようにして堆積された各ガ
ラス微粒子層が焼結される。
【0011】図1は本実施例による製法に用いられる帯
状の炉(ゾーン炉)を示す。
【0012】帯状の炉心管11は、耐熱性、耐酸化性、
耐汚染の観点から石英材料から形成されており、その内
部はスリット12によって複数のゾーンに分かれてい
る。この炉心管材料には、この石英の他にもアルミナや
ジルコニア等の酸化物セラミックスを用いても良い。ま
た、スリット12に開閉度の調節が可能なものを用いる
ことにより、各ゾーンの分離を適宜調節することもでき
る。これら各ゾーンは異なる加熱装置によって独立に加
熱される。つまり、ゾーン1はヒータ13により、ゾー
ン2はヒータ14によってそれぞれ独立に一定温度に維
持される。加熱温度はガラス組成にもよるが、低温側で
は600〜1100℃程度、高温側では1200〜14
00℃程度が好ましい。本実施例では、2つの加熱域の
内の一方の加熱ゾーン1は温度を800℃にして低温に
保ち、他方の加熱ゾーン2は1300℃にして高温に保
った。図2はこのゾーン炉内の温度分布の一例を示した
ものである。同図の横軸はゾーン炉の長さ(L)を示
し、縦軸は各ゾーンの温度(T)を示している。上記の
ように、低温側のゾーン1は800℃,高温側のゾーン
2は1300℃に設定されている。ここで、これら各ゾ
ーンにおいて温度が均一に設定される均熱帯の大きさは
共に約80mmに設定されている。
【0013】また、各ゾーンには、雰囲気ガスを導入す
る導入管15およびこれを排出する排出管16が設けら
れている。これら導入管15および排出管16により、
低温側のゾーン1はO2 のみのガス雰囲気、高温側のゾ
ーン2はHeのみのガス雰囲気に維持されている。ゾー
ン炉内には各ゾーンを貫通する可動サセプタ17が設け
られており、この可動サセプタ17上にはガラス微粒子
が堆積された前記の基板18が載置されている。基板1
8を乗せた可動サセプタ17は図の左側から右側へゆっ
くりと移動し、各加熱ゾーンを通過する。この際、各ゾ
ーンの温度は上記のように適宜独立に設定されており、
また、基板18を各ゾーン内に移動させるサセプタ17
の移動速度も各ゾーンごとにそれぞれ独立に決定され
る。
【0014】基板18に堆積したガラス微粒子層の焼結
による透明ガラス化は次のように行われる。まず、可動
サセプタ17に乗った基板18は低温度に設定されたゾ
ーン1に向かって5mm/分の一定速度で移動し、ゾー
ン1に達した位置で1時間保持される。この過程では、
基板18上に堆積したガラス微粒子層は収縮を起こす。
このように基板18をまず低温度に保持するのは、いき
なり高温度のゾーンに基板18を保持すると、蒸気圧の
高いドーパント成分が揮発したり、ガラス層内で偏析し
やすくなるので、これを防ぐためである。また、このゾ
ーン1においては、酸素分圧が高く維持されのが好まし
く、このため、本実施例では上述したようにO2 のみの
ガス雰囲気に保たれている。これは、ドーパント成分を
酸化物の形にして蒸発しにくくするためである。
【0015】次に、基板18は低温側のゾーン1から高
温側のゾーン2に向かって1mm/分の一定速度で移動
する。この移動速度は通常かなり低く設定される。この
ように低速度に設定されるのは、高温側に位置するガラ
ス微粒子層が透明ガラス化され、このガラス中に生成し
た気泡を低温側に位置する今だ透明化されていない微粒
子状の未透明化部分に移動させるため、十分な時間を確
保するためである。また、このゾーン2においては、気
泡として残留し得る最小の径である臨界気泡径が小さい
He等のガス雰囲気におかれことが望ましい。従って、
このゾーン2ではHe分圧が高く維持されるのが好まし
く、このため、本実施例では上述したようにHeのみの
ガス雰囲気に保たれている。しかし、もちろんこれに限
定されるわけではなく、任意にHe/O2 の分圧を設定
することができる。可動サセプタ17上に乗った基板1
8がゾーン2の均熱帯に全部入った時点で、基板18は
この均熱帯に30分間保持され、完全に透明ガラス化さ
れる。その後、基板18は可動サセプタ17の搬送によ
ってゾーン炉中から5mm/分の速度で引き出される。
ここで、この引き出す速度が速すぎると、形成されたガ
ラス膜に割れが生じる原因になる。
【0016】焼結して透明化したガラス膜を観察する
と、残留気泡は全く認められなかった。また、このガラ
ス膜を電子プローブ微小分析法(EPMA)で元素分析
したところ、ドーパントが均一に分布していることが分
かった。このガラス膜をパターニングし、埋込型の光導
波路を作製して導波損失を測定した結果、0.1dB/
cm以下となり、良好な光伝搬特性が得られた。
【0017】このように本実施例による製法によれば、
焼結時にゾーン炉に対して基板18が相対的に移動する
ことにより、基板18上に堆積したガラス微粒子に温度
変化が加えられる。このため、この温度変化によってガ
ラス中の気泡は放散される。また、ドーパント濃度も均
一化する。従って、従来のように、光導波路の伝送損失
が増加したり、また、製造歩留まりが低下するといった
ことはなくなる。
【0018】以下の比較実験により本実施例による製法
の有効性を確認した。
【0019】この比較実験においては、通常の電気抵抗
炉を用い、HeとO2 の各分圧比が1対1の雰囲気中
で、1300℃、2時間の加熱処理を施し、従来技術に
準じて堆積したガラス微粒子層を透明ガラス化させた。
透明化したガラス膜を観察すると、0.1〜0.5mm
程度の気泡が基板中心部に残留していた。また、ガラス
膜をEPMAで元素分析したところ、表面に向かってG
eの濃度が高くなっており、Pが所々に偏析していた。
このガラス膜をパターニングして埋込型の光導波路を作
製し、損失を調べたところ約15dB/cmであった。
【0020】この光損失は上記第1の実施例における損
失、また、以下の第2および第3の実施例における損失
よりもかなり大きく、これら各実施例の有効性が確認さ
れた。
【0021】次に、本発明の第2の実施例による光導波
膜の製造方法について説明する。
【0022】本実施例においては、1つの加熱域を有す
るゾーン炉内で、3インチ径の基板をこの炉に対して相
対的に移動させながら焼結を行った。基板上には従来技
術に準じた方法によりガラス微粒子が堆積している。ま
た、この加熱域における均熱帯の大きさは約80mmで
あり、加熱温度は1300℃に設定した。また、炉内を
移動する基板の速度は1mm/分、保持時間は30分と
し、また、炉内の雰囲気はHeとO2 の各分圧比が1対
1になる雰囲気に設定した。本実施例により焼結された
ガラス膜中に存在する気泡は、上記比較実験の場合に比
べて著しく減少したが、極僅かな残留が認められた。ま
た、このガラス導波路の散乱損失は0.5dB/cmと
なり、上記比較実験に比して格段に向上している。
【0023】次に、本発明の第3の実施例による光導波
膜の製造方法について説明する。
【0024】本実施例における基板へのガラス微粒子の
堆積は、従来のようにターンテーブルを用いて行われず
にゾーン炉内で行われる。そして、その後、引き続いて
このゾーン炉内で堆積ガラス微粒子層の焼結が連続的に
行われる。つまり、ゾーン炉内を通過する可動サセプタ
上に基板が載置され、必要に応じて基板が加熱される。
そして、基板を可動サセプタによって移動させながら、
火炎バーナを移動させてガラス微粒子を基板上に均一に
堆積させる。ガラス微粒子が堆積した基板は、可動サセ
プタによってそのまま焼結用の加熱ゾーンに連続的に移
動させられる。この加熱ゾーンにおいて、基板上に堆積
したガラス微粒子層は、上述の第1の実施例による焼結
方法を用いて透明ガラス化される。
【0025】本実施例による製造方法によれば、基板を
ターンテーブルから可動サセプタに載置しなおす必要は
なくなり、可動サセプタ上でガラス微粒子の堆積からそ
の焼結までが一連の連続したプロセスとして行われる。
このため、生産性は極めて向上する。また、炉内で一貫
して連続処理が行われるため、基板は外気にさらされる
ことなく透明ガラス化まで一気に行われる。従って、基
板上に堆積したガラス微粒子は外気で汚染されなくな
り、得られるガラス膜の透明度は高くなって導波損失は
低減する。本実施例により得られたガラス膜をパターニ
ングして光導波膜を作製し、その導波損失を測定したと
ころ平均で0.08dB/cmになり、非常に良好な結
果が得られた。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、焼
結時に帯状の炉に対して基板が相対的に移動することに
より、基板上に堆積したガラス微粒子に温度変化が加え
られ、この温度変化によってガラス中の気泡等は放散
し、また、ドーパント濃度は均一化する。
【0027】このため、低損失の光導波膜が歩留まり良
く製造できる光導波膜の製造方法が提供される。
【0028】また、帯状の炉内でガラス微粒子の堆積お
よびこの焼結が連続的に行われることにより、基板上に
堆積したガラス微粒子は外気に触れることなく、効率良
く焼結される。
【0029】このため、基板上に堆積したガラス微粒子
は外気によって汚染されることなく焼結され、得られる
光導波膜の導波損失は低減する。しかも、ガラス微粒子
が堆積した基板を焼結時に炉内に載置しなおす必要がな
くなり、光導波膜の生産性は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられるゾーン炉の断面
図である。
【図2】図1に示されたゾーン炉内の温度分布の一例を
示すグラフである。
【図3】基板上へガラス微粒子を堆積させる従来の火炎
堆積法を示す斜視図である。
【符号の説明】
11…炉心管、12…スリット、13,14…ヒータ、
15…雰囲気ガス導入管、16…排出管、17…可動サ
セプタ、18…基板。
フロントページの続き (72)発明者 広瀬 智財 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 石川 真二 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 斉藤 真秀 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に火炎堆積法によりガラス微粒子
    を堆積させ、これを高温に加熱して焼結し、透明なガラ
    ス膜を形成する光導波膜の製造方法において、 前記焼結は、帯状の炉の中に前記基板が入れられ、この
    炉に対して前記基板が相対的に移動して行われることを
    特徴とする光導波膜の製造方法。
  2. 【請求項2】 帯状の炉は、加熱域を複数備えたことを
    特徴とする請求項1記載の光導波膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の加熱域は、それぞれ独立に温度設
    定されることを特徴とする請求項2記載の光導波膜の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 一の加熱域の温度は他の加熱域の温度よ
    りも高温に設定され、ガラス微粒子が堆積した基板は低
    温側の加熱域から高温側の加熱域に移動することを特徴
    とする請求項3記載の光導波膜の製造方法。
  5. 【請求項5】 ガラス微粒子が堆積した基板の移動速度
    および各加熱域での滞在時間は、各加熱域で独立に設定
    されることを特徴とする請求項2記載の光導波膜の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 帯状の炉内の雰囲気は、各加熱域ごとに
    独立に設定されることを特徴とする請求項2記載の光導
    波膜の製造方法。
  7. 【請求項7】 いずれかの加熱域の雰囲気は、Heおよ
    びO2 の混合気またはHeまたはO2 であることを特徴
    とする請求項6記載の光導波膜の製造方法。
  8. 【請求項8】 加熱域において温度が均一に設定される
    均熱帯の大きさは基板の大きさよりも大きいことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の光導波膜の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 帯状の炉は石英または酸化物セラミック
    スからなることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の光導波膜の製造方法。
  10. 【請求項10】 基板上に火炎堆積法によりガラス微粒
    子を堆積させ、これを高温に加熱して焼結し、透明なガ
    ラス膜を形成する光導波膜の製造方法において、 外気から遮弊されると共に堆積域と加熱域が一体とされ
    た帯状の炉内を移動する可動サセプタ上に前記基板が載
    置され、 前記ガラス微粒子の堆積は、ガラス微粒子を放出する火
    炎バーナに対して前記基板が相対的に移動することによ
    り前記堆積域で行われ、 前記焼結は、ガラス微粒子が堆積した前記基板が前記可
    動サセプタに搬送されて前記帯状の炉の加熱域に移動
    し、この炉に対して前記基板が相対的に移動して行われ
    ることを特徴とする光導波膜の製造方法。
JP6816392A 1992-03-26 1992-03-26 光導波膜の製造方法 Pending JPH05273424A (ja)

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