JPH03273124A - トルクセンサの零点補償回路 - Google Patents

トルクセンサの零点補償回路

Info

Publication number
JPH03273124A
JPH03273124A JP7469490A JP7469490A JPH03273124A JP H03273124 A JPH03273124 A JP H03273124A JP 7469490 A JP7469490 A JP 7469490A JP 7469490 A JP7469490 A JP 7469490A JP H03273124 A JPH03273124 A JP H03273124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
torque
detection
sensitivity
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7469490A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakamoto
中本 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP7469490A priority Critical patent/JPH03273124A/ja
Publication of JPH03273124A publication Critical patent/JPH03273124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 大発明はトルクセンサの零点補償回路に関する。
従来の技術 トルク伝達軸に印加されるトルクの大きさを検出する手
段として、従来から、@2図に示されるような磁歪式ト
ルクセンサが、たとえば特許第169326号明細書な
どによって知られている。この第2図において、lはト
ルク伝達軸であり、その外局面には、互いに逆方向に傾
斜した一対の磁気異方性部2,2が形成されている。磁
気異方性部2.2の周囲には励磁コイル3と一対の検出
コイル4,4とが設けられ、励磁コイル3には交流式の
励磁電源5が接続されている。6,6は、各検出コイル
4,4に対応した検出端である。
このような構成において、軸1にトルクが印加されると
、その大きさに応じて磁気異方性部2゜2の透磁率が変
化する。一方、検出コイル4,4は、励磁コイル3によ
って励磁されるが、上記透磁率の変化に応じた検出信号
をそれぞれ検出端6゜6に出力する。したがって、両枝
出端6,6に現われる検出信号の差をとることで、印加
トルクの大きさに応じた出力信号が得られる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような磁歪式のトルクセンサにおいては、
その零点(すなわち両検出信号の絶対値の差)の温度特
性が、軸1の材質、磁気異方性部2.2の表面加工の方
法、励磁周波数などによって影響を受ける。このため、
トルク検出結果に誤差を生じるという問題点がある。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、磁歪式トル
クセンサの零点の温度特性を補値できるようにすること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため未発明は、 励磁電源と励磁コイルとによって構成される励磁側回路
に、トルクセンサの感度の温度特性を補償するための感
温抵抗を組み込み、 各検出コイルをそれぞれ含んだ一対の検出側回路に、ア
ンバランスに構成された複数の抵抗を組み込んで、前記
感温抵抗によってトルクセンサの感度の温度特性を補償
することにより所定の温度係数で変化するに至った両検
出コイルの検出信号の零点特性を補償するようにしたも
のである。
作用 このような構成によれば、感温抵抗によってトルクセン
サ周辺の温度が感知され、これにもとづき励磁コイルの
励磁電流が一定の温度係数のもとで変化されることで、
トルクセンサの感度の温度特性が自動的に補償される。
このとき、励磁コイルの励磁電流が一定の温度係数のも
とで変化することで、検出コイルの検出電圧は、上記温
度係数とは絶対値が等しく、かつ正負が逆となった一定
ノ温度係数で変化する。したがって、アンバランスに構
成された複数の抵抗の値を適当に選ぶことにより、上記
検出コイルの検出電圧の温度係数に一定の係数を乗する
ことが可能になる。これによツテ、トルクセンサの零点
の温度特性が補償8t’Lる。
実施例 以下、本発明の一実施例を、第1図にもとづき、第2図
に示したものと同一の部材には同一の参照番号を付して
、詳細に説明する。
111図において、図示の構成のトルクセンサ全体での
感度の温度係数を+αPPQI/Cとし、励磁電源5は
、励磁電圧マが一定かつ励磁周波数がf(Hz)となる
ように動作する。励磁周波数fにおける励磁コイル3の
インピーダンスをRtUとする。
励磁電源5と励磁コイル3との闇には、温度係数+βP
PIEI/X:のg温抵抗7が、励磁コイル3と直列に
組み込まれている。
一方、第1図において、両検出コイル4,4は完全に等
しい特性を持っているものとし、これら検出コイル4,
4に現われる出カマ1.マエは、印加トルクが0のとき
に Y3 Imvz             (1)とな
るものとする。各検出コイル4,4には補償用抵抗8a
 、 gbが直列に接続され、さらにこれら補償用抵抗
8a 、 gbには、終端抵抗9,9が直列に接続され
ている。検出端6,6は、補償用抵抗8m。
8bと終端抵抗9,9との接続部から導き出されている
ここで、補償用抵抗8a 、 gbの抵抗値をR,、R
,とし、終端抵抗9,9の抵抗値は互に等しくRである
とする。ただし、 R>> R1,R1(Ill とする。
感温抵抗7の抵抗値rは、次のようにして求まる。すな
わち、上述のように励磁電源5の励磁電圧マを一定とし
たときには、温度変化に応じて励磁電流を変化させるこ
とで、センサの感度の温度特性を補償することが可能と
なる。このためには、センサ全体の11度の温度係数α
と、感温抵抗7の感度の温度係数βとの間に、次の関係
が成立することが必要である。
(r+R冨)α厘rβ       ωしたがって、感
温抵抗7の抵抗値rは、(至)式を変形することにより
、 となる。
rの値をこのように設定することで、温度変化によるセ
ンサ全体の感度変化を打ち消す上うに、温度変化に応じ
て励磁電流が変化する。この結果、センサ全体の感度の
温度特性が補償される。このとき、励磁コイル3に流れ
る電流は、−αPPIII/’Cの温度係数で変化する
同様に、軸lへの印加トルクが0のときには、検出コイ
ル4,4の検出電圧マ1.マ、は、励磁コイル3に流れ
ろ電流に対応して、−αppm/Cの温度係数で変化す
る。
印加トルクが0のときに検出端6,6に出力電圧マド、
マ、・が現われるとすると、そのときのセンサの零点出
カマ1.−マ、・は、図示の回路構成にもとづき、(:
)式の関係から、次の通りとなる。
(以下余白) ここで、R))R,、R,であるから、となる。
したがって、マ1(婁マ8)が−αppm/’Cの湿度
係数で変化するときには、マト−マ2・は、で変化する
。すなわち、R1,R,、Rの値を適当に選ぶことによ
って、センサの零点の温度特性を補値することができる
具体例として、たとえばam+500ppm/℃、r−
s。
kEs %RK −200fl、β−+50001pm
/℃とすると、・■式より、 2厘22m となる。また、R−250kJl、R1”Ojl、R,
m1kjl  トすると、M式より マ1°−マ8°−Q、004マ、 となる。ここでマ1が4すなわち一500ppm/1:
で変化することから、(11式より、センサの零点出力
には一2ppm/Uの温度特性の補償が加えられる。
いま、センサの感度のフルスケールが、検出コイル4.
4の検出電圧の1.0%であるとすると、零点出力に一
2PPIIl/Cの温度特性の補償を加えろことは、実
質的には一200pprxn/Cの温度特性の補償が加
えられることを意味し、その効果は大きなものとfJる
発明の効果 以上述べたように本発明によると、トルクセンサの感度
の温度特性を補償するための感温抵抗を励′a111回
路に組み込んだものであることから、このトルクセンナ
の感度の温度係数をきわめて小さな値に抑えることがで
きるのみならず、前記感温抵抗の作用によって所定の温
度係数で変化するに至った両検出コイルの検出信号の零
点特性を補償できるよう、アンバランスに構成された複
数の抵抗を検出側回路に組み込んだものであるから、零
点湿度係数を小さくすることb)でき、このためトルク
の測定精度を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実m例のトルクセンサの零点補償回
路の回路図、第2図は従来の磁歪式トルクセンサの回路
図である。 l・−・トルク伝達軸、2−・−磁気異方性部、3−励
磁コイル、4・・・検出コイル、5・−・励磁電源、7
・−感温抵抗、8a、gb−補償用抵抗、9−・終端抵
抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トルク伝達軸の外局面に一対の磁気異方性部を形成
    するとともに、この磁気異方性部の周囲に、励磁電源に
    接続された励磁コイルと、トルク伝達軸に印加されるト
    ルクの大小に応じた信号を出力可能な一対の検出コイル
    とを配置して、両検出コイルからの検出信号の差にもと
    づいて前記トルクの大きさを測定するようにした磁歪式
    のトルクセン号において、 前記励磁電源と励磁コイルとによつて構成される励磁側
    回路に、トルクセンサの感度の温度特性を補償するため
    の感温抵抗を組み込み、前記各検出コイルをそれぞれ含
    んだ一対の検出側回路に、アンバランスに構成された複
    数の抵抗を組み込んで、前記感温抵抗によつてトルクセ
    ンサの感度の温度特性を補償することにより所定の温度
    係数で変化するに至つた両検出コイルの検出信号の零点
    特性を補償するようにしたことを特徴とするトルクセン
    サの零点補償回路。
JP7469490A 1990-03-23 1990-03-23 トルクセンサの零点補償回路 Pending JPH03273124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7469490A JPH03273124A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 トルクセンサの零点補償回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7469490A JPH03273124A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 トルクセンサの零点補償回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03273124A true JPH03273124A (ja) 1991-12-04

Family

ID=13554594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7469490A Pending JPH03273124A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 トルクセンサの零点補償回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03273124A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4233848A (en) Strain gauge pressure transducer apparatus having an improved impedance bridge
EP0981760B1 (en) Conditioner circuit for torque sensor
US3967188A (en) Temperature compensation circuit for sensor of physical variables such as temperature and pressure
JPH0351733A (ja) 半導体圧力センサの増巾補償回路
JPS6144242B2 (ja)
JP2673636B2 (ja) 磁歪式トルクセンサ用処理回路
US5608318A (en) Inductive sensor circuit with coil resistance compensation
US5412998A (en) Torque measuring system
JPH0432617Y2 (ja)
US6107861A (en) Circuit for self compensation of silicon strain gauge pressure transmitters
JPH03273124A (ja) トルクセンサの零点補償回路
JP2001356059A (ja) トルク測定装置および測定方法
JP2564049B2 (ja) トルクセンサの温度補償装置
EP0709660A1 (en) Sensor and a method for temperature compensating for span variation in the sensor
JP2842466B2 (ja) トルク測定装置
US3199354A (en) Compensated measuring circuit
US4001669A (en) Compensating bridge circuit
JPH09232647A (ja) ホール素子駆動回路
JPH04175626A (ja) トルクセンサの特性補償方法
JP2831206B2 (ja) 磁歪式トルクセンサ
JPH04296627A (ja) トルク測定装置の温度補償装置
RU2085962C1 (ru) Устройство для измерения магнитных полей
JPH04357428A (ja) トルクセンサの温度特性の補償装置
JPS59196416A (ja) 信号変換回路
JPH03273125A (ja) トルクセンサの感度補償回路