JPH05272966A - 伸び検出装置 - Google Patents

伸び検出装置

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Publication number
JPH05272966A
JPH05272966A JP6895592A JP6895592A JPH05272966A JP H05272966 A JPH05272966 A JP H05272966A JP 6895592 A JP6895592 A JP 6895592A JP 6895592 A JP6895592 A JP 6895592A JP H05272966 A JPH05272966 A JP H05272966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
elongation
sensor
detector
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6895592A
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English (en)
Inventor
Teruhisa Sasaki
照久 佐々木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、周囲温度の変化により、指示値の
補正ができる伸び検出装置を得ることにある。 【構成】 本発明の伸び検出装置は、蒸気タービンやガ
スタービンなどの回転部と静止部との偏心や伸び差を監
視する伸び検出装置であって、伸び差を検出するセンサ
ー1と、このセンサーの温度を検出する温度検出器5
と、この温度検出器5で検出された温度に基づいて伸び
差を補正する補正演算部12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラントにおける
蒸気タービンの回転部と静止部との間隙を監視する場合
に好適な伸び検出装置に係り、特に検出器の周囲温度変
化に応じ、その指示値を補正する機能を有した伸び検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電プラントにおける蒸気ター
ビンの回転部、タービンロータと静止部、タービンケー
シングとの間の軸方向間隙は、どの様な過渡的な運転状
態でも確保する必要があり、接触を生じさせないため、
伸び検出装置を設け監視している。
【0003】タービンロータとタービンケーシングとの
接触は、蒸気加熱に対する熱伝達及び熱伝導の度合いの
違いから発生する熱膨張差に起因し、蒸気タービン破損
という重大事故を招く恐れがある。ここで、うず電流式
伸び検出装置の従来例及び原理を図4を用いて説明す
る。
【0004】センサー1は、静止部である図示しないタ
ービンケーシングに取付けられ、空隙Xを隔てて、回転
部である図示しないタービンロータから突出したターゲ
ット3と対向している。センサー1は、伸び変換器6と
結ばれており、伸び変換器6で、信号変換された空隙X
を図示しない計算機等の監視装置へ伝達している。セン
サー1内には、コイル2が密封されており、このコイル
2に伸び変換器6から高周波電流を供給する。
【0005】高周波電流によりコイル2では、磁束aが
発生し、強磁性体であるターゲット3と鎖交すると、タ
ーゲット3の表面には、この磁束aを打消す様なうず電
流bが発生し、コイル2のインピーダンスが変化するこ
とになる。このインピーダンスZは、下記に示す如くタ
ーゲット3の材質等から決まる係数Kと空隙X及びコイ
ル5の固有抵抗Rの関数で表現できる。 Z=R+KX 従って、インピーダンスZを検知する事により、空隙X
を一義的に決定できることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のうず電流式伸び検出装置では、センサー1の
取付け場所が蒸気タービン等の内部であることから、タ
ービンロータ等の回転体を支持する軸受に給油される軸
受油等の影響により、センサー1は、加温されることに
なる。
【0007】したがって、センサー1内に封入されたコ
イル2も温度上昇することになり、コイル2を構成する
まま線の抵抗率が変化するので、コイル2の固有抵抗R
も変化する。よって、原理上、空隙Xを求める上でコイ
ル2の固有抵抗Rの変化が誤差となる。そこで、本発明
は周囲温度の変化により、指示値補正ができる伸び検出
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の伸び検出装置
は、蒸気タービンやガスタービンなどの回転部と静止部
との偏心や伸び差を監視する伸び検出装置であって、伸
び差を検出するセンサと、このセンサの温度を検出する
温度検出器と、この温度検出器で検出された温度に基づ
いて伸び差を補正演算部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】これにより、周囲温度による指示値の補正を行
うので、蒸気タービン等の回転部と静止部との空隙の監
視精度の向上が図れると共に、温度の影響を受けない安
定した指示値が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基づ
いて説明する。共通する部分には、同一符号を付して、
その重複した説明を省略する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の全体構成を示
す図である。この実施例は、図3で示す従来例に、セン
サー1の近傍の温度を計測するための温度検出装置11と
して、温度検出器5と温度変換器7とを設け、補正演算
部12として、関数演算器8と補正演算器9とを設けたも
のである。センサー1の近傍の温度を検出した温度検出
器5の信号は、温度変換器7を介して、関数演算器8へ
送られる。
【0012】関数演算器8には、図2に示すように予め
採取したセンサー1の温度特性に基づいて作られた補正
関数10が入力されている。すなわち、関数演算器8では
温度変換器7により伝達された温度信号に対応する補正
値を選定する。関数演算器8にて選定された補正値の信
号は、補正演算器9に入力され、伸び変換器6からの空
隙Xの信号を補正演算する。このことにより、センサー
1の温度がどの様に変化してもその温度に対応し、適切
な補正がなされることになる。
【0013】図3は、図1に比して、センサー1の周囲
の温度を検出する温度検出器5をセンサー1の内部に組
込んだ実施例を示したものであり、補正の方法は、図1
のものと全く同一である。
【0014】
【発明の効果】以上、説明した様に、本発明は、周囲温
度の変化により指示値の補正ができるので、従来例に比
して、温度によるドリフトがない安定した指示値が得ら
れると共に計測の精度向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図
【図2】本発明の関数演算器の特性図
【図3】温度検出器をセンサー内に組込んだ一例を示す
説明図
【図4】従来例を示すブロック構成図
【符号の説明】
1…センサー 2…コイル 3…ターゲット 4…ケーシング 5…温度検出器 6…伸び変換器 7…温度変換器 8…関数演算器 9…補正演算器 10…補正関数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気タービンやガスタービンなどの回転
    部と静止部との偏心や伸び差を監視する伸び検出装置に
    おいて、前記伸び差を検出するセンサと、このセンサの
    温度を検出する温度検出器と、この温度検出器で検出さ
    れた温度に基づいて前記伸び差を補正する補正演算部と
    を備えたことを特徴とする伸び検出装置。
JP6895592A 1992-03-27 1992-03-27 伸び検出装置 Pending JPH05272966A (ja)

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JP6895592A JPH05272966A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 伸び検出装置

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JP6895592A JPH05272966A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 伸び検出装置

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JPH05272966A true JPH05272966A (ja) 1993-10-22

Family

ID=13388607

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JP6895592A Pending JPH05272966A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 伸び検出装置

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