JP2001356059A - トルク測定装置および測定方法 - Google Patents

トルク測定装置および測定方法

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JP2001356059A
JP2001356059A JP2000179079A JP2000179079A JP2001356059A JP 2001356059 A JP2001356059 A JP 2001356059A JP 2000179079 A JP2000179079 A JP 2000179079A JP 2000179079 A JP2000179079 A JP 2000179079A JP 2001356059 A JP2001356059 A JP 2001356059A
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靖高 山之井
Hiroo Ozeki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度による零点変動を補正する機能と感度変
動を補正する機能とを備えたトルク測定装置およびトル
ク測定方法を提供する。 【解決手段】 検出軸の外周面に形成された一対の磁歪
材料部と、該磁歪材料部にそれぞれ近接して設けられた
一対のコイルとを備え、検出軸に加えられたトルクの大
きさに応じた交流信号を前記一対のコイルから検出して
トルクを測定するトルク測定装置において、サーミスタ
と抵抗とからなる一対のバイアス回路により零点変動を
補正する零点変動補正手段と、前記バイアス回路の抵抗
値の変化から検出した温度信号、および前記コイルから
検出された信号に基づいて該コイルの出力信号の感度変
動を補正する感度変動補正手段とを具備することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トルク測定装置
および測定方法に関し、特に温度補償技術に関する。
【0002】
【従来の技術】トルク測定装置は、検出軸の外周面に形
成された磁歪材料部とそれに対応して設けられたコイル
を備え、検出軸に加えられたトルクの大きさに応じた交
流信号をコイルから検出してトルクを電気信号に変換す
る装置が実用化されている。このトルク測定装置は、運
転時に温度上昇を伴うか、または温度勾配が生じる装置
のトルクを測定するとき、検出軸および磁歪材料部に温
度変化が生じると磁気特性および電気特性が変化し、そ
の結果、検出出力に変動が生じるという問題があった。
【0003】そこで、第1の方法として温度変化による
コイルのインピーダンスの変化をコイルと直列に接続し
たバイアス回路によって補正し、検出出力の零点変動を
抑制する手段がとられている。
【0004】また、第2の方法として特開平6−269
50号では、コイルの抵抗値の変化から温度の変化を検
出し、その温度信号よりセンサ出力の零点変動および感
度変動を補正する手段がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の第1の
方法では、零点変動の補正は行われるが、感度変動の補
正は行われておらず、感度変動の補正を行うことが課題
となっていた。
【0006】また、第2の方法では、温度変化によるコ
イルの抵抗値の変化から零点変動および感度変動の補正
を行っている。しかし、検出部に温度勾配が生じた場合
における零点変動および感度変動を補正することは困難
であるという課題があった。さらに、温度変動によるコ
イルの抵抗値の変化が小さいため、精度良く温度信号を
検出することが難しいという課題があった。これらの課
題のため、零点変動および感度変動を正確に補正するこ
とが困難であった。
【0007】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、2つのコイルにそれぞれ直列に接続したサーミス
タと抵抗によるバイアス回路によって零点変動を補正す
る機能と、2つの前記バイアス回路が温度によって変化
する抵抗値から、それぞれの検出部の温度を精度良く検
出し、その温度信号に基づいて2つのコイルから検出さ
れるそれぞれの信号の感度変動を補正する機能とを備え
たトルク測定装置およびトルク測定方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、検出軸の外周面に形成された一対の磁歪材料部と、
該磁歪材料部にそれぞれ近接して設けられた一対のコイ
ルとを備え、検出軸に加えられたトルクの大きさに応じ
た交流信号を前記一対のコイルから検出してトルクを測
定するトルク測定装置において、サーミスタと抵抗とか
らなる一対のバイアス回路により零点変動を補正する零
点変動補正手段と、前記バイアス回路の抵抗値の変化か
ら検出した温度信号、および前記コイルから検出された
信号に基づいて該コイルの出力信号の感度変動を補正す
る感度変動補正手段とを有し、検出出力の温度補償を行
うことを特徴とするトルク測定装置を提供する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のトルク測定装置において、前記バイアス回路は、前記
コイルと直列に接続されることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のトルク測定装置において、前記バイアス回路
には直流定電圧が印加され、前記バイアス回路が呈する
バイアス電圧、および前記コイルから検出された信号に
基づいて感度変動を補正することを特徴とする。
【0011】請求項1ないし3の発明によれば、それぞ
れのコイルに直列に接続したサーミスタを使用した零点
変動を補正するバイアス回路と、その回路の抵抗値の変
化からそれぞれの検出部の温度を検出し、その温度信号
に基づいて2つのコイルから検出されるそれぞれの信号
の感度変動を補正する機能を備えることによって精度の
高いトルク測定を可能としている。
【0012】請求項4に記載の発明は、検出軸の外周面
に形成された一対の磁歪材料部と、該磁歪材料部にそれ
ぞれ近接して設けられた一対のコイルとを備え、検出軸
に加えられたトルクの大きさに応じた交流信号を前記一
対のコイルから検出してトルクを測定するトルク測定装
置において、サーミスタと抵抗とからなる一対のバイア
ス回路により零点変動を補正する零点変動補正手段と、
温度検出部が検出した温度信号および前記コイルから検
出された信号に基づいて該コイルの出力信号の感度変動
を補正する感度変動補正手段とを有し、検出出力の温度
補償を行うことを特徴とするトルク測定装置を提供す
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のトルク測定装置において、前記バイアス回路は、前記
コイルと直列に接続されることを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載のトルク測定装置において、前記磁歪材料部の
近傍にそれぞれ温度検出部を設け、該検出部の出力によ
って感度変動を補正することを特徴とする。
【0015】請求項4ないし6の発明によれば、それぞ
れのコイルに直列に接続したサーミスタを使用した零点
変動を補正するバイアス回路と、温度検出部が検出した
温度信号、およびコイルから検出された信号に基づいて
コイルの出力信号の感度変動を補正する機能を備えるこ
とによって精度の高いトルク測定を可能としている。
【0016】請求項7に記載の発明は、検出軸の外周面
に形成された一対の磁歪材料部と、該磁歪材料部にそれ
ぞれ近接して設けられた一対のコイルとを備え、検出軸
に加えられたトルクの大きさに応じた交流信号を前記一
対のコイルから検出してトルクを測定するトルク測定方
法において、サーミスタと抵抗とからなる一対のバイア
ス回路により零点変動を補正する課程と、前記バイアス
回路の抵抗値の変化から検出した温度信号、および前記
コイルから検出された信号に基づいて該コイルから検出
された信号の感度変動を補正する課程とを有し、検出出
力の温度補償を行うことを特徴とするトルク測定方法を
提供する。
【0017】請求項8に記載の発明は、検出軸の外周面
に形成された一対の磁歪材料部と、該磁歪材料部にそれ
ぞれ近接して設けられた一対のコイルとを備え、検出軸
に加えられたトルクの大きさに応じた交流信号を前記一
対のコイルから検出してトルクを測定するトルク測定方
法において、サーミスタと抵抗とからなる一対のバイア
ス回路により零点変動を補正する課程と、温度検出部が
検出した温度信号および前記コイルから検出された信号
に基づいて該コイルの出力信号の感度変動を補正する課
程とを有し、検出出力の温度補償を行うことを特徴とす
るトルク測定方法を提供する。
【0018】請求項7または8の発明によれば、異なる
方法による検出出力の温度補償が行われたトルク測定方
法が提供される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態によるトルク測定装置の構成を示す図である。図
1において、符号1は検出軸であり、外周部に磁歪材料
部1a、1bが形成され、トルクTが加えられる。
【0020】符号2aおよび2bは、検出軸に加えられ
たトルクを検出するコイルであり、前記磁歪材料部1
a、1bに近接して配置され、これらのコイルと直列に
バイアス回路3a、3bが接続される。直列に接続され
たコイル2aとバイアス回路3a、およびコイル2bと
バイアス回路3bは、図示のように抵抗4aおよび4b
と組み合わされてブリッジを構成している。
【0021】バイアス回路3aの両端には、直流電源1
0から抵抗5aを介して所定の直流電圧が与えられる。
同様に、バイアス回路3bの両端には、直流電源10か
ら抵抗5bを介して所定の直流電圧が与えられる。
【0022】ブリッジを形成する素子のうち、抵抗4a
および4bの接続点と、バイアス回路3aおよび3bの
接続点との間には、励磁発振回路9が接続され、所定電
圧および周波数の交流電圧をブリッジに印加する。
【0023】ブリッジの他の2つの接続点からはそれぞ
れ出力が取り出され、整流回路6aまたは6bによって
整流され、感度変動回路8aまたは8bを介して差動増
幅回路11に入力され、オフセット調節回路12、感度
調節回路13を経て測定出力を得る。
【0024】図2は、図1のバイアス回路3aまたは3
bの構成例を示す図である。図2(a)は、並列接続し
たサーミスタ22と抵抗23の組み合わせと直列に抵抗
21を直列接続したバイアス回路の接続例であり、図2
(b)はサーミスタ27−1と抵抗28−1の直列接
続、〜サーミスタ27−nと抵抗28−nの直列接続さ
れた素子を並列接続したサーミスタ25と抵抗26に並
列に接続し、さらに抵抗24と直列接続したバイアス回
路の接続例である。このように抵抗とサーミスタの並列
接続や直列接続の組み合わせによって所望の温度対イン
ピーダンス特性を得るものである。
【0025】次に上述の構成によるトルク測定装置の動
作について図1を用いて説明する。検出軸1には、軸の
表面に軸方向に対して±45°方向に複数成膜した帯状
の磁歪膜により、形状異方性が付与されている。検出軸
1に図示の矢印方向にトルクTが印加されたとき、軸表
面の磁歪膜には+45°方向に引張応力+σが発生し、
−45°方向に圧縮応力−σが発生して両磁歪膜の透磁
率が変化する。この透磁率の変化に比例してそれぞれの
磁歪膜の外周に設けた2つの筒状のコイル2a、2bの
インピーダンスは変化する。これらの2つのコイル2
a、2bのインピーダンス差からトルクTを測定するこ
とができる。
【0026】トルクの測定に当たっては、温度の変化に
よる磁歪材料部1aまたは1bの透磁率変化によって2
つのコイル2aおよび2b間のインピーダンスに差が生
じるため、差動増幅回路11の出力の零点変動が発生す
る。そこで、それぞれのコイル2aおよび2bに直列に
接続したバイアス回路3aおよび3bの温度対インピー
ダンス特性を利用して、コイル2aおよび2bのインピ
ーダンスの変化を補正することにより、温度変化によっ
て生じる零点変動の補償を行う。
【0027】図3にコイル2aまたは2bの温度対イン
ピーダンス特性を実線で示し、バイアス回路3aまたは
3bの温度対インピーダンス特性を点線で示す。また、
コイル2aとバイアス回路3aまたはコイル2bとバイ
アス回路3bを直列接続したときのインピーダンスを1
点鎖線で示す。このようにコイルのインピーダンス特性
とバイアス回路のインピーダンス特性を温度に対して逆
特性とすることによって合成インピーダンスをフラット
にすることができる。
【0028】図1の励磁発振回路9の交流電源のほか
に、安定した直流電源10を抵抗5aまたは5bを介し
てバイアス回路3aまたは3bに印加し、この回路で得
られるバイアス電圧によって温度の変化を検出する。温
度の変化によるバイアス電圧は、ローパスフィルタ7a
または7bによって直流成分のみを取り出すことによっ
て得られる。感度変動補正回路8aまたは8bでは、得
られたそれぞれの温度信号、および2つのコイル2aま
たは2bから検出される信号に基づいて前記コイル2a
または2bの出力信号の感度変動をそれぞれ補正する。
このとき、温度検出に用いる直流成分は、検出出力に影
響を及ぼさない。
【0029】図4は、零点変動の補正後において、温度
変化による感度変動の補正を行う前と補正後のコイル2
a、2bのインピーダンス特性を示した図である。この
図の実線は、感度変動補正前の特性を示し、無負荷では
温度の変化に対して2つのコイル2a、2b間のインピ
ーダンス差はほぼ一定となっている。これに対して定格
負荷の時は、基準温度よりも低い温度範囲では2つのコ
イル2a、2b間のインピーダンス差が基準温度のイン
ピーダンス差と比較して小さく、基準温度よりも高い温
度範囲ではインピーダンス差が大きくなっている。
【0030】この図の点線は、定格負荷時の感度変動補
正を行った後の特性を示し、コイル2aまたは2bのイ
ンピーダンスは、感度変動補正回路8aまたは8bにお
いて、それぞれのコイルの温度信号および検出信号に基
づいて、それぞれインピーダンス変動の補正が行われて
いる。この補正によって、所定の負荷時の2つのコイル
2a、2b間のインピーダンス差をどの温度に対しても
ほぼ一定としている。また、この補正によって、2つの
コイル2a、2b間に温度差があってもそれぞれの温度
についてインピーダンス補正を行っているので、適正な
インピーダンス差を検出することができる。
【0031】次にこの発明の他の実施形態について説明
する。図5はこの発明の他の実施形態によるトルク測定
装置の構成を示す図である。図5において、図1の一実
施形態と同一の構成要素に対しては同一の符号を付して
説明を省略する。この図において、バイアス回路3aま
たは3bによってコイル2aまたは2bの零点変動の補
正を行う。また、温度検出は、温度検出部14aおよび
14bを設け、検出した温度信号および前記コイルから
検出された信号に基づいて該コイルの出力信号の感度変
動を補正する。この温度検出部14aおよび14bは、
図2に示したサーミスタの他、熱電対、測温抵抗体、熱
電素子などでもよく、いずれかにより得られた温度信号
に基づいて2つのコイル2aおよび2bから検出される
信号の感度変動をそれぞれ補正する。
【0032】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0033】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、2つのコイルにそれぞれ直列に接続したバイア
ス回路を用いて、コイルから検出される信号の零点変動
をそれぞれ補正すると同時に、そのバイアス回路の抵抗
値の変化から温度の変化を検出し、その温度信号に基づ
いて2つのコイルから検出される信号の感度変動をそれ
ぞれ補正しているため、検出部に温度勾配が生じた場合
でも零点変動および感度変動を補正することができると
いう効果が得られる。
【0034】また、この発明によって温度信号を得る方
法は、バイアス回路の抵抗値の変化が大きいため、高い
精度の温度検出が行え、結果として、感度変動の補正を
正確に行うことができるという効果が得られる。
【0035】また、零点変動を補正するバイアス回路の
抵抗値の変化から温度信号を得て感度変動を補正するた
め、検出部に新たに部品を追加することなく、零点変動
および感度変動を補正することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるトルク測定装置の
構成を示す図。
【図2】 バイアス回路または温度検出回路の構成例を
示す図。
【図3】 零点変動の補正方法を説明するための図。
【図4】 感度変動の補正方法を説明するための図。
【図5】 本発明の他の実施形態によるトルク測定装置
の構成を示す図。
【符号の説明】
1…検出軸 1a、1b…磁歪材料部 3a、3b…バイアス回路 4a、4b…抵抗 5a、5b…抵抗 6a、6b…整流回路 7a、7b…ローパスフィルタ 8a、8b…感度変動補正回路 9…励磁発振回路 10…直流電源 11…差動増幅回路 12…オフセット調節回路 13…感度調節回路 14a、14b…温度検出部 21…抵抗 22…サーミスタ 24、26…抵抗 27−1〜27−n…サーミスタ 28−1〜28−n…抵抗

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出軸の外周面に形成された一対の磁歪
    材料部と、該磁歪材料部にそれぞれ近接して設けられた
    一対のコイルとを備え、検出軸に加えられたトルクの大
    きさに応じた交流信号を前記一対のコイルから検出して
    トルクを測定するトルク測定装置において、 サーミスタと抵抗とからなる一対のバイアス回路により
    零点変動を補正する零点変動補正手段と、 前記バイアス回路の抵抗値の変化から検出した温度信
    号、および前記コイルから検出された信号に基づいて該
    コイルの出力信号の感度変動を補正する感度変動補正手
    段とを有し、検出出力の温度補償を行うことを特徴とす
    るトルク測定装置。
  2. 【請求項2】 前記バイアス回路は、 前記コイルと直列に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載のトルク測定装置。
  3. 【請求項3】 前記バイアス回路には直流定電圧が印加
    され、 前記バイアス回路が呈するバイアス電圧、および前記コ
    イルから検出された信号に基づいて感度変動を補正する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のトルク測定
    装置。
  4. 【請求項4】 検出軸の外周面に形成された一対の磁歪
    材料部と、該磁歪材料部にそれぞれ近接して設けられた
    一対のコイルとを備え、検出軸に加えられたトルクの大
    きさに応じた交流信号を前記一対のコイルから検出して
    トルクを測定するトルク測定装置において、 サーミスタと抵抗とからなる一対のバイアス回路により
    零点変動を補正する零点変動補正手段と、 温度検出部が検出した温度信号および前記コイルから検
    出された信号に基づいて該コイルの出力信号の感度変動
    を補正する感度変動補正手段とを有し、検出出力の温度
    補償を行うことを特徴とするトルク測定装置。
  5. 【請求項5】 前記バイアス回路は、 前記コイルと直列に接続されることを特徴とする請求項
    4に記載のトルク測定装置。
  6. 【請求項6】 前記磁歪材料部の近傍にそれぞれ温度検
    出部を設け、該検出部の出力によって感度変動を補正す
    ることを特徴とする請求項4または5に記載のトルク測
    定装置。
  7. 【請求項7】 検出軸の外周面に形成された一対の磁歪
    材料部と、該磁歪材料部にそれぞれ近接して設けられた
    一対のコイルとを備え、検出軸に加えられたトルクの大
    きさに応じた交流信号を前記一対のコイルから検出して
    トルクを測定するトルク測定方法において、 サーミスタと抵抗とからなる一対のバイアス回路により
    零点変動を補正する課程と、 前記バイアス回路の抵抗値の変化から検出した温度信
    号、および前記コイルから検出された信号に基づいて該
    コイルから検出された信号の感度変動を補正する課程と
    を有し、検出出力の温度補償を行うことを特徴とするト
    ルク測定方法。
  8. 【請求項8】 検出軸の外周面に形成された一対の磁歪
    材料部と、該磁歪材料部にそれぞれ近接して設けられた
    一対のコイルとを備え、検出軸に加えられたトルクの大
    きさに応じた交流信号を前記一対のコイルから検出して
    トルクを測定するトルク測定方法において、 サーミスタと抵抗とからなる一対のバイアス回路により
    零点変動を補正する課程と、 温度検出部が検出した温度信号および前記コイルから検
    出された信号に基づいて該コイルの出力信号の感度変動
    を補正する課程とを有し、検出出力の温度補償を行うこ
    とを特徴とするトルク測定方法。
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