JP2017015613A - 磁歪式トルクセンサ、及びこれを備える電動パワーステアリング装置 - Google Patents

磁歪式トルクセンサ、及びこれを備える電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性の高い磁歪式トルクセンサ等を提供する。
【解決手段】磁歪式トルクセンサ18は、ピニオン軸14に設けられる磁歪部と、前記磁歪部を囲むように配置される検出用コイル183a,183b及びバイアスコイル182と、バイアスコイル182にバイアス電流を供給するバイアス電流回路184aと、ピニオン軸14に作用する操舵トルクを演算するトルク検出IC184cと、第1配線U1及び第2配線U2を有する給電配線と、第1配線U1に接続される第1コンデンサ184dと、第2配線U2に接続される第2コンデンサ184eと、第2配線U2に設けられ、トルク検出IC184cの起動時に、電源Aから第2コンデンサ184eへの電力供給を遮断する第1スイッチング素子184fと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、操舵トルクを検出する磁歪式トルクセンサ等に関する。
ステアリングホイールの操舵トルクを検出する磁歪式トルクセンサとして、例えば、以下に示す技術が知られている。すなわち、特許文献1には、磁歪膜を囲繞するように軸材に巻回される検出コイル及びバイアスコイルを有し、前記した検出コイルに交流成分電流を通電するとともに、バイアスコイルに直流成分電流を通電する磁歪式トルクセンサについて記載されている。
特開2014−219217号公報
特許文献1では、軸材に過大な捩じりトルクが加わった場合でも、磁歪膜に十分に大きなバイアス磁界を作用させることで、磁歪膜における磁気モーメントのヒステリシス特性を維持するようにしている。前記したバイアス磁界を発生させるバイアス電流や、トルク検出回路の駆動電流等の変動を抑制するために、静電容量の比較的大きいコンデンサをトルク検出回路の入力側に設けることが多い。
しかしながら、前記したように、静電容量の比較的大きいコンデンサを設けると、システムを起動(IG−ON)する際、コンデンサの充電に多くの時間を要したり、場合によっては、突入電流が流れてECUやコネクタに不具合が生じたりする可能性がある。また、システムを終了(IG−OFF)した後も、コンデンサに蓄えられた電荷によってトルク検出回路がしばらく駆動するため、場合によっては、システムの誤動作が生じる可能性もある。
そこで、本発明は、信頼性の高い磁歪式トルクセンサ等を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するための手段として、本発明に係る磁歪式トルクセンサは、操舵トルクが作用するシャフトに設けられる磁歪部と、前記磁歪部を囲むように配置され、前記磁歪部の磁気特性の変化を検出するための検出用コイルと、前記磁歪部を囲むように配置され、前記磁歪部に作用するバイアス磁界を発生させるためのバイアスコイルと、前記バイアス磁界の発生源となるバイアス電流を前記バイアスコイルに供給するバイアス電流回路と、前記検出用コイルに流れる電流に基づいて、前記シャフトに作用する操舵トルクを演算する演算回路と、第1配線及び第2配線を有し、電源からの電力を、前記演算回路に前記第1配線を介して供給するとともに、前記バイアス電流回路に前記第1配線及び前記第2配線を介して供給する給電配線と、を備える磁歪式トルクセンサであって、前記第1配線に接続され、前記電源からの電荷を蓄電する第1蓄電手段と、前記第2配線に接続され、前記電源からの電荷を蓄電する第2蓄電手段と、前記第2配線に設けられ、前記演算回路の起動時に、前記電源から前記第2蓄電手段への電力供給を遮断する第1スイッチと、をさらに備えることを特徴とする。
このような構成によれば、演算回路の起動時に、電源から第1配線を介して第1蓄電手段が充電される。また、演算回路の起動時に、電源から第2蓄電手段への電力供給が、第1スイッチによって遮断される。したがって、第1蓄電手段及び第2蓄電手段の充電を並行して行う場合と比較して、第1蓄電手段の充電を短時間で行うことができ、演算回路の立ち上がりに要する時間を従来よりも短縮できる。また、演算回路の起動直後に流れる突入電流を抑制し、ひいては、信頼性の高い磁歪式トルクセンサを提供できる。
また、前記第2配線に接続され、前記演算回路の使用終了時に、前記第2蓄電手段に蓄電された電荷を放電するとともに、前記第1蓄電手段に蓄電された電荷を前記第1スイッチと協働して放電する第2スイッチを備えることが好ましい。
このような構成によれば、演算回路の使用終了時に、第2蓄電手段に蓄電された電荷が第2スイッチによって放電されるとともに、第1蓄電手段に蓄電された電荷が第1スイッチ及び第2スイッチによって放電される。つまり、第1蓄電手段の放電と、第2蓄電手段の放電と、が並行して行われる。したがって、静電容量の比較的大きい一つの蓄電手段の放電を行う従来技術と比較して、第1蓄電手段及び第2蓄電手段の放電を短時間で行い、演算回路における操舵トルクの演算処理を速やかに停止できる。これによって、使用終了後も演算回路が駆動し続けることを防止し、ひいては、演算回路の誤動作を防止できる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、前記した磁歪式トルクセンサを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、前記した磁歪式トルクセンサを備える電動パワーステアリング装置を提供できる。
本発明によれば、信頼性の高い磁歪式トルクセンサ等を提供できる。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成図である。 磁歪式トルクセンサの説明図である。 トルクセンサ回路の構成図である。 システム起動時にトルク検出ICが実行する処理を示すフローチャートである。 システム起動時における第1スイッチング素子・第2スイッチング素子の状態、及び第1コンデンサ・第2コンデンサの電圧の変化を示すタイムチャートである。 システム終了時にトルク検出ICが実行する処理を示すフローチャートである。 システム終了時における第1スイッチング素子・第2スイッチング素子の状態、及び第1コンデンサ・第2コンデンサの電圧の変化を示すタイムチャートである。
≪実施形態≫
<電動パワーステアリング装置の構成>
図1は、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置10の構成図である。
電動パワーステアリング装置10は、運転者によって操舵されるステアリングホイール11の操舵トルクと、モータ21によって発生させる補助操舵トルクと、によって転舵輪Kを転舵する装置である。図1に示すように、電動パワーステアリング装置10は、ステアリングホイール11と、ステアリング軸12と、ユニバーサルジョイント13a,13bと、ピニオン軸14(シャフト)と、ウォームホイールギア15と、ラック軸16と、タイロッド17と、磁歪式トルクセンサ18と、ECU19と、インバータ20と、モータ21と、ウォームギア22と、を備えている。
ステアリングホイール11は、運転者によって操舵される操向ハンドルである。
ステアリング軸12は、ステアリングホイール11に固定される軸部材である。
ユニバーサルジョイント13a,13bは、ステアリング軸12とピニオン軸14とを連結する自在継手である。
ピニオン軸14は、その下部にピニオンギア14aが形成された軸部材である。ピニオン軸14の上部・中間部・下部には軸受E1,E2,E3が設置され、これらの軸受E1,E2,E3によってピニオン軸14が回転自在に軸支されている。また、ステアリングホイール11に作用する操舵トルクは、ステアリング軸12及びユニバーサルジョイント13a,13bを介してピニオン軸14に伝達される。
ウォームホイールギア15は、ピニオン軸14に同軸で固定され、後記するウォームギア22に噛合している。
ラック軸16は、ピニオンギア14aに噛合するラックギア16aが形成された軸部材であり、車幅方向に延びている。そして、ピニオン軸14が回転すると、ラック軸16が車幅方向に移動するようになっている。
タイロッド17は、ラック軸16の両端と、左右の転舵輪K(前輪)のナックルアーム(図示せず)と、を連結するものである。そして、ラック軸16が車幅方向に移動すると、前記したナックルアームを介して、転舵輪Kの舵角が変化するようになっている。
磁歪式トルクセンサ18は、ピニオン軸14に作用する操舵トルクを検出するセンサであり、ピニオン軸14に設置されている。磁歪式トルクセンサ18は、互いに異なる向きの磁気異方性が付与された磁歪膜181a,181b(磁歪部)と、この磁歪膜181a,181bを囲むように配置されたバイアスコイル182及び検出用コイル183a,183bと、操舵トルクを検出(演算)するトルクセンサ回路184と、を備えている。磁歪式トルクセンサ18の詳細については後記するが、操舵トルクの向き・大きさを示す信号が、トルクセンサ回路184からECU19に出力される。
ECU19は、トルクセンサ回路184から入力される信号や、車速センサ(図示せず)の検出値等に基づいて、モータ21を駆動するための目標アシスト電流を算出する機能を有している。例えば、操舵トルクが大きくなるにつれて目標アシスト電流が大きな値に設定され、また、車速が大きくなるにつれて目標アシスト電流が小さな値に設定される。
また、ECU19は、インバータ20に設置された電流センサFの検出値と、モータ21に設置された回転速度センサGの検出値と、に基づいて、周知の回転座標系における実電流値を算出する機能も有している。そして、ECU19は、前記した実電流値を目標アシスト電流に近づけるようにPWM信号(Pulse Width Modulation)を生成し、このPWM信号をインバータ20に出力する。
インバータ20は、直流電力を交流電力に変換する電力変換器であり、複数のスイッチング素子(図示せず)を備えている。そして、ECU19から入力されるPWM信号によってスイッチング素子のオン/オフが切り替わり、モータ21に所定の交流電力が供給されるようになっている。
モータ21は、転舵輪Kを転舵するための補助操舵力を発生させる電動機であり、前記した交流電力によって駆動する。
ウォームギア22は、モータ21で発生したトルクをウォームホイールギア15に伝達するギアであり、モータ21の回転軸に固定されている。そして、モータ21が駆動することによって、モータ21のトルクが、ウォームギア22及びウォームホイールギア15を介してピニオン軸14に伝達され、転舵輪Kが転舵される。
<磁歪式トルクセンサの構成>
図2は、磁歪式トルクセンサ18の説明図である。なお、図2に示すバイアス電流回路184a、コイル励磁回路184b、及びトルク検出IC184c(演算回路)は、図1に示すトルクセンサ回路184に含まれる。
また、図2では図示を省略したが、ピニオン軸14には、前記した磁歪膜181a,181b(図1参照)が設けられている。この磁歪膜181a,181bは、例えば、Fe−Ni系の磁歪材を、めっき法によってピニオン軸14の周壁面に設けたものである。なお、磁歪膜181a,181bを構成する磁歪材は、Fe−Co合金やSm−Fe合金であってよい。また、溶射法、スパッタ法、蒸着法、接着法等によって磁歪膜181a,181bを設けてもよい。
これらの磁歪膜181a,181bには、例えば、高周波誘導加熱によって、互いに異なる向きの磁気異方性が付与されている。そして、ピニオン軸14に操舵トルクが作用することで、磁歪膜181a,181bの透磁率(磁気特性)が変化するようになっている。
図2に示すバイアスコイル182は、磁歪膜181a,181bに作用するバイアス磁界を発生させるためのコイルである。バイアスコイル182は、磁歪膜181a,181bに設置される円筒状のボビンB1(図1参照)に巻回され、磁歪膜181a,181bを囲むように配置されている。このバイアスコイル182に直流のバイアス電流を流すことで、磁歪膜181aの各磁気モーメントの向きが揃うとともに、磁歪膜181aが磁気的な飽和状態(飽和磁化、飽和磁束密度)に近づく。なお、他方の磁歪膜181bについても、同様のことがいえる。これによって、後記する検出用コイル183aのインダクタンスが磁歪膜181aの磁束によって変化しやすくなるとともに、検出用コイル183bのインダクタンスが磁歪膜181bの磁束によって変化しやすくなる。したがって、ピニオン軸14に作用する操舵トルクを、検出用コイル183a,183bに流れる電流に基づいて高精度で検出できる。
バイアス電流回路184aは、バイアス磁界の発生源となるバイアス電流をバイアスコイル182に供給する回路である。図2に示す例では、バイアス電流回路184aは、スイッチング素子S1と、還流ダイオードD1と、抵抗R11〜R14と、オペアンプM1と、コンデンサC1と、を備えている。
スイッチング素子S1のコレクタ端子は、バイアスコイル182の一端mに接続されるとともに、抵抗R11及び還流ダイオードD1を介して、バイアスコイル182の他端nに接続されている。スイッチング素子S1のエミッタ端子は、抵抗R12を介して接地されている。スイッチング素子S1のベース端子は、抵抗R13を介して、オペアンプM1の出力側に接続されている。
オペアンプM1の非反転入力端子(+)は、コンデンサC1の正側に接続されるとともに、抵抗R14を介してトルク検出IC184cに接続されている。オペアンプM1の反転入力端子(−)は、スイッチング素子S1のエミッタ端子に接続されている。そして、スイッチング素子S1のベース・エミッタ間に直流電圧もしくは矩形波状の電圧が印加され、そのデューティに対応する大きさの直流電流がバイアスコイル182に流れるようになっている。
なお、図2に示す第2コンデンサ184e、第2スイッチング素子184h、及び抵抗184iについては後記する。
図2に示す検出用コイル183aは、磁歪膜181a(図1参照)の磁気特性の変化を検出するためのコイルである。図2に示す例では、バイアスコイル182の径方向外側に設置される円筒状のボビンB2(図1参照)に検出用コイル183aが巻回され、磁歪膜181aを囲むように配置されている。他方の検出用コイル183bも同様に、磁歪膜181bを囲むように配置されている。なお、バイアスコイル182、検出用コイル183a,183b、ボビンB1,B2等は、ハウジング(図示せず)に収容されている。
図2に示すコイル励磁回路184bは、検出用コイル183a,183bに交流電流を流すことによって、検出用コイル183a,183bを励磁する回路である。図2に示す例では、コイル励磁回路184bは、スイッチング素子S2と、還流ダイオードD2と、を備えている。
スイッチング素子S2のコレクタ端子は、検出用コイル183a,183bの一端pに接続されるとともに、還流ダイオードD2等を介して電源(図2では電圧VCCと表記)に接続されている。スイッチング素子S2のエミッタ端子は、接地されている。そして、スイッチング素子S2のベース・エミッタ間に矩形波状の電圧VEXが印加されることで、検出用コイル183a,183bに所定の交流電流が流れるようになっている。
なお、ピニオン軸14に操舵トルクが作用して磁歪膜181a,181bの透磁率が変化すると、検出用コイル183a,183bのインダクタンスが変化し、さらに、検出用コイル183a,183bに流れる電流が変化する。前記した電流の変化に基づき、次に説明するトルク検出IC184cにおいて、操舵トルクが演算される。
トルク検出IC184cは、検出用コイル183a,183bに流れる電流に基づいて、ピニオン軸14に作用する操舵トルクを演算する回路である。図2に示す例では、トルク検出IC184cは、ダンピング抵抗R3,R4と、ボトムホールド回路H3,H4と、オペアンプJと、を備えている。
一方のボトムホールド回路H3の入力側は、検出用コイル183aの他端qaに接続されるとともに、ダンピング抵抗R3を介して電源(図2では電圧VCCと表記)に接続されている。他方のボトムホールド回路H4の入力側は、検出用コイル183bの他端qbに接続されるとともに、ダンピング抵抗R4を介して電源(図2では電圧VCCと表記)に接続されている。
ボトムホールド回路H3,H4の出力側は、オペアンプJに接続されるとともに、ECU19にも接続されている。そして、ボトムホールド回路H3,H4によってホールドされたボトム電圧の差分をオペアンプJによって増幅し、増幅後の値VをECU19に出力するようになっている。この値Vは、操舵トルクの向き・大きさを示す値として、ECU19において、モータ21の目標アシスト電流を算出する際に用いられる。ボトムホールド回路H3,H4からECU19に出力される値V3,V4は、例えば、磁歪式トルクセンサ18の異常の有無の判定に用いられる。
なお、バイアス電流回路184a、コイル励磁回路184b、及びトルク検出IC184cの構成は、図2に示す例に限定されない。例えば、トルク検出IC184cにおいて、周知の位相差方式で操舵トルクを検出するようにしてもよい。
図3は、トルクセンサ回路184の構成図である。
トルクセンサ回路184は、前記したバイアス電流回路184a、コイル励磁回路184b、及びトルク検出IC184cの他に、第1配線U1(給電配線)と、第2配線U2(給電配線)と、第1コンデンサ184d(第1蓄電手段)と、第2コンデンサ184e(第2蓄電手段)と、第1スイッチング素子184f(第1スイッチ)と、第2スイッチング素子184h(第2スイッチ)と、抵抗184g,184iと、を備えている。
第1配線U1は、トルク検出IC184cと電源Aとを接続する給電配線である。
第2配線U2は、自身及び第1配線U1(一部)を介して、バイアス電流回路184aと電源Aとを接続する給電配線である。すなわち、前記した第2配線U2の一端はバイアス電流回路184aに接続され、第2配線U2の他端は第1配線U1に接続されている。なお、図3に示すコネクタNは、トルクセンサ回路184とECU19とを接続するとともに、トルクセンサ回路184と電源Aとを接続するものである。
第1コンデンサ184dは、バイアス電流回路184aやトルク検出IC184cに印加される電圧の変動を抑制するためのコンデンサである。第1コンデンサ184dの正側は第1配線U1に接続され、負側は接地されている。なお、従来技術において単独で蓄電機能を担っていたコンデンサ(図示せず)よりも、第1コンデンサ184dの静電容量を小さくすることが好ましい。静電容量の不足分は、第2コンデンサ184eによって補われるからである。
第2コンデンサ184eも、第1コンデンサ184dと同様に、バイアス電流回路184aやトルク検出IC184cに印加される電圧の変動を抑制するためのコンデンサである。第2コンデンサ184eの正側は第2配線U2に接続され、負側は接地されている。ちなみに、第1コンデンサ184d及び第2コンデンサ184eは、一方の静電容量が他方の静電容量よりも大きくてもよいし、また、静電容量が同一であってもよい。
第1スイッチング素子184fは、第2配線U2に設けられ、トルク検出IC184cの起動時に、電源Aから第2コンデンサ184eへの電力供給を遮断する機能を有している。第1スイッチング素子184fのコレクタ端子は、第2配線U2(一部)を介してバイアス電流回路184aに接続されている。第1スイッチング素子184fのエミッタ端子は、第2配線U2(一部)及び第1配線U1(一部)を介して電源Aに接続されるとともに、トルク検出IC184cにも接続されている。第1スイッチング素子184fのベース端子は、トルク検出IC184cに接続されている。そして、ベース・エミッタ間の電圧(つまり、トルク検出IC184cからの信号)によって、第1スイッチング素子184fのオン/オフが切り替わるようになっている。
抵抗184gは、第1スイッチング素子184fのベース・エミッタ間の電圧を確保するための抵抗であり、第1スイッチング素子184fのベース端子及びエミッタ端子に接続されている。
第2スイッチング素子184hは、トルク検出IC184cの使用終了時に、第2コンデンサ184eに蓄電された電荷を放電するとともに、第1コンデンサ184dに蓄電された電荷を第1スイッチング素子184fと協働して放電する機能を有している。第2スイッチング素子184hのコレクタ端子は、第2配線U2に接続されている。第2スイッチング素子184hのエミッタ端子は、抵抗184iを介して接地されている。第2スイッチング素子184hのベース端子は、トルク検出IC184cに接続されている。そして、ベース・エミッタ間の電圧(つまり、トルク検出IC184cからの信号)によって、第2スイッチング素子184hのオン/オフが切り替わるようになっている。
抵抗184iは、第1コンデンサ184d及び第2コンデンサ184eを放電するための抵抗であり、第2スイッチング素子184hのエミッタ端子に接続されている。
<トルク検出ICの処理:起動時>
図4は、システム起動時にトルク検出IC184cが実行する処理を示すフローチャートである(適宜、図3も参照)。なお、「START」時には、イグニッションスイッチIG(図示せず)がオフになっているものとする。
ステップS101においてトルク検出IC184cは、イグニッションスイッチIGがオンに切り替えられたか否かを判定する。なお、イグニッションスイッチIGのオン/オフを示す信号は、ECU19を介してトルク検出IC184cに入力される。
ステップS101においてイグニッションスイッチIGがオンに切り替えられた場合(S101:Yes)、トルク検出IC184cの処理はステップS102に進む。一方、イグニッションスイッチIGがオンに切り替えられていない場合(S101:No)、トルク検出IC184cはステップS101の処理を繰り返す。
ステップS102においてトルク検出IC184cは、第1スイッチング素子184f(SW1)をオフ状態にするとともに、第2スイッチング素子184h(SW2)もオフ状態にする。
図5は、システム起動時における第1スイッチング素子184f・第2スイッチング素子184hの状態、及び第1コンデンサ184d・第2コンデンサ184eの電圧の変化を示すタイムチャートである。
図5の時刻t0においてイグニッションスイッチIGがオンに切り替えられた直後に(S101:Yes)、電源Aと各機器とを接続/遮断するコンタクタ(図示せず)が接続状態に切り替えられる。その結果、第1配線U1を介して第1コンデンサ184dに電荷が供給され、第1コンデンサ184dが速やかに充電される(図5(c)の満充電の電圧V1を参照)。次に説明するように、第1スイッチング素子184fは、イグニッションスイッチIGがオンに切り替えられてから所定時間Δtが経過するまではオフ状態で維持される(S102、図5(a)参照)。したがって、前記した所定時間Δtが経過するまでは、第2コンデンサ184eは充電されない(図5(d)参照)。
ちなみに、第2コンデンサ184eが充電されていない状態でも、トルク検出IC184c及びコイル励磁回路184bには電力供給されるため、操舵トルクに応じてモータ21を駆動することが可能である。バイアス電流回路184aが駆動しなくても、磁歪膜181a,181bには磁気異方性が付与されているため、検出精度が若干劣るものの、検出用コイル183a,183bに流れる電流に基づいて操舵トルクを検出できるからである。
また、前記したように、第1コンデンサ184dとして静電容量の比較的小さいものを用いることで、第1コンデンサ184dを短時間で充電できる。したがって、システムの立上がりに要する時間を従来よりも短縮できる。また、起動直後に流れる突入電流を抑制し、ひいてはトルクセンサ回路184やECU19に不具合が発生することを防止できる。
再び、図4に戻って説明を続ける。
ステップS102の処理を行った後、ステップS103においてトルク検出IC184cは、起動時(S101:Yes、図5の時刻t0)から所定時間Δtが経過したか否かを判定する。この所定時間Δtは、第1スイッチング素子184fを起動時からオフ状態で維持する時間であり、第1コンデンサ184dが満充電になる時間(図5(c)の電圧V1に達するまでの時間)よりも長くなるように設定されている。
ステップS103において起動時から所定時間Δtが経過した場合(S103:Yes)、トルク検出IC184cの処理はステップS104に進む。一方、起動時から所定時間Δtが経過していない場合(S103:No)、トルク検出IC184cの処理はステップS102に戻る。
ステップS104においてトルク検出IC184cは、第1スイッチング素子184f(SW1)をオンに切り替え(図5(a)参照)、第2スイッチング素子184h(SW2)をオフ状態で維持する(図5(b)参照)。これによって、電源Aから第1配線U1及び第2配線U2を介して第2コンデンサ184eに電荷が供給され、第2コンデンサ184eが充電される(図5(d)の満充電の電圧V2を参照)。その結果、コイル励磁回路184bによってバイアス磁界を発生させ、前記したように、操舵トルクを高精度で検出できる。
なお、図4では省略したが、ステップS104の処理を行った後、トルク検出IC184cは、検出用コイル183a,183bに流れる電流に基づいて操舵トルクを検出(演算)し、その検出結果をECU19に出力する。
<トルク検出ICの処理:終了時>
図6は、システム終了時にトルク検出IC184cが実行する処理を示すフローチャートである(適宜、図3も参照)。なお、「START」時には、イグニッションスイッチIG(図示せず)がオンになっており、第1スイッチング素子184fはオン状態、第2スイッチング素子184hはオフ状態であるものとする。
ステップS201においてトルク検出IC184cは、イグニッションスイッチIGがオフに切り替えられたか否かを判定する。イグニッションスイッチIGがオフに切り替えられた場合(S201:Yes)、トルク検出IC184cの処理はステップS202に進む。一方、イグニッションスイッチIGがオフに切り替えられていない場合(S201:No)、トルク検出IC184cはステップS201の処理を繰り返す。
ステップS202においてトルク検出IC184cは、第1スイッチング素子184f(SW1)をオン状態で維持するとともに、第2スイッチング素子184h(SW2)をオフからオンに切り替える。
図7は、システム終了時における第1スイッチング素子184f・第2スイッチング素子184hの状態、及び第1コンデンサ184d・第2コンデンサ184eの電圧の変化を示すタイムチャートである。
図7に示す例では、イグニッションスイッチIGがオフに切り替えられた時刻t1において(S201:Yes)、第2スイッチング素子184hがオフからオンに切り替えられている(S202、図7(b)参照)。これによって、第2コンデンサ184eに蓄電されていた電荷が、第2配線U2及び第2スイッチング素子184hを介して放電される(図7(d)参照)。
また、第1コンデンサ184dに蓄電されていた電荷が、第1配線U1、第1スイッチング素子184f、第2配線U2、及び第2スイッチング素子184hを介して放電される(図7(c)参照)。つまり、第1スイッチング素子184f及び第2スイッチング素子184hが協働することで、第1コンデンサ184dの放電が行われる。このように第1コンデンサ184dからの放電と、第2コンデンサ184eからの放電と、が並行して行われるため(図7(c)、(d)参照)、静電容量の比較的大きな一つのコンデンサを用いる従来技術に比べて、放電に要する時間を大幅に短縮できる。
図6のステップS203においてトルク検出IC184cは、第1コンデンサ184dの電圧Vが所定値V1以下になったか否かを判定する。前記した所定値V1は、トルク検出IC184cのリセット処理(S204)を開始するか否かの判定基準となる閾値である。
ステップS203において第1コンデンサ184dの電圧Vが所定値V1以下になった場合(S203:Yes)、トルク検出IC184cの処理はステップS204に進む。一方、第1コンデンサ184dの電圧Vが所定値V1以下になっていない場合(S203:No)、トルク検出IC184cの処理はステップS202に戻る。
ステップS204においてトルク検出IC184cは、リセット処理を行う。
ステップS205においてトルク検出IC184cは、第1スイッチング素子184f及び第2スイッチング素子184hをオフにする(図7(a)、(b)参照)。なお、トルク検出IC184cにてリセット処理が行われた後は、ECU19やトルクセンサ回路184の抵抗成分によって、第1コンデンサ184d及び第2コンデンサ184eの放電が緩やかに進む(図7(c)、(d)参照)。
ステップS205の処理を行った後、トルク検出IC184cは処理を終了する(END)。
<効果>
本実施形態では、システム起動時において、トルク検出IC184cが、第1コンデンサ184dの充電を行った後(S102)、第1スイッチング素子184fをオンに切り替えて(S104)、第2コンデンサ184eの充電を行う。このように第1コンデンサ184d及び第2コンデンサ184eの充電を順次に行うことで、前記したように、システムの立上がりに要する時間を短縮できる。また、第1コンデンサ184dとして静電容量が比較的小さいものを用いることで、起動直後に流れる突入電流を抑制し、ひいてはトルクセンサ回路184等に不具合が生じることを防止できる。
また、電源電圧が変動したり、電気的な接触不良等に伴う瞬断が生じたりした場合でも、第1コンデンサ184d及び第2コンデンサ184eの充放電によって、操舵トルクの検出値の変動(誤検出)を抑制できる。第2コンデンサ184eを設けることで、第1コンデンサ184dとともに十分な静電容量を確保できるからである。したがって、前記した事態が生じた場合でも、運転者の意図しない転舵が行われることを防止できる。
また、システム終了時において、第1コンデンサ184dの放電と、第2コンデンサ184eの放電と、が並行して行われる(S202)。なお、静電容量の大きな一つのコンデンサの放電を行う従来技術では、コンデンサに充電された電荷によってトルク検出IC184cがしばらく駆動するため、場合によっては、異常発生の誤報知等の不具合を生じる可能性があった。これに対して本実施形態では、第1コンデンサ184d及び第2コンデンサ184eの放電が従来よりも速やかに行われるため、前記した不具合が生じるおそれはほとんどない。このように本実施形態によれば、信頼性の高い磁歪式トルクセンサ18及び電動パワーステアリング装置10を提供できる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る電動パワーステアリング装置10等について実施形態により説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、実施形態では、バイアスコイル182の径方向外側に検出用コイル183a,183bを配置する構成について説明したが(図2参照)、これに限らない。すなわち、バイアスコイル182の径方向内側に検出用コイル183a,183bを配置してもよい。
また、実施形態では、ピニオンアシスト式の電動パワーステアリング装置10について説明したが、これに限らない。例えば、周知のコラムアシスト式、ラックアシスト式、又はステア・バイ・ワイヤ式の電動パワーステアリング装置についても、実施形態を適用できる。
また、実施形態で説明した構成(図3参照)から第2スイッチング素子184h及び抵抗184iを省略してもよい。このような構成でも、起動時に実施形態と同様の処理(図4参照)を行うことで、システムの立上がりに要する時間を短縮できるとともに、起動直後に流れる突入電流を抑制できる。
また、実施形態では、第1スイッチング素子184f(図3参照)及び第2スイッチング素子184h(図3参照)としてトランジスタを用いる例について説明したが、これに限らない。すなわち、第1スイッチング素子184f及び第2スイッチング素子184hとして、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いてもよい。
10 電動パワーステアリング装置
14 ピニオン軸(シャフト)
18 磁歪式トルクセンサ
181a,181b 磁歪膜(磁歪部)
182 バイアスコイル
183a,183b 検出用コイル
184 トルクセンサ回路
184a バイアス電流回路
184b コイル励磁回路
184c トルク検出IC(演算回路)
184d 第1コンデンサ(第1蓄電手段)
184e 第2コンデンサ(第2蓄電手段)
184f 第1スイッチング素子(第1スイッチ)
184h 第2スイッチング素子(第2スイッチ)
A 電源
U1 第1配線(給電配線)
U2 第2配線(給電配線)

Claims (3)

  1. 操舵トルクが作用するシャフトに設けられる磁歪部と、
    前記磁歪部を囲むように配置され、前記磁歪部の磁気特性の変化を検出するための検出用コイルと、
    前記磁歪部を囲むように配置され、前記磁歪部に作用するバイアス磁界を発生させるためのバイアスコイルと、
    前記バイアス磁界の発生源となるバイアス電流を前記バイアスコイルに供給するバイアス電流回路と、
    前記検出用コイルに流れる電流に基づいて、前記シャフトに作用する操舵トルクを演算する演算回路と、
    第1配線及び第2配線を有し、電源からの電力を、前記演算回路に前記第1配線を介して供給するとともに、前記バイアス電流回路に前記第1配線及び前記第2配線を介して供給する給電配線と、を備える磁歪式トルクセンサであって、
    前記第1配線に接続され、前記電源からの電荷を蓄電する第1蓄電手段と、
    前記第2配線に接続され、前記電源からの電荷を蓄電する第2蓄電手段と、
    前記第2配線に設けられ、前記演算回路の起動時に、前記電源から前記第2蓄電手段への電力供給を遮断する第1スイッチと、をさらに備えること
    を特徴とする磁歪式トルクセンサ。
  2. 前記第2配線に接続され、前記演算回路の使用終了時に、前記第2蓄電手段に蓄電された電荷を放電するとともに、前記第1蓄電手段に蓄電された電荷を前記第1スイッチと協働して放電する第2スイッチを備えること
    を特徴とする請求項1に記載の磁歪式トルクセンサ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の磁歪式トルクセンサを備えること
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
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