JPH0527249Y2 - - Google Patents

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JPH0527249Y2
JPH0527249Y2 JP4399688U JP4399688U JPH0527249Y2 JP H0527249 Y2 JPH0527249 Y2 JP H0527249Y2 JP 4399688 U JP4399688 U JP 4399688U JP 4399688 U JP4399688 U JP 4399688U JP H0527249 Y2 JPH0527249 Y2 JP H0527249Y2
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hole
core pin
mold
rod member
cavity
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、金型にコアピンが設けられたダイ
カスト装置、特に、コアピンを押える押え部材の
改良に関するものである。
[従来技術] 従来のこの種のものとしては、例えば第3図お
よび第4図に示すようなものがある。図中符号1
は金型で、この金型1には、キヤビテイK側から
外部Oまで貫通する貫通孔1aが形成され、この
貫通孔1aのキヤビテイ側段部1bが小径に設定
されている。この貫通孔1a内には、コアピン2
およびこのコアピン2を押える押え部材3が配設
されており、このキヤビテイ側端部1bが小径と
されていることから、コアピン2はキヤビテイK
側には抜けないようになつている。また、押え部
材3は、コアピン2と連結され、外部側端部3a
にネジが刻設され、この外部側端部3aが貫通孔
1a内壁に螺合されることにより押えられてい
る。この押え部材3は六角凹部3bを利用して着
脱できるようになつている。
これで、コアピン2の先端部2aがキヤビテイ
K内に突出した状態で押え部材3により固定され
ている。
ところで、この金型1は、鋳造時の耐圧性等を
考慮してある程度、厚くしなければならないこと
から、所定長さの押え部材3を用いてコアピン2
を押えるようにしている。
なお、図中符号4は油圧シリンダ側のプレート
である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のダイカスト装
置にあつては、押え部材3がある程度長くなつて
いるため、欠損等によるコアピン2の交換時には
押え部材3を抜くのに所定のストロークを要する
が、図に示すように、油圧シリンダ側のプレート
4等の部材が、装置小型化等の観点から押え部材
3のスライド軌跡上の近傍に配設されている場合
には、このプレート4を外さなければ、コアピン
2を交換できず、作業性が非常に悪い、という問
題が発生する。
[課題を解決するための手段] この考案は、かかる従来の課題を解決するた
め、金型にキヤビテイから外部まで貫通する貫通
孔が形成され、該貫通孔のキヤビテイ側が小径に
設定され、該貫通孔の金型外部側からコアピンが
挿入されて該コアピンの先端部が該キヤビテイ内
に突出され、かつ、該コアピンを押える棒状の押
え部材が前記貫通孔の金型外部側から挿入され
て、該押え部材が貫通孔内周壁に着脱自在に取付
けられたダイカスト装置において、前記押え部材
を、複数の棒部材に分割して、前記貫通孔の外部
側に配設される外部棒部材と、該外部棒部材およ
び前記コアピンの間に配設される複数の中間棒部
材とを設け、少なくとも前記各中間棒部材のそれ
ぞれに、互いに連通する連通孔を形成し、該各連
通孔に可撓性を有する線状部材を挿通し、該線状
部材にて前記外部棒部材側と前記コアピン側とを
連結し、さらに、前記外部棒部材を前記金型に着
脱自在に取付ける取付手段を設けたダイカスト装
置としたことを特徴としている。
[作用] かかる手段によれば、コアピンを金型の貫通孔
に外部側から挿入し、このコアピンの先端部をキ
ヤビテイ内に突出させると同時に、中間棒部材並
びに外部棒部材も順次挿入して、この外部棒部材
を取付手段にて金型に固定する。
このようなコアピンのセツト完了状態では、外
部棒部材及び中間棒部材が互いに当接してコアピ
ンを押えることが可能となる。この状態で、金型
のキヤビテイ内に溶湯を注入して鋳造を行うこと
ができる。
次いで、コアピンが欠損等した場合に、このコ
アピンを交換する必要が生じるが、この場合に
は、まず、取付手段を解除して外部棒部材を金型
の貫通孔から引き出す。すると、この外部棒部材
側とコアピンとが中間棒部材内の連通孔を介して
線状部材にて連結されていることから、この外部
棒部材を引き出せば、線状部材により中間棒部材
及びコアピンが引き抜かれコアピンの交換が可能
となる。
このようにすれば、押え部材が分割されて折れ
曲がるため、障害物が、金型貫通孔軸上に存在し
ている場合でも、押え部材をこの貫通孔から引き
抜いてコアピンを交換する際に、従来のようにこ
の障害物を取り外したりする手間が省け、コアピ
ンの交換を容易に行うことができる。
[実施例] 以下、この考案を実施例に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、図中符号11は鋳造用
の金型で、この金型11には、キヤビテイK側か
ら金型外部Oまで貫通する貫通孔11aが形成さ
れ、この貫通孔11aのキヤビテイ側端部11b
は小径に形成されている。
そして、この貫通孔11a内には、コアピン1
2および押え部材13が着脱自在に装着されるよ
うになつている。
このコアピン12は、前記キヤビテイ側端部1
1bまで挿通されて、キヤビテイK内に突出する
小径部12aと、これより大径で貫通孔11a内
に位置する基部12bとから一体成形されてい
る。一方、押え部材13は、複数の中間棒部材1
4、外部棒部材15およびピン側棒部材16に分
割されている。これら各棒部材14,15,16
は互いに、端面14a,15a,16a同士が凹
凸嵌合されて一本の棒状に連結されるようになつ
ている。この中間棒部材14並びに外部棒部材1
5には、それぞれ連通孔14b,15bが形成さ
れ、第2図に示すように、組合わされた状態で
は、それら連通孔14b,15bが連続して挿通
路18が形成されるように設定されている。
また、ピン側棒部材16は、一端部側がノツク
ピン17を介してコアピン12に着脱自在に取付
けられ、他端部側に線状部材としてのワイヤ19
の一端部が取付けられた取付部材20がネジ21
にて取付けられている。このワイヤ19は、前記
挿通路18に挿通され、他端部に把持部材22が
取付けられている。この把持部材22の棒部22
aは、第2図に示すように、前記外部棒部材15
の連通孔15bに挿通されると共に、ストツパ部
22bにより中間棒部材14がワイヤ19から抜
けないようになつている。また、この外部棒部材
15の外周には、雄ネジ部15cが刻設される一
方、貫通孔11aの外部側端部の内周壁には、そ
の雄ネジ部15Cが螺合される雌ネジ部11cが
形成されている。この両ネジ部11c,15cに
て外部棒部材15を金型11に着脱自在に取付け
る取付手段が構成されている。また、この外部棒
部材15の外側端部には、六角凹部15dを利用
して工具にて、この六角凹部15dに図示省略の
レンチを挿入して回転することにより着脱できる
ようになつている。
なお、図中符号22は油圧シリンダ側のプレー
トである。
次に、かかる構成よりなるダイカスト装置の作
用について説明する。
まず、コアピン12のセツト状態では、第2図
に示すように、コアピン12の小径部12aが金
型11aからキヤビテイK内に突出すると共に、
このコアピン12が押え部材13にて押えられ
て、突出状態が維持されるようになつている。
この状態で、キヤビテイK内にプランジヤ等に
て溶湯が射出されて鋳造が行われることとなる。
一方、コアピン12が欠損することにより、こ
のコアピン12を交換する必要が生じた場合に
は、まず、外部棒部材15の六角凹部15dを利
用してネジを緩めて貫通孔11aから外す。そし
て、第1図に示すように、把持部材22を持つ
て、中間棒部材14およびコアピン12を貫通孔
11aから引き出す。しかる後、ノツクピン17
を外して、ピン側棒部材16からコアピン12を
外して交換する。
このようにすると、押え部材13が従来のよう
に一体でなく折曲するため、プレート23が近傍
にあつても、第1図のようにして簡単にコアピン
12を外して交換することができる。
勿論、鋳造時には、各棒部材14,15,16
の各端面14a,15a,16aが互いに嵌合す
ると共に、外部棒部材15が金型11に固定され
ていることから、コアピン12を確実に押えるこ
とができる。
なお、上記実施例では、ワイヤ19をコアピン
12に取付けられたピン側棒部材16に着脱自在
に装着するようにしたが、これに限らず、コアピ
ン12自体に直接着脱自在に取付けるようにでき
ることは勿論である。また、ワイヤ19でなく、
チエーンのようなものを使用できることは言うま
でもない。しかも、この考案の一構成要素である
取付手段も上記実施例のようなネジ止め手段に限
らず、別部材を金型に装着して貫通孔を開閉する
ような手段でも良いことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案によれば、
押え部材を複数に分割すると共に、コアピン側と
外部棒部材とを線状部材で連結するようにしたた
め、金型の貫通孔の軸上の近傍に障害物があつて
も、これを取外す必要なく、コアピンの交換作業
を簡単に行うことができ、という実用上有益な効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案のダイカスト装
置の一実施例を示す図で、第1図はコアピンの取
外し状態を示す断面図、第2図はコアピンのセツ
ト状態を示す断面図、第3図および第4図は従来
例を示す図で、第3図は第2図に相当する断面
図、第4図は第1図に相当する断面図である。 11……金型、11a……貫通孔、11b……
キヤビテイ側端部、12……コアピン、13……
押え部材、14……中間棒部材、15……外部棒
部材、14b,15b……連通孔、19……ワイ
ヤ(線状部材)、11c……雌ネジ部、15c…
…雄ネジ部(取付手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金型にキヤビテイから外部まで貫通する貫通孔
    が形成され、該貫通孔のキヤビテイ側が小径に設
    定され、該貫通孔の金型外部側からコアピンが挿
    入されて該コアピンの先端部が該キヤビテイ内に
    突出され、かつ、該コアピンを押える棒状の押え
    部材が前記貫通孔の金型外部側から挿入されて、
    該押え部材が貫通孔内周壁に着脱自在に取付けら
    れたダイカスト装置において、 前記押え部材を、複数の棒部材に分割して、前
    記貫通孔の外部側に配設される外部棒部材と、該
    外部棒部材および前記コアピンの間に配設される
    複数の中間棒部材とを設け、少なくとも前記各中
    間棒部材のそれぞれに、互いに連通する連通孔を
    形成し、該各連通孔に可撓性を有する線状部材を
    挿通し、該線状部材にて前記外部棒部材側と前記
    コアピン側とを連結し、さらに、前記外部棒部材
    を前記金型に着脱自在に取付ける取付手段を設け
    たことを特徴とするダイカスト装置。
JP4399688U 1988-03-31 1988-03-31 Expired - Lifetime JPH0527249Y2 (ja)

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JPH01151957U JPH01151957U (ja) 1989-10-19
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